JP3978990B2 - 缶胴溶接部の検査装置及び検査方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶接箇所の溶接状態の良否を検査する缶胴溶接部の検査装置及び検査方法に関し、特に、電気抵抗溶接した缶胴の接合部の溶接の良否を、缶胴溶接部に沿って温度を計測することによって得られた計測データと、予め設定された基準データとを比較することで検査する缶胴溶接部の検査装置及び検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
所定寸法に裁断した金属板を丸めて円筒体に形成し、この円筒体の側面を部分的に重ね合わせて、当該重合部を電気抵抗縫合溶接して缶胴を製造する方法が知られている。
そして、溶接後に、当該缶胴溶接部の検査を行う装置及び方法が、例えば、特開平2−224877号公報、特開平9−1355号公報及び特許第2568432号等で提案されている。
【0003】
図7は、上記公報等で公知の缶胴溶接の手順を説明する図である。
図示しないフォーミング装置によってブランクを丸めて形成された缶胴1は、図中矢印Aの方向に搬送される。溶接装置30′は、缶胴1の重合部に上方から当接する上電極支持ローラ301′と、この上電極支持ローラ301′とともに前記重合部を挟み込む下電極支持ローラ302′とを有する。上電極支持ローラ301′及び下電極支持ローラ302′には、溶接用の電極線wが供給される。そして、上電極支持ローラ301′及び下電極支持ローラ302′が回転して缶胴1をA方向へ送りながら、溶接ポイントPで重合部を溶接する。このようにして溶接された重合部が、缶胴溶接部1aである。
【0004】
缶胴溶接部1aの検査は、上電極支持ローラ301′及び下電極支持ローラ302′の近傍に設けられた熱放射式センサなどの温度センサ305′を用いて行う。
温度センサ305′は、一定速度でA方向に送られる缶胴溶接部1aの温度を、所定時間間隔で計測する。そして、これによって得られた計測データを、予め設定された基準データと比較することで、缶胴溶接部1aの溶接の良否が判断される。
【0005】
ところで、缶胴1の長手方向に沿った前記重合部を溶接する場合、缶胴1の中央付近では、溶接の際に缶胴1に加えられた熱が周囲に速やかに拡散するが、缶胴1の両端では、縁部分が熱伝導率の低い大気と接触していることから、缶胴溶接部1aの両端の温度が前記中央付近の温度に比して高くなる(いわゆるエッジ効果)。そのため、温度が急激に高くなる缶胴溶接部1aの両端部分で誤判断が生じやすく、良品が誤って不良品と判断されることが多い。そこで、このような誤判断を避けるために、缶胴溶接部の両端をマスキングして、両端部分を検査対象から除外しているのが現状である。
【0006】
しかしながら、このような検査方法、特に溶接不良の生じやすい缶胴両端部をマスキングする検査方法では、高精度の検査を行うことができなかった。このため、飲料缶や食缶、エアゾール缶等のように溶接品質が重要視される缶の検査において、缶胴の溶接方向端部も含めた有効な検査を行うことができないという問題があった。
さらに、上記従来の溶接装置は、缶胴を一定速度で送りながら所定の時間ごとに温度を計測しているため、缶胴の送り速度が速くなると缶一個当たりの温度計測点箇所が少なくなる(例えば、缶胴の送り速度が二倍になると温度測定箇所が1/2になる)。したがって、缶の生産速度を高めると缶胴溶接部の検査精度が低下するという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題にかんがみてなされたもので、エッジ効果によって温度が急激に変化する缶胴溶接部の両端を含めて、缶胴溶接部の一端から他端までを確実に検査することができ、かつ、缶胴の寸法や缶胴の送り速度等が変化しても、検査精度が低下することのない缶胴溶接部の検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、缶胴の重合部を溶接装置によって溶接した後に、溶接した部分の温度を温度センサによって前記缶胴の長手方向に沿って計測し、この計測の結果得られた計測データを予め記憶された基準データと比較して、前記溶接が適切に行われたか否かを検査する缶胴溶接部の検査装置において、前記溶接装置による前記重合部の溶接ポイントより前記缶胴の送り方向前方の予め設定された位置に位置決めされた温度センサと、前記缶胴の送りと同期して移動する移動体の移動量を検出するセンサと、このセンサの出力に基づいて前記缶胴の送り量に応じたパルスを発生させる送りパルス発生手段とを有する送り量検出手段と、前記缶胴溶接部の一端から他端まで、前記パルス発生手段からのパルスに基づいた所定の送り間隔で計測データを作成する計測データ作成手段と、前記缶胴溶接部の一端から他端までについて予め作成された基準データを記憶する記憶手段と、前記缶胴の各々について前記缶胴の送りタイミングに応じた基準パルスを発生させる基準パルス発生手段と、前記缶胴溶接部の前記先端が前記温度計測点に達したかどうかを判断し、前記缶胴溶接部の前記先端が前記温度計測点に達したと判断したときに前記計測データと前記基準データとを比較して検査を開始する制御手段とを有する構成としてある。
【0009】
本発明は、缶胴の送り速度と無関係に缶胴溶接部の検査を行うようにしているので、缶胴の送り速度が変化したりしても高精度で缶胴溶接部の検査を行うことができる。また、缶胴溶接部の一端から他端までの温度計測を行って計測データを作成し、この計測データを、缶胴溶接部の一端から他端までについて予め設定された基準データと比較して検査を行うので、缶胴溶接部の一端から他端までを、確実に検査することができ、溶接品質が重要視される飲料缶や食缶、エアゾール缶等の検査にも最適である。
【0010】
また、缶胴の送り量を前記缶胴の送りに同期して移動する移動体の移動量に基づいて検出しているので、缶胴の送り量を直接検出することが困難な場合であっても、間接的に缶胴の送り量を正確に検出することが可能になる。さらに、所定の送り量ごと、例えば1mmごとに送りパルスを発生させ、この送りパルスの発生回数をカウントすることで、容易に缶胴の送り量を計測することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、前記記憶手段が、前記基準パルスの間隔又は前記基準パルスが発生されたときの缶胴溶接部の先端と前記温度センサとの間隔を記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段から読み出したこれら間隔に基づいて、前記缶胴溶接部の前記先端が前記温度計測点に達したかどうかを判断する構成としてある。
この構成によれば、制御手段が計測データと基準データとを比較して行う検査開始のタイミングを、基準パルスと基準パルスの間隔又は基準パルスが発生されたときの缶胴溶接部の先端と前記温度計測部との間隔に基づいて決定することができる。
【0012】
前記移動体としては、請求項4に記載するように、前記重合部の溶接に使用され、前記缶胴の送り量と同期して走行する電極線を利用することができる。
電極線は、缶胴溶接部の一端から他端までを確実に溶接するために、常に缶胴と同期して走行している。したがって、電極線の走行量(送り量)を検出することで、缶胴の送り量を正確に検出することができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、前記溶接装置の手前に、所定寸法に裁断された金属板を丸めて前記缶胴を形成するフォーミング装置を配置し、このフォーミング装置によって形成された缶胴を連続的に前記溶接装置に送り出す場合において、前記基準パルス発生手段は、前記フォーミング装置による前記缶胴のフォーミング動作によって前記基準パルスを発生させる構成としてある。
この構成によれば、缶胴の一つずつについて基準パルスを確実に発生させることが可能である。
【0014】
請求項6に記載の発明は、前記記憶手段には前記缶胴溶接部の長さに関するデータが記憶され、前記制御手段は、前記計測データと前記基準データの比較を開始してから記憶手段に記憶された前記缶胴溶接部の長さ分だけ前記缶胴が送られたときに、前記比較を終了させる構成としてある。
この構成によれば、例えば、缶胴溶接部の先端が温度計測部に達してから缶胴が缶胴溶接部の長さ分だけ送られたときに、缶胴溶接部の検査を終了させることができる。
【0015】
請求項7に記載の発明は、前記計測データを表示する表示手段と、前記記憶手段に記憶される前記間隔の設定値を変更するための入力手段とを有し、
