JP3986852B2 - 設備管理システム、設備管理方法、設備管理プログラム、および、設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

設備管理システム、設備管理方法、設備管理プログラム、および、設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、設備管理システム、設備管理方法、設備管理プログラム、および、設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関し、特に、複数の人が利用する設備を管理するのに適した設備管理システム、設備管理方法、設備管理プログラム、および、設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、赤外線を用いて開錠するドアロックシステムが、従来の機械式のドアロックシステムに代えて、用いられるようになってきた。特開2000−129978公報では、赤外線通信機能を有する携帯情報通信端末に鍵データを登録し、ドアロック開閉装置に鍵データを送信することにより、ドアロックを開閉させるドアロック開閉システムについて、記載されている。特開2000−129978公報のドアロック開閉システムによれば、携帯情報通信端末に鍵データが登録されると、その鍵データを用いていつでもドアロックを開閉することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−129978公報のドアロック開閉システムでは、一度、携帯情報通信端末に鍵データを登録すれば、いつでも、ドアロック開閉装置を開閉することができるため、ドアロック開閉装置を開閉する権限のある者のみの使用に限定される。このため、複数の人が利用する施設、たとえば、宿泊設備で使用するには問題がある。
【0004】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、複数の人が時間を区分して利用する設備の鍵を管理することが可能な設備管理システム、設備管理方法、設備管理プログラム、および、設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明のある局面によれば、設備管理システムは、ロック装置と、ロック装置を管理するための設備管理装置とを含み、
ロック装置は、ロック装置を開錠するための鍵情報を使用者の携帯通信端末から受信する受信手段と、受信された鍵情報を設備管理装置に送信する送信手段とを備え、
設備管理装置は、携帯通信端末の固有データとロック装置の固有データとに基づいて、鍵情報を生成する生成手段と、生成された鍵情報を記憶する記憶手段と、記憶された鍵情報を携帯通信端末に送信する送信手段と、ロック装置で受信された鍵情報をロック装置から受信する受信手段と、記憶された鍵情報と、受信された鍵情報とが同じ場合に、ロック装置を開錠するように制御する制御手段と、所定の期間の経過後に記憶された鍵情報を消去する消去手段とを備える。
【0006】
この発明に従えば、設備管理装置は、記憶された鍵情報と、受信された鍵情報とが同じ場合に、ロック装置を開錠するように制御するとともに、所定の期間の経過後に記憶された鍵情報を消去する。このため、鍵情報は、所定の期間の経過後に使用することができなくなる。その結果、複数の人が時間を区分して利用する設備の鍵を管理することが可能な設備管理システムを提供することができる。また、消去された鍵情報と異なる鍵情報を生成することができる。その結果、鍵情報の複製に対する安全性を高めることができる。
【0007】
好ましくは、所定の期間の経過後とは、使用者がロック装置を開錠するための鍵情報を使用できる権利を失効する時である。このため、鍵情報を使用できる権利を失効した後は、鍵情報を使用することができなくなる。その結果、複数の人が時間を区分して利用する設備の鍵を管理することができる。
【0010】
好ましくは、生成手段は、さらに、鍵情報を生成するときの時刻に基づいて、鍵情報を生成する。
【0011】
好ましくは、生成手段は、さらに、乱数を用いて、鍵情報を生成する。
このため、消去された鍵情報と異なる鍵情報を生成することができる。その結果、鍵情報の複製に対する安全性をさらに高めることができる。
【0012】
好ましくは、設備管理装置の送信手段およびロック装置の受信手段は、それぞれ赤外線で送受信する。
【0013】
赤外線は、電波に比べて伝送距離が短く、指向性が狭い。その結果、鍵情報を送受信する際の鍵情報の漏洩に対する安全性を高めることができる。
【0014】
好ましくは、設備管理装置の送信手段およびロック装置の受信手段は、それぞれ遮光カバーを含む。
【0015】
好ましくは、設備管理装置の送信手段およびロック装置の受信手段は、それぞれライトガイドを含む。
【0016】
好ましくは、設備管理装置の送信手段は、赤外線の放射強度を所定の値に制限する。
【0017】
好ましくは、ロック装置の受信手段は、赤外線の受光量を所定の値に制限する。
【0018】
このため、赤外線が外部に洩れにくくなる。その結果、鍵情報を送受信する際の鍵情報の漏洩に対する安全性を高めることができる。
【0019】
この発明の他の局面によれば、設備管理システムは、ロック装置と、ロック装置を管理するための設備管理装置とを含み、
設備管理装置は、携帯通信端末の固有データとロック装置の固有データとに基づいて、ロック装置を開錠するための鍵情報を生成する生成手段と、生成された鍵情報を記憶する記憶手段と、記憶された鍵情報をロック装置に送信する第1送信手段と、記憶された鍵情報を使用者の携帯通信端末に送信する第2送信手段と、所定の期間の経過後に記憶された鍵情報を消去する消去手段とを備え、
ロック装置は、鍵情報を設備管理装置から受信する第1受信手段と、受信された鍵情報を記憶する記憶手段と、鍵情報を携帯通信端末から受信する第2受信手段と、設備管理装置から受信された鍵情報と、携帯通信端末から受信された鍵情報とが同じ場合に、ロックを開錠する開錠手段とを備える。
【0020】
この発明に従えば、ロック装置は、設備管理装置から受信された鍵情報と、携帯通信端末から受信された鍵情報とが同じ場合に、ロックを開錠する。さらに、設備管理装置は、所定の期間の経過後に記憶された鍵情報を消去する。このため、鍵情報は、所定の期間の経過後に使用することができなくなる。その結果、複数の人が時間を区分して利用する設備の鍵を管理することが可能な設備管理システムを提供することができる。
好ましくは、設備管理装置は、さらに、鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶する記憶手段と、使用者の携帯通信端末から鍵情報を受信する鍵情報受信手段と、受信された鍵情報に基づき、記憶手段から設備利用料金を読出す読出し手段と、読み出された設備利用料金と、振込先金融機関の口座番号とを携帯通信端末に送信する送信手段とを備える。
この発明に従えば、設備管理装置は、鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶し、使用者の携帯通信端末から鍵情報を受信し、受信された鍵情報に基づき、記憶手段から設備利用料金を読出して、読み出された設備利用料金と、振込先金融機関の口座番号とを携帯通信端末に送信する。このため、使用者は、携帯通信端末から鍵情報を送信することにより、設備利用料金の決済に必要な情報を受信することができ、所望の金融機関で設備利用料金を決済することができる。その結果、容易に設備利用料金を決済することができる。
好ましくは、設備管理装置は、さらに、鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶する記憶手段と、使用者の携帯通信端末から鍵情報と引落金融機関の口座番号と口座番号の暗証番号とを受信する利用情報受信手段と、受信された鍵情報に基づき、設備利用料金を読出す読出し手段と、受信された引落金融機関の口座番号と暗証番号と、振込先金融機関の口座番号と、読出された設備利用料金とを引落金融機関に送信する送信手段とを備える。
この発明に従えば、設備管理装置は、鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶し、使用者の携帯通信端末から鍵情報と引落金融機関の口座番号と口座番号の暗証番号とを受信し、受信された鍵情報に基づき、設備利用料金を読出して、受信された引落金融機関の口座番号と暗証番号と、振込先金融機関の口座番号と、読出された設備利用料金とを引落金融機関に送信する。このため、使用者は、携帯通信端末から鍵情報と設備利用料金の決済に必要な情報とを送信することにより、金融機関で設備利用料金を決済することができる。その結果、容易に設備利用料金を決済することができる。
【0021】
この発明のさらに他の局面によれば、設備管理方法は、制御部と記憶部と通信部とを備えるコンピュータでロック装置を管理する方法であって、制御部が、携帯通信端末の固有データとロック装置の固有データとに基づいて、ロック装置を開錠するための鍵情報を生成するステップと、制御部が、生成された鍵情報を記憶部に記憶させるステップと、制御部が、記憶部に記憶された鍵情報を通信部を介して使用者の携帯通信端末に送信するステップと、制御部が、ロック装置で携帯通信端末から受信された鍵情報をロック装置から通信部を介して受信するステップと、制御部が、記憶部に記憶された鍵情報と、受信された鍵情報とが同じ場合に、ロック装置を開錠するように制御するステップと、制御部が、所定の期間の経過後に記憶された鍵情報を記憶部から消去するステップとを含む。
【0022】
この発明に従えば、複数の人が時間を区分して利用する設備の鍵を管理することが可能な設備管理方法を提供することができる。
【0023】
この発明のさらに他の局面によれば、設備管理プログラムは、コンピュータで実行されるプログラムであって、携帯通信端末の固有データとロック装置の固有データとに基づいて、ロック装置を開錠するための鍵情報を生成するステップと、生成された鍵情報を記憶するステップと、記憶された鍵情報を使用者の携帯通信端末に送信するステップと、ロック装置で携帯通信端末から受信された鍵情報をロック装置から受信するステップと、記憶された鍵情報と、受信された鍵情報とが同じ場合に、ロック装置を開錠するように制御するステップと、所定の期間の経過後に記憶された鍵情報を消去するステップとをコンピュータに実行させる。
【0024】
この発明に従えば、複数の人が時間を区分して利用する設備の鍵を管理することが可能な設備管理プログラムおよび設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一または相当する部材を示し、重複する説明は繰返さない。
【0030】
本発明の実施の形態は、設備管理システムをホテルなどの宿泊設備に適用する場合について説明するが、複数の人が時間を区分して利用する設備の鍵を管理するのである限り、宿泊設備に限定されるものではない。
【0031】
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態における設備管理システムの概略を示す図である。図1を参照して、設備管理システムは、ホテルなどの宿泊設備に設置される。
【0032】
設備管理システムは、設備管理装置100とロック装置200とから構成される。設備管理装置100は、コンピュータで構成され、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300と通信するための赤外線通信部141を含む。赤外線通信部141は、使用者が宿泊設備を利用する時、最初に立ち寄る場所、たとえば、宿泊設備のフロントに設置される。
【0033】
ロック装置200は、宿泊設備の客室のドア部に設置され、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300と通信するための鍵情報受信部201を含む。ロック装置200は、図1では1つしか示されていないが、実際には、複数のロック装置200が設備管理装置100と接続される。
【0034】
宿泊設備の使用者は、宿泊設備へのチェックインの際に、フロントに設置される設備管理装置100の赤外線通信部141から、携帯通信端末300で鍵情報を受信する。使用者の携帯通信端末300は、赤外線通信機能を備える。鍵情報は、使用者が利用する客室のドア部に設置されるロック装置200を開錠するための信号である。次に、使用者は、客室のドア部に設置されるロック装置200の鍵情報受信部201に、携帯通信端末300で、フロントで受信した鍵情報を送信する。そして、設備管理装置100により、鍵情報が認証されると、ロック装置200のロックが開錠される。
【0035】
図2は、第1の実施の形態における設備管理システムの設備管理装置100とロック装置200との機能の概略を示す機能ブロック図である。図2を参照して、設備管理システムは、ロック装置200と、ロック装置200を管理するための設備管理装置100とを含む。
【0036】
設備管理システムの設備管理装置100は、設備管理装置100の全体を制御するための制御部110と、所定の情報を記憶するための記憶部130と、設備管理装置100をネットワークと接続するための通信インターフェイスおよび携帯通信端末300などの通信機器と通信するための通信インターフェイスである通信部140と、設備管理装置100に所定の情報を入力するための入力部150と、設備管理装置100から所定の情報を出力するための出力部160と、記録媒体171に記録された情報を入力したり、記録媒体171に必要な情報を記録するための外部記憶装置170とを含む。
