JP3985296B2 - 通信カラオケシステムおよびカラオケデータ配信方法 - Google Patents

通信カラオケシステムおよびカラオケデータ配信方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信カラオケシステムおよびカラオケデータ配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラオケ端末で利用者が要求した楽曲のカラオケデータをセンタ局から要求元のカラオケ端末に送信し、その楽曲の演奏を当該カラオケ端末で行わせるオンデマンド方式の通信カラオケシステムが近年開発されている。この方式によれば、センタ局のカラオケデータのデータベースが整備されていれば、カラオケ端末では、大量のカラオケデータをデータベースに蓄積していなくても、様々な楽曲を提供することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カラオケで利用される楽曲の通常の演奏時間は、3ないし5分程度である。これに対して、一曲のカラオケデータのロード時間(センタ局がカラオケデータの送信を開始してからカラオケ端末でそのカラオケデータをRAMに書込終了するまでの時間)は、通信能力が64.2KbpsであるISDN(Integrated Services Digital Network)を利用した場合、150KB(キロバイト)のカラオケデータについては約20秒、1.4MB(メガバイト)のカラオケデータについては約3分である。通信能力が33.6Kbpsのモデムを利用した場合は、この倍のロード時間がかかる。今後、さらに画質向上、音質向上、付随サービスの豊富化を図ると、ロード時間はさらに長くなることも考えられる。
【0004】
さて、カラオケシステムで提供する楽曲の長さは、通常は3ないし5分程度とはいっても、その範囲よりも長いこともあれば短いこともあり、これに応じてロード時間も相違する。従来のオンデマンド方式のカラオケシステムでは、サイズに関わりなく、利用者の予約した順序に従って、カラオケデータをロードしていた。従って、利用者が非常に長い楽曲を要求した直後に短い楽曲を要求した場合、長い楽曲のロードのために、短い楽曲の演奏開始が不必要に待たされる不具合があった。
【0005】
本発明は上記の事情を考慮してなされたものであり、複数の楽曲を連続して利用者が指示した場合でも不必要に長い時間、利用者が演奏開始を待たなくてもよい通信カラオケシステムおよびカラオケデータ配信方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る通信カラオケシステムは、
それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムであって、
各カラオケ端末またはサブホスト局は、
利用者の指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数の指示信号を蓄積する蓄積手段と、
各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を記憶したサイズ情報記憶手段と、
前記蓄積手段に蓄積された前記複数の指示信号に基づいて、前記サイズ情報記憶手段を参照し、前記指示信号に対応する複数のカラオケデータのサイズを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて、前記センタ局に対して、前記複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求する要求手段と、
前記センタ局から送信される複数のカラオケデータを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した複数のカラオケデータに基づき楽音を合成する合成手段と、
前記合成手段で合成された楽音を発生する楽音発生手段と
を具備し、
前記センタ局または放送センタは、
前記カラオケ端末またはサブホスト局からの前記カラオケデータの要求を受信する受信手段と、
前記カラオケ端末またはサブホスト局から要求された複数の曲に対応する複数のカラオケデータを要求元のカラオケ端末またはサブホスト局に送信する送信手段と
を具備することを特徴とする。
【0007】
この通信カラオケシステムでは、各カラオケ端末またはサブホスト局において、利用者の指示した複数の曲に対応する複数の指示信号を蓄積し、これらの指示信号に対応する複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求する。センタ局または放送センタは、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局で指示した順序に従って、カラオケデータを送信する。このようにサイズの小さいカラオケデータを先に送信することにより、各楽曲の演奏開始までの時間が短縮され、利用者が複数の楽曲を連続して指示した場合でも、不必要に長く演奏開始を待たなくてもよい。
【0008】
また、本発明に係る通信カラオケシステムは、
それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムであって、
各カラオケ端末またはサブホスト局は、
利用者の指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数の指示信号を蓄積する蓄積手段と、
前記センタ局に対して、前記複数の指示信号に対応する複数のカラオケデータを要求する要求手段と、
前記センタ局から送信される複数のカラオケデータを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した複数のカラオケデータに基づき楽音を合成する合成手段と、
前記合成手段で合成された楽音を発生する楽音発生手段と
を具備し、
前記センタ局は、
前記カラオケ端末またはサブホスト局からの前記カラオケデータの要求を受信する受信手段と、
各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を記憶したサイズ情報記憶手段と、
前記カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に基づいて、前記サイズ情報記憶手段を参照し、前記指示信号に対応する複数のカラオケデータのサイズを比較する比較手段と
を具備し、
前記センタ局または放送センタは、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記カラオケ端末またはサブホスト局から要求された複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求元のカラオケ端末またはサブホスト局に送信する送信手段
を具備するものでもよい。
【0009】
このように、センタ局が複数のカラオケデータの送信順序を決定し、センタ局または放送センタが当該順序に従って、カラオケデータを送信してもよい。この場合も、サイズの小さいカラオケデータが先に送信され、利用者が複数の楽曲を連続して指示した場合でも、不必要に長く演奏開始を待たなくてもよい。
【0010】
上記通信カラオケシステムにおいて、
前記カラオケ端末またはサブホスト局が、
各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を記憶したサイズ情報記憶手段と、
前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出する時間算出手段とを具備すると好ましい。
【0011】
この時間算出手段の算出結果を利用者が知ることにより、カラオケデータの送信順序が利用者の指示した楽曲の順序と異なっていても、利用者をいらだたせたり、あわてさせたりするのを和らげることが可能である。
【0012】
また、前記センタ局が、
各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を記憶したサイズ情報記憶手段と、
前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出する時間算出手段とを具備し、
前記センタ局または放送センタが、
前記時間算出手段で算出された算出時間の情報を前記カラオケ端末またはサブホスト局に送信する算出時間送信手段を具備するのでもよい。
【0013】
本発明に係る通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法は、
それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法であって、
前記カラオケ端末またはサブホスト局のいずれかが、利用者の指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数の指示信号を蓄積し、
前記カラオケ端末またはサブホスト局が、あらかじめ保有する各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を参照して、前記複数の指示信号にそれぞれ対応する複数のカラオケデータ各々に付されたサイズ情報を比較し、
前記センタ局に、前記カラオケ端末またはサブホスト局が、前記複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求し、
前記センタ局または放送センタが、要求元の前記カラオケ端末またはサブホスト局に前記複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に送信することを特徴とする。
