JP3989135B2 - Lsiデバイス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LSIデバイスに関し、特に、低電圧の信号を高電圧の信号に変換するレベル変換回路を有するLSIデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LSIデバイスは大規模化、高集積化され、使用されるトランジスタは膨大な数になる。使用されるトランジスタが多くなると消費電力は増大するが、一方でLSIデバイスの低消費電力化が強く求められている。このため、近年のLSIデバイスは、内部のトランジスタを低電圧で駆動し、消費電力を低減する傾向が著しい。
【0003】
このように近年のLSIデバイスは、低消費電力化のためにトランジスタの駆動電圧を小さくしているが、駆動電圧の低電圧化に伴い内部信号の電圧振幅も小さくなる。しかしながら、LSIデバイスから出力される信号を利用する周辺機器は、依然として大きな電圧振幅の信号を必要とする場合が多い。
【0004】
そこで、LSIデバイスの内部の信号処理は低電圧の電源で行い、信号をLSIデバイスの外部に出力する場合に、レベル変換回路により低電圧の信号を高電圧の信号に変換して出力するようにしている。
【0005】
図9は、従来のレベル変換回路の構成図である。従来のレベル変換回路530は、n型トランジスタ10、20と、p型トランジスタ30及びn型トランジスタ40から構成されるインバータ45と、ゲートとドレインがクロスカップル接続されてラッチ回路を構成するp型トランジスタ50、60とを有する。そして、インバータ45には低電圧電源Vddが供給され、クロスカップル接続されたp型トランジスタ50、60のソースには高電圧電源Vhが供給される。なお、Vssは基準電位である。
【0006】
従来のレベル変換回路530は、上記のような構成をとり、低電圧電源Vddに対応した低電圧信号(以下、Vdd系信号という。)S3を、高電圧電源Vhに対応した高電圧信号(以下、Vh系信号という。)S4に変換するものである。
【0007】
即ち、入力信号S3がLレベル(Vss)の場合は、n型トランジスタ10は非導通であり、インバータ45の出力であるノードNbはHレベル(Vdd)となるため、n型トランジスタ20は導通している。n型トランジスタ20は導通しているので出力ノード25はLレベルとなり、p型トランジスタ50は導通しているので、ノードNaはHレベル(Vh)となっている。また、ノードNaがHレベル(Vh)なので、p型トランジスタ60は非導通となり、出力信号S4はLレベルである。
【0008】
一方、入力信号S3がHレベル(Vdd)の場合は、n型トランジスタ10は導通し、インバータ45の出力であるノードNbはLレベルとなるので、n型トランジスタ20は非導通である。n型トランジスタ10は導通しているのでノードNaはLレベルとなり、p型トランジスタ60は導通しているので、出力信号S4はHレベル(Vh)となる。
【0009】
従来のレベル変換回路530において、p型トランジスタ50、60をクロスカップル接続してラッチ回路構成にするのは、定常時の貫通電流をなくすためである。即ち、n型トランジスタ10とp型トランジスタ50のいずれか一方が導通して他方が非導通となり、n型トランジスタ20とp型トランジスタ60もいずれか一方が非導通となって他方が導通するので、定常時の貫通電流を遮断することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図9に示したレベル変換回路530は、定常状態ではクロスカップル接続されたp型トランジスタ50、60の構成により貫通電流は発生しないが、入力信号S3が反転する遷移期間には、p型トランジスタ50、60でラッチされている状態を、p型トランジスタ50、60に直接接続されているn型トランジスタ10、20で強制的に反転させる必要がある。
【0011】
即ち、入力信号S3がLレベルからHレベルに遷移する場合は、n型トランジスタ10により、導通しているp型トランジスタ50を強制的に非導通にしなければならない。また、入力信号S3がHレベルからLレベルに遷移する場合は、n型トランジスタ20により、導通しているp型トランジスタ60を強制的に非導通にしなければならない。
【0012】