【0037】
制御部110は、中央演算処理装置(CPU)であり、制御部110で実行するためのプログラムを記憶するためのリードオンリメモリ(ROM)とプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるランダムアクセスメモリ(RAM)とを含む。
【0038】
記憶部130は、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気ディスク記憶装置である。磁気ディスク記憶装置に代えて、光磁気ディスク記憶装置や、光ディスク等を用いることもできる。
【0039】
通信部140は、設備管理装置100を外部のネットワークに接続するための通信インターフェイスおよび携帯通信端末300などの通信機器と通信するための通信インターフェイスである。通信部140を介して、設備管理装置100は、他のコンピュータや通信機器と必要な情報を送受信する。
【0040】
入力部150は、キーボード、マウス等であり、設備管理装置100に必要な情報を入力することができる。
【0041】
出力部160は、液晶表示装置または陰極線管(CRT)等のディスプレイであり、設備管理装置100から必要な情報を出力することができる。
【0042】
外部記憶装置170は、記録媒体171に記録されたプログラムやデータを読込み、制御部110に送信する。また、外部記憶装置170は、制御部110からの指示により、記録媒体171に必要な情報を書込む。
【0043】
コンピュータ読取可能な記録媒体171としては、磁気テープ、カセットテープ、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスク、MO(Magneto Optical disk)、MD(MiniDisc)等の光磁気ディスク、ICカード、光カード等のメモリカード、あるいは、マスクROM,EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrionically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等の半導体メモリを含めた、固定的にプログラムを担持する記録媒体である。また、記録媒体171を、ネットワークからプログラムがダウンロードされるように流動的にプログラムを担持する媒体とすることもできる。
【0044】
設備管理装置100の制御部110は、鍵情報生成部115と、鍵情報送信部111と、鍵情報受信部112と、ロック装置制御部113と、鍵情報消去部114とを含む。設備管理装置100の記憶部130は、鍵情報記憶部131を含む。設備管理装置100の通信部140には、赤外線通信部141が接続される。また、ロック装置200は、鍵情報受信部201と、鍵情報送信部202とを含む。
【0045】
設備管理装置100の鍵情報生成部115は、ロック装置200を開錠するための鍵情報を生成する。
【0046】
設備管理装置100の鍵情報記憶部131は、鍵情報生成部115で生成された鍵情報を記憶する。
【0047】
設備管理装置100の鍵情報送信部111は、宿泊設備の使用者が宿泊設備にチェックインする際に、鍵情報記憶部131に記憶された鍵情報を、使用者の携帯通信端末300に、赤外線通信部141を介して送信する。
【0048】
設備管理装置100の赤外線通信部141は、鍵情報送信部111から送信された鍵情報を赤外線信号に変換して、使用者の携帯通信端末300に送信する。赤外線通信部141は、直接、設備管理装置100の通信部140に接続されてもよいし、ネットワークを介して接続された別のコンピュータに接続されてもよい。
【0049】
ロック装置200の鍵情報受信部201は、宿泊設備の使用者が宿泊設備の客室のドアを開錠しようとする際に、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300から鍵情報を受信する。
【0050】
ロック装置200の鍵情報送信部202は、鍵情報受信部201で受信された鍵情報を設備管理装置100に送信する。
【0051】
設備管理装置100の鍵情報受信部112は、ロック装置200で受信された鍵情報をロック装置200から受信する。
【0052】
設備管理装置100のロック装置制御部113は、設備管理装置100の鍵情報記憶部131に記憶された鍵情報と、鍵情報受信部112で受信された鍵情報とが同じ場合に、ロック装置200を開錠するように制御するための制御コマンドを通信部140を介して送信する。
【0053】
設備管理装置100の鍵情報消去部114は、所定の時間経過した後、鍵情報記憶部131に記憶された鍵情報を消去する。所定の時間経過した時とは、たとえば、宿泊設備の使用者が宿泊設備からチェックアウトする時、チェックインから所定の時間が経過した時、あるいは、予め定められた時刻になった時である。鍵情報記憶部131から鍵情報が消去されることによって、設備管理装置100のロック装置制御部113は、鍵情報を照合できなくなるので、鍵情報は使用できなくなる。すなわち、所定の時間経過した時は、使用者がロック装置を開錠するための鍵情報を使用できる権利を失効する時である。
【0054】
ここで、鍵情報生成部115は、携帯通信端末300の固有データ、ロック装置200の固有データ、鍵情報を生成するときの時刻、あるいは、乱数に基づいて、鍵情報を生成してもよい。また、鍵情報生成部115は、携帯通信端末300の固有データ、ロック装置200の固有データ、鍵情報を生成するときの時刻、または、乱数をそれぞれ組み合わせて、鍵情報を生成してもよい。このようにすることで、使用者鍵情報消去部114で消去された鍵情報と異なる鍵情報を生成することができる。
【0055】
携帯通信端末の固有データとしては、携帯通信端末の機種コード、製造シリアル番号、機種コードと製造シリアル番号の合成データ、あるいは、携帯通信端末が携帯電話である場合は電話番号などを用いることができる。また、ロック装置の固有データとしては、ロック装置の製造シリアル番号あるいはロック装置が設置される宿泊設備の客室の番号などを用いることができる。たとえば、ロック装置の固有データが「A102」で、携帯通信端末の固有データが「P503is536745197PN」であって、ロック装置および携帯通信端末の固有データを組み合わせて鍵情報を生成する場合、鍵情報は、「A102P503is536745197PN」、「P503is536745197PNA102」あるいは「P5A031is05326745197PN」のように生成される。
