JP3970171B2 - 屋内収納空間用シャッタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内収納空間の開口部に設けられるシャッタに関する。
【0002】
【背景技術】
建物の屋内に設置される収納部や収納室などの屋内収納空間の開口部には、屋内収納空間の仕切りや、屋内収納空間への塵埃等の侵入を防ぐために戸などの開閉機構を備えるのが一般的である。そして、そのような開閉機構として従来より、引戸(例えば、特許文献1参照)、開き戸(例えば、特許文献2参照)、折りたたみ戸(例えば、非特許文献1参照)が知られている。
【0003】
特許文献1の引戸は、左右のいずれかに板状の本体をスライドさせて開閉させる戸のことであり、片引戸、両引戸、引き違い戸などの形式が知られている。
片引戸は、屋内収納空間の開口部に設けられたレール上の一枚の板状の本体を、左右のいずれかにスライドさせることで、その開口部の開閉を行うものである。開口部を開いた状態では、本体は開く方向の壁内、あるいは、壁の側面に沿って保持される。
両引戸は、一本のレール上に設けられた二枚の板状の本体を、左右にスライドさせることで、開口部の開閉を行うものである。開口部を開いた状態では、二枚の本体は、それぞれが開く方向の壁内、あるいは、壁の側面に沿って保持される。
引き違い戸(例えば、非特許文献2参照)は、二枚以上の板状の本体を、二本またはそれ以上のレール上に設け、それらの本体をレールに沿って左右にスライドさせて、開口部の開閉を行うものである。開口部を開いた状態では、本体は開く方向の壁内に、あるいは、壁の側面もしくは他の本体に沿って保持される。
【0004】
特許文献2の開き戸は、一枚またはそれ以上の板状の本体を、屋内収納空間の縦枠部に設けられたヒンジなどを軸として回転するような形式で開閉する戸のことであり、本体は、屋内収納空間の内側または外側に向かって開く。
【0005】
非特許文献1の折りたたみ戸は、一本のレール上に設けられた複数の板状の本体をヒンジ等で連結し、本体をレールに沿って折りたたみながら屋内収納空間の開口部を開いたり、広げながら閉じることで、屋内収納空間の開口部を開閉する。開口部を開いた状態では、本体は折りたたまれて、開口部の縦枠部に沿って保持される。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−54402号公報(図2)
【特許文献2】
特開平11−178655号公報(図2、図4)
【非特許文献1】
建築用語辞典編集委員会編「建築用語辞典(第二版)」技報堂出版。1995年4月10日発行 第114頁
【非特許文献2】
建築用語辞典編集委員会編「建築用語辞典(第二版)」技報堂出版。1995年4月10日発行 第804頁
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような特許文献1の引戸では、屋内収納空間の開口部を開くために、板状の本体を左右にスライドさせるので、スライド方向の壁に対して、本体を収容するための造作が必要になるという課題がある。また、これにより施工の手間が増大し、これに伴い施工の費用が増大すると言った二次的な課題が生じる。
また、スライド方向の壁に沿って本体を保持する場合は、壁の側面に本体を移動するためのスペースが必要となるため、この面に棚等を設けることができないなど、デッドスペースが生じることとなり、収納効率が悪化するという課題がある。
【0008】
非特許文献2の引き違い戸では、屋内収納空間の開口部を開くために、本体を左右にスライドさせて、本体を召合わせる必要があり、このため、開口部の開口幅以下の開口寸法しか得られず、物品の出し入れがしづらいという課題がある。
【0009】
特許文献2の開き戸および非特許文献1の折りたたみ戸では、本体を開くためのスペースが屋内収納空間の内側あるいは外側に必要となるため、屋内収納空間近傍にデッドスペースが生じることとなり、収納スペースが悪化するという課題がある。
【0010】
このような事情から、屋外の小型物置などの開口部に用いられるようなシャッタを、屋内収納空間の開口部に採用しようと考えることもできる。しかしながら、そのようなシャッタを採用しようとすると、外観、強度、使い勝手などの関係、および、構造が複雑で施工が煩雑になるなどの理由から、屋内収納空間の開口部にそのまま使うことは無理がある。特に居室よりも高さの低い屋内収納空間の開口部では、簡単に開閉でき、構造や施工が簡易なシャッタが求められてきた。
【0011】
本発明の目的は、構造が簡易で、施工の簡略化を図りつつ、屋内収納空間の開口寸法を大きくでき、かつ、屋内収納空間の内外スペースの有効活用を実現できる屋内収納空間用シャッタを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の屋内収納空間用シャッタは、居室より高さの低い屋内収納空間3に設けられるシャッタ1であって、前記屋内収納空間の開口部31左右の縦枠部311近傍と天井32とを繋ぎ、前記縦枠部近傍に沿って略上下に延びるとともに、前記天井に沿って略水平に延びるガイドレール11と、前記ガイドレールに係合されるシャッタ本体12とを備え、前記シャッタ本体は、前記開口部を覆って閉じる閉位置312と、前記開口部を開く開位置313との間を、前記ガイドレールに案内されて上下に移動自在に設けられ、前記ガイドレールは、少なくとも縦レールおよび天井レールにより構成され、前記天井レールは、取付具により前記天井下面に直接取り付けられていることを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、屋内収納空間の開口部を塞ぐシャッタを開く際に、シャッタ本体は、開口部の縦枠部から天井に沿って延びたガイドレールに収容されることとなるので、開口部の両側の側壁33を造作する必要がない。従って、施工を容易にすることができる。さらに、開口部の両側の側壁において、屋内収納空間内外の面を利用することができるので、側壁近傍に棚等を設けるなど、収納効率の向上を図ることができる。また、シャッタ本体が、屋内収納空間内外に突出することがないので、開口部近傍にデッドスペースを生じることがなく、建物空間を有効に活用できる。
