JP3968929B2 - 液体混合器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、科学分析や化学合成などの分野において微小量の液体を混合するのに用いられる液体混合器に係り、特に微小量の液体の混合を簡潔な構造で行えるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に液体を混合する場合、混合対象の液体を大型容器に入れて攪拌することによって混ぜ合わせたり、或いは、混合対象の各液体を一緒にして流す流路中に障害物を配してカルマン渦を発生させることによって混ぜ合わせたりしている。しかし、最近は、例えば科学分析や化学合成の分野においては、廃液の量を減らす等のために微小量の液体を混合する必要性が生じており、図7および図8に示す超小型の液体混合器によって液体の混合を行うことが試みられている〔A.Manz,Proceedings of the μTAS '98 Workshop,pp.235-240(1988)参照〕.
【0003】
この超小型の液体混合器は、図7の断面図に示すように、面同士を合わせて上下に積層された3枚のプレート51〜53を備え、図8に示すように、中央のプレート52の表面(上面)にA液を4分割する液体分割用細溝54と、A,B両液の混合を行う液体混合用細溝56とが形成されているとともに、裏面(下面)にB液を4分割する液体分割用細溝55が形成されている。なお、図8において、実線はプレート52の表面に形成された溝を、破線はプレート52の裏面に形成された溝を、それぞれ示す。
【0004】
この液体混合器を使ってA液とB液を混合する場合は、A液導入口57から導入されるA液と、B液導入口58から導入されるB液が、両液体分割用細溝54,56により分岐されるに従ってそれぞれが4分割された後、液体混合用細溝56において、図8の中の丸の内に平面視した状態を図示したように、順に2層から4層を経て最終的に8層と水平(横)方向に順に重ねられてゆく。4層のA液と4層のB液とが横並びに交互に積層された最終的な8層の状態においては、A,B両液が薄層で交互に隣接しているので、両液の間で拡散現象が速やかに進行し、両液が十分に混合されて導出口59から流出することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の液体混合器は、プレート51〜53を3枚も積層しなければならない複雑な構造であるので、生産性が悪く、コストが嵩むという問題がある。
【0006】
この発明は、上記の事情に鑑み、簡潔な構造で微小量の液体の混合を行うことができる液体混合器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、この発明に係る液体混合器は、面同士が密着して重ね合わされて接合された2枚のプレートを備え、一方のプレートの重ね合わせ面に、個別の液体導入口からそれぞれ導入される混合対象の液体を複数に分割するための分岐流路を有する液体分割用細溝がそれぞれ形成されていて、他方のプレートの重ね合わせ面に、混合対象の液体ごとの液体分割用細溝の分岐流路が交互に連結されている液体混合用細溝が形成されている。
【0008】
〔作用〕
次に、この発明の液体混合器における作用を説明する。
この発明の液体混合器により液体の混合を行う場合、面同士が密着して重ね合わされて接合された2枚のプレートのうちの一方のプレートの重ね合わせ面に形成された各液体分割用細溝の分岐流路によって、個別の液体導入口から導入される混合対象の各液体がそれぞれ複数に分割されるとともに、分割された各液体は各分岐流路から他方のプレートの重ね合わせ面に形成された液体混合用細溝に送り込まれてゆく。
液体混合用細溝には混合対象の液体ごとの液体分割用流路の分岐流路が交互に連結されているので、液体導出口から遠い箇所で連結された分岐流路から送り込まれる液体が液体混合用細溝の最下層となり、それ以後は各分岐流路から送り込まれる液体が連結順に液体混合用細溝の深さ方向に順に積み重ねられながら層状になって液体導出口へ向かって流れてゆく。
各液体が一緒になる液体混合用細溝においては、各液体分割用流路の分岐流路が交互に接続されていて、液体混合用細溝の深さ方向に混合対象の液体が交互に積み重ねられて薄層状態で互いに隣接したかたちとなるので、各液体同士の間で拡散現象が速やかに進行して、両液は十分に混合されて液体導出口から流れ出ることになる。
