JP3975814B2 - 自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、缶,瓶,ペットボトル入り飲料商品などの商品を横倒し姿勢で積み重ねて収納するサーペンタイン式商品収納ラックを搭載し、該商品をコールド,ないしホット商品として販売する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、本発明の実施対象となる缶飲料商品自動販売機の全体構成を図5に示す。図において、1は断熱筐体として形成され、前面が開口した本体ケースであり、本体ケース1の庫内には仕切壁2により左右に並ぶ複数の商品収納室を画成した上で、各商品収納室ごとにサーペンタイン式商品収納ラック3,冷却/加熱ユニット(図示せず),および商品搬出シュータ4を装備している。前記本体ケース1の前面にはその前面開口を開閉する片開き式の外扉5が配備され、また、本体ケース1の庫内前面には各商品収納室の開口面を覆って上下に二分割した断熱内扉6,7を備えている。ここで、上部側の断熱内扉6は、商品投入用扉としてサーペンタイン式商品収納ラック3の商品投入口8に対向して本体ケース1の上部域を覆った比較的小形の扉であり、他方の断熱内扉7は商品投入用扉6の下方に位置し、本体ケース1の下部域を覆い、各扉6,7は庫内前面を閉塞するよう閉じた状態で相互間に隙間が生じないようにされている。なお、図中で5aは外扉5に設けた商品取出口、7aは商品搬出シュータ4に連係して下部の断熱内扉7に開口したフラッパ付きの商品搬出口、9は本体ケース1の下部機械室内に設置した冷凍機のコンデンシングユニットである。
【0003】
かかる構成の自動販売機は周知であり、各商品収納室ごとに販売モードをコールド,ないしホットに設定して冷却/加熱ユニットを冷却,ないし加熱運転し、サーペンタイン式商品収納ラック3に収納した商品を販売適温に保冷,加温して販売を行うようにしている。また、サーペンタイン式商品収納ラック3への商品補充は、扉開放に伴う熱損失をできるだけ低く押さえるために、外扉5を開放した後、下方の断熱内扉7は閉じたまま上部側の断熱内扉6を開放して前方からサーペンタイン式商品収納ラック3の商品投入口8に商品を投入するようにしている。
【0004】
前記サーペンタイン式商品収納ラック3の構造を図6,図7に示す。図6は、2コラムずつ前後に分割されたラックを連結して4重のコラムを有するラックを示す斜視図、図7は商品投入口部を表す要側面図である。周知のようにサーペンタイン式商品収納ラック3は、左右一対のラック側板10、このラック側板10の間に上下に連接して架設された円弧状のレールセグメント4a、このレールセグメント4aを上下に連接した前列のセグメント列と後列のセグメント列との間に画成された上下方向の蛇行状商品収納通路に連ねてラックの上部側に敷設した商品投入用のトップトレイ11、商品収納通路の出口側に装備したベンド機構12およびラック側板10の間の全幅に対して商品収納通路の左右通路幅を商品の長さサイズに合わせて規制する可動側板13との組立体としてなる。
【0005】
ここで、前記可動側板13の構成を、図7を用いて説明する。図7は図6における前後に分割されたラックのうち前部のラックを示しており、この前部ラックには、前コラムと後コラムを構成する蛇行状の商品収納通路4b,4cが形成されている。前コラムにはその商品収納通路4bに沿って上下に長い短冊状の可動側板13-1が敷設され、後コラムには商品収納通路4cおよびトップトレイ11に沿って敷設された上下に長い逆L字形の可動側板13-2が敷設されている。それぞれの可動側板13-1,13-2は薄鋼板で作られており、各可動側板13-1,13-2の上端部には上下方向に長い長孔13-1a,13-2aが形成され、前端部には指掛け穴13-1b,13-2bが形成されている。ラック側板10に架設されたスルーピン14を前記長孔13-1a,13-2aに挿通することにより各可動側板13-1,13-2は吊り下げられ、上下方向および左右方向に移動可能に案内支持されている。
【0006】
後コラムの可動側板13-2は、トップトレイ11に開口した前後の調節溝(不図示)に差し込まれる2つの係止爪13-2cを有する。前記トップトレイ11の調節溝は商品の長さサイズに合わせて商品収納通路の幅方向(図7において紙面に垂直な方向)に複数並設されており、トップトレイ11は前後端の左右に突出する係止突起がラック側板10に設けられた前後の設定溝10aに移動自在に支持されている。また、ラック側板10には前コラムの調節部材15が架設され、この調節部材15に開口された調節溝(不図示)に可動側板13-1の係止片13-1cが差し込まれる。前記調節部材15の調節溝は、前記トップトレイ11の調整溝と同様に、商品の長さサイズに合わせて商品収納通路の幅方向(図7において紙面に垂直な方向)に複数並設されている。また、前コラムにおける前列セグメント列の最上端のレールセグメント4aは、その上端がラック側板10に形成された上下方向に長い長孔10bに支持され、下端がラック側板10に形成された設定溝10cに移動自在に支持されている。
【0007】
