JP3969305B2 - グラフ表示制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グラフ表示制御装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、グラフの表示機能を備えたグラフ表示制御装置が知られている。このグラフ表示制御装置には、例えば、グラフ関数電卓がある。また、グラフ関数電卓には、計算機能や図形描画機能等の様々な機能を搭載したものもある。このようなグラフ関数電卓では、例えば、計算機能によって求めた各種演算結果をグラフ化して表示させることができる。このため、グラフ関数電卓は、エンジニアの技術計算や教育の現場において活用されている。
【0003】
グラフ関数電卓の操作方法としては、グラフ関数電卓が備える各種機能が割り当てられた操作キー(例えば、数字キーや十字キー、決定キー、キャンセルキー等)を操作する方法が一般的であるが、近年では、更に、入力ペンやマウス等のポインティングデバイス等(ポインタ)を用いて表示画面上のデータを指定し、所望の位置まで移動させる、いわゆるドラッグ&ドロップ操作によって様々な操作入力を行えるものもある。
【0004】
また、グラフ関数電卓には、ダイナミックグラフ機能を搭載したものもある。ダイナミックグラフ機能とは、係数や定数等の未知定数を含むグラフ式を与え、この係数の値をある範囲で変化させた時、未知定数の変化にあわせてグラフを変形させて描画する機能である(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−152918号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のダイナミックグラフ機能においては、グラフ式や変化させる係数、この係数の値を変化させる範囲(変化範囲)等の指定は、専用の設定画面にて所望の値を入力することで実現していた。このため、例えば、係数の値の変化範囲を様々に変形させたいときには、その度毎に変化範囲を入力して設定を変更する必要があり、面倒なことであった。また、係数の範囲を入力してダイナミックグラフを表示させてはじめて、画面に対するグラフの動的変化がわかる。このため、画面に対して適切なグラフを変化させるためには、再度値の範囲を入れ直す必要があることが多かった。
【0007】
上記事情に鑑み、本発明は、ダイナミックグラフ機能を搭載するグラフ表示制御装置において、グラフ式や変化させる係数、この係数の値の変化範囲等を、グラフ表示画面上で容易に変更可能とすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、
未知定数を含むグラフ式を記憶するグラフ式記憶手段
このグラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式の未知定数の値の変化範囲を記憶する変化範囲記憶手段
この変化範囲記憶手段に記憶された変化範囲の中で、前記グラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式の未知定数の値を変化させて、当該グラフ式に対応するグラフを動的に変形させて描画する制御を行うグラフ描画制御手段と、
このグラフ描画制御手段によって描画制御されたグラフを、ポインタ操作によって変形するグラフ変形手段
このグラフ変形手段によってグラフが変形された場合に、当該変形されたグラフに応じて、前記変化範囲記憶手段に記憶された変化範囲を変更する変化範囲変更手段
グラフの変形描画速度が予め設定された速度指定アイコンの表示を制御するアイコン表示制御手段と、
前記速度指定アイコンの表示位置を、ポインタ操作によって移動するアイコン移動手段と、
を備え、
前記グラフ描画制御手段は、前記アイコン移動手段によって前記速度指定アイコンが所定位置に移動された場合に、グラフの変形描画速度を、当該移動された速度指定アイコンによって指定された変形描画速度に変更する手段を有することを特徴とするグラフ表示制御装置である。
【0010】
この請求項1記載の発明によれば、グラフ式に含まれる未知定数の値を変化させて、このグラフ式に対応するグラフを動的に変形させて描画制御することができるとともに、描画制御されたグラフを変形すると、この変形後のグラフに応じて、上記未知定数の値の変化範囲を変更することができる。また、グラフの変形は、ポインタ操作により行うことができる。即ち、ポインタ操作によりグラフの変形を指定するといったグラフ表示画面上の簡易な操作で、グラフの未知定数の値の変化範囲を、容易に変更させることができる。また、グラフの変形描画速度を指定する速度指定アイコンが所定位置に移動された場合に、グラフの変形描画速度を、この移動された速度指定アイコンに予め設定された変形描画速度に変更することができる。
【0013】
また、請求項に記載の発明は、
未知定数を含むグラフ式を記憶するグラフ式記憶手段と、
このグラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式の未知定数の値の変化範囲を記憶する変化範囲記憶手段と、
