JP3973569B2 - プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、概してコンピューティング機器に関し、特に作動状態間で遷移するコンピューティング機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポータブルラップトップコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータおよびプロセッサベースポータブルメッセージング機器等の多くのコンピューティング機器は、外部電源からの主電力が利用可能であるか関らず、実質的にいかなる場所においてもコンピューティング機器を一時的に動作可能にするバッテリを有する。ユーザが外部電源から離れてポータブルコンピューティング機器を動作させることができる時間の長さを延長するために、多くのユーザは、機器を動作させ続ける必要のある場合に取付けることができる余分のバッテリを携行する。
【0003】
ポータブルコンピューティング機器がオフィス環境で使用される場合、多くのユーザは、予測可能なスケジュールに従ってこれら機器を動作させる。たとえば、特定のコンピューティング機器ユーザは、毎日所定時刻に出勤し、所定時刻に昼食をとり、所定時刻に帰宅する。昼食中およびユーザがオフィスから帰った後、ユーザは概して、コンピューティング機器の電源を切ることによってバッテリ電力を節約することができるようにする。これによりバッテリの寿命が延長され、ポータブルコンピューティング機器を、数日以上を含む可能性のある期間にわたって使用することができるようになる。
【0004】
ユーザがポータブルコンピューティング機器の電源を切るのを忘れた場合、機器は、停止される前に長い時間操作可能状態であり続ける可能性がある。このため、ユーザは、機器のところに戻った時に、コンピューティング機器のバッテリが消耗したことが分かる場合がある。これにより、ユーザは、バッテリを交換するかまたは外部電源によって機器に電力を供給することができる場所に戻ることが必要となる。機器の作動状態によって影響を受ける機器電力消費に常に気を遣う必要があることによって、機器の有用性が低減する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器により、ユーザは、機器が特定の作動状態に入る時刻を用いて機器をプログラムすることができる。これにより、機器の電力消費をプログラムされた通りに、所定のスケジュール時刻には低減させ他の時刻には増大させることができる。本明細書において実施形態によって例示するプログラム制御によって、コンピューティング機器のバッテリ寿命を延長することができ、それによって機器を、関連バッテリを再充電または交換する必要なく、あるいはユーザが機器に電力を供給する外部電源を見つける必要なく、より長い期間使用することができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の好ましい実施形態により状態間でプログラムされた通りに遷移するコンピューティング機器のブロック図である。図1において、プロセッサ100は、オペレーティングシステムを実行し、コンピューティング機器のユーザがあらゆるタスクを実行するためにコンピューティング機器と対話することができるようにする、1つまたは複数のアプリケーションプログラムを実行することができる。これらタスクには、限定されないが、ワードプロセッシング、電子メール、スプレッドシート計算等を含むことができる。ユーザは、好ましくは、キーボード、キーパッド、あるいはディスプレイ130上の文字または記号の配置を制御する他のタイプの入力装置を含み得る入力装置160を使用して、図1のコンピューティング機器と対話する。ユーザは、入力装置160で対話することに加えて、マウス、トラックパッド、トラックボール、あるいはコンピューティング機器のディスプレイ130上にカーソルまたは他のインジケータを配置するために使用される他の装置を含み得る、グラフィカルポインティングデバイス170で対話することも可能である。
【0008】
図1の実施形態では、スイッチ180によってユーザは、図1のコンピューティング機器が動作することができる作動状態のうちの少なくともいくつかを制御することができる。たとえば、スイッチ180は、休止(hibernate)状態から動作(active)状態への遷移を制御してよい。スイッチ180に加えて、図1のコンピューティング機器の作動状態を制御するために、入力装置160およびグラフィカルポインティングデバイス170のうちの一方または両方を使用してもよい。好ましくは、スイッチ180、グラフィカルポインティングデバイス170および入力装置160からの入力は、キーボードコントローラ150に伝達される。キーボードコントローラ150は、これら入力を受取り、プロセッサ100に対し特定の作動状態に遷移するように要求する。また、キーボードコントローラ150は、バッテリの健全度(health)および状況を監視する論理ユニット(図示せず)によってバッテリ190と通信する。