【0014】
本発明に係る通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法は、
それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法であって、
前記カラオケ端末またはサブホスト局のいずれかが、利用者の指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数のカラオケデータの送信を前記センタ局に要求し、
前記センタ局が、あらかじめ保有する各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を参照して、要求された前記複数のカラオケデータ各々に付されたサイズ情報を比較し、
前記センタ局または放送センタが、要求元の前記カラオケ端末またはサブホスト局に前記複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に送信するものでもよい。
【0015】
さらに、上記方法において、前記カラオケ端末またはサブホスト局が、あらかじめ保有する前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出し、前記時間を表示装置に表示させると好ましい。
【0016】
あるいは、前記センタ局が、あらかじめ保有する前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出し、
前記時間情報を前記センタ局または放送センタが前記カラオケ端末またはサブホスト局に送信し、
前記カラオケ端末またはサブホスト局では、前記時間を表示装置に表示させるものでもよい。
【0017】
さらに、上記方法において、前記センタ局または放送センタによる前記カラオケデータの送信にあたっては、前記センタ局が、データベースから前記カラオケデータを読み出すようになっており、いずれかのカラオケデータの読出中に、このカラオケデータよりもサイズが小さいカラオケデータを送信すべく前記カラオケ端末またはサブホスト局から新たに要求されたときに、
前記センタ曲は読出中の前記カラオケデータの読出を中断し、
新たに要求された前記カラオケデータを前記データベースから読み出すようにすることもできる。
【0018】
これによれば、よりサイズの小さいカラオケデータを優先的に読み出すことにより、各楽曲の演奏開始までの時間が短縮され、先行するカラオケデータの読出中に利用者が新たに楽曲を指示した場合でも、不必要に長く演奏開始を待たなくてもよい。
【0019】
さらに、前記新たに要求されたカラオケデータの送信後、前記センタ局は、前記中断したカラオケデータの読出を再開すると好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
1.実施形態の構成
(1) 実施形態の全体構成
図1は本発明の一実施形態に係る通信カラオケシステムの全体構成を示すブロック図である。同図において、1は通信カラオケシステムのセンタ局つまりホスト局である。センタ局1は、カラオケ演奏の元となる楽曲データ、カラオケの演奏中に表示すべき背景映像の元となる映像データ、およびバックコーラス等の効果音の元となる効果音データ(以下、これらのデータを総称してカラオケデータという)のデータベースを保有する。
【0021】
センタ局1は、局内各部を制御するホストコンピュータ11と、カラオケデータのデータベースを記憶するハードディスク12を備える。また、センタ局1には、例えば公衆電話回線あるいはISDN等の公衆回線(双方向通信網)Nとの通信インタフェース13が設けられており、この公衆回線Nを介して、センタ局1は複数のカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…にカラオケデータ等のデータを配信することができる。
【0022】
センタ局1は、定期的に最新のカラオケデータをカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…に配信し、各カラオケ端末3またはサブホスト局4では、配信された最新のカラオケデータを自身のデータベースに蓄積する。また、利用頻度の少ないカラオケデータについては、センタ局1は全てのカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…には配信せず、利用者の要求に応じて要求のあったカラオケ端末3またはサブホスト局4にセンタ局1がこのカラオケデータを配信する。
【0023】
センタ局1のハードディスク12には、ここに蓄積されて配信可能なカラオケデータの一覧が記憶されている。各カラオケデータは利用者が指定する一つの楽曲に対応する。表1はこのカラオケデータの一覧を示す。表1に示すように、この一覧には各カラオケデータのサイズも付記されている。
【表1】
Figure 0003985296
【0024】
表1において、サイズが「0」のカラオケデータは、すでに全てのカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…に配信されて、これらのデータベースに蓄積されているデータである。つまり、すでに全てのカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…に配信されたカラオケデータには、センタ局1でそのサイズが「0」として入力されている。それ以外のカラオケデータは上記のように利用者の要求に応じて配信可能なデータである。
【0025】
なお、たとえ一部のカラオケ端末3,3,…またはサブホスト局4,4,…から配信の要求がされて、すでに一部のカラオケ端末3,3,…またはサブホスト局4,4,…に配信されたカラオケデータでも、センタ局1では、そのカラオケデータのサイズは「0」には書き換えられない。ただし、配信可能なカラオケデータが追加または削除されたときや、カラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…への蓄積用のカラオケデータと利用者の要求に応じてセンタ局1から配信するカラオケデータとの間の変更があったときには、カラオケデータの一覧が更新される。このカラオケデータの一覧は、定期的にカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…に配信される。この配信は上述した最新のカラオケデータの配信と同時でもよいし、別の時期でもよい。
【0026】
また、センタ局1のハードディスク12には、表2に示すこの通信カラオケシステムのセンタ局1の一覧が格納されている。この一覧において、各センタ局1には電話番号が付記されている。図示しないが、様々な場所に複数のセンタ局1が所在して、上記と同一の公衆回線Nに接続されており、その数は現在も増加中である。後述するように、カラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…は、自身にとって最も通信料金が廉価で済むようにセンタ局1を選択する。この一覧は、センタ局1の増設、廃止、電話番号の変更などがあった時点で改訂され、定期的にカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…に配信される。この配信も上述した最新のカラオケデータの配信と同時でもよいし、別の時期でもよい。
【表2】
Figure 0003985296
【0027】
カラオケ端末3,3,…は、公衆回線Nを介してセンタ局1と接続されており、センタ局1からカラオケデータの配信を受け、配信されたカラオケデータを自身のデータベースに蓄積するだけでなく、公衆回線Nを介して自身のデータベースにないカラオケデータの送信をセンタ局1に要求することも可能である。
【0028】
サブホスト局4,4,…は、カラオケボックスのように複数の個室を備えたカラオケ店にそれぞれ設けられている。各カラオケ店内には、光ファイバケーブルによるLAN(ローカルエリアネットワーク)が敷設されており、このLANを介して各サブホスト局4に複数のカラオケ端末5,5,…が接続されている。カラオケ端末5,5,…は、カラオケ店の各個室にそれぞれ設けられている。
【0029】
このような構成において、各サブホスト局4は、センタ局1のホストコンピュータ11から配信されるカラオケデータ、カラオケデータの一覧およびセンタ局の一覧を自身のカラオケデータベースに蓄積する。そして、各店舗のサブホスト局4は、これに接続されたいずれかのカラオケ端末5からの要求に応じてカラオケデータを配信し、要求を出したカラオケ端末5がこれを受けてカラオケの演奏と背景映像の表示を行うようになっている。要求されたカラオケデータが自身のデータベースに蓄積されていない場合、サブホスト局4は、公衆回線Nを介してセンタ局1にそのカラオケデータの送信を要求する。
【0030】
(2)カラオケ端末3の構成
ここで、図2を参照し、カラオケ端末3の構成について説明する。
同図において、21はCPUであり、バスBUSを介し接続される端末各部を制御する。また、22はCPU21が実行する制御プログラムおよびカラオケデータの映像データに含まれる歌詞情報に対応したフォント情報を記憶するROMであり、23はRAMである。RAM23はCPUのワークエリアとして用いられるだけでなく、センタ局1から配信されるカラオケデータを一時的に記録するバッファとしても用いられる。RAM23は、複数の曲にそれぞれ対応する複数のカラオケデータを記憶することが可能な容量を備えている。
【0031】