次に、商品の長さサイズに合わせて商品収納通路幅を変更する設定操作について説明する。まず、後コラムの商品収納通路幅の変更は、商品投入口8から可動側板13-2の指掛け穴13-2bに指を差し込んで可動側板13-2を上方へ持ち上げる。可動側板13-2の上昇により係止爪13-2cがトップトレイ11の調節溝から抜け始め、可動側板13-2を長穴13-2aの下縁がスルーピン14に当接するまで持ち上げると、係止爪13-2cがトップトレイ11の調節溝から外れるので、可動側板13-2を商品の長さサイズに応じた調節溝の位置まで左右に移動させた後、可動側板13-2を下降させて係止爪13-2cを調節溝に差し込んで設定操作が終了する。また、前コラムの商品収納通路幅の変更も前述と同様に、可動側板13-1を持ち上げて係止片13-1cを調節部材15の調節溝から引き外した後、可動側板13-1を左右に移動させて係止片13-1cを対応する調節部材15の調節溝に差し込む。
【0008】
一方、商品の径(例えば、太缶,細缶)に合わせて商品収納通路幅を変更する操作は次のとおりである。すなわち、後コラムにおいて、トップトレイ11が図7に示す位置に設定されている場合には、トップトレイ11の後端と後列のセグメント列における最上端のレールセグメント4aとの間の寸法が太缶用に設定されている。この状態から細缶用に設定する場合には、トップトレイ11を設定溝10aに沿って後方に移動させると、トップトレイ11の後端とレールセグメント4aとの間の距離が短くなって細缶用に設定される。また、前コラムでは、前列のセグメント列における最上端のレールセグメント4aが図7に示す位置に設定されている場合には、レールセグメント4aの下端と商品収納通路を挟んで対向する後列のセグメント列におけるレールセグメント4aとの間の寸法が太缶用に設定されており、この状態から細缶用に設定する場合には、前列最上端のレールセグメント4aを摘んで持ち上げ、その下端を設定溝10cに沿って後方に移動させると、レールセグメント4aの下端と商品収納通路を挟んで対向する後列レールセグメント4aとの間の距離が短くなって細缶用に設定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来装置においては、次に記すような問題点がある。すなわち、まず第1に、後コラムにおける可動側板13-2は2つの係止爪13-2cがトップトレイ11の前後の調節溝に差し込まれていることから、左右方向への移動、いわゆるがたつきが少ないのに対し、前コラムの可動側板13-1は、その係止片13-1cが調節部材15の調節に差し込まれているのみであることからがたつきが大きい。このがたつきによって可動側板13-1の前端の左右へのぶれが設定したサイズよりも長い商品の投入を許容するように大きくなると、設定したサイズよりも長い商品が投入されてしまい商品詰まりが生じてしまうおそれがある。前記がたつきを小さくするため、係止片13-1cの板厚と調節部材15の調節の幅をほぼ一致する寸法とすることもできるが、この場合には商品の長さサイズに応じて設定操作する際に係止片13-1cを調節に差し込む作業が困難となるので実用的ではない。
【0010】
また、後コラムにおける商品径(商品の太さ)の設定はトップトレイ11の前後移動によって設定され、細缶用に設定されている場合に太缶が投入された際にもトップトレイ11から蛇行状の商品収納通路に進入する手前で停止することから比較的容易に停止した商品を取り除くことができるのに対し、前コラムはトップトレイを配置する寸法がないことから蛇行状の商品収納通路を形成するラックセグメントを利用して商品径の設定がなされるように構成されていることによって、誤投入された商品は蛇行状の商品収納通路内に入り込んでから停止する。この停止した商品を取り除こうとすると、自動販売機の上部に位置している商品投入口から手をほぼ直角に折り曲げて商品収納通路内に差し込まねばならない。したがって、商品通路内に停止した商品を取り除くのが非常に困難であるという問題を有する。
【0011】
そこで、この発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、前コラムにおける可動側板のがたつきを抑制することが可能な自動販売機のサーペンタイン式商品収納コラムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、左右一対のラック側板の間に架設されたレールセグメントを上下方向に連接したセグメント列を前後に対向配置して画成され、上部が商品投入口に臨む商品収納通路と、該商品収納通路内に配置され、商品の長さサイズに合わせて商品通路幅を規制する可動側板と、前記ラック側板に架設され、商品の長さサイズに対応した複数の調節溝が並設された調節部材とを有し、前記可動側板の後端に形成した係止片を前記調節部材の複数の調節溝に選択的に差し込んで商品通路幅を調節するとともに商品投入口から直接商品収納通路に商品が補充される自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックにおいて、前記商品収納通路を形成する前列のセグメント列の上端に連接してラック側板に取付けられるとともに前記調節部材の複数の調節溝に対峙する複数の調節溝が形成され、かつ、商品の径方向の幅を規制する設定幅調節部材を設け、前記可動側板の後端を調節部材の調節溝に係止するとともに可動側板の前端を設定幅調節部材の調節溝に係止させて商品通路幅を規制するよう構成する(請求項1)。