【0056】
設備管理装置100の赤外線通信部141は、遮光カバーを設けるようにしてもよい。
【0057】
図3は、第1の実施の形態における設備管理システムの設備管理装置100の赤外線通信部141の外観を示す図である。図3(A)は赤外線通信部141の斜視図であり、図3(B)は赤外線通信部141の断面図である。図3(A)および図3(B)を参照して、赤外線通信部141は、赤外線受発光部510と遮光カバー520とを含む。
【0058】
遮光カバー520は、赤外線通信装置500の赤外線受発光部510のケーシングの外部に取り付けられ、携帯通信端末300の赤外線通信部を覆い隠す構造である。遮光カバー520により、携帯通信端末300と赤外線通信部141との通信において、赤外線が外部に洩れにくくなる。遮光カバー520は、赤外線が外部に洩れにくい構造であれば、どのようなものでもよい。たとえば、遮光カバー520の形状は、円筒、四角筒、ひさし形、凹部などである。
【0059】
設備管理装置100の赤外線通信部141は、遮光カバーとは別に、ライトガイドを設けるようにしてもよい。
【0060】
図4は、第1の実施の形態における設備管理システムの設備管理装置100の変形された赤外線通信部141Aの外観を示す図である。図4(A)は赤外線通信部141Aを水平断面で切断した断面図であり、図4(B)は赤外線通信部141Aを鉛直断面で切断した断面図である。図4(A)および図4(B)を参照して、赤外線通信部141Aは、赤外線受発光部510とライトガイド530とを含む。
【0061】
ライトガイド530は、赤外線通信装置500のケーシングに開けられた赤外線送信穴および赤外線受信穴と、赤外線受発光部510の発光部および受光部との間に、それぞれ、取り付けられる筒状のガイドである。赤外線は、赤外線受発光部510の発光部から放射され、ライトガイド530および赤外線送信穴を通過して、外部に放射される。また、赤外線は、赤外線受信穴およびライトガイド530を通過して、赤外線受発光部510の受光部に入射される。ライトガイド530の穴の断面積を小さくすることにより、赤外線通信部141Aの赤外線指向角を小さくすることができる。
【0062】
赤外線通信部141,141Aに、遮光カバー520とライトガイド530とを、共に備えるようにしてもよい。
【0063】
さらに、赤外線通信部141および変形された赤外線通信部141Aの赤外線受発光部510の発光側の放射強度を制限するために、発光側の駆動電流を制限してもよい。また、図3の赤外線通信部141および図4の赤外線通信部141Aの赤外線受発光部510の発光側の放射強度と受光側の受光量の両方を制限するために、赤外線受発光部510のモールド樹脂の透過率を低下させたり、赤外線受発光部510のスモークフィルタの透過率を低下させたりしてもよい。赤外線通信の到達距離は準拠する規格により0.2m仕様と1.0m仕様があるが、赤外線の到達可能距離を0.1m程度に制限する場合は、発光側の駆動電流、モールド樹脂の透過率あるいはスモークフィルタの透過率を1〜70%程度に制限すればよい。
【0064】
遮光カバー520およびライトガイド530は、ロック装置の鍵情報受信部201にも同様に適用することができる。この場合、赤外線受発光部510は、赤外線受光部に置き換えられる構成とする。
【0065】
図5は、第1の実施の形態における設備管理システムで行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。図5では、左から順に設備管理装置100、ロック装置200および携帯通信端末300で実行される処理を示す。図5を参照して、ステップS11では、設備管理装置100の鍵情報生成部115で、ロック装置200を開錠するための鍵情報が生成される。鍵情報生成部115は、前の使用者が使用していた鍵情報と異なる鍵情報を生成する。
【0066】
ステップS12では、ステップS11で生成された鍵情報が、設備管理装置100の鍵情報生成部115により、設備管理装置100の鍵情報記憶部131に記憶される。
【0067】
そして、設備管理装置100の鍵情報送信部111により、ステップS12で記憶された鍵情報が読み出され、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300に、読み出された鍵情報が送信される(ステップS13)。
【0068】
一方、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300では、ステップS13で送信された鍵情報が受信される(ステップS31)。
【0069】
そして、受信された鍵情報が、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300により、ロック装置200に送信され(ステップS32)、ロック装置200の鍵情報受信部201により、ステップS32で送信された鍵情報が受信される(ステップS21)。
【0070】
そして、ロック装置200の鍵情報送信部202により、ステップ21で受信された鍵情報が設備管理装置100に送信される(ステップS22)。
【0071】
さらに、設備管理装置100の鍵情報受信部112により、、ステップS22で送信された鍵情報が受信される(ステップS14)。
【0072】
そして、設備管理装置100のロック装置制御部113により、ステップS12で記憶された鍵情報と、ステップS14で受信された鍵情報とが同じか否かが判断される。同じ場合は、ステップS16に進み、異なる場合は、ステップS14に戻る(ステップS15)。
【0073】
そして、設備管理装置100のロック装置制御部113により、ロック装置200が開錠されるように制御され(ステップS16)、ロック装置200が開錠される(ステップS23)。
【0074】
また、設備管理装置100の鍵情報消去部114では、所定の期間が経過したか否かが判断される。所定の期間が経過した場合は、ステップS18に進み、所定の期間が経過していない場合は、ステップS14に戻る(ステップS17)。所定の期間とは、使用者がロック装置を開錠するための鍵情報を使用できる権利を失効するまでの期間である。たとえば、宿泊設備の使用者が宿泊設備からチェックアウトするまで、チェックインから所定の時間が経過するまで、あるいは、予め定められた時刻までのことである。
【0075】
そして、設備管理装置100の鍵情報消去部114により、ステップS12で記憶された鍵情報が消去される(ステップS18)。
【0076】