25は公衆回線Nとの通信インタフェースである。通信インタフェース25を介して、カラオケ端末3は、カラオケデータ等を受信する。26は日付および時間を計時するタイマである。
【0032】
27はハードディスクである。ハードディスク27は、センタ局1のホストコンピュータ11から供給されるカラオケデータを記憶する。センタ局1から供給される蓄積用のカラオケデータは、一旦RAM23に記憶された後、当該カラオケ端末におけるカラオケデータベースの一部となる。一方、利用者の要求に応じてセンタ局1から送信されるカラオケデータは、一旦RAM23に記憶された後、RAM23から直接読み出されて演奏に供される。ただし、このタイプのカラオケデータも演奏中または演奏後にRAM23からハードディスク27に転送され、やはりカラオケ端末のカラオケデータベースの一部となる。なお、上述した配信可能なカラオケデータの一覧およびセンタ局1の一覧はセンタ局1から送信されて、ハードディスク27に記憶されている。
【0033】
28は操作パネルであり、利用者による各種入力操作に対応した信号をCPU21へ出力する。利用者は、この操作パネル28より、選曲、演奏の開始および中止、ボリューム、テンポ等のカラオケ演奏一般の操作を行う。選曲を利用者が行った場合、操作パネル28は、選曲に係るカラオケデータのデータ識別符号を含む演奏開始信号をCPU21に供給する。
【0034】
29は楽音合成装置であり、CPU21によって逐次供給される演奏情報(カラオケデータに含まれる)に対応した楽音信号を生成し、これをミキサ30へ出力する。ミキサ30は、楽音合成装置29から供給される楽音信号とマイク31より取り込まれる音声信号とを混合し、これをスピーカ32より発音させる。
【0035】
33は画像再生装置であり、演奏を指示されたカラオケデータに対応する圧縮画像情報をCD−ROM34から読み出し、圧縮を解凍した後、画像合成装置35へ転送する。画像合成装置35は、画像再生装置33から供給される画像情報とCPU21によって供給される歌詞情報に対応したフォント情報を合成し、これをディスプレイ36に表示させる。
【0036】
(3)サブホスト局4およびカラオケ端末5の構成
図3は、サブホスト局4およびカラオケ端末5の構成を示す。図3において、カラオケ端末3の構成要素と共通する機能のものには同一の符号を付ける。サブホスト局4は、CPU21、ROM22、RAM23、タイマ26、通信インタフェース25およびハードディスク27を備え、センタ局1のホストコンピュータ11から通信インタフェース25を介して供給される蓄積用のカラオケデータを一旦RAM23に記録し、カラオケデータを大容量のハードディスク27に蓄積する。
【0037】
一方、利用者の要求に応じてセンタ局1から送信されるカラオケデータは、一旦RAM23に記憶された後、RAM23から直接読み出されて演奏に供される。ただし、このタイプのカラオケデータも演奏中または演奏後にRAM23からハードディスク27に転送され、やはりカラオケ端末のカラオケデータベースの一部となる。なお、上述した配信可能なカラオケデータの一覧およびセンタ局1の一覧は、センタ局1から送信されて、ハードディスク27に記憶されている。
【0038】
また、サブホスト局4は、画像再生装置33およびCD−ROM34を備える。画像再生装置33は、カラオケ端末5,5,…のいずれかで演奏を指示されたカラオケデータに対応する圧縮画像情報をCD−ROM34から読み出し、圧縮を解凍した後、LANを介して当該カラオケ端末5へ転送する。なお、40はLANとの通信インタフェースであり、これによりカラオケ端末5,5,…へのデータの転送やカラオケ端末5,5,…からの信号の入力が可能とされている。
【0039】
一方、カラオケ端末5は、LANに接続された通信コントローラ41を備える。通信コントローラ41は、操作パネル28での利用者による各種入力操作に対応した信号をサブホスト局4に供給する。
【0040】
また、カラオケ端末5においては、サブホスト局4のCPU21によって逐次供給される演奏情報に対応した楽音信号を楽音合成装置29が生成し、これをミキサ30へ出力する。ミキサ30は、楽音合成装置29から供給される楽音信号とマイク31より取り込まれる音声信号とを混合し、これをスピーカ32より発音させる。
【0041】
さらに、カラオケ端末5においては、画像合成装置35が、サブホスト局4の画像再生装置33から供給される画像情報とCPU21によって供給される歌詞情報に対応したフォント情報を合成し、これをディスプレイ36に表示させる。
【0042】
2.実施形態の動作
次に、上記構成からなる実施形態の動作を説明する。
(1)蓄積用のカラオケデータ等の配信
上述したように、カラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…のそれぞれのデータベースに蓄積すべきカラオケデータ、上述したカラオケデータの一覧およびセンタ局1の一覧については、センタ局1が定期的に公衆回線Nを介してカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…に送信する。各カラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…は、送信された蓄積用のカラオケデータおよび両方の一覧をRAM23に一時的に記録した後、ハードディスク27に転送・蓄積する。
【0043】
(2)曲の再生
次に、図4を参照しながら、カラオケデータおよび一覧が蓄積されたカラオケ端末3あるいはサブホスト局4とカラオケ端末5で行われる曲の再生動作を説明する。
【0044】
まず、利用者が操作パネル28より選曲し予約すると、CPU21は、データ識別符号を識別する(ステップSr1)。すると、CPU21は、ハードディスク27に記憶された配信可能なカラオケデータの一覧(表1)の内部を参照し、選曲された楽曲に対応するカラオケデータを検索し、そのカラオケデータのサイズ情報が0か否か判断する(ステップSr2,Sr3)。ここで、検索されたカラオケデータのサイズ情報が「0」である場合には、該当するカラオケデータがすでに当該カラオケ端末3またはサブホスト局4のハードディスク27に蓄積されているということである。
【0045】
この場合には、CPU21は、まず先行する曲演奏の有無を判断し、先行演奏がなければ、自身のハードディスク27に蓄積されたデータベースにある当該カラオケデータを読み出して演奏を開始する(ステップSr4,ステップSr5)。一方、先行演奏がある場合には、先行曲の演奏終了まで処理は待機する(ステップSr4)。
【0046】
かかるハードディスク27に蓄積済みのカラオケデータに従った演奏にあたっては、CPU21は、まずカラオケデータをハードディスク27からRAM23にロードする。そして、当該カラオケデータを逐次解釈し、演奏情報を楽音合成装置29へ供給するとともに、歌詞情報に対応したフォント情報をROM22から画像合成装置35へ転送する。
【0047】
また、CPU21は、当該カラオケデータに含まれる曲コードを画像再生装置33へ供給する。これにより、CD−ROM34から当該カラオケデータに対応した画像データが読み出され、画像合成装置35へ供給される。
【0048】
こうして、楽音合成装置29にて生成される楽音信号が、ミキサ30にてマイク31より入力される音声信号と合成された後、スピーカ32より発音されるとともに、画像合成装置35にて画像データと歌詞のフォント情報とが合成され、ディスプレイ36に当該曲の進行に対応した映像と歌詞が表示される。かかる演奏開始後、処理はステップSr1に戻る。
【0049】
一方、演奏者が選曲した楽曲に対応するカラオケデータのサイズ情報が「0」以外の場合には、該当するカラオケデータは蓄積用のデータではないということである。この場合、処理はステップSr3からステップSr6に進み、サイズ情報が「0」でないと初めて判断した時期から所定時間(例えば30秒)経過したか否か判断する。ステップSr6の判断結果が「Yes」であれば処理はステップSr7に進む。
【0050】
これに対して、ステップSr6の判断結果が「No」であれば、処理はSr1に戻る。ステップSr1では、新たな選曲予約の有無、すなわちデータ識別符号を新たに識別したか否か判断し、判断結果が「Yes」であれば、処理はステップSr2に進んで再度、一覧からのデータ検索を行う。ステップSr1の判断結果が「No」であれば、処理はステップSr8に進んで、サイズ情報が「0」でないと初めて判断した時期から所定時間(例えば30秒)経過したか否か判断する。ステップSr8の判断結果が「No」であれば、処理は再度ステップSr1に進み、「Yes」であれば、処理はステップSr7に進む。
【0051】
このように、ステップSr7に至る過程において、選曲に係るカラオケデータのサイズ情報が「0」でないと最初に判断した時期から所定時間以内に、サイズ情報が「0」でない別のカラオケデータが利用者に指定されている可能性がある。ステップSr7では、サイズ情報が「0」でないカラオケデータが複数指定されているか否か判断する。この判断結果が「No」であれば、処理はステップSr8に進み、CPU21はセンタ局1に送信要求を示す信号を送信する。
【0052】
一方、ステップSr7での判断結果が「Yes」であれば、処理はステップSr9に進み、複数指定されたカラオケデータのサイズ情報を比較する。そして、サイズ情報の小さいものが先になるようにカラオケデータの送信順序づけを行った後(ステップSr10)、CPU21はセンタ局1に送信要求を示す信号を送信する。
【0053】
