JP2003110593A - 情報通信システムおよび情報取得方法 - Google Patents

情報通信システムおよび情報取得方法

Info

Publication number
JP2003110593A
JP2003110593A JP2001306161A JP2001306161A JP2003110593A JP 2003110593 A JP2003110593 A JP 2003110593A JP 2001306161 A JP2001306161 A JP 2001306161A JP 2001306161 A JP2001306161 A JP 2001306161A JP 2003110593 A JP2003110593 A JP 2003110593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
attribute
terminal device
attributes
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001306161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3980857B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Kawakita
泰広 川北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2001306161A priority Critical patent/JP3980857B2/ja
Publication of JP2003110593A publication Critical patent/JP2003110593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3980857B2 publication Critical patent/JP3980857B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い位置情報の精度を求めることなく、携帯
端末装置の操作性を向上させ、移動しながらでもユーザ
が所望する情報を確実に取得できる情報提供システムお
よび情報取得方法の提供。 【解決手段】 ローカル情報取得システム10は、情報配
信装置群12から発信される情報の属性をそれぞれ無線ネ
ットワーク16を介して携帯端末装置14で情報を受信し、
各エリアで得られた情報に含まれる情報の属性を選択し
て保存することにより、発信元の特定に用いる情報を携
帯端末装置14に確保する。確保した情報(情報の属性)
を表示して閲覧し、この中から選択した情報の属性が含
む所在データや内容等をグローバル・ネットワーク18を
基に所望する情報の格納されている情報配信装置120に
アクセスし、ユーザは所望する情報の提供を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信システム
および情報取得方法に関し、たとえば、基地局と携帯情
報端末装置との間の通信に無線ネットワークを用い、携
帯情報端末装置が位置する周囲の情報を基地局から携帯
情報端末装置に提供する通信システム等に用いて好適な
情報通信システムであり、ユーザが移動しながらでも確
実に所望する情報を取得させる情報取得方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】利用者が携帯端末装置を携帯して、利用
者が現在いる地域の情報をインターネット等のネットワ
ークを介して取得する処理端末装置、情報提供システ
ム、情報取得方法および情報提供方法が特開平10-18559
9号公報に提案されている。処理端末装置を適用した携
帯端末装置には、GPS(Global Positioning System)装
置が搭載されている。
【0003】携帯端末装置は、この装置が自動的に取得
する位置情報に利用者が希望する情報のキーワードを加
えてサーバ装置に供給している。これにより、サーバ装
置は、携帯端末装置が受信した位置情報に基づいた利用
者の希望する情報を収集保存する。利用者は、提案され
た技術により携帯端末装置を介してサーバ装置にアクセ
スし、サーバ装置から収集した情報の提示を携帯端末装
置で受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、局所的な無
線ネットワークを利用して上述したように情報の提示を
受ける場合、通常の携帯端末装置には、GPS装置が搭載
されていない。したがって、この携帯端末装置では、た
とえば位置情報に対応した店舗等の局所的な情報を直接
受けることができない。携帯端末装置の中には、GPS装
置ほど位置情報の精度はないが、携帯端末装置の位置を
特定する位置情報サービス機能を有している装置もあ
る。
【0005】このような携帯端末装置で局所的な情報を
取得するために、ユーザは、まず、明示的なキーワード
および位置情報を情報取得操作により携帯端末装置に入
力し、この携帯端末装置からサーバにキーワードおよび
位置情報を送信する。ここで、キーワードは、たとえば
業種を表す情報として用いる。
【0006】次にサーバは、位置情報に基づいて情報検
索を行う。サーバは、情報検索後に、ユーザの携帯端末
装置に検索結果をたとえば、電子メール等の形式で送信
する。携帯端末装置は、サーバからの電子メールを受信
する。ユーザは、この電子メールを開封することにより
所望の情報を探し出す。しかしながら、このとき電子メ
ールには、ユーザが求めている情報だけでなく、それ以
外の情報も多く含まれている可能性がある。
【0007】たとえば、あるユーザの自宅からの通勤経
路に複数の店舗があって、店舗の前を通過する通行人に
対して各店舗に関する情報をサーバから局所的に配信し
ている場合を考える。ユーザは、携帯端末装置を介して
目前の店舗の情報を上述した手順で配信を受ける。さら
に、隣の店舗の情報を取得する場合、先の情報取得操作
で用いたキーワードと異なるキーワードを入力してサー
バに送信し、サーバにて前述した処理と同じ処理を繰り
返して携帯端末装置に配信する。このようにユーザは、
情報取得に際してキーワードの送信に迫られる。
【0008】また、検索結果を絞り込む場合、ユーザ
は、携帯端末装置に対して位置情報の精度を高めるよう
に動作させて範囲を限定し、この限定した範囲を基に情
報取得を行う。このとき、キーワードの入力をユーザが
移動しながら行うと、検索を思い到ったユーザの所望す
