JP3983383B2 - 有機性廃棄物の分解処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機性廃棄物を残渣が極めて少なくなるまで効率よく分解処理する有機性廃棄物の分解処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
都市或いは農村などからは、生ごみ,食品汚泥,生活排水汚泥,し尿汚泥,残飯,畜糞などの有機性廃棄物が毎日大量に発生し、この大量の有機性廃棄物を受け入れる投棄場所は、地域住民の反対やその他の理由によって思うように設置できず、海洋に投棄することは海洋汚染につながる問題があり、投棄場所が不足して大きな社会問題になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
現状では、有機性廃棄物の分解処理設備は、処理能力,設置台数ともに不足しており、しかも、今後の設置場所にも制約があるので、従来よりも処理能力の大きい効率的な処理設備が要望されている。
また、現状の処理装置では有機性廃棄物の分解処理の効率が悪く、また、分解処理した後の残渣の量が大きいために、この残渣の輸送費用がコスト高になる問題と、残渣を最終処分する場所が不足する問題があり、それらの問題を解決するために、分解処理後の残渣の容積を小さくすることが要求されている。
本発明は、かかる課題を解決することを目的としている。すなわち、本発明は有機性廃棄物の分解処理を効率化し、且つ分解処理後の残渣の量が極めて少なくなる有機性廃棄物の分解処理装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、好気性分解菌を使用して有機性廃棄物の分解処理を行ったところ、運転開始時に加熱された空気が供給される環境では好気性分解菌が活発に活動して有機性廃棄物を分解すると共に該好気性分解菌により分解処理された有機性廃棄物から多量の分解熱が発生し、続いて、この分解熱が有機性廃棄物の分解を更に促進させ、有機性廃棄物を短時間のうちに完全に分解して多量の分解ガスと少ない量の残渣とに分解できることを見出した。
また、このような好気性分解菌を使用する場合には、分解装置内の温度を好気性分解菌が活発に活動する温度領域に保持することが必要であり、好気性分解菌の活動に伴って発生する分解熱及び分解ガスにより分解装置内の温度及び圧力が異常上昇するのを制御する工夫が必要であることも見いだし、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、上記目的を達成するために、本発明の有機性廃棄物の分解処理装置は、特許請求の範囲の請求項1に示すように、有機性廃棄物と好気性分解菌で分解処理する処理容器と、有機性廃棄物を攪拌する攪拌羽根と、上記処理容器に有機性廃棄物を投入する廃棄物投入機構と、送風機により上記処理容器に空気を送給する送気管と、処理容器内で発生したガスを燃焼炉に供給する排気管と、該排気管を開閉する開閉ダンパと、上記処理容器内の下端を支持する重量測定器と、上記処理容器内の上下方向に複数の温度センサ及び圧力センサを配設し、廃棄物投入機構および開閉ダンパの開閉の制御は重量測定器の計測値にまた送風機の運転の制御は温度センサの計測値に、更にまた攪拌羽根の回転制御は圧力センサの計測値に、それぞれ検出された計測値に基づいて制御を行う制御盤とを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
上記の送気管は、特許請求の範囲の請求項2に示すように、制御盤の指令により運転される送風機により空気を送給し、該空気を加熱するヒータを備えた第1送気管と、上記制御盤の指令により運転されるコンプレッサにより空気を送給する第2送気管とにより構成するとよい。
この構成により、分解処理の開始時には、第1送気管から加熱された空気を多量に供給して、処理容器内を好気性分解菌が活発に活動する所定温度に上昇させ、所定温度になった以降は、第2送気管に切り換えて加熱されない空気を供給することにより廃棄物の分解速度を制御することができる。
【0007】
請求項3に示すように、上記処理容器の底壁に設けた溝に、分解処理によって生じた残渣を排出するスクリューコンベアを設けることができる。
この構成により、処理容器内の有機性廃棄物が多量のガスと少量の残渣に分解される分解処理中に、残渣を外部に排出することができる。
【0008】