なお、ステップSr10で行うカラオケデータの順序づけは、上記のように単純にサイズ順に従ってもよいが、データのサイズの相違が所定範囲より小さい場合、例えば、ロード時間に換算して15秒程度までの相違であれば、利用者が指定した順序を優先するようにしてもよい。
【0054】
送信要求したカラオケ端末3またはサブホスト局4は、この後、カラオケデータを受信するまで待機する(ステップSr11)。そして、要求したカラオケデータを受信すると、RAM23へのカラオケデータの一時記録すなわちロードを開始する(ステップSr12)。なお、カラオケデータが複数でも、RAM23への一時記録は複数のカラオケデータについて継続して行う。
【0055】
この一時記録の開始後、CPU21は、送信された単数または複数のカラオケデータとは異なる先行する曲演奏有無を判断し、先行演奏がなければ、受信した当該カラオケデータに基づいて演奏を開始する(ステップSr13,ステップSr14)。一方、先行演奏がある場合には、先行曲の演奏終了まで処理は待機する(ステップSr13)。
【0056】
かかるハードディスク27に未蓄積のカラオケデータに従った演奏にあたっては、CPU21は、当該カラオケデータをRAM23から読み出して逐次解釈し、演奏情報を楽音合成装置29へ供給するとともに、歌詞情報に対応したフォント情報をROM22から画像合成装置35へ転送する。
【0057】
また、CPU21は、当該カラオケデータに含まれる曲コードを画像再生装置33へ供給する。これにより、CD−ROM34から当該カラオケデータに対応した画像データが読み出され、画像合成装置35へ供給される。
【0058】
こうして、楽音合成装置29にて生成される楽音信号が、ミキサ30にてマイク31より入力される音声信号と合成された後、スピーカ32より発音されるとともに、画像合成装置35にて画像データと歌詞のフォント情報とが合成され、ディスプレイ36に当該曲の進行に対応した映像と歌詞が表示される。
【0059】
かかる演奏開始後、処理はステップSr15に進み、演奏開始されたカラオケデータをRAM23からハードディスク27に転送・蓄積開始する。また、ハードディスク27に記憶されているカラオケデータの一覧において、受信したカラオケデータのサイズ情報を0に書き換える。これにより、以後、同じ楽曲の予約がカラオケ端末3またはカラオケ端末5で行われたときは、カラオケ端末3またはサブホスト局4は送信要求せず、自身のハードディスク27に記憶されたカラオケデータを読み出して演奏に供することになる。
【0060】
次に、処理はステップSr17に進み、サイズ情報が「0」以外のカラオケデータが複数指定されているか否か判断する。ステップSrの判断結果が「No」であれば、処理はステップSr1に戻る。一方、判断結果が「Yes」であれば、処理はステップSr18に進み、演奏開始待ち時間の算出・表示(後述する)を開始し、ステップSr1に戻る。なお、それぞれステップSr4,Sr12、Sr14、Sr15およびSr18で開始するデータベースに基づいた演奏、データの一時記録、受信データに基づいた演奏、ハードディスクへの蓄積、演奏開始待ち時間の算出・表示の各ルーチンは、図4に示したメイン動作に並行して行われるだけでなく、各ルーチンとも互いに独立して並行して行われる。そして、複数のカラオケデータが指定されている場合には、上記各ルーチンでは複数のカラオケデータについて連続して処理を続行する。
【0061】
以上のように、この通信カラオケシステムでは、各カラオケ端末3またはサブホスト局4において、利用者の指示した複数の曲に対応する複数の指示信号を蓄積し、これらの指示信号に対応する複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求する。次に述べるように、センタ局1は、要求元のカラオケ端末3またはサブホスト局4で指示した順序に従って、カラオケデータを送信する。このようにサイズの小さいカラオケデータを先に送信することにより、各楽曲の演奏開始までの時間が短縮され、利用者が複数の楽曲を連続して指示した場合でも、不必要に長く演奏開始を待たなくてもよい。
【0062】
(3)カラオケ端末3またはサブホスト局4に未蓄積のカラオケデータの送信次に、カラオケ端末3またはサブホスト局4に未蓄積のカラオケデータが利用者により指定された場合に、カラオケ端末3またはサブホスト局4から発せられた送信要求を示す信号を受信したセンタ局1が行う処理について、図5を参照しながら説明する。
【0063】
まず、上記の送信要求を示す信号を受信すると、センタ局1のホストコンピュータ11は、送信要求された先頭のカラオケデータを読出対象データとして、ハードディスク12から対象データを読出して、これを要求元のカラオケ端末またはサブホスト局に送信する(ステップSt1〜St3)。
【0064】
次に、ステップSt4において、読み出していた対象データの読出が終了したか否か判断し、判断結果が「Yes」であれば、送信要求された残りのカラオケデータの有無をチェックし、残りのデータがあれば、読出対象データを残りの先頭のデータに変更する(ステップSt5〜St6)。この後、処理はステップSt2に戻り、新たな読出対象データを読出す。対象データの読出終了後、残りのカラオケデータがなくなっていれば、処理はステップSt1に戻り、送信要求がされるまで処理は待機状態となる。
【0065】
また、ステップSt4の判断結果が「No」であれば、処理はステップSt7に移行し、要求元と同一のカラオケ端末3またはサブホスト局4から新たなカラオケデータの送信要求があったか否か判断する。ステップSt7での判断結果が「No」である場合、処理はステップSt2に戻り、読出中のカラオケデータの読出を続行する。
【0066】
一方、ステップSt7の判断結果が「Yes」のとき、処理はステップSt8に進み、センタ局1のハードディスク12に記憶されている送信源のカラオケデータの一覧を参照し、新たに要求されたカラオケデータを検索する。そして、新たに要求されたカラオケデータのサイズが現在読出中のカラオケデータの残りのサイズより大きいか否か判断する。ステップSt8の判断結果が「No」のとき、処理はステップSt9に進み、各サイズ情報に基づいて後続のカラオケデータの送信の順序づけを行った後、ステップSt2に戻り、読出中のカラオケデータの読出を続行する。ステップSt9で行う送信の順序づけは、上述した要求元のカラオケ端末またはサブホスト局4での送信の順序づけ(図4のステップSr10)と同様に行う。
【0067】
ステップSt8の判断結果が「Yes」の場合は、処理はステップSt10に進み、読出中のカラオケデータの読出を中断する。この際には、読出中のカラオケデータの中断位置を記憶し、以降の部分は後から読み出して送信すべきカラオケデータとして扱う。次に、ステップSt11で、読出対象のカラオケデータを新たに要求されたカラオケデータに変更し、さらにステップSt12で読出順序の変更を要求元のカラオケ端末3またはサブホスト局4に報知する。この後、処理はステップSt2に戻り、新たに要求されたカラオケデータの読出を開始する。読出中断したカラオケデータの中断以降の部分は、新たに送信要求されたカラオケデータの読出終了後、ステップSt6で読出対象となる。
【0068】
以上のように、対象データの読出終了前に同一のカラオケ端末3またはサブホスト局4から新たにカラオケデータの送信要求がなされ、そのカラオケデータのサイズが読出中のカラオケデータの残りのサイズより小さい場合には、新たに要求されたカラオケデータの読出を行う。これによれば、よりサイズの小さいカラオケデータを優先的に読み出すことにより、各楽曲の演奏開始までの時間が短縮され、先行するカラオケデータの読出中に利用者が新たに楽曲を指示した場合でも、不必要に長く演奏開始を待たなくてもよい。
【0069】
(4)センタ局1の選択ルーチン
さて、上記の実施形態において、カラオケ端末3,3,…またはサブホスト局4,4,…からカラオケデータの送信要求をする際(図4のステップSt8)には、以下のようにセンタ局1の選択を行うと好ましい。図6はセンタ局1の選択ルーチンを示すフローチャートである。
【0070】
この選択ルーチンにおいてまず、カラオケ端末3またはサブホスト局4は、フラグAを1にセットした後、センタ局1の一覧(表2)を参照し、同一局番(例えば1997年当時の東京であれば03)に該当するセンタ局1を検索する(ステップSs1,Ss2)。次に、ステップSs3において、候補となるセンタ局1があるか否か判断する。ステップSs3での判断結果が「No」の場合、処理は後述するステップSs8に移行する。
【0071】
一方、ステップSs3での判断結果が「Yes」の場合、処理はステップSs4に進み、候補センタ局1の数が1か否か判断する。ステップSs4の判断結果が「Yes」のとき、カラオケ端末3またはサブホスト局4は、その候補センタ局1を呼び出し、話し中でなければ、要求データを当該センタ局1に対して指定する(ステップSs5,Ss6,Ss7)。この指定の後、処理は終了し、カラオケ端末3またはサブホスト局4のメイン動作(図4)のステップSr11に移行する。
【0072】
一方、呼び出したセンタ局1が話し中であれば、処理はステップSs6からステップSs8に移行し、フラグAが0か否か判断する。同一局番のセンタ局1の検索の直前にステップSs1でフラグAが1にセットされているので、同一局番のセンタ局1の検索の直後および呼び出した直後はフラグAは1である。この場合、ステップSs8での判断結果は「No」となり、処理はステップSs9に進む。ステップSs9ではフラグAを0にリセットし、次にステップSs10でセンタ局1の一覧の中から隣接する地区の局番(隣接局番と略する)のセンタ局1を検索する。そして、処理はステップSs3に戻り、候補となるセンタ局1があるか否か判断する。