る位置から離れ(すなわち、ずれ)た位置の位置情報が
提供されてしまうことになる。サーバが、この携帯端末
装置から供給される位置情報に基づいて検索すると、携
帯端末装置には、検索対象から外れた検索結果が供給さ
れる。折角位置情報の精度を高めても、この場合所望の
結果が得られない。
【0009】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、高い位置情報の精度を求めることなく、携帯端末装
置の操作性を向上させ、移動しながらでもユーザが所望
する情報を確実に取得できる情報提供システムおよび情
報取得方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、情報およびこの情報を特徴付ける属性が
蓄積され、この蓄積されている属性を無線送信する発信
元としての複数の基地局を含み、各発信元では属性を受
信した受信先から供給された属性を基にこの受信先とこ
の受信した属性に対応する発信元とが接続され、該当す
る発信元が蓄積する情報の内容を受信先に配信する基地
局群と、各基地局から無線による第1のネットワークを
介して受信先にて属性を該受信の操作に応動して受信
し、この受信した属性を保存し、第1のネットワークと
異なる第2のネットワークを介して保存した属性のう
ち、所望の属性を含む基地局とアクセスし、所望の属性
に対する情報の配信を該当する基地局から取得する携帯
情報端末装置とを含むことを特徴とする。
【0011】本発明の情報通信システムは、複数の発信
元として基地局から無線により属性を送信し、携帯情報
端末装置で第1のネットワークを介して無線を受信操作
により受信し、受信した属性を保存することで、携帯情
報端末装置では、第1のネットワークを介して所望する
基地局から属性を獲得する。携帯情報端末装置は、この
保存した属性の中で所望の属性を含む基地局と第2のネ
ットワークを介してアクセスする。これにより、携帯情
報端末装置とアクセスする基地局との受信位置の属性を
なくし、所望する基地局にアクセスすることができ、ア
クセスした基地局から確実に所望する情報の配信を受け
ることができる。
【0012】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、ユーザが携帯する携帯情報端末装置にて情報を受信
し、この受信した情報のうち、ユーザが所望する情報を
取得する情報取得方法において、情報を特徴付ける属性
を蓄積する発信元のそれぞれからこの属性を含む情報を
送信し、ユーザがこの情報の受信を所望する場合に携帯
情報端末装置に対して受信する操作を行って、発信元の
一つから情報を第1のネットワークを介して受信し、こ
の情報が含む属性を表示させて、この携帯情報端末装置
に保存する第1の工程と、携帯情報端末装置に保存した
属性を読み出して表示させ、表示した属性のうち、所望
する属性を蓄積する発信元へのアクセスを第1のネット
ワークと異なる第2のネットワークを介して行い、アク
セスした発信元から所望する情報を取得する第2の工程
とを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の情報取得方法は、携帯情報端末装
置に対して発信元の一つから送信される情報をユーザの
所望に応じて受信操作を行って、情報を第1のネットワ
ークを介して受信し、この情報が含む属性を表示させ
て、この携帯情報端末装置に保存する。次に携帯情報端
末装置に保存した属性を読み出して表示させ、表示した
属性のうち、所望する属性を蓄積する発信元に第2のネ
ットワークを介してアクセスし、アクセスした発信元か
ら所望する情報を取得することで携帯情報端末装置に第
1のネットワークを介して受信し、この受信した情報の
中から所望する属性を取り込み、第1のネットワークに
ともなって現れる受信位置の属性を考慮することなく、
第2のネットワークと属性を基に携帯情報端末装置を所
望する発信元にアクセスして、発信元から確実に所望す
る情報の配信を受けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる情報通信システムの実施例を詳細に説明する。
【0015】本実施例は、本発明の情報通信システムを
ローカル情報取得システム10に適用した場合である。本
発明と直接関係のない部分について図示および説明を省
略する。ここで、信号の参照符号はその現れる接続線の
参照番号で表す。ローカル情報取得システム10には、図
1に示すように、情報配信装置群(基地局群)12および
携帯端末装置14が含まれる。情報配信装置群(基地局
群)12には、複数の情報配信装置(基地局)120, 122,
124・・・がN個含まれている。その群の一つである情報配
信装置120には、図示しないが基地局として機能するよ
うにストレージ、アンテナ、送受信部、CPU(Central P
rocessing Unit)、表示部、入力部およびデータ通信回
路などが含まれている。
【0016】なお、情報配信装置は、アンテナのある部
分に、上述した機器がすべて揃っていなくてもよく、ま
た、基地局がすべて同じ構成でなくてもよい。
【0017】ストレージは、ハードディスク装置等の
他、大容量な半導体メモリを記録媒体に用いてもよい。
ストレージは基地局として送受信部からアンテナを介し
て送信する電波が伝播するローカルエリア(以下、単に
エリアという)120Aに発信する情報および属性情報を保
存している。
【0018】ここで、属性情報は、アクセスを行うため
の所在データと情報の表題である。所在データとして
は、たとえばインターネット上に複数存在するリソース
を一意に特定するアドレス表記のURL(Uniform Resourc
e Locator)がある。また、表題には、所在データが示す
場所に存在する情報の概略や情報を発信する発信主のた
とえば、店舗名やその場所等の情報内容等がある。この
ように表題は、上述した情報の一部の単語を複数集めて
表したり、省略することなく概略や情報内容のすべてを
用いて表す。
【0019】表示部は、現在の動作状態や入出力される
情報の確認を行うように表示させるモニタである。入力
部は、キーボードやポインティングデバイスを用いた操
作部である。
【0020】送受信部は、たとえば無線ネットワークに
おける標準化作業を行っているIEEE(Institute of Ele
ctrical and Electronics Engineers)802.11, やIEEE80
2.11bに準拠して送受信を行うための構成を有してい
る。ただし、無線ネットワーク規格は、この規格に限定