以上、説明したように、第1の実施の形態における設備管理システムの設備管理装置100は、記憶された鍵情報と、ロック装置200で携帯通信端末300から受信された鍵情報とが同じ場合に、ロック装置200を開錠するように制御するとともに、所定の期間の経過後に記憶された鍵情報を消去する。このため、鍵情報は、所定の期間の経過後に使用することができなくなる。その結果、複数の人が時間を区分して利用する設備の鍵を管理することが可能な設備管理システムを提供することができる。
【0077】
さらに、設備管理装置100の鍵情報生成部115は、携帯通信端末300の固有データ、ロック装置200の固有データ、鍵情報を生成するときの時刻、あるいは、乱数に基づいて、鍵情報を生成する。このため、消去された鍵情報と異なる鍵情報を生成することができるので、鍵情報の複製に対する安全性を高めることができる。
【0078】
また、設備管理装置100の赤外線通信部141およびロック装置200の鍵情報受信部201は、それぞれ赤外線で鍵情報を送受信してもよい。赤外線は、電波に比べて伝送距離が短く、指向性が狭い。その結果、鍵情報を送受信する際の鍵情報の漏洩に対する安全性を高めることができる。
【0079】
さらに、設備管理装置100の鍵情報送信部111およびロック装置200の鍵情報受信部201は、それぞれ、遮光カバーおよびライトガイドを含んでもよい。また、設備管理装置100の鍵情報送信部111は、赤外線の放射強度を所定の値に制限してもよい。さらに、ロック装置200の鍵情報受信部201は、赤外線の受光量を所定の値に制限してもよい。このため、赤外線が外部に洩れにくくなる。その結果、鍵情報を送受信する際の鍵情報の漏洩に対する安全性を高めることができる。
【0080】
なお、第1の実施の形態においては、設備管理システムで行なわれる処理について説明したが、図5に示した設備管理装置100の処理を実行する設備管理方法、図5に示した設備管理装置100の処理をコンピュータに実行させるための設備管理プログラムおよび設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として発明を捕らえることができる。
【0081】
[第2の実施の形態]
以下、本実施の形態における第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態において設備管理装置100が行なった鍵情報の照合とロック装置200の制御とを、ロック装置200で行なうようにしたものである。
【0082】
第2の実施の形態における設備管理システムの概略は、図1で説明した第1の実施の形態における設備管理システムの概略と同様である。
【0083】
第2の実施の形態が、第1の実施の形態と異なる点は、設備管理システムの設備管理装置100Aとロック装置200Aとの機能、および、設備管理システムの設備管理装置100Aとロック装置200Aとで行なわれる処理の流れである。
【0084】
図6は、第2の実施の形態における設備管理システムの設備管理装置100Aとロック装置200Aとの機能の概略を示す機能ブロック図である。図6を参照して、設備管理システムは、ロック装置200Aと、ロック装置200Aを管理するための設備管理装置100Aとを含む。
【0085】
設備管理システムの設備管理装置100Aは、制御部110Aと、記憶部130と、通信部140と、入力部150と、出力部160と、外部記憶装置170とを含む。制御部110Aと、記憶部130と、通信部140と、入力部150と、出力部160と、外部記憶装置170との機能については、図2で説明したとおりである。
【0086】
設備管理装置100Aの制御部110Aは、鍵情報生成部115と、第1鍵情報送信部116と、第2鍵情報送信部117と、鍵情報消去部114とを含む。設備管理装置100Aの記憶部130は、鍵情報記憶部131を含む。設備管理装置100Aの通信部140には、赤外線通信部141が接続される。また、ロック装置200Aは、第1鍵情報受信部211と、鍵情報記憶部212と、第2鍵情報受信部213と、開錠部214とを含む。
【0087】
設備管理装置100Aの鍵情報生成部115は、ロック装置を開錠するための鍵情報を生成する。
【0088】
設備管理装置100Aの鍵情報記憶部131は、鍵情報生成部115で生成された鍵情報を記憶する。
【0089】
設備管理装置100Aの第1鍵情報送信部116は、鍵情報記憶部131に記憶された鍵情報を、ロック装置200Aに送信する。
【0090】
設備管理装置100Aの第2鍵情報送信部117は、宿泊設備の使用者が宿泊設備にチェックインする際に、鍵情報記憶部131に記憶された鍵情報を、使用者の携帯通信端末300に、赤外線通信部141を介して送信する。
【0091】
設備管理装置100Aの赤外線通信部141は、第2鍵情報送信部117から送信された鍵情報を赤外線信号に変換して使用者の携帯通信端末300に送信する。赤外線通信部141は、直接、設備管理装置100Aの通信部140に接続されてもよいし、ネットワークを介して接続された別のコンピュータに接続されてもよい。
【0092】
ロック装置200Aの第1鍵情報受信部211は、設備管理装置100Aの第1鍵情報送信部116から送信された鍵情報を受信する。
【0093】
ロック装置200Aの鍵情報記憶部212は、第1鍵情報受信部211で受信された鍵情報を記憶する。
【0094】
ロック装置200Aの第2鍵情報受信部213は、宿泊設備の使用者が宿泊設備の客室のドアを開錠しようとする際に、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300から鍵情報を受信する。
【0095】
ロック装置200Aの開錠部214は、第1鍵情報受信部211により設備管理装置100から受信された鍵情報と、第2鍵情報受信部213により携帯通信端末300から受信された鍵情報とが同じ場合に、ロックを開錠する。
【0096】
設備管理装置100Aの鍵情報消去部114は、鍵情報を使用者の携帯通信端末300に送信してから所定の時間経過した後、鍵情報記憶部131に記憶された鍵情報を消去する。所定の時間経過した時とは、たとえば、宿泊設備の使用者が宿泊設備からチェックアウトする時、チェックインから所定の時間が経過した時、あるいは、予め定められた時刻になった時である。
【0097】
図7は、第2の実施の形態における設備管理システムで行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。図7では、左から順に設備管理装置100A、ロック装置200Aおよび携帯通信端末300で実行される処理を示す。図7を参照して、ステップS41では、ロック装置を開錠するための鍵情報が設備管理装置100Aの鍵情報生成部115により生成される。そして、ステップS41で生成された鍵情報が鍵情報記憶部131に記憶される(ステップS42)。