前記表示手段に表示された前記計測データの形状と、前記基準パルスの発生の時期とから前記缶胴溶接部の先端と前記温度計測位置との距離を計測し、
この計測結果に基づき、前記記憶手段に記憶された記憶内容を前記入力手段によって変更する構成としてある。
この構成によれば、例えば、長さの異なる缶に切り換わったような場合における、缶胴先端から温度計測点までの間隔(距離)の変化を、前記表示手段によって正確に判断することができ、かつ、前記入力手段を用いて前記変化に対応した修正を行うことで、検査開始位置を適切に調整することが可能になる。
【0016】
請求項8に記載の発明は、缶胴の重合部を溶接装置によって溶接した直後に、溶接した部分の温度を温度センサによって前記缶胴の長手方向に沿って計測し、この計測の結果得られた計測データを予め記憶された基準データと比較して、前記溶接が適切に行われたか否かを検査する缶胴溶接部の検査方法において、前記溶接装置による前記重合部の溶接ポイントより前記缶胴の送り方向前方の予め設定された位置に温度センサを位置決めし、前記缶胴の送り量を前記缶胴の送りに同期して移動する移動体の移動量に基づいて検出し、前記缶胴溶接部の一端から他端まで、前記温度センサによって前記缶胴溶接部の温度を所定の送り間隔で計測して計測データを求め、前記缶胴溶接部の先端が、前記温度センサによる温度計測点の位置に達したかどうかを前記缶胴ごとに発生される基準パルスと前記缶胴の送り量とから判断し、前記缶胴溶接部の先端が、前記温度センサによる温度計測点の位置に達したときに前記計測データを予め設定された基準データと比較して検査を開始する方法としてある。
【0017】
この方法によれば、缶胴の送り速度と無関係に缶胴溶接部の検査を行うようにしているので、缶胴の送り速度が変化しても、設定値等を何ら変更する必要なく、缶胴溶接部の検査を精度良く継続して行うことができる。また、缶胴溶接部の一端から他端までを、確実に検査することができる。
【0018】
請求項9に記載の発明は、前記缶胴溶接部の一端から他端までの前記計測データを表示手段に表示するとともに、基準パルスが発生されたときに当該基準パルスの発生のタイミングを前記表示手段に表示し、表示された前記計測データのうち、計測データの先端に位置する温度のピーク点と、表示された前記基準パルスの発生のタイミングとのずれ量に基づいて、前記検査開始の時期を設定する方法としてある。
この方法によれば、表示手段に表示された計測データの形状に基づいて缶胴溶接部の先端及び後端の位置を知ることができる。そして、缶胴溶接部の先端と後端の位置に基づいて検査の開始時期及び終了時期を設定することで、缶胴溶接部の一端から他端にわたって正確な検査を行うことが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を、図面にしたがって詳細に説明する。
図1は缶胴が形成されてから缶胴の重合部が溶接され、搬出されるまでの一連の工程を説明するための概略図、図2は、図1に示された溶接装置の詳細を説明するための概略図である。
【0020】
[缶胴溶接の工程の説明]
図1に示す缶胴溶接の一連の工程は、缶胴1を形成するフォーミング装置10と、このフォーミング装置10によってフォーミングされた缶胴1を溶接装置30まで搬送する搬送装置20と、この搬送装置20で送られてきた缶胴の重合部を溶接しかつ検査を行う溶接装置30と、溶接及び缶胴溶接部の検査が終了した缶胴1を搬出する搬出装置40で行われる。
【0021】
フォーミング装置10では、複数枚のブランク105を積層状態にストックするストッカ101から移送部材102がブランク105を一枚づつ取り出し、フォーミングローラ104に送る。そして、このフォーミングローラ104によってブランク105が丸められ、円筒状の缶胴1が形成される。フォーミングされた缶胴1は、フォーミング装置10の搬出コンベア109によって送り出される。
【0022】
このフォーミング装置10では、例えば、ブランク105を巻き付けて缶胴1を形成するためのフォーミングローラ104が一回転するごとに、一つの基準パルスを発生する。フォーミングローラ104は、缶胴1が一つ形成されるたびに1回転するので、前記基準パルスは一つの缶胴1ごとに発生することになる。
