JP3983893B2 - Work supply / discharge device for 2 head flat finishing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、いわゆるラップ盤として知られる2頭平面仕上げ加工機用ワーク供給排出装置に関するもので、特に円盤状のワークを多数一度に研削砥石に供給又は排出するワーク供給排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、2頭平面仕上げ加工機は、図5に示すように環状円盤となっている上定盤101と下定盤105をその軸心が一致するように上下に間隔を置いて配置し、上定盤101と下定盤105を互いに逆方向に回転させ、下定盤105上に載置されているワークホルダ110内のワークWに対して上定盤101が矢印Aの如く下方に移動して上定盤101をワークWの上面に圧接し、これによってワークWの両面を上定盤101と下定盤105で研削加工を行うようになっている。上定盤101と下定盤105は、それぞれ上定盤固定板100に取り付けられている上主軸102及び下定盤固定板104に取り付けられている下主軸106がモータ等(図示せず)によって通常は互いに逆方向に回転駆動される。上主軸102は上主軸台103に回転自在に支持され、下主軸106は下主軸台107に回転自在に支持されている。108はサンギアで、109はサンギア軸である。サンギア108にはワークホルダ110の外周に形成された外歯車110aが噛み合い、また、この外歯車110aは機械本体111に固定されている内周歯車112にも噛み合って、サンギア108を回転駆動することによってワークホルダ110が遊星運動をしてワークWを均一に研削するようになっている。
【0003】
ところで、ワークホルダ110は、図6に示すように、ワークWを取り入れるための収容穴113が円周方向に多数あけられており、ワークWを研削加工するためには、ワークWをこのワークホルダ110の収容穴113に入れる必要がある。また、研削加工が終了した場合は、ワークWを収容穴113から取り出す必要がある。
【0004】
従来は、上定盤101を上昇させるか、又は、水平方向に移動・旋回させて上定盤101を下定盤105から離間させた後、機械本体111の近傍に配置されたローディング装置(ローディングロボット)(図示せず)及びアンローディング装置(アンローディングロボット)(図示せず)の把持部をワークWに向けて移動させ、この把持部によってワークWを掴んでワークWの供給及び排出を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のワーク供給排出装置には、ローディング装置及びアンローディング装置を別置することにより、機械本体の周囲にそのためのスペースを必要とし、これら両装置を更に別置するための装置を製作する必要があるため、システム全体の費用が非常に高価になるという問題があった。また、ローディング装置及びアンローディング装置をワークWまで移動させるため、その分だけサイクルタイムが長くなるとともに機構が複雑となり、生産性が向上しないという問題もあった。
【0006】
この発明の目的は、以上の点に鑑み、上定盤そのものによってワークを供給排出することによって、ローディングロボット、アンローディングロボットを不要にし、省スペース及び生産性の向上を図るようにした、2頭平面仕上げ加工機用ワーク供給排出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達するために、本発明にかかるワーク供給排出装置は、互いに共軸に設定できかつ共軸に回転し得る上定盤固定板及び下定盤固定板と、該上定盤固定板の下面にこれと共軸に取り付けられた環状の上定盤及び該下定盤固定板の上面にこれと共軸に取り付けられた環状の下定盤と、該上定盤と該下定盤との内周によって形成される空間内に該下定盤と共軸に設けられた回転可能なサンギアと、該サンギアと共軸にこれを囲繞する内周歯車と、前記下定盤上に設置され該サンギア及び該内周歯車に噛合する外歯車を外周に有し各々が円周方向に複数のワーク取付穴を有する複数の円形のワークホルダと、ワーク置台及び製品置台とを有し、前記上定盤固定板を前記上定盤と共に該ワーク置台及び製品置台上へ移動可能になっている2頭平面仕上げ加工機に適用され、空気の負圧を発生させるバキューム回路と、空気の正圧を発生させるブロー回路と、両回路を選択的に作動制御するコントローラと、前記上定盤内に設けられ前記ワークホルダの前記ワーク取付穴の各々に開口できるエア通路と、前記バキューム回路及び前記ブロー回路を前記エア通路に対して着脱させる着脱手段とから成ることを特徴としている。
【0008】
また、前記バキューム回路は、真空ポンプと、切替弁と、チェックバルブと、ドレンセパレータと、エアフィルタ及びこれらを接続するエアパイプから成り、前記ブロー回路は、エアコンプレッサと、切替弁と、チェックバルブ及びこれらを接続するエアパイプから成ることを特徴としている。更に前記着脱手段は、エアパイプ先端に取り付けられた上ジョイントブロックと、該上ジョイントブロックを移動させるシリンダ機構と、前記上定盤固定板側に取り付けられた下ジョイントブロックから成ることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図1、図2、図3及び図4に基づいて説明する。図1は、この発明のワーク供給排出装置を組み込んだ2頭平面仕上げ加工機の平面図、図2は上定盤とバキューム回路及びブロー回路を示す概略図、図3はバキューム回路及びブロー回路を示すブロック図である。図4は別の実施形態を示す概略図である。
【0010】