【0013】
かかる構成のサーペンタイン式商品収納ラックは、可動側板の前後端が設定幅調節部材および調節部材の調節溝に係止されるのでそのがたつきが抑制される。また、本発明によれば、設定幅調節部材はラック側板に架設されたスルーピンが挿入されるカール部を有するとともにラック側板に係合する係合片を有するように構成することができ(請求項2)、さらに、設定幅調節部材は複数の調節溝が形成された第1の部分とその他の第2の部分に分割し、第1の部分をラック側板に固定するとともに第2の部分をスルーピンに回動可能に取付け、この第2の部分は商品収納通路に回動した位置において商品の径方向の幅を規制することができる(請求項3)。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図1〜図4の実施例で説明する。なお、実施例の図中で図5〜図7に対応する同一部材には同一符号が付してある。
(実施例1)
図1,図2はこの発明の実施例1を示し、図1において、13-1,13-2で再び薄鋼板からなる可動側板を示し、これらの可動側板13-1,13-2は前コラムと後コラムを構成する蛇行状の商品収納通路4b,4cに沿って敷設されている。15は断面凸状に形成した調節部材であり、該凸状部には可動側板13-1の係止片13-1cを係止する調節溝15a(図2参照)が商品の長さサイズに合わせて商品収納通路の幅方向に複数並設されている。前記調節部材15は上下にカール部15bが形成され、このカール部15bの左右端部をラック側板10に開口した丸孔10dに嵌め込むことによりラック側板10に架設されている。16はこの発明にかかる設定幅調節部材であり、前記商品収納通路4bを形成する前側のセグメント列の上端に連接してラック側板10に取付けられる。すなわち、前記設定幅調節部材16は、断面L字状に形成され、その一方の脚端部にカール部16bが形成され、そのカール部16bが形成された脚部に複数の調節溝16a(図2参照)が形成されている。前記カール部16bにはラック側板10,10間に架設したスルーピン17が挿通され、これにより設定幅調節部材16がラック側板10,10に取付けられる。L字状の設定幅調節部材16における他方の脚片には突起16cが形成され、この突起16cをラック側板10に係合させることにより設定幅調節部材16がラック側板10に固定されている。なお、設定幅調節部材16に形成された複数の調節溝16aは調節部材15における複数の調節溝15aのそれぞれと対峙するものであり、前記調節溝16aには可動側板13-1に形成した係止片13-1dが係止するよう構成されている。なお、4dはトップトレー11を転動して商品収納通路4cに進入する商品の姿勢を制御する姿勢制御部材である。
【0015】
次に、可動側板13-1による商品収納通路幅の設定について説明する。図2に示す状態では、可動側板13-1のそれぞれの係止片13-1c,13-1dが調節部材15および設定幅調節部材16の右端の調節溝15a,16aに係止されており、最小サイズの商品の幅に設定されている。この状態からサイズの長い商品収納通路幅に設定するには、商品投入口から可動側板13-1の前端を摘んで係止片13-1d,13-1cが調節溝16a,15aから外れるように持ち上げ、次いで可動側板13-1を図2において左方向に移動させて適宜の調節溝16a,15aに係止片13-1d,13-1cを差し込む。このように、可動側板13-1による商品収納通路幅の規制および設定は従来と同一である。しかしながら、この発明においては、可動側板13-1は前後の係止片13-1d,13-1cが設定幅調節部材16および調節部材15の調節溝16a,15aに係止して固定される。したがって、可動側板13-1は商品収納通路幅を規制する状態においてがたつきが抑制され、商品の転動姿勢が安定する。
(実施例2)
図3,図4はこの発明の実施例2を示し、この実施例2では実施例1における設定幅調節部材16を左右に分割したものである。すなわち、前記設定幅調節部材16は、図4に示すように、複数の調節溝16aが形成された第1の部分16-1とその他の第2の部分16-2に分割されている。前記第1の部分16-1はL字状の他方の脚片に形成した突起16cをラック側板10に係合させることによりラック側板10に固定して取付けられ、一方、第2の部分16-2はカール部16bによりスルーピン17に回動可能に取付けられている。このように、第2の部分16-2はスルーピン17に回動可能に取付けられていることにより、カール部16bとは反対側の脚部が商品収納通路から外れた位置にある太缶設定位置(図1に例示する位置)と、図3に示すように、カール部16bとは反対側の脚部が商品収納通路に入り込んだ位置にある細缶設定位置との間を移動可能である。なお、第2の部分16-2が細缶設定位置に設定された状態は、カール部16b側の脚部が前列のセグメント列におけるレールセグメント4aの上端部に当接して当該位置に固定される。
【0016】
