JP3989470B2 - 光周波数測定システム - Google Patents

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本発明は、任意の波長における広いスペクトル幅を必要とする光周波数測定システムに関し、特に高速且つ高分解能な光周波数測定を実現するための光周波数測定システムに関する。
従来より、光周波数を高精度に測定する場合に光周波数コム発生器(Optical Frequency Comb Generator)が使用されている。すなわち、2つのレーザ光をヘテロダイン検波してその差周波数を測定する場合、その帯域は受光素子の帯域で制限され、おおむね数十GHz程度であるので、光周波数コム発生器を用いて広帯域なヘテロダイン検波系を構築するようにしている。光周波数コム発生器は、入射したレーザ光の側帯波を等周波数間隔毎に数百本発生させるもので、発生される側帯波の周波数安定度はもとのレーザ光のそれとほぼ同等である。そこで、この側帯波と被測定レーザ光をヘテロダイン検波することにより、数THzに亘る広帯域なヘテロダイン検波系を構築することができる。
例えば、図8に示す従来の光周波数測定システム100は、レーザ光Lを出射するレーザ光源111と、このレーザ光源111からレーザ光Lが入射される光周波数コム発生器112と、この光周波数コム発生器112に与える変調信号SMODを発生する変調信号発生器113と、上記光周波数コム発生器112により発生された光周波数コムを参照光LREFとして被測定レーザ光LOBと参照光LREFとの合成を行う光合成器114と、上記光合成器114により合成された参照光LREFと被測定レーザ光LOBとの干渉による光強度の変化すなわち周波数信号SDETを検出する光検出器115と、この光検出器115による検出出力信号の周波数を測定する周波数カウンタ116からなる。
このような構成の従来の光周波数測定システム100において、光周波数コム発生器112により発生された光周波数コムのm次のサイトバンドと被測定レーザ光LOBとのビート周波数を周波数カウンタ116で測定し、その測定結果をΔfとするとき、被測定レーザ光LOBの周波数ν
ν=ν+mf±Δf
である。ここで、νは、レーザ光源111から出射されるレーザ光L周波数、fは、変調信号発生器113により光周波数コム発生器112に与えられる変調信号SMODの周波数すなわち変調周波数である。これらの値は、既知であるので±Δfの符号の決定及び整数である光周波数コムのサイドバンド次数mを知ることで、上記被測定レーザ光LOBの周波数νを決定することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−174552号公報
しかし、上述の如き構成の従来の光周波数測定システム100では、±Δfbの符号の決定及び整数である光周波数コムのサイドバンド次数mを知るために、例えば分解能がfm以下の波長計を用いてν2の測定を行うなど、他の光周波数の測定装置を組み合わせて使用する必要があった。従来の光周波数測定システムでは、このように付加的な光周波数測定装置の使用によるコストの上昇を避けることができないという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の光周波数測定システムにおける問題点に鑑み、付加的な光周波数測定装置の使用を必要とすることなく、しかも、被測定レーザの周波数揺らぎに影響されることなく、高速且つ高分解能な光周波数測定を行うことができるようにすることにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明に係る光周波数測定システムは、基準となる周波数fの第1のレーザ光Lを出射するレーザ光源と、高出力の第2のレーザを出射する光周波数可変レーザ光源と、上記光周波数可変レーザ光源から出射された第2のレーザが入射される光周波数コム発生器と、上記光周波数コム発生器に与える変調信号SMODを発生する変調信号発生器と、上記光周波数コム発生器により生成された光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lとを合成する第1の光合成器と、上記光周波数可変レーザ光源から出射された第2のレーザLが光分離器を介して入射され、上記レーザ光源から出射された第1のレーザ光Lと上記第2のレーザ光Lとを合成する第2の光合成器と、上記第1の光合成器により合成された光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lの干渉光Lの光強度の変化を検出する第1の光検出器と、上記第2の光合成器により合成された上記第1のレーザ光Lと第2のレーザ光Lとの干渉光Lの光強度の変化を検出する第2の光検出器と、上記第1の光検出器により得られる検出信号Dに基づいて上記光周波数コムL