JP3978460B2 - ベルトコンベア用フイルム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ビルや駅舎などにおけるエスカレータ或いは動く歩道などのベルトコンベアの手摺面に貼着されて、広告などの各種情報を表示するコンベアベルト用フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
エスカレータや動く歩道と呼ばれるベルトコンベアの手摺面は、利用者の安全を図る上で重要な役割を果たしているが、一方では利用者が触れるために汚れが付着し、この汚れをそのまま放置して置くと不衛生であり、かつ見苦しくなるので常に清掃を行ってベルトの手摺面を清潔に保つことが必要となる。
【0003】
このような手摺面の汚れは、機械的な作業によって清掃することが多いが、ベルトの手摺面は一時的に綺麗になるだけで、しばらくすると再び強固な汚れが付着する。この結果、面倒で時間のかかる清掃作業を、定期的に実施しなければならず、清掃作業に大変な労力を費していた。
【0004】
また、このような清掃作業を頻繁に行うことによってベルトが変形して美観が損なわれるため、ベルト交換が必要となりそのための維持費がかさんでしまう。
【0005】
これに対し、ベルトの手摺面に保護フィルムを被着することにより、面倒な清掃作業が不必要となり、簡単な拭き取りで衛生的使用を可能にし、かつ広告や案内などの情報をベルトの手摺面上に表示できるコンベウベルト用フイルムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特表2002−537200号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のベルトコンベア用フイルムは、同質で同厚のフイルム同士を積層したものを使用している。このため、ベルトの手摺面への取り付け時に、貼着作業で機械的にフイルムを手摺面に押し付けると、印刷を施したフィルムが伸びる歪み現象が発生し、マークなどの広告表示等が変形してしまうという問題があった。
また、フイルムは、全体が細長く、柔軟であるため、ベルトの手摺面への貼着作業時に一部が垂れ下がり、その一部の接着剤層がベルトの手摺面以外の物やベルトの手摺面の一部に不用意に接触して貼り付いてしまい、ベルトの手摺面の正規の位置に貼着しずらいという問題があった。さらに、貼着作業時にスキージやローラでベルトコンベア用フイルムをベルトの手摺面に押し付けて貼り付ける際にフィルムが薄いと破損する場合があった。
【0008】
さらに、積層したフイルムをベルトに貼着すると、貼着作業時に積層フイルム層間に空気泡が発生したり、或いはフイルム積層間に空気泡が残存し、この空気泡がベルトの駆動で移動して集約され徐々に大きくなり、見栄えが良くないばかりか、接着力を弱めることになり、またマークなどの広告表示等が変形してしまうという問題があった。この空気泡を取り除くのは手作業で行なっていのが現状である。
【0009】
本発明に係るコンベアベルト用フイルムは、このような従来の問題を解決するもので、ベルトの手摺面への正規の位置への貼着を、フィルムの破損や伸長なく能率的に行うことができる。また、フイルムのベルト手摺面への貼着時に発生する空気泡野発生を防止することを目的とするコンベアベルト用フイルムを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のために、請求項1の発明に係るベルトコンベア用フイルムは、 ベルトコンベアの手摺面の上面から両端部に貼着されて情報を表示するベルトコンベア用フイルムであって、
長尺な基体の表面側に情報が印刷され、裏面側に接着剤層が形成されたベースフイルムと、
該ベースフイルムの印刷表示側全体を覆いかつ両側に前記両端部に貼着される耳部が形成され、裏面に接着剤層が形成された薄手のオーバーフイルムとを、
前記ベースフイルムの中心軸とほぼ同軸で耳部を残して接合することにより積層フイルムを形成し、前記積層フイルムの裏面側に離型紙を接合するとともに、
前記オーバーフイルムにはこれの長手方向に沿って、前記ベースフイルムまで貫通するミシン目状の切込みを2条設けるとともに、前記オーバーフイルムの表面に前記積層フイルムの手摺面への貼着作業時に変形することがなく、かつ前記オーバーフイルムの両端部の垂れ下りを防止する厚さが100〜150ミクロンのテトロン(登録商標)フイルムからなる硬質フイルムを剥離自在に接合して構成され、
前記構成のフイルムを前記ベースフイルムの中心軸とほぼ同軸でかつ耳部が手摺面の両側部を覆うように貼着し、該貼着後前記硬質フイルムを貼着手摺面から剥離することにより、前記手摺面に取付けられることを特徴とする。