【0014】
また、開口部を塞ぐシャッタ本体が天井に沿って移動自在に設けられていることにより、シャッタを全開にして、大きな開口寸法を得ることができるので、物品の出し入れを容易にすることができる。
【0015】
本発明では、前記ガイドレールは、少なくとも縦レール11Aおよび天井レール11Bにより構成されている
これによれば、ガイドレールの部品点数を削減できるほか、開口部の縦寸法および屋内収納空間の天井高に応じた縦レールおよび天井レールをあらかじめ工場等で製造しておき、施工現場で縦レールおよび天井レールを組み合わせてガイドレールを形成できるので、本発明のシャッタを設置する際の施工を容易にすることができる。
【0016】
本発明では、前記天井レールは、取付具105により前記天井下面に直接取り付けられている。
これによれば、天井レールは露出して天井下面に取り付けられるものであり、かつ、天井レールの取付は取付具によるので、その取付に関して他の部品を必要としない。従って、部品点数を削減することができ、また、構造を簡素化することができる。また、天井レールは天井下面に直接取り付けられるので、取付作業を簡易に行うことができ、天井レールのメンテナンスも容易にすることができる。
【0017】
本発明では、前記シャッタ本体は、前記開口部よりも幅広であり、前記縦レールは、前記開口部の前記縦枠部近傍の壁にそれぞれ取り付けられていることが好ましい。
これによれば、開口部の縦枠部近傍の壁に縦レールを取り付けるので、屋内収納空間の開口部の大きさにとらわれずにシャッタを取り付けることができる。また、縦レールの取付は壁に対して行うので、取付具以外の特別な部材を必要とせず、省部材で対応できる。
【0018】
本発明では、前記ガイドレールは、互いに対向配置された板状部の一方に、他方に比べて延出した延出部が一体に形成された断面略コ字状とされ、かつ、前記延出部は取付部101Bとされるとともに、前記板状部から前記取付部を切り離す切欠101Aが形成されていることが好ましい。
これによれば、縦レールを開口部の縦枠部と一体に取り付ける際に、切欠で取付部を切り離すことができるので、縦レールの加工を容易にすることができる。
【0019】
本発明では、前記シャッタ本体は、略水平方向に延びる複数のスラット12Aを互いに回動自在とするとともに、縦方向に連結して構成され、前記スラットは、木質粉末を含んだ合成樹脂材料から形成されていることが好ましい。
これによれば、シャッタ本体は複数のスラットを連結して構成されるので、開口部の幅寸法に合わせてスラット幅を決め、開口部の高さ寸法に合わせて、互いに連結するスラットの数を決定すれば、開口部の大きさに合ったシャッタを容易に組み立てることができる。
また、スラットが破損した場合であっても、該当部分のスラットを交換するだけで足りるので、シャッタ本体の修理を容易に行うことができる。
【0020】
スラットは、木質粉末を含んだ合成樹脂材料から形成されているので、十分な強度を確保することができ、防音性を向上できる。また、射出成形等による製造が可能であり、同じ構造のスラットを多量に、かつ、簡易に製造することが可能である。さらに、木質基調などのように、建物内部の環境に合わせた材料で形成されたスラットでシャッタ本体を構成することにより、質感が良好となり、建物の基調に合わせたシャッタを構成することができる。
【0021】
本発明では、前記シャッタ本体が閉じる際の下降速度を減じる減速手段13を備えていることが好ましい。
これによれば、シャッタ本体の閉動作時に、シャッタの下降を減速することができるので、シャッタ本体と開口部底部との衝突によるシャッタ本体の破損や、その衝撃音を防止することができる。
【0022】
本発明では、前記シャッタの開動作を補助する補助手段を備えることもできる。つまり、補助手段を必要に応じて設けるものでもよい。
シャッタ本体に補助手段としての開動作補助機構14を設けることにより、開動作が容易となり、開口部に設けられたシャッタを容易に開口することができるほか、開動作時に余計な力が加わってシャッタを破損したり、それによりシャッタが開かなくなることを防ぐことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
(1.外部構成)
図1は本実施形態に係る屋内収納空間用シャッタ1が設けられた建物2の断面図、図2はシャッタ1の配置を示す概要斜視図、図3はシャッタ1を屋内収納空間3の外側から示す外観図、図4は屋内収納空間内側からのシャッタ1を示す概要斜視図である。
図1に示すように、建物2には、一階部4と二階部5との間の中二階部6に、高さの低い屋内収納空間3が設けられている。詳述すると、この屋内収納空間3は、人が屈んで入れる程度の高さ、具体的には、1.0〜1.6mほどの高さを有する空間であり、図1の点線で示すように、一階部4と二階部5との間に設けることができ、居室と同程度の床面積を有することができる。そして、この場合の開口部31は、階段の踊り場に形成される。なお、このような屋内収納空間3は、例えば、特開平7−54402号公報に紹介されている。
