JP3968827B2

JP3968827B2 - Automobile roof structure

Info

Publication number: JP3968827B2
Application number: JP18533297A
Authority: JP
Inventors: 勝仁鈴木
Original assignee: Toyota Auto Body Co Ltd
Current assignee: Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date: 1997-07-10
Filing date: 1997-07-10
Publication date: 2007-08-29
Anticipated expiration: 2017-07-10
Also published as: JPH1129066A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のルーフ構造に係り、特にサンルーフを有しない自動車（以下、サンルーフ無し車という）と、サンルーフを備えた自動車（以下、サンルーフ付き車という）との仕様の違いに伴う不具合を解消する上で有効なルーフ構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、サンルーフ無し車と、サンルーフ付き車を生産するに当たり、コスト低減のために、ルーフパネルの共通化を図っている。つまり、サンルーフ付き車を生産する場合には、サンルーフ無し車用として成形されたルーフパネルに後工程でサンルーフ開口部の追加加工を行い、これをサンルーフ付き車用のルーフパネルとするものである。
【０００３】
図７はサンルーフ無し車のルーフ平面図であり、図８は図７のＥ−Ｅ線断面図である。また、図９はサンルーフ付き車のルーフ平面図であり、図１０は図９のＦ−Ｆ線断面図である。なお、図中の矢印ＦＲは車両前方を示している。ルーフの左右両サイドは、ルーフパネル２１のフランジ２１ａ、ルーフサイドパネル２２のフランジ２２ａ、ルーフサイドレールインナ２３及びルーフサイドレールアウタ２４のフランジ２３ａ，２４ａが４枚重ねでスポット溶接によって結合される構造となっている。
【０００４】
そして、サンルーフ無し車の場合は、図７に示すように、ルーフパネル２１の面剛性を上げるために、そのルーフパネル２１の室内面側に左右（車幅）方向に延在する複数のルーフリインホースが配置され、図７ではそのうちの車両前側２個の第１及び第２のルーフリインホース２５，２６が示されている。そして、ルーフリインホース２５、２６はその両端部が、図８に示す如く、ルーフパネル２１とルーフサイドパネル２２のフランジ２１ａ，２２ａ間に挟着される構造となっている。このため、ルーフパネル２１のフランジ２１ａには、ルーフリインホース２５，２６との対応部をそれぞれ一般部よりもルーフリインホース２５，２６の板厚分だけ上側に膨出することによってルーフリインホース２５，２６の端末差込用の取付溝２７を成形した構造としている。
【０００５】
一方、サンルーフ付きの場合は、図９に示すように、ルーフパネル２１の室内面側には、第１及び第２のルーフリインホース２５，２６に代わって、サンルーフハウジングアッセンブリ（図示省略）を取り付けるためのサンルーフハウジングリテーナ２８がサンルーフ開口部２９を取り囲むように取り付けられ、そのサンルーフハウジングリテーナ２８は、左右両端部において図１０に示すように、サンルーフブラケット３０を介して支持されている。なお、サンルーフブラケット３０の場合、強度の関係でルーフリインホース２５，２６よりも板厚の厚いものが用いられ、その端部がサンルーフハウジングリテーナ２８とルーフサイドレールインナ２３に対してそれぞれボルト・ナット３１，３２によって締結される構造となっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のようなルーフパネル２１の共通化を前提とした従来のルーフ構造の場合、サンルーフ付き車を構成する場合には、図１０に示すように、サンルーフ無し車で用いられる第１及び第２のルーフリインホース２５，２６が差し込まれる取付溝２７がそのまま隙間として残留する。その結果、塗装ラインでルーフパネル２１とルーフサイドパネル２２との合わせフランジ端末にシーラ３３を塗布する場合に、ルーフパネル２１のフランジ２１ａのうち、取付溝２７に対応する部位がルーフサイドパネル２２のフランジ２２ａ上面から浮き上がっているために、シーラ３３が塗布し難く、シーラ切れを生ずる虞があり、シールの信頼性に劣るという問題がある。
【０００７】
本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、サンルーフ無し車とサンルーフ付き車を共通のルーフパネルを用いて構成する場合において、ルーフリインホースの有無に関係なく、シーラ切れのない良好なシール性を得ることができる自動車のルーフ構造を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成したものである。即ち、請求項１の発明は、サンルーフの有無にかかわらず共通化したルーフパネルのフランジをルーフサイドパネルのフランジに重ねて結合するルーフ構造において、前記ルーフパネルのフランジには、ルーフパネルの内面に沿って横架状に配置されるルーフリインホースの端末を差し込み可能な取付溝を成形するとともに、その取付溝における前記ルーフリインホース差し込み方向の先端部に、ルーフリインホースの有無にかかわらずルーフサイドパネルのフランジに密着する段差部を設けてルーフサイドパネルのフランジに密着するようにしたことを特徴とする。
【０００９】