【0011】
これにより、ベルトの手摺面への貼着施工時に、フィルムの表面にスキージやローラーを用いて強く圧着および摩擦を繰り返す工程を行っても、硬質のガイドフィルムの存在で、オーバーフィルムに伸び現象が発生するのを防止する。さらに、ガイドフィルムは前記圧着および摩擦の工程で、オーバーフィルムを介してベースフイルムが変歪し、このベースフイルム上のマーク、ロゴ、バーコード、二次コード、記号などの表示が変形する現象を防止することができる。
【0012】
また、オーバーフィルムは、これの両側部がベルトの手摺面に貼着されるまでは、硬質のガイドフィルムに支持されているため、ベルトの手摺面への貼着作業時に、硬質フイルムでオーバーフイルムが保持され、印刷面の伸張などから来る歪みを防止する。また、これらの両端部が自由に垂れ下がって不用意にベルトの手摺面の貼着目的部位にずれて貼着されるのを防止できる。従って、本来の貼着施工が非能率または不可能になるのを回避できる。
【0013】
さらに、オーバーフイルムをベースフイルムの両側部の耳部を残して、オーバーフイルムをベースフィルムの中心軸とほぼ同軸となる状態で接合し、薄い耳部が手摺面に密着してているので、ベルトの手摺面の両側部に無駄なく正確に貼着できる。従って、乗客がいたずらでベースフイルムをベルトの手摺面から剥そうとするきっかけを少なくすることができる。また、ベースフィルムのみをベルトの手摺面の両端部に貼着させることにより、この透明ベースフィルム全体の伸縮が容易となり、ベルトの手摺面の移動中の変形や振動に対しても追従変形し、ベルトの手摺面から剥がれにくくすることができる。
【0014】
また、本発明の請求項2のベルトコンベア用フイルムは、請求項1のベルトコンベア用フイルムに、該フイルムの前記オーバーフイルムの長手方向に沿って、前記ベースフイルムまで貫通す2条のミシン目状の切込みを形成したものである。
【0015】
これによって、オーバーフイルムとベースフイルムとをベルトVに接合時に、積層したフイルム層間に空気泡が発生する。貼着したフイルムは空気泡が存在すると接着力が弱まり、フイルム破損の原因となる。すなわち、積層したオーバーフイルムとベースフイルムとをベルトVに接合に発生する空気泡が、ベルト駆動時にベースフイルムおよびオーバーフイルム並びにベルトV間で気泡となって滞留しないように、オーバーフイルムの長手方向に沿って、ベースフイルムまで貫通す2条のミシン目状の切込みによって、外部へ自動排気される。この結果、ベースフイルムおよびオーバーフイルムの相互の密着度および貼着強度を高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図について説明する。
図1及び図2はエスカレータ等のベルトコンベアの手摺面に貼着されるベルトコンベア用フイルムの一例を示す縦断面図、図3はエスカレータ等のベルトの手摺面に貼着されるベルトコンベア用フイルムを貼着した状態を示す縦断面図である。
各図に示すように、このベルトコンベア用フイルムは、一面(上面)に印刷層1を有するベースフイルム2と、前記ベースフイルム2上に接着剤層5を介して貼着された薄手のオーバーフイルム6と、この積層したオーバーフイルム6とベースフイルム2の下面に接着剤層3を介して貼着された剥離紙(セパレータ)4と、このオーバーフイルム6上面に接合されて、剥離容易な接着剤層8を下面に有するガイドフィルム7とを重畳した構成である。
【0017】
ここでベースフイルム2は、これの幅方向の略中央部に、広告や案内などに関する諸情報を文字、図形、模様記号等によりプリントした前記印刷層1を有する。このベースフイルム2は、例えば厚さが20〜80ミクロン、好ましくは30〜50ミクロン程度の白色のウレタン系樹脂フィルムが好適に使用される。なお、このベースフイルム2の下面に貼着される剥離紙4は、前記オーバーフイルム6の幅、すなわち耳部9を含めた幅に略等しい幅寸法を持っている。
【0018】
また、オーバーフイルム6は、ベースフィルム2の中心軸xとほぼ同軸で、両側に耳部9を延出させて接合する。このオーバーフイルム6の耳部9は接着剤層5とともに前記ベースフイルム2に比べて幅方向に広くし延出される。この耳部9をベルトの手摺面両側の裏側へ密着させることにより、耳部9がベルトVの側面に密着し、ベースフイルム2をいたずらなどによって不用意に剥されるのを防止する。オーバーフイルム6の耳部9は一層の、薄手で伸縮性が高いため、小口部分から剥されるきっかけを少なくすることができる。このオーバーフイルム6は、ベルトの変形に対応するため出来るだけ薄い材質もものを使用するのにはよく、例えば厚さが20〜80ミクロン、好ましくは30〜50ミクロン程度の透明又は薄く着色したウレタン樹脂フィルムが好適に使用される。