搬出コンベア109によって送り出された缶胴1は、搬送装置20のコンベア200によって、溶接装置30まで送られる。コンベア200のチェーン201には、均等間隔で複数のフック202が設けられている。缶胴1は、チェーン201の走行とともにフック202に押されて、溶接装置30まで移動する。
【0023】
溶接装置30では、上電極支持ローラ301及び下電極支持ローラ302が常時回転していて、溶接装置30まで缶胴1が搬送されてくると、上下の電極支持ローラ301,302が缶胴1の重合部を挟み込む。そして、図1中矢印の方向に缶胴1を送りながら、上下の電極支持ローラ301,302によって溶接が行われる。また、電極支持ローラ301,302による溶接ポイントPよりも送り方向前方側であって、電極支持ローラ301,302の近傍には、溶接直後の缶胴溶接部の温度を計測するための温度センサ305が配置されている。
溶接の終了した缶胴1は、温度センサ305によって計測された温度に基づいて缶胴溶接部1aの検査が行われた後、上下の電極支持ローラ301,302の回転によって搬出装置40に送り出される。搬出装置40ではコンベア401,402によって缶胴1を次工程に送る。
【0024】
[溶接装置の説明]
次に、図2を参照しながら、溶接装置の概略を説明する。
図2に示すように、溶接装置30では、プロファイリングユニット310で断面がほぼ楕円状に形成された溶接用の電極線wが、ガイドローラ315,316,317を経由して、上電極支持ローラ301に巻き付けられる。
電極線wはさらにガイドローラ318,319を経て缶胴1の内側に入り込み、下電極支持ローラ302に巻き付けられる。このとき、電極線wは反転されているので、電極線wの他面が缶胴1に押し付けられる。
溶接の際には、上電極支持ローラ301に巻き付けられた電極線wの一面及び下電極支持ローラ302に巻き付けられた電極線wの他面が缶胴1の重合部に押し付けられて、当該重合部の溶接が行われる。溶接に使用された電極線wは、ガイドローラ319と同心に設けられたガイドローラ320を経て、図示しない裁断機に送られ、チップ状に裁断される。
【0025】
温度センサ305は、非接触状態で缶胴溶接部1aの温度を計測することができる赤外線センサ等の熱放射式センサで、缶胴溶接部1aが通過する通過線上の温度計測点Sの温度を常時計測している。
そして、この計測結果は、後述する検査装置の制御部に送信され、計測データと基準データとを比較することで、缶胴溶接部1aの溶接の良否が検査される。
【0026】
[送り量検出手段の説明]
この実施形態では、缶胴1の送り量を送り量検出手段311で1mmごとに検出するようにしている。そして、缶胴溶接部1aの溶接に用いられる電極線wの送り量が缶胴1の送り量と等しいことから、電極線wの送り量を検出することで、缶胴1の送り量を検出するようにしている。
【0027】
具体的には、送り量検出手段311は、円周上に均等ピッチで複数の歯が形成され、電極線wの送りに同期して回転する歯車313と、この歯車313に対向して配置され、歯車313の歯が前面を通過するたびにON又はOFFの信号を出力する近接スイッチ312と、この近接スイッチ312のON又はOFFの信号に基づいてパルスを発生させる送りパルス発生手段とを有している。
ここで、歯車313の歯は、電極線wの送り量1mm分に相当するよう形成されているので、電極線wが1mm送られるごとに1パルス発生するようになっている。したがって、電極線wと同期して送られる缶胴1の送り量は、送り量検出手段311からのパルス数をカウントすることによって検出することが可能となる。
【0028】
この送りパルス発生手段としては、例えば、公知のパルスマチックトランスミッタを用いることができる。このようなパルスマチックトランスミッタを用いる場合は、例えば100mmごと(100パルスごと)に自己更正パルスを発生するようにして誤差を修正し、1mmの送り量の検出を常に正確に行うことができるようにするのがよい。
【0029】
[溶接装置の制御部の説明]
図3に、この実施形態における缶胴溶接部1aの検査装置の制御ブロック図を示す。
送り量検出手段311を構成する近接スイッチ312のON/OFF信号は、送りパルス発生手段である送りパルス発生器351に入力される。この送りパルス発生器351からは、前記したように、電極線wの送り量1mmごとに一つの送りパルスが発生される。この送りパルスは、送りパルスの発生数をカウントするカウンタ352に送信される。