このような高さ寸法を有する屋内収納空間3としては、図1の二点鎖線で示すように、一階部4と中二階部6とを連絡する階段7の下部空間などに設けることもできる。この場合の開口部31は、図2のように、階段7に沿った壁面に形成される。
そして、これら屋内収納空間3の断面略矩形状の開口部31には、その開口部31を開閉するためのシャッタ1が設けられている。
【0025】
図3には、建物2内に設けられた開口部31を閉じた状態が示されている。また、図4には、開口部31を開いた状態が示されている。これら図3および図4において、シャッタ1は屋内収納空間3の内側に設けられている。シャッタ1は、ガイドレール11に沿ってシャッタ本体12が、開口部31を覆って閉じる閉位置312と開口部31を開く開位置313との間で移動自在に設けられる構造である。なお、図4には、開口部31が形成された側壁33において、開口部31近傍に設けられた棚331が示されている。
【0026】
シャッタ1は、図3および図4に示すように、ガイドレール11、シャッタ本体12および減速手段13を備えている。また図9に示すように、屋内収納空間3が比較的大きな場合などに有効である開動作補助機構14を設けることもできる。なお、図9は、本実施形態におけるシャッタの配置を示す模式図である。
【0027】
(2.ガイドレール11について)
ガイドレール11は、シャッタ本体12と係合し、シャッタ本体12の移動方向を案内するものであり、屋内収納空間3の開口部31を挟む左右の縦枠部311近傍の側壁33に、それぞれに一本ずつ設けられている。そしてガイドレール11は、この縦枠部311近傍の側壁33に沿って上下に延び、かつ、縦枠部311の上方で略水平方向に折れ曲がり、屋内収納空間3の天井32に沿って、屋内収納空間3の開口部31が設けられた面と対向する面に向かって延びている。なお、ガイドレール11の縦枠部311近傍の側壁33への取付に関しては、縦枠部311にガイドレール11を直接取り付けることも含むものである。
【0028】
ガイドレール11は、開口部31の縦枠部311近傍の側壁33に取り付けられる縦レール11Aと屋内収納空間3の天井32下面に取り付けられる天井レール11Bとを備えている。開口部31の左右に取り付けるガイドレール11は、それぞれが開口部31を中心として対称構造を有している。
【0029】
図5は、レール部材10の構造を示す断面図、図6は、ガイドレール11を構成する縦レール11Aおよび天井レール11Bの配置を示す概要斜視図である。なお、図6において縦レール11Aは、縦枠部311と一体に取り付けられている。
図5に示すように、ガイドレール11の縦レール11Aおよび天井レール11Bは、このレール部材10から形成される。
【0030】
レール部材10は、前面部101、側面部102および背面部103を有する断面略コ字状の部材であり、押出成形等により成形されるポリ塩化ビニルなどの合成樹脂製である。天井レール11Bは、前面部101が外側となるようにレール部材10を折り曲げ加工することで形成される。
【0031】
ガイドレール11においては、板状部である前面部101および背面部103、そして側面部102の3面に囲まれたシャッタ係合部104にシャッタ本体12の端部が係合し、これにより、シャッタ本体12の移動が案内される。
【0032】
前面部101は、背面部103に比べて延出して形成されており、前面部101の外面側略中央には、切欠101Aが形成されいる。縦レール11Aを縦枠部311に一体に取り付ける場合において、縦レール11Aを形成する際には、前面部101を切欠101Aで折り曲げて、切欠101Aから延出した延出部である取付部101Bを切り取って形成する。切り取られた取付部101Bは、天井レール11Bの屋内収納空間3の天井32下面への取付の際に、屋内収納空間3の開口部31が形成された壁面と、天井レール11Bとの隙間を埋めるパッキン材として流用することができる。また、この取付部101Bには、釘やビスなどの取付具105が挿通する取付孔101Cが穿設されており、レール部材10を天井レール11Bに用いる場合は、この取付孔101Cで屋内収納空間3の天井32下面に取付具105により固定される。
【0033】
側面部102の略中央には、釘やビスなどの取付具106が挿通する縦枠部取付孔102Aが穿設されている。開口部31の縦枠部311に縦レール11Aを一体に取り付ける場合には、縦枠部取付孔102Aで縦レール11Aは縦枠部311に取付具106により固定される。
【0034】
背面部103の内側略中央には、レール部材10の内側に広がった形状のアリ溝103Aが形成されている。このアリ溝103Aは、シャッタ本体12が閉じる際の下降速度を減じるための減速手段13が取り付けられる部分である。本実施形態では、減速手段13としてシャッタ本体12の端部に当接するモヘアを使用し、シャッタ本体12の下降に対するモヘアの抵抗により、その下降速度を減じているが、これ以外にスポンジやローラー等の摩擦も採用することができる。また、縦レール11Aの下部にバネ状の戸当りなどを採用して、下降速度を調速することもできる。
【0035】
(3.シャッタ本体12について)
図7は、シャッタ本体12の要部の構造を示す概要斜視図であり、図8は、シャッタ本体12およびガイドレール11の構造を示す断面図である。
シャッタ本体12は、図7および図8に示すように、それぞれ略水平方向に沿って配置されるスラット12Aを縦方向に複数連結して構成される。スラット12Aは、木質粉末を含んだ合成樹脂材料から形成されたものである。ここで、木質粉末を含んだ合成樹脂材料には、木材の端部や鋸屑などを素材にして微粉状の粒子にし、表面に酸化チタンを担持させ、樹脂の微粉粒との混合ペレットを加熱溶解させ、押出成形または射出成形で成形部材としたものを挙げることができる。この部材を採用すれば、手触り感等の風合いが天然の木に近く、かつ、耐久性および耐水性のあるスラット12Aおよびシャッタ本体12を構成することができる。なお、このような木質粉末を含んだ合成樹脂材料は、例えば、特開平07−232387号公報に紹介されている。