com と被測定レーザ光L との干渉周波数fを測定する第1の周波数カウンタと、上記第2の光検出器により得られる検出信号Dに基づいて上記第1のレーザ光L と第2のレーザ光L との干渉周波数fを測定する第2の周波数カウンタと、上記光周波数可変レーザ光源及び変調信号発生器の動作を制御して、上記第1及び第2の周波数カウンタにより測定される各干渉周波数f,fに基づいて、上記被測定レーザ光Lの周波数fを決定する測定制御部とを備え、上記測定制御部は、上記光周波数可変レーザ光源が出射する第2のレーザ光L の周波数を掃引し、各干渉周波数f,fの変化する方向を特定した状態で、上記光周波数コム発生の変調周波数fを微少周波数Δfだけ変更させて、上記第1及び第2の周波数カウンタにより各干渉周波数f,fを測定し、上記干渉周波数f に基づいて上記光周波数可変レーザ光源をサーボロックし、上記微少周波数Δfに対する各干渉周波数f,fの変化分から、上記被測定レーザ光 が干渉している上記光周波数コムの次数Nを求める処理を複数回行って、その平均値により上記光周波数コムの次数Nを決定し、決定した次数Nを用いて、
=f±f+ Nf±f
にて上記被測定レーザ光 の周波数fを決定することを特徴とする。
本発明では、付加的な光周波数測定装置の使用を必要とすることなく、しかも、被測定レーザの周波数揺らぎに影響されることなく、高速且つ高分解能な光周波数測定を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明に係る光周波数測定システムは、例えば図1に示すように構成される。
この光周波数測定システム10は、基準となる周波数fの第1のレーザ光Lを出射するレーザ光源11と、高出力の第2のレーザLを出射する光周波数可変レーザ光源12と、上記光周波数可変レーザ光源12から出射された第2のレーザLが光分離器13を介して入射される光周波数コム発生器14と、上記光周波数コム発生器14に与える変調信号SMODを発生する変調信号発生器15と、上記光周波数コム発生器14により生成された光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lとを合成する第1の光合成器16と、上記光周波数可変レーザ光源12から出射された第2のレーザLが上記光分離器13を介して入射され、上記レーザ光源11から出射された第1のレーザ光Lと上記第2のレーザ光Lとを合成する第2の光合成器17と、上記第1の光合成器16により合成された光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lの干渉光Lの光強度の変化を検出する第1の光検出器18と、上記第2の光合成器16により合成された上記第1のレーザ光Lと第2のレーザ光Lとの干渉光Lの光強度の変化を検出する第2の光検出器19と、上記第1の光検出器18により得られる検出信号Dに基づいて上記第1のレーザ光Lと第2のレーザ光Lとの干渉周波数fを測定する第1の周波数カウンタ20と、上記第2の光検出器19により得られる検出信号Dに基づいて上記光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lとの干渉周波数fを測定する第2の周波数カウンタ21と、上記光周波数可変レーザ光源14及び変調信号発生器15の動作を制御して、上記第1及び第2の周波数カウンタ20,21により測定される各干渉周波数f,fに基づいて、上記被測定レーザ光Lの周波数fを決定する測定制御部22とからなる。
上記光周波数可変レーザ光源12は、例えばPZTに与える制御電圧により周波数を可変制御可能なオフセットロックレーザからなり、上記測定制御部22から上記PZTに与える制御電圧に応じた周波数の高出力の第2のレーザLを出力する。