【0030】
フォーミング装置10には、フォーミングローラ104(図1参照)が一回転するごとに一回転するカム113が設けられている。そして、このカム113の回転を検出する近接スイッチ112の出力が、基準パルス発生器353に送信される。したがって、この基準パルス発生器353からは、フォーミング装置10で缶胴1が一つ形成されるたびに、一つの基準パルスが発生される。この基準パルスは、計測データ作成部356及び制御部370を構成する比較器371に送信される。この実施形態では、上記した近接スイッチ112、カム113及び基準パルス発生器353によって、基準パルス発生手段111が構成される。
温度センサ305は、常に温度計測点Sにおける温度を計測している。温度センサ305の出力は変換器355でA/D変換され、その結果が計測データ作成部356に送信される。
【0031】
この実施形態では、第1記憶部366と第2記憶部367とを有する記憶手段365が設けられている。キーボード364を使った入力により、記憶内容の書き換えが可能である第1記憶部366には、予め設定された基準データが記憶される。また、この第1記憶部366には、缶の種類及び種類ごとの缶胴1の長さLが記憶されている。
第1記憶部366と同様に記憶内容の書き換えが可能である第2記憶部367には、基準パルスが発生された時に溶接装置30に位置している缶胴1の先端と温度計測点Sとの距離(間隔)lが記憶される。
記憶手段365に記憶された距離l及び缶胴1の長さLは、缶の種類が切り換わったり、温度センサ305の取付位置が変化したりした場合に、入力手段であるキーボード364を用いて、その値を変更することが可能である。
【0032】
なお、缶胴1の長さLについては、次に溶接を行うべき缶の種類を選択することによって自動的に設定することもできるが、缶胴1の長さLの違いによって例えば基準パルスの間隔が異なるような場合には、これを利用して、缶胴1の長さLを自動変更することが可能になる。例えば、基準パルスの間隔が送りパルスに換算して200パルス分に相当するときには、缶胴1の長さが135mm、250パルス分に相当するときには同150mmというように、缶胴1の長さLを基準パルスの間隔に対応付けてメモり等に記憶させておく。このようにすれば、缶胴1の長さLが切り換わったときに、基準パルスの間隔の変化に応じて適切な長さLを自動設定することも可能になる。
【0033】
[距離lの設定の手順]
次に、基準パルスが発生された時点における缶胴1の先端と温度計測点Sとの距離(間隔)lの設定の手順を、図4及び図5を参照しながら説明する。
図4は、缶胴1の先端位置と基準パルス、送りパルス及びカウンタ352のカウント数との関係を示す図、図5は、表示手段363に表示された計測データを説明する図で、(a)が検査開始時期及び検査終了時期を設定する前のもの、(b)が検査開始時期及び検査終了時期を設定した後のものを示している。
【0034】
缶胴1の連続溶接を開始する前に、先頭の缶胴1を溶接装置30に送って通常通りに溶接を行い、温度センサ305で当該缶胴1における缶胴溶接部1aの温度の計測を行う。そして、このときに得られた計測データを、ディスプレイ等の表示手段363に表示させる。
このとき、先頭の缶胴1を溶接装置30に送ってから基準パルスが発生されれば、当該基準パルスの発生時を「仮の検査開始時期」として、表示手段363に表示されている前記計測データと対応させて表示させる。また、缶胴1の長さLを第2記憶部367から読み出し、「仮の検査開始時期」から長さL分だけ後方にずらした位置を「仮の検査終了時期」として、表示手段363に表示されている前記計測データと対応させて表示させる(図5(a))。
【0035】
計測データは、先に説明したように、缶胴溶接部1aの両端付近で急激に温度が上昇する部分を有し、缶胴溶接部1aの両端でその温度がピークになる。そのため、計測データの中でピーク点T1,T2が出現する部分が、缶胴溶接部1aの両端の位置を示すことになる。
そこで、基準パルスの発生に基づいて設定された「仮の検査開始時期」と「仮の検査終了時期」が、ピーク点T1,T2に対してどれだけずれているかを、送りパルスの発生間隔に基づいて計測することで、基準パルスが発生された時点における缶胴1の先端の位置iと計測点Sとの間の距離lを容易に求めることができる。また、ピーク点T1,T2の距離を計測することで、缶胴1の長さLを求めることができる。
