JP3973174B2 - 吸引装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、外気を吸気するために使用される吸引装置に関し、例えば歯科医院や病院等において治療の際に使用される吸引装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、従来より吸引装置は、モータやピストン等の駆動により空気を吸気する吸引装置本体(バキューム装置本体)と、この吸引装置本体に接続され、先端には外気が吸気される吸気口が形成されたノズル又はパイプ等が接続されているのが一般的である。また、歯科医院等において治療の際に使用される吸引装置では、従来、上記吸気口と吸引装置本体との間に分離器が設けられており、吸気口から吸気された唾液や水等の液体と空気とを分離し、液体と空気とを別々に排出するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した吸引装置は、言うまでもなく永久に使用することができる訳ではなく、長期間の使用により吸引装置本体を構成するモータ又はピストン等の破損その他の構成要素の破損により使用不能となる場合があり、こうした事態が発生した場合には、病院や歯科医院においてはもはや治療を中止せざるを得ず、また、こうした病院等ばかりではなく一般の工場等の作業現場において従来の吸引装置が使用されている場合には、作業を中止せざるを得ない。特に、歯科医師等が治療を行っている場合において、この吸引装置が使用不能となった場合には、極めて迅速に破損した部分の修理又は吸引装置本体自体の交換等を行うことが必要となるが、事実上こうした事態が発生した場合、迅速に修理や交換作業を行うことはできない。また、このように迅速に修理や交換作業ができないことは、上述した病院や歯科医院ばかりではなく吸引装置を使用する工場その他の事業所においても同様である。
【0004】
そこで、本発明は、上述した従来の吸引装置が有する課題を解決するために提案されたものであって、吸引装置を構成する吸引装置本体等の構成要素が破損した場合であっても、作業を中止する必要がない新規な吸引装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、本発明の吸引装置は、液体や空気等を吸引し分離して排出する装置であって、複数の吸引装置本体と、これらの吸引装置本体に導管を介して接続されてなる第1の分離器と、この第1の分離器に導管を介して接続されてなる第2の分離器と、この第2の分離器に接続され先端に空気等を吸引する吸気口が形成されてなる吸引具とを備え、該第1及び第2の分離器にそれぞれ液体を排出する排水管が接続されており、上記複数の吸引装置本体は、吸引側切換えスイッチの操作により該吸引装置本体の全てが駆動し又は個別の吸引装置本体が選択的に駆動可能であることを特徴とするものである。
【0006】
この吸引装置によれば、複数の吸引装置本体の1つが破損した場合であっても、吸引側切換えスイッチの操作による他の吸引装置本体の駆動により、それまでと同じように吸気管から吸気することができる結果、治療や作業に支障が生ずる事態を有効に防止することができ、破損した吸引装置本体の交換や修理は時間的余裕をもって行うことができる上に、第2の分離器内に容量以上の液体が吸引され該第2の分離器が満杯となった場合であっても、該液体は第1の分離器内に吸引され、この第1の分離器内に貯留される。したがって、液体が吸引装置本体内にまで吸引され該吸引装置本体が破損することを有効に防止することもできる。なお、上記複数の吸引装置本体は、各々並列した状態で設置することにより、限られたスペースにおいても設置することができる。
【0009】
また、本発明は、前記第1の分離器と第2の分離器は、それぞれ分離側切換えスイッチが接続され、この分離側切換えスイッチの操作により、該第1又は第2の分離器を選択的に駆動可能とされている。
【0010】
この構成によれば、第2の分離器が異物等の混入により故障した場合であっても、分離側切換えスイッチの操作により、該第2の分離器の駆動を停止させ第1の分離器のみの駆動に切り換えることができるので、治療や作業をそのまま継続して行うことができる。
【0011】
また、本発明は、前記第2の分離器には、間にバルブを介して給水装置が接続され、前記複数の吸引装置本体の駆動の停止により、該バルブが開放され該第2の分離器が洗浄されるよう構成することができる。
【0012】
この構成によれば、吸気口に最も近い第2の分離器が異物等の混入により動作しない状態となった場合であっても、吸引装置本体の駆動を停止させることにより、給水装置のバルブが開放され、洗浄されるよう構成されてなることから、上記第2の分離器を本来の状態に復帰させることができる。したがって、メンテナンス作業を大幅に軽減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る吸引装置の一実施の形態について、図1を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施の形態に係る吸引装置は、歯科医院等で使用される歯科用吸引装置に本発明を適用したものであり、図1中、実線は機械的接続状態を示すものであり、破線は電気的接続状態を示すものである。
