JP3992202B2 - 記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法 - Google Patents

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記憶媒体の制御トラック上に情報を記録する方法に関し、特に、ビデオ記録器に用いられる種類のビデオテープの制御トラック(CTLトラック)上に付加的な情報を記録する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
VHS規範によるような,ビデオテープは、例えば、少なくとも1つの制御又はCTLトラックを含み,その上に、対応する制御目的のために機械により使用される,制御及びトリガ情報アイテムが書き込まれる。他の情報アイテムをも同様に書き込むためにCTLトラックを用いることができるように、CTL符号化方法が定義されており、その方法では、図4に示すように、論理ゼロ“0”及び論理1“1”は、記録された制御パルスのデューティ比の変化により、60:40のマーク−スペース比が論理ゼロ“0”用に規定され、27.5:72.5のマーク−スペース比が論理1“1”用に規定される,というように定義される。この定義により、いわゆるVISS(ビデオインデックスサーチシステム)及びVASS(ビデオアドレスサーチシステム)のデータフォーマットが規定され、一方で、VISSデータフォーマットは以下の構成:1ビットがゼロ“0”で、これに続いて61±3ビットが1“1”,さらにこれに続いて1ビットのゼロ“0”,を有し、他方で、VASSデータフォーマットは、4つのヘッダと、3つのBCDデータブロックとを含む。この場合、BCDデータブロックは長さ4ビットであり、1つのヘッダは1ビットのゼロ“0”と、これに続く9ビットの“1”と、さらに続く1ビットのゼロ“0”とからなる。両データフォーマットにおいて、書込み方向において見られる第1ビットのゼロ“0”は、基準位置を形成する。VISSは上記の定義に従い位置マーキング (Index)として用いられ、VASSはアドレス記録として用いられる。さらに、16:9フォーマットは、ビデオ情報としてCTLトラック上に付加的に書き込むことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公知の方法の不利な点は、その限定された有用性であり、すなわち、テープカウント、フィルムタイトル等の付加的な情報アイテムをCTLトラック上に記録することは、このように可能ではない。
【0004】
この発明の目的は、それゆえ、付加的な情報アイテムをCTLトラック上に記録するために用いることのできる記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法を開発することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明(請求項1)に係る記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法は、情報記録機械の記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法において、記録されるべきデータ(X)が、上記制御トラック内におけるデータの曖昧性のない検出を可能にするよう、かつさらに、上記制御トラックへの制御信号の書込みのための規範と衝突しないようなタイプの符号化データ(Y)へ変換されるようにしたものであり、上記情報記録方法によって、上記データ(X)の上記符号化データ(Y)への上記変換は、以下のルールに従って行われるようにしたものである
a)連続する論理ゼロ“0”の数及び論理1“1”の数の各々を、最大値maxに限定すること。
b)上記最大値maxは、上記制御トラックへの書き込みのための規範において用いられる、連続するゼロ“0”、又は1“1”のいかなる可能な組合せの連続する論理ゼロ0”の数および論理1“1”の数の各々よりも小さくなければならないこと。
c)かつ、上記符号化データの直に当該符号化データ検出をオンに切り換えるためのヘッダ、及び上記符号化データの直に当該符号化データ検出をオフに切り換えるためのヘッダを配置すること。
この請求項1による方法により、上述の目的が達成される。
【0006】
また、請求項2以下の従属項はこの発明の有利な改良に関するものである。
【0007】
この発明(請求項2)に係る記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法は、請求項1に記載の記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法において、上記ヘッダは以下のルールに従って形成されるようにしたものである
i)上記データ検出をオンに切り換えるための上記ヘッダは、N個の論理ゼロ“0”からなり、ここで、minN=max+1であり、論理1“1”、又は上記符号化データ(Y)のデータパターンがこれに続く。
ii)上記データ検出をオフに切り換えるための上記ヘッダは、N個の連続する論理ゼロ“0”からなる。
【0008】