【0009】
キーボードコントローラ150は、図1によって表されるコンピューティング機器内で発生するあらゆるスケジュールされていない電力管理イベントに応答する。本明細書で説明する本発明の実施形態では、スケジュールされていない電力管理イベントは、コンピューティング機器への動作電力の伝達に影響するイベントである。スケジュールされていない電力管理イベントの例は、バッテリ190から通信される、バッテリがもはやコンピューティング機器をその現作動状態において動作させるために十分な電流を供給することができない、ということを示す信号とすることができる。スケジュールされていない電力管理イベントの別の例は、ユーザが図1のコンピューティング機器の作動状態を変更するために、スイッチ180を押下するかまたはグラフィカルポインティングデバイス170および入力装置160のいずれかまたは両方と対話することであり得る。これらスケジュールされていない電力管理イベントは、キーボードコントローラ150によってプロセッサ100に伝達される。
【0010】
好ましい実施形態では、図1のコンピューティング機器のユーザにより、プログラムされた時刻が入力される。プログラムされた時刻は、リアルタイムクロック110によってアクセス可能なリアルタイムクロックメモリ147内に格納される。リアルタイムクロック110は、プログラムされた時刻に実質的に等しい時刻に達すると、プロセッサ100によって受信される信号を生成する。プロセッサ100は、受信信号に応答して、メモリ140内の現タイムイベントフラグレジスタ142を読出す。次に、プロセッサ100は、図1のコンピューティング機器を、レジスタ142内に格納された現タイムイベントフラグによって要求される作動状態に遷移させる。図示しないが、リアルタイムクロック110は、好ましくは、リアルタイムクロックに電力を提供する専用バッテリを利用する。
【0011】
単一時刻の入力に一致するように、ユーザは、好ましくは、図1のコンピューティング機器と対話することにより、プログラムされた時刻のセットと共にそれらプログラムされた時刻の各々に対応するタイムイベントフラグを入力する。各プログラムされた時刻と対応するタイムイベントフラグとは、メモリ140内に遷移スケジュール141の要素として格納される。上述したように、プロセッサ100は、リアルタイムクロック110がリアルタイムクロックメモリ147に格納されているプログラムされた時刻に達することによって生成される信号に応じて、現タイムイベントフラグレジスタ142を読出す。プロセッサ100は、現タイムイベントフラグレジスタ142を読出し、コンピューティング機器を適当な作動状態に遷移させた後、メモリ140内の遷移スケジュール141の次の要素を読出す。そして、次の(すなわち近づいている)プログラムされた時刻が、リアルタイムクロックメモリ147に格納され、次の現タイムイベントフラグが現タイムイベントフラグレジスタ142に格納され、それによってコンピューティング機器が次のスケジュールされた遷移のために準備される。
【0012】
本明細書で開示する本発明の実施形態は、休止状態を考慮する。休止状態では、プロセッサ100は、リアルタイムクロック110以外の図1の他の機能ユニットと同様に、操作可能状態にない。休止状態では、図1のコンピューティング機器は、実質的な量の電力を消費しない。プロセッサ100は、休止状態に入る前に、ユーザのアクティビティに関する情報がメモリ140内かまたは図1に示していないプロセッサ100がアクセス可能な他のメモリ媒体内に格納または保存される、あらゆる機能を実行し得る。休止状態から動作状態への遷移には、ユーザにとって厄介であるかまたは少なくともそれと分かるほど十分な時間が必要である、ということが考慮される。
【0013】
また、本明細書で開示する本発明の実施形態は、待機(standby)状態も考慮する。待機状態では、プロセッサ100は、何らかの動作能力を保持してよいが、おそらくは低いレベルで保持する。また、メモリ140は、待機状態では操作可能状態にありプロセッサ100によって利用可能であってよいが、プロセッサ100に連結された他の機器は操作可能状態でなくてよい。これら他の機器には、ディスプレイ130、入力装置と共に、固定の読出しまたは書込み機構に関する動作により電力を消費する任意のハードディスクまたは他のメモリ媒体が含まれる。待機状態では、リアルタイムクロック110は、操作可能状態であり続ける。待機状態から動作状態への遷移には、休止状態から動作状態へ遷移するために必要な長さの時間は必要ではない、ということが考慮される。
【0014】
また、本明細書で開示する本発明の実施形態は、動作状態も考慮する。動作状態では、図1のコンポーネントの実質的にすべてが操作可能状態である。動作状態は、ユーザが図1のコンピューティング機器とのあらゆる対話を実行することができる状態に対応する。休止から待機へ等の状態間の遷移中、図1によって表されるコンピューティング機器は、一時的に動作状態に入ることができる。このように一時的に入ることは、プロセッサ100が、遷移スケジュール141の要素を読出すこと、情報をメモリ140およびリアルタイムクロックメモリ147に格納すること等の論理関連動作を実行することができるために必要である可能性がある。
