JP3980857B2 - 情報通信システムおよび情報取得方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信システムおよび情報取得方法に関し、たとえば、基地局と携帯情報端末装置との間の通信に無線ネットワークを用い、携帯情報端末装置が位置する周囲の情報を基地局から携帯情報端末装置に提供する通信システム等に用いて好適な情報通信システムであり、ユーザが移動しながらでも確実に所望する情報を取得させる情報取得方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
利用者が携帯端末装置を携帯して、利用者が現在いる地域の情報をインターネット等のネットワークを介して取得する処理端末装置、情報提供システム、情報取得方法および情報提供方法が特開平10-185599号公報に提案されている。処理端末装置を適用した携帯端末装置には、GPS(Global Positioning System)装置が搭載されている。
【0003】
携帯端末装置は、この装置が自動的に取得する位置情報に利用者が希望する情報のキーワードを加えてサーバ装置に供給している。これにより、サーバ装置は、携帯端末装置が受信した位置情報に基づいた利用者の希望する情報を収集保存する。利用者は、提案された技術により携帯端末装置を介してサーバ装置にアクセスし、サーバ装置から収集した情報の提示を携帯端末装置で受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、局所的な無線ネットワークを利用して上述したように情報の提示を受ける場合、通常の携帯端末装置には、GPS装置が搭載されていない。したがって、この携帯端末装置では、たとえば位置情報に対応した店舗等の局所的な情報を直接受けることができない。携帯端末装置の中には、GPS装置ほど位置情報の精度はないが、携帯端末装置の位置を特定する位置情報サービス機能を有している装置もある。
【0005】
このような携帯端末装置で局所的な情報を取得するために、ユーザは、まず、明示的なキーワードおよび位置情報を情報取得操作により携帯端末装置に入力し、この携帯端末装置からサーバにキーワードおよび位置情報を送信する。ここで、キーワードは、たとえば業種を表す情報として用いる。
【0006】
次にサーバは、位置情報に基づいて情報検索を行う。サーバは、情報検索後に、ユーザの携帯端末装置に検索結果をたとえば、電子メール等の形式で送信する。携帯端末装置は、サーバからの電子メールを受信する。ユーザは、この電子メールを開封することにより所望の情報を探し出す。しかしながら、このとき電子メールには、ユーザが求めている情報だけでなく、それ以外の情報も多く含まれている可能性がある。
【0007】
たとえば、あるユーザの自宅からの通勤経路に複数の店舗があって、店舗の前を通過する通行人に対して各店舗に関する情報をサーバから局所的に配信している場合を考える。ユーザは、携帯端末装置を介して目前の店舗の情報を上述した手順で配信を受ける。さらに、隣の店舗の情報を取得する場合、先の情報取得操作で用いたキーワードと異なるキーワードを入力してサーバに送信し、サーバにて前述した処理と同じ処理を繰り返して携帯端末装置に配信する。このようにユーザは、情報取得に際してキーワードの送信に迫られる。
【0008】
また、検索結果を絞り込む場合、ユーザは、携帯端末装置に対して位置情報の精度を高めるように動作させて範囲を限定し、この限定した範囲を基に情報取得を行う。このとき、キーワードの入力をユーザが移動しながら行うと、検索を思い到ったユーザの所望する位置から離れ(すなわち、ずれ)た位置の位置情報が提供されてしまうことになる。サーバが、この携帯端末装置から供給される位置情報に基づいて検索すると、携帯端末装置には、検索対象から外れた検索結果が供給される。折角位置情報の精度を高めても、この場合所望の結果が得られない。
【0009】
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、高い位置情報の精度を求めることなく、携帯端末装置の操作性を向上させ、移動しながらでもユーザが所望する情報を確実に取得できる情報提供システムおよび情報取得方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、情報およびこの情報を特徴付ける属性が蓄積され、この蓄積されている属性を無線送信する発信元としての複数の基地局を含み、各発信元では属性を受信した受信先から供給された属性を基にこの受信先とこの受信した属性に対応する発信元とが接続され、該当する発信元が蓄積する情報の内容を受信先に配信する基地局群と、各基地局から無線による第1のネットワークを介して受信先にて属性を該受信の操作に応動して受信し、この受信した属性を保存し、第1のネットワークと異なる第2のネットワークを介して保存した属性のうち、所望の属性を含む基地局とアクセスし、所望の属性に対する情報の配信を該当する基地局から取得する携帯情報端末装置とを含むことを特徴とする。
【0011】
