JP3990089B2 - 交流電磁石 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子、陽子、イオンなどのビームを加速する加速器の分野において、加速粒子を偏向させるための交流電磁石に係り、特に導体を巻回した励磁コイルの交流磁場による渦電流損失の低減、製作容易化等を図った交流電磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子、陽子、イオンなどのビームを数十億電子ボルト(数GeV)程度の高エネルギ状態まで加速するため、円形や楕円形の加速器が使用されている。この加速器の構成は加速粒子が異なっても原理的には同じであるから、以下、電子用円形加速器を例にとって説明する。
【0003】
図5は、円形加速器1の概略構成を示す平面図である。この円形加速器は、電子を生成して低エネルギ(例えば数億電子ボルト(数百MeV))状態まで加速する線型加速器100と、超高真空に保持された円形の真空ダクト101と、線型加速器100により加速された電子ビームを真空ダクト101まで導く輸送管100aとを備えている。
【0004】
真空ダクト101には、通過する電子ビームを偏向させて図5の時計方向に沿う周回軌道を形成させるため所定方向(図5の紙面表から裏へ向かう方向)の磁場を形成する複数の偏向電磁石102と、線型加速器100から入射された電子ビームを数GeV程度まで加速する高周波加速空胴103と、電子ビームを収束、発散させる各々複数の四極電磁石104a,104bと、電子ビームの収束、発散の収差を補正する複数の六極電磁石105a,105bなどを介挿してある。
【0005】
このうち、各偏向電磁石102は図5に示すように、円形加速器の内側に曲率中心を有する扇型(セクタータイプ)とされている。なお、図示しないが平面視からみた形状が矩形のレクタンギュラ−タイプの偏向電磁石も知られており、その機能は図示のものと同一である。
【0006】
図6は、図5に示した偏向電磁石102を拡大して示すX−X線縦断面図である。この図6に示すように、偏向電磁石102は、真空ダクト101を挟んだ状態で通過させ、磁気回路を形成する鉄心110と、この鉄心110のダクト側の磁極110aと、この磁極片110aに巻回された励磁コイル111とを有する。
【0007】
そして、電子ビームは真空ダクト101中の所定の位置、例えば図6に示したC点の位置を、同図の紙面裏側から表に向かう方向に進み、これにより図中で磁極110aの上側をN極、下側をS極とする磁場により偏向を受け、図中で左側に曲がりながら進む。
【0008】
通常、偏向電磁石102は数10Hzで繰り返し運転されるため、交流磁場による渦電流損失が発生する。この渦電力損失を小さく抑えるため、鉄心110には通常0.5mm厚程度の薄い珪素鋼板が用いられる。また、真空ダクト101にも、渦電流が流れにくく抵抗率の大きいステンレス製の薄肉ダクトや、ベローズが用いられる。
【0009】
さらに、励磁コイル111にも、渦電流損失を低減するため、多数の細い素線を撚り合わせたストランド線が用いられている。ストランド線の渦電流損失は素線径が小さいほど小さい。すなわち、同一断面積のストランド線では素線数の多い方が渦電流損失は小さくなる。
【0010】
図7は、図6に示した励磁コイル111を拡大して示す断面図である。ストランド線120は有機物の線間絶縁物121により線間が電気絶縁され、この線間絶縁されたストランド線を複数回巻回した後、エポキシ含浸等により対地絶縁物122が取付けられる。
【0011】
図8は、図7に示したストランド線120をさらに拡大して示す断面図である。ストランド線120は、例えば渦電流損失を抑えるためステンレス製とされた冷却管125と、この冷却管125の周りで撚り合わされたアルミニウム製のストランド素線123と、このストランド素線123間に含浸されたエポキシなどの充填材124と、ストランド線を電気絶縁するための線間絶縁物121とから構成される。
【0012】
アルミニウムは銅に比較して抵抗が大きいため、渦電流損失を減少する目的で、ストランド素線材料に用いられている。また、充填材124は、エポキシ含浸等により対地絶縁物122を取付けた時、同時に充填されるが、これはストランド素線123に発生する通電電流による発熱(ジュール損失)を効率よく冷却管125に伝達する役目を果たしている。