されるものではない。送受信部は、この構成のうち送信
部では、CPUの制御に基づいて送信データを生成して送
出する。送受信部は、無線ネットワーク16のエリア120A
内にある携帯端末装置14と通信する。
【0021】データ通信回路は、グローバル・ネットワ
ーク18と回線180を介してデータ通信を行う回路を含
む。グローバル・ネットワーク18としては、たとえばイ
ンターネット等がある。データ通信回路は、IP(Intern
et Protocol)を満足するようにインターネットとの通
信接続を確保する。このため、データ通信回路は、具体
的にはDSU(Digital Service Unit)やONU(Optical Net
work Unit)のいずれかを備えている。
【0022】なお、情報配信装置群12は、グローバル・
ネットワーク18と回線182, 184, ・・・を介して情報配信
装置122, 124, ・・・のそれぞれと接続させている。
【0023】CPUは、受信データを加工したり、インタ
ーネットを介して供給される検索要求に応じてストレー
ジに蓄積しているデータ(属性情報)を検索し、検索結
果をインターネットに出力する。
【0024】なお、情報配信装置122も同じ構成で、同
じ機能を有することは言うまでもない。ただし、受信し
た無線ネットワーク16が同じか否かは、情報配信装置が
扱う情報、すなわち、携帯端末装置14での受信データが
先に受信したデータと異なっているかを基に判断してい
る。また、情報配信装置120, 122, 124, ・・・が接続する
グローバル・ネットワーク18は、各装置ごとに同じでも
異なっていてもよい。そして、情報配信装置群12の各装
置120, 122, 124, ・・・のエリア120A, 122A, 124A, ・・・
には、隣接するエリア同士で重なる領域が設けられてい
る。これにより、情報配信装置群12は、携帯端末装置14
にハンドオーバサービスを提供することができる。
【0025】携帯端末装置14には、情報配信装置120と
同様に、ストレージ、アンテナ、送受信部、CPU、表示
部、入力操作部およびデータ通信回路が含まれている。
ストレージは、小型化を図る上で半導体メモリを用いる
ことが好ましい。ストレージは、供給される属性情報を
保存する機能を有している。
【0026】ストレージは、属性情報を記録するだけで
なく、たとえば、情報を受信した際の時間等も含めてよ
り多くの情報を取得して記録することが望ましい。この
保存は、受信した属性情報に漏れが生じないように自動
的に保存させるように動作させてもよい。また、一時的
にすべて保存した後、一覧表示した属性情報のうち、選
択されたものだけを保存するようにするとよい。これに
より、ストレージに無駄な記憶をさせずに済ませること
ができる。
【0027】アンテナおよび送受信部は、前述した情報
配信装置120と同じ無線ネットワーク規格を実現する構
成を用いる。送受信部は、受信部で情報の所在データお
よび情報の表題を含む属性情報を含む受信データを受信
し、受信した受信データからこれら2つの属性情報をそ
れぞれ得る。また、受信部では、得られた情報の内容を
解析し、情報の所在データおよび情報の表題を含む属性
情報を自動的に分解して抽出してもよい。この抽出に
は、タグや名前を頼りにして行われる。タグとしては、
たとえば、<johou>, <shozai>, <hyodai>, <sonota>, <
tel>等を用いる。抽出は、ペアとなるタグ同士で囲んだ
範囲を情報として行う。
【0028】なお、情報端末装置14は、情報の表題の代
わりに、受信操作を行った際に情報配信装置群12からエ
リアに応じて供給される位置情報を記録するようにして
もよい。
【0029】表示部は液晶ディスプレイ、有機EL(Elec
tro-Luminescence)パネル等を用いる。表示部には、上
記したパネルに限定されるものでなく、携帯として用い
ることから消費電力の少ないこと、長寿命、および小型
化を満たすものであればよい。表示部には、属性情報を
示す単語等を項目としてすべて表示させたり、これらの
項目のうち、後述する携帯用のCPUの制御を用いて検索
を行って、特定した項目を抽出して表示させるようにし
てもよい。
【0030】入力操作部には、英数字キー、スクロール
キー、ファンクションキー等が配設されている。これら
キーの中に、受信ボタンと閲覧ボタンとをそれぞれ一つ
ずつあらかじめ割り当てる。受信ボタンおよび閲覧ボタ
ンは、一度押すだけで受信と閲覧がそれぞれ開始するよ
うに設定することが望ましい。この設定をすることによ
り、受信と閲覧の操作が簡便なものになる。
【0031】データ通信回路は、情報配信装置120と同
様にグローバル・ネットワーク18とたとえば、回線190
を介して接続して情報をやり取りする機能を有してい
る。無線を用いる場合、送受信部、アンテナを介してグ
ローバル・ネットワーク18に含まれるゲートウェイ装置
と直接的に接続する。
【0032】なお、携帯端末装置14は、後述する変形例
で示すように、ゲートウェイ装置(図示せず)とたとえ
ば、ISDN(Integrated Services Digital Network)対応
の公衆電話等を介してグローバル・ネットワーク18にア
クセスするようにしてもよい。前述にてグローバル・ネ
ットワーク18は、たとえばインターネットを有線で接続
する一例に挙げたが、インターネットとデータ通信回路
との間は無線で接続してもよい。
【0033】CPUは、上述したアンテナを除く、ストレ
ージ、送受信部、表示部、入力操作部およびデータ通信
回路を制御する。CPUは、携帯端末装置14の受信および
閲覧の動作も制御している。CPUは、受信した属性情報
が同じか否かの判断を行ってどのような保存を行うか等
の制御をしている。
【0034】この動作について図2を参照しながら、携
帯端末装置14が図1に示すように前述した無線ネットワ
ーク16のエリア120からエリア122A, 124Aを経て矢印Dの
方向に移動しながら情報の受信を行う場合の一例を簡単
に説明する。
【0035】情報配信装置群12でN個の情報配信装置12
0, 122, 124, ・・・は、常に属性情報を含む情報を無線ネ
ットワーク16を介して個々のエリア120A, 122A, 124A,
・・・に向けて発信している。携帯端末装置14が、上述し
たエリア内にあり、かつ受信操作されたとき、携帯端末
装置14は、受信可能範囲にあり、プル的な受信が行われ
る。
【0036】まず、携帯端末装置14は、電源投入された
後、任意の場所で一度だけ押圧操作が受信ボタンに対し