請求項4に示すように、残渣を排出するスクリューコンベアの排出口にダンパ室を設け、該ダンパ室の上記排出口側に残渣を受け入れる第1ダンパを設け、他側に、上記第1ダンパを閉鎖したときに開いて受け入れた残渣を排出する第2ダンパを設けることができる。
この構成により、第1ダンパ及び第2ダンパは、一方が開いているときに他方が閉鎖されているので、上記処理容器の内部と外部とは閉鎖されているダンパによって隔絶されている。
【0009】
請求項5に示すように、処理容器に設けられた開口を外側から閉鎖する方向に付勢される開閉蓋を設けることができる。
この構成により、分解処理装置を停止しているときには、開閉蓋を開いて開口をメインテナンス用のマンホールとして使用されるが、開閉蓋を閉じて分解処理装置を運転しているときには、処理容器内の圧力が異常上昇したときに安全弁として働く。
【0010】
請求項6に示すように、排気管内に、制御盤の指令により作動するエジェクタを設けることができる。
この構成により、排気管の圧力が高まったときに、エジェクタで減圧することができる。
【0011】
請求項7に示すように、処理容器の内壁面に耐熱材による被覆層を設け、処理容器の外壁面に冷却空気が流れる冷却ジャケットを設けることができる。
この構成により、有機性排気物の大量の分解熱により処理容器が過熱されるのを冷却空気で防止すると共に、直接加熱される処理容器の内壁面の劣化,損傷を耐熱材の被覆層で防止することができる。
【0012】
請求項8に示すように、制御盤の指令により上記処理容器内にCO2 を供給する消火装置を設けることができる。
この構成により、処理容器内で分解されたガスが高温によって燃焼する火災が発生した場合に、空気の供給を遮断すると共に、CO2 を処理容器内に供給して消火することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態の具体例を図面を参照して説明する。
図1〜図7は本発明の有機性廃棄物の分解処理装置に係る図面であり、図1は有機性廃棄物の分解処理装置Aの全体構造を示す正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の側面図、図4は分解処理装置Aのなかの処理容器Bの縦断面図およびその配管系統図、図5は処理容器Bの残渣排出用のスクリューコンベアを示す処理容器Bの縦断面図、図6はスクリューコンベアの排出口に設けられるダンパ室の縦断面図、図7は処理容器Bの廃棄物投入機構Cの一部破断正面図、図8は廃棄物投入機構Cの横断面図、図9は処理容器Bの作用を説明する説明図、図10は各機器の動作を示すタイムチャートである。
【0014】
図1に示すように、分解処理装置Aの共通台板1が床面に設置され、この共通台板1の上には、機器収納架台2,燃焼炉3,処理容器用制御盤4,燃焼炉用制御盤5が取り付けられ、機器収納架台2の上面に処理容器Bが固着される。
共通台板1上に、廃棄物投入側の作業デッキ6と燃焼炉側作業デッキ7が構築される(図2参照)。
【0015】
処理容器Bの構造から説明すると、図4に示すように、周壁8aの上端および下端に上壁8bおよび底壁8cが固着されて、内部に有機性廃棄物の処理空間が形成されるケーシング8が構成される。
上壁8bに設けられた開口9の端部にヒンジ10を介して開閉蓋11が開閉可能に枢着される。
周壁8aの外面に、冷却空気を供給する冷却ジャケット8dが形成される(図4参照)。
【0016】
この開閉蓋11は、自重により開口9を閉鎖する方向に付勢されており、通常時には閉鎖されているが、有機性廃棄物を分解処理しない休止状態のときに、天井に設けたホイスト等を利用して開閉蓋11を吊り上げて、開口9を開いて作業員による点検やメインテナンスなどを行うことができる。
運転時には開閉蓋11は開口9を閉鎖しているが、処理容器Bの内部圧力が異常上昇したときには、開閉蓋11が自重に抗して外側に開くので、安全弁の機能を果たす(図4参照)。
【0017】
上壁8bには、処理容器Bから燃焼炉3に接続する排気管12が設けられ、排気管12の中間部にダンパ収容管13とエジェクタ連通管14が設けられる(図1参照)。
排気管12には、排気管12内の圧力を検知する圧力計15が設けられ、ダンパ収容管13内には、排気管12を流れる排気の流量が加減する開閉ダンパ16(図4参照)が設けられ、エジェクタ連通管14は、エジェクタ(図示しない)に連通する分岐管14a(図1参照)が設けられる。
【0018】
処理容器Bのケーシング8に内部には、投入された有機性廃棄物を好気性分解菌と共に上方に向けて攪拌する攪拌羽根17が設けられる(図4参照)。