本発明の情報通信システムは、複数の発信元として基地局から無線により属性を送信し、携帯情報端末装置で第1のネットワークを介して無線を受信操作により受信し、受信した属性を保存することで、携帯情報端末装置では、第1のネットワークを介して所望する基地局から属性を獲得する。携帯情報端末装置は、この保存した属性の中で所望の属性を含む基地局と第2のネットワークを介してアクセスする。これにより、携帯情報端末装置とアクセスする基地局との受信位置の属性をなくし、所望する基地局にアクセスすることができ、アクセスした基地局から確実に所望する情報の配信を受けることができる。
【0012】
また、本発明は上述の課題を解決するために、ユーザが携帯する携帯情報端末装置にて情報を受信し、この受信した情報のうち、ユーザが所望する情報を取得する情報取得方法において、情報を特徴付ける属性を蓄積する発信元のそれぞれからこの属性を含む情報を送信し、ユーザがこの情報の受信を所望する場合に携帯情報端末装置に対して受信する操作を行って、発信元の一つから情報を第1のネットワークを介して受信し、この情報が含む属性を表示させて、この携帯情報端末装置に保存する第1の工程と、携帯情報端末装置に保存した属性を読み出して表示させ、表示した属性のうち、所望する属性を蓄積する発信元へのアクセスを第1のネットワークと異なる第2のネットワークを介して行い、アクセスした発信元から所望する情報を取得する第2の工程とを含むことを特徴とする。
【0013】
本発明の情報取得方法は、携帯情報端末装置に対して発信元の一つから送信される情報をユーザの所望に応じて受信操作を行って、情報を第1のネットワークを介して受信し、この情報が含む属性を表示させて、この携帯情報端末装置に保存する。次に携帯情報端末装置に保存した属性を読み出して表示させ、表示した属性のうち、所望する属性を蓄積する発信元に第2のネットワークを介してアクセスし、アクセスした発信元から所望する情報を取得することで携帯情報端末装置に第1のネットワークを介して受信し、この受信した情報の中から所望する属性を取り込み、第1のネットワークにともなって現れる受信位置の属性を考慮することなく、第2のネットワークと属性を基に携帯情報端末装置を所望する発信元にアクセスして、発信元から確実に所望する情報の配信を受けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による情報通信システムの実施例を詳細に説明する。
【0015】
本実施例は、本発明の情報通信システムをローカル情報取得システム10に適用した場合である。本発明と直接関係のない部分について図示および説明を省略する。ここで、信号の参照符号はその現れる接続線の参照番号で表す。ローカル情報取得システム10には、図1に示すように、情報配信装置群(基地局群)12および携帯端末装置14が含まれる。情報配信装置群(基地局群)12には、複数の情報配信装置(基地局)120, 122, 124・・・がN個含まれている。その群の一つである情報配信装置120には、図示しないが基地局として機能するようにストレージ、アンテナ、送受信部、CPU(Central Processing Unit)、表示部、入力部およびデータ通信回路などが含まれている。
【0016】
なお、情報配信装置は、アンテナのある部分に、上述した機器がすべて揃っていなくてもよく、また、基地局がすべて同じ構成でなくてもよい。
【0017】
ストレージは、ハードディスク装置等の他、大容量な半導体メモリを記録媒体に用いてもよい。ストレージは基地局として送受信部からアンテナを介して送信する電波が伝播するローカルエリア(以下、単にエリアという)120Aに発信する情報および属性情報を保存している。
【0018】
ここで、属性情報は、アクセスを行うための所在データと情報の表題である。所在データとしては、たとえばインターネット上に複数存在するリソースを一意に特定するアドレス表記のURL(Uniform Resource Locator)がある。また、表題には、所在データが示す場所に存在する情報の概略や情報を発信する発信主のたとえば、店舗名やその場所等の情報内容等がある。このように表題は、上述した情報の一部の単語を複数集めて表したり、省略することなく概略や情報内容のすべてを用いて表す。
【0019】
表示部は、現在の動作状態や入出力される情報の確認を行うように表示させるモニタである。入力部は、キーボードやポインティングデバイスを用いた操作部である。
【0020】
送受信部は、たとえば無線ネットワークにおける標準化作業を行っているIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11, やIEEE802.11bに準拠して送受信を行うための構成を有している。ただし、無線ネットワーク規格は、この規格に限定されるものではない。送受信部は、この構成のうち送信部では、CPUの制御に基づいて送信データを生成して送出する。送受信部は、無線ネットワーク16のエリア120A内にある携帯端末装置14と通信する。
【0021】
データ通信回路は、グローバル・ネットワーク18と回線180を介してデータ通信を行う回路を含む。グローバル・ネットワーク18としては、たとえばインターネット等がある。データ通信回路は、IP(Internet Protocol)を満足するようにインターネットとの通信接続を確保する。このため、データ通信回路は、具体的にはDSU(Digital Service Unit)やONU(Optical Network Unit)のいずれかを備えている。