【0036】
スラット12Aは、前面部121、背面部122、中空部123、係合凹部124、および、他のスラット12Aの係合凹部124と係合する係合凸部125から構成されている。
屋内収納空間3の外側に面する平らな前面部121には、係合凸部125側の端部に傾斜部121Aが形成されている。これは、図8で示すように、シャッタ本体12が天井レール11Bの折り曲げ部分を移動する際に、天井レール11Bにシャッタ本体12が衝突しないようにして、シャッタ本体12の移動を円滑にするための部分である。
【0037】
背面部122には、略中央から係合凹部124の背面側抑え部124Bに向かって傾斜した傾斜部122Aが形成されている。この傾斜部122Aは、シャッタ本体の開動作時に、減速手段13の抵抗を減らすとともに、係合凹部124の強度保持のための傾斜である。
【0038】
中空部123は、中空123A、123Bおよび隔壁123Cから構成される。これら中空123A、123Bは隣合っており、スラット12Aの前面部121、背面部122、係合凹部124および係合凸部125により囲まれた比較的薄い中空空間である。この中空部123は、防音、強度、軽量化のために形成されたものである。ここで、中空123A、123Bに挟まれた隔壁123Cは、シャッタ本体12正面からの衝撃、すなわち、前面部121に直交する方向からの衝撃に対して抗する部分となり、スラット12Aおよびシャッタ本体12の強度を更に向上させる作用がある。
【0039】
係合凹部124および係合凸部125は、ともにスラット12A同士を互いに回動自在に連結する部分である。
スラット12A同士は、図8に示すように、一方のスラット12Aの側面端部の係合凹部124に、他方のスラット12Aのある程度大きな断面略円形状の係合凸部125をスライドさせて嵌め込むことで、互いに回動自在に連結される。この際、嵌め込んだ係合凸部125は、嵌め込まれた方の係合凹部124に形成された前面側抑え部124Aおよび背面側抑え部124Bによって抑えられる。また、係合凹部124に形成された係止部124Cにより、嵌め込んだスラット12Aが外れないようにし、かつ、シャッタ本体12の係合凸部125を軸とした回動角を抑制し、シャッタ本体12が反対側に回動するのを防いでいる。このようにして複数のスラット12Aを係合・連結することで、シャッタ本体12が構成される。
【0040】
図8に示すように、シャッタ本体12の下端のスラット12Aには、屋内収納空間3の外側に対応する面、すなわち前面部121に外側把手12Bが設けられている。この外側把手12Bが設けられたスラット12Aの屋内収納空間3の内側に対応する面、すなわち背面部122には、内側把手12Cが設けられている。外側把手12Bおよび内側把手12Cは、屋内収納空間3の内外からシャッタ本体12の開閉を容易にするためのものである。
【0041】
また、シャッタ本体12の下端のスラット12Aにおいては、係止部124Cが取り除かれ、モヘアなどの当接部材12Dが係合凹部124に取り付けられている。この当接部材12Dはシャッタ本体12が閉じた際に、屋内収納空間3の床に当接し、シャッタ本体12と開口部31底部との間に隙間を生じないようにするとともに、シャッタ本体12と開口部31底部との衝撃を和らげるためのものである。これにより、シャッタ本体12が閉じられた場合に、さらなる衝撃音の防止が図れるほか、屋内収納空間3の密閉性が向上する。
【0042】
(4.開動作補助機構14について)
開動作補助機構14は、屋内収納空間3が比較的大きい場合や、開口部31が大きく、これに伴い、大きいシャッタ本体12を設ける場合などに取り付けると有効である。
以下に、本実施形態における開動作補助機構14について説明する。
図9に示すように、開動作補助機構14は、開口部31の開動作、すなわち、シャッタ本体12の上方向への移動を補助する機構である。本実施形態では、開動作補助機構14は、定滑車141、連結部材142および重り143から構成されている。
【0043】
屋内収納空間3の天井32には、シャッタ本体12の収納方向で、かつ、開口部31と対向する面の近傍に、定滑車141が設けられている。この定滑車141は、溝車141Aを備えており、取付部材141Bによって天井32に取り付けられている。
溝車141Aの外周面には、その略中央に溝(図示省略)が形成されており、その溝に連結部材142が係合する。連結部材142は金属製ワイヤなどの紐状部材であって、一端はシャッタ本体12の上端のスラット12Aに連結し、溝車141Aから略垂下する他端には重り143が取り付けられている。溝車141Aは、連結部材142の動きに合わせて回転するので、連結部材142の動きを円滑にし、連結部材142一端に繋がれた重り143が上下に移動する。
このような開動作補助機構14により、シャッタ本体12を開く際に、重り143の重さにより連結部材142およびこの連結部材142に繋がれたシャッタ本体12が引かれるので、シャッタ本体12の上方向への移動が容易になる。
【0044】
(5.シャッタ1の開口部への取付方法)
シャッタ1の開口部31への取付方法は、天井レール11Bの取付工程、シャッタ本体12の設置工程、および、縦レール11Aの取付工程により行われる。以下、これらの取付工程を説明する。なお、開動作補助機構14をシャッタ1に取り付ける場合の取付工程についても説明する。