【0009】
そして、この発明の液体混合器の場合、各液体分割用細溝および液体混合用細溝が2枚のプレートの合わせ面に形成されているので、プレートが2枚だけの簡潔な構造で微小量の液体の混合が行える。従来の液体混合器の場合、液体分割用細溝がプレートの表面と裏面の両面に別れて形成されていて、このプレートの表と裏の両側にそれぞれ別のプレートを積層しなければならず、必然的にプレートの数が3枚の複雑な構造とならざるを得なかったのである。
【0010】
【発明の実施の形態】
続いて、この発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。図1は実施例に係る液体混合器の外観を示す斜視図、図2は実施例の液体混合器の流路構成を示す流路系統図、図3は実施例の液体混合器の上側のプレートの重ね合わせ面を示す平面図、図4は実施例の液体混合器の下側のプレートの重ね合わせ面を示す平面図である。
【0011】
実施例の液体混合器は、図1に示すように、面同士が密着して重ね合わされて接合された上下2枚のプレート1,2からなるチップ型の混合器であって、図3に示すように、上側のプレート1の重ね合わせ面1aには、混合対象のA液を複数に分割する櫛形状のA液分割用細溝3と混合対象のB液を複数に分割する櫛形状のB液分割用細溝4とが形成されており、また図4に示すように、下側のプレート2の重ね合わせ面2aには、両液分割用細溝3,4により分割されたA,B両液が送り込まれて一緒になる直線状の液体混合用細溝5が形成されている。
さらに、上側のプレート1には、A液分割用細溝3にA液を導入するための液体導入口6およびB液分割用細溝4にB液を導入するための液体導入口7と、液体混合用細溝5の先端から混合液を導出するための液体導出口8とが、プレート1を厚み方向に貫通して形成されている。
【0012】
櫛形状のA液分割用細溝3は、図3に示すように、A液の流れる方向に沿って分岐流路3a〜3dが設けられていて、液体導入口6から導入されたA液は、図2に示すように、液体混合用細溝5に向けて流れる間に順に4つに分割されてゆく流路構成となっている。また、櫛形状のB液分割用細溝4も、やはり図3に示すように、B液の流れる方向に沿って分岐流路4a〜4dが設けられていて、液体導入口7から導入されたB液も、図2に示すように、液体混合用細溝5に向けて流れる間に順に4つに分割されてゆく流路構成となっている。
【0013】
また、A液分割用細溝3の各分岐流路3a〜3dとB液分割用細溝4の各分岐流路4a〜4dは、図2に示すように、液体混合用細溝5に対して先端の液体導出口8へ向かうように傾斜して交互に連結されていて、混合対象のA,B両液は、両細溝3,4の各分岐流路3a〜3d,4a〜4dで分割された後、混合のために液体混合用細溝5へ交互に送り込まれるよう構成されている。
【0014】
さらに、実施例の液体混合器では、液体導入口6,7から各分岐流路3a〜3d,4a〜4dと液体混合用細溝5との連結点までの流路の距離が略等しい構成となっているので、各液分割用細溝3,4の内では液体が均等に分割される。
また、実施例の場合、各液分割用細溝3,4の分岐流路の数は4本であったが、分岐流路の数は何も4本には限られない。例えば、液分割用細溝3,4の分岐流路の数が20本であってもよい。
【0015】
実施例の場合、プレート1,2は縦・横が約40mmで厚み数mmの正方形の平板であり、各細溝3〜5は、幅50μm,深さ20μmである。この発明の場合、普通、細溝3〜5は断面積が1mm2 以下の微小容積溝である。液体導入口6,7および液体導出口8はそれぞれ直径1mmの小孔である。したがって、実施例の液体混合器は極めて僅かな量のA,B両液を混合することになる。
また、上下の各プレート1,2の板基材には、ガラス板やシリコン(Si)板あるいはプラスチック板の他に金属板などの中から用途や混合対象の液体の種類などに応じて適当な板基材が選ばれる。例えば、外部より液体混合用細溝5の中の混合液に適当な光を照射して反射光ないし透過光を検出することにより液の分光分析を行うような場合は、プレート1,2として透明板(例えば無色透明のガラス板)が用いられる。
【0016】
実施例の液体混合器により液体の混合を実行する際には、A液やB液の送液が必要となる。この送液は、シリンジポンプのような物理式送液方法や、電気泳動や電気浸透流などの電気式送液方法を用いて行われる。電気泳動式の送液の場合、例えば液体導入口6,7と液体導出口8に電極をセットして電圧を印加することによって液体を移動させる。なお、電気泳動式による送液では溶質が電荷を持っている必要があるが、電気浸透流による送液では溶質が電荷を持っていなくてもよい。