【0022】
なお、情報配信装置群12は、グローバル・ネットワーク18と回線182, 184, ・・・を介して情報配信装置122, 124, ・・・のそれぞれと接続させている。
【0023】
CPUは、受信データを加工したり、インターネットを介して供給される検索要求に応じてストレージに蓄積しているデータ(属性情報)を検索し、検索結果をインターネットに出力する。
【0024】
なお、情報配信装置122も同じ構成で、同じ機能を有することは言うまでもない。ただし、受信した無線ネットワーク16が同じか否かは、情報配信装置が扱う情報、すなわち、携帯端末装置14での受信データが先に受信したデータと異なっているかを基に判断している。また、情報配信装置120, 122, 124, ・・・が接続するグローバル・ネットワーク18は、各装置ごとに同じでも異なっていてもよい。そして、情報配信装置群12の各装置120, 122, 124, ・・・のエリア120A, 122A, 124A, ・・・には、隣接するエリア同士で重なる領域が設けられている。これにより、情報配信装置群12は、携帯端末装置14にハンドオーバサービスを提供することができる。
【0025】
携帯端末装置14には、情報配信装置120と同様に、ストレージ、アンテナ、送受信部、CPU、表示部、入力操作部およびデータ通信回路が含まれている。ストレージは、小型化を図る上で半導体メモリを用いることが好ましい。ストレージは、供給される属性情報を保存する機能を有している。
【0026】
ストレージは、属性情報を記録するだけでなく、たとえば、情報を受信した際の時間等も含めてより多くの情報を取得して記録することが望ましい。この保存は、受信した属性情報に漏れが生じないように自動的に保存させるように動作させてもよい。また、一時的にすべて保存した後、一覧表示した属性情報のうち、選択されたものだけを保存するようにするとよい。これにより、ストレージに無駄な記憶をさせずに済ませることができる。
【0027】
アンテナおよび送受信部は、前述した情報配信装置120と同じ無線ネットワーク規格を実現する構成を用いる。送受信部は、受信部で情報の所在データおよび情報の表題を含む属性情報を含む受信データを受信し、受信した受信データからこれら2つの属性情報をそれぞれ得る。また、受信部では、得られた情報の内容を解析し、情報の所在データおよび情報の表題を含む属性情報を自動的に分解して抽出してもよい。この抽出には、タグや名前を頼りにして行われる。タグとしては、たとえば、<johou>, <shozai>, <hyodai>, <sonota>, <tel>等を用いる。抽出は、ペアとなるタグ同士で囲んだ範囲を情報として行う。
【0028】
なお、情報端末装置14は、情報の表題の代わりに、受信操作を行った際に情報配信装置群12からエリアに応じて供給される位置情報を記録するようにしてもよい。
【0029】
表示部は液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)パネル等を用いる。表示部には、上記したパネルに限定されるものでなく、携帯として用いることから消費電力の少ないこと、長寿命、および小型化を満たすものであればよい。表示部には、属性情報を示す単語等を項目としてすべて表示させたり、これらの項目のうち、後述する携帯用のCPUの制御を用いて検索を行って、特定した項目を抽出して表示させるようにしてもよい。
【0030】
入力操作部には、英数字キー、スクロールキー、ファンクションキー等が配設されている。これらキーの中に、受信ボタンと閲覧ボタンとをそれぞれ一つずつあらかじめ割り当てる。受信ボタンおよび閲覧ボタンは、一度押すだけで受信と閲覧がそれぞれ開始するように設定することが望ましい。この設定をすることにより、受信と閲覧の操作が簡便なものになる。
【0031】
データ通信回路は、情報配信装置120と同様にグローバル・ネットワーク18とたとえば、回線190を介して接続して情報をやり取りする機能を有している。無線を用いる場合、送受信部、アンテナを介してグローバル・ネットワーク18に含まれるゲートウェイ装置と直接的に接続する。
【0032】
なお、携帯端末装置14は、後述する変形例で示すように、ゲートウェイ装置(図示せず)とたとえば、ISDN(Integrated Services Digital Network)対応の公衆電話等を介してグローバル・ネットワーク18にアクセスするようにしてもよい。前述にてグローバル・ネットワーク18は、たとえばインターネットを有線で接続する一例に挙げたが、インターネットとデータ通信回路との間は無線で接続してもよい。
【0033】
CPUは、上述したアンテナを除く、ストレージ、送受信部、表示部、入力操作部およびデータ通信回路を制御する。CPUは、携帯端末装置14の受信および閲覧の動作も制御している。CPUは、受信した属性情報が同じか否かの判断を行ってどのような保存を行うか等の制御をしている。
【0034】
この動作について図2を参照しながら、携帯端末装置14が図1に示すように前述した無線ネットワーク16のエリア120からエリア122A, 124Aを経て矢印Dの方向に移動しながら情報の受信を行う場合の一例を簡単に説明する。