【0014】
この歯科用吸引装置1は、図1に示すように、第1の吸引装置本体2と、第2の吸引装置本体3とが並列した状態で設置されている。これら第1及び第2の吸引装置本体2,3は、何れもモータの駆動により空気や唾液、水等を吸引するバキューム装置であり、それぞれ導管を介して排気ボックス4,5に接続されている。また、これら第1及び第2の吸引装置本体2,3は、操作盤6に電気的に接続され、この操作盤6には商用電源7が接続されている。なお、この操作盤6には、上記第1の吸引装置本体2及び第2の吸引装置本体3に供給する電力を切換える吸引側切換えスイッチ6aが設けられている。すなわち、これらの吸引側切換えスイッチ6aにより、該第1の吸引装置本体2及び第2の吸引装置本体3のそれぞれが選択的に駆動させ又はその停止が可能とされている。
【0015】
そして、上記第1及び第2の吸引装置本体2,3には、それぞれ導管を介して逆止弁8,9が接続され、これらの逆止弁8,9には、内部に図示しない殺菌灯(紫外線灯)が配設された殺菌ボックス10が接続されている。なお、この殺菌ボックス10内に配設された殺菌灯は、上記操作盤6に電気的に接続されている。また、この殺菌ボックス10には、導管を介して第1の分離器11に接続され、この第1の分離器11には、導管を介して第2の分離器12が接続されている。これら第1及び第2の分離器11,12は、後述する吸気管の先端に形成された吸気口から吸引され唾液や水等の液体と空気とを分離するための装置であり、内部にはそれぞれフロートスイッチ11a,12aが設けられ、これら第1及び第2の分離器11,12内に所定量の液体が貯留された場合には、これらのフロートスイッチ11a,12aの作動により、後述する排水ボックス内に排水されるよう構成されている。また、上記第2の分離器12は、導管を介して先端吸気口13aが形成された吸気管13接続されている。この吸気管13は、歯科医師等が治療の際に手指で把持し、先端に形成された吸気口13aを、患者の口腔内に挿入し唾液や洗浄水等を吸引するものである。なお、この吸気管13には上記第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3の駆動を開始させ又は停止させるものであって、上記操作盤6に電気的に接続されているスイッチ15が設けられている。
【0016】
また、上記第1の分離器11には導管を介して逆止弁16と接続され、この逆止弁16は導管を介して排水ボックス17に接続されている。なお、この排水ボックス17は、内部にフィルタ17aが設けられているとともに、排水管17bに接続され、第1及び第2の分離器11,12内の液体は、上記排水ボックス17内を経てこの排水管17bから、外部に排出される。また、上記第2の分離器12も導管を介して逆止弁18に接続され、この逆止弁18は導管を介して上記排水ボックス17に接続されている。また、上記第2の分離器12は、導管を介して給水用電磁弁(バルブ)20と接続され、この給水用電磁弁20は、給水装置21に接続されているとともに前記操作盤6と電気的に接続されたタイマ22に接続されている。また、上記第1の分離器11と第2の分離器12は操作盤6に接続された分離側切換えスイッチ23に電気的に接続されている。
【0017】
以下、上述した歯科用吸引装置1の動作について説明しながらこの歯科用吸引装置1の効果について説明する。先ず、歯科医師等の操作者が、吸気管13に設けられたスイッチ15を操作すると、予め操作盤6において吸引側切換えスイッチ6aの操作により設定された例えば第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3の駆動が開始され、該吸気管13の先端に形成された吸気口13aから唾液等の液体と空気とが吸引される。そして、この吸引された液体と空気とは、先ず、上記第2の分離器12内に流入する。この第2の分離器12内では、液体と空気とが分離され、空気は、第1の分離器11内に流入し、この第1の分離器11内に流入した空気は、殺菌ボックス10内で殺菌灯の照射により殺菌された状態で、各逆止弁8,9を通過し、第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3内に流入し、それぞれ排気ボックス4,5から大気中に放出される。この場合において、上記第1又は第2の吸引装置本体2,3の何れか(例えば、第1の吸引装置本体2)が長期間の使用により故障した場合には、それまで該第1及び第2の吸引装置2,3の双方が駆動されている状態であれば、故障していない他方の吸引装置(例えば、第2の吸引装置本体3)が駆動されていることから、今まで通り、吸気口13aから吸気される。したがって、治療中にこうした事態が発生した場合であっても、治療を中止せざるを得ないことはなく、この結果、故障した吸引装置本体(第1の吸引装置本体2)の修理や交換作業は、ある程度の余裕をもって行うことができる。なお、操作盤6において、例えば第1の吸引装置本体2のみが駆動されるように設定され、この第1の吸引装置本体2が故障した場合には、第2の吸引装置本体3が駆動されるように吸引側切換えスイッチ6aを操作すれば良い。
