JP3985232B2 - 画像符号化方法及び画像符号化装置 - Google Patents
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Description
図1〜図12に本発明の実施例を説明する。本発明は原画像のエツジ情報を取り除いたテクスチヤ情報を符号化する手法であり、超低ビツトレートにおける画像符号化方法の一部として用いる。この実施例においては、原画像からエツジ情報を取り除いたテクスチヤ情報の符号化について示す。物体の輪郭線の保存に重点を置いた画像符号化方法の代表的なものとして、3CC(3 Component Coding)がある。3CCとは原画像を画像のもつ視覚的重要度に応じて局所輝度情報、エツジ情報及びテクスチヤ情報に分割し、それぞれ情報の重要度に応じて符号化を行うものである。3CCのエンコード処理手順を図1に、デコード処理手順を図2に示す。
この実施例では、再構成画像の画質を判定する上で、テクスチヤ画像の直交変換係数の内、重要でないと思われる係数、または符号化効率を悪化させると思われる係数を削除することにより、符号化後のデータ量を削減する。
(2−1)直交変換領域選択符号化
この実施例では、再構成画像の画質を判定する上で、テクスチヤ画像の直交変換係数の内、重要でないと思われる係数、または符号化効率を悪化させると思われる係数を削除することにより、符号化後のデータ量を削減する。このテクスチヤ符号化処理手順について、図3〜図7を用いて説明する。テクスチヤ符号化処理手順として、まず直交変換領域選択による符号化処理手順を図3及び図4に示す。この手法は直交変換して得られる係数をいくつかの領域に分割し、再構成画像の画質に重要だと思われる領域内の係数を保存し、その他の係数を「0」に置き換えることにより、エントロピー符号化の際のゼロランを増やし、符号化後のデータ量を削減するものである。
次にテクスチヤ符号化処理手順として、直交変換係数選択により符号化処理手順にを図5及び図6に示す。この手法は直交変換して得られる係数をいくつかの領域に分割し、その領域内において特定の条件を満たす係数のみを保存し、その他の係数を「0」に置き換えることにより、エントロピー符号化の際のゼロランを増やし、符号化後のデータ量を削減するものである。そこで用いる特定の条件とは、領域内の最大値、Nランク、最小値、平均値以上等種々の条件がある。
このように上述した直交変換領域選択及び直交変換係数選択による符号化手順によれば、再構成後の画質をそれほど損なうことなく符号化後のテクスチヤ情報量を抑えることができ、より圧縮率を高めたり削減できたデータ量をエツジ情報に割り当てることにより、さらに再構成後の画質を高めることができる。またマクロブロツク内の直交変換係数を、複数の領域に分割するのではなく、単一の領域としてマクロブロツク内の全ての係数の中から、特定の係数のみを選択して保存するようにしても良い。
ここで従来のように、テクスチヤ画像全体を符号化した場合、再構成画像においてそれほど重要ではない情報も一様に含まれてしまい、一定の画質を得る際に必要以上のデータ量を必要としてしまうおそれがある。そこで再構成画像の画質を判定する上で、テクスチヤ画像中で重要でないと思われる領域、または符号化効率を悪化させると思われる領域においてテクスチヤ情報を削除することにより、符号化後のデータ量を削減することができる。符号化効率を悪化させる領域としては、エツジ領域として抽出された領域の近傍が上げられる。
Claims (6)
- 原画像をエッジ情報とテクスチャ情報に分離し、符号化する画像符号化方法において、
上記テクスチャ情報におけるテクスチャ画素ごとに、上記エッジ情報におけるエッジ画素との最小距離を算出する第1のステップと、
所定の距離よりも小さい上記最小距離をとるテクスチャ画素を除去する第2のステップと、
上記第2のステップで除去されたテクスチャ画素を除くテクスチャ情報を符号化する第3のステップと
を具えることを特徴とする画像符号化方法。 - 上記第2のステップでは、
上記所定の距離よりも小さい上記最小距離をとるテクスチャ画素に対する重み付けを、その最小距離に応じて変える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像符号化方法。 - 上記第2のステップでは、
上記所定の距離を変化させることにより、符号化後の発生情報量を調節する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像符号化方法。 - 原画像をエッジ情報とテクスチャ情報に分離し、符号化する画像符号化装置において、
上記テクスチャ情報におけるテクスチャ画素ごとに、上記エッジ情報におけるエッジ画素との最小距離を算出する算出手段と、
所定の距離よりも小さい上記最小距離をとるテクスチャ画素を除去する除去手段と、
上記除去手段で除去されたテクスチャ画素を除くテクスチャ情報を符号化する符号化手段と
を具えることを特徴とする画像符号化装置。 - 上記除去手段は、
上記所定の距離よりも小さい上記最小距離をとるテクスチャ画素に対する重み付けを、その最小距離に応じて変える
ことを特徴とする請求項4に記載の画像符号化装置。 - 上記除去手段は、
上記所定の距離を変化させることにより、符号化後の発生情報量を調節する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像符号化装置。
Priority Applications (1)
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JP2004078392A JP3985232B2 (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 画像符号化方法及び画像符号化装置 |
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JP2004078392A JP3985232B2 (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 画像符号化方法及び画像符号化装置 |
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JP2004229321A JP2004229321A (ja) | 2004-08-12 |
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JP5573316B2 (ja) | 2009-05-13 | 2014-08-20 | セイコーエプソン株式会社 | 画像処理方法および画像処理装置 |
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- 2004-03-18 JP JP2004078392A patent/JP3985232B2/ja not_active Expired - Lifetime
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