JP3985855B2 - 樹脂製ケーシング - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンダーカット部や袋状部を有する複雑な形状の樹脂製ケーシングに関する。
【0002】
【従来の技術】
反応射出成形法は、2種類以上の低分子量かつ低粘度の液体原料を圧力下で混合室に導入し、混合すると同時に密閉された成形型内に射出するようにした成形法である。従来、金属で作製されていた比較的大型のポンプケーシング等も、例えば、ジシクロペンタジェン(DCPD)を主原料とする樹脂による反応射出成形法(Reaction Injection Molding)により樹脂で構成することができるようになっており、これにより軽量で耐食性や耐振性に優れた樹脂の特長を活用することができる。
【0003】
このような樹脂製ケーシングのうち、アンダーカット部や袋状部のような複雑な形状を有するものは一体の成形型では成形できず、鋳造技術や真空注型技術で広く使用されている砂型中子や消失性中子シリコンゴム型を使用して成形し、成形後に中子を除去することで製造されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、中子を使用すると、中子の作製能力や除去能力で生産性が制約され、温度コントロールされた成形型に一定のサイクルで樹脂材料を注入して賦形することで量産化できるという樹脂成形の最大の特長を発揮させることができなかいばかりでなく、中子の仕上がり状態で成形品の表面の品質レベルが支配されてしまう。特に、大型中子に砂型を使用した場合は、砂型中子の作製、塗型等の表面処理、成形後の型バラシ、砂落とし、仕上げ等の作業に労働集約的な工数が掛かり、製造コストを低減させることができなかった。
【0005】
なお、樹脂製の半割りの部材を中子を使用することなく鋳造し、この半割り部材をフランジ等で接合して一体化することも考えられるが、接合面が外部に露出するので、そのシール性を確保しなければならず、全体を一体成形してこのようなシール部を回避するという樹脂成形の他の利点を発揮させることができない。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑み、樹脂成形の特長を最大限に活用し、量産性に富み、シール性が高く、しかも安価に製造できるようにした樹脂製ケーシングを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、開口部を有する樹脂製のケーシングであって、予め樹脂成形された複数の分割インナーケーシングを組み合せて構成したインナーケーシングと、該インナーケーシングの少なくとも外表面に密着した樹脂製のアウターケーシングとを有することを特徴とする樹脂製ケーシングである。
【0008】
これにより、オープンな形状で中子を使用することなく成形できる分割インターケーシングを成形し、これを組み合せて構成したインナーケーシングを鋳ぐるむようにしてアウターケーシングを一体に成形することで、割面を外部に露出させずに樹脂製ケーシングを作製することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記インナーケーシングの外縁を取り囲んで前記複数の分割インナーケーシングを結合させる補強材を前記アウターケーシングの内部に埋設したことを特徴とする請求項1に記載の樹脂製ケーシングである。補強材としては、軽量で強度の大きい金属等が好適であり、これをU字状の板として分割インナーケーシングを挟み込むようにするとよい。これにより、分割インナーケーシングの内圧による膨らみ変形を防止することができる。このような補強材は、アウターケーシングの補強リブの中に配置することにより、その大きさを確保することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記アウターケーシングとインナーケーシングの間の接合面にラビリンス構造を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂製ケーシングである。これにより、インナーケーシングとアウターケーシングの間の樹脂接合面におけるシール性の向上を図ることができる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、前記分割インナーケーシングどうしを、前記インナーケーシングの内部に形成された仕切壁を介して締結具で締結したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の樹脂製ケーシングである。これにより、仕切壁を利用して分割インナーケーシングどうしを強固に連結することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1ないし図3は、いわゆるダブルボリュートポンプケーシングに適用した本発明の第1の実施の形態を示すもので、このポンプケーシング(樹脂製ケーシング)10は、内部に隔壁12を挟んで2つの流路14a,14bを有するボリュート14が形成された樹脂製のインナーケーシング16と、このインナーケーシング16の外側においてインナーケーシング16を包み込むように被覆する樹脂製のアウターケーシング18とから構成されている。
【0013】
アウターケーシング18には、軸方向の一端面20に外部から液体を吸い込む吸込口22が設けられ、ボリュート14の先端面24に、内部の昇圧された液体を外部に吐出する吐出口26が設けられている。また、軸方向の他端面28には駆動部を取り付ける取付口30が形成されている。アウターケーシング18の端面20,24,28には、吸込口22と吐出口26を囲むOリング装着用の凹溝32やボルト孔34が形成されている。
【0014】
インナーケーシング16は、この例ではDCPDを主成分とする樹脂原料によって反応射出成形法で成形されており、図2に示す分割面によって2つに分割された分割インナーケーシング16a,16bから構成されている。これらの各分割インナーケーシング16a,16bは、それぞれがオープンな形状であり、内側のアンダーカット部や袋状部がなく、中子を使用することなく成形することができる。
【0015】
このように、分割インナーケーシング16a,16bを中子を使用することなく成形することにより、これらの内周面の流体通路面を欠陥のない平坦な表面に形成することができる。従って、人手の作業による仕上げ工程を省略又は簡略化することができ、また、平滑な表面仕上がりが得られるため、ポンプ効率も良くなる。さらに、液状原料の回りを良くしてボイドによる欠陥の発生をなくすことができる。
【0016】
