JP3970172B2 - 検知手段を有するディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送されるディスクにより検知動作部材が動作させられて、ディスクの移動位置を検知する検知手段を有するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に示すように、車載用などのディスク装置は、直径8cmのディスクと直径12cmのディスクの双方がいわゆるスロットイン方式で装填可能である。このディスク装置では、シャーシ内の前方に一対のディスク検知レバーが回動可能に支持されており、各ディスク検知レバーの前端に検知ピンが固定されている。また前記ディスク検知レバーは、リンクスライダにより連結され、さらに各ディスク検知レバーはスプリングによって検知ピンが互いに接近する方向へそれぞれ付勢されている。
【0003】
ターンテーブルに保持して駆動されていたディスクが排出される場合には、駆動ローラによってディスクがターンテーブルから持上げられるとともに、駆動ローラの回転によりディスクが出口へ向かって搬送される。この際に、ディスクの外周縁で各検知ピンが押されて、両検知ピンが互いに離れるように前記ディスク検知レバーが拡開させられる。すなわち、ディスクの出口方向への移動に伴って一対の検知ピンが互いに離れる方向へ移動し、ディスクの中心が検知ピンの位置を通過すると、今度は検知ピンが互いに接近する方向へ移動させられる。
【0004】
特許文献1に記載のディスク装置では、一方の検知ピンに連動して回動させられる駆動体が設けられている。直径が8cmのディスクが出口へ移動して検知ピンが互いに離れ、その対向間隔が最も広げられたときに、前記駆動体によってスイッチの出力がONからOFFに切換えられ、さらにディスクが移動して検知ピンの間隔が狭くなって、駆動体が前記と逆に回動させられたときに前記スイッチの出力がOFFからONに切換えられる。このOFFからONへの切換えのタイミングに合わせて駆動ローラが停止させられ、ディスクの搬出が完了させられる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−67496号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図10(A)は、前記従来のディスク装置において、ディスクが出口へ搬出される際の検知動作の一例を示している。例えば直径が8cmのディスクDがY2方向へ排出される場合、まずディスクDの外周縁の点(i)が検知ピン51と52に当たった時点では、スイッチはONである。ディスクDがY2方向へ移動すると、ディスクDの外周縁に押されて一方の検知ピン51がX1方向へ移動し、他方の検知ピン52がX2方向へ移動し、検知ピン51によって駆動体が回動させられる。そしてディスクDの中心Odが検知ピン51とほぼ同じ位置まで移動したときに、ディスクDの点(ii)が検知ピン51に当たっているが、このとき駆動体によってスイッチがONからOFFに切換えられる。
【0007】
さらにディスクDがY2方向へ移動すると、検知ピン51と検知ピン52がディスクDの外周縁の円弧に倣って互いに接近する方向へ移動するが、このとき検知ピン51により駆動体が前記と逆の方向へ駆動させられる。そして駆動体によってスイッチがOFFからONに切換えられたときに、駆動ローラを停止させるように制御する。この種のディスク装置では、スイッチがON→OFFに切換ったときからOFF→ONに切換わる間に、ディスクDが所定距離L1だけ移動して停止するが、前記距離L1だけ移動して停止したときに、ディスクDが理想的な排出位置で停止できるようにすることが必要である。
【0008】
例えば、ディスクが出口から所定量突出し、且つディスクの一部が装置内に残って、ディスクが出口から脱落しないように停止できるように設定する。またはディスクの一部が出口から突出し、ディスクの後端部分が装置内の駆動ローラに保持された状態で停止し、これによりディスクが出口から不用意に脱落しないように設定している。
【0009】
しかし、この種のディスクの移動制御では以下に示す問題点がある。
まず、第1の問題点は、両検知ピン51と52を連動させている機構のがたつき量が大きい場合、Y2方向へ排出されるディスクDの中心Odが本来の移動軌跡を移動せずに、X2方向へ偏って移動することがある。また、ディスクDの直径にはばらつきがあるが、このばらつきの範囲内で最も径の小さいディスクが装填される場合があり得る。図10(A)から解るように、検知ピン51がディスクの外周縁を倣って移動する際に、前記設定距離L1が短いと、スイッチをON→OFF、およびOFF→ONに切換えるときの検知ピン51のX方向への移動距離δ1がきわめて短くなる。したがって、前記のようにディスクDの中心OdがX2側に偏って搬送され、あるいは径の小さいディスクが搬送されると、ディスクDの外周縁によって検知ピン51をδ1の移動量だけ動かすことができず、スイッチがON→OFFに切換わらないことがある。