【0015】
図2は、本発明の好ましい実施形態による、時刻に対するコンピューティング機器電力消費のグラフである。図2において、垂直軸には、休止、待機および動作状態が、あらゆる電力消費レベルに対応するものとして示されている。このように、休止状態にある場合、コンピューティング機器が必要とする電力は非常にわずかである。待機状態では、図1のメモリ140を動作させるために必要なもの等、幾分かの電力は消費される。動作状態では、プロセッサ100、ディスプレイ130、入力装置160およびポインティングデバイス170、メモリ140と共に、プロセッサ100がアクセス可能な任意のディスクドライブを動作させるために必要であるように、より高いレベルの電力が消費される。
【0016】
図2の水平軸は、時刻を示す。このように、各日が進行するにしたがい、図1のコンピューティング機器は、各日に繰返されるプログラムされたスケジュールに従って、所定の作動状態に遷移する。したがって、図2の実施例では、コンピューティング機器は、午前6時に休止状態から待機状態に遷移するようにプログラムされている。コンピューティング機器は、午前6時から午前8時まで待機状態で維持される。午前8時に、コンピューティング機器は、待機状態から動作状態に遷移する。午後12時に、コンピューティング機器は、動作状態から休止状態に遷移し、午後1時に動作状態に戻るように遷移する。午後1時から午後6時まで、コンピューティング機器は、動作状態で維持される。機器は、午後6時から翌日の午前6時まで休止状態で維持され、翌日の午前6時にプロセスが繰返す。
【0017】
本明細書において上述したように、あらゆる状態遷移が発生する時刻は、コンピューティング機器のユーザの制御下にある。このため、ユーザは、図2に示す午前6時の遷移時刻より早いかまたは遅い時刻に休止から待機に遷移したい場合がある。さらに、ユーザは、コンピューティング機器がいずれの時刻にもプログラムされた通りに動作状態に入るように望まない場合がある。遷移する状態とともに、あらゆる状態遷移が発生する時刻を調整する柔軟性が、コンピューティング機器のユーザの制御下にあるように企図される。さらに、休止、待機および動作状態の間の遷移の数に上限はない。このため、ユーザは、日、週または他の期間中にこれら状態間の多数の遷移を選択してよい。
【0018】
図3は、ユーザが本発明の好ましい実施形態に従って状態遷移時間スケジュールをコンピューティング機器に入力することができるプログラムに関連して、ユーザに提示されるパネルである。図3は、ユーザが所望の状態遷移スケジュールでコンピューティング機器をプログラムすることができるフィールドを含む。図3の実施例に示すように、コンピューティング機器は、午前6時に待機状態に遷移し、午前8時に動作状態に遷移し、午後12時および午後1時に(それぞれ)休止状態に入り、そこから出るように遷移し、午後6時に休止状態に遷移するようにプログラムされている。
【0019】
好ましくは、図3の「待機」、「動作」および「休止」フィールドは、選択可能である。たとえば、ユーザは、コンピューティング機器がプログラムされた通りに休止状態に入ることを望まない場合、「休止」選択の代りに「待機」を選択してよい。この場合、コンピューティング機器は、午前8時に待機状態から動作状態に遷移し、午後6時に待機状態に戻る。
【0020】
本発明の代替実施形態では、図3のパネルにさらなる列が追加される。たとえば、ユーザが、たとえば午前9時から午前10時まで等、毎日会議時間中にコンピューティング機器を待機状態に遷移させたい場合、これらさらなる遷移に適応するためにさらなる列を追加してよい。さらに、週末および休日中に望まれる遷移を含むようにさらなる行を追加してよい。
【0021】
図4は、本発明の好ましい実施形態による、タイムイベント駆動状態遷移を実行するようにコンピューティング機器をプログラムするために使用される方法のフローチャートである。プロセッサ100上で実行するオペレーティングシステムと関連して動作している図1のコンピューティング機器は、本方法を実行するために適している。本明細書で使用する「タイムイベント」という用語は、ユーザがプログラムされた通りにスケジュールしたイベントを含む。図4の方法を実行することにより、コンピューティング機器を、図7に関して説明するもの等のタイムイベントフラグに応答することができるように初期化することができる。
【0022】
図4の方法はブロック300で開始し、図3に示すもの等の遷移スケジュールパネルがユーザに提示される。方法はブロック302に進み、動作、待機および休止フラグ等のタイムイベントフラグが受取られる。方法はブロック304に進み、コンピューティング機器は、ブロック302で受取ったタイムイベントフラグに対応する時刻を受取る。ブロック306において、各時刻(ユーザがプログラムした)は、各プログラムされた時刻に対応するタイムイベントフラグとともに、コンピューティング機器のメモリ内に遷移スケジュールの要素として格納される。また、ブロック306は、ブロック300においてユーザに提示された遷移スケジュールパネルを取除くことも含むことができる。