この変化範囲記憶手段に記憶された変化範囲の中で、前記グラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式の未知定数の値を変化させて、当該グラフ式に対応するグラフを動的に変形させて描画する制御を行うグラフ描画制御手段と、
このグラフ描画制御手段によって描画制御されたグラフを、ポインタ操作によって変形するグラフ変形手段と、
このグラフ変形手段によってグラフが変形された場合に、当該変形されたグラフに応じて、前記変化範囲記憶手段に記憶された変化範囲を変更する変化範囲変更手段と、
前記グラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式に含まれる未知定数の内、値の変化範囲を変更させる未知定数を指定する未知定数指定手段と、え、
前記グラフ変形手段は、前記未知定数指定手段により指定された未知定数の値が変化するようにグラフを変形とする手段を有し、
前記変化範囲変更手段は、前記未知定数指定手段により指定された未知定数の値の変化範囲を、前記グラフ変形手段によって変形されたグラフに応じて変更する手段を有する、
ことを特徴とするグラフ表示制御装置である。
【0014】
この請求項に記載の発明によれば、グラフ式に含まれる未知定数の値を変化させて、このグラフ式に対応するグラフを動的に変形させて描画制御することができるとともに、描画制御されたグラフを変形すると、この変形後のグラフに応じて、上記未知定数の値の変化範囲を変更することができる。また、グラフの変形は、ポインタ操作により行うことができる。また、グラフ変形手段は、グラフ式に含まれる未知定数の内、指定された未知定数の値が変化するようにグラフを変形する。そして、グラフ変形手段によって変形されたグラフに応じて、グラフ式に含まれる未知定数の内、指定された未知定数の値の変化範囲を変更することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、以下においては、本発明をグラフ表示制御装置の一つであるグラフ関数電卓に適用した場合について説明するが、本発明の適用がこれに限られるものではない。
【0018】
図1は、本発明を適用したグラフ関数電卓(以下、単に「関数電卓」という)1の外観例を示す図である。同図によれば、関数電卓1は、ディスプレイ2、キー群3、入力ペン4、を備えて構成されている。キー群3を構成するキーには、それぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザは、これらのキーを押下して関数電卓1を操作する。また、ディスプレイ2には、後述するタブレット(タッチパネル)30が一体的に構成されており、ユーザは、入力ペン4を使用したディスプレイ2上のタッチ操作により、関数電卓1を操作することも可能である。
【0019】
また、関数電卓1は、ダイナミックグラフを描画するダイナミックグラフ機能を搭載している。ダイナミックグラフ機能とは、グラフ式に含まれる係数や定数等の未知定数の値をある範囲で変化させた時、未知定数の変化に合わせて、グラフを動的に変形して描画する機能である。そして、このように動的に変形して描画されるグラフを、ダイナミックグラフと称する。
【0020】
以下、この関数電卓1に適用される3つの実施の形態について、順に説明する。
【0021】
[第1の実施の形態]
先ず、第1の実施の形態について説明する。
本第1の実施の形態は、ダイナミックグラフの描画速度を指定するアイコンを指定し、ドラッグ&ドロップ操作によってグラフ画面へ移動させると、その移動したアイコンに予め設定された描画速度で、ダイナミックグラフを自動描画するものである。
【0022】
ここで、ドラッグ操作とは、ポインタ操作の一つであり、入力ペン4を表示画面に当接させたまま、当該入力ペン4を表示画面上で摺動させる操作である。また、ドロップ操作とは、ポインタ操作の一つであり、ドラッグ操作の後、当接させている入力ペン4を表示画面から離す操作である。そして、この一連の操作を、ドラッグ&ドロップ操作と称する。
【0023】
〔内部構成〕
図2は、本第1の実施の形態に係る関数電卓1の内部構成の一例を示すブロック図である。同図によれば、関数電卓1は、CPU(Central Processing Unit)10、入力部20、タブレット30、位置検出回路31、表示部40、表示駆動回路41、RAM(Random Access Memory)50、ROM(Read Only Memory)60a、を備えて構成される。
【0024】
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行して、各機能部への指示やデータの転送等を行い、関数電卓1を統括的に制御する。具体的には、CPU10は、入力部20又はタブレット30から入力される操作信号に応じてROM60aに格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果をRAM50に保存するとともに、当該処理結果を表示するための表示信号を適宜表示駆動回路41に出力して、対応する表示情報を表示部40に表示させる。
【0025】
