JP3977987B2 - 製品紹介システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器の使用者に、当該機器の買い換え候補や新規購入候補の製品紹介を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
消費者は、新しい商品を購入する場合や今まで使っていた商品の買い換えを行う場合、商品の批評が掲載された雑誌や商品カタログ等で事前に検討して購入候補の商品を絞りこみ、そして、販売店に出向いて、店員に購入候補の商品の説明を聞いたりして、購入商品を決定することが多い。
【0003】
また、メーカや販売店は、通常、新しい商品の販売開始やクリアランスセール等のイベントに合わせて、その商品のカタログを作成して配ったり、折り込みチラシや雑誌に広告を掲載したりして、商品の販売促進を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような商品の購入決定の方法では、購入候補の商品を絞りこむために、事前に本屋にいって商品の批評が掲載された雑誌を購入したり、販売店にいって様々なメーカの商品カタログを入手しなければならず、消費者にとって煩雑である。また、商品のカタログは、その商品の性能をアピールするための比較を行ったりしているが、その比較対象は通常自社商品であり、メーカによって様々である。また、商品の批評が掲載された雑誌においても、その批評の仕方は雑誌よって様々である。このため、カタログや雑誌等の内容のみからでは、その消費者の使用傾向にマッチした商品を、購入候補の商品として選び出すことが難しい。
【0005】
また、上記のような商品の販売促進の方法では、新しい商品の販売開始やクリアランスセール等といったメーカや販売店側の都合に合わせて、不特定多数を対象に、その商品のカタログを作成して配ったり、折り込みチラシや雑誌に広告を掲載したりしている。つまり、個々の消費者に使用傾向に合わせた商品の売り込みを行うことができていない。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、個々の消費者に、当該消費者の使用傾向にマッチした製品の紹介を行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、第1のネットワークを介して少なくとも1つの機器に接続された機器監視装置と、第2のネットワークを介して前記機器監視装置に接続された製品情報センタとを用いて使用者に製品を紹介する。
【0008】
具体的には、本発明の第1の態様は、
前記製品情報センタに、当該製品情報センタが取り扱う各製品について、当該製品の製品名および製品仕様を含む製品情報を、当該製品の種別および当該製品に適した使用傾向に対応付けて製品情報データベースに登録させる。
【0009】
また、前記機器監視装置に、前記第1のネットワークに接続されている機器の稼動状況を監視させて、その監視結果を使用実績データベースに登録させる。そして、前記使用実績データベースに登録した機器の監視結果から使用傾向を推定させ、これにマッチした製品の製品情報を、前記製品情報センタの製品情報データベースから入手して前記使用者に紹介する。
【0010】
また、本発明の第2の態様は、
前記機器監視装置に、前記第1のネットワークに接続されている機器の稼動状況を監視させて、その監視結果を登録させる。そして、前記使用実績データベースに登録した機器の監視結果を前記製品情報センタに知らせる。
【0011】
また、前記製品情報センタに、当該製品情報センタが取り扱う各製品について、当該製品の製品名および製品仕様を含む製品情報を、当該製品の種別および当該製品に適した使用傾向に対応付けて製品情報データベースに登録させる。そして、前記機器監視装置から機器の監視結果が通知された場合に、その監視結果から使用傾向を推定させ、これにマッチした製品の製品情報を、前記製品情報データベースから読み出して前記使用者に紹介する。
【0012】
ここで、前記機器監視装置が監視する機器の稼動状況とは、使用者により設定された動作条件やその動作条件での動作状態等が該当する。
【0013】
また、前記使用実績データベースに登録した機器の監視結果から推定する当該機器の使用傾向とは、その機器で最もよく使われている機能等が該当する。また、前記製品情報データベースにおいて、各製品情報に対応付けて登録する当該製品に適した使用傾向とは、当該製品の最も秀でた機能(セールスポイント)等が該当する。
【0014】
本発明によれば、前記機器監視装置あるいは前記製品情報センタに、機器の監視結果から推定した使用傾向あるいはそれに関連する使用傾向と前記使用実績データベースに当該機器の監視結果に対応付けて登録した種別とに対応付けられている製品情報を、前記製品情報データベースから入手させることにより、これを当該機器の買い換え候補の製品情報として、例えば表示装置に表示することができる。このようにすることで、個々の使用者に、当該使用者の機器の使用傾向を考慮した上で、当該機器の買い換え候補の製品を紹介することが可能になる。
【0015】
また、本発明によれば、前記機器監視装置あるいは前記製品情報センタに、任意機器の監視結果から推定した使用傾向あるいはそれに関連する使用傾向と前記使用実績データベースに登録した各機器の種別以外の種別とに対応付けられている製品情報を、前記製品情報データベースから入手させることにより、これを新規購入候補の製品情報として、例えば表示装置に表示することができる。このようにすることで、個々の使用者に、当該使用者の機器の使用傾向を考慮した上で、当該使用者が所有していない種別の製品を紹介することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1実施形態について説明する。
【0017】
図1は、本発明の第1実施形態が適用された製品紹介サービスシステムの概略構成を示す図である。
【0018】
図示するように、本実施形態の製品紹介サービスシステムは、ユーザ宅1(一般住宅のみならず、工場、ビル等の施設も含むものとする)に設置された機器監視装置2と、製品情報センタ3とが、インターネットやWAN等のネットワーク4を介して互いに接続されて構成されている。なお、図1では、製品情報センタ3および機器監視2をそれぞれ1つ示してるが、当然のことながら、複数であっても構わない。
【0019】
機器監視装置2は、LAN5を介してユーザ宅1の各機器6と接続される。ここで、LAN5としては、例えば、ユーザ宅1内の電力線利用によるネットワークを用いることができる。また、LAN5に接続することができる機器6としては、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ビデオデッキ等の様々な電子機器が該当する。また、製品情報センタ3は、当該センタが取り扱う各製品の製品情報を公開するサーバであり、WebサーバやFTPサーバ等で構成される。
【0020】
さて、上記のような構成において、製品情報センタ3は、当該製品情報センタ3が取り扱う各製品について、当該製品の製品名および製品仕様を含む製品情報を、当該製品の種別および当該製品に適した使用傾向に対応付けて製品情報データベースに登録する。そして、この製品情報データベースの内容を公開する。
【0021】
機器6は、製品種別、製品名および製品仕様等に関する静的情報と、動作条件や動作状態等に関する動的情報とを有する属性テーブルを保持している。機器監視装置2は、LAN5に接続されている各機器6の属性テーブルの内容を読み出すことで各機器6の稼動状況を監視し、機器6毎に、その監視結果を当該機器6の種別に対応付けて使用実績データベースに登録する。
【0022】