かかる構成で、第2の部分16-2が図3に例示する太缶設定位置に回動された状態では、カール部16bと商品収納通路4bを構成する後列のセグメント列における最上段のレールセグメント4aとの間の寸法が太缶の直径より僅かに大きくなるように設定され、第2の部分16-2が図3に示す細缶設定位置に回動された状態では、カール部16aとは反対側の脚部の端部と商品収納通路4bを構成する後列のセグメント列における最上段のレールセグメント4aとの間の寸法が細缶の直径より僅かに大きくなるように設定される。したがって、第2の部分16-2が図3に示す細缶設定位置に回動された状態において、太缶が誤投入された場合にも、該太缶は商品収納通路に入る手前の位置で停止させられることとなり、これにより誤投入された商品を手で摘んで容易に取り出すことができる。この実施例によれば、可動側板13-1のがたつきを防止する設定幅調節部材16を商品径の設定にも兼用することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明の構成によれば、左右一対のラック側板の間に架設されたレールセグメントを上下方向に連接したセグメント列を前後に対向配置して画成され、上部が商品投入口に臨む商品収納通路と、該商品収納通路内に配置され、商品の長さサイズに合わせて商品通路幅を規制する可動側板と、前記ラック側板に架設され、商品の長さサイズに対応した複数の調節溝が並設された調節部材とを有し、前記可動側板の後端に形成した係止片を前記調節部材の複数の調節溝に選択的に差し込んで商品通路幅を調節するとともに商品投入口から直接商品収納通路に商品が補充される自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックにおいて、前記商品収納通路を形成する前列のセグメント列の上端に連接してラック側板に取付けられるとともに前記調節部材の複数の調節溝に対峙する複数の調節溝が形成され、かつ、商品の径方向の幅を規制する設定幅調節部材を設け、前記可動側板の後端を調節部材の調節溝に係止するとともに可動側板の前端を設定幅調節部材の調節溝に係止させて商品通路幅を規制するようにしたことにより、可動側板のがたつきを抑制して安定した商品の転動姿勢を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における前部ラックの要部を示す側面図
【図2】図1を左から見た正面図
【図3】この発明の異なる実施例における前部ラックの要部を示す側面図
【図4】図3を左から見た正面図
【図5】この発明の実施対象となる自動販売機の扉開放状態の正面外観図
【図6】図5における商品収納ラックの構造を示す斜視図
【図7】図6における前部ラックの要部を示す側面図
【符号の説明】
4 サーペンタイン式商品収納ラック
4a レールセグメント
4b,4c 商品収納通路
8 商品投入口
10 ラック側板
13-1 可動側板
15調節部材
15a 調節溝
16設定幅調節部材
16a 調節溝

Claims (3)

  1. 左右一対のラック側板の間に架設されたレールセグメントを上下方向に連接したセグメント列を前後に対向配置して画成され、上部が商品投入口に臨む商品収納通路と、該商品収納通路内に配置され、商品の長さサイズに合わせて商品通路幅を規制する可動側板と、前記ラック側板に架設され、商品の長さサイズに対応した複数の調節溝が並設された調節部材とを有し、前記可動側板の後端に形成した係止片を前記調節部材の複数の調節溝に選択的に差し込んで商品通路幅を調節するとともに商品投入口から直接商品収納通路に商品が補充される自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックにおいて、
    前記商品収納通路を形成する前列のセグメント列の上端に連接してラック側板に取付けられるとともに前記調節部材の複数の調節溝に対峙する複数の調節溝が形成され、かつ、商品の径方向の幅を規制する設定幅調節部材を設け、前記可動側板の後端を調節部材の調節溝に係止するとともに可動側板の前端を設定幅調節部材の調節溝に係止させて商品通路幅を規制するようにしたことを特徴とする自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック。
  2. 請求項1記載のサーペンタイン式商品収納ラックにおいて、設定幅調節部材はラック側板に架設されたスルーピンが挿入されるカール部を有するとともにラック側板に係合する係合片を有することを特徴とする自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック。
  3. 請求項1ないし2記載のサーペンタイン式商品収納ラックにおいて、設定幅調節部材は複数の調節溝が形成された第1の部分とその他の第2の部分に分割し、第1の部分をラック側板に固定するとともに第2の部分をスルーピンに回動可能に取付け、この第2の部分は商品収納通路に回動した位置において商品の径方向の幅を規制することを特徴とする自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック。
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