このとき、低電圧電源Vddの電圧が比較的高い場合、即ち、高電圧電源Vhと低電圧電源Vddとの電位差が小さい場合には、p型トランジスタ50、60に直接接続されたn型トランジスタ10、20のゲートに印加される電圧が充分大きいので、n型トランジスタ10、20の駆動能力も充分大きく、クロスカップル接続されたp型トランジスタ50、60でラッチされたデータを強制的に反転することができる。
【0013】
しかし、低電圧電源Vddが高電圧電源Vhに対して充分大きくない場合、即ち、高電圧電源Vhと低電圧電源Vddとの電位差が大きい場合には、n型トランジスタ10、20のゲートに印加される電圧が不足し、クロスカップル接続されたp型トランジスタ50、60でラッチされたデータを強制的に反転できない場合が生じる。即ち、n型トランジスタ10又はn型トランジスタ20の電流駆動能力が不足となり、導通しているp型トランジスタ50又はp型トランジスタ60の電流を充分に吸収できず、レベル変換回路の動作が極めて遅くなったり、あるいはレベル変換ができなくなって誤動作が生じる場合がある。
【0014】
また、レベル変換速度が低下する場合は、データが反転する遷移期間が長くなり、p型トランジスタ50とn型トランジスタ10がともに導通している期間、及びp型トランジスタ60とn型トランジスタ20がともに導通している期間も長くなるので、貫通電流が増加してデバイスの消費電力を増加させていた。
【0015】
そこで、本発明の目的は、データ反転時の貫通電流を低減し、レベル変換速度を高速化したレベル変換回路、及びかかるレベル変換回路を有するLSIデバイスを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、高電圧電源と低電圧電源との電位差が大きくても、ラッチ状態の反転時はその電位差を小さくすることである。従って、本発明によれば、ラッチ状態の反転速度が高速化し、ラッチ状態反転時の貫通電流を低減することができる。
【0017】
上記の目的を達成するためには、本発明の別の側面は、基準電位、低電圧電源及び高電圧電源が供給されるレベル変換回路において、前記基準電位及び低電圧電源に対応する低電圧振幅の入力信号を、前記基準電位及び高電圧電源に対応する高電圧振幅の出力信号に変換し、当該出力信号をラッチするレベル変換部と、前記高電圧電源を前記レベル変換部に供給し、前記入力信号が遷移する所定の期間に、前記高電圧電源の電圧より低い電圧を、一時的に前記レベル変換部に供給する電源供給部とを有することを特徴とする。
【0018】
上記の発明によれば、電源供給部は、入力信号のレベルが遷移する所定の期間、高電圧電源の電圧より低い電圧をレベル変換部に供給するので、高電圧電源と低電圧電源との電位差が大きくても、ラッチ状態の反転時はその電位差を小さくすることができる。従って、高電圧電源と低電圧電源との電位差が大きくても、ラッチ状態を反転する時はそれらの電位差を小さくして駆動能力不足をなくし、レベル変換速度を高速化し、ラッチ状態反転時の貫通電流を低減することができる。
【0019】
また、上記の発明の好ましい態様として、レベル変換回路の前記レベル変換部は、前記低電圧電源で動作するインバータと、ソースが前記基準電位とされ、ゲートが前記インバータの入力に接続された第1のn型トランジスタと、ソースが前記基準電位とされ、ゲートが前記インバータの出力に接続された第2のn型トランジスタと、ソースが前記電源供給部に接続され、ドレインが前記第1のn型トランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第2のn型トランジスタのドレインに接続された第1のp型のトランジスタと、ソースが前記電源供給部に接続され、ドレインが前記第2のn型トランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第1のn型トランジスタのドレインに接続された第2のp型のトランジスタとを有するラッチ回路とを有し、前記第1のn型トランジスタのゲートに前記入力信号が入力され、前記第2のn型トランジスタのドレインから、前記出力信号が出力されることを特徴とする。
【0020】
上記の発明によれば、電源供給部からレベル変換部に供給される電圧が、データが反転する遷移期間に低下するため、第1、第2のp型トランジスタのゲート・ソース間電圧Vgs、ドレイン・ソース間電圧Vdsがともに小さくなり、第1、第2のp型トランジスタの電流駆動能力が低下する。このため、第1、第2のn型トランジスタの電流駆動能力が相対的に大きくなり、第1、第2のp型トランジスタでラッチされた状態を高速に反転することができる。従って、ラッチ状態反転時の貫通電流を低減し、レベル変換速度を高速化することができる。