この発明(請求項3)に係る記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法は、請求項に記載の記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法において、上記符号化データ(Y)は、固定のデータ長Z≧Nを有するようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下にまず、この発明の概要を述べる。
即ち、テープ記録機械用の記憶媒体、特にビデオ記録器の,制御トラック上に情報を書き込む方法において、記録されるべきデータXは、記憶媒体の制御トラック内のデータの曖昧性のない検出を可能とするようなタイプのコードYへ変換されることが好ましい。一般に、通常は磁化テープによって実現される,記憶媒体の制御トラックは、記録の間、情報アイテム“0”によって占められる。
【0025】
この発明による方法の第1の実施の形態において、データXのデータYへの変換は、以下のルールに従って行われる:
a) 連続する論理ゼロ“0”,及び論理1“1”の数を、最大値maxに制限すること。
b) 上記最大値maxは、上記制御トラックをマークするのに用いられる他の規範において用いられる、連続するゼロ“0”,又は1“1”のいかなる可能な組合せのそれよりも小さくなければならないこと。
c) 符号化されたデータの前,及び後でのデータ検出をオンに切り換えるためのヘッダ,及びオフに切り換えるためのヘッダを配置すること。
この場合、ヘッダは以下のルールに従って形成される。
d) 上記データ検出をオンに切り換えるためのヘッダは、N個の論理ゼロ“0”からなり、ここでminN=max+1であり、論理1“1”,又は任意の代表的なデータパターンがこれに続く。
e) 上記データ検出をオフに切り換えるためのヘッダは、N個の連続する論理ゼロ“0”,又は任意の代表的なデータパターン,若しくはデータストリームの定義された数のビットからなる。
【0026】
符号化を簡単にするために、又は余分な冗長性を避けるために、データ読込みをオンに切り換えるためのヘッダの論理1“1”,又は任意の代表的なデータパターンは、すでに第1のデータブロック,又はむしろヘッダに隣接するデータブロックの符号化の構成部分である。言い換えれば、符号化されたデータのデータブロックは、この場合には、いつも論理1“1”で始まる。この実施の形態において、符号化されたデータブロックは、固定長Z≧Nを有する。
連続する論理ゼロ“0”,又は1“1”の最大値maxは、好ましくは値3に設定される。
【0027】
この発明による方法の第2の実施の形態において、この発明による方法のデータは、少なくとも1つの符号化されたデータブロック,を含むことができ、曖昧性なく検出可能なヘッダは少なくとも1つのデータブロックの前,及び後に伝送され、かつ、データブロックが複数である場合には、後者はヘッダによって分離される。言い換えれば、n個のデータブロックは、ここでnはゼロよりも大きい自然数であるが、n+1個のヘッダを必要とする。この符号化のオプションにおいて、符号化されるべき情報は対応するヘッダの間の、データブロックの長さにより符号化される。長さはこの場合一般に、ヘッダの間に配置される上記CTL符号化方法における,ビット数を意味するもので、つまり対応するヘッダの間で経過する時間ではないと理解される,なぜなら、その時間はテープスピードの関数であり、それゆえ、情報アイテムを符号化するための曖昧性のない手段ではないであろうからである。
【0028】
CTL方法を考慮して、データブロックは、好ましくは対応する数の論理ゼロ“0”によって形成され、ここですでに上述したように、情報はビットの数の中に、すなわち論理ゼロ“0”の個数の中に符号化される。
【0029】
この発明による方法によるヘッダは、多数の論理1“1”を有する代表的なビットパターンを含み、この論理1“1”の数は、ヘッダビットの数より少ない,又は同一である。ヘッダは、好ましくは、2つの論理1“1”、つまりパターン“11”を含む。別のパターンも可能である。
【0030】
この発明による方法の第3の実施の形態は、テープカウンタを修正するのに適しているものであるが、CTLトラック上にトリガ情報アイテムを所定の時間間隔で書き込むものであり、このトリガ情報が異なるパターン、すなわち一般にはビットの数、を持つことは可能であり、それにより異なるトリガ情報アイテムの可変する手段を有利に達成することが可能である。1つの論理1“1”,又は2つの論理1“11”が、各ケースにおいて、所定の時間間隔の終わりにトリガ信号として交互に書き込まれることは好ましい。この場合、1つの実施形態において、論理1“1”が各ケースにおいて偶数個の時間間隔用に書き込まれ、一方2つの論理1“11”のパターンが、奇数個の時間間隔用に書き込まれることは有利である。ビデオ記録器における応用のために選択される適切な時間間隔は1秒であり、それは通常十分である。別の時間間隔の長さも可能であり、対応する要件に依存している。その結果、例えば、もしテープカウンタの誤りが高い場合には、より長い所定の時間間隔が選択される。
【0031】
この発明の好ましい実施の形態は、添付された図面を参照して以下に記述される。
実施の形態1.