【0010】
このようなことがあると、駆動ローラを停止制御できず、ディスクDに搬送力が与えられつづけて、ディスクが出口から勢い良く飛び出てしまう。
【0011】
第2の問題点は、図10(A)に示すように、ディスクの移動距離L1に対して検知ピン51のX方向への移動量δ1が非常に短いため、ON→OFFおよびOFF→ONへの切換え制御を確実に行わせるためには、移動量δ1を充分に長くする必要があり、そのために前記L1を長くすることが必要である。前記のように、ディスクDの中心OdがX2側へ偏って搬送されたり、または小さい径のディスクが装填された場合でも検知動作を確実に行わせようとすると、前記L1を長くすることが必要である。
【0012】
しかし、前記距離L1を長くすると、搬送されるディスクDが出口から必要以上に突出したときに駆動ローラが停止することになる。すなわち検知ピン51,52は出口の直近に設けられるのが通常であるため、検知ピン51,52を基準とした移動距離L1が長すぎると、ディスクのほとんどが出口から突出することになる。この場合、ディスクDが出口から落下しやすくなる。またディスクが停止したときにその後端部が駆動ローラから外れてしまうことになって、駆動ローラによって停止したディスクを保持することもできなくなる。
【0013】
特に直径が8cmの小径のディスクの場合には、前記距離L1が長いと、ディスクが停止したときに、出口よりも内側に残るディスクの面積が小さくなり、前記の脱落を生じやすくなる。
【0014】
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、ディスクの外周縁で検知手段を動作させるものにおいて、検知を確実に行うことができ、またディスクの搬送が停止したときに出口からディスクが必要以上に突出しないようにできるディスク装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディスクに搬送力を与える搬送手段と、前記搬送手段で搬送されるディスクの外周縁に押されて互いに離れる方向へ移動させられる第1の検知動作部材および第2の検知動作部材と、両検知動作部材を互いに接近させる方向へ付勢する付勢手段と、第1の検知動作部材の動作に基づいて出力が切換えられる検知手段と、を有するディスク装置において、
搬送されるディスクによって両検知動作部材が互いに離れる方向へ移動させられる途中で前記第2の検知動作部材の前記移動を規制する規制手段が設けられており、第2の検知動作部材が前記規制手段で規制された後に、第1の検知動作部材のみが移動して前記検知手段が切換えられることを特徴とするものである。
【0016】
この発明では、第2の検知動作部材がディスク中心から離れる途中で、好ましくはディスク中心から最も離れる位置へ移動し終わる前にその移動が規制される。よって、ディスク中心は第1の検知動作部材に寄る方向へ移動させられることになり、検知手段が確実に動作させられるようになる。
【0017】
前記規制手段は、以下の実施の形態のような連結部材を用いたリンク機構である必要は無く、例えば第2の検知動作部材がディスクの中心から離れる方向へ移動するのを規制するストッパを設けたものであってもよい。
【0018】
例えば、前記第1の検知動作部材によって移動させられる切換部材が設けられ、この切換部材によって前記検知手段が切換えられるものとして構成できる。
【0019】
また、本発明は、第1の検知動作部材がディスク中心の移動軌跡から離れる動作により前記切換部材が一方向へ移動させられ、第1の検知動作部材が前記移動軌跡に接近する動作により前記切換部材が逆方向へ移動させられ、前記切換部材の前記一方向への移動のときに前記検知手段が一度切換えられ、前記切換部材が逆方向へ移動するときに前記検知手段が再度切換えられ、この再度の切換えによって、前記搬送手段が停止するものとして構成できる。
【0020】
例えば、前記搬送手段の停止により、ディスクが排出位置に停止するものである。
【0021】