【0019】
特に、このオーバーフイルム6の耳部9は一層のみで、例えばベルトコンベア用フイルムとして3〜5倍程度の伸縮率を維持できるものである。このため、ベルトVの手摺面の変形、変歪や振動に対しても剥離を生じることがない。
【0020】
ガイドフイルム7は、前記オーバーフイルム6より厚手の硬質のフイルムを使用する。例えば厚さが100〜150ミクロンのテトロン(登録商標)フイルムなどからなり、下面に前記接着剤層8を有する。このガイドフイルム7は着色上の制限はなく、全体として伸縮しない硬質のフイルムが好適である。このようにほとんど伸縮しない硬質のフイルムを使用することで、貼着時にオーバーフイルム6やベースフイルム2の変形が阻止される。ガイドフイルム7の下面には接着剤8を介して紙製フイルム(離型紙)を用いる。なお、このガイドフイルム7はベルトVへの施工後にオーバーフイルム6から引き剥がされる。
【0021】
このガイドフィルム7は、上記の如く、ベースフイルム2並びにオーバーフイルム6に比べて、収縮率のない硬い材料で形成され、厚みを大きくして高度を高めた紙でも形成したりすることができる。このように、ガイドフィルム7はベルトVの手摺面への貼着直前までオーバーフイルム6を、垂れ下がらないように保持しているため、作業中に、不用意にオーバーフイルム6がベルトの手摺面の意図しない部位に貼り付いてしまうのを回避できる。
【0022】
また、施工時にガイドフィルム7の表面をスキージやローラにて強く圧着、摩擦を繰り返す場合に、下層のオーバーフイルム6およびベースフイルム2などを破損したり片伸びさせたりするのを防止する。これにより、ベースフイルム2上に印刷したマーク、ロゴ、バーコード、二次コード、記号等が変形するのを未然に防止できる。
【0023】
前記ベルトコンベア用フイルムは、図2に示すように、印刷層1を持つベースフイルム2に接着剤層3を介して剥離紙4を貼り付けたフィルム構成部Aと、ガイドフィルム7を貼り付けたオーバーフイルムの下面に接着剤層5を介して剥離紙8を貼り付けたフィルム構成部Bとをベースフィルム2の中心軸xとほぼ同軸で耳部9を残して接合する。この組み合わせは、オーバーフイルム6およびガイドフィルム7が接着剤層5を介して、ベースフイルム2の印刷層1面に貼り合わされる。このため、図1に示すような一体構造のベルトコンベア用フイルムが形成される。
【0024】
このような一体構造のコンベウベルト用フイルムは、図3に示すように、剥離紙4が剥離された上で、エンドレス型のベルトの手摺面Vに対してガイドフィルム7を上面にして貼り合わされる。この張り合わせに際しては、印刷層1によって表わされる文字や図形などが、ベルトの手摺面Vの幅方向の略中央位置または平面部にくるように位置合わせする。
【0025】
この位置合わせ時においては、図3のベルトコンベア用フイルムの左部に示すように、硬質のガイドフィルム7にオーバーフイルム6やベースフイルム2が水平に支持される。従って、自重により両端部が垂れ下がって、不用意にベルトの手摺面V上に接着するような心配はない。
【0026】
このような位置合わせ状態において、今度は、図3に示すように、最上部のガイドフィルム7を押圧するようにして、ベルトの手摺面Vの両側部に、これを巻き込むようにして貼り付ける。なお、この貼り付け作業では、密着性を確保するためにも、ガイドフィルム7上からのスキージやローラによる圧着および摩擦操作が繰り返し行われる。
【0027】
また、この圧着作業においては、接着剤層5を持つオーバーフイルム6の耳部9がベースフイルム2の左右両端の外方へ延出しているため、これを肉薄状態にて柔軟にかつ確実にベルトVの手摺面の円弧状の側面に密着させることができる。従って、ベルトVの手摺面Vの転動中にこれの表面に三次元的変形が発生しても、この透明なオーバーファイル6が伸縮しながら、下層のベースフイルム2や印刷層1が伸縮したり、亀裂を生じたりするのを防止できる。
【0028】
次に、本願発明は、オーバーフイルム6の長手方向に沿って、ベースフイルム2まで貫通すミシン目状の切込み10を形成する。ベルトVの手摺面に対しベルトコンベア用フイルムを装着した場合において、各フィルム2、6間に空気泡の残留が生じる。また、接着作業の終了後においても、接着剤層3、8などから発生する空気泡が、ベースフイルム2とベルトVの手摺面やオーバーフイルム6との間に空気泡となって滞留することがある。
【0029】