入力部20は、数値や数式等の入力、機能選択等に必要なキーを備えた入力装置であり、押下されたキーの押下信号等をCPU10に出力する。この入力部20におけるキー入力により、例えば、各種アプリケーションの起動指示、グラフ描画処理の実行、数式の入力、演算処理等の実行、処理の終了やモードの解除、ポインタやカーソル等に対する操作(ポインタ操作)、その他各種選択操作や当該選択操作の確定指示等の入力手段を実現する。この入力部20は、図1に示すキー群3に相当するものである。
【0026】
また、関数電卓1は、入力装置として、タッチパネルであるタブレット30を備える。このタブレット30は、表示部40における位置を指示(ポインタ操作)する指示ペン(図1に示す入力ペン4に相当)等の装置と、指示された表示部40の位置を感知する装置とが組み合わされた入力装置である。タブレット30に接続される位置検出回路31は、タブレット30により指示された位置座標を検出する。このタブレット30を使用すれば、表示部40における位置を細かく指定することができ、タブレット30を使用した表示部40のタッチ操作により、上述した入力部20における入力手段を実現することができる。
【0027】
表示駆動回路41は、CPU10から入力される表示信号に基づいて表示部40を制御して各種画面を表示させるものである。表示部40は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等で構成され、例えば、図5に示す表示画面を表示する。この表示部40は、図1のディスプレイ2に相当するものであり、タブレット30と一体的に形成される。
【0028】
RAM50は、CPU10が実行する各種処理プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持する格納領域(メモリ)を備える。特に、本第1の実施の形態においては、グラフ式格納領域51、変化未知定数格納領域52、変化範囲格納領域53、描画速度格納領域54、を備えている。
【0029】
グラフ式格納領域51は、ダイナミックグラフを描画するグラフ式を保持する領域であり、図3(a)に、そのデータ構成の一例を示す。
図3(a)は、グラフ式格納領域51に保持されるデータの構成例を示す図である。同図においては、グラフ式として“Y1=AX^2+B”が設定されている場合が示されている。
【0030】
変化未知定数格納領域52は、グラフ式に含まれる未知定数の内、その値を変化させる未知定数(以下、適宜「変化未知定数」という)を保持する領域であり、図3(b)に、そのデータ構成の一例を示す。
図3(b)は、変化未知定数格納領域52に保持されるデータの構成例を示す図である。同図においては、グラフ式“Y1=AX^2+B”の係数“A”が変化未知定数として設定されている場合が示されている。
【0031】
変化範囲格納領域53は、変化未知定数の値を変化させる範囲(変化範囲)を保持する領域であり、図3(c)に、そのデータ構成の一例を示す。
図3(c)は、変化範囲格納領域53に保持されるデータの構成例を示す図である。同図によれば、変化範囲格納領域53には、変化未知定数の開始値(Start)、終値(End)、及び変化間隔(Pitch)、が保持される。同図においては、開始値として“1”が設定され、終値として“3”が設定され、変化間隔として“1”が設定されている場合、即ち、変化未知定数の値を“1”から“3”まで“1”刻みで変化させる場合が示されている。
【0032】
描画速度格納領域54は、ダイナミックグラフの描画速度を保持する領域であり、図3(d)に、そのデータ構成の一例を示す。
図3(d)は、描画速度格納領域54に保持されるデータの構成例を示す図である。同図においては、描画速度が“Slow”に設定されている場合が示されている。
【0033】
ROM60aには、各種初期設定やハードウェアの検査、必要なプログラムのロードを行うための初期プログラムが格納される。CPU10は、関数電卓1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、関数電卓1の動作環境を設定する。
【0034】
また、ROM60aには、ダイナミックグラフ機能を実現するためのグラフアプリケーションプログラム61等の各種アプリケーションプログラム、各種設定処理や各種演算処理等の関数電卓1の動作に係る各種処理プログラム、関数電卓1の備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータ等が格納される。特に、本第1の実施の形態においては、グラフアプリケーションプログラム61には、描画速度変更プログラム61aが含まれる。
【0035】
描画速度変更プログラム61aは、本第1の実施の形態における描画速度変更処理(図4参照)を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの描画速度変更プログラム61aに従った処理を実行することで、描画速度変更処理が実現される。
【0036】
〔動作〕
次に、本第1の実施の形態における動作を説明する。
図4は、描画速度変更処理に係る関数電卓1の動作を説明するためのフローチャートであり、図5は、描画速度変更処理において表示部40に表示される表示画面の遷移例を示す図である。
【0037】