【0045】
(5−1.天井レール11Bの取付工程)
天井レール11Bは、図9に示すように、一端部が開口部31の左右の縦枠部311近傍の側壁33に沿って上方に延長した線上に位置するとともに、中間部から他端部にかけて、それぞれが屋内収納空間3の天井32下面に沿って固定される。これにより、天井レール11Bは、取付具105により天井32下面に直接固定され、取付後の天井レール11Bは、天井32下面に露出状態となる。ここで、開口部31の縦枠部311に一体に縦レール11Aを取り付ける場合において、縦枠部311が屋内収納空間3の内側に向かって突出している場合は、天井レール11Bの下端が開口部31が形成された屋内収納空間3の内側の面から浮いた状態となるので、このような場合は、縦枠部311に一体に取り付ける縦レール11Aの形成の際に切り取った取付部101Bを、パッキン材として流用することができる。なお、天井レール11Bの取り付けの際、テープのようなもので仮固定しておけば、この後の施工においてレール位置を修正する必要が生じても容易に修正できる。
【0046】
(5−2.シャッタ本体12の取付工程)
シャッタ本体12は、開口部31の幅寸法より幅広として形成し、シャッタ本体12に設けられた外側把手12Bが天井方向を向くように、かつ、把手が設けられていない方の端部から順に、左右の天井レール11Bのシャッタ係合部104に挿入される。これにより、シャッタ本体12は、天井32下面に設けられた天井レール11Bに収納される。
【0047】
(5−3.縦レールの取付工程)
図10には、縦レール11Aの配置を示す断面図が示されている。
図10に示すように、シャッタ本体12の左右を縦レール11Aのシャッタ係合部104で挟むように係合させる。そして、図6のように、天井レール11Bの下端と縦レール11Aの上端とを係合させる。この際、減速手段13が予めアリ溝103Aに取り付けられた縦レール11Aを、図10に示すように、開口部31の縦枠部311近傍の側壁33に取り付ける。なお、縦レール11Aの縦枠部311近傍の側壁33への取付は、図6に示すように、縦レール11Aを縦枠部311と一体に取り付けることも含むものである。縦レール11Aは、図9の二点鎖線で示すように、背面部103が屋内収納空間3の内側に面するように取り付ける。これにより、屋内収納空間3の開口部31は、開口部31の幅寸法より幅の広いシャッタ本体12によって覆われて閉じた状態となる。この際、シャッタ本体12に設けられた外側把手12Bおよび内側把手12Cは、それぞれ屋内収納空間3の外側および内側を向いていることになる。なお、縦レール11Aの取付の際に、天井レール11Bの場合と同様に、テープのようなもので仮固定しておけば、この後の施工においてレール位置を修正する必要が生じても容易に修正できる。
【0048】
(5−4.開動作補助機構14の取付工程)
以下に、開動作補助機構14の取付工程について説明する。
予め、定滑車141が天井32下面に固定しておく。固定された定滑車141の溝車141Aに形成された溝に沿って、シャッタ本体12の上端に取り付けられた連結部材142を係合させ、連結部材142の端部うち、シャッタ本体12との係合とは反対側の端部に、重り143を取り付ける。連結部材142の長さ寸法および重り143の重さは、シャッタ本体12が適度に移動できる範囲で適宜決める。
【0049】
前記の施工により、本実施形態のシャッタ1は、屋内収納空間3の開口部31に取り付けられる。なお、天井レール11Bおよび縦レール11Aの取り付けの際に、テープ等によって仮固定した場合には、シャッタ本体12の移動確認後、天井レール11Bにおいては取付孔101Cで取付具105により、天井レール11Bの場合は天井32下面に、縦レール11Aの場合は縦枠部311近傍の側壁33に固定する。そして、縦レール11Aを縦枠部311と一体に取り付ける場合においては縦枠部取付孔102Aで縦枠部311に取付具106により固定すれば、天井レール11Bおよび縦レール11Aを堅固に固定できる。
【0050】
(6.実施形態の効果)
前述のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
【0051】
(6−1) 開口部31を塞ぐシャッタ本体12は、開口部31の縦枠部311近傍の側壁33と天井32下面とを繋ぎ、縦枠部311近傍の側壁33と天井32下面に沿って延びたガイドレール11に収容されるので、開口部31が形成された面の両脇に位置する側壁33を引戸の場合のように造作する必要がない。従って、施工を容易にすることができる。
【0052】
(6−2) シャッタ本体12が、天井32下面に沿って延びたガイドレール11に収納されるので、開口部31の両脇の側壁33の内外の面を利用することができる。従って、図4に示すように、側壁33に棚331を設けることができるなど、収納効率の向上を図ることができる。また、シャッタ本体12が、開き戸のように屋内収納空間3内外に突出することがないので、開口部31近傍にデッドスペースを生じることがなく、建物2内の空間を有効に活用できる。
【0053】
(6−3) 開口部31を塞ぐシャッタ本体12が、縦枠部311近傍の側壁33と天井32下面とを繋ぎ、縦枠部311近傍の側壁33および天井32下面に沿って延出したガイドレール11に沿って、移動自在に設けられているので、シャッタを全開にすることができる。従って、開口部31において大きな開口寸法が得られるので、物品の出し入れを容易にすることができる。
【0054】