図1の上部は、一般的なセクションにおいてすでに明らかにされたルールを用いる、データXからデータYへの変換、例えばX=“000”からY=“100010”への変換を示しており、ここでこのルールを明確性のために繰り返す。
【0032】
a) 連続する論理ゼロ“0”,及び1“1”の数を、定義された最大値maxに制限すること。本件の場合、それゆえ、max=3である。
b) この最大値maxは、他の規範のいかなる可能な組合せよりも小さくなければならず、すなわち、この場合、VASSヘッダによる9つの論理1“1”よりも小さくなければならない。
c) 論理ゼロ“0”の数N(=検出値)の後の第1のデータビットを検出するために、データ検出をオンに切り換えること。ここで、最小値N=max+1であり、このゼロのストリームの後は、論理1“1”,又は任意の他の代表的なパターンが続く。
d) N個の連続するゼロ“0”,又は代表的なデータパターン,若しくはデータストリームの定義された数のビットが検出されたとき、データストリームの最後のビットの後のデータ検出をオフに切り換える。
【0033】
さらに、この実施形態において、符号化されたデータブロックは所定の固定長Zを有し、ここで、Zはmaxよりも大きくなければならず、一般にNより大きい,又は同一であることが規定されている。
【0034】
符号化のさらなる例は、下記の表1において示される。
【0035】
【表1】
Figure 0003992202
【0036】
図1の下部は、図1の上部によるデータ符号化の、CTLデータのデータストリーム1を示している。この場合、maxの値は3であり、検出値は4であり、データブロック長は6ビットである。ポイント2では、4より多くの論理ゼロが検出されており、従って、検出規範は満たされ、ポイント2の論理1“1”は、ブロックの第1のデータビットである。ポイント3では、データブロックはその終端に来ており(Z=6)、従って、ブロック“110010”は検出され、これは符号化されていないデータ値“100”に対応する。その検出は、4つの論理ゼロ“0000”がデータストリーム1内に続いて存在するので、オフに切り換えられる。ポイント4で、その検出が再び活性化される(4つの論理ゼロの後に、論理1が続く)。ポイント4と5の間の第1のデータブロックは、符号化されていない値“110”に対応して値“111000”を有する。次のデータブロックは、続いてポイント6と7の間に位置し、符号化されていない値“111”に対応する内容“101110”を有する。ポイント7の後に、4より多くの論理ゼロがデータストリーム1内に存在し、その結果、データ検出が再び非活性化される。データ検出をオン及びオフに切り換えるための条件は、また、ヘッダとも呼ぶことができる。この例において、完全な前方ヘッダはパターン“00001”であろうし、論理“1”は同時に第1のデータブロックの構成部分であろう。データ伝送を終えるための後方ヘッダは、この場合、パターン“0000”であろう。
【0037】
データストリームの基本的に同一の構造は、表1によるデータの符号化を結果として生じるであろうし、生じたデータストリームは、図1から容易に引き出し得るので、ここで図示しない。
【0038】
この実施形態の利点は、この符号化のデータシーケンスは、代表的なVISS及びVASSデータパターンを除外する、つまり用いないという事実にあり、これにより、曖昧性なく再構築することができ、かつ現存する規範と衝突しないCTLトラック内に、一般的なデータを蓄積することができるという結果を生じるものである。
【0039】
実施の形態2.