また、第1の検知動作部材と第2の検知動作部材は共に回動するものであり、第1の検知動作部材に連結された第1の連結部材と、第2の検知動作部材に連結された第2の連結部材と、両連結部材を一緒にまたは個別にガイドするガイド部とが設けられ、前記規制手段がガイド部の途中に設けられ、この規制手段により前記第2の連結部材が規制されて、第2の検知動作部材の移動が規制されるものとして構成できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のディスク装置の一部を示す平面図、図2はディスク装置を示す分解斜視図、図3は検知動作部材と連結部材との連結構造を示す斜視図、図4はカバー部材に形成された案内穴を示す平面図、図5乃至図8はディスク装置の動作説明図、図9は連結部材の連結部分を示す拡大平面図である。
【0023】
図1に示すディスク装置1は、例えばCD(コンパクト ディスク)やDVD(デジタル バーサタイル ディスク)などのディスクDが装填可能である。また、直径が12cmの大径ディスクと、直径が8cmの小径ディスクの双方が装填可能である。このディスク装置1は、例えば車載用として使用されるものであり、1DINサイズなどの大きさの図示しない筐体を有している。
【0024】
前記ディスク装置1は、前記筐体内にシャーシ2を有しており、このシャーシ2には、対物レンズ3を有する光ヘッド4、および光ヘッド4をディスクの記録面に沿ってディスクの半径方向へ移動させるスレット機構を有している。このスレット機構は、光ヘッド4を移動自在に支持するガイド軸5a、前記光ヘッド4に移動力を与えるスクリュー軸5b、および前記スクリュー軸5bを駆動するスレットモータから構成されている。
【0025】
また、前記シャーシ2には、回転駆動部6が設けられている。この回転駆動部6は、スピンドルモータ(図示せず)、およびこのスピンドルモータの回転軸に固定されたターンテーブル7で構成されている。
【0026】
図2に示すように前記筐体の前面に設けられた化粧部には、ディスクDを挿入する挿入口が開口している。前記シャーシ2の前端は、前記挿入口のすぐ内側に位置している。また挿入口のすぐ内側には、搬送手段として機能する搬送ローラ8が設けられている。
【0027】
前記搬送ローラ8は、回動アーム9に回転自在に支持されている。回動アーム9は、搬送ローラ8の両側にL字状に形成された一対の腕部9a,9bを有し、腕部9a,9bはX方向に延びる板材9cによって一体に形成されている。前記腕部9a,9bの基端に軸部9d,9eが固定され、この軸部9d,9eが前記シャーシ2に対して垂直に設けられたシャーシ起立片(図示せず)に回動自在に支持されている。これにより、前記搬送ローラ8は、ディスクDに接近する方向とディスクDから離れる方向へ回動自在となっている。
【0028】
挿入口から挿入されたディスクDは前記搬送ローラ8の搬送力によって搬送され、ディスクDの中心穴D1が、前記ターンテーブル7でクランプされる位置まで移送される。また駆動が完了したディスクDは前記搬送ローラ8によってターンテーブル7から持ち上げられるとともに、搬送ローラ8の搬送力によって、前記挿入口から所定量突出した排出位置まで移送される。なお、本実施の形態では、前記搬送ローラ8の搬送力によって回転駆動部6へ送られる方向が導入方向(Y1方向)で、前記搬送ローラ8により前記挿入口へ送られる方向が排出方向(Y2方向)である。
【0029】
図1において、回転駆動部6の中心を通り且つY方向に向く基準線をO−Oで示している。本実施の形態では、この基準線O−Oを境としてX1側に検知機構Sが設けられている。
【0030】
前記検知機構Sには、その一部としての切換部材20が設けられている。この切換部材20は扇状に形成されて、前記シャーシ2に固定された軸2aに回動自在に支持されている。この切換部材20の円弧状に延びる縁部が検知動作部20aとなっている。また切換部材20の円弧状の縁部の一端にはクランク状に形成された連結アーム部21が一体に形成されて、この連結アーム部21の先端部がシャーシ2の表面の高さ位置よりも高く設定されている。また連結アーム部21の先端には細長形状の挿入穴21aが貫通して形成されている。
【0031】
前記シャーシ2には、前記切換部材20の検知動作部20aに対向する検知手段として機能する検知スイッチSW1が設けられている。また検知動作部20aに対向して他の検知スイッチSW2とSW3が設けられている。前記検知スイッチSW1は最も奥側(Y1側)に位置し、前記検知スイッチSW2は前記検知スイッチSW1よりも反時計回り側に位置し、前記検知スイッチSW3は前記検知スイッチSW2よりも反時計回り側に位置している。検知スイッチSW1は、小径ディスクが排出されるときの搬送停止を制御するためのものであり、検知スイッチSW2は、大径ディスクが排出されるときの搬送停止を制御するためのものである。また検知スイッチSW3は、小径ディスクまたは大径ディスクが挿入口から挿入されたのを検知するためのものである。
【0032】