攪拌羽根17は、ケーシング8の底壁8cを貫通する回転軸18と、回転軸18の上下方向に配列して固着された複数の羽根19とにより構成され、回転軸18の下端部は、機器収納架台2内に収納された減速機付きモータ54(図9参照)によって回転駆動される。
【0019】
羽根19は、回転軸18の回転方向に向かって低くなる傾斜を有するので、回転軸18が回転すると、有機性廃棄物を上方に持ち上げる攪拌を行う。
最下段の羽根19aは、ケーシング8の底壁8cの内面に接近しており、次に述べる第1送気管21の環状管部22および第2送気管23の環状管部24との干渉を避けるための凹部20が設けられる(図4,図5参照)。
【0020】
大径の環状管部22と、大径の環状管部22の外側に固着された小径の環状管部24が、底壁8c上に回転軸18と同心状に配列され固定外側に固着され、環状管部22,24には多数の噴孔が設けられる。
環状管部22と機器収納架台2内の送風機25とを連通する第1送気管21には、逆止弁26,圧力計27,ヒータ28,開閉弁29が設けられ、第1送気管21の枝管路30にマノメータ31が設けられる。
送風機25にはルーツブロアを使用した。
【0021】
環状管部24と送風機32とを連通する第2送気管23には、逆止弁33,開閉弁34が設けられ、第2送気管23の枝管路35にマノメータ36が設けられる。
送風機32には、送風量の制御が容易なコンプレッサを使用した。
第1送気管21は、運転開始時期に、加熱された空気を大量に送給するものであり、第2送気管23は、第1送気管21の空気の供給を停止した後に、流量を調整された空気を送給するものである。
【0022】
底壁8cに溝37が設けられ、ケーシング8の外部から溝37にスクリューコンベア38が挿入される(図4,図5参照)。
スクリューコンベア38は、図5において右端側に設けられたモータ38aによって回転し、溝37に落ち込んだ残渣をケーシング8の左側の排出口38bを経てダンパ室56に排出する(図6参照)。
【0023】
ダンパ室56は、排出口38bの下面にねじにより固着される筒状の第1ダンパ室57と、第1ダンパ室57の下面にねじにより固着される筒状の第2ダンパ室58により構成され、第1ダンパ室57には、第1ダンパ室57の入口側を開閉する第1ダンパ59が開閉可能に設けられ、第2ダンパ室58には、第2ダンパ室58の入口側を開閉する第2ダンパ60が開閉可能に設けられる(図6参照)。
【0024】
第1ダンパ59及び第2ダンパ60は通常は閉鎖されているが、スクリューコンベア38が回転されると、第1ダンパ59及び第2ダンパ60が交互に開閉する。
すなわち、第1ダンパ59が開いているときには第2ダンパ60が閉鎖されているので、スクリューコンベア38から排出された残渣が第2ダンパ60上に溜まり、第1ダンパ59が閉鎖されているときに第2ダンパ60が開いて残渣を外部に排出する。
従って、処理容器Bの内部と外部とを隔絶した状態で、処理容器B内の残渣を外部に排出することができる。
【0025】
図5に示すように、ケーシング8の周壁8aに設けられた貫通孔39に廃棄物投入機構Cが設けられる。
廃棄物投入機構Cは、図7,図8に示すように、円筒状ケース40の上壁40aの上に載置台41が設けられ、モータ42に接続された減速機43が載置台41の上面に取付られる。
減速機43の出力軸に接続される駆動軸44が円筒状ケース40の中央部を上下に貫通し、上壁40a及び下壁40bに設けられた軸受により回動可能に支承される。
【0026】
駆動軸44には、円筒状ケース40の内周面を摺動可能な回転体45が設けられ、回転体45の外周面には2個の廃棄物収容凹部46が設けられる。
円筒状ケース40の上壁40aに、円筒状ケース40の内部に連通するホッパ47が設けられ、円筒状ケース40の下壁40bには、ホッパ47の反対側の位置に垂下される筒部48が設けられる。
【0027】
筒部48の下端には貫通孔39に挿入される筒状のコンベアケーシング49が接続し、コンベアケーシング49内にスクリューコンベアが設けられる。
駆動軸44の回転により、一方の廃棄物収容凹部46がホッパ47の真下に位置したとき、他方の廃棄物収容凹部46は筒部48の真上に位置するので、駆動軸44が180度回転するたびに、ホッパ47から廃棄物収容凹部46に供給された廃棄物がコンベアケーシング49内に落下,供給される。
【0028】