【0036】
このようにして求められた缶胴1の先端と温度計測点Sとの距離l及び缶胴1の長さLは、キーボード364によって第2記憶部367に入力され記憶される。以後、この距離l及び長さLにしたがって缶胴溶接部1aの検査開始時期及び検査終了時期が設定される(図5(b)において「設定後の検査開始時期」及び「設定後の検査終了時期」と記載する)。
【0037】
[制御部の説明]
図3に示すように、本発明の検査装置の制御部370には、計測データと基準データを比較する比較器371と、この比較器371の比較結果に基づいて缶胴溶接部1aの溶接の良否を判断する判断部372が含まれている。
比較器371には、計測データ作成部356から計測データが入力されるとともに、基準パルス発生器353から基準パルスが入力される。基準パルスが入力されると、比較器371は第2記憶部367に記憶されている距離l及び長さLを読み出し、カウンタ352から入力されてくる送りパルスのカウント数に基づいて、検査開始及び検査終了の時期的なタイミングをとる。
【0038】
基準パルスが発生されてからカウントされた送りパルスの数が距離lに相当する数(例えば距離l=19mmであるときには、カウント数が19)になったときに、比較器371は、計測データ作成部356から入力された計測データと第1記憶部366から読み出した基準データとの比較を開始する。計測データと基準データの比較は、送りパルス発生器351からの1パルスごと、つまり缶胴溶接部1aの長手方向に沿って1mmごとに行われる。
【0039】
この作業は、比較を開始してからカウントされた送りパルスのカウント数が缶胴1の長さLに相当する数(例えば135mmの缶胴においては、カウント数135)になるまで継続される。これにより、先端から後端にわたって、確実に缶胴溶接部1aの溶接の検査が行われることになる。
比較器371の比較結果は判断部372に入力され、この判断部372で溶接の良否が判断される。なお、比較器371で行われる計測データと基準データの比較を、ディスプレイ等の表示手段368に表示するようにしてもよい。この表示手段368は、計測データ作成部356で作成された計測データを表示する表示手段363と同一のものであってもよい。
【0040】
図6に、比較器371における計測データと基準データの比較結果を示す。
図6に示すように、基準データには、検査開始から検査終了までの間に所定の許容上限値及び許容下限値が予め設定されていて、計測データがこの許容上限と許容下限の間に位置している限り、判断部372は溶接が良好であると判断する。一部において前記許容上限を超える計測データ(図6中E1で示す)又は許容下限を超える計測データ(同E2で示す)が存在する缶胴1については、溶接不良と判断して、当該缶胴1を排出するように指令を出力する。
【0041】
また、比較器371の比較結果をディスプレイ等の表示手段368に表示すると、送りパルスのカウント数に基づいて、缶胴溶接部1aのどの部分に不良があるかを容易に判定することが可能となる。
なお、基準データは、例えば、缶胴溶接部1aの溶接状態が良好な複数個(例えば8個)の計測データに基づいて、許容上限と許容下限を随時更新するようにしてもよい。このようにすることで、缶胴1の溶接を連続的に行うことにより生じることのある計測データの変動に応じて、基準データを随時変更することが可能になる。
【0042】
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態により何ら限定されるものではない。
例えば、移動体として電極線wを例に挙げて説明したが、缶胴1と同期して移動するものであればこれに限られず、缶胴1を搬送するコンベアのベルトであってもよい。
【0043】
また、基準パルスは、フォーミング装置10に設けたカム113の回転を検出することにより発生させるものとして説明したが、一つの缶胴1に対して確実に一つの基準パルスを発生させることができるのであれば、上記したような構成には限られない。例えば、搬送装置20上を搬送される缶胴1を反射式センサ等で検出して、この反射式センサから出力される信号に基づいて、基準パルスを発生させるように構成することも可能である。
【0044】