【0073】
どの局番が要求元のカラオケ端末3またはサブホスト局4の隣接局番に該当するかの判断は、あらかじめ局番同士の隣接関係を入力したデータベースから所定のプログラムに従って行えばよい。また、例えば、局番の上方の桁が一致すれば、隣接地区の関係にあると判断するようにしてもよい。なお、隣接局番は一つとは限らないので、一般的には、隣接局番のセンタ局1の検索の方が多くの候補センタ局を見つけられると考えられる。
【0074】
この隣接局番の検索および呼び出しが不成功だった場合(ステップSs3の判断結果が「No」の場合およびステップSs6の判断結果が「Yes」の場合)には、処理はステップSs8に移行する。隣接局番のセンタ局1の検索の直前にステップSs9でフラグAが0にリセットされているので、隣接局番のセンタ局1の検索の直後および呼び出した直後はフラグAは0である。この場合、ステップSs8での判断結果は「Yes」となり、処理はステップSs1に戻る。これにより、再度フラグAを1にセットし、次にステップSs2でセンタ局1の一覧の中から同一局番のセンタ局1を検索する。
【0075】
さて、同一局番についても隣接局番についても候補となるセンタ局1の数が複数の場合、すなわちステップSs4の判断結果が「No」の場合、処理はステップSs11に移行し、制御用変数N1を候補センタ局の数にセットする。次に、ステップSs12で、呼び出すべきセンタ局1の電話番号を指定する。この指定方法は、検索されたセンタ局を例えばランダムに並べ替えて優先順序をつけておくことにより行うと好ましい。
【0076】
次いで、カラオケ端末3またはサブホスト局4は、指定の候補センタ局1を呼び出し、話し中でなければ、要求データを当該センタ局1に対して指定する(ステップSs13,Ss14,Ss7)。この指定の後、処理は終了し、メイン動作(図4)のステップSr11に移行する。
【0077】
一方、呼び出したセンタ局1が話し中であれば、処理はステップSs14からステップSs15に移行し、変数N1をデクリメントした後、ステップSs16で変数N1が0か否か判断する。ステップSs16の判断結果が「Yes」の場合、処理はステップSs8に進み、フラグAが0か否か判断する。そして、以前の検索が同一局番について行われていれば、今度は隣接局番を検索し、以前の検索が隣接局番について行われていれば、今度は同一局番を検索することになる。
【0078】
一方、ステップSs16の判断結果が「No」の場合、処理はステップSs12に進み、他の候補センタ局1から読み出すべきセンタ局1を指定し、呼出を行う。
【0079】
以上のように、定期的に送信されてくるセンタ局1の一覧から同一局番および隣接局番を検索して、センタ局1の呼出を行うことにより、センタ局1の増設や廃止、電話番号の変更などがあっても、廉価な通信料金で済むセンタ局1を選択することが可能である。また、同一局番のセンタ局1が全て話し中であるときには、隣接局番のセンタ局1を選択することにより、迅速にカラオケデータの要求を達成することができる。
【0080】
(5)演奏開始待ち時間算出・表示ルーチン
図7は、カラオケ端末3またはサブホスト局4で複数のカラオケデータの送信を要求したときに行う演奏開始待ち時間算出・表示ルーチン(図4のステップSr18参照)の手順を示す。次に、同図を参照して、このルーチンを説明する。
【0081】
このルーチンにおいてまず、カラオケ端末3またはサブホスト局4は、制御用変数N2を予約データ数にセットする(ステップSc1)。この予約データ数は、カラオケ端末3またはサブホスト局4が自身のハードディスク27から読み出すべきカラオケデータも、センタ局1に送信要求するカラオケデータも含む。
【0082】
次にタイマをスタートさせ、所定時間経過後、操作パネル28で利用者が予約したカラオケデータに基づいて演奏開始までの待ち時間を算出する(ステップSc2,Sc3,Sc4)。この時間は、次のように算出する。まず、センタ局1から送信されるべきカラオケデータについては、サイズ情報が楽曲の演奏時間にほぼ比例しているので、カラオケデータの一覧(表1)を参照し、サイズ情報に基づいて演奏時間を算出する。一方、カラオケ端末3またはサブホスト局4が自身のハードディスク27から読み出すべきカラオケデータについては、各カラオケデータのヘッダに実際の演奏時間を示す情報が付与されており、これらの情報を読み取る。そして、予約された各カラオケデータの演奏時間に基づいて、二曲目以降に演奏する楽曲に対応するカラオケデータの演奏開始までの待ち時間が算出できる。また、時間の経過に応じて、経過時間を減算すれば、逐次待ち時間を算出できる。。
【0083】
次いで、CPU21では、二曲目以降に演奏する楽曲に対応するカラオケデータと、それらのカラオケデータに対応する算出した待ち時間とを示す信号を画像合成装置35に供給する(ステップSc5)。また、CPU21はこれらの信号に基づいて、ROM22からフォント情報を呼び出し、画像合成装置35に供給する。これにより、ディスプレイ36は、二曲目以降に演奏する楽曲に対応するカラオケデータと、それらのカラオケデータに対応する算出した待ち時間とを表示する。
【0084】
さらに表示開始から所定時間経過後、CPU21では、画像合成装置35への上記信号の供給を停止し、演奏開始待ち時間の表示を終了させる(ステップSc6,Sc7)。次に、処理はステップSc8に進み、優先的に演奏される楽曲に対応するカラオケデータがあるか否か判断する。ここで、優先的に演奏されるカラオケデータとは、カラオケ端末3またはサブホスト局4が自身のハードディスク27から読み出すべきカラオケデータ、およびセンタ局1から送信されるカラオケデータのうち、現在読出中のカラオケデータの残りサイズよりサイズの小さいカラオケデータである。このうち、現在読出中のカラオケデータの残りサイズよりサイズの小さいカラオケデータについては、上述のように、センタ局1からステップSt12(図5)で読出順序変更を報知する。
【0085】
ステップSc8での判断結果が「No」の場合、処理はステップSc9に進む。一方、その判断結果が「Yes」の場合、処理はステップSc10に進み、変数N2をインクリメントした後、ステップSc9に進む。ステップSc9では、一つの楽曲について演奏が終了したか否か判断する。この判断結果が「No」であれば、処理はステップSc3に戻り、演奏開始待ち時間の算出、表示を再度繰り返す。
【0086】
一方、ステップSc9の判断結果が「Yes」の場合、処理はステップSc11に進み、変数N2をデクリメントした後、ステップSc12で変数N2が1になったか否か、すなわち予約されたうち楽曲が演奏されていないカラオケデータが1になったか否か判断する。この判断結果が「No」であれば、処理はステップSc3に戻り、演奏開始待ち時間の算出、表示を再度繰り返す。一方、ステップSc12の判断結果が「No」であれば、残りの演奏すべき楽曲は一つである。この場合、この演奏開始待ち時間算出・表示ルーチンは終了する。
【0087】
以上のように、複数のカラオケデータが利用者に指定された場合に、二曲目以降の演奏開始待ち時間をディスプレイ36に表示させることにより、カラオケデータの送信順序が利用者の指示した楽曲の順序と異なっていても、利用者をいらだたせたり、あわてさせたりするのを和らげることが可能である。
【0088】
3.変更例
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、例えば以下のような変形が可能である。
(1) 上述した実施形態では、利用者が指定した楽曲のカラオケデータが、カラオケ端末3またはサブホスト局4のハードディスク27に蓄積されたカラオケデータであるか、あるいは個別に受信すべきカラオケデータであるかを、カラオケデータの一覧のサイズ情報に基づいて、カラオケ端末3またはサブホスト局4が判断している。ただし、サイズ情報によらずに、各カラオケデータがいずれに該当するのか明確化する識別情報を一覧に付与しておき、この識別情報に基づいて自身のハードディスク27から読み出すか、あるいはセンタ局1に送信要求するかを判断してもよい。
【0089】
(2) 上述した実施形態では、新たに送信要求されたカラオケデータのサイズがセンタ局1で読出中のカラオケデータの残りのサイズより大きい場合には、センタ局1は読出中のカラオケデータの読出を中断するとともに、読出中のカラオケデータの中断位置を記憶し、以降の部分は後から読み出して送信すべきカラオケデータとして扱う(図5のステップSt8,St10)。しかし、読出中断後、次に読み出す前に同じカラオケデータがセンタ局1で修正され更新される場合がある。
【0090】
このような場合のため、ステップSt5とSt6との間に、カラオケデータの更新があったか否か判断するステップを設け、更新があった場合には、更新後の当該カラオケデータを最初から読み出すようにすると好ましい。利用者はこれによって最新の楽曲を利用することが可能である。
【0091】
(3) カラオケデータの送信すべき順序づけは、カラオケ端末3,3,…またはサブホスト局4,4,…で行わなくても、センタ局1で行ってもよい。図8は、この変更例におけるカラオケ端末3またはサブホスト局4およびカラオケ端末5で行われる曲の再生動作を示し、図9は送信要求を示す信号を受信したセンタ局1が行う処理を示す。なお、図4および図5と同様のステップには共通する符号を付け、その説明を省略する。
【0092】
図8に示すように、この変更例では、サイズ情報が0以外のカラオケデータが指定されたと最初に判断したときから所定時間の経過後(ステップSr6およびSr8の判断結果が「Yes」だった後)、直ちにカラオケ端末3またはサブホスト局4ではセンタ局1に送信要求を示す信号を送信する。複数曲が利用者に指定された場合でも、この送信要求においてカラオケデータの順序は変更されることなく、利用者が指定した順序で送信要求がなされる。