【0013】
なお、偏向電磁石102を例にあげて従来技術を説明したが、四極電磁石104a,104bおよび六極電磁石105a,105bについても、偏向電磁石102と同様に、数10Hzの繰り返しで運転されるため、励磁コイルには偏向電磁石と同一構造のストランド線を用いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図8に示したストランド線120は多数のストランド素線123から成るため、例えば磁極長手方向端部で90度に曲げるとばらばらになり易く、またステンレス製冷却管が中心にあるため曲げ難い等、従来の冷却管を有するホロー導体に比較して巻線がし難い。また、コスト的にもホロー導体に比較して高価であり、さらにストランド線の素線本数が多いほど高価となる。
【0015】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、特に渦電流損失を増大させることなく、従来に比較して構成が簡単で製作等も容易に行える各種の交流電磁石を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、導体を磁極に複数回巻回して励磁コイルとした交流電磁石において、磁極空隙部に近い位置にある励磁コイルを、多数の素線を撚り合わせたストランド線により構成し、磁極空隙部から離れた位置にある励磁コイルを、ホロー導体により構成したことを特徴とする交流電磁石を提供する。
【0017】
本発明によれば、磁極空隙部から離れた位置は磁極からの漏洩磁場が少なく、この部分にホロー導体を用いても渦電流損失は増加せず、全てをストランド線にした場合とほぼ同一の渦電流損失を維持することができ、しかも励磁コイルの製作を容易に行うことができる。また、ホロー導体の方が電流密度を大きくとることができるため、ホロー導体の断面は小さくてよく、励磁コイルを小型化することができる。
【0018】
請求項2記載の発明では、多数の素線を撚り合わせたストランド線を複数回磁極に巻回した励磁コイルを有する交流電磁石において、前記ストランド線の素線数を、磁極空隙部から離れるに従って減少させたことを特徴とする交流電磁石を提供する。
【0019】
本発明によれば、磁極空隙部から離れた位置に素線本数の少ないストランド線を用いたことにより、渦電流損失を増加させることがなく、全てを素線本数の多いストランド線にした場合とほぼ同一の渦電流損失とすることができ、しかも励磁コイルの製作を容易に行うことができる。
【0020】
請求項3記載の発明では、多数の素線を撚り合わせたストランド線を複数回磁極に巻回した励磁コイルを有する交流電磁石において、磁極空隙部に近い位置のストランド線の素線材料をアルミニウムとし、磁極空隙部から離れた位置のストランド線の素線材料を銅としたことを特徴とする交流電磁石を提供する。
【0036】
請求項4記載の発明では、磁極のコイル巻回用先端部を切り欠き、この切り欠きにより生じた空間で前記磁極とこれに巻回したストランド線から成る励磁コイルとを離間させたことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の交流電磁石を提供する。
【0037】
本発明によれば、磁極先端を離すことにより、ストランド線への漏洩磁場が小さくなり、渦電流損失の少ない交流電磁石とすることができる。
【0038】
請求項5記載の発明では、磁極に巻回されるストランド線のうち、磁極先端部に位置するストランド線を、その磁極から離間させて形成した励磁コイルを有することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の交流電磁石を提供する。
【0039】
本発明によれば、磁極先端部のストランド線を磁極から離間させたことにより、ストランド線への漏洩磁場が小さくなり、渦電流損失の少ない交流電磁石となる。
【0040】
請求項6記載の発明では、磁極のコイル巻回用先端部を切り欠き、この切り欠きにより生じた空間で前記磁極とこれに巻回したストランド線から成る励磁コイルとを離間させる一方、前記磁極に巻回されるストランド線のうち、磁極先端部に位置するストランド線も、その磁極から離間させて形成した励磁コイルとすることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の交流電磁石を提供する。