上記のように構成された請求項１の発明によれば、ルーフパネルのフランジをルーフサイドパネルのフランジに重ねて結合するときに、ルーフリインホースの有無に関係なく、ルーフリインホース差込用の取付溝の先端部に設けた段差部が他のフランジと同様にルーフサイドパネルのフランジに密着される。このため、塗装ラインでルーフパネルとルーフサイドパネルの合わせフランジ端末にシーラが塗布し易くなり、シーラ切れのない良好なシール性を得ることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。図１はサンルーフ無し車のルーフ平面図であり、図２は図１のＡ−Ａ線断面図、図３は図２のＢ−Ｂ線断面図である。また、図４はサンルーフ付き車のルーフ平面図であり、図５は図４のＣ−Ｃ線断面図、図６は図５のＤ−Ｄ線断面図である。なお、図中の矢印ＦＲは車両前方を示している。また、ルーフは左右対称に構成されるが、図１及び図４ではルーフの右前側を示している。
【００１１】
ルーフの左右両サイドに関する一般部位の端末結合構造は、ルーフパネル１のフランジ１ａ、ルーフサイドパネル２のフランジ２ａ、ルーフサイドレールインナ３及びルーフサイドレールアウタ４のフランジ３ａ，４ａが４枚重ねでスポット溶接によって結合されるが、この点については、サンルーフの有無に関係なく同様の構成となっている。
【００１２】
上記結合構造において、サンルーフ無し車の場合は、図１に示すように、ルーフパネル１の面剛性を上げるために、そのルーフパネル１の室内面側には、左右（車幅）方向に延在する複数の帯状のルーフリインホースが横架状に配置され、図１ではそのうちの車両前側２個の第１及び第２のルーフリインホース５，６が示されている。そして、ルーフリインホース５，６の両端部は、図２及び図３に示すように、それぞれルーフパネル１とルーフサイドパネル２のフランジ１ａ，２ａ間に差し込んだ状態で結合される構造となっている。
このために、ルーフパネル１のフランジ１ａには、図３に示すように、ルーフリインホース５，６との対応部を一般部よりもルーフリインホース５，６の板厚分だけ上側に膨出することによって、ルーフリインホース５，６の端末差込用の取付溝７を形成してある。
【００１３】
そして、本実施の形態においては、上記取付溝７の一端、つまり第１のルーフリインホース５の差し込み方向の先端部には、該ルーフリインホース５の板厚相当分の段差部１ｂを設けることによって取付溝７の先端部を潰した構成としている。この場合、ルーフパネル１のフランジ１ａにルーフリインホース５との結合代として従来と同様の寸法を確保するには、ルーフパネル１のフランジ１ａを前後方向の全長にわたって横方向に延長し、そして取付溝７に対応する部位の延長端部にルーフリインホース５の板厚相当分の段差部１ｂを設けるように構成される。
【００１４】
一方、サンルーフ付き車の場合は、図４に示すように、ルーフパネル１の室内面側には、第１及び第２のルーフリインホース５，６に代わって、サンルーフハウジングアッセンブリ（図示省略）を吊下げ状に取り付けるためのサンルーフハウジングリテーナ８がサンルーフ開口部９の全体を取り囲むように配置される。サンルーフハウジングリテーナ８は、図５に示すように、その内周縁がサンルーフ開口部９の開口縁９ａにスポット溶接で結合され、その外周縁が左右両端部において、サンルーフブラケット１０を介して支持されている。
【００１５】
サンルーフブラケット１０は、強度の関係でルーフリインホース５，６よりも板厚の厚いものが用いられ、その一端がサンルーフハウジングリテーナ８の外端部に溶着されたボルト１１に室内側からナット１２によって締結され、他端がルーフサイドレールインナ３に溶着されたナット１３に室内側からボルト１４によって締結される。
【００１６】
そのため、サンルーフ付きの場合は、ルーフパネル１のフランジ１ａには、図示の如く、ルーフリインホース５の端末差込用の取付溝７がそのまま残留されるが、本実施の形態においては、取付溝７の端部にルーフリインホース５の板厚相当分の段差部１ｂを設けて溝端を潰した構成としてあるため、ルーフパネル１のフランジ１ａの結合時に段差部１ｂが他の一般部と同様にルーフサイドパネル２のフランジ２ａ上面に密着される。
このため、塗装ラインにおいて、ルーフパネル１とルーフサイドパネル２のフランジ１ａ，２ａの合わせ端末にシーラ１５を塗布する場合、２枚のパネル合わせの形態でかつ密着状態でシーラ１５を塗布できるため、シーラ１５の塗布がし易くなり、シーラ切れのない良好なシール性を得ることが可能となる。
【００１７】
なお、サンルーフ無しの場合もシーラ１５はサンルーフ付きの場合と全く同様に行われるので、そのシール性が損なわれるといった問題は発生しない。むしろルーフリインホース５が差し込まれる部位も他の一般部と同じ２枚のパネル合わせの形態でのシーラ塗布となるため、ルーフリインホース５が差し込まれる部位では３枚合わせでシーラ１５を塗布していた従来に比べてシーラ１５の塗布がより適正化される。
【００１８】
なお、本実施の形態は、ルーフリインホースのうち、第１のルーフリインホース５を対象にして説明したが、第２のルーフリインホース６を含むその他のルーフリインホースに関して適用できることは勿論である。
【００１９】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、サンルーフ無し車とサンルーフ付き車のルーフを共通のルーフパネルを用いて構成する場合において、ルーフリインホースの有無に関係なく、ルーフパネルとルーフサイドパネルの合わせフランジ端末に対するシーラ塗布を２枚のパネル合わせの形態でかつ密着状態で行い得るので、シーラが塗布し易くなり、シーラ切れのない良好なシール性を確保して水漏れ防止に対する信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態に係るサンルーフ無し車のルーフ平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図２のＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】実施の形態に係るサンルーフ付き車のルーフ平面図である。