【0093】
図9に示すように、送信要求がなされたセンタ局1では、ステップSt1の後、ハードディスク12に記憶されたカラオケデータの一覧を参照し、要求されたカラオケデータを検索し、サイズ情報が「0」でないカラオケデータが複数指定されているか否か判断する。この判断結果が「No」であれば、処理はステップSt2に進み、読出対象であるカラオケデータを読み出す。
【0094】
一方、ステップSt21での判断結果が「Yes」であれば、処理はステップSt22に進み、複数指定されたカラオケデータのサイズ情報を比較する。そして、サイズ情報の小さいものが先になるようにカラオケデータの送信順序づけを行った後(ステップSt23)、処理はステップSt2に進み、読出対象である先頭のカラオケデータの読み出しを開始する。この場合も、サイズの小さいカラオケデータが先に送信され、利用者が複数の楽曲を連続して指示した場合でも、不必要に長く演奏開始を待たなくてもよい。
【0095】
(4) 上述した実施形態では、所定時間内に複数の楽曲が利用者に指定されたときに、カラオケデータの順序づけをして、この順序に従ってカラオケデータを送信するようになっているが(図4参照)、このような順序づけつまり場合によっては並べ替えを行うモードと、利用者の指定順に従ってカラオケデータを送信するモードが、あらかじめシステムに準備され、利用者が任意にいずれかのモードを設定できるようにされていてもよい。
【0096】
(5) 上述した実施形態では、カラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…のハードディスク27に多数のカラオケデータを蓄積し、ハードディスク27に蓄積されていないカラオケデータを必要に応じて補充的にセンタ局1から送信するようになっている。ただし、カラオケデータをデータベースに蓄積せず、利用者が指定した楽曲は、すべてセンタ局1から配信するようにしてもよい。
【0097】
この場合も、カラオケデータの送信すべき順序づけは、カラオケ端末3,3,…またはサブホスト局4,4,…で行わなってもよいし、センタ局1で行ってもよい。また、上述した演奏開始待ち時間は、センタ局1のホストコンピュータ11で行い、待ち時間を示す情報をセンタ局1から要求元のカラオケ端末3またはサブホスト局4に送信するようにしてもよい。
【0098】
(6) 図10に示すように、カラオケデータ等の配信は、通信衛星2を介して行ってもよい。この変更例では、カラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…は、センタ局1から通信衛星2を介して送られてくるカラオケデータ等の無線信号を受信する受信機(図示せず)を備えている。図10において、センタ局1とカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…は公衆回線Nを介して接続されているが、公衆回線Nはカラオケ端末3,3,…またはサブホスト局4,4,…からカラオケデータの配信を要求する場合など、端末またはサブホスト局から送信する場合と、天候などの要因により通信衛星2を介した送信が不適当なときにセンタ局1から送信する場合に使用される。
【0099】
そして、蓄積用のカラオケデータ、カラオケデータの一覧およびセンタ局1の一覧等の配信は通常、通信衛星2を介してカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…に向けて一斉に行われる。また、利用者の要求に応じて配信されるカラオケデータも公衆回線Nを介して一斉に送信されるが、その際には、カラオケデータを含む送信ファイルの初期の部分にあるファイル制御情報に、受信すべきカラオケ端末3またはサブホスト局4(要求元)が指定され、要求元だけがそのカラオケデータを利用する。
【0100】
通信衛星2を介した送信については、センタ局1自身が同報送信用の送信機を備えて(図示せず)、この送信機を用いて行うようにしてもよい。ただし、図10に示すように、センタ局1からカラオケデータの供給を受けた放送センタ6が同報送信を行ってもよい。放送センタ6は、局内各部を制御するホストコンピュータ61と、ホストコンピュータ11から供給されるカラオケデータのデータベースを記憶するハードディスク62を備える。放送センタ6には、センタ局1との通信インタフェース65が設けられており、センタ局1にも、放送センタ6との通信インタフェース15が設けられている。さらに、放送センタ6には、無線信号を通信衛星2を介して同報的に一斉送信するための送信機64が設けられている。この構成により、放送センタ6は、複数のカラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…にカラオケデータ等のデータを配信することができる。カラオケデータの送信順序は、センタ局1から供給される順序指定信号に従う。順序づけは、上述の実施形態と同様である。
【0101】
なお、天候などの理由による通信障害に備えて、利用者が要求したカラオケデータは、複数回送信するようにしてもよい。この場合、受信するカラオケ端末3またはサブホスト局4では、一度受信して、再度利用者が指定しなかったカラオケデータをRAM23にロードしないようにするとよい。また、所定時間の経過後も、受信できなかったカラオケデータについては、要求元のカラオケ端末3またはサブホスト局4では、改めて公衆回線Nを介して送信するように、センタ局1に要求するようにしてもよい。
【0102】
上記では、カラオケデータを送信する手段として衛星通信を採用した場合について説明したが、これに限らず、無線であるか有線であるかを問わずその他の同報通信を採用してもよい。
【0103】
(7) 表3および表4は、上述したカラオケデータの一覧の変更例を示す。この一覧では、カラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…が個別に受信すべき各カラオケデータにバージョン情報とデータ作成日付が付されている。カラオケ端末3,3,…またはサブホスト局4,4,…では、センタ局1から定期的に配信される最新のカラオケデータの一覧とは別個に、送信要求して自身のハードディスク27に格納したカラオケデータの一覧を保存しておくとよい。表3は配信される最新のカラオケデータの一覧の例を示し、表4は格納したカラオケデータの一覧の例を示す。
【表3】
Figure 0003985296
【0104】
【表4】
Figure 0003985296
【0105】
利用者から楽曲の指定があったときには、カラオケ端末3またはサブホスト局4では、まず、センタ局1から配信された最新の一覧を参照して検索する。そして、検索結果が個別に受信するべき各カラオケデータとなった場合、次にハードディスク27に格納したカラオケデータの一覧を参照して検索し、両方の検索結果のバージョン情報が異なるときに、センタ局1に送信要求する。両方のバージョン情報同士が同一であれば、カラオケ端末3またはサブホスト局4,4,…では、自身のハードディスク27から当該カラオケデータを読み出す。これにより、送信元のセンタ局1で、個別受信用のカラオケデータの更新が行われた場合に、カラオケ端末3,3,…およびサブホスト局4,4,…は最新のカラオケデータを取得することが可能である。
【0106】
なお、このようにバージョン情報同士を比較せず、両方の一覧のデータ作成日付同士またはサイズ情報同士を比較して同様の判断を行ってもよい。もしサイズ情報同士を比較するのであれば、個別に受信したカラオケデータをハードディスク27に蓄積しても、一覧のサイズ情報を0には変更せず(図4のステップSr16参照)、別種の識別情報をカラオケデータに付与して、自身のハードディスク27に蓄積されたカラオケデータであるか、あるいは個別に受信すべきカラオケデータを判別するとよい。
【0107】
(8) また、センタ局1に送信要求したカラオケデータをハードディスク27に蓄積するのを繰り返していると、やがてハードディスク27の空き容量が不足する。このため、ハードディスク27に格納したこれらの個別受信済みのカラオケデータを必要に応じて(例えばハードディスク27の空き容量が一定値以下となったとき、あるいは送信要求したカラオケデータを受信するとハードディスク27の空き容量が一定値以下となると予想できるとき)、削除するのが望ましい。このような場合には、格納したカラオケデータを示す一覧を参照し、格納済みのカラオケデータの中から古いバージョンのカラオケデータを優先的に削除するか、あるいはこのような削除を繰り返して、空き容量を増大させるとよい。
【0108】
(9) あるいは、各カラオケ端末3またはサブホスト局4で、格納したカラオケデータを示す一覧において、各カラオケデータに格納した時期を付与しておき、その時期が古いカラオケデータを削除してもよい。この場合には、定期的にこの一覧を参照し、格納時期から一定の有効期間が過ぎたカラオケデータを見つけ次第、削除するとよい。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、利用者の指示した複数の曲に対応する複数のカラオケデータのうち、サイズの小さいものから先にセンタ局または放送センタが送信する。従って、各楽曲の演奏開始までの時間が短縮され、利用者が複数の楽曲を連続して指示した場合でも、不必要に長く演奏開始を待たなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る通信カラオケシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 同通信カラオケシステムのカラオケ端末3の構成を示すブロック図である。