【0098】
次に、設備管理装置100Aの第1鍵情報送信部116により、ステップS42で記憶された鍵情報が読み出され、ロック装置200Aに送信される(ステップS43)。
【0099】
一方、ロック装置200Aでは、第1鍵情報受信部211により、ステップS43で送信された鍵情報が受信され(ステップS51)、受信された鍵情報が鍵情報記憶部212に記憶される(ステップS52)。
【0100】
また、宿泊設備の使用者が宿泊設備にチェックインする際に、設備管理装置100Aの第2鍵情報送信部117により、ステップS42で記憶された鍵情報が読み出され、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300に、読み出された鍵情報が送信される(ステップS44)。
【0101】
一方、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300では、設備管理装置100AによりステップS44で送信された鍵情報が受信される(ステップS31)。
【0102】
また、宿泊設備の使用者が宿泊設備の客室のドアを開錠しようとする際に、宿泊設備の使用者の携帯通信端末300により、ステップS31で受信された鍵情報が、ロック装置200Aに送信され(ステップS32)、ロック装置200Aの第2鍵情報受信部213により、ステップS32で送信された鍵情報が受信される(ステップS53)。
【0103】
そして、ロック装置200Aの開錠部214により、ステップS52で記憶された鍵情報と、ステップS53で受信された鍵情報とが同じか否かが判断される。同じ場合は、ステップS55に進む。異なる場合は、ステップS53に戻る(ステップS54)。
【0104】
次のステップS55では、ロック装置200Aの開錠部214により、ロックが開錠される。そして、ロック装置200Aは、処理を終了する。
【0105】
さらに、設備管理装置100Aの鍵情報消去部114により、所定の期間が経過したか否かが判断される。所定の期間が経過した場合は、ステップS46に進み、所定の期間が経過していない場合は、ステップS45を繰返す(ステップS45)。所定の期間とは、たとえば、宿泊設備の使用者が宿泊設備からチェックアウトするまで、チェックインから所定の時間が経過するまで、あるいは、予め定められた時刻までのことである。
【0106】
そして、設備管理装置100Aの鍵情報消去部114により、ステップS42で記憶された鍵情報が消去される(ステップS46)。
【0107】
以上、説明したように、第2の実施の形態における設備管理システムのロック装置200Aは、設備管理装置100Aから受信された鍵情報と、携帯通信端末300から受信された鍵情報とが同じ場合に、ロックを開錠する。さらに、設備管理装置100Aは、所定の期間の経過後に記憶された鍵情報を消去する。このため、鍵情報は、所定の期間の経過後に使用することができなくなる。その結果、複数の人が時間を区分して利用する設備の鍵を管理することが可能な設備管理システムを提供することができる。
【0108】
なお、第2の実施の形態においては、設備管理システムで行なわれる処理について説明したが、図7に示した設備管理装置100Aの処理を実行する設備管理方法、図7に示した設備管理装置100Aの処理をコンピュータに実行させるための設備管理プログラムおよび設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として発明を捕らえることができる。
【0109】
[第3の実施の形態]
以下、本実施の形態における第3の実施の形態について説明する。
【0110】
図8は、第3の実施の形態における設備管理装置100の機能の概略を示す機能ブロック図である。図8を参照して、設備管理装置100は、制御部110と、記憶部130と、通信部140と、入力部150と、出力部160と、外部記憶装置170とを含む。制御部110と、記憶部130と、通信部140と、入力部150と、出力部160と、外部記憶装置170との機能については、図2で説明したとおりである。
【0111】
設備管理装置100の制御部110は、鍵情報受信部121と、利用料金読出部122と、利用情報送信部123とを含む。また、設備管理装置100の記憶部130は、利用情報記憶部132を含む。
【0112】
利用情報記憶部132は、鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶する。鍵情報は、第1の実施の形態または第2の実施の形態の設備管理システムのロック装置200を開錠するための信号である。設備利用料金は、使用者が設備を利用した対価である。
【0113】
鍵情報受信部121は、設備の使用者の携帯通信端末300から鍵情報を受信する。
【0114】
利用料金読出部122は、鍵情報受信部121で受信された鍵情報に基づき、利用情報記憶部132から設備利用料金を読み出す。
【0115】
利用情報送信部123は、利用料金読出部122で読み出された設備利用料金と、設備の振込先金融機関の口座番号とを、使用者の携帯通信端末300に送信する。
【0116】
図9は、第3の実施の形態における設備管理装置100で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。図9を参照して、ステップS61では、鍵情報受信部121により、使用者の携帯通信端末300から鍵情報が受信される。
【0117】
そして、ステップS61で受信された鍵情報に基づき、利用情報記憶部132から設備利用料金が読み出される(ステップS62)。
【0118】
次に、ステップS62で読み出された設備利用料金と、設備の振込先金融機関の口座番号とが、使用者の携帯通信端末300に送信される(ステップS63)。
【0119】
最後に、振込先金融機関から振込受理の連絡が受信される(ステップS64)。
【0120】
以上、説明したように、第3の実施の形態における設備管理装置100は、鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶し、使用者の携帯通信端末300から鍵情報を受信し、受信された鍵情報に基づき、記憶された設備利用料金を読出して、読み出された設備利用料金と、振込先金融機関の口座番号とを携帯通信端末に送信する。このため、使用者は、携帯通信端末300から鍵情報を送信することにより、設備利用料金の決済に必要な情報を受信することができ、所望の金融機関で設備利用料金を決済することができる。その結果、容易に設備利用料金を決済することが可能な設備管理装置100を提供することができる。
【0121】