図4において、先ずCPU10は、グラフ式格納領域51に保持されているグラフ式に対応するダイナミックグラフを描画する。このとき、CPU10は、変化未知定数格納領域52に保持されている変化未知定数を、変化範囲格納領域53に保持されている開始値、終値及び変化間隔の値に基づいて変化させる(ステップS11)。
【0038】
そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いて「描画速度変更コマンド」を指定する(ステップS12:YES)。すると、CPU10は、ダイナミックグラフの描画速度の設定・変更を行うための速度設定画面を、表示部40に表示させる。
【0039】
図5(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面の上半分には、速度設定画面CW1が表示され、下半分には、ダイナミックグラフを描画するためのグラフ画面GW1が表示されている。
【0040】
グラフ画面GW1には、ダイナミックグラフDG1が描画されている。このダイナミックグラフDG1は、グラフ式“Y1=AX^2+B”について、係数“A”を、開始値“1”から終値“3”まで、変化間隔“1”で変化させて描画したグラフである。尚、グラフ画面GW1は、図中横方向にX軸が設定され、縦方向にY軸が設定されており、また、後述するグラフ画面GW2、GW3についても同様である。
【0041】
また、速度設定画面CW1には、ダイナミックグラフDG1の描画速度(Dynamic Speed)、ダイナミックグラフDG1の描画開始/停止(Stop&Go)を指示する指示アイコン91、ダイナミックグラフDG1の描画速度(Slow、Normal、Fast)を指定するための3つの速度指定アイコン92a〜93c(以下、適宜、包括的に「速度指定アイコン92」という)、が表示されている。そして、現在の描画速度は、「Slow」に設定されている。
【0042】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、速度設定画面CW1上の所望の速度指定アイコン92を指定し(ステップS13)、指定した速度指定アイコン92を、ドラッグ&ドロップ操作によって、グラフ画面GW1へ移動させる(ステップS14)。
【0043】
図5(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図においては、速度指定アイコン92の内、描画速度“Fast”を指定する描画速度アイコン92cが指定され、グラフ画面GW1にドラッグ&ドロップされる様子が示されている。
【0044】
速度指定アイコン92のグラフ画面GW1へのドラッグ&ドロップ操作を検知すると、CPU10は、移動された速度指定アイコン92に予め設定された描画速度を、新たな描画速度として設定し、描画速度格納領域54を更新する。そして、変更後の描画速度に基づいて、グラフ式格納領域51に保持されているグラフ式に対応するダイナミックグラフを描画する(ステップS15)。
【0045】
図5(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図においては、速度設定画面CW1における現在の描画速度(Dynamic Speed)が「Fast」に設定され、グラフ画面GW1におけるダイナミックグラフGD1が、この描画速度「Fast」で描画されている様子が示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本描画速度変更処理を終了する。
【0046】
以上のように、第1の実施の形態によれば、速度指定アイコン92の何れかを指定し、ドラッグ&ドロップ操作によってグラフ画面GW1へ移動させると、現在描画中のダイナミックグラフDG1の描画速度を、ここで移動させた速度指定アイコン92が指定する描画速度に、自動的に変更することができる。
【0047】
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。
本第2の実施の形態は、グラフ式に含まれる未知定数を指定し、描画されているグラフを変形した後、グラフ画面から未知定数設定画面へのドラッグ&ドロップ操作を行うと、この変形したグラフに応じて、上記指定した未知定数の値の変化範囲を自動的に更新するものである。
【0048】
〔内部構成〕
本第2の実施の形態における関数電卓1の内部構成は、上述した第1の実施の形態において図2に示した関数電卓1のROM60aを、図6に示すROM60bに置き換えた構成と同様である。このため、以下の説明においては、上述した第1の実施の形態と同一要素については同符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0049】
図6は、本第2の実施の形態におけるROM60bの構成を示す図である。同図によれば、ROM60bに格納されるグラフアプリケーションプログラム61には、未知定数変更プログラム61b、が含まれる。
【0050】
未知定数変更プログラム61bは、本第2の実施の形態における未知定数変更処理(図7参照)を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの未知定数変更プログラム61bに従った処理を実行することで、未知定数変更処理が実現される。
【0051】
〔動作〕
次に、本第2の実施の形態における動作を説明する。