アウターケーシング18は、2つの分割インナーケーシング16a,16bをその接合面(割面S)を合わせて成形型の内部に組み付け、これに樹脂原料を供給して分割インナーケーシング16a,16bに密着させて硬化させるいわゆる「鋳ぐるみ」法を用いる。通常は、分割インナーケーシング16a,16bを形成したものと同じ材料を用い、同じ反応射出成形法で成形するが、別の材料や成形方法を用いてもよい。インナーケーシング16の肉厚は、この成形の際に破損したり変形したりすることがないような厚さに設定されている。一方、アウターケーシング18の肉厚は、ポンプケーシング10として十分な剛性を有する厚さに設定されている。
【0017】
インナーケーシング16には、分割インナーケーシング16a,16bとアウターケーシング18の接合面(樹脂接合面)が分割インナーケーシング16a,16bの間の割面Sやアウターケーシング18の端面20,24,28に連絡する箇所の近傍に、これらの部分のシール性の向上を図るためのラビリンス構造36a,36b,36cが設けられている。第1のラビリンス構造36aは、インナーケーシング16の吸込口22側の端部22aに、その外周に沿って延びる環状の凸部38aとして設けられている。第2のラビリンス構造36bは、インナーケーシング16の吐出口26側の端部26aに、その外周に沿って延びる環状の凸部38bとして設けられ、その外周にはリップが設けられている。第3のラビリンス構造36cは、分割インナーケーシング16a,16bどうしの割面Sの近傍に、その外周に沿って延びる環状のリップとして設けられている。
【0018】
アウターケーシング18の内部には、インナーケーシング16の外縁を取り囲むU字状の平板である金属製の補強材40a,40b,40c・・が該外縁を挟むようにして埋設されている。この補強材40a,40b,40c・・は、アウターケーシング18の外面に周方向に間を置いて放射状に延びる複数の板状の補強リブ42a,42b,42c・・に対応してその中に配置されている。補強材40a,40b,40c・・は、軽量で所定の強度を持つことが必要で、この実施の形態では金属製であるが、材質、形状は適宜に選択できる。
【0019】
図4は、アウターケーシング18を射出成形するための成形用鋳型の構成を説明するものである。ここでは、それぞれ内部のキャビティ44a,44bとこれに連通する注入口46a,46bを有する2つの鋳型48a,48bの中に、細部を形成する中子50a,50bと事前に樹脂成形された分割インナーケーシング16a,16bが支持されている。この分割インナーケーシング16a,16bは、作業上の便宜を図るために、吸込口22、吐出口26及び取付口30の端部30aに中子として作用する延長部52a,52b,52cがそれぞれ形成されている。インナーケーシング16の内側にその変形を抑えるための支持ブロックを配してもよい。
【0020】
このような成形用鋳型は、いずれか一方の鋳型48a,48bのキャビティ44a,44bに中子50a,50bや分割インナーケーシング16a,16bを組み付けた後、該キャビティを他方の鋳型で覆うことによって構成される。このように構成した成形用鋳型において、注入口46a,46bより樹脂を注入して反応射出成形等を行い、樹脂が固化した後に鋳型48a,48bを開き、中子や支持ブロックを取り除く。そして、分割インナーケーシング16a,16bの延長部を切削等により除き、必要に応じて仕上げ加工を行って、図1及び図2に示すようなポンプケーシングを得る。
【0021】
このように、分割インナーケーシング16a,16bを中子としてアウターケーシング18を射出成形することにより、割面Sが外面に露出しない樹脂製ケーシング10を作製することができる。この例では、アウターケーシング18が吸込口22、吐出口26、取付口30を覆っているので、割面Sが外部配管や駆動部の取付面である端面20,24,28に露出することもない。インナーケーシング16とアウターケーシング18の間の接合面(樹脂接合面)は必ずしも充分な密着性が得られていないが、これと連通する割面Sが外面や結合面に露出していないので、シール性に問題が生じることがない。
【0022】
なお、分割インナーケーシング16a,16bの仕切壁12どうしをインナーケーシング16の外部からボルト等の締結具で締結して、分割インナーケーシング16a,16bを強固に一体化するようにしてもよい。また、各実施の形態にあっては、分割インナーケーシング16a,16b及びアウターケーシング18を反応射出成形によって成形した例を示しているが、例えば分割インナーケーシングをブロー成形によって成形してもよいことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ポンプケーシング等の樹脂製ケーシングを中子を使用することなく成形することができ、これにより、樹脂成形の最大のメリットを活用して、高品質で複雑な形状の製品を安価に作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のダブルボリュートポンプケーシングを示す一部切断の正面図である。
【図2】(a)は図1のA−A線に沿った断面図、(b)は図2(a)のA部の拡大図である。
【図3】(a)は図1のB−B線に沿った断面図、(b)は図1のC−C線に沿った断面図、(c)は図1のD−D線に沿った断面図である。
【図4】本発明のダブルボリュートポンプケーシングを成形する鋳型の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 樹脂製ケーシング
16 インナーケーシング
16a,16b 分割インナーケーシング
18 アウターケーシング
22 吸込口
26 吐出口
30 取付口
36a,36b,36c ラビリンス構造
40a,40b,40c 補強材
48a,48b 鋳型

Claims (4)

  1. 開口部を有する樹脂製のケーシングであって、
    予め樹脂成形された複数の分割インナーケーシングを組合せて構成したインナーケーシングと、
    該インナーケーシングの少なくとも外表面に密着した樹脂製のアウターケーシングとを有とを有することを特徴とする樹脂製ケーシング。
  2. 前記インナーケーシングの外縁を取り囲んで前記複数の分割インナーケーシングを結合させる補強材を前記アウターケーシングの内部に埋設したことを特徴とする請求項1に記載の樹脂製ケーシング。
  3. 前記アウターケーシングとインナーケーシングの間の接合面にラビリンス構造を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂製ケーシング。
  4. 前記分割インナーケーシングどうしを、前記インナーケーシングの内部に形成された仕切壁を介して締結具で締結したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の樹脂製ケーシング。
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