JP2003308566A - 自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック - Google Patents

自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック

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JP2003308566A
JP2003308566A JP2002115588A JP2002115588A JP2003308566A JP 2003308566 A JP2003308566 A JP 2003308566A JP 2002115588 A JP2002115588 A JP 2002115588A JP 2002115588 A JP2002115588 A JP 2002115588A JP 2003308566 A JP2003308566 A JP 2003308566A
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誠一 田中
Kentaro Waki
脇  憲太郎
Takeshi Tsuruha
鶴羽  健
Naoki Kuwabara
直樹 桑原
Yuki Ono
雄喜 大野
Kengo Takenaka
堅吾 竹中
Toki Cho
晨 趙
Jun Saiki
順 才木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】薄板状の可動側板のがたつきを防止する。 【構成】商品収納通路内に配置され、商品の長さサイズ
に合わせて商品通路幅を規制する可動側板13-1と、ラッ
ク側板10に架設され、商品の長さサイズに対応した複数
の調節溝が並設された調節部材15とを有し、前記可動側
板13-1の後端に形成した係止片13-1cを前記調節部材15
の複数の調節溝に選択的に差し込んで商品通路幅を調節
するとともに商品投入口8から直接商品収納通路に商品
が補充される自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラ
ックであって、前記調節部材15と同様に複数の調節溝を
有する設定幅調節部材16を、商品収納通路4bを形成す
る前列のセグメント列の上端に設け、前記可動側板13-1
の前後端を設定幅調節部材および調節部材の調節溝に係
止させることにより可動側板13-1のがたつきを抑制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、缶,瓶,ペット
ボトル入り飲料商品などの商品を横倒し姿勢で積み重ね
て収納するサーペンタイン式商品収納ラックを搭載し、
該商品をコールド,ないしホット商品として販売する自
動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明の実施対象となる缶飲料商
品自動販売機の全体構成を図5に示す。図において、1
は断熱筐体として形成され、前面が開口した本体ケース
であり、本体ケース1の庫内には仕切壁2により左右に
並ぶ複数の商品収納室を画成した上で、各商品収納室ご
とにサーペンタイン式商品収納ラック3,冷却/加熱ユ
ニット(図示せず),および商品搬出シュータ4を装備
している。前記本体ケース1の前面にはその前面開口を
開閉する片開き式の外扉5が配備され、また、本体ケー
ス1の庫内前面には各商品収納室の開口面を覆って上下
に二分割した断熱内扉6,7を備えている。ここで、上
部側の断熱内扉6は、商品投入用扉としてサーペンタイ
ン式商品収納ラック3の商品投入口8に対向して本体ケ
ース1の上部域を覆った比較的小形の扉であり、他方の
断熱内扉7は商品投入用扉6の下方に位置し、本体ケー
ス1の下部域を覆い、各扉6,7は庫内前面を閉塞する
よう閉じた状態で相互間に隙間が生じないようにされて
いる。なお、図中で5aは外扉5に設けた商品取出口、
7aは商品搬出シュータ4に連係して下部の断熱内扉7
に開口したフラッパ付きの商品搬出口、9は本体ケース
1の下部機械室内に設置した冷凍機のコンデンシングユ
ニットである。
【0003】かかる構成の自動販売機は周知であり、各
商品収納室ごとに販売モードをコールド,ないしホット
に設定して冷却/加熱ユニットを冷却,ないし加熱運転
し、サーペンタイン式商品収納ラック3に収納した商品
を販売適温に保冷,加温して販売を行うようにしてい
る。また、サーペンタイン式商品収納ラック3への商品
補充は、扉開放に伴う熱損失をできるだけ低く押さえる
ために、外扉5を開放した後、下方の断熱内扉7は閉じ
たまま上部側の断熱内扉6を開放して前方からサーペン
タイン式商品収納ラック3の商品投入口8に商品を投入
するようにしている。
【0004】前記サーペンタイン式商品収納ラック3の
構造を図6,図7に示す。図6は、2コラムずつ前後に
分割されたラックを連結して4重のコラムを有するラッ