【0021】
また、上記の発明の好ましい態様として、レベル変換回路の前記電源供給部は、ソースが前記高電圧電源に接続され、ドレインから前記レベル変換部に電源を供給する第5のp型トランジスタと、一端が前記高電圧電源に接続され、他端が前記第5のp型トランジスタのドレインに接続された電圧降下素子とを有し、前記第5のp型トランジスタは、ゲートに前記高電圧電源に対応する高電圧振幅の制御信号が入力され、前記入力信号が遷移する所定の期間、非導通とされることを特徴とする。
【0022】
上記の発明によれば、第5のp型トランジスタは、ゲートに前記高電圧電源に対応する高電圧振幅の制御信号が入力され、前記入力信号のレベルが遷移する所定の期間、非導通とされるので、出力ノードから出力される電圧は、高電圧電源の電圧から電圧降下素子の電圧降下分低い電圧になる。従って、高電圧電源と低電圧電源との電位差が大きく、データを反転するための駆動能力が不足する場合でも、レベル変換速度を高速化し、ラッチ状態反転時の貫通電流を低減することができる。
【0023】
また、上記の発明の好ましい態様として、前記制御信号は、前記入力信号の遷移に同期して入力される外部同期信号であることを特徴とする。
【0024】
更に、上記の発明の好ましい態様として、レベル変換回路の電源供給部において、前記制御信号は、前記入力信号の遷移時に生成される遷移検出信号をレベル変換した信号であることを特徴とする。
【0025】
上記の発明によれば、入力信号の遷移検出信号をレベル変換し、電源供給部を制御する高電圧振幅の制御信号が生成されるので、LSIデバイスを外部同期信号とは無関係の非同期回路として用いることも可能である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の例について図面に従って説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0027】
図1は、本発明の実施の形態のLSIデバイスの構成図である。本発明の実施の形態のLSIデバイス500は、高電圧電源に対応するVh系信号である外部入力信号S1が入力される入力バッファ510と、その入力バッファ510からVh系信号S2が入力され、内部の信号処理を低電圧電源に対応するVdd系信号で行う機能回路520と、機能回路520から出力されるVdd系信号S3をVh系信号S4に変換するレベル変換回路530と、Vh系信号である外部出力信号S5を出力する出力バッファ540とを有する。
【0028】
この場合、高電圧電源Vhは、入力バッファ510、レベル変換回路530及び出力バッファ540に供給され、低電圧電源Vddは、機能回路520とレベル変換回路530に供給される。
【0029】
レベル変換回路530には、後で詳述するように、電源電圧を制御するための制御信号Φが入力されるが、制御信号Φには、LSIデバイス500に外部から供給されるVh系の外部同期信号、又はLSIデバイス500の内部で生成するVdd系の遷移検出信号を利用することができる。
【0030】
このように本実施の形態のLSIデバイスは、多数のトランジスタで構成される機能回路520を低電圧電源Vddで動作させることにより、デバイスの消費電力を低減させると共に、レベル変換回路530によりVdd系信号をVh系信号に変換して、外部の周辺機器等にVh系信号を出力することができる。
【0031】
図2は、本発明の実施の形態のレベル変換回路の原理説明図である。本実施の形態のレベル変換回路530は、Vdd系の入力信号S3をVh系の出力信号S4に変換するレベル変換部100と、入力信号S3の遷移時に対応して入力される制御信号Φにより、入力信号S3の遷移時に高電圧電源Vhを一時的に所定の電圧まで下げてレベル変換部100に供給する電源供給部200とを有する。
【0032】
本実施の形態のレベル変換回路530は、入力信号S3の遷移時に、レベル変換部100に供給される高電圧電源Vhが所定の電圧まで低下するので、定常時の高電圧電源Vhと低電圧電源Vddとの電位差が大きくても、レベル変換部100内のラッチ回路のデータ反転時はその電位差が小さくすることができる。従って、レベル変換部100のデータを高速に反転させてレベル変換速度を高速化すると共に、データ反転時の貫通電流を低減することができる。
【0033】