図2と図3に示すように、前記搬送ローラ8を挟んでシャーシ2に対向する位置にはトップシャーシ11が設けられている。このトップシャーシ11の下面には、図3および図5などに示す検知アーム12aと検知アーム12bが設けられている。一方の検知アーム12aには第2の検知動作部材(第2の検知ピン)13aが設けられ、他方の検知アーム12bには第1の検知動作部材13bが設けられている。各検知アーム12a,12bの基端には、それぞれ軸受穴14a,14bが形成されて、この軸受穴14a,14bが前記トップシャーシ11の下面に固定された図示しない支持軸に回動自在に挿入されている。
【0033】
図2に示すように、第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aは、シャーシ2とトップシャーシ11との間で、且つ挿入口と搬送ローラ8との中間の空間内に延びている。そして第1の検知動作部材13bは、第2の検知動作部材13aよりも長く、その先端が切換部材20の前記連結アーム部21に形成された挿入穴21aに摺動自在に挿入されている。
【0034】
図3に示すように、前記検知アーム12a,12bの基端には、リンク機構を構成する連結部材15a,15bが設けられている。前記連結部材15a,15bはいずれも細長い薄板状であり、各連結部材15a,15bの基端に回動軸15a1,15b1が固定されて、この回動軸15a1,15b1が前記検知アーム12a,12bの基部に回動自在に挿入されている。
【0035】
一方の連結部材15aの先部には連結軸部16が固定され、もう一方の連結部材15bの先部には長穴17が長手方向に沿って短く形成されて、前記長穴17に前記連結軸部16が回動自在で且つ摺動自在に挿入されている。また前記連結部材15a,15bには、コイルスプリングなどで形成された弾性部材18a,18bが設けられており、この弾性部材18a,18bの弾性収縮力によって、前記連結部材15a,15bがそれぞれ矢印Ta,Tb方向(図3と図5参照)へ引っ張られている。その結果、第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aは、互いに接近する方向へ付勢されている。
【0036】
図2と図5などに示すように、前記トップシャーシ11の下面にはカバー部材30が対向して設けられ、このカバー部材30とトップシャーシ11との間に、前記検知アーム12a,12bと前記連結部材15a,15bが位置している。本実施の形態では、検知アーム12a,12bと連結部材15a,15bのそれぞれの一部分が前記カバー部材30で覆われている。また、前記検知動作部材13aと13bは、前記カバー部材30の前方部分から前記シャーシ2に向けて突出している。
【0037】
図4に示すように、前記カバー部材30の下面(Z2側の面)には、摺動面35,35が形成されており、ディスクは、この摺動面35,35と前記搬送ローラ8とで挟持されて、搬送ローラ8の回転力によりY1方向とY2方向へ搬送される。図2、図4、図5などには、前記搬送ローラ8の軸中心線をOLで示している。
【0038】
カバー部材30の上面(Z1側の面)には、Y方向に延びる細長形状の案内穴(ガイド部)31が形成されている。この案内穴31は、前記基準線O−Oと一致する位置に設けられている。また案内穴31のY1側の端部33よりも少しY2方向寄りに、X1側に向けて凹状に形成された規制手段として機能する規制凹部32が形成されている。前記案内穴31には、前記連結部材15aに形成された連結軸部16の先端が摺動可能に挿入されている。
【0039】
本実施の形態のディスク装置では、筐体の挿入口からディスクが挿入されてY1方向へ移送されるとき、またディスクが挿入口に向けて排出されるときに、ディスクの外周縁が前記第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aとに当たり、ディスクがY1方向またはY2方向へ移動する際に、ディスクの外周縁に倣うようにして、第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aがX方向へ移動する。そして、第1の検知動作部材13bによって切換部材20が回動させられる。
【0040】