クを示す斜視図、図7は商品投入口部を表す要側面図で
ある。周知のようにサーペンタイン式商品収納ラック3
は、左右一対のラック側板10、このラック側板10の間に
上下に連接して架設された円弧状のレールセグメント4
a、このレールセグメント4aを上下に連接した前列の
セグメント列と後列のセグメント列との間に画成された
上下方向の蛇行状商品収納通路に連ねてラックの上部側
に敷設した商品投入用のトップトレイ11、商品収納通路
の出口側に装備したベンド機構12およびラック側板10の
間の全幅に対して商品収納通路の左右通路幅を商品の長
さサイズに合わせて規制する可動側板13との組立体とし
てなる。
【0005】ここで、前記可動側板13の構成を、図7を
用いて説明する。図7は図6における前後に分割された
ラックのうち前部のラックを示しており、この前部ラッ
クには、前コラムと後コラムを構成する蛇行状の商品収
納通路4b,4cが形成されている。前コラムにはその
商品収納通路4bに沿って上下に長い短冊状の可動側板
13-1が敷設され、後コラムには商品収納通路4cおよび
トップトレイ11に沿って敷設された上下に長い逆L字形
の可動側板13-2が敷設されている。それぞれの可動側板
13-1,13-2は薄鋼板で作られており、各可動側板13-1,
13-2の上端部には上下方向に長い長孔13-1a,13-2aが形
成され、前端部には指掛け穴13-1b,13-2bが形成されて
いる。ラック側板10に架設されたスルーピン14を前記長
孔13-1a,13-2aに挿通することにより各可動側板13-1,
13-2は吊り下げられ、上下方向および左右方向に移動可
能に案内支持されている。
【0006】後コラムの可動側板13-2は、トップトレイ
11に開口した前後の調節溝(不図示)に差し込まれる2
つの係止爪13-2cを有する。前記トップトレイ11の調節
溝は商品の長さサイズに合わせて商品収納通路の幅方向
(図7において紙面に垂直な方向)に複数並設されてお
り、トップトレイ11は前後端の左右に突出する係止突起
がラック側板10に設けられた前後の設定溝10aに移動自
在に支持されている。また、ラック側板10には前コラム
の調節部材15が架設され、この調節部材15に開口された
調節溝(不図示)に可動側板13-1の係止片13-1cが差し
込まれる。前記調節部材15の調節溝は、前記トップトレ
イ11の調整溝と同様に、商品の長さサイズに合わせて商
品収納通路の幅方向(図7において紙面に垂直な方向)
に複数並設されている。また、前コラムにおける前列セ
グメント列の最上端のレールセグメント4aは、その上
端がラック側板10に形成された上下方向に長い長孔10b
に支持され、下端がラック側板10に形成された設定溝10
cに移動自在に支持されている。
【0007】次に、商品の長さサイズに合わせて商品収
納通路幅を変更する設定操作について説明する。まず、
後コラムの商品収納通路幅の変更は、商品投入口8から
可動側板13-2の指掛け穴13-2bに指を差し込んで可動側
板13-2を上方へ持ち上げる。可動側板13-2の上昇により
係止爪13-2cがトップトレイ11の調節溝から抜け始め、
可動側板13-2を長孔13-2aの下縁がスルーピン11に当接
するまで持ち上げると、係止爪13-2cがトップトレイ11
の調節溝から外れるので、可動側板13-2を商品の長さサ
イズに応じた調節溝の位置まで左右に移動させた後、可
動側板13-2を下降させて係止爪13-2cを調節溝に差し込
んで設定操作が終了する。また、前コラムの商品収納通
路幅の変更も前述と同様に、可動側板13-1を持ち上げて
係止片13-1cを調節部材14の調節溝から引き外した後、
可動側板13-1を左右に移動させて係止片13-1cを対応す
る調節部材14の調節溝に差し込む。
【0008】一方、商品の径(例えば、太缶,細缶)に
合わせて商品収納通路幅を変更する操作は次のとおりで
ある。すなわち、後コラムにおいて、トップトレイ11が
図7に示す位置に設定されている場合には、トップトレ
イ11の後端と後列のセグメント列における最上端のレー
ルセグメント4aとの間の寸法が太缶用に設定されてい
る。この状態から細缶用に設定する場合には、トップト
レイ11を設定溝10aに沿って後方に移動させると、トッ
プトレイ11の後端とレールセグメント4aとの間の距離
が短くなって細缶用に設定される。また、前コラムで
は、前列のセグメント列における最上端のレールセグメ
ント4aが図7に示す位置に設定されている場合には、
レールセグメント4aの下端と商品収納通路を挟んで対
向する後列のセグメント列におけるレールセグメント4
aとの間の寸法が太缶用に設定されており、この状態か
ら細缶用に設定する場合には、前列最上端のレールセグ
メント4aを摘んで持ち上げ、その下端を設定溝10cに
沿って後方に移動させると、レールセグメント4aの下
端と商品収納通路を挟んで対向する後列レールセグメン