さらに、上記の説明では、缶胴1の長さLと缶胴溶接部1aの長さが一致することを前提に説明したが、本発明は缶胴1の長さLと缶胴溶接部1aの長さが異なる場合にも適用が可能である。
また、上記の説明では、1mmの均等間隔で缶胴溶接部1aの温度計測を行うものとして説明したが、計測の間隔はこれに限られるものではない。例えば、缶胴溶接部1aの両端で0.5mm間隔、中央では1mm間隔あるいは両端で1mm間隔、中央では3mm間隔というように、缶胴溶接部1aの各部位ごとに異なる間隔とすることも可能である。
このようにすると、溶接不良の生じ易い部分は検査間隔を短くすることによって精密な検査を行い、溶接不良の生じにくい部分は検査間隔を長くして検査のスピード化を図ることが可能となる。
【0045】
また、上記の説明では、基準パルスが発生されたときに、溶接装置30に位置している缶胴1の先端と温度計測点Sとの距離(間隔)lを第2記憶部367に記憶させ、この距離lに基づいて検査開始時期を決定するものとして説明したが、基準パルスと基準パルスの間隔を第2記憶部367に記憶させ、先の缶胴1の検査が開始されてから、基準パルスの間隔に相当する数の送りパルスがカウントされたときに、次の缶胴1について検査を開始させるように構成することも可能である。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、エッジ効果によって温度が急激に変化する缶胴溶接部の両端を含めて、缶胴溶接部の一端から他端までを確実に検査することができる。したがって、信頼性の高い検査結果を得ることができる。
また、缶胴の送り量ごと(例えば、送り量1mmごと)に缶胴溶接部の検査を行うようにしているので、缶胴の長さが切り換わったり、缶胴の送り速度を変化させた場合にも、検査開始及び検査終了のタイミングを変更する必要がなく、かつ、検査の精度を常に一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォーミング部で缶胴が形成されてから缶胴の重合部が溶接され、搬出されるまでの一連の工程を説明する概略図である。
【図2】図1の工程に設けられた溶接装置の詳細を説明する概略図である。
【図3】本発明の缶胴溶接部の検査装置における制御ブロック図である。
【図4】缶胴の先端位置と基準パルス、送りパルス及びカウンタ352のカウント数との関係を示す図である。
【図5】表示手段に表示された計測データの一例を示す図で(a)は検査開始時期及び検査終了時期を設定する前のもの、(b)は検査開始時期及び検査終了時期を設定した後のものを示す。
【図6】比較部における計測データと基準データの比較結果を示す図である。
【図7】本発明の従来例にかかり、特開平2−224877号公報、特開平9−1355号公報及び特許第2568432号等で公知の缶胴溶接の手順を説明する図である。
【符号の説明】
1 缶胴
1a 缶胴溶接部
10 フォーミング装置
20 搬送装置
30 溶接装置
40 搬出装置
111 基準パルス発生手段
112 近接スイッチ
113 カム
301 上電極支持ローラ
302 下電極支持ローラ
305 温度センサ
311 送り量検出手段
312 近接スイッチ
313 歯車
351 送りパルス発生器
352 カウンタ
353 基準パルス発生器
356 計測データ作成部
363,368 表示手段
364 キーボード(入力手段)
365 記憶手段
366 第1記憶部
367 第2記憶部
370 制御部(制御手段)
371 比較器
372 判断部
w 電極線
P 溶接ポイント
S 温度計測点
T1,T2 ピーク点
Claims (8)
- 缶胴の重合部を溶接装置によって溶接した後に、溶接した部分の温度を温度センサによって前記缶胴の長手方向に沿って計測し、この計測の結果得られた計測データを予め記憶された基準データと比較して、前記溶接が適切に行われたか否かを検査する缶胴溶接部の検査装置において、
前記溶接装置による前記重合部の溶接ポイントより前記缶胴の送り方向前方の予め設定された位置に位置決めされた温度センサと、
前記缶胴の送りと同期して移動する移動体の移動量を検出するセンサと、このセンサの出力に基づいて前記缶胴の送り量に応じたパルスを発生させる送りパルス発生手段とを有する送り量検出手段と、
前記缶胴溶接部の一端から他端まで、前記パルス発生手段からのパルスに基づいた所定の送り間隔で計測データを作成する計測データ作成手段と、