なお、第3の実施の形態においては、設備管理装置100で行なわれる処理について説明したが、図9に示した処理を実行する設備管理方法、図9に示した処理をコンピュータに実行させるための設備管理プログラムおよび設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として発明を捕らえることができる。
【0122】
[第4の実施の形態]
以下、本実施の形態における第4の実施の形態について説明する。
【0123】
図10は、第4の実施の形態における設備管理装置の機能の概略を示す機能ブロック図である。図10を参照して、設備管理装置100は、制御部110と、記憶部130と、通信部140と、入力部150と、出力部160と、外部記憶装置170とを含む。制御部110と、記憶部130と、通信部140と、入力部150と、出力部160と、外部記憶装置170との機能については、図2で説明したとおりである。
【0124】
設備管理装置100の制御部110は、利用情報受信部124と、利用料金読出部125と、振替情報送信部126とを含む。また、設備管理装置100の記憶部130は、利用情報記憶部132を含む。
【0125】
利用情報記憶部132は、鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶する。鍵情報は、第1の実施の形態および第2の実施の形態の設備管理システムのロック装置200を開錠するための信号である。設備利用料金は、使用者が設備を利用した対価である。
【0126】
利用情報受信部124は、設備の使用者の携帯通信端末300から鍵情報と使用者の引落金融機関の口座番号と口座番号の暗証番号とを受信する。
【0127】
利用料金読出部122は、利用情報受信部124で受信された鍵情報に基づき、利用情報記憶部132から設備利用料金を読み出す。
【0128】
振替情報送信部123は、利用情報受信部124で受信された引落金融機関の口座番号と暗証番号と、設備の振込先金融機関の口座番号と、利用料金読出部122で読み出された設備利用料金とを引落金融機関に送信する。
【0129】
図11は、第4の実施の形態における設備管理装置100で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。図11を参照して、ステップS71では、鍵情報受信部124により、使用者の携帯通信端末300から鍵情報と使用者の引落金融機関の口座番号と口座番号の暗証番号とが受信される。
【0130】
そして、ステップS71で受信された鍵情報に基づき、利用情報記憶部132から設備利用料金が読み出される(ステップS72)。
【0131】
次に、ステップS71で受信された引落金融機関の口座番号と暗証番号と、設備の振込先金融機関の口座番号と、ステップS72で読み出された設備利用料金とが引落金融機関に送信される(ステップS73)。
【0132】
最後に、振込先金融機関から振込受理の連絡が受信される(ステップS74)。
【0133】
以上、説明したように、第4の実施の形態における設備管理装置100は、鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶し、設備の使用者の携帯通信端末300から鍵情報と引落金融機関の口座番号と口座番号の暗証番号とを受信し、受信された鍵情報に基づき、設備利用料金を読出して、受信された引落金融機関の口座番号と暗証番号と、振込先金融機関の口座番号と、読出された設備利用料金とを引落金融機関に送信する。このため、設備の使用者は、携帯通信端末300から鍵情報と設備利用料金の決済に必要な情報とを送信することにより、金融機関で設備利用料金を決済することができる。その結果、容易に設備利用料金を決済することが可能な設備管理装置100を提供することができる。
【0134】
なお、第4の実施の形態においては、設備管理装置100で行なわれる処理について説明したが、図11に示した処理を実行する設備管理方法、図11に示した処理をコンピュータに実行させるための設備管理プログラムおよび設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として発明を捕らえることができる。
【0135】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および、範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態における設備管理システムの概略を示す図である。
【図2】 第1の実施の形態における設備管理システムの設備管理装置とロック装置との機能の概略を示す機能ブロック図である。
【図3】 第1の実施の形態における設備管理システムの設備管理装置の赤外線送信部の外観を示す図である。
【図4】 第1の実施の形態における設備管理システムの設備管理装置の赤外線送信部の外観を示す図である。
【図5】 第1の実施の形態における設備管理システムで行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】 第2の実施の形態における設備管理システムの設備管理装置とロック装置との機能の概略を示す機能ブロック図である。
【図7】 第2の実施の形態における設備管理システムで行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】 第3の実施の形態における設備管理装置の機能の概略を示す機能ブロック図である。
【図9】 第3の実施の形態における設備管理装置で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】 第4の実施の形態における設備管理装置の機能の概略を示す機能ブロック図である。
【図11】 第4の実施の形態における設備管理装置で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100,100A 設備管理装置、110,110A 制御部、111 鍵情報送信部、112 鍵情報受信部、113 ロック装置制御部、114 鍵情報消去部、115 鍵情報生成部、116 第1鍵情報送信部、117 第2鍵情報送信部、121 鍵情報受信部、122 利用料金読出部、123 利用情報送信部、124 利用情報受信部、125 利用料金読出部、126 振替情報送信部、130 記憶部、131 鍵情報記憶部、132 利用情報記憶部、140 通信部、141,141A 赤外線通信部、150 入力部、160 出力部、170 外部記憶装置、171 記録媒体、200,200A ロック装置、201 鍵情報受信部、202 鍵情報送信部、211 第1鍵情報受信部、212 鍵情報記憶部、213 第2鍵情報受信部、214 開錠部、300携帯通信端末、510 赤外線受発光部、520 遮光カバー、530 ライトガイド、600 金融機関。