【0023】
方法はブロック308に進み、タイムイベントが目下保留中であるか否か判断される。タイムイベントが目下保留中である場合、ブロック310が実行されてタイムイベントがキャンセルされ、方法はブロック312に進む。タイムイベントが目下保留中でない場合、方法は、現タイムイベントフラグをキャンセルせずにブロック312に進む。
【0024】
ブロック312において、たとえばリアルタイムクロックによって報告されるような現在時刻が目下スケジュールされている動作期間に対応するか否かが判断される。現在時刻が動作期間に対応する場合、ブロック314が実行され、現タイムイベントフラグが休止に設定される。これにより、コンピューティング機器は、図2の実施例において午後6時に期待されるように、次のタイムイベントが発生する時に自動的に休止に遷移することができる。そして、方法はブロック316で終了する。現在時刻がスケジュールされた動作期間に対応しない場合、方法は直接終了ブロック316に進む。
【0025】
図5は、本発明の好ましい実施形態による、状態間で遷移するためにコンピューティング機器によって使用される方法のフローチャートである。プロセッサ100上で実行するオペレーティングシステムに関連して動作している図1のコンピューティング機器は、本方法を実行するために適している。図2の状態遷移は、図5の実施例に使用される。
【0026】
図5の方法は、ブロック320で開始し、現在時刻がプログラムされた時刻に達すると、リアルタイムクロックが信号を生成する。方法はブロック325に進み、プロセッサは、信号の受信に応じて現タイムイベントフラグレジスタを読出す。方法はブロック330に進み、現タイムイベントフラグが検査されて、フラグが待機状態への遷移に対応するか否かが判断される。受信されたタイムイベントフラグが待機への遷移に対する要求に対応する場合、ブロック340が実行され、コンピューティング機器が待機に遷移し始める。方法はブロック355に進み、次の(または近づいている)時刻が、リアルタイムクロックがアクセス可能なメモリロケーションに格納される。方法は続けて、ブロック358において、ブロック355で格納された時刻に対応する現タイムイベントフラグを格納する。次に、制御はブロック320に戻り、リアルタイムクロックがアクセス可能なメモリ内に格納されたプログラムされた時刻に現在時刻が達すると、信号が生成される。その後、図5の方法を、たとえば図3の遷移スケジュールパネルによってプログラムされたものなどのプログラムされたスケジュールに従って、その日を通して繰返すことができる。
【0027】
ここでブロック330に戻り、ブロック330の判断が、現タイムイベントフラグが待機状態への遷移でないことを示す場合、ブロック335が実行され、現タイムイベントフラグが評価されることによりフラグが動作状態に遷移する要求であるか否かが判断される。ブロック335の判断が動作状態に遷移する要求を示す場合、ブロック350が実行され、コンピューティング機器が動作状態に遷移する。方法はブロック355に進み、次の(または近づいている)時刻が、リアルタイムクロックがアクセス可能なメモリロケーションに格納される。方法は続けて、ブロック358において、ブロック355において格納された時刻に対応する現タイムイベントフラグを格納する。そして、制御はブロック320に戻り、リアルタイムクロックがアクセス可能なメモリ内に格納されているプログラムされた時刻に現在時刻が達すると、信号が生成される。
【0028】
ブロック355の判断が、受取ったタイムイベントフラグがコンピューティング機器を動作状態に遷移させる要求でないことを示す場合、ブロック345が実行され、プロセッサはコンピューティング機器を休止状態に遷移させる。方法はブロック355に進み、次の時刻が、リアルタイムクロックがアクセス可能なメモリロケーションに格納される。方法は続けて、ブロック358において、ブロック355において格納された時刻に対応する現タイムイベントフラグを格納する。そして、制御はブロック320に戻る。
【0029】
図5の実施形態では、いくつかの用途で有用である可能性のある詳細を例示するために、方法にあらゆるブロックを含めた。しかしながら、状態間で遷移する別の方法では、現在時刻がプログラムされた時刻に達した時にリアルタイムクロックが信号を生成するブロック320と、信号の受信に応じてプロセッサが休止状態から待機状態へ(ブロック340)かまたは動作状態へ(ブロック350)遷移するブロック340および350のうちの一方と、のみが必要であり得る。
【0030】