図7は、未知定数変更処理に係る関数電卓1の動作を説明するためのフローチャートであり、図8は、未知定数変更処理において表示部40に表示される表示画面の遷移例を示す図である。
【0052】
図7において、先ずCPU10は、グラフ式格納領域51に保持されているグラフ式に基づいて、ダイナミックグラフを描画する。このとき、CPU10は、変化未知定数格納領域52に保持されている変化未知定数の値を、変化範囲格納領域53に保持されている開始値、終値及び変化間隔の値に基づいて変化させる(ステップS21)。
【0053】
そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いて「変数変更コマンド」を指定する(ステップS22:YES)。すると、CPU10は、ダイナミックグラフの変化未知定数の設定・変更を行うための未知定数設定画面を、表示部40に表示させる。
【0054】
図8(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面の上半分には、未知定数設定画面CW2が表示され、下半分には、グラフ画面GW2が表示されている。
【0055】
グラフ画面GW2には、ダイナミックグラフDG2が表示されている。このダイナミックグラフDG2は、グラフ式“Y1=AX^2+B”について、係数“A”を、開始値“1”から終値“3”まで、変化間隔“1”で変化させて描画したグラフである。
【0056】
また、未知定数設定画面CW2には、ダイナミックグラフDG2のグラフ式“Y1=AX^2+B”、変化未知定数である係数“A”の開始値(Start)、終値(End)、変化間隔(Pitch)、が示されている。そして、開始値は「1」に設定され、終値は「3」に設定され、変化間隔は「1」に設定されている。
【0057】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、係数設定画面CW2上のグラフ式について、変化させたい未知定数を指定する(ステップS23)。次いで、入力ペン4でグラフ画面GW2をタッチし、グラフ画面GW2上のグラフG2を指定する。そして、図8(b)に示すように、指定したグラフG2を、ドラッグ&ドロップ操作によって変形させる(ステップS24)。
【0058】
このとき、CPU10は、指定された未知定数を未知定数格納領域52に格納する。そして、指定された未知定数(即ち、変化未知定数)を変化させるグラフG2の変形のみを可能とする。同図においては、係数“A”が指定されているため、係数“A”を変化させる変形、即ち、グラフG2の広がり具合を変化させる変形のみを可能とする。従って、ユーザは、略左右方向へのドラッグ操作によってグラフG2の広がり具合を変化させ、更にドロップ操作によって変形を確定して、グラフG2を変形させた1つ目のグラフG2aを作成する。また同様に、ドラッグ&ドロップ操作によってグラフG2を変形させた2つ目のグラフG2bを作成する。このように、指定したグラフG2の広がり具合を変化させた2つのグラフG2a、G2bを作成する。
【0059】
図8(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図においては、指定されたグラフG2を、広がり具合が大きくなるように変形したグラフG2a、及び広がり具合が小さくなるように変形したグラフG2b、が作成された様子が示されている。
【0060】
グラフG2を変形させた2つのグラフG2a、G2bを作成すると、ユーザは、入力ペン4を用いてグラフ画面GW2を指定し、ドラッグ&ドロップ操作によって未知定数設定画面CW2へ移動させる(ステップS25)。
【0061】
グラフ画面GW2から未知定数設定画面CW2へのドラッグ&ドロップを検知すると、CPU10は、作成された2つのグラフG2a、G2bに基づいて、係数“A”の新たな変化範囲を設定して、変化範囲格納領域53を更新する。具体的には、広がり具合が大きい方のグラフG2aに対応する係数“A”の値を、開始値に設定し、小さい方のグラフG2bに対応する係数“A”の値を、終値に設定する(ステップS26)。
【0062】
図8(d)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、未知定数設定画面CW2には、グラフ式“Y1=AX^2+B”の係数“A”の開始値が“2”に、終値が“5”に、それぞれの値の設定が変更された様子が示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本未知定数変更処理を終了する。
【0063】
また、ステップS23において、係数“B”が指定された場合には、CPU10は、係数“B”を変化させる変形、即ち、グラフG2を上下方向(Y軸に沿った方向)へ移動させる変形のみを可能とする。従って、ユーザは、図9(a)に示すように、上下方向へのドラッグ操作によって、グラフG2を変形させた2つのグラフG2c、G2dを作成する(ステップS24)。
【0064】
図9(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図においては、グラフG2を、図中下方向へ移動させて変形したグラフG2c、及び図中上方向へ移動させて変形したグラフG2d、が作成された様子が示されている。