図3は、本発明の第1の実施の形態のレベル変換回路の構成図である。第1の実施の形態のレベル変換回路530は、レベル変換部100と電源供給部200とを有し、レベル変換部100は、n型トランジスタ10、20と、p型トランジスタ30及びn型トランジスタ40で構成されるインバータ45と、クロスカップル接続されてラッチ回路を構成するp型トランジスタ50、60とを有する。インバータ45は低電圧電源Vddで動作し、p型トランジスタ50、60のソースはノードNcに共通に接続されている。
【0034】
電源供給部200は、ソースが高電圧電源Vhに接続されドレインがノードNcに接続されるp型トランジスタ90と、p型トランジスタ90と並列に接続される電圧降下素子としてのダイオード91とを有する。また、p型トランジスタ90のゲートには、入力信号S3の遷移時に同期したHレベルパルスのVh系の制御信号Φvhが入力される。
【0035】
制御信号Φvhは、定常時はLレベルとなっており、レベル変換部100が反転動作をする遷移期間だけHレベル(Vh)となるパルス信号である。このため、定常時はp型トランジスタ90が導通しており、ノードNcには高電圧電源Vhが印加されている。一方、レベル変換部100が反転動作をする遷移期間には、p型トランジスタ90が非導通となり、ノードNcの電圧は、高電圧電源Vhからダイオード91のフォワード電圧Vfdを引いた電圧(Vh−Vfd)となる。
【0036】
このように、データが反転する遷移期間にはノードNcの電圧が低下するため、p型トランジスタ50、60のゲート・ソース間電圧Vgs、ドレイン・ソース間電圧Vdsがともに小さくなり、p型トランジスタ50、60の電流駆動能力が低下する。このため、n型トランジスタ10、20の電流駆動能力が相対的に大きくなり、p型トランジスタ50、60でラッチされたデータを高速に反転することができ、データ反転時の貫通電流を低減することができる。
【0037】
図4は、図3に示した第1の実施の形態のレベル変換回路の動作波形図である。図4により第1の実施の形態のレベル変換回路の動作につき詳細に説明する。なお、図4の各波形に付されている記号は、図3の各ノード記号に対応する。また、縦軸の電圧に幅を持たせてあるのは、各波形が重なり不明瞭になるのを避けるためである。
【0038】
制御信号Φvhは定常状態ではLレベル(基準電位Vss)であり、電源供給部200のp型トランジスタ90は導通している。このためノードNcは高電圧電源Vhの電位になっている。
【0039】
入力信号S3がLレベルの場合は、インバータ45の出力であるノードNbはHレベル(Vdd)であり、n型トランジスタ20は導通しているので出力信号S4はLレベルである。また、入力信号S3はLレベルなのでn型トランジスタ10は非導通となると共に、出力ノード25はLレベルなのでp型トランジスタ50は導通状態となり、ノードNaはHレベル(Vh)となる。
【0040】
次に、入力信号S3がLレベルからHレベル(Vdd)に遷移する場合を説明する。この場合、Vh系の制御信号Φvhも入力信号S3とほぼ同時に入力される。入力信号S3がHレベル(Vdd)になるためn型トランジスタ10は導通する。このとき出力信号S4はまだLレベルを維持しているため、p型トランジスタ50はまだ導通状態を維持している。
【0041】
一方、p型トランジスタ90は、制御信号ΦvhがHレベル(Vh)となるために非導通となり、p型トランジスタ50とn型トランジスタ10を経由する貫通電流によって、ノードNcは、高電圧電源Vhからダイオード91のフォワード電圧Vfdを引いた電圧(Vh−Vfd)まで低下する。
【0042】
ノードNcが電圧(Vh−Vfd)まで低下することによって、p型トランジスタ50のゲート・ソース間電圧Vgs、ドレイン・ソース間電圧Vdsがとも小さくなり、p型トランジスタ50の電流駆動能力は極端に小さくなるため、n型トランジスタ10の導通により、ノードNaの電位はさらに低下する。
【0043】
ノードNaの電位の低下に伴いp型トランジスタ60は導通する。他方、入力信号S3がHレベル(Vdd)になるためノードNbはLレベルとなる。このためn型トランジスタ20は非導通となる。
【0044】
このように、p型トランジスタ60は、ノードNaの電位の低下に伴い導通するので、出力ノード25をチャージアップし出力信号S4をHレベル(Vh−Vfd)へと導く。
【0045】
出力信号S4がHレベル(Vh−Vfd)になるに従い、さらにp型トランジスタ50の駆動能力は低下し、ノードNaの電位はさらにLレベルになる。このような正帰還の働きにより、ついには出力信号S4はノードNcと同じHレベル(Vh−Vfd)に達し、p型トランジスタ50は非導通となり、ノードNaは完全にLレベルとなる。