ここで、光周波数コムLcomと生成する光周波数コム発生器14には、大きなレーザパワーを注入する必要があり、光周波数コム発生器14に注入するレーザ光を増幅する高出力の光増幅器は極めて高価であるが、オフセットロックレーザは大きなレーザパワーのレーザ光を出射することができるので、この光周波数測定システム100では、上記光周波数可変レーザ光源12として高出力のオフセットロックレーザを用いることにより、高価な光増幅器を必要とすることなく、光周波数コム発生器14を励起して、測定に必要なパワーの光周波数コムを得ることができる。
このような構成の光周波数測定システム10において、光周波数コム発生器14により発生された光周波数コムLcomのN次のサイドバンドと被測定レーザ光Lとの干渉周波数を第1の周波数周波数カウンタ20で測定し、その測定結果をfとするとき、図2の(A),(B),(C),(D)に各レーザ光のスペクトラムを示すように、被測定レーザ光Lの周波数fは、
=f±f+ Nf±f (1)
である。
ここで、fは、レーザ光源11から出射されるレーザ光Lの周波数であり、fは、変調信号発生器15により光周波数コム発生器14に与えられる変調信号Smodの周波数すなわち変調周波数である。これらの値は、既知であるので±f及び±fの符号並びに光周波数コムのサイドバンド次数Nを知ることで、上記被測定レーザ光Lの周波数fを決定することができる。
この光周波数測定システム10において、上記測定制御部22は、次のような手順で測定を行う。
すなわち、測定を開始するに当たり、先ず、上記PZTに与える制御電圧を可変することによりに、上記光周波数可変レーザ光源12から出力される第2のレーザLの周波数を掃引する。
上記第1の光合成器18により合成された光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lとの干渉光L、及び、上記第2の光合成器19により合成された上記第2のレーザ光Lと第2のレーザ光Lとの干渉光Lは、上記光周波数可変レーザ光源12から出力される第2のレーザLの周波数を掃引することにより、図3に示すような特性を呈する。
上記第1の周波数カウンタ20は、第1の光検出器18による上記干渉光Lの検出出力に基づいて、上記光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lの干渉周波数fを測定する。また、上記第2の周波数カウンタ19は、第2の光検出器19による上記干渉光Lの検出出力に基づいて、上記第1のレーザ光Lと第2のレーザ光Lの干渉周波数fを測定する。
ここで、第1の光検出器18により検出される光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lとの干渉光Lの光強度の変化は微少であるので、第1の光検出器18にはS/Nを確保するために狭帯域の光検出器が用いられるのに対し、第2の光検出器19により検出される上記第2のレーザ光Lと第2のレーザ光Lとの干渉光Lの光強度の変化は比較的に大きいのでの、第2の光検出器18には、広帯域の光検出器を用いても、検出出力のS/Nを確保することができる。そして、第1及び第2の周波数カウンタ20,21により測定する各干渉周波数f,fは、必要に応じてプリスケーラにより分周される。例えば、上記第1及び第2の周波数カウンタ20,21として10MHzの周波数カウンタを使用する場合、干渉周波数fは基の周波数が10GHzに達するので1/1000以下に分周して10MHzにし、また、干渉周波数fは基の周波数が200MHzに達するので1/20以下に分周して10MHzする。
次に、上記測定制御部22は、上記光周波数可変レーザ光源12が出射する第2のレーザLの周波数を掃引して、各干渉周波数f,fの変化する方向を特定の状態に決め、上述の図2の(A),(B),(C)又は(D)のいずれかの各レーザ光のスペクトラムの関係を決定することにより、各干渉周波数f,fの符号を決める。
上記第1のレーザ光Lと周波数fよりも第2のレーザ光Lの周波数fを高くして、例えば、図4に示すように、各干渉周波数f,fの変化する方向が一致するロック点a,bとなるように、上記光周波数可変レーザ光源12を制御することによって、各レーザ光のスペクトラムの関係が図2の(A)に示す状態になる。
各レーザ光のスペクトラムの関係が図2の(A)に示す状態にあるときに、被測定レーザ光Lの周波数fは、
=f+f+ Nf−f (2)
にて求めることができる。