これらの空気泡は、ベルトVの手摺面、ベースフイルム2、オーバーフイルム6相互間の密着強度を劣化させてしまう。このため、本発明のベルトコンベア用フイルムには、図4に示すように、オーバーフイルム6からベースフイルム2に貫通するミシン目状の小孔やスリット状の縦細の切込み10を、前記フイルムの長手方向に形成する。これにより、滞留している空気泡は切り込み10を通して外部に放出される。これによって、積層したフイルム2,6をベルトVの手摺面に、接着強度を維持しつつ見栄えよく安定的に接合できる。ここで、切込み10の形状は、オーバーフイルム6の長手方向に沿う縦細のミシン目状に連続して複数個形成するのが好適である。切込み10の形状を、オーバーフイルム6と交差する方向に形成すると埃やごみがつき易くなり好ましくない。
【0030】
この結果、ベルトコンベア用フイルムのベルトVの手摺面からの剥離を確実に防止でき、長期間に亘って前記印刷層1の文字や図形などによる広告の表示効果を安定的に維持することが可能になる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、オーバーフィルムの表面にスキージやローラーを用いて強く圧着および摩擦を繰り返して各フィルムの接着を十分にする工程で、硬質のガイドフィルムがオーバーフィルムに伸びや亀裂が発生するのを防護できる。さらに、前記圧着および摩擦の工程で、ベースフイルムが変歪を防止でき、従ってこのベースフイルム上のマーク、ロゴ、バーコード、二次コード、記号などの表示が変形するのを防止できるという効果が得られる。
【0032】
また、ベルトの手摺面にベルトコンベア用フイルムを貼着する際にオーバーフイルムを硬質のガイドフィルムに支持させているため、ベルトの手摺面への貼着作業時に、オーバーフイルムの両端部が自由に垂れ下がって不用意にベルトの手摺面の貼着目的部位にずれて貼着するのを防止でき、結果として前記貼着施工を能率的に実施できるという利点が得られる。
【0033】
また、前記オーバーフイルムを、接着層を有する前記ベースフイルムに対し幅方向に広く形成したことで、オーバーフイルムをベースフイルムの両側部を被うように、ベルトの手摺面の両側部に貼着できる。従って、乗客がいたずらでベースフイルムをベルトの手摺面から剥そうとするきっかけを少なくすることができる。また、透明ベースフィルムの伸縮が容易であるため、ベルトの手摺面の移動中の変形や振動に対しても追従変形し、ベルトの手摺面から剥がれにくいという効果が得られる。
【0034】
また、オーバーフィルムからベースフイルムとの間の接着剤層にかけて、ミシン目状の切込みが形成されているので、接着から発生する空気泡を逃がすガス抜き通路を設けたことにより、その空気泡が、ベルトの手摺面とベースフイルムとの間やベースフイルムとオーバーフイルムとの間で気泡となって滞留するのを防止できる。この結果、接着剤層により隣り合うベルトの手摺面、ベースフイルムおよびオーバーフィルムの密着を可能にし、貼着強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるベルトコンベア用フイルムを示す断面図。
【図2】図1のベルトコンベア用フイルムを構成する各フィルム構成部を示す断面図。
【図3】図1のベルトコンベア用フイルムをベルトの手摺面に取り付ける状態を示す断面図。
【図4】切込みを備えたベルトコンベア用フイルムを示す断面図。
【符号の説明】
1…印刷層,2…ベースフイルム,3…接着剤層,4…剥離紙,5…接着剤層,6…オーバーフイルム,7…ガイドフィルム,8…接着剤層,9…耳部,10…切り込み

Claims (1)

  1. ベルトコンベアの手摺面の上面から両端部に貼着されて情報を表示するベルトコンベア用フイルムであって、
    長尺な基体の表面側に情報が印刷され、裏面側に接着剤層が形成されたベースフイルムと、
    該ベースフイルムの印刷表示側全体を覆いかつ両側に前記両端部に貼着される耳部が形成され、裏面に接着剤層が形成された薄手のオーバーフイルムとを、
    前記ベースフイルムの中心軸とほぼ同軸で耳部を残して接合することにより積層フイルムを形成し、前記積層フイルムの裏面側に離型紙を接合するとともに、
    前記オーバーフイルムにはこれの長手方向に沿って、前記ベースフイルムまで貫通するミシン目状の切込みを2条設けるとともに、前記オーバーフイルムの表面に前記積層フイルムの手摺面への貼着作業時に変形することがなく、かつ前記オーバーフイルムの両端部の垂れ下りを防止する厚さが100〜150ミクロンのテトロン(登録商標)フイルムからなる硬質フイルムを剥離自在に接合して構成され、
    前記構成のフイルムを前記ベースフイルムの中心軸とほぼ同軸でかつ耳部が手摺面の両側部を覆うように貼着し、該貼着後前記硬質フイルムを貼着手摺面から剥離することにより、前記手摺面に取付けられることを特徴とするベルトコンベア用フイルム。
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