JP3988449B2 - 印刷物検査方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、連続して同一絵柄が繰り返し印刷されるカラー印刷物の検査方法に係り、特に、カラー印刷物の色調の変化を検出することができる印刷物検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷物の検査装置として、印刷物に発生したピンホールや飛び汚れを検出する装置が知られている。この検査装置は、基準となる印刷物のCCDカメラによる画像と、新たに印刷された印刷物のCCDカメラによる画像とを比較することによって印刷物のピンホール等を検出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、印刷機においては、常時、ブレード(調整弁)を介してインキを版胴に供給するようになっているが、ブレードの目ずまり等の原因でインキ供給量が変動し、このため、カラーの色調が徐々に変わってしまう場合がある。しかしながら、従来の検査装置は、このような色調の変化(異常)を検出することができない欠点があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、カラー印刷物の色調の異常を検出することができる印刷物検査方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、予め、基準印刷物へ赤外光、R光、G光、B光を順次照射し、前記基準印刷物において反射した光の光量に対応する色調データを第1の記憶手段に記憶させ、前記第1の記憶手段に記憶させた色調データから予め決められた特定条件を満足する色調データを選択し、選択した色調データの前記基準印刷物上の位置を示す位置データを検査部位の位置データとして第2の記憶手段に記憶させると共に、前記選択した色調データに対応するデータを基準色調データとして前記第2の記憶手段に記憶させておき、発光部によって、印刷物へ赤外光、R光、G光、B光を順次照射し、前記印刷物において反射した光を受光部によって受光し、前記受光部から出力される、受光した光の光量に対応する色調データを第3の記憶手段に書き込み、前記第2の記憶手段内の位置データに基づいて、前記第3の記憶手段から前記検査部位の色調データを読み出し、前記第2の記憶手段内の基準色調データと比較し、両者の差が一定以上であった時に、前記印刷物の廃棄を指示する信号とインキ供給量を制御する信号とを制御手段が出力することを特徴とする印刷物検査方法である。
【0005】
請求項2に記載の発明は、予め、基準印刷物へ可視光域および赤外光域を含む光を照射し、前記基準印刷物において反射した光から、赤外光域の光、シアン吸収波長域の光、マゼンダ吸収波長域の光、イエロー吸収波長域の光を順次選択的に受光し、受光した光の光量に対応する色調データを第1の記憶手段に記憶させ、前記第1の記憶手段に記憶させた色調データから予め決められた特定条件を満足する色調データを選択し、選択した色調データの前記基準印刷物上の位置を示す位置データを検査部位の位置データとして第2の記憶手段に記憶させると共に、前記選択した色調データに対応するデータを基準色調データとして前記第2の記憶手段に記憶させておき、発光部によって印刷物へ可視光域および赤外光域を含む光を照射し、前記印刷物において反射した光から、赤外光域の光、シアン吸収波長域の光、マゼンダ吸収波長域の光、イエロー吸収波長域の光を順次選択的に受光部によって受光し、前記受光部から出力される、受光した光の光量に対応する色調データを第3の記憶手段に書き込み、前記第2の記憶手段内の位置データに基づいて、前記第3の記憶手段から前記検査部位の色調データを読み出し、前記第2の記憶手段内の基準色調データと比較し、両者の差が一定以上であった時に、前記印刷物の廃棄を指示する信号とインキ供給量を制御する信号とを制御手段が出力することを特徴とする印刷物検査方法である。
【0006】
請求項3に記載の発明は、前記特定条件を満足する色調データを選択してこれに対応するデータを基準色調データとするに際して、前記基準印刷物をインキ供給用のインキキーの幅に合わせて仮想分割し、分割した各領域毎に前記基準色調データを選択することを特徴とする請求項または請求項に記載の印刷物検査方法である。
【0007】
請求項4に記載の発明は、前記特定条件は、一定範囲内において前記色調データの相互偏差が所定値以下であることを特徴とする請求項または請求項に記載の印刷物検査方法である。
【0008】
請求項5に記載の発明は、前記特定条件を満足する色調データを選択してこれに対応するデータを基準色調データとするに際して、前記領域において複数の基準色調データが選択された場合は、データ値が小さい方を基準色調データとして選択することを特徴とする請求項に記載の印刷物検査方法である。
【0009】