また、機器監視装置2は、使用者からの指示受付といった所定のイベントに従い、使用実績データベースに登録した機器6の監視結果を読み出して、これを元に、例えばどの機能が最もよく使用されたかといった当該機器6の使用傾向を推定する。そして、ネットワーク4を介して、製品情報センタ3の製品情報データベースにアクセスし、当該機器6の種別と推定した使用傾向あるいはそれに関連する使用傾向とに対応付けられて登録されている製品情報を入手し、これを当該機器6の買い換え候補の製品情報として、機器監視装置2に接続された表示装置等に提示する。または、前記機器6の種別以外の種別と推定した使用傾向あるいはそれに関連する使用傾向とに対応付けられて登録されている製品情報を入手し、これを新規購入候補の製品情報として、機器監視装置2に接続された表示装置等に提示する。
【0023】
次に、上記の製品紹介サービスシステムを構成する機器6、製品情報センタ3および機器監視装置2について説明する。
【0024】
まず、機器6について説明する。
【0025】
図2は、機器6の概略構成を示す図である。
【0026】
図示するように、機器6は、機器本体64と、LAN5に接続するためのインターフェース部61と、上述の属性テーブルを保持する属性テーブル保持部62と、監視部63と、を有する。
【0027】
監視部63は、機器本体64の稼動状況を監視する。そして、定期的あるいは動作モード変更等の所定のイベント発生時に、属性テーブル保持部62に保持されている属性テーブルの動的情報を更新する。
【0028】
図3は、属性テーブル保持部62に保持される属性テーブルの静的情報および動的情報の例を示している。
【0029】
図3(a)に示すように、静的情報には、LAN5上にて各機器6を認識するための各機器6に固有のアドレス621と、機器6の種別622と、製造会社、製品名、製造年月日および定格電力といった製品仕様623とが含まれる。これらの情報は、例えば機器6の製造時に予め登録される。但し、アドレス621は、機器6がLAN5に接続された際に割り当てられたものでもよい。また、図3(b)に示すように、動的情報には、スイッチのオン/オフを含む使用者によって設定された機器6の動作条件624と、現時点での消費電力を含む機器6の動作状態625とが登録される。これらの情報は、定期的あるいは動作条件624変更等の所定のイベント発生時に更新登録される。ここで、スイッチのオン/オフ以外の動作条件624、および、現時点での消費電力以外の動作状態625の具体的な内容は、機器本体64の種別や仕様によって異なる。
【0030】
例えば、機器6の種別がエアコンの場合は、動作条件624として「冷房モード」、「暖房モード」、「除湿モード」、「睡眠タイマ」、「急速冷房」、「急速暖房」といった各種動作モードや、設定温度および設定風量等が登録され、動作状態625として実測温度等が登録される。冷蔵庫の場合は、動作条件624として「冷蔵室」、「野菜室」、「冷凍室」といった各部屋の設定温度等が登録され、動作状態625として各部屋の開閉回数や実測温度等が登録される。洗濯機の場合は、動作条件624として「全自動コース」、「洗濯コース」、「すすぎコース」、「脱水コース」、「夜間コース」、「ゴシゴシコース」といった各種動作コース等が登録され、動作状態625として「水量」、「すすぎ時間」、「洗濯時間」等が登録される。電子レンジの場合は、動作条件624として「レンジモード」、「オーブンモード」、「グリルモード」や特定メニューの自動調理モード等の各種動作モードが登録される。そして、ビデオデッキの場合は、動作条件624として「録画モード」、「再生モード」、「バーコード予約」、「リモコン予約」といった各種動作モードが登録される。
【0031】
なお、動作状態625に登録されるこれらの情報は、機器本体64に設置した温度センサや電圧/電流センサや赤外線センサ等の各種センサを利用することで検出できる。
【0032】
次に、製品情報センタ3について説明する。
【0033】
図4は、製品情報センタ3の概略構成を示す図である。
【0034】
図示するように、製品情報センタ3は、ネットワーク4に接続するためのインターフェース部31と、製品情報データベース32と、検索部33とを有する。
【0035】
図5は、製品情報データベース32の登録内容例を示す図である。
【0036】
図示するように、製品情報データベース32には、製品情報センタ3が取り扱う各製品毎に、当該製品の種別321、メーカ名322、製品名323、製品発表日(あるいは出荷開始日)324、各種機能に関する製品仕様325、当該製品のカタログ等の広告情報326、および、当該製品に適した使用傾向327が対応付けられて登録される。
【0037】
ここで、使用傾向327には、その製品の最も秀でた機能等(セールスポイント)が登録される。例えば、製品がエアコンであれば「冷房モード」、「暖房モード」、「除湿モード」、「睡眠タイマ」、「急速冷房」、「急速暖房」等、洗濯機であれば「全自動コース」、「洗濯コース」、「すすぎコース」、「脱水コース」、「夜間コース」、「ゴシゴシコース」等、電子レンジであれば「レンジモード」、「オーブンモード」、「グリルモード」や特定メニューの自動調理モード等、そして、ビデオデッキであれば「録画モード」、「再生モード」、「バーコード予約」、「リモコン予約」等といった各種動作モード/コースのうち、その製品が得意とするモード/コースや特徴のある機能がその製品に適した使用傾向327として登録される。また、製品が冷蔵庫であれば、「冷蔵室」、「野菜室」、「冷凍室」といった各部屋のうち、最も特徴のある部屋(例えば、冷凍室の容量が大きい等)がその製品に適した使用傾向327として登録される。なお、当然のことながら、使用傾向327には、複数のセールスポイントを登録しても構わない。
【0038】
また、製品仕様325には、各種機能に関する記述の他に、その製品を様々な設定で動作させた場合の消費電力が登録される。例えば、製品がエアコンであれば、「冷房モード」、「暖房モード」、「除湿モード」、「急速冷房」、「急速暖房」等の各種動作モードについて、幾つかの設定温度で当該動作モードによる動作を行った場合におけるそれぞれの消費電力が登録される。また、冷蔵庫であれば、「冷蔵室」、「野菜室」、「冷凍室」といった各部屋について、幾つかの設定温度で当該部屋を動作させた場合におけるそれぞれの消費電力が登録される。また、洗濯機であれば「全自動コース」、「洗濯コース」、「すすぎコース」、「脱水コース」、「夜間コース」、「ゴシゴシコース」等、電子レンジであれば「レンジモード」、「オーブンモード」、「グリルモード」や特定メニューの自動調理モード等、そして、ビデオデッキであれば「録画モード」、「再生モード」、「バーコード予約」、「リモコン予約」等といった各種動作モード/コースで動作させた場合におけるそれぞれの消費電力が登録される。なお、製品仕様325には、消費電力以外にも、例えば、エアコンの場合には除湿モード運転時における除湿能力、また、冷蔵庫の場合には各部屋の容量等の、機能を特徴付ける指標を登録してもよい。
【0039】
検索部33は、機器監視装置2からの要求に従い、当該要求を満足する製品情報を製品情報データベース32から検索し、これを読み出して機器監視装置2に送信する。
【0040】
次に、機器監視装置2について説明する。
【0041】
図6は、機器監視装置2の概略構成を示す図である。
【0042】
図示するように、機器監視装置2は、LAN5に接続するためのインターフェース部21と、ネットワーク4に接続するためのインターフェース部22と、監視部23と、使用実績データベース24と、製品紹介部25と、使用者から機器の買い換え候補や新規購入候補の製品紹介依頼要求を受け付けるための指示受付部26と、表示部27と、を有する。
【0043】
監視部23は、定期的に、インターフェース部21を介して、LAN5に接続されている各機器6にアクセスし、属性テーブル保持部62に保持されている属性テーブルの内容を読み出す。そして、各機器6について、使用実績データベース24中に当該機器6に対応付けて設けられたログテーブルに、読み出した属性テーブル中の動的情報を含むエントリを追加する。