ト4aとの間の距離が短くなって細缶用に設定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来装置においては、次に記すような問題点がある。すな
わち、まず第1に、後コラムにおける可動側板13-2は2
つの係止爪13-2cがトップトレイ11の前後の調節溝に差
し込まれていることから、左右方向への移動、いわゆる
がたつきが少ないのに対し、前コラムの可動側板13-1
は、その係止片13-1cが調節部材14の調節孔に差し込ま
れているのみであることからがたつきが大きい。このが
たつきによって可動側板13-1の前端の左右へのぶれが設
定したサイズよりも長い商品の投入を許容するように大
きくなると、設定したサイズよりも長い商品が投入され
てしまい商品詰りが生じてしまうおそれがある。前記が
たつきを小さくするため、係止片13-1cの板厚と調節部
材14の調節孔の幅をほぼ一致する寸法とすることもでき
るが、この場合には商品の長さサイズに応じて設定操作
する際に係止片13-1cを調節孔に差し込む作業が困難と
なるので実用的ではない。
【0010】また、後コラムにおける商品径(商品の太
さ)の設定はトップトレイ11の前後移動によって設定さ
れ、細缶用に設定されている場合に太缶が投入された際
にもトップトレイ11から蛇行状の商品収納通路に進入す
る手前で停止することから比較的容易に停止した商品を
取り除くことができるのに対し、前コラムはトップトレ
イを配置する寸法がないことから蛇行状の商品収納通路
を形成するラックセグメントを利用して商品径の設定が
なされるように構成されていることによって、誤投入さ
れた商品は蛇行状の商品収納通路内に入り込んでから停
止する。この停止した商品を取り除こうとすると、自動
販売機の上部に位置している商品投入口から手をほぼ直
角に折り曲げて商品収納通路内に差し込まねばならな
い。したがって、商品通路内に停止した商品を取り除く
のが非常に困難であるという問題を有する。
【0011】そこで、この発明は上記の点に鑑みなされ
たものであり、その目的は前記課題を解決し、前コラム
における可動側板のがたつきを抑制することが可能な自
動販売機のサーペンタイン式商品収納コラムを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、左右一対のラック側板の間に架設
されたレールセグメントを上下方向に連接したセグメン
ト列を前後に対向配置して画成され、上部が商品投入口
に臨む商品収納通路と、該商品収納通路内に配置され、
商品の長さサイズに合わせて商品通路幅を規制する可動
側板と、前記ラック側板に架設され、商品の長さサイズ
に対応した複数の調節溝が並設された調節部材とを有
し、前記可動側板の後端に形成した係止片を前記調節部
材の複数の調節溝に選択的に差し込んで商品通路幅を調
節するとともに商品投入口から直接商品収納通路に商品
が補充される自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラ
ックにおいて、前記商品収納通路を形成する前列のセグ
メント列に連接してラック側板に取付けられるとともに
前記調節部材の複数の調節溝に対峙する複数の調節溝が
形成された設定幅調節部材を設け、前記可動側板の後端
を調節部材の調節溝に係止するとともに可動部材の前端
を設定幅調節部材の調節溝に係止させて商品通路幅を規
制するよう構成する(請求項1)。
【0013】かかる構成のサーペンタイン式商品収納ラ
ックは、可動側板の前後端が設定幅調節部材および調節
部材の調節溝に係止されるのでそのがたつきが抑制され
る。また、本発明によれば、設定幅調節部材はラック側
板に架設されたスルーピンが挿入されるカール部を有す
るとともにラック側板に係合する係合片を有するように
構成することができ(請求項2)、さらに、設定幅調節
部材は複数の調節溝が形成された第1の部分とその他の
第2の部分に分割し、第1の部分をラック側板に固定す
るとともに第2の部分をスルーピンに回動可能に取付
け、この第2の部分は商品収納通路に回動した位置にお
いて商品の径方向の幅を規制することができる(請求項
3)。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図4の実施例で説明する。なお、実施例の図中で図
5〜図7に対応する同一部材には同一符号が付してあ
る。 (実施例1)図1,図2はこの発明の実施例1を示し、
図1において、13-1,13-2で再び薄鋼板からなる可動側
板を示し、これらの可動側板13-1,13-2は前コラムと後
コラムを構成する蛇行状の商品収納通路4b,4cに沿
って敷設されている。15は断面凸状に形成した調節部材
であり、該凸状部には可動側板13-1の係止片13-1cを係
止する調節溝15a(図2参照)が商品の長さサイズに合
わせて商品収納通路の幅方向に複数並設されている。前
記調節部材15は上下にカール部15bが形成され、このカ
ール部15bの左右端部をラック側板10に開口した丸孔10