ディスクが第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aに当たっていないとき、前記連結部材15a,15bが受ける前記弾性部材18a,18bの弾性復帰力によって、前記連結軸部16が案内穴31のY1側の端部33(図9参照)に位置し、互いの連結部材15aと15bとで成す角度α(図3参照)は最も大きくなっている。また前記連結部材15a,15bと前記検知アーム12a,12bとの連結部分である回動軸15a1,15b1が互いに最も離間した状態に設定される。よって、前記検知アーム12aは軸受穴14aを支点として図5における反時計方向へ回動させられ、また前記検知アーム12bは軸受穴14bを支点として図5における時計方向へ回動させられており、検知動作部材13aと13bとが最も接近した状態に設定されている。
【0041】
次に、本実施の形態のディスク装置の動作について説明する。以下では、小径ディスクDが挿入口へ排出される場合の動作について説明する。
【0042】
ディスク装置が動作状態にあるときには、小径ディスクDはターンテーブル7に図示しないクランパによって弾圧されてクランプされ、小径ディスクDは図示しないスピンドルモータの駆動力によってターンテーブル7とともに回転して、光ヘッド4によってディスクの記録面が走査され、再生処理または記録処理が行われる。このとき、搬送ローラ8はディスクDの下面から離れて下方へ退避している。
【0043】
動作状態から小径ディスクDの排出処理が実行されると、ターンテーブル7でのディスクDのクランプが解除され、搬送ローラ8が上昇して、搬送ローラ8によって小径ディスクDがターンテーブル7から持上げられる。さらにディスクDは、搬送ローラ8とカバー部材30の下面の摺動面35,35との間に挟持される。そして、搬送ローラ8が小径ディスクDを排出させる方向へ駆動されて、小径ディスクDはディスク装置1の挿入口に向けて送り出される。
【0044】
このとき、搬送動作の初期においては、ディスクDの中心Odは、ほぼ前記基準線O−Oに沿ってY2方向へ移動する。そして、図5に示すように、小径ディスクDの外周縁が検知動作部材13a,13bに当たり、さらにディスクDがY2方向へ搬送されると、前記外周縁によって第1の検知動作部材13bがX1方向へ押され、第2の検知動作部材13aがX2方向へ押される。よって、検知アーム12aは時計方向へ回動させられ、検知アーム12bは反時計方向へ回動させられる。各検知アーム12a,12bが互いに逆向きに回動させられることにより、前記連結部材15aと15bとの成す角度αが狭められ、連結軸部16が前記案内穴31に案内されながらY1側の端部33からY2方向へ移動させられる。
【0045】
小径ディスクDが図6の位置に搬送されると、前記検知動作部材13a,13bの間隔がさらに押し広げられ、前記連結軸部16は案内穴31の規制凹部32の位置に至る。前記連結部材15aには弾性部材18aによってY1方向への引っ張り力Taが作用しているため、連結軸部16は前記規制凹部32内に入り込む。
【0046】
前記連結軸部16は、連結部材15aの回動支点である回動軸15a1よりもY2側に位置し、且つ連結部材15aは前記弾性部材18aによって反時計方向への回動付勢力を受けている。よって、前記回動支点を中心として反時計方向へ回動しようとしている前記連結軸部16は前記規制凹部32内に嵌合された状態でそれ以上Y1方向とY2方向のいずれの方向へも移動できないように規制される。
【0047】
また、連結軸部16が前記規制凹部32に入り込むときに、わずかにP1方向へ移動し、検知アーム12aがわずかに時計方向へ回動して第2の検知動作部材13aがX2方向へわずかに動く。同時に、連結部材15bがP2方向へ微小距離だけ押し戻されるため、検知アーム12bは時計回り方向へ移動させられ、第1の検知動作部材13bはX2方向へ少し移動する。よって、図6の状態では、小径ディスクDの中心Odは、前記基準線O−OよりもわずかにX2方向へ移動する。
【0048】
さらに、小径ディスクDがY2方向へ搬送させられると、第2の検知動作部材13aはそれ以上X2方向へ動くことができないため、検知アーム12aは回動しない。一方、ディスクDの外周縁からの力が第1の検知動作部材13bにX1方向へ作用するため、検知アーム12bが反時計方向へ回動し、連結部材15bにP3方向の移動力が作用する。このとき、図9に拡大して示すように、連結部材15bの先部に形成された長穴17が連結軸部16に対してP3方向へ摺動することにより、前記検知アーム12bの反時計方向への回動が許容される。
【0049】
小径ディスクDが、図6から図7を経てさらにY2方向へ移動する間、第1の検知動作部材13bのみがX1方向に移動するため、ディスクDの中心Odは、基準線O−OよりもX1側へ移動し始める。図7では、中心Odaが第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aとを結ぶ線にほぼ一致した位置へ移動したディスクを符号Daで示している。このとき、第1の検知動作部材13bは、X1方向へ最も大きく移動し、基準線O−Oから最も離れる。また、ディスク中心Odaは、基準線O−Oに対してX1方向へ距離δxだけ変位することになる。