て行われたか否かの判断を行う(ステップS10)。受信
ボタンが押されなかったとき(NO)、別な押されたボタ
ンに対応するモード等に進む。ここでの判断は、受信ボ
タンが押されるまで待機させた後に他のモードへ進むよ
うにしてもよい。また、受信ボタンが押されたとき(YE
S)、受信操作に応動した動作を行う(SUB1)。ここ
で、情報配信装置120から供給された属性情報を受信
し、ストレージに保存する。サブルーチンSUB1の詳細は
後段で説明するが、サブルーチンSUB1内で受信を継続さ
せる際に接続子Aを介して受信ボタン操作の判断に戻
る。
【0037】なお、上述した受信は、情報配信装置120
から一方的に送信された情報を携帯端末装置14で明示的
に受信するという形態の受信であったが、携帯端末装置
14が情報配信装置120にアクセスし、蓄積されている情
報を取り出すという取得形態でも行うことができる。
【0038】この後、閲覧を行う操作が行われたか否か
の判断に進む(ステップS12)。閲覧ボタンが押されな
かったとき(NO)、待機または押されたボタンに対応す
るモード等に進む。また、閲覧ボタンが押されたとき
(YES)、閲覧操作に応動した動作を行う(SUB2)。閲
覧は、保存した属性情報を表示部に読み出して選択した
属性情報を基にグローバル・ネットワーク18を介して該
当する情報配信装置にアクセスする。そして、アクセス
した情報配信装置から所望する情報を読み出して表示部
に表示させる。たとえば閲覧操作後、携帯端末装置14は
動作を終了する。
【0039】情報取得における操作イメージとして簡単
に説明する。ユーザが、ある地点で携帯端末装置14の受
信ボタンを押すと、その地点で受信できる電波をすべて
受信し、順次その電波で発信されている情報(情報属
性)を取得する。あるエリアでは、複数の電波がキャッ
チできることもあり得る。すべて取得が終わると、次の
受信操作を行う。すべて取得しきれなくても、受信ボタ
ンを押すと、携帯端末装置14は、再び電波を受信して、
情報の取得を始める。
【0040】ただし、この情報取得の動作は、一瞬に行
われるため、商店街などを歩きながら所々で受信ボタン
を押すと、順次情報が携帯端末装置14に蓄積される。ユ
ーザは、ある程度情報がまとめて蓄積された段階で、取
得した情報を実際に保存するかどうかを判断する。
【0041】次に受信操作(SUB1)についてさらに説明
する(図3を参照)。受信ボタンの操作に応じて携帯端
末装置14は、無線ネットワーク16を経て情報配信装置か
ら電波が到来しているか否かの判断を行う(サブステッ
プSS10)。すなわち、電波の受信は、無線ネットワーク
16の存在(YES)が確認されたことを意味し、携帯端末装
置14に報知される。電波が受信されなかったとき(N
O)、待機時間を計測するとともに、あらかじめ設定し
た所定の待機時間と計測した待機時間との比較を行う
(サブステップSS12)。計測した待機時間が所定の待機
時間に達していないとき(NO)、電波の受信到来の判断
処理に戻る(サブステップSS10)。また、計測した待機
時間が所定の待機時間に達したとき(YES)、接続子Bを
介して図4の情報の属性の表示に進む(サブステップSS
14)。
【0042】一方、携帯端末装置14にて電波が受信され
たとき(YES)、携帯端末装置14は、情報配信装置120と
無線ネットワーク16を介して接続する(サブステップSS
16)。接続は、無線ネットワーク16の接続シーケンスに
応じて確立される。無線ネットワーク16は、前述した規
格に限定されるものでなく、既存の接続方法を用いても
よい。
【0043】この接続の確立後、情報配信装置120から
の情報を受信し、属性情報を抽出する(サブステップSS
18)。属性情報は、前述した通り、所在データとしてた
とえば、URLならびに表題として情報の概略、発信主の
店舗名および場所等を抽出する。また、携帯端末装置14
は、属性情報を供給した情報配信装置120のアクセス情
報も同時に保存する。属性情報の受信が完了した際に携
帯端末装置14は、情報配信装置120との接続を切断する
(サブステップSS20)。
【0044】ここで、ユーザは、図1に示すように携帯
端末装置14を所持してエリア122Aに移動する。エリア12
2Aには情報配信装置122から電波が到来している。切断
後、携帯端末装置14は、他の無線ネットワーク16がない
か否かの判断を行う(サブステップSS22)。携帯端末装
置14が他の無線ネットワーク16を認識したとき(NO)、
新たな無線ネットワーク16が存在すると判断してサブス
テップSS16に戻ってサブステップSS22まで繰り返す。本
実施例で携帯端末装置14は、ハンドオーバ可能なエリア
にあるとして、情報配信装置122と接続する。以上のス
テップにより、一度の受信操作で、その場所における受
信可能な情報をすべて取得する。一方、携帯端末装置14
で他の電波が検出されなかったとき(YES)、無線ネッ
トワーク16がないと判断する。
【0045】この判断の後、本実施例の図1には示され
ていないが、ユーザが、携帯端末装置14を所持して他の
エリアに移動し、受信操作を継続する場合(サブステッ
プSS24:NO)は、接続子Aを介して携帯端末装置14の移
動先で再び受信ボタンを押す(ステップS10)。この段
階でも、受信ボタンに限定しないがあらかじめ設定した
ボタンが押されるまでの時間を設定しておくとよい。こ
の時間に達するまで受信操作を行う待機状態とする。ま
た、受信操作を継続しない場合(サブステップSS24:YE
S)は、接続子Bを介してサブステップSS14に移行する。
継続しない場合の判断は、図示しないが設定した待機時
間を経過したか否かで行う。
【0046】この受信操作の継続は、あらかじめ初期条
件で設定しておいてもよい。携帯端末装置14は、初期条
件のうち、ボタンの押圧操作に関わらず、フラグの有無
で受信を繰り返すか否かの設定を施しておいてもよい。
フラグが立っているとき電波の有無の確認に進む(サブ
ステップSS10)。また、フラグが立っていないとき、属
性の表示に進む(サブステップSS14)。
【0047】次に携帯端末装置14は、これまでに受信し
た属性情報を表示部に一覧表示する(サブステップSS1
4)。この一覧表示において、ユーザは、携帯端末装置1
4に保存する属性情報を選択し、ストレージに保存する
(サブステップSS26)。この選択処理により、選択され
なかった属性情報は、携帯端末装置14から削除されるこ
とになる。
【0048】この選択して得られた属性情報がすでに蓄
積されている属性情報と同じものが存在するか否かを判