【0065】
グラフG2を変形させた2つのグラフG2c、G2を作成すると、ユーザは、入力ペン4を用いてグラフ画面GW2を指定し、ドラッグ&ドロップ操作によって未知定数設定画面CW2へ移動させる(ステップS25)。
【0066】
グラフ画面GW2から未知定数設定画面CW2へのドラッグ&ドロップを検知すると、CPU10は、作成された2つのグラフG2c、G2dに基づいて、係数“B”の新たな変化範囲を設定して、変化範囲格納領域53を更新する。具体的には、下方向に移動して変形されたグラフG2cに対応する係数“B”の値を、開始値に設定し、上方向に移動して変形されたグラフG2dに対応する係数“B”の値を、終値に設定する(ステップS26)。
【0067】
図9(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、未知定数設定画面CW2には、グラフ式“Y1=AX^2+B”の係数“B”の開始値が“−2”に、終値が“2”に、それぞれ設定が変更された様子が示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本未知定数変更処理を終了する。
【0068】
以上のように、第2の実施の形態によれば、グラフ画面GW2上のグラフを指定し、これを変形させたグラフを作成した後、グラフ画面GW2から未知定数設定画面CW2へのドラッグ&ドロップ操作を行うと、作成されたグラフG2b、G2d(又はG2c、G2d)に応じて、ダイナミックグラフDG2のグラフ式“Y1=AX^2+B”の係数“A”(又は“B”)の値の変化範囲が、自動的に変更される。
【0069】
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。本第3の実施の形態は、ダイナミックグラフを変形させた後、グラフ式画面にドラッグ&ドロップすると、この変形に応じてグラフ式が変更されるものである。
【0070】
〔内部構成〕
本第3の実施の形態における関数電卓1の内部構成は、上述した第1の実施の形態において図2に示した関数電卓1のROM60aを、図10に示すROM60cに置き換えた構成と同様である。このため、以下の説明においては、上述した第1の実施の形態と同一要素については同符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0071】
図10は、本第3の実施の形態におけるROM60cの構成を示す図である。同図によれば、ROM60cに格納されるグラフアプリケーションプログラム61には、グラフ式変更プログラム61c、が含まれる。
【0072】
グラフ式変更プログラム61cは、本第3の実施の形態におけるグラフ式変更処理(図11参照)を実現するためのプログラムであり、CPU10がこのグラフ式変更プログラム61cに従った処理を実行することで、グラフ式変更処理が実現される。
【0073】
〔動作〕
次に、本第3の実施の形態における動作を説明する。
図11は、グラフ式変更処理に係る関数電卓1の動作を説明するためのフローチャートであり、図12は、グラフ式変更処理において、表示部40に表示される表示画面の遷移例を示す図である。
【0074】
同図において、先ずCPU10は、グラフ式格納領域51に格納されているグラフ式に対応するダイナミックグラフを描画する。このとき、CPU10は、変化未知定数格納領域52に保持されている変化未知定数の値を、変化範囲格納領域53に保持されている開始値、終値及び変化間隔に基づいて変化させる(ステップS31)。
【0075】
そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いて「グラフ式変更コマンド」を指定する(ステップS32:YES)。すると、CPU10は、グラフ式の設定・変更を行うためのグラフ式画面を、表示部40に表示させる。
【0076】
図12(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面の上半分には、グラフ式画面CW3が表示され、下半分には、グラフ画面GW3が表示されている。
【0077】
グラフ画面GW3には、ダイナミックグラフDG3が描画されている。このダイナミックグラフDG3は、グラフ式“Y1=AX^2”について、係数“A”を、開始値“1”から終値“3”まで、変化間隔“1”で変化させて描画したグラフである。また、グラフ式画面CW3には、ダイナミックグラフDG3に対応するグラフ式“Y1=AX^2”が示されている。
【0078】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、グラフ画面GW3上のダイナミックグラフDG3を変形させる(ステップS33)。
【0079】
図12(b)〜(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。図12(b)においては、ダイナミックグラフDG3をX軸で反転させる様子が示されており、図12(c)においては、図中上方向(Y軸方向)に移動させる様子が示されている。
【0080】
ダイナミックグラフDG3を変形させると、ユーザは、変形後のダイナミックグラフDG4を、ドラッグ&ドロップ操作によって、グラフ式画面CW3へ移動させる(ステップS34)。