図9に示すように、コンベアケーシング49の端部に減速機50が設けられ、減速機50には、モータ51の回転がベルト52を介して伝達され、減速機50に直結されるスクリューコンベアがコンベアケーシング49内を回転し、コンベアケーシング49内に落下,供給された廃棄物を処理容器B内に供給する。
ホッパ47の上には、廃棄物を供給するベルトコンベア53が配設される。
【0029】
処理容器Bのケーシング8内の廃棄物及びその処理状況を検知するために、ケーシング8の内部を4つのレベルに分割し、下方より下限異常レベルW3,ベース菌レベルW2,材料レベルW1,上限異常レベルW4のレベルに分け、底壁8cからレベルW3までの領域の温度および圧力を計測するセンサTaおよびPa,レベルW2からレベルW3までの領域の温度を計測するセンサTb,レベルW1からレベルW2までの領域の温度を計測するセンサTc,レベルW4からレベルW1までの領域の温度を計測するセンサTd,レベルW4より上方の温度および圧力を計測するセンサTeおよびPeを設ける(図9参照)。
【0030】
処理容器Bのケーシング8内は、廃棄物を分解処理によって多量の分解熱が発生するので、ケーシング8が高熱に耐え得るように耐熱材をライニングする。
機器収納架台2は、共通台板1の上に載置される台盤2aと、台盤2aに載置され、内部にモータ54,送風機25,ヒータ28などを収容する収納ケース2bとのより構成され、台盤2aには、収納ケース2bおよび処理容器Bの総重量を計測する重量測定器としてロードセル55が設けられる。
ケーシング8内の温度が異常に上昇して火災が発生しないように、ケーシング8内にC02 を供給する消化装置(図示しない)が設けられる。
【0031】
次に、以上のように構成された有機性廃棄物の分解処理装置Aの作用を説明する。
分解処理装置Aを自動運転する前の状態では、ケーシング8内に挿入されている廃棄物の量はレベルW2であることが重量測定器55によって検知される。
廃棄物には好気性分解菌が含まれているが、常温では好気性分解菌の分解が促進されないので、温度センサTaはほぼ常温であることを検知している。
【0032】
処理容器用制御盤4を操作して自動運転を開始すると、送風機25とヒータ28がONとなり、第1送気管21に加熱された空気が供給されと共に、閉ざされていた開閉ダンパ16が開き、ベルトコンベア53及び廃棄物投入機構Cが始動して廃棄物が処理容器B内に供給される。
本装置では、廃棄物投入機構Cのスクリューコンベアは手動操作で行ったが、自動制御にすることは可能である。
重量測定器55により、処理容器B内の廃棄物がレベルW1に相当する重量のなったことを検知すると、ベルトコンベア53及び廃棄物投入機構Cが停止して、廃棄物の投入を一時ストップする。
【0033】
第1送気管21に加熱された空気が供給され、好気性分解菌が活動し易い温度になると、好気性分解菌が有機性排気物を分解処理し、分解時の発熱によって処理容器B内の温度が次第に上昇すると共に、分解処理によってガスが発生する。
温度センサTa〜Tdが500℃を検知すると、ヒータ28を停止し、攪拌羽根17を回転する。
【0034】
攪拌羽根17は、好気性分解菌を有機性排気物の全面に接触させると共に、分解により発生した分解熱を上方に逃がす役目を果たすもので、好気性分解菌が活発に有機性排気物を分解して処理容器B内の下方の圧力が高くなり、下方の圧力センサPaの検知圧力が上方の圧力センサPeの検知圧力に比較してかなり大きくなったときに、処理容器用制御盤4の指令で攪拌羽根17の回転を高め、圧力を上方に逃がすようにしている。
【0035】
ヒータ28の停止から所定のタイムラグをおいて送風機25を停止し、第1送気管21からの空気の供給をやめる。
以後は、風量調整し易い送風機(コンプレッサ)32に切り換え、第2送気管23から加熱されない少量の空気が供給される。
本実施例では、送風機32は手動操作で行ったが、自動制御にすることは可能である。
【0036】
好気性分解菌の活動により有機性廃棄物から分解ガスが発生すると、有機性廃棄物の重量が次第に減少するが、重量測定器55により廃棄物がレベルW2に相当する重量までに減少したことを検知すると、ベルトコンベア53及び廃棄物投入機構Cを再始動して、廃棄物の投入を行う。
かくして、廃棄物はレベルW1ないしレベルW2の間に保持されるが、分解処理が急激に激しくなり、廃棄物がレベルW3まで減少したことを重量測定器55が検知すると、排気管12の開閉ダンパ16を閉鎖して分解ガスの発生を抑制すると共に空気の供給を加減し、廃棄物の投入を続行する。
廃棄物がレベルW4まで上昇した場合には、廃棄物の投入を停止する。