本発明の2頭平面仕上げ加工機の基本構造は、図5及び図6に示す従来機の構造と同様である。即ち、図2に示すように、上定盤固定板1の下側端面に環状の上定盤(上砥石)2を取り付け、反対側の上面中心部に上主軸3が取り付けられている。上主軸3は上主軸台4に回転可能に軸支され、上主軸台4に設けられたサーボモータ17(図1)によって回転制御される。下定盤固定板5は、上定盤固定板1の下方にこれと同軸でかつこれに向き合うように配置され、その上面には上定盤2と実質的に同じ大きさの下定盤(下砥石)6が取り付けられ、上定盤2と下定盤6は同軸で、かつ、所定の間隔を置いて向き合うように配置されている。下定盤固定板5には下主軸7が取り付けられ、この下主軸7は下主軸台8に回転可能に軸支され、図示していないが、モータ等によって上主軸3と反対方向に回転駆動される。従って、上定盤2と下定盤6は互いに逆方向に回転するようになっており、例えば、上定盤2が時計方向に回転する場合は、下定盤6は反時計方向に回転する。
【0011】
従来と同様、サンギア軸10に取り付けられたサンギア9は、上定盤2及び下定盤6の内周部内の円筒状空間内60に配置され、ワークホルダ11の外周に形成された外歯車12と噛み合い、又、ワークホルダ11の外歯車12は、機械本体15に取り付けられた内周歯車21とも噛み合っており、サンギア9が回転したり、サンギア9と内周歯車21が同時に回転したりすることによってワークホルダ11はサンギア9の周りを所定の回転速度で遊星運動を行うようになっている。ワークホルダ11の円周方向にワーク収容穴13が複数個あけられており、ここにワークWが収容されている。各ワークホルダ11が遊星運動を行うことにより、各ワークホルダ11に保持されているワークWもワークホルダ11と共に遊星運動を行うようになっている。
【0012】
機械本体15には、正面から見て後方(図1では上方)にコラム16が垂直に立ち上がっており、コラム16の垂直面に対して上主軸台4が垂直上下方向に移動できるようになっている。コラム16と上主軸台4の間にはリニアガイド20が垂直に設けられて上主軸台4の移動を案内するようになっている。18はコラム16に固定されたサーボモータで、この先に公知のボールネジが垂直に設けられ、主軸台4に設けられたナットとネジ嵌合し、公知の如く、サーボモータ18を駆動することによって上主軸台4がリニアガイド20に案内されて垂直上下方向に移動する。これによって、上定盤2が下定盤6に向かって矢印A(図2)の如く下降し又は上昇し、また前記した如くワークホルダ11が遊星運動を行いながら、ワークWの上下面が上定盤2の下面と下定盤6の上面に圧接されてこれら両定盤によって研削される。
【0013】
上述のように、機械本体15の左右にワーク置台22、製品置台23が設けられている。図1では、右側がワーク置台22、左側が製品置台23である。従来と同様、コラム16は上主軸台4を支持したまま、機械本体15に取り付けられたサーボモータ19によって左右に矢印Bの如く90゜ずつ旋回できるようになっており、したがって、上定盤固定板1及び上定盤2が左右に90゜旋回できる。ワーク置台22及び製品置台23には、それぞれ、ワークホルダ11のワーク収容穴13と同様なワーク収容穴24,製品収容穴25が構成され、ここにワークW及びこれを加工した製品が収容されるようになっている。26は操作盤で、機械本体15に取り付けられ、スタートボタンや各種加工条件を設定する押しボタン等が設けられている。
【0014】
次に、図2を参照して、ワークWを吸着したり、ブローしたりするエア回路について説明する。上定盤固定板1の上面に、上主軸3を囲うようにドーナツ状のマニホールド30が取り付けられている。このマニホールド30は内部が同様にドーナツ状にくり貫かれてエア通路31が形成され、その上面1箇所に下ジョイントブロック32が取り付けられている。この上方に設けられた上ジョイントブロック41は、コラム16に設けられたシリンダ機構42によって矢印Cの如く上下に移動させて、前記下ジョイントブロック32に接続したり、切り離したりできるようになっている。この上ジョイントブロック41はエアパイプ40に取り付けられ、エアパイプ40はバキューム回路45及びブロー回路46に接続されている。したがって、上ジョイントブロック41が下ジョイントブロック32と結合することによって、バキューム回路45及びブロー回路46がマニホールド30(エア通路31)に接続される。ここで、上ジョイントブロック41、下ジョイントブロック32及びシリンダ機構42はエアパイプ40の一端をエア通路31に接続したり、これから切り離したりする着脱手段を構成する。
【0015】
マニホールド30の側面に継手33を介してパイプ34の一端が取り付けられ、パイプ34の他端は上定盤固定板1上面円周方向に離間して取り付けられている継手35に接続されている。36は上定盤固定板1内を垂直方向にあけられたエア通路で、一端は前記継手35に接続し、他端は、上定盤固定板1下面円周方向に離間してざぐられて形成したエアポケット37に接続されている。38は上定盤2内を垂直方向にあけられたエア通路で、各エア通路の一端は前記エアポケット37に連絡し、他端はワークWに対面するように開放している。このエア通路38は、ワークWの数と同数設けられており、上定盤2と下定盤6との軸心を一致させた上で上定盤2、下定盤6及びサンギア9を回転制御することによってワークホルダ11のワーク収容穴13に収容されているワークWのほぼ中心に位置させることができる。なお、この説明は、内周歯車21が機械本体15に固定されたいわゆる3ウェイ方式について行ったが、内周歯車21も回転駆動されるようにして上定盤2、下定盤6、サンギア9及び内周歯車21が独立に回転されるいわゆる4ウェイ方式のものにも適用できる。
【0016】