dに嵌め込むことによりラック側板10に架設されてい
る。16はこの発明にかかる設定幅調節部材であり、前記
商品収納通路4bを形成する前側のセグメント列の上端
に連接してラック側板10に取付けられる。すなわち、前
記設定幅調節部材16は、断面L字状に形成され、その一
方の脚端部にカール部16bが形成され、そのカール部16
bが形成された脚部に複数の調節溝16a(図2参照)が
形成されている。前記カール部16bにはラック側板10,
10間に架設したスルーピン17が挿通され、これにより設
定幅調節部材16がラック側板10,10に取付けられる。L
字状の設定幅調節部材16における他方の脚片には突起16
cが形成され、この突起16cをラック側板10に係合させ
ることにより設定幅調節部材16がラック側板10に固定さ
れている。なお、設定幅調節部材16に形成された複数の
調節溝16aは調節部材15における複数の調節溝15aのそ
れぞれと対峙するものであり、前記調節溝16aには可動
側板13-1に形成した係止片13-1dが係止するよう構成さ
れている。なお、4dはトップトレー11を転動して商品
収納通路4cに進入する商品の姿勢を制御する姿勢制御
部材である。
【0015】次に、可動側板13-1による商品収納通路幅
の設定について説明する。図2に示す状態では、可動側
板13-1のそれぞれの係止片13-1c,13-1dが調節部材15お
よび設定幅調節部材16の右端の調節溝15a,16aに係止
されており、最小サイズの商品の幅に設定されている。
この状態からサイズの長い商品収納通路幅に設定するに
は、商品投入口から可動側板13-1の前端を摘んで係止片
13-1d,13-1cが調節溝16a,15aから外れるように持ち
上げ、次いで可動側板13-1を図2において左方向に移動
させて適宜の調節溝16a,15aに係止片13-1d,13-1cを
差し込む。このように、可動側板13-1による商品収納通
路幅の規制および設定は従来と同一である。しかしなが
ら、この発明においては、可動側板13-1は前後の係止片
13-1d,13-1cが設定幅調節部材16および調節部材15の調
節溝16a,15aに係止して固定される。したがって、可
動側板13-1は商品収納通路幅を規制する状態においてが
たつきが抑制され、商品の転動姿勢が安定する。 (実施例2)図3,図4はこの発明の実施例2を示し、
この実施例2では実施例1における設定幅調節部材16を
左右に分割したものである。すなわち、前記設定幅調節
部材16は、図4に示すように、複数の調節溝16aが形成
された第1の部分16-1とその他の第2の部分16-2に分割
されている。前記第1の部分16-1はL字状の他方の脚片
に形成した突起16cをラック側板10に係合させることに
よりラック側板10に固定して取付けられ、一方、第2の
部分16-2はカール部16bによりスルーピン17に回動可能
に取付けられている。このように、第2の部分16-2はス
ルーピン17に回動可能に取付けられていることにより、
カール部16bとは反対側の脚部が商品収納通路から外れ
た位置にある太缶設定位置(図1に例示する位置)と、
図3に示すように、カール部16bとは反対側の脚部が商
品収納通路に入り込んだ位置にある細缶設定位置との間
を移動可能である。なお、第2の部分16-2が細缶設定位
置に設定された状態は、カール部16b側の脚部が前列の
セグメント列におけるレールセグメント4aの上端部に
当接して当該位置に固定される。
【0016】かかる構成で、第2の部分16-2が図3に例
示する太缶設定位置に回動された状態では、カール部16
bと商品収納通路4bを構成する後列のセグメント列に
おける最上段のレールセグメント4aとの間の寸法が太
缶の直径より僅かに大きくなるように設定され、第2の
部分16-2が図3に示す細缶設定位置に回動された状態で
は、カール部16aとは反対側の脚部の端部と商品収納通
路4bを構成する後列のセグメント列における最上段の
レールセグメント4aとの間の寸法が細缶の直径より僅
かに大きくなるように設定される。したがって、第2の
部分16-2が図3に示す細缶設定位置に回動された状態に
おいて、太缶が誤投入された場合にも、該太缶は商品収
納通路に入る手前の位置で停止させられることとなり、
これにより誤投入された商品を手で摘んで容易に取り出
すことができる。この実施例によれば、可動側板13-1の
がたつきを防止する設定幅調節部材16を商品径の設定に
も兼用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明の構成によれ
ば、左右一対のラック側板の間に架設されたレールセグ
メントを上下方向に連接したセグメント列を前後に対向
配置して画成され、上部が商品投入口に臨む商品収納通
路と、該商品収納通路内に配置され、商品の長さサイズ
に合わせて商品通路幅を規制する可動側板と、前記ラッ
ク側板に架設され、商品の長さサイズに対応した複数の
調節溝が並設された調節部材とを有し、前記可動側板の