【図５】図４のＣ−Ｃ線断面図である。
【図６】図５のＤ−Ｄ線断面図である。
【図７】従来のサンルーフ無し車のルーフ平面図である。
【図８】図７のＥ−Ｅ線断面図である。
【図９】従来のサンルーフ付き車のルーフ平面図である。
【図１０】図９のＦ−Ｆ線断面図である。
【符号の説明】
１…ルーフパネル
１ａ…フランジ
１ｂ…段差部
２…ルーフサイドパネル
２ａ…フランジ
５，６…ルーフリインホース
７…取付溝
８…サンルーフハウジングリテーナ
９…サンルーフ開口部
１０…サンルーフブラケット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a roof structure of an automobile, and particularly solves problems associated with the difference in specifications between an automobile without a sunroof (hereinafter referred to as a car without a sunroof) and an automobile with a sunroof (hereinafter referred to as a car with a sunroof). It is related with the roof structure effective in doing.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when producing a car without a sunroof and a car with a sunroof, the roof panels are shared in order to reduce costs. That is, when a vehicle with a sunroof is produced, a sunroof opening is additionally processed in a later step on a roof panel formed for a vehicle without a sunroof, and this is used as a roof panel for a vehicle with a sunroof.
[0003]
7 is a plan view of the roof of the vehicle without a sunroof, and FIG. 8 is a cross-sectional view taken along the line EE of FIG. FIG. 9 is a plan view of the roof of the vehicle with a sunroof, and FIG. 10 is a cross-sectional view taken along the line FF of FIG. The arrow FR in the figure indicates the front of the vehicle. On the left and right sides of the roof, the flange 21a of the roof panel 21, the flange 22a of the roof side panel 22, the roof side rail inner 23, and the flanges 23a and 24a of the roof side rail outer 24 are joined together by spot welding in a four-ply manner. It has become.
[0004]
In the case of a vehicle without a sunroof, as shown in FIG. 7, in order to increase the surface rigidity of the roof panel 21, a plurality of roof liners extending in the left-right (vehicle width) direction on the indoor surface side of the roof panel 21. Hose is arranged, and in FIG. 7, two first and second roof rein hoses 25 and 26 on the front side of the vehicle are shown. The roof rein hoses 25 and 26 have a structure in which both end portions are sandwiched between the flanges 21a and 22a of the roof panel 21 and the roof side panel 22 as shown in FIG. For this reason, the roof rein hose 25 is formed on the flange 21a of the roof panel 21 by causing the corresponding parts of the roof rein hoses 25 and 26 to bulge upward from the general part by the thickness of the roof rein hoses 25 and 26, respectively. , 26 end mounting grooves 27 are formed.