【0041】
本発明によれば、磁極先端をストランド線から離間させ、かつ磁極先端部のストランド線を磁極から離間させることにより、ストランド線への漏洩磁場が小さくなり、渦電流損失の少ない交流電磁石となる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る交流電磁石の実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。なお、以下の実施形態で説明する交流電磁石は図5に示した円形加速器等に適用される偏向電磁石、回極電磁石、六極電磁石等についてのものであり、各図において同一または相当部分には同一符号を付して説明する。
【0043】
第1実施形態(図1)
図1は本発明の第1実施形態に係る励磁コイル111の断面図である。
【0044】
この励磁コイル111は、全体として図10に示した従来構成とほぼ同様のものであり、図10をそのまま参照して同図と同一部分については説明を省略する。この励磁コイル111は、ストランド線120と、ホロー導体130と、線間絶縁物121と、対地絶縁物122とから成っている。
【0045】
図1においては下側部分が磁極空隙部に近い部分であり(図10参照)、この部分では漏洩磁場も大きいので、ストランド線120が用いられている。
【0046】
これに対し、図1の上側部分は磁極空隙部から離れた部分であり、漏洩磁場が殆どない。そこで、この上側部分には、ホロー導体130が用いられている。
【0047】
このような構成の本実施形態によると、渦電流損失はほとんど増加しないが、導体の全てをストランド線とした場合に比較して、ホロー導体130の採用によって励磁コイル111の製作を容易に行うことができる。
【0048】
また、ホロー導体130は通電電流密度を大きくできるため励磁コイル111をコンパクト化することができ、これにより、鉄心110もコンパクトな構成とすることができる。
【0049】
第2実施形態(図2)
図2は本発明の第2実施形態に係る励磁コイル111の断面図である。
【0050】
この励磁コイル111は、ストランド線120aと、このストランド線120aよりも素線数が少ないストランド線120bと、このストランド線120bよりもさらに素線数の少ないストランド線120cと、線間絶縁物121と、対地絶縁物122とから成っている。この図2においても、下側が磁極空隙部に近い部分であり、漏洩磁場も大きいので、素線数の多いストランド線120aを用いるが、上側になるにしたがって漏洩磁場が小さくなるため、これらの部分では素線数の少ないストランド線120b、素線数のさらに少ないストランド線120cを用いている。
【0051】
したがって、本実施形態によっても、渦電流損失はほとんど増加することなく、かつ巻回容易な線数の少ないストランド線を用いることにより、励磁コイル製作を容易に行えるようになる。
【0052】
なお、本実施形態において、例えば、ストランド線120a,120bの素線材料は抵抗率の大きなアルミニウムとし、ストランド線120cの素線材料はアルミニウムより抵抗率の小さい銅とすることが望ましい。このような材質構成とすれば、前述したように、渦電流損失は殆ど増大させることなく、励磁コイルの抵抗を小さくすることができるので、励磁電源容量およびジュール損失による発熱を除去する冷却装置容量を小さくすることができる。
【0069】
第3実施形態(図3)
図3は本発明の第3実施形態による偏向電磁石102を示す断面図である。
【0070】
この偏向電磁石102は、真空ダクト101を挟んだ状態で通過させ、磁気回路を形成する鉄心110と、この鉄心110のダクト側の両端を切り欠いた対向する磁極110bと、これらの磁極片110bに巻回された励磁コイル111とを有する。
【0071】
従来技術では、磁極の空隙部に面する部分の両端から励磁コイル111への漏洩磁場が大きく、したがって渦電流損失が局所的に大きかった。これに対し、本実施形態によれば、磁極110bの両先端を切り欠いた形状とすることにより、漏洩磁場が励磁コイル111側へ行き難くなり、局所的渦電流損失を低減することができる。
【0072】
第4実施形態(図4)
図4は本発明の第4実施形態による偏向電磁石102を示す断面図である。
【0073】