図2はこの発明の第2の実施形態を示し、情報は、伝送されたCTLビットのデータブロック長により符号化される。データストリーム1の異なる詳細は、図2に図示される。ここで本質的なことは、データブロックの前,及び後に配置され、この例においては、2つの連続する論理1のパターン“11”によって実現される、曖昧性のないヘッダの使用である。別のヘッダパターンも考えられ、かつ可能である。図2の例において、一番上から一番下までに、4,5,6及び14個の論理ゼロが、対応するヘッダの間に含まれている。これらのランレングスは、今、異なる情報アイテムを割り当てられる。例えば、このパターンは表2において与えられる意味を持つことができる。
【0040】
【表2】
Figure 0003992202
【0041】
第2の実施形態の利点は、データの長さなどに関する制限がないという事実において見ることができる。さらに、情報はデータブロック当たりのビット数にあり、対応するヘッダの間の時間間隔の長さにあるものではないので、テープスピードにおける変更は困難を生じない。長さ符号化,及びデータブロックの前後の同一ヘッダのおかげで、データ媒体の、すなわち好ましい実施形態においてはテープ,の走行方向は、何らの意義を持たない。言い換えれば、この実施形態において、テープのいかなる走行方向(すなわち順又は逆走行の間)におけるデータをも読み込むことが可能である。もし適切であれば、論理“0”のパルスの数は増大することができるので、VISS又はVASS等の現存する規範と衝突する根拠はほとんどない。公知の規範のデータが検出される場合、その時これらのデータはヘッダのために無視される。
【0042】
実施の形態3.
図3は、ビデオ記録器等のテープ機械のテープカウンタを修正するのに用いることのできる、情報アイテムの符号化を示している。もしビデオ記録器が、テープカウンティング(いわゆる線型テープカウンティング)のために、制御トラックのCTLパルスのデータストリームを用いる場合、CTLパルスのカウンティングの間、これらのパルスの幾つかが、ある状況の下で、失われたり又は不正確にカウントされるという問題が生じる。これはとりわけ、テープの走行方向,又はテープスピードにおいて変化があった場合に生じる。この不正確なカウンティングを防ぐ,又は少なくとも減少させるために、代表的なマーキング又はトリガマーキングが、CTLの定義を用いて、所定の、自由に選択可能な時間間隔で、CTLトラック上に書き込まれる。例えば、マーキングは、第3の実施形態による例において、記録モードの間、毎秒、CTLトラック上に書き込まれる。本件の場合、1つの論理1“1”は偶数秒の時に書き込まれ、2つの論理1“11”は奇数秒の時に書き込まれる。一般に、その後、奇数個の論理1、例えば“1”が、偶数個の時間間隔用にCTLトラック上に書き込まれ、偶数個の論理1、例えば“11”が、奇数個の時間間隔用にCTLトラックに書き込まれる。これは図3において見ることができ、そこでは、CTLパルスのデータストリーム8において1つの論理1“1”が偶数秒用に書き込まれ、2つの論理1“11”が奇数秒用に書き込まれている(参照符号9は、秒単位のカウンタ読込みを示している)。この情報はテープカウンタをトリガし、これにより修正するために用いることができる。もし、例えば、図3におけるポイント7.0秒が過ぎ、実際のカウンタの読みXが6.0と7.0の間にあるならば、そのときテープカウンタは値6.0に、この値は通過した最後のトリガポイントであるので、設定されることができる。もしテープカウンタの不正確なカウンティングが1秒より大きいなら、時間間隔は、例えば2秒まで、長くすることができる。しかしながら、これは使用されるビデオ記録器のタイプによる。
【0043】
第3の実施形態の利点は、この情報符号化の処理は非常に簡単で、方法の強健性に貢献するものであり、またその方法は現存する規範と独立しているという事実に存在する。例えば、VASS規範に問題が生じた場合、そのときは、M個のトリガパルスが、ここでMは自然数であるが、定義された時間遅延内に検出された後に、カウンタを更新することが可能であろう。
【0044】
実施の形態4.