【0050】
さらにディスクDの中心Odが、第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aとを結ぶ線よりもY2方向へ移動すると、ディスクの外周縁に倣って、第1の検知動作部材13bがX2方向へ復帰する。そして、図8に示す状態では、ディスクDのX方向への幅寸法が最も大きくなる部分が、第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aを乗り越えてY2側へ移動するため、第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aが、基準線O−Oに対してほぼ等距離に位置するようになり、ディスクDの中心Odが基準線O−Oにほぼ一致する位置に戻る。
【0051】
図10(B)は、ディスクDがY2方向へ移動する間の、ディスクと第1の検知動作部材13bとの当接点の位置関係を示している。ディスクDが図5から図8に示す位置へ搬送される間、まず図6に示すように、ディスクの中心Odが基準線O−OよりもややX2側へ移動し、その後に図7に示すようにディスク中心Odが基準線O−Oに一致する位置に戻る。このときのディスクと第1の検知動作部材13bとの当接点が(iv)である。さらに、ディスクが図7において破線で示すDaの位置へ至る間に、ディスク中心Odaが基準線O−Oからδxだけ変位する。このときの前記当接点が(v)である。さらに、ディスクDが図8に示す位置へ移動すると、ディスク中心Odが基準線O−Oに一致する。このときの前記当接点が(vi)である。
【0052】
図10(B)において、ディスクDと第1の検知動作部材13bとの当接点が(v)から(vi)に至るまでのディスクの搬送距離を図10(A)と同じL1とした場合に、その間の第1の検知動作部材13bのX2方向の移動量δ2は、図10(A)に示す従来例での移動量δ1よりも充分に長くなることを理解できる。δ2とδ1との差は前記変位量δxに等しい。また、図10(B)において、前記当接点が(iv)から(v)に至る間の第1の検知動作部材13bのX1方向への移動量も、図10(A)において当接点が(i)から(ii)に至るまでの検知ピン51のX1方向への移動量よりも大きくなる。
【0053】
前記検知機構Sでは、ディスクDが図5の位置から図7において符号Daに示す位置(ディスク中心Odaが、第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aとを結ぶ線に一致する位置)に搬送される間に、第1の検知動作部材13bによって、切換部材20が反時計方向へ回動させられる。そして、ディスクが前記Daに示す位置(図10(B)において当接点が(v)となる位置)に至るときが、切換部材20が反時計方向へ最も回動した状態である。当接点が(v)となり切換部材20が反時計方向へ最も回動させられる直前に、切換部材20の検知動作部20aが検知スイッチSW1のアクチュエータ41から離れて、検知スイッチSW1のスイッチ出力がONからOFFに切換えられる。
【0054】
そしてディスクが、図7のDaで示す位置からさらにY2方向へ移動する間、第1の検知動作部材13bがX2方向へ復帰するため、切換部材20が時計方向へ回動する。この実施の形態では、ディスクDが図8に示す排出位置に至ったとき、すなわち、図10(B)において前記当接点が(vi)になったときに、切換部材20の検知動作部20aが前記アクチュエータ41を動作させて、このとき、検知スイッチSW1のスイッチ出力がOFFからONに切換えられる。
【0055】
スイッチ出力がOFFからONに切換ったときに、搬送ローラ8が停止させられ、小径ディスクDは図8に示す位置で停止させられる。
【0056】
この実施の形態では、ディスクがY2方向へ搬送されるときに、ディスク中心が基準線O−OからδxだけX1方向へ移動し、さらに基準線O−Oと一致するという動作を行っているがために、以下のような効果を奏することができる。
【0057】
第1に、検知機構Sを動作させる際に、ディスク中心を基準線O−OよりもX1側へδxだけ変位させているため、切換部材20を反時計方向へ確実に回動させることができようになり、検知スイッチSW1を確実にONからOFFに切換えることができる。また規格による交差内で最も小さい径のディスクが装填されたとき、さらには規格を外れてさらに小さい径のディスクが装填されたときにも、前記検知スイッチSW1を確実にONからOFFに切換えることができる。よって、ディスクを排出するときに、搬送ローラ8を止める制御を必ず行うことができる。