この時、干渉周波数fは所定の周波数例えば100MHzになるようにする。プリスケーラによる分周率を例えば1/20とすると、上記第1の周波数カウンタ20,21により測定される干渉周波数fの周波数が5MHzになるように上記光周波数可変レーザ光源12を制御する。なお、5MHz±2MHz程度の安定度があればよく、1秒で1MHz以下の安定度を持つオフセットレーザを使用すれば、分周率を例えば1/20とすると、50kHz以下の安定度が得られる。
したがって、5MHzに制御する場合には、上記測定制御部22は、±1MHz離れたら、戻す制御を行えばよい。また、上記測定制御部22は、上記第2の周波数カウンタ21により測定される干渉周波数fも監視し、図5に示すように、範囲外になりそうな場合には6.25GHz/1000ロック点を変える。
次に、上記測定制御部22は、上述のように各干渉周波数f,fの変化する方向を一致させた状態で、上記変調信号発生器15から光周波数コム発生器14に与える変調信号Smodの変調周波数fを微少周波数Δf(10kHz〜500kHz程度)だけ変更させて、上記第1及び第2の周波数カウンタ20,21により各干渉周波数f’,f’を測定し、
N=((f−f)−(f’−f’))/Δf (3)
にて上記光周波数コムの次数Nを決定する。
この際に、被測定レーザLの周波数fにはランダムな揺らぎがあり、各干渉周波数f,fを同時に測定したとしても、変調信号Smodの変調周波数fを微少周波数Δfだけ変更して測定される差分周波数(f−f)と差分周波数(f’−f’)は同時に測定できないので、上記(3)式にて求められる次数Nには上記被測定レーザ光Lの周波数fの揺らぎによる誤差分が含まれてしまう。そこで、上記微少周波数Δfに対する各干渉周波数f,fの変化分から、上記被測定レーザ光が干渉している上記光周波数コムの次数Nを求める処理を複数回行って、その平均値をとることにより、上記被測定レーザ光Lの周波数fの揺らぎによる誤差分を除去して、上記光周波数コムの次数Nを決定する。
例えば、上記変調信号発生器15から光周波数コム発生器14に与える変調信号SMODの周波数6.25GHzを±σfHz(すなわちΔf=2σfHz)程度繰り返し切り替えて、図6に示すように時間経過とともに中心周波数が変動する干渉周波数f−干渉周波数fの偶数次の値と奇数次の値を求め、干渉周波数f−干渉周波数fの偶数次の値と奇数次の値とから上記(3)式により次数Nを求める処理を繰り返し行い、図7に示すように、その変動が整数値×2×σfHzに収束することを確認して、Nの値を決定する。干渉周波数fの偶数次、奇数次の合計の1回毎の平均値は、オフセットロックレーザのサーボと周波数測定に用いる。
なお、上記変調信号発生器15から光周波数コム発生器14に与える変調信号SMODの周波数6.25GHzを±σfHz程度切り替える毎に、上記(3)式により次数Nを求めるのではなく、干渉周波数f−干渉周波数fの偶数次の値の平均値と、奇数次の値の平均値から、上記(3)式により次数Nを求めるようにしても同様の結果が得られる。
ここで、(干渉周波数f−干渉周波数fの偶数次、奇数次の平均値)/2σfは、測定回数を増やしていくと収束する。その際の平均の回数は被測定レーザの安定度によって異なり、数回から100回程度である。
なお、このようにして実行される次数判定の際に、レーザのモードホップなどの異常が検出された場合には、次数判定を再度行う。
そして、上記測定制御部22は、このようにして決定した次数Nを用いて、
=f+f+ Nf−f
にて上記被測定レーザ光Lの周波数fを決定する。
なお、上記第1のレーザ光Lと周波数fよりも第2のレーザ光Lの周波数fを高くして、干渉周波数fの変化に対して干渉周波数fの変化する方向が逆になるように設定してサーボをロックし、各レーザ光のスペクトラムの関係を図2の(B)に示す状態にすることによって、
N=((−f−f)−(−f’−f’))/Δf (4)
にて次数Nを決定し、
=f+f+ Nf+f (5)
にて被測定レーザ光Lの周波数fを決定することもできる。
また、上記第1のレーザ光Lと周波数fよりも第2のレーザ光Lの周波数fを低くして、各干渉周波数f,fの変化する方向が一致するように設定してサーボをロックし、各レーザ光のスペクトラムの関係が図2の(C)に示す状態にすることによって、
N=((f+f)−(f’+f’))/Δf (6)
にて次数Nを決定し、
=f−f+ Nf−f (7)
にて被測定レーザ光Lの周波数fを決定することもできる。