【0035】
情報配信装置群12でN個の情報配信装置120, 122, 124, ・・・は、常に属性情報を含む情報を無線ネットワーク16を介して個々のエリア120A, 122A, 124A, ・・・に向けて発信している。携帯端末装置14が、上述したエリア内にあり、かつ受信操作されたとき、携帯端末装置14は、受信可能範囲にあり、プル的な受信が行われる。
【0036】
まず、携帯端末装置14は、電源投入された後、任意の場所で一度だけ押圧操作が受信ボタンに対して行われたか否かの判断を行う(ステップS10)。受信ボタンが押されなかったとき(NO)、別な押されたボタンに対応するモード等に進む。ここでの判断は、受信ボタンが押されるまで待機させた後に他のモードへ進むようにしてもよい。また、受信ボタンが押されたとき(YES)、受信操作に応動した動作を行う(SUB1)。ここで、情報配信装置120から供給された属性情報を受信し、ストレージに保存する。サブルーチンSUB1の詳細は後段で説明するが、サブルーチンSUB1内で受信を継続させる際に接続子Aを介して受信ボタン操作の判断に戻る。
【0037】
なお、上述した受信は、情報配信装置120から一方的に送信された情報を携帯端末装置14で明示的に受信するという形態の受信であったが、携帯端末装置14が情報配信装置120にアクセスし、蓄積されている情報を取り出すという取得形態でも行うことができる。
【0038】
この後、閲覧を行う操作が行われたか否かの判断に進む(ステップS12)。閲覧ボタンが押されなかったとき(NO)、待機または押されたボタンに対応するモード等に進む。また、閲覧ボタンが押されたとき(YES)、閲覧操作に応動した動作を行う(SUB2)。閲覧は、保存した属性情報を表示部に読み出して選択した属性情報を基にグローバル・ネットワーク18を介して該当する情報配信装置にアクセスする。そして、アクセスした情報配信装置から所望する情報を読み出して表示部に表示させる。たとえば閲覧操作後、携帯端末装置14は動作を終了する。
【0039】
情報取得における操作イメージとして簡単に説明する。ユーザが、ある地点で携帯端末装置14の受信ボタンを押すと、その地点で受信できる電波をすべて受信し、順次その電波で発信されている情報(情報属性)を取得する。あるエリアでは、複数の電波がキャッチできることもあり得る。すべて取得が終わると、次の受信操作を行う。すべて取得しきれなくても、受信ボタンを押すと、携帯端末装置14は、再び電波を受信して、情報の取得を始める。
【0040】
ただし、この情報取得の動作は、一瞬に行われるため、商店街などを歩きながら所々で受信ボタンを押すと、順次情報が携帯端末装置14に蓄積される。ユーザは、ある程度情報がまとめて蓄積された段階で、取得した情報を実際に保存するかどうかを判断する。
【0041】
次に受信操作(SUB1)についてさらに説明する(図3を参照)。受信ボタンの操作に応じて携帯端末装置14は、無線ネットワーク16を経て情報配信装置から電波が到来しているか否かの判断を行う(サブステップSS10)。すなわち、電波の受信は、無線ネットワーク16の存在(YES)が確認されたことを意味し、携帯端末装置14に報知される。電波が受信されなかったとき(NO)、待機時間を計測するとともに、あらかじめ設定した所定の待機時間と計測した待機時間との比較を行う(サブステップSS12)。計測した待機時間が所定の待機時間に達していないとき(NO)、電波の受信到来の判断処理に戻る(サブステップSS10)。また、計測した待機時間が所定の待機時間に達したとき(YES)、接続子Bを介して図4の情報の属性の表示に進む(サブステップSS14)。
【0042】
一方、携帯端末装置14にて電波が受信されたとき(YES)、携帯端末装置14は、情報配信装置120と無線ネットワーク16を介して接続する(サブステップSS16)。接続は、無線ネットワーク16の接続シーケンスに応じて確立される。無線ネットワーク16は、前述した規格に限定されるものでなく、既存の接続方法を用いてもよい。
【0043】
この接続の確立後、情報配信装置120からの情報を受信し、属性情報を抽出する(サブステップSS18)。属性情報は、前述した通り、所在データとしてたとえば、URLならびに表題として情報の概略、発信主の店舗名および場所等を抽出する。また、携帯端末装置14は、属性情報を供給した情報配信装置120のアクセス情報も同時に保存する。属性情報の受信が完了した際に携帯端末装置14は、情報配信装置120との接続を切断する(サブステップSS20)。
【0044】
ここで、ユーザは、図1に示すように携帯端末装置14を所持してエリア122Aに移動する。エリア122Aには情報配信装置122から電波が到来している。切断後、携帯端末装置14は、他の無線ネットワーク16がないか否かの判断を行う(サブステップSS22)。携帯端末装置14が他の無線ネットワーク16を認識したとき(NO)、新たな無線ネットワーク16が存在すると判断してサブステップSS16に戻ってサブステップSS22まで繰り返す。本実施例で携帯端末装置14は、ハンドオーバ可能なエリアにあるとして、情報配信装置122と接続する。以上のステップにより、一度の受信操作で、その場所における受信可能な情報をすべて取得する。一方、携帯端末装置14で他の電波が検出されなかったとき(YES)、無線ネットワーク16がないと判断する。