【0018】
そして、上述した状態で、第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3の駆動により、吸気管13から継続的に液体と空気とが第2の分離器12内に流入し、該液体が所定の量流入した場合には、上記フロートスイッチ12aによりこの状態が検出され、これが検出された場合には、上記第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3のモーターを保護するため駆動が停止される。このように第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3の駆動が停止されると、これらの駆動によってそれまで負圧とされていた第2の分離器12内は、大気圧となることから、内部の液体は自重により逆止弁18を通過して排水ボックス17内に排出される。なお、通常の場合には、治療等が終わり、吸引装置本体2,3の駆動が停止される都度、第1及び第2の分離器11,12内に貯留された液体は、自重により逆止弁16,18を経て自動的に排出される。
こうした第2の分離器12の動作により、第1の分離器11内には空気のみが流入し、この第1の分離器11から上記第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3方向に吸引される。しかしながら、上記第2の分離器12内に設けられたフロートスイッチ12aが、該第2の分離器12内に唾液や水と共に流入した歯の破片や歯科材料の破片等によって、上記フロートスイッチ12aが本来の作動をしない場合がある。すなわち、第2の分離器12内に所定の液体が貯留されても、上述したように、第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3の駆動が停止されない場合と、該第2の分離器12内の液体が所定の量に達しない場合であっても、常に第1又は第2の吸引装置本体2,3の駆動が停止されている場合とがある。こうした場合には、前記分離側切換えスイッチ23を操作し、上記第1の分離器11のみが動作し第2の分離器12の動作は停止するよう切り換える。すると、吸気管13から流入した液体と空気とは、先ず第2の分離器12内に流入し、この第2の分離器12内が満杯となると、該液体と空気とは共に導管を介して第1の分離器11内に流入する。そして、この第1の分離器11内で液体と空気とが分離され、所定の量の液体が貯留されると、フロートスイッチ11aの作動により、第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3の駆動が停止され、該第1の分離器11内の液体は、上記排水ボックス17内に排出される。したがって、この歯科用吸引装置1によれば、第2の分離器12が故障した場合であっても、上記分離側切換えスイッチ23の操作により、治療中に使用不能となる危険性がない。特に、この歯科用吸引装置1では、吸引された液体と空気とは第2の分離器12から第1の分離器11内に流入され、第1の分離器11からは空気のみが上記第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3側に吸引されることから、該第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3内に液体が吸引され破損してしまうことを有効に防止することができる。
【0019】
そして、治療が終了し、スイッチ15により上記第1及び/又は第2の吸引装置2,3の駆動が停止すると、タイマ22により予め選定された時間内前記給水用電磁弁20が開放され、この給水用電磁弁20の開放により、給水装置21から上記第2の分離器12内に洗浄水が給水される。この洗浄水の給水により、フロートスイッチ12aが、唾液や水と共に流入した歯の破片や歯科材料の破片等により機能が停止する事態の発生を有効に防止することができるとともに、機能が停止した該フロートスイッチ12aを再び機能させることが可能となる。
【0020】
このように、上述した実施の形態に係る歯科用吸引装置1によれば、並列された第1及び第2の吸引装置2,3の何れかが、長期間の使用により破損した場合であっても、正常に作動する他方の吸引装置本体により、それまでの治療や作業を中止する必要性はなく、そのままの状態で(或いは操作盤6内に設けられた吸引側切換えスイッチ6aの操作により)継続することができる。したがって、治療を中止せざるを得ない事態が発生したり、このために早急に故障した吸引装置本体を修理し又は交換する必要性もない。また、上記実施の形態に係る歯科用吸引装置1では、第2の分離器12が故障した場合であっても、分離側切換えスイッチ23の操作により、第1の分離器11内に空気及び液体が流入し、この第1の分離器11で分離され、液体は排水ボックス17内に排出されることから、やはり治療等の作業を中止しなければならない事態の発生を有効に回避することができ、さらには、液体が第1及び/又は第2の吸引装置本体2,3内に流入し該1及び/又は第2の吸引装置本体2,3を破損させてしまう事態の発生も有効防止することができる。さらに、この実施の形態では、内部に殺菌灯(紫外線灯)が配設された殺菌ボックス10が、第1の分離器11と第1及び第2の吸引装置本体2,3との間に設けられていることから、大気中にクリーンな空気を放出することができる。