【0037】
温度センサTa〜Tdにより処理容器B内の温度が400℃まで低下したことを検知した場合には、攪拌羽根17の回転を一時停止して熱が上方に逃げることを防止し、第1送気管21から加熱された空気を供給して処理容器B内の温度を高め、好気性分解菌の活動を促進する。
これとは逆に、処理容器B内の温度が600℃まで上昇した場合、或いは処理容器Bの下部の圧力が上方の圧力に比較して高くなり過ぎた場合には、ヒータ28を止めた後に、第1送気管21の供給を停止するとともに、攪拌羽根17を回転して熱を上方に逃がす。
【0038】
処理容器B内のガス圧力が異常上昇した場合には、処理容器Bの内圧を受けた開閉蓋11が開いて、処理容器B内のガス圧力を大気放出する安全弁として働く。
排気管12内の圧力を下げる必要があれば、エジェクタ(図示しない)によりエジェクタ連通管14を減圧する。
【0039】
好気性分解菌が有機性廃棄物を分解する分解熱と、分解された有機性廃棄物が酸素の供給を受けて更に完全分解される過程で大量に発熱し、この発熱で処理容器Bが過熱される恐れがあるが、処理容器Bは外側から冷却空気で冷却され、処理容器Bの内面は耐熱材で保護されているので、処理容器Bが熱により損傷することが防止される。
処理容器B内に火災が発生した場合には、急激な温度上昇を温度センサTa〜Tdが検知して消化設備よりCO2 を処理容器B内に供給して鎮火させる。
【0040】
以上述べたように、本発明の有機性廃棄物の分解処理装置は、酸素の供給を受けて活発に分解活動する菌を使用したものであり、技術的な解明は今後の研究に待たなければならないが、分解処理の効率がよく、分解処理に際して高熱と分解ガスを発生することが確認された。
この発生熱と分解処理中の廃棄物のを上方に攪拌することにより、更に分解処理と発熱が促進され、多量の分解ガスが排気管12と経由して燃焼炉3で燃焼され、僅かに残った残渣はスクリューコンベア38により処理容器Bの外部に排出される。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、以上述べたように構成されているので、下記に示すような効果を奏する。
(1) 本発明の有機性廃棄物の分解処理装置は、好気性分解菌を使用し、運転開始時期には加熱された空気を送給することにより好気性分解菌が活動し易い環境にするので、好気性分解菌が有機性廃棄物を急速に分解処理する。
(2) 好気性分解菌により分解処理される有機性廃棄物は、分解ガスと高熱を発生するが、これを攪拌羽根により上方に攪拌することにより、更に有機性廃棄物の分解が促進されるので、短時間のうちにほぼ完全に分解され、そして、有機性廃棄物は多量の分解ガスと少量の残渣に分離され、分解ガスは燃焼炉に送給されて燃焼される。
【0042】
(3) 処理容器内の有機性廃棄物の量を重量検知器(ロードセル)で検知して、有機性廃棄物の投入量を制御することにより、常に分解処理に適した廃棄物量に維持し、処理容器内の温度を温度センサで検知して空気送給量を制御することにより、処理容器内温度を適正温度に維持し、処理容器内の内圧を圧力センサで検知して攪拌羽根の回転を制御することにより、処理容器内の圧力を適正圧力に維持し、それらの結果、好気性分解菌による有機性廃棄物の分解を全体として効率よく且つ安全に行うことができる。
(4) 請求項2に示すように、処理容器内に空気を送る送気管を、加熱された大量の空気を送る第1送気管と加熱されない空気を送給する第2送気管とによって構成した場合には、第2送気管は送給量が制御し易くなるので、第1及び第2送気管を使い分けることにより、処理容器内に温度の制御を行うことができる。
【0043】
(5) 請求項3に示すように、処理容器の底壁に残渣排出用のスクリューコンベアを設けた場合には、分解処理に発生した残渣を分解処理中に外部に排出することができる。
請求項4に示すように、スクリューコンベアの排出口に第1ダンパと第2ダンパを有するダンパ室を設け、第1ダンパと第2ダンパを交互に開閉するようにしたので、処理容器の内外を隔絶した状態で残渣を排出することができる。
(6) 処理容器内は温度,圧力を制御されているが、何らかの事情で高温,高圧になった場合には、請求項5に示すように、閉鎖される方向に付勢された開閉蓋を設けることにより圧力が危険圧力になることを防止すると共に、請求項6に示すように、処理容器に連通する排気管にエジェクタを設けることにより、排気管の圧力を低下させることができる。
【0044】