【0045】
この判断の後、本実施例の図1には示されていないが、ユーザが、携帯端末装置14を所持して他のエリアに移動し、受信操作を継続する場合(サブステップSS24:NO)は、接続子Aを介して携帯端末装置14の移動先で再び受信ボタンを押す(ステップS10)。この段階でも、受信ボタンに限定しないがあらかじめ設定したボタンが押されるまでの時間を設定しておくとよい。この時間に達するまで受信操作を行う待機状態とする。また、受信操作を継続しない場合(サブステップSS24:YES)は、接続子Bを介してサブステップSS14に移行する。継続しない場合の判断は、図示しないが設定した待機時間を経過したか否かで行う。
【0046】
この受信操作の継続は、あらかじめ初期条件で設定しておいてもよい。携帯端末装置14は、初期条件のうち、ボタンの押圧操作に関わらず、フラグの有無で受信を繰り返すか否かの設定を施しておいてもよい。フラグが立っているとき電波の有無の確認に進む(サブステップSS10)。また、フラグが立っていないとき、属性の表示に進む(サブステップSS14)。
【0047】
次に携帯端末装置14は、これまでに受信した属性情報を表示部に一覧表示する(サブステップSS14)。この一覧表示において、ユーザは、携帯端末装置14に保存する属性情報を選択し、ストレージに保存する(サブステップSS26)。この選択処理により、選択されなかった属性情報は、携帯端末装置14から削除されることになる。
【0048】
この選択して得られた属性情報がすでに蓄積されている属性情報と同じものが存在するか否かを判断する(サブステップSS28)。この判断は、属性情報に含まれる所在データの内容がすべて同じか部分的に同じかを確認して行う。すべて同じ場合(YES)、上書き保存を行う(サブステップSS30)。また、携帯端末装置は、何も記録内容を変更せずにそのまま廃棄してもよい。部分的に同じ場合(NO)、同じ属性情報が存在しないことを意味するから、新規追加保存を行う(サブステップSS32)。
【0049】
そして、これまで受信操作して得られた属性情報すべてに対して選択処理が完了したか否かを判断する(サブステップSS34)。未完了のとき(NO)、情報の選択に戻って繰り返す。また、完了のとき(YES)、リターンに移行してサブルーチンSUB1を終了する。
【0050】
このように動作させて、プル的に受信する属性情報を選択し、ユーザが要求する属性情報だけを携帯端末装置14に保存することができる。
【0051】
次に閲覧操作について図5を用いて説明する。ここで、ユーザの閲覧操作は、受信操作に連続していなくてもよく、全く無線ネットワーク16と関係ない場所で操作しても構わない。閲覧操作は、このように場所および時間の制約がなく、ユーザの所望する時と場所で自由に行うことができる特徴がある。
【0052】
ます、ユーザは、携帯端末装置14の閲覧ボタンを一度操作する。携帯端末装置14は、この操作に応じてサブルーチンSUB2を起動する。最初に、選択し、かつ保存した属性情報を表示部にふたたび一覧表示させる(サブステップSS200)。表示部に一覧表示した属性情報の中からアクセスを所望する属性情報を選択する(サブステップSS202)。
【0053】
この選択の後、携帯端末装置14から所望する属性情報を含む情報配信装置へのアクセスを行う(サブステップSS204)。このとき、アクセスは、無線ネットワーク16でなく、グローバル・ネットワーク18を介して行う。このアクセスは、選択に応じてただちに該当する情報配信装置につなげることからユーザにとって直感的で非常に操作性のよいものである。また、携帯端末装置14は、情報配信装置でなく、直接的に表示されている情報の内容からエリア内にある店舗のホームページ等にアクセスしてもよい。
【0054】
アクセスして得られた情報を表示部に表示してユーザが閲覧する(サブステップSS206)。ユーザは、閲覧した情報を保存する場合、グローバル・ネットワーク18を介して保存してもよい。一つの属性情報に対する閲覧が終了したとき、サブステップSS208に進んでユーザは、属性情報のさらなる選択を行うか否かを判断する。閲覧の選択を継続するとき(YES)、一覧表示に戻って以降の処理を繰り返す。また、閲覧が完了したとき(NO)、リターンに進んで閲覧処理を終了する。
【0055】
このように動作させることにより、携帯端末装置14に対して簡単な操作を行い、発信元の情報配信装置群12の対応するエリアの情報配信装置から属性情報を携帯端末装置14で受信し、携帯端末装置14を異なるグローバル・ネットワーク18を介して所望する情報を格納する情報配信装置にアクセスする。これにより、閲覧時のエリアが限定されない。すなわちユーザは、場所や時間に依存しないで所望の情報を得ることができる。
【0056】
アクセスに要する最小限の属性情報だけを受信することから、情報を発信している場所、たとえば商店街の各店舗や百貨店の各売り場等を移動しながらでも的確に受信し、保存できる。また、自動車や公共交通機関等の移動中に取得し、ただちに閲覧できないような場合でも、属性情報だけを瞬時に受信しておき、安全な場所または情報を所得した場所から遠く離れても所望の情報を閲覧することができる。