さらに、上記第1のレーザ光Lと周波数fよりも第2のレーザ光Lの周波数fを低くし、干渉周波数fの変化に対して干渉周波数fの変化する方向が逆になるように設定してサーボをロックし、各レーザ光のスペクトラムの関係を図2の(D)に示す状態にすることによって、
N=((f−f)−(f’−f’))/Δf (6)
にて次数Nを決定し、
=f−f+ Nf+f (7)
にて被測定レーザ光Lの周波数fを決定することもできる。
本発明に係る光周波数測定システムの構成を示すブロック図である。 上記光周波数測定システムにおける各レーザ光のスペクトラムを示す図である。 光周波数可変レーザ光源から出力される第2のレーザの周波数を掃引することにより、第1の光合成器により合成された第1のレーザ光と第2のレーザ光との干渉光、及び、第2の光合成器により合成された光周波数コムと被測定レーザ光との干渉光が呈する特性を模式的に示す図である。 測定制御部により上記光周波数可変レーザ光源を制御して、各干渉周波数の変化する方向を一致させたロック点を模式的に示す図である。 上記測定制御部による上記光周波数コムと被測定レーザ光との干渉周波数の監視状態を模式的に示す図である。 上記光周波数コムの次数を決定するために、変調周波数を切り替える制御を模式的に示す図である。 上記光周波数コムの次数の収束状態を模式的に示す図である。 従来の光周波数測定システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 光周波数測定システム、11 レーザ光源、12 光周波数可変レーザ光源、13 光分離器、14 光周波数コム発生器、15 変調信号発生器、16 第1の光合成器、17 第2の光合成器、18 第1の光検出器、19 第2の光検出器、20 第1の周波数カウンタ、21 第2の周波数カウンタ、22 測定制御部

Claims (1)

  1. 基準となる周波数fの第1のレーザ光Lを出射するレーザ光源と、
    高出力の第2のレーザを出射する光周波数可変レーザ光源と、
    上記光周波数可変レーザ光源から出射された第2のレーザが入射される光周波数コム発生器と、
    上記光周波数コム発生器に与える変調信号SMODを発生する変調信号発生器と、
    上記光周波数コム発生器により生成された光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lとを合成する第1の光合成器と、
    上記光周波数可変レーザ光源から出射された第2のレーザLが光分離器を介して入射され、上記レーザ光源から出射された第1のレーザ光Lと上記第2のレーザ光Lとを合成する第2の光合成器と、
    上記第1の光合成器により合成された光周波数コムLcomと被測定レーザ光Lの干渉光Lの光強度の変化を検出する第1の光検出器と、
    上記第2の光合成器により合成された上記第1のレーザ光Lと第2のレーザ光Lとの干渉光Lの光強度の変化を検出する第2の光検出器と、
    上記第1の光検出器により得られる検出信号Dに基づいて上記光周波数コムL com と被測定レーザ光L との干渉周波数fを測定する第1の周波数カウンタと、
    上記第2の光検出器により得られる検出信号Dに基づいて上記第1のレーザ光L と第2のレーザ光L との干渉周波数fを測定する第2の周波数カウンタと、
    上記光周波数可変レーザ光源及び変調信号発生器の動作を制御して、上記第1及び第2の周波数カウンタにより測定される各干渉周波数f,fに基づいて、上記被測定レーザ光Lの周波数fを決定する測定制御部とを備え、
    上記測定制御部は、上記光周波数可変レーザ光源が出射する第2のレーザ光L の周波数を掃引し、各干渉周波数f,fの変化する方向を特定した状態で、上記光周波数コム発生の変調周波数fを微少周波数Δfだけ変更させて、上記第1及び第2の周波数カウンタにより各干渉周波数f,fを測定し、上記干渉周波数f に基づいて上記光周波数可変レーザ光源をサーボロックし、上記微少周波数Δfに対する各干渉周波数f,fの変化分から、上記被測定レーザ光 が干渉している上記光周波数コムの次数Nを求める処理を複数回行って、その平均値により上記光周波数コムの次数Nを決定し、決定した次数Nを用いて、
    =f±f+ Nf±f
    にて上記被測定レーザ光 の周波数fを決定することを特徴とする光周波数測定システム。
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