次に、図3を参照してバキューム回路45及びブロー回路46を説明する。47は真空ポンプで、48はその真空ポンプ47の圧力を検出する圧力センサ、50は切替弁(3ポート弁)である。49はエアパイプで、一端が真空ポンプ47に接続され、他端が切替弁50のTポートに接続されている。先に述べたエアパイプ40の一部40aに切替弁50から上ジョイントブロック41へ向けて空気を通すチェックバルブ51を設ける。この一部のエアパイプ40aに並列にバイパスエアパイプ40bを設け、これに他のチェックバルブ52、エアフィルタ53及びドレンセパレータ54を直列に配置する。チェックバルブ52は上ジョイントブロック41から切替弁50へ向けて空気を通過させ、ドレンセパレータ54はワークに付着したクーラントを回収する。ここで、エアパイプ40、真空ポンプ47、圧力センサ48、エアパイプ49、切替弁50、チェックバルブ52、エアフィルタ53及びドレンセパレータ54はバキューム回路45を構成する。
【0017】
55はエアコンプレッサで、このエアコンプレッサ55からエアパイプ56を介して切替弁50のPポートに接続している。ここで、エアパイプ40,56、エアコンプレッサ55、切替弁50及びチェックバルブ51にはブロー回路46を構成する。図2に示す58はコントローラで、前記したバキューム回路45及びブロー回路46の切替・作動を制御するものである。
【0018】
以上のように構成された本発明の作用を次に述べる。
【0019】
先ず、サーボモータ18を駆動して上主軸台4とともに上定盤2を上昇させ、コラム16をサーボモータ19により図1において反時計方向に90゜旋回させて上定盤2をワーク置台22に対応させる。ワーク置台22上にはワークホルダ11のワーク収容穴13と同じようなワーク収容穴24があり、ここにワークWが設置されているので、エア通路38はワークWのほぼ中心に対応することになる。上定盤2を下降し、上定盤2をワークWに接触させる。ここで、シリンダ機構42を作動し、上ジョイントブロック41を下ジョイントブロック32に接続する。コントローラ58によって切替弁50を図3の状態から切り替えてTポートとAポートを接続し、エアパイプ40をエアパイプ49を介して真空ポンプ47に接続する。
【0020】
次いで、真空ポンプ47を作動させる。エア通路38内のエアは、それぞれ、エアポケット37、エア通路36、継手35、パイプ34、継手33、マニホールド30内のエア通路31、下ジョイントブロック32、上ジョイントブロック41からエアパイプ40内を通り、更にドレーンセパレータ54、エアフィルタ53、チェックバルブ52から成るバイパスを通って、切替弁50、エアパイプ49を通って真空ポンプ47で引き抜かれる。即ち、バキューム回路45を働かせることによって、ワークWは上定盤2に吸着される。ここで、ワークWが上定盤2に吸着されない場合は、圧力センサ48の圧力が下がらないため、ワークWが未吸着であることをチェックすることができる。ワークWが全て吸着されたら、そのままの状態で上定盤2を上昇し、コラム16を図1において時計方向に90゜旋回させて上定盤2を下定盤6に対応させる。即ち、上定盤2に吸着されているワークWはワークホルダ11のワーク収容穴13に対応することになる。上定盤2を下降し、上定盤2に吸着されているワークWをワーク収容穴13に入れる。
【0021】
ここで、真空ポンプ47の作動を止め、切替弁50をポートP,Aが接続された図3の状態に切り替える。次いで、エアコンプレッサ55を作動させることによって、エアはエアパイプ56から切替弁50を介してエアパイプ40に向けて通り、チェックバルブ51を通って前記と逆に上ジョイントブロック41、下ジョイントブロック32、エア通路31、継手33、パイプ34、継手35、エア通路36、エアポケット37を経てエア通路38に入り込み、エアの力によってワークWは確実にワークホルダ11のワーク収容穴13にセットされる。ワークWがセットされたら、コンプレッサ55を停止させ、シリンダ機構42を作動して上ジョイントブロック41を下ジョイントブロック32から切り離し、上定盤2が自由に回転できるようにする。以下、従来どおり上定盤2と下定盤6によってワークWの両面を研削加工する。
【0022】
研削加工が終了したら、上定盤2、下定盤6及びサンギア9の回転を制御してエア通路38の各々がワークWのほぼ中心に位置したところで回転を止める。次に、前記した如く切替弁50を図3の状態からポートT,Aが接続された状態に切り替え、真空ポンプ47を作動して研削加工が終了したワーク(製品)Wを上定盤2に吸着させる。次いで、上主軸台4を上昇させ、且つ、コラム16を図1において時計方向に90゜旋回させて上定盤2を製品置台23に対応させ、吸着されている製品Wを製品収容穴25に対応させる。ここで、前記同様切替弁50を切り替えてポートP,Aが接続された状態にし、エアコンプレッサ55を作動させてブロー回路46を働かせ、上定盤2に吸着されている製品Wを製品収容穴25に入れる。
【0023】
以上の如くして、ワークWの供給及び排出が行われる。なお、ワークWの供給、排出を確実に行うためにエアポケット37はワークホルダ11の位置に対応してワークホルダ11の数だけ設けることが好ましい。
【0024】