【0058】
第2に、図10(B)に示すように、当接点が(v)から(vi)に移行する間のディスクの搬送距離を図10(A)と同じ距離L1にしたときに、その間の第1の検知動作部材13bのX1方向への移動量δ2を図10(A)に示すδ1よりも充分に大きくできる。よって、前記距離L1が短くても、検知スイッチSW1を必ずOFFからONに切換えることができる。
【0059】
この点を詳述すると、この実施の形態では、検知スイッチSW1がON→OFF→ONとなったときに、搬送ローラ8を停止しているが、この停止制御を確実に行うためには、第1の検知動作部材13bがX1方向へ移動して、前記δ2の範囲内にあるときに、検知スイッチSW1をON→OFFにしなくてはならず、さらに第1の検知動作部材13bが当接点(v)からX2方向へδ2だけ戻ったときに、丁度検知スイッチSW1がOFF→ONに切換わらなくてはならない。
【0060】
前記検知機構Sでは、切換部材20が反時計方向へ回動し、検知動作部20aが検知スイッチSW1のアクチュエータ41から離れてアクチュエータ41が突出したときにOFFになり、切換部材20が時計方向へ回動して、検知動作部20aが前記アクチュエータ41を確実に押し込んだときに検知スイッチSW1がONになる。したがって、ONからOFFに切換えるときの切換部材20の位置と、OFFからONに切換えるときの切換部材20の位置との間には差動量が存在し、通常は、ON→OFFのときの切換部材20の位置は、OFF→ONのときよりもやや反時計方向寄りである。よって、この切換動作を確実に行うためには、切換部材20の回動量すなわち、第1の検知動作部材13bの移動量δ2をある程度広く確保しておくことが必要である。
【0061】
そこで、図10(A)の従来例では、δ1を広くしようとすると、ディスクの搬送距離L1を長くする必要があるが、この実施の形態では、図10(B)に示すように、ディスクの搬送距離L1を短くしてもδ2を充分に広く確保することができる。
【0062】
すなわち、この実施の形態では、当接点(v)の位置からディスクを短い距離L1だけY2方向へ移動させた位置でディスクを停止させることができる。逆に言えば、当接点(v)の位置からディスク停止までのディスクの移動距離L1を、機器の特性に合わせて比較的自由に設定できることになる。
【0063】
装置を小型化するためには、第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aが、挿入口のすぐ内側に位置していることが好ましいが、ディスクを停止させるまでの前記移動距離L1を短くできることにより、小径のディスクを挿入口から大きく突出させることなく停止させることができる。よって挿入口からのディスクの脱落を防止できる。
【0064】
さらに、搬送ローラ8が第1の検知動作部材13bと第2の検知動作部材13aよりも装置の内側へ離れた位置にあったとしても、前記距離L1を短くできることにより、小径ディスクを、その一部を挿入口から突出させ、後端部を搬送ローラ8と前記摺動面35,35とで挟持させた状態でディスクの搬出を止めることができる。よって、小径ディスクDがディスク装置の挿入口から落下するのを確実に防止できる。さらに、ディスク装置の仕様においてリロード処理を行うものであっても、確実にリロード処理に移行できるようになる。なお、この場合のリロード処理とは、ディスクが排出されてその一部が挿入口から突出した状態で排出完了している状態において所定時間経過後に何も操作指示がなされなかった場合にディスクを再度ディスク装置内に引き込む処理のことをいう。
【0065】
次に、大径ディスクが排出される場合には、図5から図7に示すのと同様に、連結軸部16が案内穴31内をY2方向へ移動し、一度連結軸部16が規制凹部32に嵌合する。そして、大径ディスクの周縁部によって第1の検知動作部材13bのみがX1方向へ移動させられ、図9に示すように、連結部材15bの長穴17が連結軸部16に対してP3方向へ摺動する。ただし大径ディスクの場合には、第1の検知動作部材13bがX1方向へさらに大きく移動させられるため、P3方向へ移動する連結部材15bの長穴17の端部によって連結軸部16がP3方向へ押され、連結軸部16が規制凹部32から押し出される。よってその後は、連結軸部16が案内穴31内をY2方向へ移動することができるようになり、大径ディスクの周縁部によって第1の検知動作部材13bがX1方向へ移動させられるとともに、第2の検知動作部材13aがX2方向へ移動させられて、大径ディスクは挿入口へ搬出させられる。
【0066】