図6は、本発明の好ましい実施形態による、プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器において電力管理イベントに応答する方法のフローチャートである。図6の方法は、本明細書で説明したスケジュールされたタイムイベント等、あらゆるプログラムされた電力管理イベントを処理する。さらに、図6の方法は、スケジュールされていない(またはプログラムされていない)電力管理イベントを処理する。
【0031】
上述したように、スケジュールされていない電力管理イベントは、コンピューティング機器への動作電力の伝達に影響を与えるイベントである。スケジュールされていない電力管理イベントの例は、バッテリから通信された、コンピューティング機器をその現作動状態において動作させるために十分な電流をバッテリがもはや提供することができないことを示す信号とすることができる。スケジュールされていない電力管理イベントの別の例は、ユーザが、コンピューティング機器を動作状態にする「オン」スイッチを押下することか、または状態遷移を開始するために使用される入力装置と対話することとすることができる。スケジュールされていない電力管理イベントのさらなる例は、ユーザが機器を不在状態にした後にコンピューティング機器を自動的に遷移させるタイムアウト等、タイマが要求した状態遷移とすることができる。
【0032】
図6の方法はブロック500で開始し、電力管理イベントが受取られる。方法はブロック505に進み、受取られた電力管理イベントがタイムイベントフラグによって要求されたか否かに関する判断がなされる。受取られた電力管理イベントがタイムイベントフラグを受取った結果である場合、方法はブロック550に進み、コンピューティング機器は次の電力管理イベントフラグを待つ。
【0033】
受取られた電力管理イベントがタイムイベントフラグを受取った結果でない場合、それは受取った電力管理イベントがスケジュールされていないイベントを表すことを意味し、方法はブロック510に進んで、現タイムイベントレジスタに格納されたフラグ等の現タイムイベントフラグがキャンセルされる。このキャンセルによって、たとえばバッテリがもはやコンピューティング機器を動作状態で動作させるために必要な電流を提供することができない場合に、コンピューティング機器がプログラムされた通りに動作状態に遷移することが防止される。
【0034】
方法はブロック520に進み、スケジュールされていない電力管理イベントが待機状態または休止状態から動作状態に遷移する要求であるか否かの判断がなされる。ブロック520の判断が、スケジュールされていない電力管理イベントが動作状態に遷移する要求であることを示す場合、ブロック540が実行され、現在時刻が、図2の午後1時から午後6時までの期間等のスケジュールされた動作期間に対応するか否かの判断がなされる。現在時刻がスケジュールされた動作期間に対応する場合、ブロック560が実行されて、現タイムイベントフラグが、所望のプログラムされた状態遷移次第で、休止かまたは待機に設定される。現タイムイベントフラグが、休止状態に入るようにプログラムされている場合、コンピューティング機器は、次にリアルタイムクロックがプログラムされた時刻(たとえば午後6時)に達すると、休止状態になる。現タイムイベントフラグが待機状態に入るようにプログラムされている場合、コンピューティング機器を、次のプログラムされた時刻において待機状態にすることができる。
【0035】
ブロック540の判断が、現在時刻がスケジュールされた動作期間に対応しないことを示す場合(午後6時から翌日の午前8時まで等)、方法はブロック550に進み、コンピューティング機器は、ブロック500に戻る前に、および現タイムイベントフラグを休止に設定することなく、次の電力管理イベントを待つ。これは、ユーザが夜(たとえば、午後6時より後)にコンピューティング機器を動作させており、次のプログラムされたタイムイベント(たとえば午前6時)にコンピューティング機器が休止に遷移することを望まない場合に有用な場合がある。
【0036】
ここでブロック520に戻ると、ブロック520の判断が、スケジュールされていない電力管理イベントが動作状態に遷移する要求であることを示していない場合、ブロック530が実行され、スケジュールされていない電力管理イベントが待機状態に遷移する要求であるか否かの判断がなされる。待機状態が要求された場合、ブロック570が実行され、現在時刻がスケジュールされた動作期間(たとえば、午前8時から午後12時まで)に対応するか否かの判断がなされる。現在時刻がスケジュールされた動作期間に対応する場合、ブロック590が実行され、現タイムイベントフラグが休止に設定される。現タイムイベントフラグを休止に設定することにより、コンピューティング機器は、次のプログラムされた遷移時刻に休止状態に入るよう用意される。これは、ユーザが午後(たとえば)にコンピューティング機器を待機状態に設定する場合に有用となる可能性があり、その場合、次のプログラムされた遷移時刻、すなわち午後6時に、コンピューティング機器が休止にならなければならない。そして、方法はブロック550に進み、コンピューティング機器は次の電力管理イベントを待つ。
【0037】