【図3】 (A)は同通信カラオケシステムのサブホスト局4の構成を示すブロック図であり、(B)はカラオケ端末5の構成を示すブロック図である。
【図4】 同通信カラオケシステムのカラオケ端末3あるいはサブホスト局4とカラオケ端末5で行われる曲の再生動作を示すフローチャートである。
【図5】 同通信カラオケシステムのセンタ局1が行う処理を示すフローチャートである。
【図6】 同通信カラオケシステムのカラオケ端末3またはサブホスト局4が行う、センタ局1を選択するルーチンを示すフローチャートである。
【図7】 同通信カラオケシステムのカラオケ端末3またはサブホスト局4が行う、複数のカラオケデータの送信を要求したときに行う演奏開始待ち時間算出・表示ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】 同通信カラオケシステムのカラオケ端末3またはサブホスト局4およびカラオケ端末5で行われる曲の再生動作の変更例を示すフローチャートである。
【図9】 同通信カラオケシステムのセンタ局1が行う処理の変更例を示すフローチャートである。
【図10】 同通信カラオケシステムの全体構成の変更例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…センタ局、2…通信衛星、3…カラオケ端末、4…サブホスト局、5…カラオケ端末、6…放送センタ、11…ホストコンピュータ、12…ハードディスク、13…通信インタフェース、15…通信インタフェース、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…受信機、25…通信インタフェース、26…タイマ、27…ハードディスク、28…操作パネル、61…ホストコンピュータ、62…ハードディスク、64…送信機、65…通信インタフェース、N…公衆回線

Claims (16)

  1. それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムであって、
    各カラオケ端末またはサブホスト局は、
    利用者が順次指示した複数の曲の各々について、カラオケデータの配信を受けるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によってカラオケデータの配信を受けると初めて判断された時期から所定時間内に前記利用者指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数の指示信号を蓄積する蓄積手段と、
    各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を記憶した第1サイズ情報記憶手段と、
    前記判断手段によってカラオケデータの配信を受けると初めて判断された時期から前記所定時間が経過すると、前記蓄積手段に蓄積された前記複数の指示信号に基づいて、前記第1サイズ情報記憶手段を参照し、前記指示信号に対応する複数の曲のカラオケデータのサイズを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記センタ局に対して、前記蓄積手段に蓄積された前記複数の指示信号に対応する複数の曲のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求する要求手段と、
    前記センタ局から送信される複数のカラオケデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した複数のカラオケデータに基づき楽音を合成する合成手段と、
    前記合成手段で合成された楽音を発生する楽音発生手段と
    を具備し、
    前記センタ局または放送センタは、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局からの前記カラオケデータの要求を受信する受信手段と、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局から要求された複数のカラオケデータを要求元のカラオケ端末またはサブホスト局に送信する送信手段と
    を具備することを特徴とする通信カラオケシステム。
  2. それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムであって、
    各カラオケ端末またはサブホスト局は、
    利用者が順次指示した複数の曲の各々について、カラオケデータの配信を受けるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によってカラオケデータの配信を受けると初めて判断された時期から所定時間内に前記利用者指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数の指示信号を蓄積する蓄積手段と、
    前記判断手段によってカラオケデータの配信を受けると初めて判断された時期から前記所定時間が経過すると、前記センタ局に対して、前記蓄積手段に蓄積されている複数の指示信号に対応する複数の曲のカラオケデータを要求する要求手段と、
    前記センタ局から送信される複数のカラオケデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した複数のカラオケデータに基づき楽音を合成する合成手段と、
    前記合成手段で合成された楽音を発生する楽音発生手段と
    を具備し、
    前記センタ局は、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局からの前記カラオケデータの要求を受信する受信手段と、
    各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を記憶した第2サイズ情報記憶手段と、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に基づいて、前記第2サイズ情報記憶手段を参照し、前記指示信号に対応する複数のカラオケデータのサイズを比較する比較手段と
    を具備し、
    前記センタ局または放送センタは、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記カラオケ端末またはサブホスト局から要求された複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求元のカラオケ端末またはサブホスト局に送信する送信手段を具備する
    ことを特徴とする通信カラオケシステム。
  3. 前記カラオケ端末またはサブホスト局が、
    前記第1サイズ情報記憶手段に記憶された前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出する時間算出手段具備することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記センタ局が、
    各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を記憶した第3サイズ情報記憶手段と、
    前記第3サイズ情報記憶手段に記憶された前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出する時間算出手段とを具備し、
    前記センタ局または放送センタが、
    前記時間算出手段で算出された算出時間の情報を前記カラオケ端末またはサブホスト局に送信する算出時間送信手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記カラオケ端末またはサブホスト局が、
    各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を記憶した第4サイズ情報記憶手段と、
    前記第4サイズ情報記憶手段に記憶された前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出する時間算出手段とを具備することを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  6. 前記センタ局が
    前記第2サイズ情報記憶手段に記憶された前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出する時間算出手段を具備し、
    前記センタ局または放送センタが、
    前記時間算出手段で算出された算出時間の情報を前記カラオケ端末またはサブホスト局に送信する算出時間送信手段を具備する
    ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  7. それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムであって、
    各カラオケ端末またはサブホスト局は、
    利用者の指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数の指示信号を蓄積する蓄積手段と、