【0057】
ローカル情報取得システム10の変形例を図6に示す。このシステム10は、先の実施例に情報処理端末装置としてパーソナルコンピュータ20を追加配設している。パーソナルコンピュータ(Personal Computer: 以下、PCという)20は、携帯端末装置14と無線または有線を介して情報通信を行う通信インターフェースと、グローバル・ネットワーク18に接続するデータ通信回路とを含んでいる。通信インターフェースは、たとえばUSB(Universal Serial Bus)やIEEE1394規格、ブルートゥース規格に対応する構成を含んでいる。データ通信回路は、図示しないモデムやTA(Terminal Adaptor)を介してグローバル・ネットワーク18のゲートウェイ装置の接続仕様・手順に応じてDSUやONU等に接続されている。企業内のPCの場合、PC 20は、LANを介して外部接続用ルータに接続し、回線200を介してインターネット等とつないでいる。また、PC 20は、無線を用いてこのゲートウェイ装置と接続するように構成してもよい。PC 20は、PC 20のCPUによる機能の一つとして情報の共有化を図る設定機能および属性情報を蓄積するストレージも備えている。
【0058】
PC 20は、携帯端末装置14が有する属性情報を共有化し、共有化した属性情報を用いて無線ネットワーク16と異なるグローバル・ネットワーク18を介して情報配信装置群12内の該当する情報配信装置とアクセスする。PC 20は、アクセスした情報配信装置から蓄積している情報の内容をダウンロードし、ストレージに保存する。
【0059】
本実施例の場合、システム10における携帯端末装置14は、その動作のうち、受信操作(SUB1)は、先の実施例と全く同じである。また、先の実施例では閲覧操作(SUB2)を携帯端末装置14に対する動作手順を説明したが、本実施例での閲覧操作はPC 20の動作とみなす。PC 20の動作手順は、図5に示したように、一覧表示以降の手順が携帯端末装置14の手順と同じである。したがって、説明を大幅に省略する。
【0060】
ただし、図示しないが、閲覧ボタンの操作から一覧表示を行う前までの間に携帯端末装置14が有する属性情報の共有化処理を行う。共有化処理は、携帯端末装置14が蓄積する属性情報をPC 20に転送し、記憶して共有化を図る。
【0061】
この場合、PC 20は携帯端末装置14を制御対象とみなして装置14とのアクセスを容易に行えるように設定し、装置14が記憶している属性情報を共有化し、PC 20において装置14の共有する属性情報にアクセスする。携帯端末装置14もPC 20と接続できるようにコネクタ等が設定されていることは言うまでもない。
【0062】
具体的には、この設定を行うために、一般的に、PC 20は、たとえばIEEE1394をネットワーク・デバイスとして用いる。PC 20は、IEEE1394対応のPCI(Peripheral Component Interconnect)カードを組み込む。PC 20では、ネットワーク・アダプタに組み込まれているドライバのコンポーネント等を確認して使用する携帯端末装置14に対応するアダプタを選択する。この選択により、PC 20では、たとえば携帯端末装置14を認識し、ストレージに格納するファイル等が共有化される。
【0063】
この一連の共有操作は、あらかじめ共有を行うボタンを設定し、一度このボタンを押圧操作するだけで共有操作設定が行われることが望ましい。得られた情報は、PC 20のモニタ画面上に表示される。このように動作させてもユーザは所望する情報を受信した位置と無関係でありながら、的確に得ることができる。また、PC 20を用いることにより、携帯端末装置14における通信回線使用料よりも安価な通信回線の利用を可能にするというサービスをユーザに提供することができる。
【0064】
以上の構成により、発信元の情報配信装置群12から発信される属性情報をそれぞれ無線ネットワーク16を介して携帯端末装置14で情報を受信して、各位置(エリア内)で得られた情報に含まれる属性情報を選択して保存することにより、発信元の特定に用いる情報を携帯端末装置14に確保する。確保した情報(属性情報)を表示して閲覧し、この中から選択した属性情報が含む所在データや内容等をグローバル・ネットワーク18を基に所望する情報の格納されている情報配信装置120にアクセスし、所望する情報の提供を受ける。このときユーザの現在位置を問題にせず、保存した情報とグローバル・ネットワーク18とを用いてたとえば、時間的に余裕のあるときにアクセスしても情報を確実に得ることができる。
【0065】
【発明の効果】
このように本発明の情報通信システムによれば、複数の発信元として基地局から無線により属性を送信し、携帯情報端末装置で第1のネットワークを介して無線を受信操作により受信し、受信した属性を保存することで、携帯情報端末装置では、第1のネットワークを介して所望する基地局から属性を獲得する。携帯情報端末装置は、この保存した属性の中で所望の属性を含む基地局と第2のネットワークを介してアクセスする。これにより、携帯情報端末装置とアクセスする基地局との受信位置関係という属性をなくし、所望する時に情報の提供を所望する基地局にアクセスすることができ、アクセスした基地局から確実に所望する情報の配信を受けることができる。