請求項6に記載の発明は、前記特定条件を満足する色調データを選択してこれに対応するデータを基準色調データとするに際して、前記領域において複数の基準色調データが選択された場合は、前記領域の幅方向中央部寄りの色調データを基準色調データとして選択することを特徴とする請求項に記載の印刷物検査方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態による印刷物検査方法を適用したカラー印刷物検査装置の構成を示すブロック図であり、図2は同検査装置によって、印刷/乾燥終了直後の印刷物の検査を行っているところを示す図である。
【0011】
図2において、符号1はカラー印刷物、1aは印刷物1に塗布されたインキである。ここで、インキの色はシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4種類のである。2は印刷物1へ赤外光(波長;850nm以上)、R(赤)光(波長;600〜700nm)、G(緑)光(波長;500〜600nm)、B(青)光(波長;400〜500nm)を各々照射する発光部である。この発光部2は、印刷物1の幅方向(図2の紙面垂直方向)に並べられた、赤外光を発光する多数のLED(発光ダイオード)と、同様に、印刷物1の幅方向に並べられた、R光を発光する多数のLED、G光を発光する多数のLED、B光を発光する多数のLEDから構成されている。3は受光部であり、発光部2から印刷物1へ投射され、印刷物1の表面において反射された光を検出するCCDと、CCDの出力をディジタルデータに変換して出力するA/D(アナログ/ディジタル)変換器とから構成される。
【0012】
図1の4は印刷機の版胴の回転軸に取り付けられたエンコーダであり、版胴が1回転する毎に1パルス出力する出力端と、版胴が一定角度回転する毎に1パルスを出力する出力端を有し、各出力端のパルスが各々データ処理部5へ出力される。データ処理部5は、各部を制御する制御部6と、テンキー、ファンクションキー等からなる操作部7と、CRT(ブラウン管)表示装置8と、記憶部9から構成され、印刷物1の検査結果に応じて、印刷物の廃棄を指示する排紙信号を次段のコンベアへ出力し、また、警告灯を点灯し、さらに、インキ供給制御装置10へインキ供給量を制御する信号を出力する。
【0013】
次に、上述した印刷物検査装置の動作を説明する。
(1)基準データ作成
この印刷物検査装置は、試験印刷が進行し、好ましい印刷状態の印刷物(以下、基準印刷物という)ができた時点で、基準印刷物の色調データを収集し、印刷物検査の基準となる基準データを作成する。この過程を図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0014】
まず、基準印刷物を、発光部2の光が照射される照射位置を通過させる。制御部6は、エンコーダ4の出力に基づいて基準印刷物の先端が発光部2の光照射位置に達したことを検知すると、以後、発光部2を駆動して基準印刷物へ光を照射し、その時の受光部3の出力データを順次記憶部9に書き込む(ステップS1)。すなわち、制御部6は、まず、赤外光LEDをオンとして赤外光を印刷物1に照射し、印刷物1からの反射光の強度を示す受光部3の出力データ(以下、色調データという)を記憶部9に書き込む。次に、R光LEDをオンとしてR光を印刷物1に照射し、受光部3から出力される色調データを記憶部9に書き込む。次に、G光、B光について同様の処理を行って色調データを記憶部9に書き込む。また、上記の処理を高速で繰り返し、これによって、印刷物1が発光部2の光照射位置を通過する間に、赤外光、R光、G光、B光の印刷物1全領域における色調データ、すなわち、印刷物1の全領域における各光の吸収量を示すデータを得る。
【0015】
ここで、赤外光は、波長が850nm以上であり、シアン、マゼンダ、イエローの各インキによって吸収を受けることはなく、ブラックインキによってのみ吸収を受ける。したがって、赤外光を照射した時の受光部3の出力色調データは、ブラック(墨)インキの量を示しており、印刷物1にブラックインキが多く印刷されていれば、吸収が大きくなり、色調データが小となり、一方、ブラックインキが少なければ色調データが大となる。また、R光は波長が600〜700nmの範囲にあり、シアンとブラックによってのみ吸収を受ける。すなわち、R光照射時の受光部3の出力データは、ブラックが印刷されていなければシアンのインキ量を示している。なお、ブラックがシアンと共に印刷されていた場合は両インキ量の合計を示している。
【0016】
同様に、G光は波長が500〜600nmの範囲にあり、マゼンダとブラックによってのみ吸収を受け、G光照射時の受光部3の出力データは、ブラックが印刷されていなければマゼンダのインキ量を示している。B光は波長が400〜500nmの範囲にあり、イエローとブラックによってのみ吸収を受け、B光照射時の受光部3の出力データは、ブラックが印刷されていなければイエローのインキ量を示している。
上述した処理によって、ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの各インキの印刷状態を示すマップが記憶部9内に作成される。