断する(サブステップSS28)。この判断は、属性情報に
含まれる所在データの内容がすべて同じか部分的に同じ
かを確認して行う。すべて同じ場合(YES)、上書き保
存を行う(サブステップSS30)。また、携帯端末装置
は、何も記録内容を変更せずにそのまま廃棄してもよ
い。部分的に同じ場合(NO)、同じ属性情報が存在しな
いことを意味するから、新規追加保存を行う(サブステ
ップSS32)。
【0049】そして、これまで受信操作して得られた属
性情報すべてに対して選択処理が完了したか否かを判断
する(サブステップSS34)。未完了のとき(NO)、情報
の選択に戻って繰り返す。また、完了のとき(YES)、
リターンに移行してサブルーチンSUB1を終了する。
【0050】このように動作させて、プル的に受信する
属性情報を選択し、ユーザが要求する属性情報だけを携
帯端末装置14に保存することができる。
【0051】次に閲覧操作について図5を用いて説明す
る。ここで、ユーザの閲覧操作は、受信操作に連続して
いなくてもよく、全く無線ネットワーク16と関係ない場
所で操作しても構わない。閲覧操作は、このように場所
および時間の制約がなく、ユーザの所望する時と場所で
自由に行うことができる特徴がある。
【0052】ます、ユーザは、携帯端末装置14の閲覧ボ
タンを一度操作する。携帯端末装置14は、この操作に応
じてサブルーチンSUB2を起動する。最初に、選択し、か
つ保存した属性情報を表示部にふたたび一覧表示させる
(サブステップSS200)。表示部に一覧表示した属性情報
の中からアクセスを所望する属性情報を選択する(サブ
ステップSS202)。
【0053】この選択の後、携帯端末装置14から所望す
る属性情報を含む情報配信装置へのアクセスを行う(サ
ブステップSS204)。このとき、アクセスは、無線ネット
ワーク16でなく、グローバル・ネットワーク18を介して
行う。このアクセスは、選択に応じてただちに該当する
情報配信装置につなげることからユーザにとって直感的
で非常に操作性のよいものである。また、携帯端末装置
14は、情報配信装置でなく、直接的に表示されている情
報の内容からエリア内にある店舗のホームページ等にア
クセスしてもよい。
【0054】アクセスして得られた情報を表示部に表示
してユーザが閲覧する(サブステップSS206)。ユーザ
は、閲覧した情報を保存する場合、グローバル・ネット
ワーク18を介して保存してもよい。一つの属性情報に対
する閲覧が終了したとき、サブステップSS208に進んで
ユーザは、属性情報のさらなる選択を行うか否かを判断
する。閲覧の選択を継続するとき(YES)、一覧表示に
戻って以降の処理を繰り返す。また、閲覧が完了したと
き(NO)、リターンに進んで閲覧処理を終了する。
【0055】このように動作させることにより、携帯端
末装置14に対して簡単な操作を行い、発信元の情報配信
装置群12の対応するエリアの情報配信装置から属性情報
を携帯端末装置14で受信し、携帯端末装置14を異なるグ
ローバル・ネットワーク18を介して所望する情報を格納
する情報配信装置にアクセスする。これにより、閲覧時
のエリアが限定されない。すなわちユーザは、場所や時
間に依存しないで所望の情報を得ることができる。
【0056】アクセスに要する最小限の属性情報だけを
受信することから、情報を発信している場所、たとえば
商店街の各店舗や百貨店の各売り場等を移動しながらで
も的確に受信し、保存できる。また、自動車や公共交通
機関等の移動中に取得し、ただちに閲覧できないような
場合でも、属性情報だけを瞬時に受信しておき、安全な
場所または情報を所得した場所から遠く離れても所望の
情報を閲覧することができる。
【0057】ローカル情報取得システム10の変形例を図
6に示す。このシステム10は、先の実施例に情報処理端
末装置としてパーソナルコンピュータ20を追加配設して
いる。パーソナルコンピュータ(Personal Computer:
以下、PCという)20は、携帯端末装置14と無線または有
線を介して情報通信を行う通信インターフェースと、グ
ローバル・ネットワーク18に接続するデータ通信回路と
を含んでいる。通信インターフェースは、たとえばUSB
(Universal Serial Bus)やIEEE1394規格、ブルートゥ
ース規格に対応する構成を含んでいる。データ通信回路
は、図示しないモデムやTA(Terminal Adaptor)を介し
てグローバル・ネットワーク18のゲートウェイ装置の接
続仕様・手順に応じてDSUやONU等に接続されている。企
業内のPCの場合、PC 20は、LANを介して外部接続用ルー
タに接続し、回線200を介してインターネット等とつな
いでいる。また、PC 20は、無線を用いてこのゲートウ
ェイ装置と接続するように構成してもよい。PC 20は、P
C 20のCPUによる機能の一つとして情報の共有化を図る
設定機能および属性情報を蓄積するストレージも備えて
いる。
【0058】PC 20は、携帯端末装置14が有する属性情
報を共有化し、共有化した属性情報を用いて無線ネット
ワーク16と異なるグローバル・ネットワーク18を介して
情報配信装置群12内の該当する情報配信装置とアクセス
する。PC 20は、アクセスした情報配信装置から蓄積し
ている情報の内容をダウンロードし、ストレージに保存
する。
【0059】本実施例の場合、システム10における携帯
端末装置14は、その動作のうち、受信操作(SUB1)は、
先の実施例と全く同じである。また、先の実施例では閲
覧操作(SUB2)を携帯端末装置14に対する動作手順を説
明したが、本実施例での閲覧操作はPC 20の動作とみな
す。PC 20の動作手順は、図5に示したように、一覧表
示以降の手順が携帯端末装置14の手順と同じである。し
たがって、説明を大幅に省略する。
【0060】ただし、図示しないが、閲覧ボタンの操作
から一覧表示を行う前までの間に携帯端末装置14が有す
る属性情報の共有化処理を行う。共有化処理は、携帯端
末装置14が蓄積する属性情報をPC 20に転送し、記憶し
て共有化を図る。
【0061】この場合、PC 20は携帯端末装置14を制御
対象とみなして装置14とのアクセスを容易に行えるよう
に設定し、装置14が記憶している属性情報を共有化し、
PC 20において装置14の共有する属性情報にアクセスす
る。携帯端末装置14もPC 20と接続できるようにコネク
タ等が設定されていることは言うまでもない。
【0062】具体的には、この設定を行うために、一般
的に、PC 20は、たとえばIEEE1394をネットワーク・デ
バイスとして用いる。PC 20は、IEEE1394対応のPCI(Pe