ブロック570の判断が、現在時刻がスケジュールされた動作期間に対応しないことを示す場合、ブロック600が実行され、待機への遷移が拒絶される。次に、ブロック610が実行されて現タイムイベントフラグが待機に設定され、ブロック620が実行されてコンピューティング機器は休止に遷移するように要求される。これは、ユーザが、コンピュータ機器の休止期間(たとえば、午後6時から午前6時まで)に対応する期間中にコンピューティング機器を待機状態に設定する場合に有用となる可能性がある。この場合、現タイムイベントフラグを待機に設定し、機器を休止に遷移させることにより、機器は、次のプログラムされた時刻(午前6時等)に待機に遷移することができる。そして、制御はブロック550に戻る。
【0038】
判断ブロック530に戻ると、ブロック530の判断が、スケジュールされていない電力管理イベントが待機状態に遷移する要求でないことを示す場合、ブロック580が実行され、スケジュールされていない電力管理イベントが休止状態に遷移する要求であるか否かに関する判断がなされる。ブロック580の判断が、スケジュールされていない電力管理イベントが休止状態に遷移する要求でないことを示す場合、方法はブロック550に戻り、機器は次の電力管理イベントを待つ。これは、電圧出力の降下等、バッテリ関連イベントに応答して有用である可能性があり、その場合、コンピューティング機器が、バッテリが充電された後にユーザが動作状態を要求する等、次の電力管理イベントを待つことが都合のよい場合がある。
【0039】
ブロック580の判断ブロックが、スケジュールされていない電力管理イベントが休止状態に遷移する要求であることを示す場合、ブロック630が実行され、タイムイベントフラグが待機に設定される。そして、制御はブロック550に戻る。これは、ユーザが、スケジュールされた休止期間(たとえば、午後6時から午前6時まで)の間に機器を使用した後、コンピューティング機器に対し休止期間に入るように要求した場合に有用となる可能性がある。この場合、コンピューティング機器は、午前6時に待機状態に入るように用意される。
【0040】
図6では、いくつかの用途において有用となり得る詳細を例示するために、方法にあらゆるブロックを含めた。しかしながら、プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器において電力管理イベントに応答する別の方法では、現タイムイベントフラグのキャンセル(ブロック510)、スケジュールされていない電力管理イベント判断ブロック(ブロック520等)、現在時刻判断ブロック(ブロック540等)、ならびにスケジュールされていない電力管理イベントが動作状態に遷移する要求である場合および現在時刻がスケジュールされた動作期間に対応する場合に、待機および休止タイムイベントフラグの一方をメモリに格納すること(ブロック560)のみが必要であってよい。
【0041】
図7は、本発明の好ましい実施形態による、プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器において使用されるタイムイベントに応答する方法のフローチャートである。図7の方法は、ブロック700で開始し、プロセッサによりタイムイベント信号が受信される。方法はブロック710に進み、受信されたタイムイベント信号に対応するイベントを確定するために、現タイムイベントフラグレジスタが読出される。現タイムイベントフラグが、コンピューティング機器を休止状態に設定する要求を示す場合、ブロック720が実行され、現タイムイベントフラグが待機に設定される。現タイムイベントフラグを待機に設定することにより、コンピューティング機器は、次の遷移に対して用意がなされ、その遷移は、図2の状態遷移の場合、待機状態への遷移となる(午前6時)。
【0042】
方法はブロック730に進み、コンピューティング機器が待機状態から休止状態に遷移するよう要求されているかに関する判断がなされる。コンピューティング機器が待機から休止状態に遷移するよう要求されている場合、ブロック770が実行され、コンピューティング機器が休止に遷移される。方法はブロック780に進み、プロセッサは次のタイムイベントを待つ。ブロック730の判断が、コンピューティング機器が待機から休止に遷移するよう要求されていないことを示す場合、それはコンピューティング機器が動作状態であることを示し、ブロック760が実行され、確認パネルが提示される。確認パネルによって、機器と対話している可能性のあるユーザは、休止状態へのプログラムされた遷移を停止することができる。ユーザが遷移を確認した場合か、あるいは指定期間後、方法はブロック770に進み、休止への遷移が要求される。そして、ブロック780が実行され、プロセッサは次のタイムイベントを待つ。
【0043】
ここでブロック710の判断に戻ると、現タイムイベントフラグレジスタから読出された現タイムイベントフラグが、コンピューティング機器を休止に設定する要求を示していない場合、ブロック740が実行され、タイムイベントフラグが休止に設定される。方法は、ブロック750を実行することによって続行し、待機への遷移が要求される。次に、ブロック780が実行され、プロセッサが次のタイムイベントを待つ。制御はブロック700に戻り、したがってプロセッサが次のタイムイベントフラグを受取るように用意する。