[0005]
On the other hand, in the case with a sunroof, as shown in FIG. 9, sunroof housing assemblies (not shown) are attached to the indoor surface side of the roof panel 21 instead of the first and second roof rein hoses 25 and 26. A sunroof housing retainer 28 is attached so as to surround the sunroof opening 29, and the sunroof housing retainer 28 is supported at both left and right end portions via sunroof brackets 30 as shown in FIG. The sunroof bracket 30 is thicker than the roof rein hoses 25 and 26 in terms of strength, and its ends are bolts and nuts with respect to the sunroof housing retainer 28 and the roof side rail inner 23, respectively. The structure is fastened by 31 and 32.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the conventional roof structure that presupposes the common use of the roof panel 21 as described above, when a vehicle with a sunroof is configured, as shown in FIG. The mounting groove 27 into which the two roof rein hoses 25 and 26 are inserted remains as a gap. As a result, when the sealer 33 is applied to the mating flange end of the roof panel 21 and the roof side panel 22 in the painting line, the portion of the flange 21a of the roof panel 21 corresponding to the mounting groove 27 is the roof side panel 22. Since the sealer 33 is lifted from the upper surface of the flange 22a, it is difficult to apply the sealer 33, and the sealer may be cut off.
[0007]
In view of the above-described problems, the object of the present invention is to provide a good sealability without a sealer breakage regardless of the presence or absence of a roof rein hose when a vehicle without a sunroof and a vehicle with a sunroof are configured using a common roof panel. An object of the present invention is to provide an automobile roof structure that can obtain the above.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention is configured as follows. That is, the invention of claim 1 is a roof structure in which a common flange of a roof panel is overlapped with a flange of a roof side panel regardless of the presence or absence of a sunroof, and the flange of the roof panel is attached to the inner surface of the roof panel. A mounting groove that can be inserted into the end of the roof rein hose arranged horizontally is formed at the tip of the mounting groove in the direction of inserting the roof rein hose with or without the roof rein hose. A step portion that is in close contact with the flange of the panel is provided so as to be in close contact with the flange of the roof side panel.
[0009]
According to the invention of claim 1 configured as described above, when the flange of the roof panel is overlapped and joined to the flange of the roof side panel, the roof rein hose is inserted regardless of the presence of the roof rein hose. The stepped portion provided at the tip of the mounting groove is in close contact with the flange of the roof side panel in the same manner as other flanges. For this reason, it becomes easy to apply the sealer to the mating flange end of the roof panel and the roof side panel in the painting line, and it is possible to obtain a good sealing property with no sealer breakage.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings. 1 is a plan view of a roof of a vehicle without a sunroof, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1, and FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 4 is a plan view of the roof of the vehicle with a sunroof, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line CC in FIG. 4, and FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line DD in FIG. The arrow FR in the figure indicates the front of the vehicle. Although the roof is configured symmetrically, FIGS. 1 and 4 show the right front side of the roof.
[0011]
The end joint structure of the general part on both the left and right sides of the roof is such that the flange 1a of the roof panel 1, the flange 2a of the roof side panel 2, the roof side rail inner 3 and the flanges 3a and 4a of the roof side rail outer 4 are overlapped. Although it couple | bonds by spot welding, it is the same structure about this point irrespective of the presence or absence of a sunroof.
[0012]
In the above connection structure, in the case of a vehicle without a sunroof, as shown in FIG. 1, in order to increase the surface rigidity of the roof panel 1, it extends in the left-right (vehicle width) direction on the indoor surface side of the roof panel 1. A plurality of belt-like roof rein hoses are arranged horizontally, and FIG. 1 shows two first and second roof rein hoses 5 and 6 on the front side of the vehicle. 2 and 3, the both ends of the roof rein hoses 5 and 6 are coupled in a state of being inserted between the flanges 1a and 2a of the roof panel 1 and the roof side panel 2, respectively. Yes.
Therefore, as shown in FIG. 3, the flange 1a of the roof panel 1 bulges the corresponding portion with the roof rein hoses 5 and 6 above the general portion by the plate thickness of the roof rein hoses 5 and 6. By doing so, the attachment groove 7 for terminal insertion of the roof rein hoses 5 and 6 is formed.