(6−4) 屋内収納空間3の開口部31に、本発明のシャッタ1を設けることにより、開口部31を形成する枠や床とのクリアランスを抑えることが可能となるので、引戸などを用いる場合に比べて、気密性や防音性を高めることができる。
【0055】
(6−5) ガイドレール11は、少なくとも縦レール11Aおよび天井レール11Bにより構成されるので、シャッタ1の構造の簡素化、および、ガイドレール11の部品点数を削減できる。また、開口部31の縦寸法および屋内収納空間3の天井高に応じた縦レール11Aおよび天井レール11Bをあらかじめ工場等で製造しておき、施工現場で縦レール11Aおよび天井レール11Bを組み合わせてガイドレール11を形成できるので、シャッタ1を設置する際の施工を容易にすることができる。
【0056】
(6−6) 天井レール11Bは、取付具105により天井32下面に直接固定される。すなわち、天井レール11Bは、天井32下面に露出した状態で固定されるので、天井レール11Bの取付作業やメンテナンスを容易にすることができる。
【0057】
(6−7) 縦レール11Aは、開口部31の縦枠部311近傍の側壁33にそれぞれ取り付けられるので、開口部31の幅寸法にとらわれずにシャッタ1を設けることができる。また、縦レール11Aの取付に際しても、縦レール11Aを取付具105または取付具106により固定するだけであるので、省部材で対応することができる。
【0058】
(6−8) レール部材10には、取付部101Bをレール部材10から切り離すための切欠101Aが設けられている。これにより、縦レール11Aを開口部31の縦枠部311に一体に取り付ける場合に、縦レール11Aを形成する際の取付部101Bの切り離しを簡単に行うことができる。
【0059】
(6−9) シャッタ本体12は、水平方向に延びる複数のスラット12Aを互いに回動自在に、縦方向に連結して構成されるので、開口部31の幅寸法に合わせてスラット12Aの幅寸法を決め、複数のスラット12Aを開口部31の縦枠部311の高さ寸法に合わせて、互いに回動自在に連結すれば、容易にシャッタ本体12を組み立てることができる。また、スラット12Aが破損した場合であっても、該当部分のスラット12Aを交換するだけで足りるので、シャッタ本体12の修理を容易に行うことができる。
すなわち、本実施形態のスラットは、以下に示す従来の課題を解決する。
従来のスラットには、特開2001−234677に示されるような、中空空間のない板状のスラットがある。また、特開2001−288966に示されるような、内部に中空空間を設けた金属製のスラットがある。これらのスラットは、屋外で用いられるシャッタを構成するスラットであり、金属製で重いため、操作がしづらいという課題がある。さらに、板状のスラットは強度が低く、また、中空を設けたスラットは、シャッタ正面からの衝撃により変形しやすいという課題がある。
本実施形態のスラット12Aでは、合成樹脂製とし、内部に中空部123を設けることで軽量化を実現している。また、中空部123は、隣接した中空123A、123Bに挟まれた隔壁123Cが、前面部121に直交する方向からの衝撃に対して抗する役割を担うので、スラット12Aは変形しにくい形状となっている。さらに、背面部122に傾斜部122Aを形成したことにより、係合凹部124の強度を維持しつつ、縦レール11Aに設けられた減速手段13に対して、シャッタ本体12の閉動作時には抵抗を受け、開動作時には逆に抵抗を減じることができるようにされている。
【0060】
(6−10) スラット12Aは、木質粉末を含んだ合成樹脂材料から形成されているので、十分な強度を確保することができ、気密性や防音性を一層向上することができる。また、押出成形等により同じ構造のスラット12Aを多量に、しかも簡易に製造できる。さらに、木質基調などのように、建物2の内部の環境に合わせた材料で形成されたスラット12Aでシャッタ本体12を構成することにより、質感が良好となり、建物2の基調に合わせたシャッタ1を構成することができる。
【0061】
(6−11) シャッタ1は、シャッタ本体12が閉じる際の下降速度を減じる減速手段13を備えているので、シャッタ本体12の閉動作時に、シャッタ本体12と開口部31底部との衝突によるシャッタ本体12の破損や、その衝撃音を防止することができる。
【0062】
(6−12) シャッタ1は、シャッタ本体12の開動作を補助する開動作補助機構14を備えることもできるので、屋内収納空間3が比較的大きい場合など、必要に応じてシャッタ1に開動作補助機構14を設けることで、シャッタ本体12の開動作、すなわち、シャッタ本体12の移動を容易にでき、よって、開口部31を容易に開口することができる。また、シャッタ本体12の開動作時に余計な力を加える必要が無くなり、シャッタ1が破損したり、それによりシャッタ本体12が移動できなくなることを防ぐことができる。
【0063】
(7.実施形態の変形)
本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0064】
(7−1) 前記実施形態では、屋内収納空間3は、中二階部6および階段7の下部空間に設けることができるとしたが、本発明はこれに限らない。本発明が実施できる、居室より高さの低い屋内収納空間3であれば、その屋内収納空間3の場所は問わず、またその屋内収納空間3が設けられた建物2の構造も問わないものである。例えば、図11のシャッタ1の配置を示す概要斜視図に示すように、階段8の下にトイレ9が設けられている場合であっても、階段7内に屋内収納空間3を設け、その屋内収納空間3の開口部31に本発明を実施しても構わない。
【0065】