【0017】
次に、制御部6は、作成されたマップをインキキー毎のエリアに分割する(ステップS2)。図4は印刷物1を示す図であるが、インキ量を制御するインキキーは印刷物1の一定幅K毎に設けられている。そこで、制御部6は記憶部9内のマップを仮想的にインキキーの幅毎に分割する。次に、制御部6は、分割された各領域において検査対象部位を抽出する(ステップS3)。すなわち、まず、赤外光によって得られたブラックマップの領域A1(図4参照)において、予め決められた検査面積(画素数)+上下左右のプラスαの面積エリアにおいて色調データの変動が一定以下の場所を抽出する。ここで、複数抽出された場合は色調データが小さい方(インキ濃度が大きい方)を選定する。以下、同様にして、ブラックマップの領域A2、A3、・・・Anについて検査対象部位を抽出する。
【0018】
次に、R光によって得られたシアンマップにおける領域A1〜Anにおいて、上記と同様にして検査対象部位を抽出する。但し、この場合、ブラックが印刷されている領域は色調データが正確にシアンの量を表していないので除外する。次に、G光によるマゼンダマップ、B光によるイエローマップについて、上記と同様にして検査対象部位を抽出する。図4の符号BK、C、M、Yはそれぞれ抽出された検査対象部位を示している。
【0019】
次に、上記の過程によって抽出した各色、各領域毎の検査対象部位の検査面積内の色調データを平均することによって各検査対象部位ににおける基準色調データを求める(ステップS4)。次いで、求めた基準色調データおよび検査対象部位の位置を示す位置データを記憶部9に書き込む(ステップS5)。
【0020】
なお、上述した検査部位の抽出において、各領域A1、A2、・・・の各境目付近は印刷物の蛇行の影響を受けるので避けることが望ましい。また、複数の検査対象部位が抽出された場合に、印刷進行咥え側、咥え尻側、幅方向の中央、隣のインキキーエリアに近接しない位置等の条件で絞り込んでもよい。また、1領域にについて複数箇所を検査対象部位として決めてもよい。この場合、例えば、制定された検査対象部位の基準色調データの和を基準データとしてもよく、個別に検査対象としてもよい。
【0021】
(2)印刷物検査
次に、実際の印刷工程において行われる印刷物検査の過程を図5に示すフローチャートを参照して説明する。
印刷、乾燥が終了した印刷物1はこの実施形態による検査装置の発光部2の照射位置を通過する。制御部6はエンコーダ4の出力に基づいて印刷物1の先端が発光部2の照射位置に達したことを検知し、以後、発光部2および受光部3によるデータ収録を行う。すなわち、発光部2は、印刷物1に対し、前述した基準データ作成の場合と全く同様にして、赤外光、R光、G光、B光を順次繰り返し照射し、また、受光部3は各光が照射される毎に、反射光を受光して色調データをデータ処理装置5の制御部6へ出力する。制御部6は受光部3からの色調データを順次記憶部9に記憶させる(ステップSa1)。
【0022】
次に、制御部6は、記憶部9内の前述した位置データに基づいて、記憶部9に上記過程で収緑した色調データから検査対象部位のデータを読み出し(ステップSa2)、読み出したデータの平均値を算出する(ステップSa3)。次に、記憶部9内の基準色調データと、算出した平均値の差を算出し、その算出結果が予め設定された一定値以内か、一定値外かを判断する(ステップSa4)。そして、その判断結果が一定値以内であった場合は、ステップSa2へ戻り、次の検査対象部位のデータを記憶部9から読み出す。
【0023】
また、ステップSa4の判断結果が一定値外であった場合は、制御部6が、まず、排紙信号を出力する(ステップSa5)。この排紙信号によって、印刷物1が次のラインにおいて排紙処理される。次に、制御部6は、警告灯を点灯し(ステップSa6)、次いで、インキ供給制御装置10へインキ濃度の変化を示す制御信号およびインキキーの番号を出力する。インキ供給制御装置は10、この制御信号を受け、異常が発生したインキキーのインキ供給量の自動調整を行う。そして、制御部6の処理が再びステップSa2へ戻る。
【0024】
なお、上述した実施形態は、発光部2としてLEDによる発光部を用いているが、これに代えて、400nm〜1000nmの範囲を含む波長の光を発光する白色光ランプを用いてもよい。この波長範囲の光を発光するランプとしてハロゲンランプ、キセノンランプが知られている。この場合、発光部2と印刷物1の間にフィルターを挿入し、赤外、R、G、B光を抽出して印刷物1に照射するか、あるいは、印刷物1と受光部3の間にフィルターを挿入し、反射光からブラック、シアン、マゼンダ、イエローの吸収帯域の光を抽出する。
【0025】
【発明の効果】
請求項1、2の発明によれば、カラー印刷物の色調の異常を印刷後直ちに検出することができる効果が得られる。
請求項1、2の発明によれば、印刷物毎に最適な基準データを形成することができ、これにより、印刷物の色調の変化(異常)を正確に検出できる効果が得られる。