【0044】
図7では、いくつかの用途において有用であり得る詳細を例示するために、方法にあらゆるブロックを含めた。しかしながら、プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器において使用されるタイムイベントに応答する別の方法では、タイムイベントフラグがコンピューティング機器を休止状態に設定する要求であるか否かを判断すること(ブロック710等)と、タイムイベントフラグが休止に設定されている場合にタイムイベントフラグを待機に設定すること(ブロック720等)、および、コンピューティング機器に対して休止状態に入るように要求すること(ブロック770等)のみが必要であってよい。
【0045】
本発明を、上述した好ましいおよび代替的な実施形態に関して特に示し説明したが、当業者は、併記の特許請求の範囲において画定されるような本発明の精神および範囲から逸脱することなく、そこで多くの変形を行ってよい、ということを理解するであろう。本発明のこの説明は、本明細書で述べた要素の新規かつ非自明の組合せをすべて含むように理解されなければならず、これら要素のあらゆる新規かつ非自明の組合せに対する請求は、本願または後願において提示され得る。上述した実施形態は例示的なものであり、いかなる単一の特徴または要素も、本願または後願において請求され得るすべての考え得る組合せに対して不可欠ではない。特許請求の範囲では、「a(1つの)」または「a first(第1の)」要素あるいはその等価物を列挙するが、かかる特許請求の範囲は、2つ以上のかかる要素を要求も排除もすることなく、1つまたは複数のかかる要素を包含することを含むものと理解されなければならない。
【0046】
以下に本発明の実施態様の例を列挙する。
〔実施態様1〕 プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器であって、
プログラムされた時刻に達することに応じて信号を生成するリアルタイムクロックと、
該リアルタイムクロックに連結され、前記信号を受信し、休止状態から待機状態に遷移するプロセッサと
を具備するコンピューティング機器。
〔実施態様2〕 前記リアルタイムクロックは、第2のプログラムされた時刻に達することに応じて第2の信号を生成し、前記プロセッサは該第2の信号を受信して前記待機状態から動作状態に遷移する実施態様1記載のコンピューティング機器。
〔実施態様3〕 コンピューティング機器において、休止状態から待機状態に遷移する方法であって、
リアルタイムクロックが、該リアルタイムクロックに連結されたプロセッサに伝達される信号を生成することであって、該信号は、前記リアルタイムクロックがプログラムされた時刻に達したことを示す、生成すること、
前記プロセッサが、前記信号を受信することに応じて休止状態から待機状態に遷移すること
を含む方法。
〔実施態様4〕 前記プロセッサが、タイムイベントフラグを格納するメモリロケーションを読出すことをさらに含み、該タイムイベントフラグは、前記プロセッサに対し前記休止状態から前記待機状態に遷移するよう要求するものである実施態様3記載の方法。
〔実施態様5〕 前記プロセッサが、該プロセッサに対し前記待機状態から前記休止状態に遷移するように要求する第2のタイムイベントフラグを格納することをさらに含み、該格納することを前記読出すことの後に実行する実施態様4記載の方法。
〔実施態様6〕 プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器において、電力管理イベントに応答する方法であって、
メモリロケーションに格納されたタイムイベントフラグをキャンセルすること、
前記電力管理イベントを確定することと、
第2のタイムイベントフラグを前記メモリロケーションに格納することであって、前記第2のタイムイベントフラグは、待機状態および休止状態のうちの一方に設定され、前記格納することは、前記電力管理イベントが動作状態に遷移する要求である場合であり、かつ現在時刻がスケジュールされた動作期間に対応する場合に発生する、格納すること
を含む方法。
〔実施態様7〕 前記第2のタイムイベントフラグは、前記休止状態に遷移する要求である実施態様6記載の方法。
〔実施態様8〕 前記第2のタイムイベントフラグは、前記待機状態に遷移する要求である実施態様6記載の方法。
〔実施態様9〕 前記電力管理イベントが前記待機状態に遷移する要求である場合であり、かつ前記現在時刻がスケジュールされた動作期間に対応しない場合、
前記コンピューティング機器を前記待機状態に遷移させる前記要求を拒絶すること、
前記第2のタイムイベントフラグを待機に設定すること、
前記タイムイベントフラグを休止に設定すること、
をさらに実行する実施態様6記載の方法。
〔実施態様10〕 前記電力管理イベントが休止状態に遷移する要求である場合、