Claims (15)

  1. ロック装置と、前記ロック装置を管理するための設備管理装置とを含む、設備管理システムであって、
    前記ロック装置は、
    前記ロック装置を開錠するための鍵情報を使用者の携帯通信端末から受信する受信手段と、
    前記受信された鍵情報を前記設備管理装置に送信する送信手段とを備え、
    前記設備管理装置は、
    前記携帯通信端末の固有データと前記ロック装置の固有データとに基づいて、前記鍵情報を生成する生成手段と、
    前記生成された鍵情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された鍵情報を前記携帯通信端末に送信する送信手段と、
    前記ロック装置で受信された鍵情報を前記ロック装置から受信する受信手段と、
    前記記憶された鍵情報と、前記受信された鍵情報とが同じ場合に、ロック装置を開錠するように制御する制御手段と、
    所定の期間の経過後に前記記憶された鍵情報を消去する消去手段とを備えた、設備管理システム。
  2. 前記所定の期間の経過後とは、使用者がロック装置を開錠するための鍵情報を使用できる権利を失効する時である、請求項1に記載の設備管理システム。
  3. 前記生成手段は、さらに、前記鍵情報を生成するときの時刻に基づいて、前記鍵情報を生成する、請求項1に記載の設備管理システム。
  4. 前記生成手段は、さらに、乱数を用いて、前記鍵情報を生成する、請求項1に記載の設備管理システム。
  5. 前記設備管理装置の送信手段および前記ロック装置の受信手段は、それぞれ赤外線で送受信する、請求項1に記載の設備管理システム。
  6. 前記設備管理装置の送信手段および前記ロック装置の受信手段は、それぞれ遮光カバーを含む、請求項に記載の設備管理システム。
  7. 前記設備管理装置の送信手段および前記ロック装置の受信手段は、それぞれライトガイドを含む、請求項に記載の設備管理システム。
  8. 前記設備管理装置の送信手段は、赤外線の放射強度を所定の値に制限する、請求項に記載の設備管理システム。
  9. 前記ロック装置の受信手段は、赤外線の受光量を所定の値に制限する、請求項に記載の設備管理システム。
  10. ロック装置と、前記ロック装置を管理するための設備管理装置とを含む、設備管理システムであって、
    前記設備管理装置は、
    前記携帯通信端末の固有データと前記ロック装置の固有データとに基づいて、前記ロック装置を開錠するための鍵情報を生成する生成手段と、
    前記生成された鍵情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された鍵情報を前記ロック装置に送信する第1送信手段と、
    前記記憶された鍵情報を使用者の携帯通信端末に送信する第2送信手段と、
    所定の期間の経過後に前記記憶された鍵情報を消去する消去手段とを備え、
    前記ロック装置は、
    前記鍵情報を前記設備管理装置から受信する第1受信手段と、
    前記受信された鍵情報を記憶する記憶手段と、
    前記鍵情報を前記携帯通信端末から受信する第2受信手段と、
    前記設備管理装置から受信された鍵情報と、前記携帯通信端末から受信された鍵情報とが同じ場合に、ロックを開錠する開錠手段とを備えた、設備管理システム。
  11. 前記設備管理装置は、さらに、
    前記鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記携帯通信端末から前記鍵情報を受信する鍵情報受信手段と、
    前記受信された鍵情報に基づき、前記記憶手段から前記設備利用料金を読出す読出し手段と、
    前記読み出された設備利用料金と、振込先金融機関の口座番号とを前記携帯通信端末に送信する送信手段とを備えた、請求項1または請求項10に記載の設備管理システム
  12. 前記設備管理装置は、さらに、
    前記鍵情報と設備利用料金とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記携帯通信端末から前記鍵情報と引落金融機関の口座番号と前記口座番号の暗証番号とを受信する利用情報受信手段と、
    前記受信された鍵情報に基づき、前記記憶手段から前記設備利用料金を読出す読出し手段と、
    前記受信された引落金融機関の口座番号と暗証番号と、振込先金融機関の口座番号と、前記読出された設備利用料金とを前記引落金融機関に送信する送信手段とを備えた、請求項1または請求項10に記載の設備管理システム
  13. 制御部と記憶部とを備えるコンピュータでロック装置を管理する設備管理方法であって、
    前記制御部が、前記携帯通信端末の固有データと前記ロック装置の固有データとに基づいて、前記ロック装置を開錠するための鍵情報を生成するステップと、
    前記制御部が、前記生成された鍵情報を前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記制御部が、前記記憶部に記憶された鍵情報を使用者の携帯通信端末に送信するステップと、
    前記制御部が、前記ロック装置で前記携帯通信端末から受信された鍵情報を前記ロック装置から受信するステップと、
    前記制御部が、前記記憶部に記憶された鍵情報と、前記受信された鍵情報とが同じ場合に、ロック装置を開錠するように制御するステップと、
    前記制御部が、所定の期間の経過後に前記記憶された鍵情報を前記記憶部から消去するステップとを含む、設備管理方法。
  14. コンピュータで実行される設備管理プログラムであって、
    前記携帯通信端末の固有データと前記ロック装置の固有データとに基づいて、前記ロック装置を開錠するための鍵情報を生成するステップと、
    前記生成された鍵情報を記憶するステップと、
    前記記憶された鍵情報を使用者の携帯通信端末に送信するステップと、
    前記ロック装置で前記携帯通信端末から受信された鍵情報を前記ロック装置から受信するステップと、
    前記記憶された鍵情報と、前記受信された鍵情報とが同じ場合に、ロック装置を開錠するように制御するステップと、
    所定の期間の経過後に前記記憶された鍵情報を消去するステップとをコンピュータに実行させる、設備管理プログラム。
  15. 請求項14に記載の設備管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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