(7) 請求項7に示すように、処理容器の外面に冷却ジャケットを設け、内面を耐熱材の被覆層を設けることにより、有機性廃棄物の分解熱で処理容器が高熱を受けて損傷することが防止される。
また、請求項8に示すように、処理容器内に火災が生じても消火装置によりCO2 を供給して消火することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】有機性廃棄物の分解処理装置の全体構造を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】分解処理装置のなかの処理容器の縦断面図およびその配管系統図である。
【図5】処理容器の残渣排出用のスクリューコンベアを示す処理容器の縦断面図である。
【図6】スクリューコンベアの排出口の設けられるダンパ室の縦断面図である。
【図7】処理容器の廃棄物投入機構の一部破断正面図である。
【図8】廃棄物投入機構の横断面図である。
【図9】処理容器の作用を説明する説明図である。
【図10】有機性廃棄物の分解処理装置の各機器の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
A 分解処理装置
B 処理容器
C 廃棄物投入機構
1 共通台板
2 機器収納架台
3 燃焼炉
4 処理容器用制御盤
8 ケーシング
8b 上壁
8c 底壁
9 開口
11 開閉蓋
12 排気管
16 開閉ダンパ
17 攪拌羽根
21 第1送気管
23 第2送気管
25,32 送風機
28 ヒータ
38 スクリューコンベア
55 重量測定器(ロードセル)
56 ダンパ室
59 第1ダンパ
60 第2ダンパ
W1〜W4 レベル
Ta〜Te 温度センサ
Pa,pe 圧力センサ

Claims (8)

  1. 有機性廃棄物を好気性分解菌で分解処理する処理容器と、有機性廃棄物を攪拌する攪拌羽根と、上記処理容器に有機性廃棄物を投入する廃棄物投入機構と、送風機により上記処理容器にエアを送給する送気管と、処理容器内で発生したガスを燃焼炉に供給する排気管と、該排気管を開閉する開閉ダンパと、上記処理容器内の下端を支持する重量測定器と、上記処理容器内の上下方向に複数の温度センサ及び圧力センサを配設し、廃棄物投入機構および開閉ダンパの開閉の制御は重量測定器の計測値にまた送風機の運転の制御は温度センサの計測値に、更にまた攪拌羽根の回転制御は圧力センサの計測値に、それぞれ検出された計測値に基づいて制御を行う制御盤とを設けたことを特徴とする有機性廃棄物の分解処理装置。
  2. 送気管は、制御盤の指令により運転される送風機により空気を送給し、該空気を加熱するヒータを備えた第1送気管と、上記制御盤の指令により運転されるコンプレッサにより空気を送給する第2送気管と、により構成することを特徴とする請求項1記載の有機性廃棄物の分解処理装置。
  3. 処理容器の底壁に設けた溝に、分解処理によって生じた残渣を排出するスクリューコンベアを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の有機性廃棄物の分解処理装置。
  4. 残渣を排出するスクリューコンベアの排出口にダンパ室を設け、該ダンパ室の上記排出口側に残渣を受け入れる第1ダンパを設け、他側に、上記第1ダンパを閉鎖したときに開いて受け入れた残渣を排出する第2ダンパを設けたことを特徴とする請求項3記載の有機性廃棄物の分解処理装置。
  5. 処理容器に設けられた開口を外側から閉鎖する方向に付勢される開閉蓋を設けたことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の有機性廃棄物の分解処理装置。
  6. 排気管内に、制御盤の指令により作動するエジェクタを設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の有機性廃棄物の分解処理装置。
  7. 処理容器の内壁面に耐熱材による被覆層を設け、処理容器の外壁面に冷却空気が流れる冷却ジャケットを設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の有機性廃棄物の分解処理装置。
  8. 制御盤の指令により処理容器内にCO2 を供給する消火装置を設けることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の有機性廃棄物の分解処理装置。
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