【0081】
図12(d)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図においては、変形後のダイナミックグラフDG4を、グラフ式画面CW3にドラッグ&ドロップさせる様子が示されている。
【0082】
変形後のダイナミックグラフDG4の、グラフ式画面CW3へのドラッグ&ドロップを検知すると、CPU10は、このダイナミックグラフDG4に対応するグラフ式を生成し、新たなグラフ式として設定して、グラフ式格納領域51を更新する(ステップS35)。
【0083】
図12(e)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図よれば、グラフ画面GW3には、変形後のダイナミックグラフDG4が描画されている。また、グラフ式画面CW3には、このダイナミックグラフDG4に対応するグラフ式“Y1=AX^2+3”が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本グラフ式変更処理を終了する。
【0084】
以上のように、第3の実施例によれば、描画中のダイナミックグラフDG3を変形させ、変形後のダイナミックグラフDG4を、ドラッグ&ドロップ操作によってグラフ式画面CW3に移動させると、グラフ式“Y1=AX^2”が、変形後のダイナミックグラフDG4に対応するグラフ式“Y1=AX^2+3“に、自動的に変更される。
【0085】
【発明の効果】
この請求項1記載の発明によれば、グラフ式に含まれる未知定数の値を変化させて、このグラフ式に対応するグラフを動的に変形させて描画制御することができるとともに、描画制御されたグラフを変形すると、この変形後のグラフに応じて、上記未知定数の値の変化範囲を変更することができる。また、グラフの変形は、ポインタ操作により行うことができる。即ち、ポインタ操作によりグラフの変形を指定するといったグラフ表示画面上の簡易な操作で、グラフの未知定数の値の変化範囲を、容易に変更させることができる。また、グラフの変形描画速度を指定する速度指定アイコンが所定位置に移動された場合に、グラフの変形描画速度を、この移動された速度指定アイコンに予め設定された変形描画速度に変更することができる。
【0087】
この請求項に記載の発明によれば、グラフ式に含まれる未知定数の値を変化させて、このグラフ式に対応するグラフを動的に変形させて描画制御することができるとともに、描画制御されたグラフを変形すると、この変形後のグラフに応じて、上記未知定数の値の変化範囲を変更することができる。また、グラフの変形は、ポインタ操作により行うことができる。また、グラフ変形手段は、グラフ式に含まれる未知定数の内、指定された未知定数の値が変化するようにグラフを変形する。そして、グラフ変形手段によって変形されたグラフに応じて、グラフ式に含まれる未知定数の内、指定された未知定数の値の変化範囲を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した関数電卓の外観例を示す図。
【図2】関数電卓の内部構成例を示す図。
【図3】グラフ式格納領域、変化未知定数格納領域、変化範囲格納領域、描画速度格納領域、のそれぞれに保持されるデータ例を示す図。
【図4】描画速度変更処理を説明するためのフローチャート。
【図5】描画速度変更処理における表示画面の遷移例。
【図6】第2の実施の形態におけるROMの構成例を示す図。
【図7】未知定数変更処理を説明するためのフローチャート。
【図8】未知定数変更処理における表示画面の遷移例。
【図9】未知定数変更処理における表示画面の遷移例。
【図10】第3の実施の形態におけるROMの構成例を示す図。
【図11】グラフ式変更処理を説明するためのフローチャート。
【図12】グラフ式変更処理における表示画面の遷移例。
【符号の説明】
1 関数電卓
10 CPU
20 入力部
30 タブレット
31 位置検出回路
40 表示部
41 表示駆動回路
50 RAM
51 グラフ式格納領域
52 変化未知定数格納領域
53 変化範囲格納領域
54 描画速度格納領域
60a、60b、60c ROM
61 グラフアプリケーションプログラム
61a 描画速度変更プログラム
61b 未知定数変更プログラム
61c グラフ式変更プログラム

Claims (5)

  1. 未知定数を含むグラフ式を記憶するグラフ式記憶手段と、
    このグラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式の未知定数の値の変化範囲を記憶する変化範囲記憶手段と、
    この変化範囲記憶手段に記憶された変化範囲の中で、前記グラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式の未知定数の値を変化させて、当該グラフ式に対応するグラフを動的に変形させて描画する制御を行うグラフ描画制御手段と、
    このグラフ描画制御手段によって描画制御されたグラフを、ポインタ操作によって変形するグラフ変形手段と、
    このグラフ変形手段によってグラフが変形された場合に、当該変形されたグラフに応じて、前記変化範囲記憶手段に記憶された変化範囲を変更する変化範囲変更手段と、