【0026】
請求項の発明によれば、インキキーの幅毎に色調変化を検出することができ、色調変化の修正を容易に行うことができる。
請求項の発明によれば、印刷物の色調の変化(異常)をより確実に検出できる効果が得られる。
請求項の発明によれば、色調変化の検出において、印刷物の蛇行の影響を受けない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による印刷物検査装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同検査装置によって、印刷/乾燥終了直後の印刷物の検査を行っているところを示す図である。
【図3】 同検査装置における基準データ収録動作を示すフローチャートである。
【図4】 印刷物1における検査対象部位の例を示す図である
【図5】 同検査装置における印刷物検査の過程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…印刷物
1a…インキ
2…発光部
3…受光部
5…データ処理装置
6…制御部
9…記憶部

Claims (6)

  1. 予め、基準印刷物へ赤外光、R光、G光、B光を順次照射し、前記基準印刷物において反射した光の光量に対応する色調データを第1の記憶手段に記憶させ、前記第1の記憶手段に記憶させた色調データから予め決められた特定条件を満足する色調データを選択し、選択した色調データの前記基準印刷物上の位置を示す位置データを検査部位の位置データとして第2の記憶手段に記憶させると共に、前記選択した色調データに対応するデータを基準色調データとして前記第2の記憶手段に記憶させておき、
    発光部によって、印刷物へ赤外光、R光、G光、B光を順次照射し、
    前記印刷物において反射した光を受光部によって受光し、
    前記受光部から出力される、受光した光の光量に対応する色調データを第3の記憶手段に書き込み、
    前記第2の記憶手段内の位置データに基づいて、前記第3の記憶手段から前記検査部位の色調データを読み出し、前記第2の記憶手段内の基準色調データと比較し、両者の差が一定以上であった時に、前記印刷物の廃棄を指示する信号とインキ供給量を制御する信号とを制御手段が出力することを特徴とする印刷物検査方法。
  2. 予め、基準印刷物へ可視光域および赤外光域を含む光を照射し、前記基準印刷物において反射した光から、赤外光域の光、シアン吸収波長域の光、マゼンダ吸収波長域の光、イエロー吸収波長域の光を順次選択的に受光し、受光した光の光量に対応する色調データを第1の記憶手段に記憶させ、前記第1の記憶手段に記憶させた色調データから予め決められた特定条件を満足する色調データを選択し、選択した色調データの前記基準印刷物上の位置を示す位置データを検査部位の位置データとして第2の記憶手段に記憶させると共に、前記選択した色調データに対応するデータを基準色調データとして前記第2の記憶手段に記憶させておき、
    発光部によって印刷物へ可視光域および赤外光域を含む光を照射し、
    前記印刷物において反射した光から、赤外光域の光、シアン吸収波長域の光、マゼンダ吸収波長域の光、イエロー吸収波長域の光を順次選択的に受光部によって受光し、
    前記受光部から出力される、受光した光の光量に対応する色調データを第3の記憶手段に書き込み、
    前記第2の記憶手段内の位置データに基づいて、前記第3の記憶手段から前記検査部位の色調データを読み出し、前記第2の記憶手段内の基準色調データと比較し、両者の差が一定以上であった時に、前記印刷物の廃棄を指示する信号とインキ供給量を制御する信号とを制御手段が出力することを特徴とする印刷物検査方法。
  3. 前記特定条件を満足する色調データを選択してこれに対応するデータを基準色調データとするに際して、前記基準印刷物をインキ供給用のインキキーの幅に合わせて仮想分割し、分割した各領域毎に前記基準色調データを選択することを特徴とする請求項または請求項に記載の印刷物検査方法。
  4. 前記特定条件は、一定範囲内において前記色調データの相互偏差が所定値以下であることを特徴とする請求項または請求項に記載の印刷物検査方法。
  5. 前記特定条件を満足する色調データを選択してこれに対応するデータを基準色調データとするに際して、前記領域において複数の基準色調データが選択された場合は、データ値が小さい方を基準色調データとして選択することを特徴とする請求項に記載の印刷物検査方法。
  6. 前記特定条件を満足する色調データを選択してこれに対応するデータを基準色調データとするに際して、前記領域において複数の基準色調データが選択された場合は、前記領域の幅方向中央部寄りの色調データを基準色調データとして選択することを特徴とする請求項に記載の印刷物検査方法。
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