(7−2) 前記実施形態では、ガイドレール11は、縦レール11Aおよび天井レール11Bから構成されるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、ガイドレール11は、縦枠部311近傍の側壁33に設けるレールと、天井32下面に沿って設けるレールと、これらを繋ぐ湾曲したレールの3つのレールから構成されるものであっても構わない。また、3つ以上の部材に分かれたレールから構成されるものであってもよい。
【0066】
(7−3) 前記実施形態では、レール部材10は押出成形等により成形されるポリ塩化ビニルなどの合成樹脂製としたが、本発明はこれに限らない。すなわち、レール部材10から形成されたガイドレール11が、その設置、および、シャッタ本体12の移動に耐えられる剛性を有していれば、製造方法および材料の種類は問わない。
【0067】
(7−4) 前記実施形態では、取付具105、106は釘やビスとしたが、本発明はこれらに限らない。すなわち、シャッタ本体12が移動でき、ガイドレール11を堅固に固定できるものであれば、取付に使用する部材の種類・形状・性質は問わないものである。
【0068】
(7−5) 前記実施形態では、シャッタ本体12形成の際に、一方のスラット12Aの係合凹部124に他方のスラット12Aの係合凸部125を嵌め込むとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、スラット12Aに他の係合部材が設けられていて、それにより、スラット12A同士が回動自在に係合するようなものであっても構わない。
【0069】
(7−6) 前記実施形態では、切欠101Aは前面部101の外側略中央に形成されるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、取付部101Bを切り離す部位にあれば、内側であっても略中央でなくても構わない。
【0070】
(7−7) 前記実施形態では、シャッタ1の開動作を補助する補助手段としての開動作補助機構14は、定滑車141、連結部材142および重り143から構成されるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、シャッタ本体12に連結したバネを天井32に取り付けるなど、シャッタ1の開動作を補助する機構であれば、その形式・材料・構成は問わない。
【0071】
(7−8) 前記実施形態では、開動作補助機構14の連結部材142は、金属製ワイヤなどの紐状部材としたが、本発明は、これに限らない。すなわち、重り143およびシャッタ本体12の移動に耐えられる程度の剛性を備えたものであれば、金属製でなくてもよい。ゴムなどの弾性体を用いても構わないし、また、紐状部材でなくても構わない。なお、金属製ワイヤとすれば、長期間の利用にも耐えられ、連結部材142の切断により開動作補助機構14の機能が損なわれることを防ぐことができる。
【0072】
(7−9) 前記実施形態では、シャッタ1を屋内収納空間3の開口部31に設ける際に、天井レール11Bから取り付けたが、この方法に限らず、シャッタ1の取付に関しては適宜決められてよい。
【0073】
(7−10) 前記実施形態では、天井レール11Bは屋内収納空間3の天井32下面に沿って取り付けるとしたが、屋内収納空間3の奥行が狭い場合などで、開口部31が形成された面とは反対側の面に向かう途中で、天井レール11Bが略垂下しても構わない。すなわち、天井レール11Bの長さ寸法がシャッタ本体12を収納するのに十分であり、屋内収納空間3の天井32下面に沿ってシャッタ本体12が収納されるのであれば、天井レール11Bの長さ寸法やシャッタ本体12の収納方向は問わない。
【0074】
(7−11) 前記実施形態では、当接部材12Dはモヘアとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、スポンジやゴムなどの弾性体等を当接部材12Dとして採用しても構わない。
【0075】
(7−12) 前記実施形態では、屋内収納空間3の開口部31は正面略矩形状としていたが、本発明では、これに限らない。すなわち、開口部31の形状が正面略多角形状や正面略円形状であってもよい。この場合も、本実施形態における縦レール11Aの取付の場合と同様に、縦枠部311近傍の側壁33に縦レール11Aを取り付ければよい。
【0076】
(7−13) 前記実施形態では、シャッタ本体12を構成するスラット12Aは、木質粉末を含んだ合成樹脂材料から形成されているとしたが、本発明のスラット12Aは、木質粉末を含まない合成樹脂、金属、あるいは木のいずれかから形成されるものであっても構わない。なお、木質粉末を含んだ合成樹脂材料から形成されたスラット12Aであれば、木質基調などの建物2の内部基調に合わせたシャッタ1を、十分な強度を保持しつつ構成することができる。
【0077】
【発明の効果】
前述のように、本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0078】
請求項1記載の発明によれば、シャッタの設置に際して開口部の両側の側壁を引戸のように造作しないので、施工が容易である。また、シャッタ本体は天井下面に沿って収納されるので、開口部を大きくすることができるほか、屋内収納空間内外の面を利用して棚等を設けるなど、収納効率の向上および建物空間の有効活用を図ることができる。
【0079】
請求項2記載の発明によれば、ガイドレールに関する部品点数の削減を図ることができ、また、縦レールおよび天井レールを組み合わせてガイドレールを形成できるので、シャッタ設置場所に合わせたガイドレールを容易に形成でき、施工も容易である。
【0080】