【0066】
また、本発明の情報取得方法によれば、携帯情報端末装置に対して発信元の一つから送信される情報をユーザの所望に応じて受信操作を行って、情報を第1のネットワークを介して受信し、情報の中から所望する属性を取り込む。携帯情報端末装置では属性の表示と保存が行われる。次に携帯情報端末装置から発信元へのアクセスを第2のネットワークを介して行い、第1のネットワークにともなって現れる受信位置の属性を考慮することなく、第2のネットワークと属性を基に携帯情報端末装置から現在の位置と無関係に所望する時に情報提供を所望する発信元にアクセスして、この発信元から確実に所望する情報の配信を受ける。これにより、所望する情報をユーザが移動中でも容易にユーザの感覚に合わせて取得し、所望する時に該当する確実な情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報通信システムを適用したローカル情報取得システムの概略的な構成を示す図である。
【図2】図1の携帯情報端末装置におけるローカル情報取得の動作手順を示すメインフローチャートである。
【図3】図2の動作手順のうち、サブルーチンSUB1の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図3に続くサブルーチンSUB1の動作を説明するフローチャートである。
【図5】図2の動作手順のうち、サブルーチンSUB2の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の情報通信システムにおけるローカル情報取得システムの変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 ローカル情報取得システム
12 情報配信装置群
14 携帯端末装置
16 無線ネットワーク
18 グローバル・ネットワーク
120, 122, 124 情報配信装置

Claims (20)

  1. 情報および該情報を特徴付ける属性が蓄積され、該蓄積されている属性を無線送信する発信元としての複数の基地局を含み、各発信元では前記属性を受信した受信先から供給された属性を基に該受信先と該受信した属性に対応する発信元とが接続され、該当する発信元が蓄積する情報の内容を前記受信先に配信する基地局群と、
    前記各基地局から無線による第1のネットワークを介して前記受信先にて前記属性を該受信の操作に応動して受信し、該受信した属性を保存し、第1のネットワークと異なる第2のネットワークを介して前記保存した属性のうち、所望の属性を含む基地局とアクセスし、前記所望の属性に対する情報の配信を該当する基地局から取得する携帯情報端末装置とを含み、
    該携帯情報端末装置は、入力操作部に含まれる受信ボタンの押圧操作を判断し、さらに、受信の継続において前記押圧操作に対応する初期条件におけるフラグの有無を判断し、前記所望の属性に対する情報の受信の際は、前記所望の属性に対する情報がすでに蓄積されている情報と同じ内容であるか否かを判断し、異なる内容であれば該情報を新規保存することを特徴とする情報通信システム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記属性は、前記基地局にてアクセスされる形式で表現された前記情報の所在先を示す所在データおよび前記情報の表題のいずれかを含むことを特徴とする情報通信システム。
  3. 請求項2に記載のシステムにおいて、前記情報の表題は、前記情報の一部または前記情報のすべてにより表現されることを特徴とする情報通信システム。
  4. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記基地局は、前記属性を第1のネットワークが占める局所的な範囲に含まれている前記携帯情報端末装置に配信することを特徴とする情報通信システム。
  5. 請求項1または4に記載のシステムにおいて、前記携帯情報端末装置は、供給される属性を一覧表示することを特徴とする情報通信システム。
  6. 請求項5に記載のシステムにおいて、前記携帯情報端末装置は、前記属性を示す項目をすべて表示したり、該項目のうち、特定した項目を抽出して表示することを特徴とする情報通信システム。
  7. 請求項5または6に記載のシステムにおいて、前記携帯情報端末装置は、前記基地局から送信された属性すべてを自動的に保存することを特徴とする情報通信システム。
  8. 請求項7に記載のシステムにおいて、前記携帯情報端末装置は、前記一覧表示された属性を選択し、該選択した属性を保存することを特徴とする情報通信システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載のシステムにおいて、該システムは、前記基地局と第2のネットワークを介してアクセスし、前記携帯情報端末装置に蓄積された属性を共有し、該共有した属性に基づいて前記基地局が蓄積する情報を取得する情報処理装置を含むことを特徴とする情報通信システム。
  10. ユーザが携帯する携帯情報端末装置にて情報を受信し、該受信した情報のうち、前記ユーザが所望する情報を取得する情報取得方法において、該方法は、