ripheral Component Interconnect)カードを組み込む。
PC 20では、ネットワーク・アダプタに組み込まれてい
るドライバのコンポーネント等を確認して使用する携帯
端末装置14に対応するアダプタを選択する。この選択に
より、PC 20では、たとえば携帯端末装置14を認識し、
ストレージに格納するファイル等が共有化される。
【0063】この一連の共有操作は、あらかじめ共有を
行うボタンを設定し、一度このボタンを押圧操作するだ
けで共有操作設定が行われることが望ましい。得られた
情報は、PC 20のモニタ画面上に表示される。このよう
に動作させてもユーザは所望する情報を受信した位置と
無関係でありながら、的確に得ることができる。また、
PC 20を用いることにより、携帯端末装置14における通
信回線使用料よりも安価な通信回線の利用を可能にする
というサービスをユーザに提供することができる。
【0064】以上の構成により、発信元の情報配信装置
群12から発信される属性情報をそれぞれ無線ネットワー
ク16を介して携帯端末装置14で情報を受信して、各位置
(エリア内)で得られた情報に含まれる属性情報を選択
して保存することにより、発信元の特定に用いる情報を
携帯端末装置14に確保する。確保した情報(属性情報)
を表示して閲覧し、この中から選択した属性情報が含む
所在データや内容等をグローバル・ネットワーク18を基
に所望する情報の格納されている情報配信装置120にア
クセスし、所望する情報の提供を受ける。このときユー
ザの現在位置を問題にせず、保存した情報とグローバル
・ネットワーク18とを用いてたとえば、時間的に余裕の
あるときにアクセスしても情報を確実に得ることができ
る。
【0065】
【発明の効果】このように本発明の情報通信システムに
よれば、複数の発信元として基地局から無線により属性
を送信し、携帯情報端末装置で第1のネットワークを介
して無線を受信操作により受信し、受信した属性を保存
することで、携帯情報端末装置では、第1のネットワー
クを介して所望する基地局から属性を獲得する。携帯情
報端末装置は、この保存した属性の中で所望の属性を含
む基地局と第2のネットワークを介してアクセスする。
これにより、携帯情報端末装置とアクセスする基地局と
の受信位置関係という属性をなくし、所望する時に情報
の提供を所望する基地局にアクセスすることができ、ア
クセスした基地局から確実に所望する情報の配信を受け
ることができる。
【0066】また、本発明の情報取得方法によれば、携
帯情報端末装置に対して発信元の一つから送信される情
報をユーザの所望に応じて受信操作を行って、情報を第
1のネットワークを介して受信し、情報の中から所望す
る属性を取り込む。携帯情報端末装置では属性の表示と
保存が行われる。次に携帯情報端末装置から発信元への
アクセスを第2のネットワークを介して行い、第1のネ
ットワークにともなって現れる受信位置の属性を考慮す
ることなく、第2のネットワークと属性を基に携帯情報
端末装置から現在の位置と無関係に所望する時に情報提
供を所望する発信元にアクセスして、この発信元から確
実に所望する情報の配信を受ける。これにより、所望す
る情報をユーザが移動中でも容易にユーザの感覚に合わ
せて取得し、所望する時に該当する確実な情報を取得す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報通信システムを適用したローカル
情報取得システムの概略的な構成を示す図である。
【図2】図1の携帯情報端末装置におけるローカル情報
取得の動作手順を示すメインフローチャートである。
【図3】図2の動作手順のうち、サブルーチンSUB1の動
作を説明するフローチャートである。
【図4】図3に続くサブルーチンSUB1の動作を説明する
フローチャートである。
【図5】図2の動作手順のうち、サブルーチンSUB2の動
作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の情報通信システムにおけるローカル情
報取得システムの変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 ローカル情報取得システム 12 情報配信装置群 14 携帯端末装置 16 無線ネットワーク 18 グローバル・ネットワーク 120, 122, 124 情報配信装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報および該情報を特徴付ける属性が蓄
    積され、該蓄積されている属性を無線送信する発信元と
    しての複数の基地局を含み、各発信元では前記属性を受
    信した受信先から供給された属性を基に該受信先と該受
    信した属性に対応する発信元とが接続され、該当する発
    信元が蓄積する情報の内容を前記受信先に配信する基地
    局群と、 前記各基地局から無線による第1のネットワークを介し
    て前記受信先にて前記属性を該受信の操作に応動して受
    信し、該受信した属性を保存し、第1のネットワークと
    異なる第2のネットワークを介して前記保存した属性の
    うち、所望の属性を含む基地局とアクセスし、前記所望
    の属性に対する情報の配信を該当する基地局から取得す
    る携帯情報端末装置とを含むことを特徴とする情報通信
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、前
    記属性は、前記基地局にてアクセスされる形式で表現さ
    れた前記情報の所在先を示す所在データおよび前記情報
    の表題のいずれかを含むことを特徴とする情報通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のシステムにおいて、前
    記情報の表題は、前記情報の一部または前記情報のすべ
    てにより表現されることを特徴とする情報通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のシステムにおいて、前
    記基地局は、前記属性を第1のネットワークが占める局
    所的な範囲に含まれている前記携帯情報端末装置に配信
    することを特徴とする情報通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1または4に記載のシステムにお
    いて、前記携帯情報端末装置は、供給される属性を一覧