大径ディスクの排出処理では、前記切換部材20の反時計方向への回動動作によって前記検知スイッチSW2がONからOFFに切換えられ、再度ONに切り換えられたときに搬送ローラ8の動作が停止させられて、大径ディスクが挿入口から所定量突出した状態で排出処理が完了する。またこのときも小径ディスクDと同様に一定条件下でリロード処理に移行することができる。
【0067】
また、前記検知スイッチSW3は、ディスクの挿入検知を行うものである。図5に示すように、第1の検知動作部材13bがディスクの外周縁によって動作させられていない状態では、切換部材20によって検知スイッチSW3はOFFであり、小径ディスクまたは大径ディスクが挿入されて第1の検知動作部材13bがX1方向へ開くと直ちに検知スイッチSW3がONに切り換えられ、ディスクが挿入されたことが検知される。
【0068】
なお、前記実施の形態では検知動作部材13aと13bが回動するものであるが、これらがX方向へ直線的に移動する構造であってもよい。また切換部材20も直線動作によりスイッチを切換えるものであってもよい。また検知スイッチSW1がOFF→ON→OFFになったときに、搬送ローラ8を停止する制御を行うように、検知機構Sを構成してもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明した本発明では、搬送されるディスクによって検知機構を確実に動作させることができ、また排出させるディスクの停止制御も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の検出機構と回転駆動手段を示す平面図、
【図2】本発明のディスク装置の一部分を示す分解斜視図、
【図3】検知動作部材と連結部材を示す斜視図、
【図4】連結部材を案内する案内手段を示す平面図、
【図5】小径ディスクが検知動作部材に当接した直後の状態を示す平面図、
【図6】一方の検知動作部材の動作がロックされたときの状態を示す平面図、
【図7】検知手段のスイッチ出力が切り換えられる動作を説明する平面図、
【図8】ディスクの排出が完了した状態を示す平面図、
【図9】連結部材の連結部分を示す拡大平面図、
【図10】(A)は、従来技術の動作説明図、(B)は発明の実施の形態の動作説明図、
【符号の説明】
SW1 検知スイッチ
2 シャーシ
7 ターンテーブル
8 搬送ローラ
11 トップシャーシ
12a,12b 検知アーム
13a,13b 検知動作部材
14a,14b 軸受穴
15a,15b 連結部材
15a1,15b1 回動軸
16 連結軸部
17 長穴
20 切換部材
20a 検知動作部
30 カバー部材
31 案内穴
32 規制凹部
Claims (5)
- ディスクに搬送力を与える搬送手段と、前記搬送手段で搬送されるディスクの外周縁に押されて互いに離れる方向へ移動させられる第1の検知動作部材および第2の検知動作部材と、両検知動作部材を互いに接近させる方向へ付勢する付勢手段と、第1の検知動作部材の動作に基づいて出力が切換えられる検知手段と、を有するディスク装置において、
搬送されるディスクによって両検知動作部材が互いに離れる方向へ移動させられる途中で前記第2の検知動作部材の前記移動を規制する規制手段が設けられており、第2の検知動作部材が前記規制手段で規制された後に、第1の検知動作部材のみが移動して前記検知手段が切換えられることを特徴とするディスク装置。 - 前記第1の検知動作部材によって移動させられる切換部材が設けられ、この切換部材によって前記検知手段が切換えられる請求項1記載のディスク装置。
- 第1の検知動作部材がディスク中心の移動軌跡から離れる動作により前記切換部材が一方向へ移動させられ、第1の検知動作部材が前記移動軌跡に接近する動作により前記切換部材が逆方向へ移動させられ、前記切換部材の前記一方向への移動のときに前記検知手段が一度切換えられ、前記切換部材が逆方向へ移動するときに前記検知手段が再度切換えられ、この再度の切換えによって、前記搬送手段が停止する請求項2記載のディスク装置。
- 前記搬送手段の停止により、ディスクが排出位置に停止する請求項3記載のディスク装置。
- 第1の検知動作部材と第2の検知動作部材は共に回動するものであり、第1の検知動作部材に連結された第1の連結部材と、第2の検知動作部材に連結された第2の連結部材と、両連結部材を一緒にまたは個別にガイドするガイド部とが設けられ、前記規制手段がガイド部の途中に設けられ、この規制手段により前記第2の連結部材が規制されて、第2の検知動作部材の移動が規制される請求項1ないし4のいずれかに記載のディスク装置。
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