    前記情報を特徴付ける属性を蓄積する発信元のそれぞれから該属性を含む情報を送信し、前記ユーザが該情報の受信を所望する場合に前記携帯情報端末装置に対して受信する操作を行って、前記発信元の一つから前記情報を第1のネットワークを介して受信し、該情報が含む前記属性を表示させて、該携帯情報端末装置に保存する第1の工程と、
    前記携帯情報端末装置に保存した属性を読み出して表示させ、表示した属性のうち、所望する属性を蓄積する発信元へのアクセスを第1のネットワークと異なる第2のネットワークを介して行い、前記アクセスした発信元から所望する情報を取得する第2の工程とを含み、
    第1の工程は、受信の有無を判断し、さらに、受信の継続において前記受信が有る場合、初期条件におけるフラグの有無を判断し、前記所望の属性に対する情報の受信の際は、前記所望の属性に対する情報がすでに蓄積されている情報と同じ内容であるか否かを判断し、異なる内容であれば該情報を新規保存することを特徴とする情報取得方法。
  11. 請求項10に記載の方法において、前記属性は、前記基地局にてアクセスされる形式で表現された前記情報の所在先を示す所在データおよび前記情報の表題のいずれかを含むことを特徴とする情報取得方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、前記情報の表題は、前記情報の一部または前記情報のすべてにより表現されることを特徴とする情報取得方法。
  13. 請求項10または12に記載の方法において、第1の工程は、最小限の受信操作により前記携帯情報端末装置を受信状態にする第3の工程と、
    該携帯情報端末装置に到来する電波の有無を確認する第4の工程と、
    該確認に応じて該電波の発信元との接続の確立を行う第5の工程と、
    前記接続の確立後に前記発信元が蓄積する情報を特徴付ける属性や情報の内容のうち、前記属性を受信する第6の工程と、
    該受信の完了後、前記接続を切断する第7の工程と、
    他の電波の有無に応じて第5の工程からの処理を繰り返す第8の工程と、
    前記受信した属性を前記携帯情報端末装置に一覧表示させる第9の工程と、
    該一覧表示させた属性の中から前記携帯情報端末装置に保存する属性を選ぶ第10の工程とを含むことを特徴とする情報取得方法。
  14. 請求項13に記載の方法において、第4の工程は、到来する電波の到来を検出し、かつ検出の開始にともなって待機時間を計測し、該計測した待機時間とあらかじめ設定した所定の待機時間とを比較して前記計測した待機時間が前記所定の待機時間より短い場合、第3の工程に戻り、前記計測した待機時間が前記所定の待機時間以上の場合、前記属性の表示を行うことを特徴とする情報取得方法。
  15. 請求項13または14に記載の方法において、第10の工程は、前記選択した属性が既存か否かの判断に応じて保存処理を行い、該保存処理は、前記選択した属性が既存の場合上書き保存を行い、前記選択した属性が新規の場合該新規の属性を追加保存することを特徴とする情報取得方法。
  16. 請求項15に記載の方法において、前記判断は、前記属性に含まれる情報の内容すべておよび前記情報の内容の一部分が同じものを含むか否かで行うことを特徴とする情報取得方法。
  17. 請求項14、15または16の方法において、第10の工程は、前記発信元から前記携帯情報端末装置に送信された属性すべてを自動的に保存することを特徴とする情報取得方法。
  18. 請求項13ないし17のいずれか一項に記載の方法において、該方法は、前記他の電波も含めて受信すべてを終えた後に、受信継続を行うか否かの判断を行うことを特徴とする情報取得方法。
  19. 請求項10に記載の方法において、第2の工程は、前記携帯情報端末装置に保存した属性を最小限の操作により読み出す第11の工程と、
    該読み出した属性を表示する第12の工程と、
    該表示した属性のうち、所望する属性を選択する第13の工程と、
    該選択した属性が蓄積されている発信元へのアクセスを第2のネットワークを介して行う第14の工程と、
    第2のネットワークを介して前記発信元から該当する情報を取得する第15の工程とを含むことを特徴とする情報取得方法。
  20. 請求項10または19に記載の方法において、第2の工程は、前記発信元と第2のネットワークを介して情報通信を行い、かつ前記携帯情報端末装置とも情報通信を行い、該情報通信に係わる情報に対して情報処理を行う情報処理端末装置を用い、該情報処理端末装置にて前記携帯情報端末装置が蓄積している属性に対する共有化を図る第16の工程と、
    前記情報処理端末装置に前記共有化した属性を最小限の操作により読み出す第17の工程と、
    該読み出した属性を前記情報処理端末装置に表示する第18の工程と、
    該表示した属性のうち、所望する属性を選択する第19の工程と、
    前記情報処理端末装置から前記選択した属性が蓄積されている発信元に第2のネットワークを介してアクセスする第20の工程と、
    第2のネットワークを介して前記情報処理端末装置にて前記発信元から該当する情報を取得する第21の工程とを含むことを特徴とする情報取得方法。
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