次ぎに、図4に示す別の実施形態について説明する。図において同じものには同じ符号を付けている。図4に示す実施形態は、最初の実施形態のマニホールド30を省略し、エアパイプ40を上定盤固定板1の上方で多数本に分岐して、各エアパイプ40の先端の上ジョイントブロック41が上定盤固定板1上に設けられた下ジョイントブロック32に対応するようにしている。上定盤2にワークWの数に対応して設けられているエア通路38は、そのまま同軸で上定盤固定板1内を貫通し、下ジョイントブロック32に接続されている。シリンダ機構42が作動することによって、各々上ジョイントブロック41がいっせいに下ジョイントブロック32の各々に接続したり、切り離されたりする。この実施形態はエアポケット37を廃止し、ワークW一つ一つに対応してエア回路が構成されることになり、エア効率が更に上がり、確実にワークWの供給、排出が行われる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明の2頭平面仕上げ加工機用ワーク供給排出装置は、上定盤自体がワークを吸着又はブローする構造としたので、ローディングロボット及びアンローディングロボットを設置する必要がないから、その分のスペースを不要とし、省スペースが図られると共に、ローディングロボット及びアンローディングロボットを設置するための装置を製作する必要もないため、システム全体の費用を安くすることができる効果がある。又、上定盤自体がワークを吸着したまま旋回してワークを移動させて排出し、又、上定盤自体がワーク置台からワークを吸着したまま旋回してワークをワークホルダに供給するようになっているので、従来のようにローディングロボット及びアンローディングロボットをワークまで移動させることがないため、サイクルタイムを短くすることができる効果がある。更に、上定盤自体がワークのローディング及びアンローディングの機能を持つため、自動供給できる前後工程と連結させるラインを安価に構築できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク供給排出装置を組み込んだ2頭平面仕上げ加工機の平面図である。
【図2】上定盤とバキューム回路及びブロー回路との接続を示す概略図である。
【図3】バキューム回路及びブロー回路を示すブロック図である。
【図4】上定盤とバキューム回路及びブロー回路との別の接続を示す概略図である。
【図5】従来の2頭平面仕上げ加工機を示す概略図である。
【図6】ワークホルダと下定盤の関係を示す平面図である。
【符号の説明】
1 上定盤固定板
2 上定盤
3 上主軸
4 上主軸台
5 下定盤固定板
6 下定盤
7 下主軸
8 下主軸台
9 サンギア
11 ワークホルダ
13 ワーク収容穴
16 コラム
17 サーボモータ
18 サーボモータ
19 サーボモータ
22 ワーク置台
23 製品置台
24 ワーク収容穴
25 製品収容穴
30 マニホールド
31 エア通路
32 下ジョイントブロック
36 エア通路
37 エアポケット
38 エア通路
40 エアパイプ
41 上ジョイントブロック
42 シリンダ機構
45 バキューム回路
46 ブロー回路
47 真空ポンプ
50 切替弁
51,52 チェックバルブ
55 エアコンプレッサ
60 (円筒形)空間
W ワーク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a workpiece supply / discharge device known as a so-called lapping machine, and more particularly to a workpiece supply / discharge device that supplies or discharges a large number of disc-shaped workpieces to a grinding wheel at once.
[0002]
[Prior art]
In general, in a two-head flat finishing machine, an
[0003]
By the way, as shown in FIG. 6, the
[0004]
Conventionally, the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional workpiece supply / discharge device, a loading device and an unloading device are separately provided, so that a space for it is required around the machine body, and a device for further arranging these both devices is manufactured. This necessitates a problem that the cost of the entire system becomes very expensive. Further, since the loading device and the unloading device are moved to the workpiece W, the cycle time is increased correspondingly, the mechanism becomes complicated, and the productivity is not improved.
[0006]
In view of the above points, the object of the present invention is to supply and discharge workpieces with the upper surface plate itself, thereby eliminating the need for loading robots and unloading robots, saving space and improving productivity. An object of the present invention is to provide a workpiece supply / discharge device for a flat finishing machine.