前記タイムイベントフラグを休止に設定すること
をさらに実行する実施態様6記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態による、状態間にプログラムされた通りに遷移するコンピューティング機器のブロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態による時刻に対するコンピューティング機器電力消費のグラフである。
【図3】本発明の好ましい実施形態による、ユーザがコンピューティング機器に状態遷移時間スケジュールを入力することができるようにするプログラムに関連して、ユーザに提示されるパネルを示す図である。
【図4】本発明の好ましい実施形態による、タイムイベント駆動状態遷移を実行するようにコンピューティング機器をプログラムするために使用される方法のフローチャートである。
【図5】本発明の好ましい実施形態による、コンピューティング機器により休止状態から待機状態に遷移するために使用される方法のフローチャートである。
【図6】本発明の好ましい実施形態による、プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器における電力管理イベントに応答する方法のフローチャートである。
【図7】本発明の好ましい実施形態による、プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器で使用されるタイムイベントに応答する方法のフローチャートである。
Claims (6)
- プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器において、電力管理イベントに応答するための方法であって、
メモリロケーション内に格納されたタイムイベントフラグをキャンセルし、
前記電力管理イベントを判定し、
第2のタイムイベントフラグを前記メモリロケーション内へと格納する
ことを含み、
前記第2のタイムイベントフラグは、待機状態と休止状態とのうちの1つに設定され、前記格納することは、前記電力管理イベントが、動作状態に遷移させる要求である場合に、且つ、現在時刻が、スケジュールされた動作期間に対応する場合に発生し、
前記電力管理イベントが、前記待機状態に遷移させる要求である場合であり、且つ、前記現在時刻が、スケジュールされた動作期間に対応しない場合には、
前記コンピューティング機器を前記待機状態に遷移させる前記要求を却下して、
前記第2のタイムイベントフラグを待機に設定し、及び、
前記タイムイベントフラグを休止に設定する
ことを更に実行し、
前記電力管理イベントは、状態遷移要求を表し、前記コンピューティング機器への動作電力の伝達に影響を与えるイベントであり、
前記コンピューティング機器は、前記スケジュールに従って、所定の動作状態に遷移し、
前記タイムイベントフラグと、前記第2のタイムイベントフラグとが、いずれも状態遷移要求を表すフラグであることからなる、方法。 - 前記電力管理イベントが、前記待機状態に遷移させる要求である場合であり、且つ、前記現在時刻が、スケジュールされた動作期間に対応する場合には、前記第2のタイムイベントフラグは、前記休止状態に遷移させる要求であることからなる、請求項1に記載の方法。
- 前記電力管理イベントが、前記待機状態に遷移させる要求ではない場合であり、且つ、該イベントが、休止状態に遷移させる要求である場合には、前記第2のタイムイベントフラグは、前記待機状態に遷移させる要求であることからなる、請求項1に記載の方法。
- 前記電力管理イベントが、休止状態に遷移させる要求である場合には、
前記タイムイベントフラグを休止に設定する
ことを更に実行することからなる、請求項1に記載の方法。 - プログラム可能な状態遷移を有するコンピューティング機器内において、タイムイベントフラグに応答するための方法であって、
前記タイムイベントフラグが前記コンピューティング機器を休止状態に設定する要求である場合を判定し、
前記タイムイベントフラグが休止に設定された場合に、第2のタイムイベントフラグを待機に設定し、及び、
前記コンピューティング機器が前記休止状態に入ることを要求する
といったことを含み、
前記タイムイベントフラグが、前記コンピューティング機器を休止状態に設定する要求ではない場合には、前記方法が、
前記第2のタイムイベントフラグを休止に設定し、及び、
前記コンピューティング機器が待機状態に入ることを要求する
ことを更に含み、
前記タイムイベントフラグと、前記第2のタイムイベントフラグとが、いずれも状態遷移要求を表すフラグであることからなる、方法。 - 前記コンピューティング機器が前記休止状態に入るべきことを確認するために、前記コンピューティング機器のユーザに促すことを更に含み、
前記促すことは、前記コンピューティング機器が前記休止状態に入ることを要求する動作の前に実行されていることからなる、請求項5に記載の方法。
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