【0017】
続いて、実施例の液体混合器の製造方法について説明する。実施例の液体混合器を製造する場合、上側のプレート1に用いる板基材の重ね合わせ面となる表面に対してA液・B液分割用細溝3,4となる部分以外の領域を覆うマスクを施しておいてから、エッチング処理を施した後、マスクを除去することにより液分割用細溝3,4を掘り込み形成してから、さらにサンドブラスト法によりスルホールを板基材に穿設して液体導入口6,7および液体導出口8を形成して、上側のプレート1を作製する。
【0018】
一方、下側のプレート2に用いる板基材の重ね合わせ面となる表面に対して液体混合用細溝5となる部分以外の領域を覆うマスクを施しておいてから、エッチング処理を施した後、マスクを除去することにより液体混合用細溝5を掘り込み形成し、下側のプレート2を作製する。
ついで作製した両プレート1,2を重ね合わせ面で貼り合わせて水密状態に接合すれば、実施例の液体混合器が完成する。貼り合わせ方法としては、板基材が例えばガラス基板や石英基板の場合は、重ね合わせ面1a,2aをフッ酸系の薬剤で少し溶解してプレート1,2を重ね合わせて接合すればよい。或いは、接着剤を重ね合わせ面1a,2aに薄く塗布してプレート1,2を重ね合わせて接合してもよい。
【0019】
次に、上述した構成を有する実施例の液体混合器により液体を混合を実行する時の様子を図面を参照しながら説明する。
混合対象のA液を液体導入口6からA液分割用細溝3へ導入するとともに、混合対象のB液を液体導入口7からB液分割用細溝4へ導入する。
A液分割用細溝3に導入されたA液は各分岐流路3a〜3dで4つに分割されながら液体混合用細溝5へ向けて流れる。また、B液分割用細溝4に導入されたB液も各分岐流路4a〜4dで4つに分割されながら液体混合用細溝5へ向けて流れる。
【0020】
各分岐流路3a〜3d,4a〜4dと液体混合用細溝5とは異なるプレートの重ね合わせ面に形成されていて段差があるので、各分岐流路3a〜3d,4a〜4dと液体混合用細溝5との連結点に達したA液あるいはB液は、液体混合用細溝5に流れ込むと、図5に示すように、上下方向(細溝5の深さ方向)に交互に積まれて流れてゆくことになる。勿論、液体混合用細溝5の先端に近い分岐流路から送り込まれる液ほど上に積まれる。
したがって、液体混合用細溝5では、先端に最も近い分岐流路3dを過ぎると4層のA液と4層のB液が交互に積層された8層の流れとなって進んでゆくとともに、A,B両液は薄層で互いに隣接しているので、A,B両液の間で拡散が速やかに進行し、両液は十分に混合されて液体導出口8から流出してくることとなる。
【0021】
なお、各液分割用細溝3,4と液体混合用細溝5は同じ寸法であるので、液体混合用細溝5の中では先端に近いほど液の流速が速まる。液体混合用細溝5における液の流速を一定にしたければ、液体混合用細溝5が先端に近くなる従って太くなるようにすればよい。
【0022】
また、この発明の液体混合器のように各分岐流路3a〜3d,4a〜4dと液体混合用細溝5の間に段差がある構成ではなく、もし仮に各分岐流路3a〜3d,4a〜4dと液体混合用細溝5が同じプレートの重ね合わせ面に形成されていて段差がない構成であったら、A液とB液とは層状に交互に重なり合わないので、A,B両液は旨く混合されない。
つまり、この発明の液体混合器の如く、液分割用細溝3,4と液体混合用細溝5とが異なる重ね合わせ面に別れて形成されていないと、A,B両液が旨く混合されないのである。
【0023】
そして、従来の液体混合器だと、液分割用細溝が1枚のプレートの表裏両面に別れて形成されていて、此のプレートの両側にそれぞれプレートを積層する必要があって必然的にプレートが3枚の複雑な構造とならざるを得なかったのであるが、実施例の液体混合器では、各液分割用細溝3,4および液体混合用細溝5が2枚のプレートの合わせ面1a,2aに形成されているので、プレート1,2の2枚だけの簡潔な構造で液体の混合が十分に行える。
【0024】
この発明は、上記実施の形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)実施例の液体混合器の場合は、A液とB液の2種類の液体を混合する構成であったが、この発明の液体混合器により混合される液体の種類数は2種類に限らず3液を混合する構成や4液を混合する構成であってもよい。例えば、図6に示す変形例の液体混合器の場合、A液〜D液の4種類の液体を混合することができる。