【0044】
図7は、使用実績データベース24の登録内容例を示す図である。
【0045】
図示するように、使用実績データベース24には、LAN5に接続されている機器6毎にログテーブル241が設けられる。各ログテーブル241には、当該ログテーブル241に対応する機器6の属性テーブルから読み出した静的情報621〜623と、当該ログテーブル241に対応する機器6の使用開始日242つまり当該ログテーブル241が設けられた日と、当該ログテーブル241に対応する機器6に対する買い換え候補製品の紹介を最後に行った日である製品紹介日244と、ログ243とが登録される。
【0046】
ログに243には、複数のエントリ245が登録される。各エントリ245は、当該ログテーブル241に対応する機器6の属性テーブルから読み出した動的情報に含まれる動作条件624、動作情報625と、当該動的情報を読み出した年月日時とを含む。
【0047】
ここで、ログ243に含まれる各エントリ245を保持しておくべき期間は、機器6の種別によって異なる。例えば、冷蔵庫やビデオデッキといった季節によってその使い方が異なることがないと予想される機器6については、過去半年分程度のエントリ245を保持しておくようにすればよい。一方、夏は冷房、冬は暖房といったように、季節によってその使い方が異なると予想されるエアコン等の機器6については、少なくとも過去1年分のエントリ245を保持しておくようすることが好ましい。
【0048】
製品紹介部25は、指示受付部26が使用者より機器6の買い換え候補の製品紹介依頼要求を受取ると、あるいは、ログテーブル243に記述された機器6の使用開始日242から所定期間経過後、定期的に、当該機器6のログテーブル243に登録されているログ243を読み出して、これを元に、例えばどの動作モード/コースや機能が最もよく使用されたかといった当該機器6に対する使用者の使用傾向を推定する。また、ネットワーク4を介して、製品情報センタ3の製品情報データベース32にアクセスし、前記推定した使用傾向と当該機器6のログテーブル243に登録されている種別622とに対応付けて登録されている製品情報322〜327を入手する。そして、これを当該機器6の買い換え候補の製品情報として表示部27に表示する。
【0049】
また、製品紹介部25は、指示受付部26が使用者より新規購入候補の製品紹介依頼要求を受取ると、あるいは、定期的に、任意機器6のログテーブル243に登録されているログ243を読み出して、これを元に、任意機器6に対する使用者の使用傾向を推定する。また、ネットワーク4を介して、製品情報センタ3の製品情報データベース32にアクセスし、前記推定した任意機器6の使用傾向と各機器6のログテーブル243に登録されている種別622以外の種別とに対応付けて登録されている製品情報322〜327を入手する。そして、これを新規購入候補の製品情報として表示部27に表示する。
【0050】
なお、上記の機器監視装置2は、例えば、図8に示すような、CPU71と、メモリ72と、ハードディスク等の外部記憶装置73と、ネットワーク4を介して製品情報センタ3と通信を行うための通信装置74と、LAN5を介して各機器6と通信を行うための通信装置75と、キーボードやマウス等の入力装置およびモニタ等の表示装置を含む入出力装置76と、これらの各装置間のデータ送受を行うインターフェース77とを備えた、一般的な電子計算機上に構築することができる。また、製品情報センタ3も、図8に示す電子計算機から通信装置75を省略したタイプの電子計算機上に構築することができる。さらにまた、機器6の機器本体64を除いた構成も、図8に示す電子計算機から外部記憶装置73や通信装置74を省略したタイプの電子計算機上に構築することができる(但し、この場合、入出力装置76の代わりに、機器本体64とのインターフェースが設けられることになる)。
【0051】
次に、上記構成の製品紹介サービスシステムにおいて、機器監視装置2が製品の紹介を行う場合の動作について説明する。
【0052】
まず、機器6の買い換え候補製品を紹介する場合の機器監視装置2の動作について説明する。
【0053】
図9は、本発明の第1実施形態が適用された製品紹介サービスシステムにおいて、機器6の買い換え候補製品を紹介する場合の機器監視装置2の動作を説明するためのフロー図である。
【0054】
製品紹介部25は、使用実績データベース24に保持されている各ログテーブル241中の使用開始日242と製品紹介日244とを調べ、現在日が使用期間242から第1の所定期間(例えば1年)を過ぎており、且つ、製品紹介日244から第2の所定期間(例えば3ヶ月)を過ぎているログテーブル241が存在するか否かを調べる(ステップS1001)。また、指示受付部26を介して、使用者より機器6の買い換え候補の製品紹介依頼要求を受け取ったか否かを調べる(ステップS1002)。
【0055】
ステップS1001において、現在日が使用期間242から第1の所定期間を過ぎており、且つ、製品紹介日244から第2の所定期間を過ぎているログテーブル241が見つかった場合、あるいは、ステップS1002において、使用者より機器6の買い換え候補の製品紹介依頼要求を受け取った場合は、見つけたログテーブル241に対応するあるいは使用者より指示された機器(以下、注目機器と呼ぶこととする)6の買い換え候補製品を、当該使用者に紹介するべく、ステップS1003以降の処理に進む。
【0056】
なお、買い換え候補製品を使用者に紹介するための条件として、上記のステップS1001を設けたのは、使用者の意思に関わらず、当該使用者に、注目機器6の買い換え候補製品の紹介を行う場合において、当該注目機器6を買って直ちにあるいは頻繁に買い換え候補製品の紹介が行われたのでは、効果的な製品の売り込みとはいえず、また、使用者の心証を害すると思われるためである。
【0057】
ステップS1003では、使用実績データベース24から、注目機器6に対応するログテーブル241に登録されているログ243を読み出し、これから注目機器6に対する使用者の使用傾向(よく使う機能等)を推定する。
【0058】
具体的には、例えば、注目機器6がエアコンであれば、ログ243の各エントリに含まれる動作条件624を調べることで、「冷房モード」、「暖房モード」、「除湿モード」といった各種動作モードのうち、最も多く使われた動作モードを特定する。そして、この動作モードを注目機器6に対する使用者の使用傾向に設定する。
【0059】
また、注目機器6が冷蔵庫であれば、ログ243の各エントリに含まれる動作状態625を調べることで、「冷蔵室」、「野菜室」、「冷凍室」といった各部屋のうち、開閉回数が最も多い部屋を特定する。そして、この部屋を注目機器6に対する使用者の使用傾向に設定する。あるいは、ログ243の各エントリに含まれる動作条件624と動作状態625を調べることで、「冷蔵室」、「野菜室」、「冷凍室」といった各部屋のうち、設定温度と実測温度との温度差が最も大きい部屋、すなわち、多くの品物が詰め込まれていると考えられる部屋を特定する。そして、この部屋を注目機器6に対する使用者の使用傾向に設定する。
【0060】
また、注目機器6が洗濯機であれば、ログ243の各エントリに含まれる動作条件624を調べることで、「全自動コース」、「洗濯コース」、「すすぎコース」、「脱水コース」といった各種動作コースのうち、最も多く使われた動作コースを特定する。そして、この動作コースを注目機器6に対する使用者の使用傾向に設定する。
【0061】
また、注目機器6が電子レンジであれば、ログ243の各エントリに含まれる動作条件624を調べることで、「レンジモード」、「オーブンモード」、「グリルモード」といった各種動作モードのうち、最も多く使われた動作モードを特定する。そして、この動作モードを、注目機器6に対する使用者の使用傾向に設定する。
【0062】
また、注目機器6が、ビデオデッキの場合は、ログ243の各エントリに含まれる動作条件624を調べることで、「録画モード」、「再生モード」といった各種動作モードのうち、最も多く使われた動作モードを特定する。そして、この動作モードを注目機器6に対する使用者の使用傾向に設定する。
【0063】
さて、製品紹介部25は、上記のようにして、注目機器6に対する使用者の使用傾向を推定したならば、インターフェース部22を介して、ネットワーク4に接続された製品情報センタ3にアクセスし、前記推定した使用傾向と注目機器6に対応するログテーブル241に登録されている機器の種別622とを含んだ、買い換え候補製品紹介依頼を送信する(ステップS1004)。これを受けて、製品情報センタ3の検索部33は、インターフェース部31を介して機器監視装置2から受け取った買い換え候補製品紹介依頼に含まれる機器の種別622を種別321とし、且つ、当該依頼に含まれる推定した使用傾向に関連する(例えば、文言が一部一致する)使用傾向327を持つ製品情報321〜326を、製品情報データベース32から検索する。そして、検出した製品情報321〜326を、注目機器6の買い換え候補製品の製品情報として、インターフェース部31を介して、機器監視装置2に送信する。
【0064】
機器監視装置2の製品紹介部25は、インターフェース部22を介して、ネットワーク4に接続された製品情報センタ3から買い換え候補製品の製品情報を受け取ると(ステップS1005)、当該製品情報が示す製品の消費電力をシミュレーションし、注目機器6の消費電力と比較する(ステップS1006)。具体的には、以下の要領で行う。
【0065】
まず、注目機器6の消費電力量と使用電力料金を算出する。注目機器6に対応するログテーブル241からログ243を読み出す。そして、読み出したログ243から動作条件624が「スイッチオフ」のエントリを削除することにより、動作条件624が「スイッチオン」のエントリのみを抽出する。次に、抽出した各エントリの動作状況625に含まれる消費電力の総和を求め、これを抽出したエントリ数で割ることで、注目機器6の平均消費電力を算出する。そして、この算出した消費電力と単位時間当たり電力料金(予め電力事業者等から通知されているものとする)とを用いて、月間や年間といった単位期間当たりの平均消費電力量および平均使用電力料金を算出する。
【0066】
次に、買い換え候補の製品情報が示す製品の消費電力量と使用電力料金をシミュレーションする。前記抽出した各エントリについて、当該エントリの動作条件624に含まれる設定で当該製品を動作させた場合の消費電力を、当該製品情報に含まれる製品仕様325を参照して推定する。
【0067】
具体的には、注目機器6がエアコンならば、前記抽出した各エントリについて、当該エントリの動作条件624に含まれる動作モード(「冷房モード」、「暖房モード」、「除湿モード」等)において、当該動作条件624に含まれる設定温度に最も近い設定温度で動作させた場合における消費電力を製品仕様325から検索し、これを当該エントリの動作条件624に含まれる設定で当該製品を動作させた場合の消費電力に設定する。
【0068】
また、注目機器6が冷蔵庫ならば、前記抽出した各エントリについて、当該エントリの動作条件624に含まれる各部屋(「冷蔵室」、「野菜室」、「冷凍室」等)の設定温度に最も近い設定温度で各部屋を動作させた場合における各部屋の消費電力を製品仕様325から検索し、これらの総和を当該エントリの動作条件624に含まれる設定で当該製品を動作させた場合の消費電力に設定する。
【0069】
また、注目機器6が洗濯機ならば、前記抽出した各エントリについて、当該エントリの動作条件624に含まれる動作コース(「全自動コース」、「洗濯コース」、「すすぎコース」、「脱水コース」等)で動作させた場合における消費電力を、電子レンジ、ビデオデッキならば、前記抽出した各エントリについて、当該エントリの動作条件624に含まれる動作モード(電子レンジの場合は「レンジモード」、「オーブンモード」、「グリルモード」等、ビデオデッキの場合は「録画モード」、「再生モード」等)で動作させた場合における消費電力を、製品仕様325から検索し、これを当該エントリの動作条件624に含まれる設定で当該製品を動作させた場合の消費電力に設定する。
【0070】
上記のようにして、前記抽出した各エントリについて、当該エントリの動作条件624に含まれる設定で当該製品を動作させた場合の消費電力を推定したならば、これらの総和を求め、この総和を抽出したエントリ数で割ることで、買い換え候補の製品情報が示す製品の平均消費電力を算出する。そして、この算出した平均消費電力と単位時間当たり電力料金とを用いて、月間や年間といった単位期間当たりの平均消費電力量および平均使用電力料金を算出する。
【0071】
次に、製品紹介部25は、ステップS1005で製品情報センタ3から入手した買い換え候補の製品情報を表示部27に表示する。また、これと共に、ステップS1005で推定した買い換え候補の製品の平均消費電力量および平均使用電力料金と、注目機器6の平均消費電力量および平均使用電力料金との比較を表示する(ステップS1007)。
【0072】
次に、新規購入候補製品を紹介する場合の機器監視装置2の動作について説明する。
【0073】
図10は、本発明の第1実施形態が適用された製品紹介サービスシステムにおいて、新規購入候補製品を紹介する場合の機器監視装置2の動作を説明するためのフロー図である。
【0074】
製品紹介部25は、前回行った新規候補製品の紹介から所定期間(例えば3ヶ月)を経過したか否かを調べる(ステップS2001)。また、指示受付部26を介して、使用者より新規購入候補の製品紹介依頼要求を受け取ったか否かを調べる(ステップS2002)。
【0075】
ステップS2001において、前回行った新規購入候補製品の紹介から所定期間(例えば3ヶ月)を経過していることが判明した場合、あるいは、ステップS2002において、使用者より新規購入候補の製品紹介依頼要求を受け取った場合は、使用者が所持していない(つまりLAN5に接続されていない)種別の製品を新規購入候補製品として当該使用者に紹介するべく、ステップS2003以降の処理に進む。
【0076】
ステップS2003では、所定の条件に従って、使用実績データベース24からログテーブル241を1つ抽出する。例えば、前回抽出したログテーブル241(前回の新規購入製品の紹介で用いたログテーブル241)を、抽出対象から除くようにして、ログテーブル241を任意に1つ抽出する。
【0077】
次に、製品紹介部25は、抽出したログテーブル243に登録されているログ243を読み出し、これから当該ログテーブル243に対応する機器(以下、注目機器と呼ぶこととする)6に対する使用者の使用傾向を、図9に示すフローのステップS1003と同じ要領で推定する(ステップS2004)。それから、インターフェース部22を介して、ネットワーク4に接続された製品情報センタ3にアクセスし、前記推定した使用傾向と、使用実績データベース24に格納されている各ログテーブル241にそれぞれ含まれる機器の種別622とを含んだ、新規購入候補製品紹介依頼を送信する(ステップS2005)。
【0078】
これを受けて、製品情報センタ3の検索部33は、インターフェース部31を介して機器監視装置2から新規購入候補製品紹介依頼に含まれる各機器の種別622以外の種別を種別321とし、且つ、当該依頼に含まれる推定した使用傾向に関連する(例えば、文言が一部一致する)使用傾向327を持つ製品情報321〜326を、製品情報データベース32から検索する。
【0079】
具体的には、例えば、注目機器6が「ビデオデッキ」であり、新規購入候補製品紹介依頼に含まれる推定した使用傾向が「録画モード」である場合を想定する。この場合、ユーザ宅1にDVDレコーダがなければ、そして、製品情報データベース32中に、種別321を「DVDレコーダ」とし、使用傾向327に「録画モード」と一部一致する文言が登録されている製品情報があれば、これを検出する。
【0080】
また、例えば、注目機器6が「エアコン」であり、新規購入候補製品紹介依頼に含まれる推定した使用傾向が「除湿モード」である場合を想定する。この場合、ユーザ宅1に除湿機がなければ、そして、製品情報データベース32中に、種別321を「除湿機」とし、使用傾向327に「除湿モード」と一部一致する文言が登録されている製品情報があれば、これを検出する。
【0081】
また、例えば、注目機器6が「冷蔵庫」であり、新規購入候補製品紹介依頼に含まれる推定した使用傾向が「冷凍室」である場合を想定する。この場合、ユーザ宅1に製氷機がなければ、そして、製品情報データベース32中に、種別321を「製氷機」とし、使用傾向327に「冷凍室」と一部一致する文言が登録されている製品情報があれば、これを検出する。
【0082】
製品情報センタ3の検索部33は、以上のようにして検出した製品情報321〜326を、新規購入候補の製品情報として、インターフェース部31を介して機器監視装置2に送信する。
【0083】
機器監視装置2の製品紹介部25は、インターフェース部22を介して、ネットワーク4に接続された製品情報センタ3から新規購入候補の製品情報を受け取ると(ステップS2006)、これを表示部27に表示する(ステップS2007)。
【0084】
以上、本発明の第1実施形態について説明した。
【0085】
本実施形態によれば、機器監視装置2は、使用実績データベース24に登録されている機器6のログテーブル241から推定した当該機器6の使用傾向あるいはそれに関連する使用傾向と当該機器6のログテーブル241に登録されている種別とに対応付けられている製品情報を、製品情報センタ3の製品情報データベース32から入手し、これを当該機器6の買い換え候補の製品情報として表示する。したがって、個々の使用者に、当該使用者の機器6の使用傾向を考慮した上で、当該機器6の買い換え候補の製品を紹介することができる。
【0086】
また、本実施形態によれば、機器監視装置2は、使用実績データベース24に登録されている機器6のログテーブル241から推定した当該機器6の使用傾向あるいはそれに関連する使用傾向と使用実績データベース24に登録されている各ログテーブル241に記述されている種別以外の種別とに対応付けられている製品情報を、製品情報センタ3の製品情報データベース32から入手し、これを新規購入候補の製品情報として表示する。したがって、個々の使用者に、当該使用者の機器の使用傾向を考慮した上で、当該使用者が所有していない種別の製品を紹介することができる。
【0087】
また、本実施形態では、機器6の買い換え候補の製品紹介に際し、当該買い換え候補製品を当該機器6と同じ動作条件下で動作させた場合の消費電力を推定し、当該機器6と当該買い換え候補製品との消費電力対比を、使用者に提示するようにしている。このようにすることで、使用者は、機器の買い換えによる利点をより明確に把握することが可能となる。
【0088】
なお、上記の図10に示すフローでは、使用実績データベース24から抽出した任意のログテーブル241を用いて使用者の使用傾向を推定し、これを新規購入候補製品紹介依頼に含めるようにしている。そして、製品情報センタ3に、前記依頼に含まれる使用傾向に関連する製品情報を検索させるようにしている。しかし、これは、以下のように修正してもよい。
【0089】
すなわち、ステップS2003において、使用実績データベース24から全てのログテーブル241を抽出する。
【0090】
次に、ステップS2004において、前記抽出した全てのログテーブル241を用いて、LAN5に接続された機器6各々に対する使用者の使用傾向を推定する。そして、推定した機器6各々に対する使用者の使用傾向から当該使用者のレベルを推定する。
【0091】
例えば、機器の種別毎に、その機器が持つ各種動作モード/コースに、「オートモード」といった高度な知識を必要としないものには低いポイントを与え、「マニュアルモード」といった高度な知識を必要としないものには高いポイントを与えるよう、予め設定しておく。そして、図9に示すステップS1003と同じ要領で機器6各々に対する使用者の使用傾向を推定し、推定した各使用傾向に予め与えられたポイントの合計値を求める。この合計値が高いほど、使用者は「マニュアルモード」といった高度な知識を必要とする動作モード/コースを多用していることを意味し、この合計値が低いほど、使用者は「オートモード」といった高度な知識を必要としない動作モード/コースを多用していることを意味する。そこで、この合計値を使用者レベルに設定する。
【0092】
次に、ステップS2005において、使用傾向に代えて使用者レベルを含めた新規購入候補製品紹介依頼を作成し、製品情報センタ3に送信する。ここで、製品情報センタ3は、図5に示す各情報321〜327に使用者レベルの情報が追加された製品情報を、製品情報データベース32に格納しているものとする。なお、使用者レベルの情報は、その製品を使いこなすのに高度な知識が必要なものほどポイント値が高くなるように設定しておく。製品情報センタ3は、機器監視装置2から新規購入候補製品紹介依頼を受け取ると、当該依頼に含まれる機器の種別以外の種別であって、当該依頼に含まれる使用者レベルが示すポイント値以上のポイント値を持つ使用者レベルに対応付けられた製品情報を、製品情報データベース32から抽出し、これを新規購入候補の製品情報として、機器監視装置2に送信する。
【0093】
このようにすれば、使用者の機器6に対する知識レベルに応じた製品を、新規購入候補製品として、当該使用者に紹介することができる。
【0094】
また、上記の図9、10に示すフローでは、機器監視装置2に設けられた指示受付部26で買い換え候補製品や新規購入候補製品の紹介依頼を受け付け、製品情報センタ3から送られてきた買い換え候補や新規購入候補の製品情報を、機器監視装置2に設けられた表示部27で表示するようにしている。しかしながら、携帯電話機等のネットワーク2を介して機器監視装置2と通信可能な携帯端末により、買い換え候補製品や新規購入候補製品の紹介依頼を受け付けて、これを機器監視装置2の製品紹介部25に送信するようにしてもよい。また、機器監視装置2の製品紹介部25に、製品情報センタ3から送られてきた買い換え候補や新規購入候補の製品情報を、前記携帯端末に転送させるようにしてもよい。
【0095】
このようにすれば、使用者は、例えば家電販売店等において、陳列された多くの製品の中から買い換え候補や新規購入候補の製品情報が示す製品を確認することができ便利である。
【0096】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0097】
上記の第1実施形態では、機器監視装置2において、機器6に対する使用者の使用傾向の推定、および、買い換え候補や新規購入候補の製品情報の表示を行うようにした。これに対し、本実施形態では、これらの処理を、製品情報センタ3にて行うようにしている。
【0098】
このため、本実施形態の機器監視装置2では、図6に示す製品紹介部25や指示受付部26や表示部27は不要である。但し、監視部23は、上記の第1実施形態で説明した処理に加えて、LAN5に接続されている各機器6の中にモニタ対象製品が含まれる場合、当該機器6のログテーブル241の内容を、定期的にあるいは必要に応じて、インターフェース部22を介して、製品情報センタ3に送信する処理を行う。
【0099】
ここで、モニタ対象製品とは、使用者が、製品情報センタ3が当該製品の様々な動作条件下での実際の消費電力を調査することを認めた製品を指す。製品をモニタ対象製品とするか否かの決定は、例えば製品購入の際に使用者と製品販売者との間で交わされた契約により行われる。この契約の成立を促進するために、モニタ対象製品とした場合には、購入代金を割り引く等のサービスを行うとよい。
【0100】
モニタ対象製品に決定された場合、当該製品(機器)は、その属性テーブルの静的情報(図3(a)参照)にモニタ対象製品であることを示すフラグが追加された状態で、使用者(購入者)に引き渡される。監視部23は、LAN5に接続された各機器6について、当該機器6の属性テーブルの静的情報に、モニタ対象製品であることを示すフラグが追加されているか否かを調べることで、当該機器6がモニタ対象製品であるか否かを知ることができる。
【0101】
図11に、本実施形態で用いる製品情報センタ3の概略構成を示す。
【0102】
図示するように、本実施形態の製品情報センタ3には、図4に示す第1実施形態のものに、買い換え候補や新規購入の製品紹介依頼要求を受け付けるための指示受付部34と、製品紹介部35と、買い換え候補や新規購入の製品情報等を表示するための表示部36と、実測消費電力収集部37とが追加されている。
【0103】
実測消費電力収集部37は、機器監視装置2から送られてきたモニタ対象製品のログテーブル241の内容を蓄積し、これらをその中に含まれる製品仕様623に基づいて製品毎に分類する。そして、前記製品毎に、当該製品に属するように分類された各ログテーブル241中のログ243を用いて、当該製品の様々な動作条件下での消費電力を推定する。
【0104】
例えば、製品仕様623により特定される製品名が「○△エアコン」である場合、「○△エアコン」に属するように分類された各ログテーブル241中のログ243に含まれる各エントリ245を、その動作条件624に含まれる「冷房モード」、「暖房モード」、「除湿モード」等の各種動作モードと設定温度との組み合わせ毎に更に分類する。そして、前記組み合わせ毎に、当該組み合わせに属するように分類された各エントリ245の動作状況625に含まれる消費電力の総和を求め、この総和を当該組み合わせに属するように分類されたエントリ245の数で割ることで、当該組み合わせでの動作条件下で動作させた場合における「○△エアコン」の推定消費電力を算出する。
【0105】
実測消費電力収集部37は、このようにして製品毎に算出した様々な動作条件下での推定消費電力を、製品情報データベース32に登録されている当該製品の製品情報に対応付けて保持する。
【0106】
製品紹介部35は、指示受付部34がある使用者のユーザ宅1に設置されている機器6の買い換え候補の製品紹介依頼要求を受け取ると、当該使用者から通知されたアドレスにアクセスして、当該ユーザ宅1の機器監視装置2の使用実績データベース24から、当該機器6のログテーブル241の内容を読み出す。そして、読み出したログテーブル243に登録されているログ243を元に、例えばどの動作モード/コースが最もよく使用されたかといった当該機器6に対する使用者の使用傾向を推定する。そして、前記推定した使用傾向あるいはそれに関連する使用傾向と前記読み出したログテーブル243に登録されている種別622とに対応付けて登録されている製品情報322〜327を、製品情報データベース32から入手し、これを当該機器6の買い換え候補の製品情報として表示部36に表示する。
【0107】
また、製品紹介部35は、指示受付部34がある使用者への新規購入候補製品の紹介依頼要求を受け取ると、当該使用者から通知されたアドレスにアクセスして、当該ユーザ宅1の機器監視装置2の使用実績データベース24から、各機器6のログテーブル241の内容を読み出す。そして、そのうちの任意機器6のログテーブル243に登録されているログ243を元に、任意機器6に対する使用者の使用傾向を推定する。そして、前記推定した使用傾向あるいはそれに関連する使用傾向と前記各機器6のログテーブル243に登録されている種別622以外の種別とに対応付けて登録されている製品情報322〜327を、製品情報データベース32から入手し、これを新規購入候補の製品情報として表示部36に表示する。
【0108】
次に、上記構成の製品紹介サービスシステムにおいて、製品情報センタ3が製品の紹介を行う場合の動作について説明する。
【0109】
まず、機器6の買い換え候補製品を紹介する場合の製品情報センタ3の動作について説明する。
【0110】
図12は、本発明の第2実施形態が適用された製品紹介サービスシステムにおいて、機器6の買い換え候補製品を紹介する場合の製品情報センタ3の動作を説明するためのフロー図である。
【0111】
製品紹介部35は、指示受付部34を介して、ある使用者のユーザ宅1に設置されている任意機器6の買い換え候補の製品紹介依頼要求を受け取ったか否かを調べる(ステップS3001)。そして、前記要求を受取った場合は、当該任意機器(以下、注目機器と呼ぶこととする)6の買い換え候補製品を、当該使用者に紹介するべく、ステップS3002以降の処理に進む。
【0112】
ステップS3002では、使用者から通知されたアドレスにアクセスして、当該使用者のユーザ宅1の機器監視装置2の使用実績データベース24から、注目機器6のログテーブル241の内容を読み出す。そして、このログデータ241から図9のステップS1003と同じ要領で、注目機器6に対する使用者の使用傾向を推定する(ステップS3003)。
【0113】
さて、検索部33は、上記のようにして、製品紹介部35により、注目機器6に対する使用者の使用傾向が推定されたならば、ステップS3002で読み出されたログテーブル241に登録されている注目機器6の種別622を種別321とし、且つ、前記推定された使用傾向に関連する(例えば、文言が一部一致する)使用傾向327を持つ製品情報321〜326を、製品情報データベース32から検索する。そして、検出した製品情報321〜326を、注目機器6の買い換え候補の製品情報に設定する(ステップS3004)。
【0114】
次に、製品紹介部35は、買い換え候補の製品情報が示す製品の消費電力をシミュレーションし、注目機器6の消費電力と比較する(ステップS3005)。この処理は、図9に示すステップS1006と基本的に同様であるが、買い換え候補の製品情報が示す製品の消費電力量および使用電力料金のシミュレーション方法が、以下の点で異なる。
【0115】
すなわち、注目機器6の消費電力量および使用電力料金の算出処理に際して、注目機器6のログテーブル241のログ243から抽出した、動作条件624が「スイッチオン」の各エントリについて、当該エントリの動作条件624に含まれる設定で買い換え候補の製品情報が示す製品を動作させた場合の消費電力を、当該製品情報に対応付けられて実測消費電力収集部37に保持された推定消費電力を参照して推定する。
【0116】
具体的には、例えば、注目機器6がエアコンあり、買い換え候補の製品情報が示す製品が「○△エアコン」ならば、前記抽出した各エントリについて、当該エントリの動作条件624に含まれる動作モードと設定温度(あるいは設定温度近傍の温度)との組み合わせに対応付けられている推定消費電力を、実測消費電力収集部37に「○△エアコン」に属するように分類されて保持された推定消費電力の中から検索し、これを当該エントリの動作条件624に含まれる設定で当該製品を動作させた場合の消費電力に設定する。
【0117】
なお、実測消費電力収集部37に、買い換え候補の製品情報に対応付けられて保持された推定消費電力が存在しない場合は、図9に示すステップS1006と同じ要領で、すなわち、買い換え候補の製品情報に含まれる製品仕様325を用いて、当該製品情報が示す製品の消費電力をシミュレーションすればよい。
【0118】
上記のようにして、前記抽出した各エントリについて、当該エントリの動作条件624に含まれる設定で当該製品を動作させた場合の消費電力を推定したならば、これらの総和を求め、この総和を抽出したエントリ数で割ることで、買い換え候補製品の製品情報が示す製品の平均消費電力を算出する。そして、この算出した平均消費電力と単位時間当たり電力料金とを用いて、月間や年間といった単位期間当たりの平均消費電力量および平均使用電力料金を算出する。
【0119】
次に、製品紹介部35は、ステップS3004で設定した買い換え候補の製品情報を表示部36に表示する。また、これと共に、ステップS3005で推定した買い換え候補の製品の平均消費電力量および平均使用電力料金と、注目機器6の平均消費電力量および平均使用電力料金との比較を表示する(ステップS3006)。
【0120】
次に、新規購入候補製品を紹介する場合の製品情報センタ3の動作について説明する。
【0121】
図13は、本発明の第2実施形態が適用された製品紹介サービスシステムにおいて、新規購入候補製品を紹介する場合の製品情報センタ3の動作を説明するためのフロー図である。
【0122】
製品紹介部35は、指示受付部34を介して、ある使用者に対する新規購入候補製品の紹介依頼要求を受け取ったか否かを調べる(ステップS4001)。そして、前記要求を受取った場合は、使用者が所持していない(つまり使用者のユーザ宅1のLAN5に接続されていない)種別の製品を新規購入候補製品として当該使用者に紹介するべく、ステップS4002以降の処理に進む。
【0123】
ステップS4002では、使用者から通知されたアドレスにアクセスして、当該使用者のユーザ宅1の機器監視装置2の使用実績データベース24に格納されている各機器6のログテーブル241の内容を読み出す。そして、図10のステップS2003と同じ要領で、前記読み出した各機器6のログテーブル241の中から少なくとも1つ機器(以下、注目機器と呼ぶこととする)6のログテーブル241を抽出する(ステップS4003)。
【0124】
次に、製品紹介部35は、図9のステップS1003と同じ要領で、抽出したログデータ241から注目機器6に対する使用者の使用傾向を推定する(ステップS4004)。
【0125】
さて、検索部33は、上記のようにして、製品紹介部35により、注目機器6に対する使用者の使用傾向が推定されたならば、ステップS4002で読み出された各機器6のログテーブル241に登録されている種別622以外を種別321とし、且つ、前記推定された使用傾向に関連する(例えば、文言が一部一致する)使用傾向327を持つ製品情報321〜326を、製品情報データベース32から検索する。そして、検出した製品情報321〜326を、新規購入候補の製品情報に設定する(ステップS4005)。
【0126】
製品紹介部35は、新規購入候補の製品情報を、表示部36に表示する(ステップS4006)。
【0127】
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
【0128】
本実施形態によれば、機器6に対する使用者の使用傾向の推定、および、買い換え候補や新規購入候補の製品情報の表示を、製品情報センタ3にて行うようにしている。したがって、製品情報センタ3を、例えば家電販売店等に設置すれば、販売店員は、この製品情報センタ3を利用することで、客(ユーザ宅1の使用者)に対して、当該客が使用している機器6の買い換え候補製品や新規購入製品の紹介を、当該客の事情を考慮した上で行うことができる。
【0129】
また、本実施形態では、製品情報データベース32に格納された製品情報各々について、当該製品情報が示す製品の様々な動作条件下での消費電力をモニタ対象製品から入手するようにしている。そして、機器6の買い換え候補の製品紹介に際して、当該買い換え候補製品を当該機器6と同じ動作条件下で動作させた場合の推定消費電力を、モニタ対象製品から入手した様々な動作条件下での消費電力を参照して決定するようにしている。したがって、機器6と当該機器6の買い換え候補製品との消費電力対比をより精度よく行うことができる。
【0130】
なお、上記の図13に示すフローでは、使用実績データベース24から読み出した全てのログテーブル241のうちの少なくとも1つを用いて使用者の使用傾向を推定し、当該使用傾向に関連する製品情報を検索している。しかし、これは、以下のように修正してもよい。
【0131】
すなわち、ステップS4003を省略し、ステップS4004において、ステップS4002で読み出した全てのログテーブル241を用いて、LAN5に接続された機器6各々に対する使用者の使用傾向を推定する。そして、推定した機器6各々に対する使用者の使用傾向から当該使用者のレベルを推定する。
【0132】
例えば、機器の種別毎に、その機器が持つ各種動作モード/コースに、「オートモード」といった高度な知識を必要としないものには低いポイントを与え、「マニュアルモード」といった高度な知識を必要としないものには高いポイントを与えるよう、予め設定しておく。そして、図9に示すステップS1003と同じ要領で機器6各々に対する使用者の使用傾向を推定し、推定した各使用傾向に予め与えられたポイントの合計値を求める。この合計値が高いほど、使用者は「マニュアルモード」といった高度な知識を必要とする動作モード/コースを多用していることを意味し、この合計値が低いほど、使用者は「オートモード」といった高度な知識を必要としない動作モード/コースを多用していることを意味する。そこで、この合計値を使用者レベルに設定する。
【0133】
なお、製品情報データベース32には、図5に示す各情報321〜327に使用者レベルの情報が追加された製品情報が登録されているものとする。使用者レベルの情報は、その製品を使いこなすのに高度な知識が必要なものほどポイント値が高くなるように設定しておく。
【0134】
次に、ステップS4005において、ステップS4002で読み出した全てのログテーブル241に記述されている機器の種別以外の種別であって、前記推定した使用者レベルが示すポイント値以上のポイント値を持つ使用者レベルに対応付けられた製品情報を、製品情報データベース32から抽出し、これを新規購入候補の製品情報とする。
【0135】
このようにすれば、使用者の機器6に対する知識レベルに応じた製品を、新規購入候補製品として、当該使用者に紹介することができる。
【0136】
また、上記の図12、13に示すフローでは、製品情報センタ3に設けられた指示受付部34で買い換え候補や新規購入候補の製品紹介依頼を受け付け、買い換え候補や新規購入候補の製品情報を、製品情報センタ3に設けられた表示部36で表示するようにしている。しかしながら、機器監視装置2あるいは携帯電話機等のネットワーク2を介して製品情報センタ3と通信可能な携帯端末により、買い換え候補や新規購入候補の製品紹介依頼を受け付けて、これを製品情報センタ3の製品紹介部35に送信するようにしてもよい。また、製品情報センタ3の製品紹介部35に、買い換え候補や新規購入候補の製品情報を、機器監視装置2や前記携帯端末に転送させるようにしてもよい。
【0137】
以上、本発明の各実施形態について説明した。
【0138】
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0139】
例えば、上記の各実施形態では、LAN5として、電力線利用を用いたネットワークを例に取り説明しているが、機器監視装置2を各機器6と接続することのできるネットワークであれば、どのようなものであってもよい。例えば、無線LANや無線LANと電力線とを組み合わせたネットワークを利用してもよい。
【0140】
また、上記の各実施形態では、機器制御装置2にて、LAN5に接続された各機器6の属性テーブル保持部62に保持されている属性テーブルを定期的に監視し、その内容を使用実績データベース24の対応するログテーブル241に追加するようにしている。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
【0141】
例えば、LAN5に接続された各機器6が、自身の属性テーブル保持部62に保持されている属性テーブルを定期的に監視し、その内容を自身が備えるログテーブル241に追加するようにしてもよい。この場合、機器監視装置2は、必要に応じて機器6からログテーブル241を読み出すようにすればよい。また、この場合において、上記の第2実施形態のように、機器6に対する使用者の使用傾向の推定等の処理を、製品情報センタ3にて行うようにしている場合は、機器監視装置2を単なるゲートウエイとし、製品情報センタ3が、直接、ユーザ宅1内の各機器6にアクセスして、各機器6からログテーブル241を読み出すようにしてもよい。
【0142】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、個々の消費者(使用者)に、当該消費者の使用傾向にマッチした製品の紹介を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が適用された製品紹介サービスシステムの概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す機器6の概略構成図である。
【図3】図2に示す属性テーブル保持部62に保持される属性テーブルの内容例を示す図である。
【図4】図1に示す製品情報センタ3の概略構成を示す図である。
【図5】図4に示す製品情報データベース32が保持する製品情報例を示す図である。
【図6】図1に示す機器監視装置2の概略構成図である。
【図7】図6に示す使用実績データベース24に保持されるログテーブル241の例を示す図である。
【図8】製品情報センタ3や機器監視装置2や機器本体64を除く機器6のハードウエア構成例を示す図である。
【図9】本発明の第1実施形態が適用された製品紹介サービスシステムにおいて、機器6の買い換え候補製品を紹介する場合の機器監視装置2の動作を説明するためのフロー図である。
【図10】本発明の第1実施形態が適用された製品紹介サービスシステムにおいて、新規購入候補製品を紹介する場合の機器監視装置2の動作を説明するためのフロー図である。
【図11】本発明の第2実施形態に用いる製品情報センタ3の概略構成を示す図である。
【図12】本発明の第2実施形態が適用された製品紹介サービスシステムにおいて、機器6の買い換え候補製品を紹介する場合の製品情報センタ3の動作を説明するためのフロー図である。
【図13】本発明の第2実施形態が適用された製品紹介サービスシステムにおいて、新規購入候補製品を紹介する場合の製品情報センタ3の動作を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1…ユーザ宅、 2…機器監視装置、 3…製品情報センタ、 4…ネットワーク、 5…LAN、 6…機器、 21、22、31、61…インターフェース部、 23、63…監視部、 24…使用実績データベース、 25、35…製品紹介部、 26、34…指示受付部、 27、36…表示部、 32…製品情報データベース、 33…検索部、 37…実測消費電力収集部、 61…属性テーブル保持部、 64…機器本体、 71…CPU、 72…メモリ、 73…外部記憶装置、 74、75…通信装置、 76…入出力装置

Claims (2)

  1. 機器の買い換えに関し、使用者に製品の紹介を行う製品紹介システムであって、
    LANを介して少なくとも1つの機器に接続され、接続されている機器についての使用実績を示すデータを登録する機器監視装置と、
    ネットワークを介して前記機器監視装置と接続され、前記使用実績を示すデータに基づいて、使用者に製品を紹介する製品情報を前記機器監視装置に送る製品情報センタと、を備え、
    前記機器監視装置は、電子計算機により構成され、
    接続されている機器についての使用実績を示すデータを登録する使用実績データベースと、
    前記機器において、当該機器に設けられているスイッチのオン/オフを含む使用者によって設定され、当該機器に設けられている属性テーブル保持部に保持される属性テーブルに登録された、機器の動作モードを、当該属性テーブルから定期的に読み出して、当該機器についての種別と対応づけて、前記使用実績データベースに、使用実績を示すデータとしてログテーブルに登録する手段と、
    前記使用実績データベースに登録されたログテーブルに含まれる各種動作モードから、当該使用者が最も多く使用する動作モードを、当該機器の使用傾向として推定する手段と、
    前記機器の種別、および、前記推定された使用傾向を、前記製品情報センタに送る手段と、
    前記製品情報センタから送られる製品情報を表示する手段と、を有し、
    前記製品情報センタは、電子計算機により構成され、
    当該製品情報センタが取り扱う各製品について、当該製品の製品名および製品仕様を含む製品情報が、当該製品の種別、および、その製品の最も秀でた機能である、当該製品に適した使用傾向に対応付けて登録された製品情報データベースと、
    前記機器の種別および推定された使用傾向に基づいて、当該使用傾向に関連する使用傾向を持つ製品情報を、前記製品情報データベースから検索する手段と、
    該当する製品情報を、当該機器の買い換え候補の製品情報として、前記機器監視装置に送る手段と、を有し、
    前記製品情報を表示する手段は、前記製品情報センタから送られた前記機器の買い換え候補の製品情報を表示し、
    前記検索する手段は、前記関連する使用傾向を持つ製品として、前記推定された使用傾向と文言が一部一致する使用傾向をもつ製品情報を検索すること
    を特徴とする製品紹介システム。
  2. 機器の買い換えに関し、使用者に製品の紹介を行う製品紹介システムであって、
    LANを介して少なくとも1つの機器に接続され、接続されている機器についての使用実績を示すデータを登録する機器監視装置と、
    ネットワークを介して前記機器監視装置と接続され、前記使用実績を示すデータに基づいて、使用者に製品を紹介する製品情報を前記機器監視装置に送る製品情報センタと、を備え、
    前記機器監視装置は、電子計算機により構成され、
    接続されている機器についての使用実績を示すデータを登録する使用実績データベースと、
    前記機器において、当該機器に設けられているスイッチのオン/オフを含む使用者によって設定され、当該機器に設けられている属性テーブル保持部に保持される属性テーブルに登録された、機器の動作モードを、当該属性テーブルから定期的に読み出して、当該機器についての種別と対応づけて、前記使用実績データベースに、使用実績を示すデータとしてログテーブルに登録する手段と、を有し、
    前記製品情報センタは、電子計算機により構成され、
    入力装置およびモニタを有する入出力装置と、
    当該製品情報センタが取り扱う各製品について、当該製品の製品名および製品仕様を含む製品情報が、当該製品の種別、および、その製品の最も秀でた機能である、当該製品に適した使用傾向に対応付けて登録された製品情報データベースと、
    前記入力装置を介して、使用者宅に設置されている機器の買い換え候補の製品紹介依頼要求を受け付ける手段と、
    前記使用者宅に設置されている前記機器監視装置の前記使用実績データベースから、当該使用実績データベースに登録されたログテーブルに含まれる各種動作モードを、ネットワークを介して読み出して、当該使用者が最も多く使用する動作モードを、当該機器の使用傾向として推定する手段と、
    前記機器の種別および推定された使用傾向に基づいて、当該使用傾向に関連する使用傾向を持つ製品情報を、前記製品情報データベースから検索する手段と、
    該当する製品情報を、当該機器の買い換え候補の製品情報として前記モニタに表示する手段と、を有し、
    前記検索する手段は、前記関連する使用傾向を持つ製品として、前記推定された使用傾向と文言が一部一致する使用傾向をもつ製品情報を検索すること
    を特徴とする製品紹介システム。
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