【0046】
その直後に制御信号ΦvhはLレベルとなり、p型トランジスタ90が導通するため、ノードNcはHレベル(Vh)に引き上げられ、それに伴い出力信号S4もHレベル(Vh)に引き上げられる。
【0047】
次に、入力信号S3がHレベル(Vdd)からLレベルに遷移する場合を説明する。この場合、制御信号Φvhも入力信号S3とほぼ同時に入力される。入力信号S3がLレベルになると、n型トランジスタ10は非導通となるが、このとき出力信号S4はHレベル(Vh)であるため、p型トランジスタ50は非導通であり、ノードNaはLレベルを維持している。よってp型トランジスタ60は導通状態を維持している。
【0048】
入力信号S3がLレベルになるため、ノードNbはHレベル(Vdd)となり、よってn型トランジスタ20は導通する。一方、p型トランジスタ90は制御信号ΦvhがHレベル(Vh)となるため非導通となり、p型トランジスタ60とn型トランジスタ20を経由する貫通電流によって、ノードNcはダイオード91の電圧降下により電圧(Vh−Vfd)まで低下する。
【0049】
ノードNcが電圧(Vh−Vfd)まで低下することにより、p型トランジスタ60のゲート・ソース間電圧Vgs、ドレイン・ソース間電圧Vdsがとも小さくなり、p型トランジスタ60の電流駆動能力は極端に小さくなるため、n型トランジスタ20の導通により、出力信号S4の電位はさらに低下する。
【0050】
出力信号S4の電位の低下に伴いp型トランジスタ50は導通する。他方、入力信号S3はLレベルとなるため、n型トランジスタ10は非導通となり、p型トランジスタ50の導通に伴い、ノードNaはHレベル(Vh−Vfd)にチャージアップされる。ノードNaがHレベル(Vh−Vfd)になるに従い、p型トランジスタ60の駆動能力はさらに小さくなり、出力信号S4はさらにLレベルになる。
【0051】
このような正帰還の働きによりついにはノードNaはノードNcと同じレベル(Vh−Vfd)に達し、p型トランジスタ60は非導通となり、出力信号S4は完全にLレベルとなる。
【0052】
その直後に制御信号ΦvhはLレベルとなり、p型トランジスタ90が導通するため、ノードNcはHレベル(Vh)に引き上げられ、それに伴いノードNaもHレベル(Vh)に引き上げられる。
【0053】
このように、制御信号Φvhにより、電源供給部200からレベル変換部100に供給される高電圧電源は、データが反転する遷移期間だけ低下するので、クロスカップル接続されたp型トランジスタ50、60でラッチされたデータを高速に反転させることができ、結果的に高速にレベル変換を行うことが可能となる。また、p型トランジスタ50、60が高速に反転することにより、データ反転時の貫通電流が低減し、デバイスの低消費電力化を実現することができる。
【0054】
上記の制御信号はΦvhは、例えば外部から供給される同期信号を利用することができる。例えば、外部同期型のSRAMの場合に、かかる外部同期信号を利用することが好ましい。また、後述するとおり、制御信号はΦvhは、入力信号S3の遷移を検出して内部で生成することも可能である。
【0055】
図5は、本発明の第2の実施の形態のレベル変換回路の構成図である。第2の実施の形態のレベル変換回路530は、図3に示した第1の実施の形態のレベル変換回路530のノードNcとp型トランジスタ50、60の間に、p型トランジスタ70、80を直列に挿入したものであり、レベル変換速度を更に改善するものである。
【0056】
即ち、図5において、入力信号S3がLレベルからHレベル(Vdd)に遷移する場合は、入力信号S3がp型トランジスタ70のゲートにも入力されるので、p型トランジスタ70の等価的な抵抗値が増加する。抵抗値が増加したp型トランジスタ70はp型トランジスタ50の負荷となるので、p型トランジスタ50のドレイン電位はノードNcよりさらにその分低下し、その電流駆動能力は、第1の実施の形態の場合より更に低下する。これによりノードNaの電位の立ち下がりの遷移時間は更に短縮され、レベル変換速度は更に高速化される。
【0057】
一方、入力信号S3がHレベル(Vdd)からLレベルに遷移する場合は、ノードNbはLレベルからHレベル(Vdd)に遷移するが、ノードNbがp型トランジスタ80のゲートに接続されているので、p型トランジスタ80の等価的な抵抗値が増加する。抵抗値が増加したp型トランジスタ80はp型トランジスタ60の負荷となるので、p型トランジスタ60の電流駆動能力は第1の実施の形態の場合より更に低下する。これにより出力信号S4が立ち下がる遷移時間は更に短縮され、レベル変換速度は更に高速化される。