【0025】
実施例の場合は、プレート1,2の重ね合わせ面に1つの混合ユニットが形成されていただけであったが、変形例の液体混合器では、プレート1,2の重ね合わせ面に第1〜第2の3個の混合ユニットUA1〜UA3が形成されていて、第1混合ユニットUA1でA,B両液を混合するとともに、第2混合ユニットUA2でC,D両液を混合しておいて、さらに第3混合ユニットUA3でA,B両液の混合液とC,D両液の混合液とをさらに混合してA液〜D液の4種類の液体を混合できる構成となっている。もちろん、各混合ユニットUA1〜UA3での混合作用は実施例の場合と全く同様である。なお、第3混合ユニットUA3の液体導入口はプレート1,2の重ね合わせ面に形成されることになる。
【0026】
さらに、変形例の場合、3つの混合ユニットUA1〜UA3の分割用細溝3,4が全てプレート1の重ね合わせ面1aに形成され、液体混合用細溝5が全てプレート2の重ね合わせ面2aに形成されている必要はなく、同一の混合ユニットの分割用細溝3,4と液体混合用細溝5とが異なるプレートの重ね合わせ面に別れて形成されていればよくて、例えば混合ユニットUA1の分割用細溝3,4と混合ユニットUA2の液体混合用細溝5は同一のプレートの重ね合わせ面に形成されている構成であってもよい。
【0027】
また、第1,第3の2個の混合ユニットUA1,UA3だけを備え混合ユニットUA2を備えない構成の変形例の場合、A液〜C液の3種類の液体を混合する構成の液体混合器となることも容易に理解されるであろう。
【0028】
(2)実施例では、液体混合用細溝5は一直線の形状であったが、液体混合用細溝5の形状は、例えば図2に二点鎖線で示したようにSの字状に屈曲したり、渦巻き状などの形状であってもよい。
【0029】
(3)実施例では、液体導入口6,7および液体導出口8は上側のプレート1の外面に開いていたが、液体導入口6,7および液体導出口8は下側のプレート2の外面に開いていてもよいし、上下のプレート1,2の外面に分かれて開いていてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上に詳述したように、この発明の液体混合器によれば、混合対象の液体を分割する各液体分割用細溝と、各液体分割用細溝の分岐流路が交互に連結されている液体混合用細溝とが2枚のプレートの合わせ面に別れて形成されてなる構成を備えており、液体混合用細溝では混合対象の各液が溝の深さ方向に交互に積層されて薄層で隣接して拡散が速やかに進行するので微小な量の液体が旨く混合できる上に、プレートが2枚だけの簡潔な構造で液体の混合が行えるので、生産性や価格面で有利で利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る液体混合器の外観を示す斜視図である。
【図2】実施例の液体混合器の流路構成を示す流路系統図である。
【図3】実施例の液体混合器の上側のプレートの重ね合わせ面を示す平面図である。
【図4】実施例の液体混合器の下側のプレートの重ね合わせ面を示す平面図である。
【図5】実施例の液体混合器の液体混合用細溝での液の積層状況を示す模式図である。
【図6】変形例の液体混合器の流路構成を示す流路系統図である。
【図7】従来の液体混合器の構成を示す概略図である。
【図8】従来の液体混合器の流路構成を示す流路系統図である。
【符号の説明】
1 …上側のプレート
1a …重ね合わせ面
2 …下側のプレート
2a …重ね合わせ面
3 …A液分割用細溝
3a〜3d…分岐流路
4 …B液分割用細溝
4a〜4d…分岐流路
5 …液体混合用細溝
6,7 …液体導入口
8 …液体導出口
Claims (1)
- 面同士が密着して重ね合わされて接合された2枚のプレートを備え、一方のプレートの重ね合わせ面に、個別の液体導入口からそれぞれ導入される混合対象の液体を複数に分割するための分岐流路を有する液体分割用細溝がそれぞれ形成されていて、他方のプレートの重ね合わせ面に、混合対象の液体ごとの液体分割用細溝の分岐流路が交互に連結されている液体混合用細溝が形成されていることを特徴とする液体混合器。
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