請求項3記載の発明によれば、天井レールを天井下面に直接取り付けるので、天井レールの取付作業およびメンテナンスを容易にすることができる。
【0081】
請求項4記載の発明によれば、シャッタ本体は開口部より幅広とされ、開口部の縦枠部近傍の壁に縦レールを取り付けるので、開口部の大きさにとらわれずにシャッタを設けることができる。また、縦レールの取付には取付具を用いれば良いので、省部材で取付を行うことができる。
【0082】
請求項5記載の発明によれば、レール部材から取付部を切り離すための切欠が設けられているので、縦レールを縦枠部と一体に取り付けようとしたときに、切欠で簡単に取付部を切り離すことができ、縦レールの加工を容易にすることができる。
【0083】
請求項6記載の発明によれば、開口部の寸法より幅広に形成した複数のスラットを連結すればよいので、シャッタ本体を簡単に組み立てることができる。シャッタ本体が破損した場合も、破損箇所のスラットを交換すればよいので、修理も容易である。また、スラットを建物内部の基調に合わせた材料で形成すれば、質感も良好である。
【0084】
請求項7記載の発明によれば、シャッタ本体の下降速度が減速されるので、シャッタ本体の破損を防止し、シャッタ本体と開口部底部との衝撃音を減じることができる。
【0085】
請求項8記載の発明によれば、屋内収納空間が比較的大きい場合など、必要に応じてシャッタの開動作を補助する補助手段を設けることにより、シャッタ本体の開動作が容易となるほか、開動作時のシャッタ本体の負担を軽減して破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る屋内収納空間用シャッタの配置を示す建物の断面図。
【図2】 前記実施形態における屋内収納空間用シャッタの配置を示す概要斜視図。
【図3】 前記実施形態における屋内収納空間用シャッタの収納空間外側からの外観を示す概要斜視図。
【図4】 前記実施形態における屋内収納空間用シャッタの収納空間内側からの外観を示す概要斜視図。
【図5】 前記実施形態におけるレール部材の構造を示す断面図。
【図6】 前記実施形態における縦レールおよび天井レールの配置を示す概要斜視図。
【図7】 前記実施形態におけるスラットの構造を示す概要斜視図。
【図8】 前記実施形態におけるシャッタ本体およびガイドレールの構造を示す断面図。
【図9】 前記実施形態における屋内収納空間用シャッタの配置を示す模式図。
【図10】 前記実施形態における縦レールの配置を示す断面図。
【図11】 前記実施形態における屋内収納空間用シャッタの配置を示す概要斜視図。
【符号の説明】
1…シャッタ、 2…建物、
3…屋内収納空間、 10…レール部材、
11…ガイドレール、 12…シャッタ本体、
13…減速手段、 14…開動作補助機構、
31…開口部、 32…天井、
33…側壁、 11A…縦レール、
11B…天井レール、 12A…スラット、
101…前面部(板状部)、 103…背面部(板状部)、
311…縦枠部、 312…閉位置、
313…開位置、 101A…切欠、
101B…取付部(延出部)。

Claims (6)

  1. 居室より高さの低い屋内収納空間に設けられるシャッタであって、
    前記屋内収納空間の開口部左右の縦枠部近傍と天井とを繋ぎ、前記縦枠部近傍に沿って略上下に延びるとともに、前記天井に沿って略水平に延びるガイドレールと、
    前記ガイドレールに係合されるシャッタ本体とを備え、
    前記シャッタ本体は、前記開口部を覆って閉じる閉位置と、前記開口部を開く開位置との間を、前記ガイドレールに案内されて上下に移動自在に設けられ
    前記ガイドレールは、少なくとも縦レールおよび天井レールにより構成され、
    前記天井レールは、取付具により前記天井下面に直接取り付けられていることを特徴とする屋内収納空間用シャッタ。
  2. 請求項に記載の屋内収納空間用シャッタにおいて、
    前記シャッタ本体は、前記開口部よりも幅広であり、
    前記縦レールは、前記開口部の前記縦枠部近傍の壁にそれぞれ取り付けられていることを特徴とする屋内収納空間用シャッタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の屋内収納空間用シャッタにおいて、
    前記ガイドレールは、互いに対向配置された板状部の一方に、他方に比べて延出した延出部が一体に形成された断面略コ字状とされ、かつ、前記延出部は取付部とされるとともに、前記板状部から前記取付部を切り離す切欠が形成されていることを特徴とする屋内収納空間用シャッタ。
  4. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の屋内収納空間用シャッタにおいて、
    前記シャッタ本体は、略水平方向に延びる複数のスラットを互いに回動自在とするとともに、縦方向に連結して構成され、
    前記スラットは、木質粉末を含んだ合成樹脂材料から形成されていることを特徴とする屋内収納空間用シャッタ。
  5. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の屋内収納空間用シャッタにおいて、
    前記シャッタ本体が閉じる際の下降速度を減じる減速手段を備えていることを特徴とする屋内収納空間用シャッタ。
  6. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の屋内収納空間用シャッタにおいて、
    前記シャッタの開動作を補助する補助手段を備えていることを特徴とする屋内収納空間用シャッタ。
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