この偏向電磁石102は、真空ダクト101を挟んだ状態で対向する磁極110aを有する鉄心110と、この鉄心110の磁極片110aに巻回された磁極先端側が欠けた励磁コイル111aとを有している。
【0074】
従来技術では、磁極の空隙部に面する部分の両端から励磁コイルへの漏洩磁場が大きく、したがって渦電流損失が局所的に大きかったのに対し、本実施形態によれば、磁極先端部を切り欠いた励磁コイル111aとしたことにより、漏洩磁場が励磁コイル側へ行き難くなり、局所的渦電流損失を低減することができる。
【0075】
なお、鉄心110のダクト側の両端を切り欠いた磁極110bと、この磁極110bの片部に巻き回された磁極先端側を切り欠いた励磁コイル111aとの両者を兼ね備えた構成とした場合には、さらに局所的渦電流損失の低減が図れる。
【0076】
【発明の効果】
以上で詳述したように、本発明によれば、偏向電磁石、四極電磁石、六極電磁石などの交流電磁石の渦電流損失を増大することなく、ストランド線を巻回した励磁コイルをコンパクトな構成にすることができ、しかも製作も容易に行えるようになる。また、ストランド線自体のコスト、および励磁コイルの巻線コスト等も低減できるため、信頼性を損なうことなく、廉価な交流電磁石を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による励磁コイルを示す断面図。
【図2】 本発明の第2実施形態による励磁コイルを示す断面図。
【図3】 本発明の第3実施形態による偏向電磁石を示す断面図。
【図4】 本発明の第4実施形態による偏向電磁石を示す断面図。
【図5】 従来の円形加速器の電磁石配置を示す概略構成図。
【図6】 図5中のX−X線に沿う偏向電磁石の断面図。
【図7】 従来の励磁コイルを示す断面図。
【図8】 従来のストランド線を示す断面図。
【符号の説明】
1 円形加速器
100 線型加速器
100a 輸送管
101 真空ダクト
102 偏向電磁石
103 高周波加速空胴
104a,104b 四極電磁石
105a,105b 六極電磁石
110 鉄心
110a 磁極
110b 両端を切り欠いた磁極
111 励磁コイル
111a 磁極先端部を切り欠いた励磁コイル
120,120a,120b,120c ストランド線
121 線間絶縁物
122 対地絶縁物
123 ストランド素線
124 充填材
125 冷却管
126 ストランド素線
130 ホロー導体
Claims (6)
- 導体を磁極に複数回巻回して励磁コイルとした交流電磁石において、磁極空隙部に近い位置にある励磁コイルを、多数の素線を撚り合わせたストランド線により構成し、磁極空隙部から離れた位置にある励磁コイルを、ホロー導体により構成したことを特徴とする交流電磁石。
- 多数の素線を撚り合わせたストランド線を複数回磁極に巻回した励磁コイルを有する交流電磁石において、前記ストランド線の素線数を、磁極空隙部から離れるに従って減少させたことを特徴とする交流電磁石。
- 多数の素線を撚り合わせたストランド線を複数回磁極に巻回した励磁コイルを有する交流電磁石において、磁極空隙部に近い位置のストランド線の素線材料をアルミニウムとし、磁極空隙部から離れた位置のストランド線の素線材料を銅としたことを特徴とする交流電磁石。
- 磁極のコイル巻回用先端部を切り欠き、この切り欠きにより生じた空間で前記磁極とこれに巻回したストランド線から成る励磁コイルとを離間させたことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の交流電磁石。
- 磁極に巻回されるストランド線のうち、磁極先端部に位置するストランド線は、その磁極から離間させて形成した励磁コイルを有することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の交流電磁石。
- 磁極のコイル巻回用先端部を切り欠き、この切り欠きにより生じた空間で前記磁極とこれに巻回したストランド線から成る励磁コイルとを離間させる一方、前記磁極に巻回されるストランド線のうち、磁極先端部に位置するストランド線も、その磁極から離間させて形成した励磁コイルとすることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の交流電磁石。
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