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, a workpiece supply / discharge device according to the present invention includes an upper surface plate fixing plate and a lower surface plate fixing plate that can be set coaxially and can rotate coaxially, and a lower surface of the upper surface plate fixing plate. And an annular upper surface plate attached to the upper surface of the lower surface plate fixing plate and an annular lower surface plate attached to the upper surface of the lower surface plate fixing plate, and inner peripheries of the upper surface plate and the lower surface plate A rotatable sun gear provided coaxially with the lower surface plate in a space to be formed, an inner peripheral gear surrounding the sun gear and the same axis, and the sun gear and the inner periphery installed on the lower surface plate A plurality of circular work holders each having an outer gear meshing with a gear on the outer periphery and each having a plurality of work mounting holes in the circumferential direction; a work pedestal and a product pedestal; Two heads that can move on the workpiece table and product table together with the upper surface plate A vacuum circuit that generates negative air pressure, a blow circuit that generates positive air pressure, a controller that selectively controls both circuits, and an upper surface plate that are applied to a surface finishing machine. It is characterized by comprising an air passage that can be opened in each of the work attachment holes of the work holder, and attachment / detachment means for attaching / detaching the vacuum circuit and the blow circuit to / from the air passage.
[0008]
The vacuum circuit includes a vacuum pump, a switching valve, a check valve, a drain separator, an air filter and an air pipe connecting them, and the blow circuit includes an air compressor, a switching valve, a check valve, It is characterized by comprising an air pipe connecting them. Further, the attaching / detaching means includes an upper joint block attached to the tip of the air pipe, a cylinder mechanism for moving the upper joint block, and a lower joint block attached to the upper surface plate fixing plate side.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 2, 3, and 4. FIG. 1 is a plan view of a two-head surface finishing machine incorporating the workpiece supply / discharge device of the present invention, FIG. 2 is a schematic diagram showing an upper surface plate, a vacuum circuit, and a blow circuit, and FIG. 3 is a diagram of a vacuum circuit and a blow circuit. FIG. FIG. 4 is a schematic view showing another embodiment.