最後に、図4の上部a)は、CTL規範における,論理ゼロ“0”,及び論理1“1”の定義を示している。論理ゼロ“0”はこの場合、60:40のマーク−スペース比によって定義され、論理1“1”は27.5:72.5のマーク−スペース比によって定義される。図4の中部b)は、データストリーム8を用いるVISS構造を図示しており、このVISSは1ビットのゼロ“0”からマーキングを始め、その後61+/−3ビットの1“1”が続き、そして終端ビットとしての1ビットのゼロ“0”が続く。この場合、第1のビット(=“0”)は基準位置14を形成する。図4の下部c)は、最後に、データストリーム8のVASSデータ構造を示す。この構造は4つのヘッダ10を含み、これは3つのデータブロック11、12、13のフレームを形成する。ヘッダ10はパターン“01111111110”を有する11ビット、すなわち9つの1“1”が、両側を論理ゼロ“0”に囲まれたものからなる。データブロック11,12,13は自由に利用できる4ビットを有し、MSB及びLSBは図4c)において示されるように定義されている。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法によれば、情報記録機械、特にビデオ記録器の,記憶媒体の制御トラック上に情報を書き込む方法において、記録されるべきデータXが、磁気テープの制御トラック内におけるデータの曖昧性のない検出を可能にするよう、かつさらなる,現存している制御トラックへの書込みのための規範と衝突しないようなタイプのコードYへ変換するようにしたので、付加的な情報アイテムをCTLトラック上に記録するために用いることのできる記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法を示し、その上部に3−ディジットのデータのための変換例を、その下部にCTLトラックのデータストリームにおける、上記データの配置の例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態2による記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法を示し、長さ符号化によるデータ記録の例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態3による記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法を示し、付加的な、情報を運ぶトリガパルスを導入することによる、テープカウンタの修正の例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態4による記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法を示し、a〜cはCTL符号化の定義、及びまたVISS及びVASSデータ構造におけるデータ構成を示す図である。
【符号の説明】
X データ
Y データ
1 CTLパルスデータストリーム
2 データ検出1の始め
3 データ検出1の終わり
4 データ検出2の始め
5 第1のデータブロックの終わり
6 第2のデータブロックの始め
7 データ検出2の終わり
8 CTLパルスデータストリーム
9 秒単位のテープカウンタ
10 ヘッダ
11 データブロック
12 データブロック
13 データブロック
14 基準位置

Claims (3)

  1. 情報記録機械の記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法において、記録されるべきデータ(X)が、上記制御トラック内におけるデータの曖昧性のない検出を可能にするよう、かつさらに、上記制御トラックへの制御信号の書込みのための規範と衝突しないようなタイプの符号化データ(Y)へ変換されることを特徴とし、上記情報記録方法によって、上記データ(X)の上記符号化データ(Y)への上記変換は、以下のルールに従って行われることを特徴とする記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法
    a)連続する論理ゼロ“0”の数及び論理1“1”の数の各々を、最大値maxに限定すること。
    b)上記最大値maxは、上記制御トラックへの書き込みのための規範において用いられる、連続するゼロ“0”、又は1“1”のいかなる可能な組合せの連続する論理ゼロ0”の数および論理1“1”の数の各々よりも小さくなければならないこと。
    c)かつ、上記符号化データの直に当該符号化データ検出をオンに切り換えるためのヘッダ、及び上記符号化データの直に当該符号化データ検出をオフに切り換えるためのヘッダを配置すること。
  2. 請求項1に記載の記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法において、
    上記ヘッダは以下のルールに従って形成されることを特徴とする記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法
    i)上記データ検出をオンに切り換えるための上記ヘッダは、N個の論理ゼロ“0”からなり、ここで、minN=max+1であり、論理1“1”、又は上記符号化データ(Y)のデータパターンがこれに続く。
    ii)上記データ検出をオフに切り換えるための上記ヘッダは、N個の連続する論理ゼロ“0”からなる。
  3. 請求項に記載の記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法において、
    上記符号化データ(Y)は、固定のデータ長Z≧Nを有することを特徴とする記憶媒体の制御トラックへの情報記録方法。
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