[0013]
And in this Embodiment, the level | step-difference part 1b for the plate | board thickness of this roof rein hose 5 is provided in the end of the said attachment groove 7, ie, the front-end | tip part of the insertion direction of the 1st roof rein hose 5. Therefore, the tip of the mounting groove 7 is crushed. In this case, in order to secure the same dimension as the conventional coupling allowance for the flange 1a of the roof panel 1 to the roof rein hose 5, the flange 1a of the roof panel 1 is extended laterally over the entire length in the front-rear direction and attached. A stepped portion 1b corresponding to the plate thickness of the roof rein hose 5 is provided at the extended end of the portion corresponding to the groove 7.
[0014]
On the other hand, in the case of a car with a sunroof, as shown in FIG. 4, a sunroof housing assembly (not shown) is provided on the indoor surface side of the roof panel 1 in place of the first and second roof rein hoses 5 and 6. A sunroof housing retainer 8 for mounting in a suspended manner is disposed so as to surround the entire sunroof opening 9. As shown in FIG. 5, the sunroof housing retainer 8 has an inner peripheral edge thereof joined to the opening edge 9 a of the sunroof opening 9 by spot welding, and an outer peripheral edge thereof is supported at both left and right end portions via sunroof brackets 10. Yes.
[0015]
The sunroof bracket 10 is thicker than the roof rein hoses 5 and 6 in terms of strength, and one end of the sunroof bracket 10 is welded to the outer end of the sunroof housing retainer 8 by a nut 12 from the room side. The other end is fastened to the nut 13 welded to the roof side rail inner 3 by a bolt 14 from the indoor side.
[0016]
Therefore, in the case with a sunroof, as shown in the figure, the mounting groove 7 for inserting the terminal end of the roof rein hose 5 remains as it is on the flange 1a of the roof panel 1, but in the present embodiment, the mounting groove 7 is provided with a stepped portion 1b corresponding to the plate thickness of the roof rein hose 5 so that the end of the groove is crushed. Therefore, when the flange 1a of the roof panel 1 is joined, the stepped portion 1b is the same as other general portions. The roof side panel 2 is in close contact with the upper surface of the flange 2a.
For this reason, when applying the sealer 15 to the mating terminal of the flanges 1a and 2a of the roof panel 1 and the roof side panel 2 in the painting line, the sealer 15 can be applied in a close contact state in the form of two panel alignment. It becomes easy to apply the sealer 15, and it is possible to obtain a good sealing property with no sealer breakage.
[0017]
In addition, since the sealer 15 is performed in the same manner as in the case with the sunroof without the sunroof, the problem that the sealing performance is impaired does not occur. Rather, the part into which the roof rein hose 5 is inserted is also applied as a sealer in the form of two panels that are the same as other general parts. Compared to the conventional case, the application of the sealer 15 is made more appropriate.
[0018]
Although the present embodiment has been described with respect to the first roof rein hose 5 among the roof rein hoses, the present invention can of course be applied to other roof rein hoses including the second roof rein hose 6. .
[0019]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, when the roof of a vehicle without a sunroof and a vehicle with a sunroof are configured using a common roof panel, the roof panel and the roof side panel are used regardless of the presence or absence of the roof rein hose. The sealer can be applied to the mating flange terminal in the form of two panels in close contact with each other, making it easy to apply the sealer, ensuring good sealing without breakage of the sealer, and reliability for preventing water leakage Can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a roof of a vehicle without a sunroof according to an embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 4 is a plan view of the roof of the vehicle with a sunroof according to the embodiment.
5 is a cross-sectional view taken along line CC in FIG.
6 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
FIG. 7 is a plan view of a roof of a conventional vehicle without a sunroof.
8 is a cross-sectional view taken along the line EE of FIG.
FIG. 9 is a plan view of a roof of a conventional vehicle with a sunroof.
10 is a cross-sectional view taken along line FF in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Roof panel 1a ... Flange 1b ... Step part 2 ... Roof side panel 2a ... Flange 5, 6 ... Roof rein hose 7 ... Mounting groove 8 ... Sun roof housing retainer 9 ... Sun roof opening 10 ... Sun roof bracket

Claims

In the roof structure where the flange of the common roof panel is overlapped with the flange of the roof side panel regardless of the presence or absence of the sunroof ,
The flange of the roof panel is formed with a mounting groove into which the end of the roof rein hose arranged horizontally along the inner surface of the roof panel can be inserted, and the tip of the mounting groove in the direction of inserting the roof rein hose in part, by Rukoto provided with a step portion in close contact with the flange of the roof side panel with or without a roof reinforcements, the stepped portion or without sunroof is into close contact with the flange of the roof side panel Automobile roof structure.