    各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を記憶したサイズ情報記憶手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された前記複数の指示信号に基づいて、前記サイズ情報記憶手段を参照し、前記指示信号に対応する複数のカラオケデータのサイズを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記センタ局に対して、前記複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求する要求手段と、
    前記センタ局から送信される複数のカラオケデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した複数のカラオケデータに基づき楽音を合成する合成手段と、
    前記合成手段で合成された楽音を発生する楽音発生手段と
    を具備し、
    前記センタ局または放送センタは、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局からの前記カラオケデータの要求を受信する受信 手段と、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局から要求された複数の曲に対応する複数のカラオケデータを要求元のカラオケ端末またはサブホスト局に送信する送信手段と
    を具備し、
    前記送信手段による送信にあたっては、前記センタ局が、データベースから前記カラオケデータを読み出すようになっており、いずれかのカラオケデータの読出中に、このカラオケデータよりもサイズが小さいカラオケデータの要求を前記カラオケ端末またはサブホスト局から前記受信手段が受信したときに、前記センタ局は、読出中の前記カラオケデータの読出を中断し、新たに要求された前記カラオケデータを前記データベースから読み出す
    ことを特徴とする通信カラオケシステム。
  8. 前記新たに要求されたカラオケデータの送信後、前記センタ局は、前記中断したカラオケデータの読出を再開することを特徴とする請求項7に記載の通信カラオケシステム。
  9. それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法であって、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局のいずれかが、利用者が順次指示した複数の曲の各々についてカラオケデータの配信を受けるか否かを判断しつつ、カラオケデータの配信を受けると初めて判断した時期から所定時間内に前記利用者指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数の指示信号を蓄積し、
    カラオケデータの配信を受けると初めて判断された時期から前記所定時間が経過すると、前記カラオケ端末またはサブホスト局が、あらかじめ保有する各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を参照して、前記複数の指示信号にそれぞれ対応する複数のカラオケデータ各々に付されたサイズ情報を比較し、
    前記センタ局に、前記カラオケ端末またはサブホスト局が、蓄積されている前記複数の指示信号に対応する複数の曲のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求し、
    前記センタ局または放送センタが、要求元の前記カラオケ端末またはサブホスト局に前記複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に送信する
    ことを特徴とする通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法。
  10. それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法であって、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局のいずれかが、利用者が順次指示した複数の曲の各々についてカラオケデータの配信を受けるか否かを判断しつつ、カラオケデータの配信を受けると初めて判断した時期から所定時間内に前記利用者が指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数の指示信号を蓄積し、
    カラオケデータの配信を受けると初めて判断された時期から前記所定時間が経過すると、前記カラオケ端末またはサブホスト局が、前記センタ局に対して、蓄積されている前記複数の指示信号に対応する複数の曲のカラオケデータを要求し、
    前記センタ局が、あらかじめ保有する各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を参照して、要求された前記複数のカラオケデータ各々に付されたサイズ情報を比較し、
    前記センタ局または放送センタが、要求元の前記カラオケ端末またはサブホスト局に前記複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に送信する
    ことを特徴とする通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法。
  11. 前記カラオケ端末またはサブホスト局が、あらかじめ保有する前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出し、前記時間を表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  12. 前記センタ局が、各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧をあらかじめ保有しており、自局で保有する前記カラオケデータのサイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出し、算出した前記時間を表す時間情報を前記センタ局または放送センタが前記カラオケ端末またはサブホスト局に送信し、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局では、前記時間情報が表す時間を表示装置に表示させることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  13. 前記カラオケ端末またはサブホスト局が、各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧をあらかじめ保有しており、自身で保有する前記カラオケデータのサイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出し、前記時間を表示装置に表示させることを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  14. 前記センタ局が、あらかじめ保有する前記サイズ情報に関する一覧および前記カラオケデータの送信順序に基づいて、前記カラオケデータのそれぞれの演奏開始までの時間を算出し、算出した前記時間を表す時間情報を前記センタ局または放送センタが前記カラオケ端末またはサブホスト局に送信し、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局では、前記時間情報が表す時間を表示装置に表示させることを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  15. それぞれ異なるサイズのカラオケデータを保有するセンタ局またはセンタ局から前記カラオケデータが供給される放送センタが、カラオケ端末またはサブホスト局からの要求に応じて、要求元のカラオケ端末またはサブホスト局にカラオケデータを配信する通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法であって、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局のいずれかが、利用者の指示した複数の曲にそれぞれ対応する複数の指示信号を蓄積し、
    前記カラオケ端末またはサブホスト局が、あらかじめ保有する各カラオケデータのサイズ情報に関する一覧を参照して、前記複数の指示信号にそれぞれ対応する複数のカラオケデータ各々に付されたサイズ情報を比較し、
    前記センタ局に、前記カラオケ端末またはサブホスト局が、前記複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に要求し、
    前記センタ局または放送センタが、要求元の前記カラオケ端末またはサブホスト局に前記複数のカラオケデータをサイズの小さいものから先に送信し、さらにこの送信にあたっては、前記センタ局が、データベースから前記カラオケデータを読み出すようになっており、いずれかのカラオケデータの読出中に、このカラオケデータよりもサイズが小さいカラオケデータを送信すべく前記カラオケ端末またはサブホスト局から新たに要求されたときに、前記センタ局は読出中の前記カラオケデータの読出を中断し、新たに要求された前記カラオケデータを前記データベースから読み出す
    ことを特徴とする通信カラオケシステムのカラオケデータ配信方法。
  16. 前記新たに要求されたカラオケデータの送信後、前記センタ局は、前記中断したカラオケデータの読出を再開することを特徴とする請求項15に記載の方法。
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