[0010]
The basic structure of the two-head flat finishing machine of the present invention is the same as the structure of the conventional machine shown in FIGS. That is, as shown in FIG. 2, an annular upper surface plate (upper grindstone) 2 is attached to the lower end surface of the upper surface
[0011]
As in the prior art, the
[0012]
In the
[0013]
As described above, the work table 22 and the product table 23 are provided on the left and right sides of the
[0014]
Next, an air circuit that sucks or blows the workpiece W will be described with reference to FIG. A donut-shaped
[0015]
One end of a
[0016]
Next, the
[0017]
An
[0018]
The operation of the present invention configured as described above will be described below.
[0019]
First, the
[0020]
Next, the
[0021]
Here, the operation of the
[0022]
When the grinding process is completed, the rotation of the upper surface plate 2, the
[0023]
As described above, the workpiece W is supplied and discharged. In order to reliably supply and discharge the workpiece W, it is preferable to provide as
[0024]
Next, another embodiment shown in FIG. 4 will be described. In the drawings, the same components are denoted by the same reference numerals. In the embodiment shown in FIG. 4, the
[0025]
【The invention's effect】
As described above, the workpiece supply / discharge device for a two-head surface finishing machine according to the present invention has a structure in which the upper surface plate itself sucks or blows the workpiece, so that it is not necessary to install a loading robot and an unloading robot. This eliminates the need for such a space, saves space, and eliminates the need to manufacture a device for installing the loading robot and the unloading robot, so that the cost of the entire system can be reduced. In addition, the upper surface plate itself turns while adsorbing the work and moves and discharges the work, and the upper surface plate itself turns while adsorbing the work from the work table and supplies the work to the work holder. Therefore, since the loading robot and the unloading robot are not moved to the workpiece as in the prior art, the cycle time can be shortened. Furthermore, since the upper surface plate itself has a function of loading and unloading workpieces, there is an effect that a line connected to the preceding and following processes that can be automatically supplied can be constructed at low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a two-head flat finishing machine incorporating a workpiece supply / discharge device of the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a connection between an upper surface plate, a vacuum circuit, and a blow circuit.
FIG. 3 is a block diagram showing a vacuum circuit and a blow circuit.
FIG. 4 is a schematic diagram showing another connection between an upper surface plate, a vacuum circuit, and a blow circuit.
FIG. 5 is a schematic view showing a conventional two-head surface finishing machine.
FIG. 6 is a plan view showing a relationship between a work holder and a lower surface plate.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
空気の負圧を発生させるバキューム回路と、空気の正圧を発生させるブロー回路と、両回路を選択的に作動制御するコントローラと、前記上定盤内に設けられ前記ワークホルダの前記ワーク取付穴の各々に開口できるエア通路と、前記バキューム回路及び前記ブロー回路を前記エア通路に対して着脱させる着脱手段とから成る2頭平面仕上げ加工機用ワーク供給排出装置。An upper surface plate fixing plate and a lower surface plate fixing plate that can be set coaxially and can rotate coaxially, and an annular upper surface plate and a lower surface plate that are coaxially attached to the lower surface of the upper surface plate fixing plate Rotation provided coaxially with the lower surface plate in a space formed by an annular lower surface plate coaxially mounted on the upper surface of the plate fixing plate and the inner periphery of the upper surface plate and the lower surface plate A possible sun gear, an inner gear that surrounds the sun gear coaxially, and an outer gear that is installed on the lower surface plate and meshes with the sun gear and the inner gear on the outer circumference. It has a plurality of circular work holders having a plurality of work mounting holes, a work table and a product table, and the upper surface plate fixing plate can be moved together with the upper surface plate onto the work table and the product table. Applied to the two-head flat finishing machine,
A vacuum circuit for generating negative air pressure, a blow circuit for generating positive air pressure, a controller for selectively controlling both circuits, and the work mounting hole of the work holder provided in the upper surface plate A workpiece supply / discharge device for a two-head flat finishing machine comprising an air passage that can be opened to each of the above and an attachment / detachment means for attaching / detaching the vacuum circuit and the blow circuit to / from the air passage.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18672898A JP3983893B2 (en) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | Work supply / discharge device for 2 head flat finishing machine |
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