【0058】
なお、図3、図5に示した第1、第2の実施の形態のレベル変換回路では、電圧供給部200の電圧降下素子としてダイオード91を示したが、これに代わるものとして、MOSトランジスタのゲートとソースを接続した等価的なダイオードを使用することも可能である。
【0059】
また、それらのダイオードを複数個直列に接続し、データ反転時にノードNcの電圧をさらに低下させ、レベル変換速度を更に高速化してデータ反転時の貫通電流を更に低減することも可能である。
【0060】
図6は、本発明の第3の実施の形態のレベル変換回路の構成図である。第1、第2の実施の形態では、外部から入力されるVh系の制御信号Φvhを使用していたが、第3の実施の形態では、内部で生成するVdd系の遷移検出信号Φvddにより電源供給部200のp型トランジスタ90、93を制御する。
【0061】
このため第3の実施の形態では、Vdd系の入力信号S5の遷移を検出する遷移検出回路400と、Vdd系の遷移検出信号ΦvddをVh系の制御信号Φvh1、Φvh2に変換する信号変換部300が使用され、制御信号Φvh1、Φvh2が電源供給部200に入力される。
【0062】
電源供給部200には、制御信号Φvh1が入力されるp型トランジスタ90と、制御信号Φvh2が入力されるp型トランジスタ93とを設け、電圧降下素子としてダイオード接続したp型トランジスタ91、92を使用する。なお、入力信号S5は、LSIデバイスの内部で遅延されて入力信号S3になるので、その信号遅延をインバータ480で等価的に示す。
【0063】
第3の実施の形態によれば、入力信号S5の遷移を検出して遷移検出信号Φvddを生成し、遷移検出信号ΦvddをVh系の制御信号Φvh1、Φvh2に変換するので、LSIデバイスを外部同期信号とは無関係の非同期回路として用いることも可能である。
【0064】
図7は、第3の実施の形態のレベル変換回路の動作波形図である。図7により、第3の実施の形態のレベル変換回路530の動作について説明する。図7(1)に示すように、Vdd系の入力信号S5は、遷移検出回路400により立ち上がりと立ち下がりの遷移が検出され、Vdd系の遷移検出信号Φvddが生成される。また、入力信号S5は、等価的に表したインバータ480により遅延されてレベル変換回路530の入力信号S3になる。
【0065】
入力信号S5がLレベル(Vss)の定常時は、遷移検出信号ΦvddもLレベルであるため、NAND回路310、410の出力ノードNe、NiはともにHレベルであり、インバータ320、420の出力ノードNf、NjはともにLレベルである。
【0066】
このため、n型トランジスタ340、440は非導通であり、ノードNg、NkはともにHレベル(Vh)になり、n型トランジスタ370、470が導通となり、ノードNh、NlはともにLレベルである。
【0067】
このため、電源供給部200のp型トランジスタ90、93はともに導通しており、ノードNc、Ndはともに高電圧電源Vhが印加されている。従って、レベル変換部100は、第2の実施の形態と同様に、入力信号S3がLレベルの場合は出力ノード25もLレベルになり、ノードNaはHレベル(Vh)になっている。
【0068】
入力信号S5がLレベルからHレベル(Vdd)に遷移する場合は、遷移検出回路400により、その立ち上がりで遷移検出信号Φvddが生成される。一方、レベル変換部100の出力ノード25がLレベルであり、ノードNaがHレベルであることから、遷移検出信号ΦvddはNAND回路410を通過し、NAND回路310は通過しない。このため、ノードNiが一時的にLレベルになり、それに伴いノードNjが一時的にHレベルになる。
【0069】
従って、n型トランジスタ440が導通してノードNkが一時的にLレベルになり、p型トランジスタ460が導通してノードNlがHレベル(Vh)になる。ノードNlの信号が、電源供給部200に対する制御信号Φvh1になる。ノードNlがHレベル(Vh)になるので、p型トランジスタ90が非導通となり、ノードNcは、高電圧電源Vhからダイオード接続のp型トランジスタ91のフォワード電圧Vfdだけ低い電圧(Vh−Vfd)が印加される。これにより、p型トランジスタ50の電流駆動能力が低下し、ノードNaの立ち下がりを早め、レベル変換速度を高速化することができる。