後端に形成した係止片を前記調節部材の複数の調節溝に
選択的に差し込んで商品通路幅を調節するとともに商品
投入口から直接商品収納通路に商品が補充される自動販
売機のサーペンタイン式商品収納ラックにおいて、前記
商品収納通路を形成する前側のセグメント列の上端に連
接してラック側板に取付けられるとともに前記調節部材
の複数の調節溝に対峙する複数の調節溝が形成された設
定幅調節部材を設け、前記可動側板の後端を調節部材の
調節溝に係止するとともに可動部材の前端を設定幅調節
部材の調節溝に係止させて商品通路幅を規制するように
したことにより、可動側板のがたつきを抑制して安定し
た商品の転動姿勢を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における前部ラックの要部を
示す側面図
【図2】図1を左から見た正面図
【図3】この発明の異なる実施例における前部ラックの
要部を示す側面図
【図4】図3を左から見た正面図
【図5】この発明の実施対象となる自動販売機の扉開放
状態の正面外観図
【図6】図5における商品収納ラックの構造を示す斜視
【図7】図6における前部ラックの要部を示す側面図
【符号の説明】
4 サーペンタイン式商品収納ラック 4a レールセグメント 4b,4c 商品収納通路 8 商品投入口 10 ラック側板 13-1 可動側板 15調節部材 15a 調節溝 16設定幅調節部材 16a 調節溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴羽 健 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 桑原 直樹 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 大野 雄喜 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 竹中 堅吾 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 趙 晨 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 才木 順 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E046 BA03 BB03 CA03 CA04 CC01 CC04 DA01 GA02 GA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対のラック側板の間に架設されたレ
    ールセグメントを上下方向に連接したセグメント列を前
    後に対向配置して画成され、上部が商品投入口に臨む商
    品収納通路と、該商品収納通路内に配置され、商品の長
    さサイズに合わせて商品通路幅を規制する可動側板と、
    前記ラック側板に架設され、商品の長さサイズに対応し
    た複数の調節溝が並設された調節部材とを有し、前記可
    動側板の後端に形成した係止片を前記調節部材の複数の
    調節溝に選択的に差し込んで商品通路幅を調節するとと
    もに商品投入口から直接商品収納通路に商品が補充され
    る自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックにおい
    て、 前記商品収納通路を形成する前列のセグメント列の上端
    に連接してラック側板に取付けられるとともに前記調節
    部材の複数の調節溝に対峙する複数の調節溝が形成され
    た設定幅調節部材を設け、前記可動側板の後端を調節部
    材の調節溝に係止するとともに可動部材の前端を設定幅
    調節部材の調節溝に係止させて商品通路幅を規制するよ
    うにしたことを特徴とする自動販売機のサーペンタイン
    式商品収納ラック。
  2. 【請求項2】請求項1記載のサーペンタイン式商品収納
    ラックにおいて、設定幅調節部材はラック側板に架設さ
    れたスルーピンが挿入されるカール部を有するとともに
    ラック側板に係合する係合片を有することを特徴とする
    自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック。
  3. 【請求項3】請求項1ないし2記載のサーペンタイン式
    商品収納ラックにおいて、設定幅調節部材は複数の調節
    溝が形成された第1の部分とその他の第2の部分に分割
    し、第1の部分をラック側板に固定するとともに第2の
    部分をスルーピンに回動可能に取付け、この第2の部分
    は商品収納通路に回動した位置において商品の径方向の
    幅を規制することを特徴とする自動販売機のサーペンタ
    イン式商品収納ラック。
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