    グラフの変形描画速度が予め設定された速度指定アイコンの表示を制御するアイコン表示制御手段と、
    前記速度指定アイコンの表示位置を、ポインタ操作によって移動するアイコン移動手段と、
    え、
    前記グラフ描画制御手段は、前記アイコン移動手段によって前記速度指定アイコンが所定位置に移動された場合に、グラフの変形描画速度を、当該移動された速度指定アイコンによって指定された変形描画速度に変更する手段を有することを特徴とすグラフ表示制御装置。
  2. 未知定数を含むグラフ式を記憶するグラフ式記憶手段と、
    このグラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式の未知定数の値の変化範囲を記憶する変化範囲記憶手段と、
    この変化範囲記憶手段に記憶された変化範囲の中で、前記グラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式の未知定数の値を変化させて、当該グラフ式に対応するグラフを動的に変形させて描画する制御を行うグラフ描画制御手段と、
    このグラフ描画制御手段によって描画制御されたグラフを、ポインタ操作によって変形するグラフ変形手段と、
    このグラフ変形手段によってグラフが変形された場合に、当該変形されたグラフに応じて、前記変化範囲記憶手段に記憶された変化範囲を変更する変化範囲変更手段と、
    前記グラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式に含まれる未知定数の内、値の変化範囲を変更させる未知定数を指定する未知定数指定手段と、え、
    前記グラフ変形手段は、前記未知定数指定手段により指定された未知定数の値が変化するようにグラフを変形とする手段を有し、
    前記変化範囲変更手段は、前記未知定数指定手段により指定された未知定数の値の変化範囲を、前記グラフ変形手段によって変形されたグラフに応じて変更する手段を有する
    ことを特徴とするラフ表示制御装置。
  3. 前記グラフ変形手段によって変形されたグラフに応じて、前記グラフ式記憶手段に記憶されたグラフ式を変更するグラフ式変更手段を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載のグラフ表示制御装置。
  4. コンピュータに対して、
    未知定数を含むグラフ式を記憶するグラフ式記憶機能と、
    このグラフ式記憶機能によって記憶されたグラフ式の未知定数の値の変化範囲を記憶する変化範囲記憶機能と、
    この変化範囲記憶機能によって記憶された変化範囲の中で、前記グラフ式記憶機能によって記憶されたグラフ式の未知定数の値を変化させて、当該グラフ式に対応する動的に変形させて描画する制御を行うグラフ描画制御機能と、
    このグラフ描画制御機能によって描画制御されたグラフを、ポインタ操作によって変形するグラフ変形機能と、
    このグラフ変形機能によってグラフが変形された場合に、当該変形されたグラフに応じて、前記変化範囲記憶機能によって記憶された変化範囲を変更する変化範囲変更機能と、
    グラフの変形描画速度が予め設定された速度指定アイコンの表示を制御するアイコン表示制御機能と、
    前記速度指定アイコンの表示位置を、ポインタ操作によって移動するアイコン移動機能と、
    を備え、
    前記グラフ描画制御機能は、前記アイコン移動機能によって前記速度指定アイコンが所定位置に移動された場合に、グラフの変形描画速度を、当該移動された速度指定アイコンによって指定された変形描画速度に変更する機能を有すること、
    を実現させるためのプログラム。
  5. コンピュータに対して、
    未知定数を含むグラフ式を記憶するグラフ式記憶機能と、
    このグラフ式記憶機能により記憶されたグラフ式の未知定数の値の変化範囲を記憶する変化範囲記憶機能と、
    この変化範囲記憶機能により記憶された変化範囲の中で、前記グラフ式記憶機能により記憶されたグラフ式の未知定数の値を変化させて、当該グラフ式に対応するグラフを動的に変形させて描画する制御を行うグラフ描画制御機能と、
    このグラフ描画制御機能によって描画制御されたグラフを、ポインタ操作によって変形するグラフ変形機能と、
    このグラフ変形機能によってグラフが変形された場合に、当該変形されたグラフに応じて、前記変化範囲記憶機能により記憶された変化範囲を変更する変化範囲変更機能と、
    前記グラフ式記憶機能により記憶されたグラフ式に含まれる未知定数の内、値の変化範囲を変更させる未知定数を指定する未知定数指定機能と、を備え、
    前記グラフ変形機能は、前記未知定数指定機能により指定された未知定数の値が変化するようにグラフを変形とする機能を有し、
    前記変化範囲変更機能は、前記未知定数指定機能により指定された未知定数の値の変化範囲を、前記グラフ変形機能によって変形されたグラフに応じて変更する機能を有すること、
    を実現させるためのプログラム。
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