【0021】
なお、上記実施の形態においては、本発明を従来の歯科用吸引装置に適用し説明したものであるが、本発明は、こうした歯科用吸引装置ばかりではなく、一般の工業用に使用される吸引装置に適用したものであっても良い。また、上記実施の形態では、本発明を構成する複数の吸引装置本体として、2つの吸引装置本体2,3を挙げて説明したが、用途や使用されるスペース等に応じて例えば3つの吸引装置本体を構成要素としても良い。また、上記実施の形態では、本発明を構成する分離器を、第1及び第2の分離器11,12として、2つ使用した例を挙げて説明したが、本発明(請求項1記載の発明)を構成する分離器は、少なくとも複数の吸引装置本体が構成要素とされていれば、1つの分離器が構成要素とされている場合でも、また、例えば3つの分離器が構成要素とされている場合であっても良い。さらに、上記実施の形態においては、第1及び第2の分離器11,12内に設けたフロートスイッチ11a,12a構成要素としたが、必ずしもフロートスイッチばかりではなく、従来より使用されている他のスイッチであっても良い。さらに、上記実施の形態では、内部に殺菌灯が設けられた殺菌ボックス10を、第1の分離器11と、各逆止弁8,9との間に配設したが、これらの殺菌ボックス10は、例えば、吸引装置本体2と排気ボックス4との間或いは第2の吸引装置本体3と排気ボックス5との間等、少なくとも第1の分離器11と大気への排出部位との間に設けられていれば良い。
【0022】
【発明の効果】
上述した本発明の一実施の形態に係る吸引装置の説明からも明らかなように、本発明(請求項1記載の発明)によれば、複数の吸引装置本体の1つが破損した場合であっても、それまでの治療や作業を中止しなければならない事態の発生を有効に防止することができ、この結果、破損した吸引装置本体の交換や修理は時間的余裕をもって行うことができる上に、複数の分離器、例えば第1と第2の分離器を設け、第1の分離器と第2の分離器とを導管を介して接続し、それぞれに排水管を独立して接続してもいるので、第2の分離器内に容量以上の液体が吸引され該第2の分離器が満杯となった場合であっても、該液体は第1の分離器内に吸引され、この第1の分離器内に貯留される。したがって、液体が吸引装置本体内にまで吸引され該吸引装置本体が破損することを有効に防止することがきる。なお、本発明においては、上記複数の吸引装置本体は、各々並列した状態で設置することもでき、限られたスペースにおいても設置することができる。
【0024】
また、第2の分離器が異物等の混入により故障した場合であっても、分離側切換えスイッチの操作により、該第2の分離器の駆動を停止させ第1の分離器のみの駆動に切り換えることができるので、治療や作業をそのまま継続して行うことができる。
【0025】
さらに、吸気口に最も近い第2の分離器が異物等の混入により動作しない状態となった場合であっても、吸引装置本体の駆動の停止により、給水装置のバルブが開放され洗浄されるよう構成されてなることから、本来の状態に復帰させることができ、さらには、第2の分離器が動作しない状態が発生することも防止することができ、メンテナンス作業を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の一実施の形態に係る歯科用吸引装置の構成を示す系統図である。
【符号の説明】
1 歯科用吸引装置
2 第1の吸引装置本体
3 第2の吸引装置本体
6 操作盤
6a 吸引側切換えスイッチ
11 第1の分離器
12 第2の分離器
13 吸気管
13a 吸気口
17b 排水管
20 給水用電磁弁(バルブ)
21 給水装置
23 分離側切換えスイッチ

Claims (3)

  1. 液体や空気等を吸引し分離して排出する装置であって、複数の吸引装置本体と、これらの吸引装置本体に導管を介して接続されてなる第1の分離器と、この第1の分離器に導管を介して接続されてなる第2の分離器と、この第2の分離器に接続され先端に空気等を吸引する吸気口が形成されてなる吸引具とを備え、該第1及び第2の分離器にそれぞれ液体を排出する排水管が接続されており、上記複数の吸引装置本体は、吸引側切換えスイッチの操作により該吸引装置本体の全てが駆動し又は個別の吸引装置本体が選択的に駆動可能であることを特徴とする吸引装置。
  2. 前記第1の分離器と第2の分離器には、それぞれ分離側切換えスイッチが接続され、この分離側切換えスイッチの操作により、該第1又は第2の分離器を選択的に駆動可能とされてなる請求項1に記載の吸引装置。
  3. 前記第2の分離器には、間にバルブを介して給水装置が接続され、前記吸引装置本体の駆動の停止により、該バルブが開放され該第2の分離器内が洗浄されるように構成されてなる請求項1又は2に記載の吸引装置。
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