    表示することを特徴とする情報通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のシステムにおいて、前
    記携帯情報端末装置は、前記属性を示す項目をすべて表
    示したり、該項目のうち、特定した項目を抽出して表示
    することを特徴とする情報通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載のシステムにお
    いて、前記携帯情報端末装置は、前記基地局から送信さ
    れた属性すべてを自動的に保存することを特徴とする情
    報通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のシステムにおいて、前
    記携帯情報端末装置は、前記一覧表示された属性を選択
    し、該選択した属性を保存することを特徴とする情報通
    信システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか一項に記載
    のシステムにおいて、該システムは、前記基地局と第2
    のネットワークを介してアクセスし、前記携帯情報端末
    装置に蓄積された属性を共有し、該共有した属性に基づ
    いて前記基地局が蓄積する情報を取得する情報処理装置
    を含むことを特徴とする情報通信システム。
  10. 【請求項10】 ユーザが携帯する携帯情報端末装置に
    て情報を受信し、該受信した情報のうち、前記ユーザが
    所望する情報を取得する情報取得方法において、該方法
    は、 前記情報を特徴付ける属性を蓄積する発信元のそれぞれ
    から該属性を含む情報を送信し、前記ユーザが該情報の
    受信を所望する場合に前記携帯情報端末装置に対して受
    信する操作を行って、前記発信元の一つから前記情報を
    第1のネットワークを介して受信し、該情報が含む前記
    属性を表示させて、該携帯情報端末装置に保存する第1
    の工程と、 前記携帯情報端末装置に保存した属性を読み出して表示
    させ、表示した属性のうち、所望する属性を蓄積する発
    信元へのアクセスを第1のネットワークと異なる第2の
    ネットワークを介して行い、前記アクセスした発信元か
    ら所望する情報を取得する第2の工程とを含むことを特
    徴とする情報取得方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法において、前記
    属性は、前記基地局にてアクセスされる形式で表現され
    た前記情報の所在先を示す所在データおよび前記情報の
    表題のいずれかを含むことを特徴とする情報取得方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の方法において、前記
    情報の表題は、前記情報の一部または前記情報のすべて
    により表現されることを特徴とする情報取得方法。
  13. 【請求項13】 請求項10または12に記載の方法におい
    て、第1の工程は、最小限の受信操作により前記携帯情
    報端末装置を受信状態にする第3の工程と、 該携帯情報端末装置に到来する電波の有無を確認する第
    4の工程と、 該確認に応じて該電波の発信元との接続の確立を行う第
    5の工程と、 前記接続の確立後に前記発信元が蓄積する情報を特徴付
    ける属性や情報の内容のうち、前記属性を受信する第6
    の工程と、 該受信の完了後、前記接続を切断する第7の工程と、 他の電波の有無に応じて第5の工程からの処理を繰り返
    す第8の工程と、 前記受信した属性を前記携帯情報端末装置に一覧表示さ
    せる第9の工程と、 該一覧表示させた属性の中から前記携帯情報端末装置に
    保存する属性を選ぶ第10の工程とを含むことを特徴とす
    る情報取得方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法において、第4
    の工程は、到来する電波の到来を検出し、かつ検出の開
    始にともなって待機時間を計測し、該計測した待機時間
    とあらかじめ設定した所定の待機時間とを比較して前記
    計測した待機時間が前記所定の待機時間より短い場合、
    第3の工程に戻り、前記計測した待機時間が前記所定の
    待機時間以上の場合、前記属性の表示を行うことを特徴
    とする情報取得方法。
  15. 【請求項15】 請求項13または14に記載の方法におい
    て、第10の工程は、前記選択した属性が既存か否かの判
    断に応じて保存処理を行い、該保存処理は、前記選択し
    た属性が既存の場合上書き保存を行い、前記選択した属
    性が新規の場合該新規の属性を追加保存することを特徴
    とする情報取得方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の方法において、前記
    判断は、前記属性に含まれる情報の内容すべておよび前
    記情報の内容の一部分が同じものを含むか否かで行うこ
    とを特徴とする情報取得方法。
  17. 【請求項17】 請求項14、15または16の方法におい
    て、第10の工程は、前記発信元から前記携帯情報端末装
    置に送信された属性すべてを自動的に保存することを特
    徴とする情報取得方法。
  18. 【請求項18】 請求項13ないし17のいずれか一項に記
    載の方法において、該方法は、前記他の電波も含めて受
    信すべてを終えた後に、受信継続を行うか否かの判断を
    行うことを特徴とする情報取得方法。
  19. 【請求項19】 請求項10に記載の方法において、第2
    の工程は、前記携帯情報端末装置に保存した属性を最小
    限の操作により読み出す第11の工程と、 該読み出した属性を表示する第12の工程と、 該表示した属性のうち、所望する属性を選択する第13の
    工程と、 該選択した属性が蓄積されている発信元へのアクセスを
    第2のネットワークを介して行う第14の工程と、 第2のネットワークを介して前記発信元から該当する情
    報を取得する第15の工程とを含むことを特徴とする情報
    取得方法。
  20. 【請求項20】 請求項10または19に記載の方法におい
    て、第2の工程は、前記発信元と第2のネットワークを
    介して情報通信を行い、かつ前記携帯情報端末装置とも
    情報通信を行い、該情報通信に係わる情報に対して情報