【0070】
なお、ノードNaはp型トランジスタ450のゲートに接続され、ノードNaの電圧の立ち下がりをフィードバックしてp型トランジスタ450を導通し、ノードNkの立ち上がりを早めて、データの反転後に定常状態に戻る速度を速めている。
【0071】
次に、入力信号S5がHレベル(Vdd)からLレベルに遷移する場合は、レベル変換部100の出力ノード25がHレベルであり、ノードNaがLレベルであることから、遷移検出信号ΦvddはNAND回路310を通過し、NAND回路410は通過しない。この場合は、ノードNeが一時的にLレベルになり、それに伴いノードNfが一時的にHレベルとなって、n型トランジスタ340が導通し、ノードNgがLレベルになる。このためp型トランジスタ360が導通して、ノードNhがHレベル(Vh)になる。ノードNhの信号が、電源供給部200に対する制御信号Φvh2になる。
【0072】
従って、電源供給部200のp型トランジスタ93が非導通となり、ノードNdは、高電圧電源Vhからダイオード接続のp型トランジスタ92のフォワード電圧Vfdだけ低い電圧(Vh−Vfd)が印加される。これにより、p型トランジスタ60の電流駆動能力が低下し、出力ノード25の立ち下がりを早め、レベル変換速度を高速化することができる。なお、p型トランジスタ350の作用は、p型トランジスタ450の場合と同様である。
【0073】
なお、図6に示した第3の実施の形態では、電源供給部200をノードNcとNdに分け、それぞれにp型トランジスタ90、93と、ダイオード接続したp型トランジスタ91、92を使用したが、第1、第2の実施の形態の場合と同様に、電源供給部200を、p型トランジスタ90とダイオード91の1組で構成することもできる。
【0074】
その場合は、制御信号Φvh1と制御信号Φvh2の論理和の信号をp型トランジスタ90のゲートに入力する。この場合も、データ反転時にレベル変換部100に供給される電圧が低下し、レベル変換部100のデータ変換速度を高速化し、データ反転時の貫通電流を低減することができる。
【0075】
図8は、本発明の第4の実施の形態のレベル変換回路の構成図である。第4の実施の形態のレベル変換回路530は、電源供給部200のp型トランジスタ90をVdd系の制御信号Φvddで制御し、p型トランジスタ90の電流駆動能力を一時的に小さくしてそのインピーダンスを大きくし、ノードNcの電圧を一時的に低くして、ラッチ回路の反転速度を速めたものである。
【0076】
即ち、入力信号S3の遷移時に、制御信号ΦvddをHレベル(Vdd)とし、p型トランジスタ90の電流駆動能力を一時的に小さくし、等価的な抵抗値を大きくする。これにより、p型トランジスタ90の電圧降下が大きくなり、ノードNcの電圧が低下する。このため、クロスカップル接続されたp型トランジスタ50、60の電流駆動能力が低下して、ノードNa又は出力ノード25の立ち下がりが早くなり、レベル変換速度が高速化してデータ反転時の貫通電流を低減することができる。従って、この実施の形態では、図6に示した遷移検出信号Φvddをそのままp型トランジスタ90の制御信号に利用することができる。
【0077】
以上、具体的な実施の形態について説明したが、かかる実施の形態が本発明の技術的範囲を限定するものではない。例えば、図1においては、LSIデバイス500において、機能回路520から出力されるVdd系信号S3をVh系信号S4に変換する場合に、本発明のレベル変換回路530を使用した例を示したが、メモリデバイスのワード線選択回路において、ワード線を駆動する大きな振幅の信号が必要な場合にも、本発明のレベル変換回路を使用することができる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、電源供給部は、入力信号のレベルが遷移する所定の期間、高電圧電源の電圧より低い電圧をレベル変換部に供給するので、高電圧電源と低電圧電源との電位差が大きくても、データ反転時はその電位差を小さくすることができる。従って、高電圧電源と低電圧電源との電位差が大きい場合でも、レベル変換速度を高速化し、データ反転時の貫通電流を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のLSIデバイスの構成図である。
【図2】本発明によるレベル変換回路の原理説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のレベル変換回路の構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のレベル変換回路の動作波形図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のレベル変換回路の構成図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態のレベル変換回路の構成図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のレベル変換回路の動作波形図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態のレベル変換回路の構成図である。
【図9】従来のレベル変換回路の構成図である。
【符号の説明】
10、20、40 n型トランジスタ
30、50、60、70、80、90 p型トランジスタ
91 ダイオード
100 レベル変換部
200 電源供給部
300 信号変換部
400 遷移検出回路
500 LSIデバイス
530 レベル変換回路

Claims (5)

  1. 基準電位、低電圧電源及び高電圧電源が供給されるレベル変換回路において、
    前記基準電位及び低電圧電源に対応する低電圧振幅の入力信号を、前記基準電位及び高電圧電源に対応する高電圧振幅の出力信号に変換し、当該出力信号をラッチするレベル変換部と、
    前記レベル変換部が前記出力信号をラッチする状態においては、前記高電圧電源を前記レベル変換部に供給し、前記入力信号が遷移する遷移期間おいては、前記高電圧電源の電圧を低下させた電圧を前記レベル変換部に供給する電源供給部とを有することを特徴とするレベル変換回路。
  2. 請求項1において、
    前記レベル変換部は、前記低電圧電源で動作するインバータと、
    ソースが前記基準電位とされ、ゲートが前記インバータの入力に接続された第1のn型トランジスタと、
    ソースが前記基準電位とされ、ゲートが前記インバータの出力に接続された第2のn型トランジスタと、
    ソースが前記電源供給部に接続され、ドレインが前記第1のn型トランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第2のn型トランジスタのドレインに接続された第1のp型のトランジスタと、
    ソースが前記電源供給部に接続され、ドレインが前記第2のn型トランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第1のn型トランジスタのドレインに接続された第2のp型のトランジスタとを有するラッチ回路とを有し、
    前記第1のn型トランジスタのゲートに前記入力信号が入力され、前記第2のn型トランジスタのドレインから、前記出力信号が出力されることを特徴とするレベル変換回路。
  3. 請求項2において、
    更に、前記電源供給部と前記第1のp型のトランジスタとの間に設けられ、ゲートに前記入力信号が入力される第3のp型のトランジスタと、
    前記電源供給部と前記第2のp型のトランジスタとの間に設けられ、ゲートに前記インバータの出力信号が入力される第4のp型のトランジスタとを有することを特徴とするレベル変換回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記電源供給部は、ソースが前記高電圧電源に接続され、ドレインから前記レベル変換部に電源を供給する第5のp型トランジスタと、
    一端が前記高電圧電源に接続され、他端が前記第5のp型トランジスタのドレインに接続された電圧降下素子とを有し、
    前記第5のp型トランジスタは、ゲートに前記高電圧電源に対応する高電圧振幅の制御信号が入力され、前記遷移期間、非導通とされることを特徴とするレベル変換回路。
  5. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記電源供給部は、ソースが前記高電圧電源に接続され、ドレインから前記レベル変換部に電源を供給する第6のp型トランジスタを有し、
    前記第6のp型トランジスタは、ゲートに前記低電圧電源に対応する低電圧振幅の制御信号が入力され、前記遷移期間、インピーダンスが大きくなるように制御されることを特徴とするレベル変換回路。
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