前記缶胴溶接部の一端から他端までについて予め作成された基準データを記憶する記憶手段と、
前記缶胴の各々について前記缶胴の送りタイミングに応じた基準パルスを発生させる基準パルス発生手段と、
前記基準パルスと前記送り量検出手段が検出した送り量とから、前記缶胴溶接部の前記先端が前記温度計測点に達したかどうかを判断し、前記缶胴溶接部の前記先端が前記温度計測点に達したと判断したときに前記計測データと前記基準データとを比較して検査を開始する制御手段と、
を有することを特徴とする缶胴溶接部の検査装置。 - 前記記憶手段が、前記基準パルスと基準パルスの間隔又は前記基準パルスが発生されたときの缶胴溶接部の先端と前記温度センサとの間隔を記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段から読み出した前記間隔に基づいて、前記缶胴溶接部の前記先端が前記温度計測点に達したかどうかを判断することを特徴とする請求項1に記載の缶胴溶接部の検査装置。
- 前記移動体が、前記重合部の溶接に使用され、前記缶胴の送り量と同期して走行する電極線であることを特徴とする請求項1又は2に記載の缶胴溶接部の検査装置。
- 前記溶接装置の手前に、所定寸法に裁断された金属板を丸めて前記缶胴を形成するフォーミング装置を配置し、このフォーミング装置によって形成された缶胴を連続的に前記溶接装置に送り出す場合において、前記基準パルス発生手段は、前記フォーミング装置による前記缶胴のフォーミング動作によって前記基準パルスを発生させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の缶胴溶接部の検査装置。
- 前記記憶手段には前記缶胴溶接部の長さに関するデータが記憶され、前記制御手段は、前記計測データと前記基準データの比較を開始してから前記記憶手段に記憶された前記缶胴溶接部の長さ分だけ前記缶胴が送られたときに、前記比較を終了させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の缶胴溶接部の検査装置。
- 前記計測データを表示する表示手段と、前記記憶手段に記憶される前記間隔の設定値を変更するための入力手段とを有し、
前記表示手段に表示された前記計測データの形状と、前記基準パルスの発生の時期とから前記缶胴溶接部の先端と前記温度計測位置との距離を計測し、
この計測結果に基づき、前記記憶手段に記憶された記憶内容を前記入力手段によって変更することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の缶胴溶接部の検査装置。 - 缶胴の重合部を溶接装置によって溶接した後に、溶接した部分の温度を温度センサによって前記缶胴の長手方向に沿って計測し、この計測の結果得られた計測データを予め記憶された基準データと比較して、前記溶接が適切に行われたか否かを検査する缶胴溶接部の検査方法において、
前記溶接装置による前記重合部の溶接ポイントより前記缶胴の送り方向前方の予め設定された位置に温度センサを位置決めし、
前記缶胴の送り量を前記缶胴の送りに同期して移動する移動体の移動量に基づいて検出し、
前記缶胴溶接部の一端から他端まで、前記温度センサによって前記缶胴溶接部の温度を所定の送り間隔で計測して計測データを求め、
前記缶胴溶接部の先端が、前記温度センサによる温度計測点に達したかどうかを前記缶胴ごとに発生される基準パルスと前記缶胴の送り量とから判断し、
前記缶胴溶接部の先端が、前記温度センサによる温度計測点の位置に達したときに、前記計測データを予め設定された基準データと比較する前記缶胴溶接部の検査を開始すること、
を特徴とする缶胴溶接部の検査方法。 - 前記缶胴溶接部の一端から他端までの前記計測データを表示手段に表示するとともに、基準パルスが発生されたときに当該基準パルスの発生のタイミングを前記表示手段に表示し、表示された前記計測データのうち、計測データの先端に位置する温度のピーク点と、表示された前記基準パルスの発生のタイミングとのずれ量に基づいて、前記検査開始の時期を設定することを特徴とする請求項7に記載の缶胴溶接部の検査方法。
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