    処理を行う情報処理端末装置を用い、該情報処理端末装
    置にて前記携帯情報端末装置が蓄積している属性に対す
    る共有化を図る第16の工程と、 前記情報処理端末装置に前記共有化した属性を最小限の
    操作により読み出す第17の工程と、 該読み出した属性を前記情報処理端末装置に表示する第
    18の工程と、 該表示した属性のうち、所望する属性を選択する第19の
    工程と、 前記情報処理端末装置から前記選択した属性が蓄積され
    ている発信元に第2のネットワークを介してアクセスす
    る第20の工程と、 第2のネットワークを介して前記情報処理端末装置にて
    前記発信元から該当する情報を取得する第21の工程とを
    含むことを特徴とする情報取得方法。
JP2001306161A 2001-10-02 2001-10-02 情報通信システムおよび情報取得方法 Expired - Fee Related JP3980857B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001306161A JP3980857B2 (ja) 2001-10-02 2001-10-02 情報通信システムおよび情報取得方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001306161A JP3980857B2 (ja) 2001-10-02 2001-10-02 情報通信システムおよび情報取得方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003110593A true JP2003110593A (ja) 2003-04-11
JP3980857B2 JP3980857B2 (ja) 2007-09-26

Family

ID=19125841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001306161A Expired - Fee Related JP3980857B2 (ja) 2001-10-02 2001-10-02 情報通信システムおよび情報取得方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3980857B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165731A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Nissan Motor Co Ltd 情報提供システムと移動情報端末およびセンター・サーバシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165731A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Nissan Motor Co Ltd 情報提供システムと移動情報端末およびセンター・サーバシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3980857B2 (ja) 2007-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7249160B2 (en) Electronic mail processing system and mail server
EP1166575B1 (en) Radio handset
JP2001134520A (ja) データ通信装置およびデータ通信システム
JP4002890B2 (ja) 情報があるかどうかノードを検索する方法
US6412689B1 (en) Communication equipment and method for business card information interchange
EP1193944B1 (en) Remotely connecting to neworked devices for accessing functions and services without using a dedicated interface
CN1499855B (zh) 一种接入点和通过接入点连接客户端与广域网的方法
US20030074412A1 (en) Electronic mail communication system and portable terminal for the same
US6907456B2 (en) Default portal site access with wireless module
US7650110B2 (en) Wireless communication apparatus and wireless communication method for storing and accessing a plurality of images
KR101439224B1 (ko) 위치정보를 이용한 컨텐츠 공유시스템 및 방법
JP3980857B2 (ja) 情報通信システムおよび情報取得方法
JP2005038100A (ja) 商品情報提供装置およびプログラム
JP2001101219A (ja) 情報取得システムおよび方法
KR20080050723A (ko) 휴대용 단말기의 실시간 정보 제공 장치 및 방법
CN114095291A (zh) 一种多设备接入显示方法及设备
KR100827101B1 (ko) Url을 포함하는 콜백 sms 메시지를 활용한 컨텐츠선물 방법
JP2001101220A (ja) 検索エージェントおよび情報提供システム
KR100434647B1 (ko) 네트워크 상에서의 연락처 정보 제공 방법 및 장치
CN100477685C (zh) 便携式电话机及其图像显示方法
JP2004128573A (ja) 介護提供者検索装置
JP2007299323A (ja) 移動体通信端末
KR100687258B1 (ko) 센서네트워크기능이 구비된 이동통신단말기 및 그 제어방법
KR20080092134A (ko) 이동통신 단말기 및 그 제어 방법
US20050050140A1 (en) Method and system for connecting of wireless-internet using domain based numeral

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees