JP3977793B2 - メジャーテープ取付機用基台 - Google Patents

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本発明は、境界測量の測距、センター杭測設の測距、平板測量の測距、工事現場における張り出しの測距等の測量や工事現場において用いる、牽引力に対する抵抗力の大きいメジャーテープ取付機用基台に関するものである。
従来、工事現場における張り出しの測距等、比較的短い距理を測る場合において、メジャーテープを持つ人と目盛りを読む人との2人係りで行っている。測距作業にも省力化が求められているが、現在2人で行っている作業を、仮に一人で行うことができれば2倍の効率化(省力化)を実現することになる。
このような中で、本出願人は、測距作業を行うために使用されるメジャーテープ取付機において、傾斜地の傾斜面にも安定して設置できるメジャーテープ取付機を発明し、特許出願した(例えば、特許文献1参照)。このメジャーテープ取付機は、図2(本願では、図4に示す。)に示されるように、地形1の傾斜面に支持重量部10からなるウエイト11を設置し、その側部には、水平位置調整部20を有している。この支持重量部10は、装置全体を支持してその姿勢を安定させるために必要である。前記水平位置調整部20には、下部に縦棒支持部材21を有する縦棒22が回転自在に凹部24に嵌合され、ネジ25で固定されるように構成されている。この水平位置調整部20は、メジャーテープ62の始端位置を水平方向において調整するために必要である。また前記縦棒22には、上下・遠近位置調整部30を有し、これに連接された横棒32には、鉛直方向調整部40を介してメジャーテープ固定部50を有する。上下・遠近位置調整部30は、メジャーテープ62の始端位置を上下・遠近に調整するために必要であり、鉛直方向調整部40は、メジャーテープ62の始端位置を鉛直方向において特定するために必要である。更にメジャーテープ固定部50には、メジャーテープの一端が固定されると共に、垂球61に連結されている糸60が固定される。この水平位置調整部20の調整部装着部13には、調整部装着部13に嵌合される水平断面円形の縦棒支持部材21が嵌合されている。
また前記特許出願を元に国内優先権主張して出願したメジャーテープ取付機は、図7(本願では図5)に示されるように、該メジャーテープ取付機に取り付けられている縦角柱支持部材21aの端部に結合している水平断面円形、即ち円柱状のものに代えて球状体71aを使用する点にあり、これにより縦角柱を全方向に傾斜することができ、使用の自由度が大幅に増すという優れた効果を奏するものである(例えば、特許文献2参照)。
特願2002−099622(図2参照) 特願2003−001453(段落0011、図7参照)
従来は、このような一人で測距する装置は見当たらず、前記効率化のために、本発明者が初めて現実のものとして実現し、かかるメジャーテープ取付機に関する発明を特許出願した(特許文献1)。更に本発明者は、メジャーテープ取付機に取り付けられている縦棒支持部材として、円柱状のものに代えて球状体を使用することにより縦棒を全方向に傾斜することができ、使用の自由度が大幅に増すことを発見し、特許出願した(特許文献2)。しかしながら、これらのメジャーテープ取付機は、三脚に取り付けると、不安定となり牽引力に対する抵抗力が小さく、メジャーテープを引っ張ると転倒する危険があることがわかった。このような中でメジャーテープ取付機が牽引力に対して抵抗力が大きく、安定した作業ができる構造について種々検討したところ、水平位置調整部をウエイト部材からなる基台上面の中央部に設置すると共に、該ウエイト部材の基台の下面に三脚を取り付けることにより牽引力に対して抵抗力が大きく、安定した作業ができることを見出した。またこの際、基台に取っ手を設けてメジャーテープ取付機の移動やその取扱いを容易にすると共に安定した作業ができることを見出し、ここに、本発明をなすに至った。したがって、本発明が解決しようとする課題は、牽引力に対する抵抗力が大きく、一人で持ち運びが容易であって、且つ正確にかつ安定して測距作業ができるメジャーテープ取付機用基台を提供することにある。
本発明の上記課題は、基台上に、水平位置調整部の支柱基部球体を嵌合した球体台部材を有し、該支柱には上下・遠近位置調整部を有すると共に、該上下・遠近位置調整部に接続された鉛直方向調整部を有し、更に該鉛直方向調整部にメジャーテープ固定部を有するメジャーテープ取付機において、前記基台は10kg〜20kgの重量を有し、かつその表面には球体台部材が中央に位置するように複数のネジ穴と前記基台の対向した両側面にそれぞれ取っ手と該基台の下面中央部に三脚取付穴を有し、前記水平位置調整部の支柱基
部球体の表面には湾曲凹面部を有すると共に、該球体を固定するためのネジを有し、前記上下・遠近位置調整部には、前記水平位置調整部の支柱に沿って上下に移動・固定可能な移動枠と鉛直方向調整部に接続される横棒を有し、前記鉛直方向調整部には、該横棒の端部に有する球体と、該球体を回転可能に嵌合すると共に、下垂杆及び球体固定用ネジを有する鉛直調整枠を有し、更に前記メジャーテープ固定部には、前記下垂杆に懸垂された中間枠に対して回転自在に取り付けられている回転芯棒の下部にはメジャーテープ固定部を有し、該メジャーテープ固定部には、断面コ字形のメジャーテープ固定枠を有すると共に、該メジャーテープ固定枠には、メジャーテープを固定するメジャーテープ締付板を有する締付ネジと垂球に連結された糸の固定部と糸位置決凸部とを有することを特徴とするメジャーテープ取付機により達成された。
本発明のメジャーテープ取付機は、基台上に、水平位置調整部の支柱基部球体を嵌合した球体台部材を有し、該支柱には上下・遠近位置調整部を有すると共に、該上下・遠近位置調整部に接続された鉛直方向調整部を有し、更に該鉛直方向調整部にメジャーテープ固定部を有するメジャーテープ取付機において、前記基台は10kg〜20kgの重量を有し、かつその表面には球体台部材が中央に位置するように複数のネジ穴と前記基台の対向した両側面にそれぞれ取っ手と該基台の下面中央部に三脚取付穴を有し、前記水平位置調整部の支柱基部球体の表面には湾曲凹面部を有すると共に、該球体を固定するためのネジを有し、前記上下・遠近位置調整部には、前記水平位置調整部の支柱に沿って上下に移動・固定可能な移動枠と鉛直方向調整部に接続される横棒を有し、前記鉛直方向調整部には、該横棒の端部に有する球体と、該球体を回転可能に嵌合すると共に、下垂杆及び球体固定用ネジを有する鉛直調整枠を有し、更に前記メジャーテープ固定部には、前記下垂杆に懸垂された中間枠に対して回転自在に取り付けられている回転芯棒の下部にはメジャーテープ固定部を有し、該メジャーテープ固定部には、断面コ字形のメジャーテープ固定枠を有すると共に、該メジャーテープ固定枠には、メジャーテープを固定するメジャーテープ締付板を有する締付ネジと垂球に連結された糸の固定部と糸位置決凸部とを有することを特徴とするもので、前記基台は10kg〜20kgの重量を有し、かつその表面には球体台部材が中央に位置するように複数のネジ穴と前記基台の対向した両側面にそれぞれ取っ手と該基台の下面中央部に三脚取付穴を有することにより、該基台の上面にメジャーテープ取付機を取付け、かつ該基台の下面中央部に三脚を取付けることができる。
前記水平位置調整部の支柱基部球体の表面には湾曲凹面部を有すると共に、該球体を固定するためのネジを有することにより、縦角柱を前後左右に動かしたときに、断続的な動きをすることができる。また前記上下・遠近位置調整部には、前記水平位置調整部の支柱に沿って上下に移動・固定可能な移動枠を有することにより、移動枠を上下方向に独立的に調整し易いというメリットがある。更に前記鉛直方向調整部には、該横棒の端部に有する球体と、該球体を回転可能に嵌合すると共に、下垂杆及び球体固定用ネジを有する鉛直調整枠を有することにより、下垂杆に中間枠を着脱自在に連結することができ、また中間
枠の下部に有する芯棒径大部に連結されているメジャーテープ固定部を自在に回転させることができる。更にまた前記メジャーテープ固定部には、前記下垂杆に懸垂された中間枠に対して回転自在に取り付けられている回転芯棒の下部にはメジャーテープ固定部を有し、該メジャーテープ固定部には、断面コ字形のメジャーテープ固定枠を有すると共に、該メジャーテープ固定枠には、メジャーテープを固定するメジャーテープ締付板を有する締付ネジと垂球に連結された糸の固定部と糸位置決凸部とを有することにより、メジャーテープを確実に固定することができ、また糸位置決凸部とを有することにより、その位置決めもまた容易にできる。このように本発明のメジャーテープ取付機は、上記の如き構成を有することにより、重量が大きいので、三脚を取付けた場合、牽引力に対する抵抗力が大きく、したがって、非常に安定して設置することができ、且つ正確にかつ安心して測距作業を行うことができ、また取っ手を有するので、一人で持ち運びが容易であるという優れた効果を奏するものである。
以下、本発明の最良の形態を更に具体的に説明するが、本発明は、これらの例によって限定されるものではない。
図1は、本発明の基台の平面図である。図2は、図1に示される基台の断面図である。本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図3は、本発明の基台に三脚とメジャーテープ取付機を取り付けたところを示す略側面図である。図1及び図2において、本発明のメジャーテープ取付機用基台15は、正方形であり、かつ厚みを有し、所定の重量を有する鉄ブロックから形成される「重石」としてウエイト部材からなる。しかし、この重量を有する基台15のウエイト部材の形状は、立方体に限らず、直方体状であっても、円柱状乃至楕円柱状であってもよい。またこの基台15の重量としては、10〜20kgがよく、更に好ましくは12〜15kgである。本発明では、この断面正方形で厚みのある基台15(重量12kg)の両側面4、5に取っ手16、17を有している。これらの取っ手16、17は手のひらまで入る幅を有するものであればよく、大きさにはこだわらない。基台15の側面4、5において、取手足部16a、17bがほぼ端部で固定されていてもよいが、図1では、側面4、5の端部から少し内側に取り付けられている。また基台15の下面には、三脚取付穴8を有し、この穴8は、内側がネジ山を有しているのが好ましい。
また本発明の基台15の上面には、基台1へ球体台98を取り付けるために、球体台98の4隅から外方向へ伸びた取付け部83が設けられており、この取付け部83に取付ネジ94、95、96、97で取付け固定される。球体台98に凹部に嵌合された支柱基部球体6を有し、該球体6には、縦角柱7を有しており、縦角柱7を前後左右に動かしたときに、断続的な動きをする。縦角柱7を所定の位置に調整した後、球体固定ネジ92、93で固定する。更に球体6は、球体被せ板99で覆われて球体台98の凹部に内蔵されている。該球体被せ板99は、ネジ63により4隅が固定されており、これにより球体6が外れるのを防止している。更にこの縦角柱7には、例えば鉛直方向調整部40を介してメジャーテープ固定部50が設けられていると共に、このメジャーテープ固定部50には、垂球61が糸60を介して垂下されている如く使用される。本発明の基台15には、いわゆるメジャーテープ取付機が取り付けられて使用される。
本発明のメジャーテープ取付機用基台15には、その下面に三脚を取り付けると共に、その上面にメジャーテープ取付機を取り付けて使用される。このメジャーテープ取付機は、大別して、基台15に取付けてその姿勢を安定させ、かつメジャーテープ62の始端位置を水平方向において調整する球体台部材10aと、メジャーテープ62の始端位置を上下・遠近に調整する上下・遠近位置調整部30と、メジャーテープ62の始端位置を鉛直方向において特定する鉛直方向調整部40と、メジャーテープ固定部50とからなる。
〔水平位置調整部を有する球体台部材10a〕
水平位置調整部を有する球体台部材10aは、全体として断面正方形からなり、適度の厚みを有する球体台98は、その4隅から外方向へ伸びた取付け部83に取付ネジ94、95、96、97で取付け固定される。球体台98には凹部に嵌合された支柱基部球体又は球体6を有し、該球体6には、縦角柱7を有しており、縦角柱7を前後左右に動かしたときに、断続的な動きをする。縦角柱7を有する球体6は、球体台15の凹部6bに嵌合し、球体被せ板99を被せた後、球体固定ネジ92、93で固定する。したがって、球体6は、球体被せ板99で覆われて球体台98の凹部に内蔵されている。該球体被せ板99は、ネジ63により4隅が固定されており、これにより球体6が外れるのを防止している。またこの実施例の場合は、なお、縦角柱7を水平断面円形の棒状体とすることも可能である。また、この場合は、後述の上下・遠近位置調整部30において、移動枠31を上下方向に独立的に調整し易いというメリットがある。更に球体台98には、球体6に対応した球体用凹部6bを有し、該凹部6bには、水平断面角形の縦棒支持部材7の端部に有する球体6が嵌合され、固定具ねじ孔を介して設けられた支持部材固定具92、93により支柱7、その他の調整部を所望に調整した後、球体6を固定する。この球体6の表面には、湾曲凹面部又は凹部6aが形成されていてもよく、この凹部6aにより縦角柱7を前後左右に動かしたときに、断続的な動きをする。なお、本発明では、球体6は、中実のものについて説明したが、球体6は、中空であってもよいことは言うまでもない。更に縦棒7は、縦角柱で説明したが、縦円柱であってもよい。
〔上下・遠近位置調整部30〕
上下・遠近位置調整部30は、上記縦棒22(又は縦角柱7でもよい。)の適宜個所に設定されるものであり、上下に縦棒22に沿って移動・固定可能な移動枠31と、該移動枠31に横方向に貫通して配置される横棒32と、該横棒32を移動枠31に固定する横棒固定具33と、からなる。
〔鉛直方向調整部40〕
鉛直方向調整部40を構成する球体41は、横棒32の一端部に一体に固定されており、該球体41は、外形が略直方体の鉛直調整枠42を略ユニバーサルに回転可能に支持している。即ち、鉛直調整枠42の中心部には、球体41を内包可能な球形の凹部が形成されており、この凹部を介して球体41に鉛直調整枠42が支持されているといえる。
また、前記球体41の全周には球体凹部41aが全周にわたって多数形成されており、また、球体41の下端部近傍に下垂杆44が一体に設けられている。また、鉛直調整枠42には球体固定用ネジ43が付設されており、該球体固定用ネジ43により、球体41に対して鉛直調整枠42が固定される。また、下垂杆44の下端部には中間枠46着脱自在に連結されており、中間枠46は下垂杆44に対して下垂杆固定具45によって固定される。上記中間枠46の下部には、心棒受け部47が形成されており、該心棒受け部47に、後述の芯棒径大部53が回転自在に嵌合されている。なお、上記実施例では、下垂杆44の鉛直姿勢を決める手段として、球体41及び球体41に外嵌される鉛直調整枠42を用いたが、複数の連結方向の違うヒンジ機構を組み合わせるなどの他の手段を採用してもよい。
〔メジャーテープ固定部50〕
次に、メジャーテープ固定部50について説明する。中間枠46に対して回転自在に取り付けられている回転芯棒52の下部には、メジャーテープ固定部50が一体に取り付けられている。メジャーテープ固定部50を構成するメジャーテープ固定枠51は、断面略コ字形に形成され、メジャーテープ締付板56がメジャーテープ締付ねじ55を介して上下に移動可能に配置されている。そして、メジャーテープ締付板56によりメジャーテープ62の端部をメジャーテープ固定枠51に押し付けて、固定することになる。また、メジャーテープ固定枠51の下部には、その直下部に糸位置決凸部58、該糸位置決凸部58に連動する糸溝57、及び糸孔54が形成され、その背面には糸止め59が形成されている。そして、垂球61連結されている糸60は糸位置決凸部58に案内され、糸溝57を介して糸止め59にその端部が固定されることになる。
次に、上記装置の使用方法について説明する。上記構成により、地形1上の第1杭2(基準点)に対して第2杭3の距理を測る場合には、図3に示すように、地形1の表面上に三脚18に基台15を取り付けた後、更に該基台15に球体台98を有する水平位置調整部10aを設置し、支持部材固定具92、93を緩めて縦角柱7を回転自在の状態とし、また、横棒固定具33を緩めて横棒32を前後に進退自在の状態とし、また、球体固定用ネジ43を緩めて球体41に対して鉛直調整枠42が回転自在の状態となる。
そして、垂球61が第1杭2の上部に一致するように配置する。その上で、支持部材固定具92、93で球体6を締めて縦角柱7を固定し、横棒固定具33により移動枠31を固定し、球体固定用ネジ45により鉛直調整枠42を固定する。上記操作により、メジャーテープ固定枠51の位置が特定される。そして、メジャーテープ固定枠51にメジャーテープ62の端部をメジャーテープ締付ねじ55の操作によって固定しメジャーテープ62の端部(始端部)が固定される。そして、作業者はメジャーテープ62の他端部を水平に引き伸ばし垂球61の下端が第2杭3の上部に一致させたところでその水平距理を正確に測ることができる。
この測定に当たって、メジャーテープ固定部50は回転芯棒52を中心に水平に回転自在であるから作業者は容易に第2杭3に対して垂球61を一致させることができる。上記構成により、メジャーテープ62を用いた2点間の距理を1人で行うことができるばかりでなく、牽引力に対する抵抗力が大きい点で優れ、作業が極めて効率的となった。特に図3に示すように、測定すべき第1杭2及び第2杭3の地形がどのような傾斜地であっても1人で正確に測距することができるようになった。このように本発明では、重量物からなる基台15の対向した両端に取っ手71、72を設け、中央部に球体台98を設置し、三脚の取り付けて使用することにより、牽引力に対する抵抗力が大きく、一人で持ち運びが容易にであって、且つ正確にかつ安定して測距作業ができる。
本発明のメジャーテープ取付機用基台は、三脚及びメジャーテープ取付機を取り付けて測距に用いられ、特に、土木・建築等の分野において、境界測量の測距、センター杭測設の測距、平板測量の測距、工事現場における張り出しの測距等の測量や工事現場にける測距に用いることができる。
本発明のメジャーテープ取付機用基台を示す平面図である。
図1のメジャーテープ取付機用基台を示す側面断面図である。 本発明の基台にメジャーテープ取付機及び三脚を取り付けたところを示す断面図である。 従来のメジャーテープ取付機の水平位置調整部を示す略側面図である。 従来のメジャーテープ取付機の別の形態の水平位置調整部を示す略側面図である。
符号の説明
1 地形 2 第1杭 3 第2杭 4、5 基台側面
6 支柱基部球体 6a 湾曲凹面部又は凹部 6b 球体用凹部
7 支柱 8 三脚取付穴
10 支持重量部 10a 水平位置調整部を有する球体台部材
11 (鉄ブロック)ウエイト部材 12 ハンドル
13 調整部装着部 15 基台 16、17 取っ手
18 三脚 16a、16b 取手足部 20 水平位置調整部
21 縦棒支持部材 21a 角柱 22 縦棒
24 凹部 25 支持部材固定具
30 上下・遠近位置調整部 31 移動枠
32 横棒 33 横棒固定具 40 鉛直方向調整部 41 球体
41a 球体凹部 42 鉛直調整枠 43 球体固定用ネジ
44 下垂杆 45 下垂杆固定具 46 中間枠 47 心棒受け部
50 メジャーテープ固定部
51 メジャーテープ固定枠 52 回転心棒
53 心棒径大部 54 糸孔 55 メジャーテープ締付ねじ
56 メジャーテープ締付板
58 糸位置決凸部 60 糸
61 垂球 62 メジャーテープ 63 締付ネジ
71 縦棒支持部材 71a 球状体 71b 凹部(曲面)
72、73、74 ねじ
75、76 ボルト
77 蓋 83 取付部 92、93 球体固定ネジ
94、95、96、97 基台取付ネジ 98 球体台

Claims (1)

  1. 基台上に、水平位置調整部の支柱基部球体を嵌合した球体台部材を有し、該支柱には上下・遠近位置調整部を有すると共に、該上下・遠近位置調整部に接続された鉛直方向調整部を有し、更に該鉛直方向調整部にメジャーテープ固定部を有するメジャーテープ取付機において、前記基台は10kg〜20kgの重量を有し、かつその表面には球体台部材が中央に位置するように複数のネジ穴と前記基台の対向した両側面にそれぞれ取っ手と該基台の下面中央部に三脚取付穴を有し、前記水平位置調整部の支柱基部球体の表面には湾曲凹面部を有すると共に、該球体を固定するためのネジを有し、前記上下・遠近位置調整部には、前記水平位置調整部の支柱に沿って上下に移動・固定可能な移動枠と鉛直方向調整部に接続される横棒を有し、前記鉛直方向調整部には、該横棒の端部に有する球体と、該球体を回転可能に嵌合すると共に、下垂杆及び球体固定用ネジを有する鉛直調整枠を有し、更に前記メジャーテープ固定部には、前記下垂杆に懸垂された中間枠に対して回転自在に取り付けられている回転芯棒の下部にはメジャーテープ固定部を有し、該メジャーテープ固定部には、断面コ字形のメジャーテープ固定枠を有すると共に、該メジャーテープ固定枠には、メジャーテープを固定するメジャーテープ締付板を有する締付ネジと垂球に連結された糸の固定部と糸位置決凸部とを有することを特徴とするメジャーテープ取付機。
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