JP3968696B2 - スピンドルモータ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスク等の記録ディスクの駆動装置に用いられるスピンドルモータに関し、特にボール軸受を使用したスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピンドルモータの構成とその組立て方法の一例を、図6乃至図8を用いて説明する。
まずその構成について説明する。
図6はそのスピンドルモータの断面図である。
このスピンドルモータはステータ部101、ロータ部102及びボール軸受108A,108Bで構成されている。
【0003】
ステータ部101は、モータベース103、軸104、ステータコア105、及び駆動コイル106で構成され、ロータ部102は、記録ディスク112を固定したロータハブ109、ロータヨーク110、磁石111とでそれぞれ構成されている。
【0004】
ボール軸受108A,108Bは、その外輪108A1,108B1がロータハブ109の内周部に圧入されるとともに、非導電性の嫌気性接着剤116により固着されている。
また、内輪108A2,108B2は軸104の外周部に接着剤116により固着されている。
ボール軸受の外輪108A1,108B1とロータハブ109との電気的導通は、圧入による金属接触により確保されている。
この電気的導通については後述する。
【0005】
次に、ロータ部、ステータ部及び軸の組立てについて図7を用いて説明する。
同図に示す治具117に軸104を立て、軸104の所定の位置に設けられた接着剤溜まりの環状溝115a,115bに接着剤116を塗布した後、ボール軸受の内輪108A2,108B2を軸104に嵌合させるようにロータ部102を軸104の上方から挿着する。
この挿着は、治具118により予圧Fvをボール軸受の内輪108A2に加えて行う。
【0006】
図8は軸104に内輪108A2,108B2を挿着した後の部分断面図である。
軸104の外径は、内輪108A2,108B2の内径より小さく形成されており、軸104の中心C1と、内輪108A2,108B2の中心C2とが一致するように位置を規制しつつ接着剤116を硬化させる。
従って、軸104と内輪108A2,108B2との間に同心状に隙間Dが形成され、この隙間Dに接着剤116が充填して硬化する。
即ち、軸104と内輪108A2,108B2とは非接触状態で固着されている。
【0007】
このようにして軸104とボール軸受108A,108Bとを固着した後、軸104を治具117から抜いて図6のようにモータベース103に圧入し、組立ては完了する。
隙間Dは通常0.004 mm程度であり、図8は理解を容易にするために実際よりも隙間を大きく表わしたものである。
【0008】
スピンドルモータによっては、モータ内部からダストが漏出して記録ディスク112の表面に付着するのを防止するために、モータベース103の反対側に磁性流体シール119を設けているタイプのものがあり、図6に示す従来例はこれを具備したスピンドルモータである。
キャップ120は防塵のために取り付けられている。
【0009】
以上のようにロータ部102は一対のボール軸受108A,108Bを介して軸104に対して回転自在に組立てられ、前記ステータコア105に巻回された駆動コイル106への通電切換えによりその回転が制御される構成となっているものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、スピンドルモータを駆動源としたハードディスク等の記録ディスク駆動装置においては、近年高容量化の要求により記録ディスクの高速回転化とMRヘッド化が進んでいる。
しかしながら、高速回転化に伴って静電気が記録ディスクに発生し易くなっており、記録ディスクに帯電したこの静電気が、MRヘッドに放電してMRヘッドが破損するという問題が多発している。
【0011】
この破損を防止するためには記録ディスクに帯電した静電気をモータベースに放電すればよく、その場合、ロータハブと軸間の電気抵抗値が1kΩ以下で電気的導通が確保されていることが必要とされている。
図5(a)は、その従来のスピンドルモータにおけるロータハブと軸間の電気抵抗値分布を示した図で、供試個数を50個として示した例である。
同図は、ロータハブと軸間の平均抵抗値が112MΩであり、抵抗値が1kΩ以上となる36個すべてが40MΩを超える極めて大きな抵抗値となっていることを示している。
【0012】
従来のボール軸受を使用したスピンドルモータにおいては、軸とボール軸受間の電気的導通がこのように確保されていないので、記録ディスクに帯電した静電気をモータベースに放電することが困難であった。
そして、この放電に関しては、電気抵抗値が少なくとも40MΩ以上ある場合には電気的導通が確保されていないものとして扱う必要があった。
【0013】
次に、上記困難な理由についての詳細を以下に説明する。
従来のスピンドルモータにおいては、記録ディスク112、ロータハブ109及びボール軸受108A,108B間の電気的導通と、軸104とモータベース103間の電気的導通はそれぞれ確保されていた。
しかしながら、軸104とボール軸受の内輪108A2,108B2とは非接触であるために電気的導通がなく、これを確保するため従来いくつかの手段が考えられてきた。
【0014】
まず、軸をボール軸受の内輪に圧入するという手段である。
この手段では、圧入組立て時による過大な負荷をボール軸受にかけることからボール軸受の軌道面に悪影響を与え、結果として「非繰り返し振れ精度 (以下NRRO:Non Re−peatitive Run Out)」が悪化するという問題が発生していた。
【0015】
別の手段として、軸とボール軸受とを導電性接着剤で固着させる方法が、特開平11−167765に開示されている。
しかしながら、この手段では、導電性接着剤の粘度が高いため軸とボール軸受の内輪との隙間に必要な量を安定的に充填させることが困難であって、生産性が悪く信頼性も低いという問題があった。
加えて導電性接着剤自体のコストが極めて高いという根本的な問題もあった。
【0016】
そこで本発明が解決しようとする課題は、記録ディスクに帯電した静電気をモータベースに放電させるために必要な、軸とボール軸受間の電気的導通の確保を、軸の圧入によらず、また導電性接着剤の使用によらずに可能としたスピンドルモータを提供することにある。
【0017】
上記の課題を解決するために、本発明は、次の1)の手段を有する。
1)ボール軸受と、該ボール軸受の内輪に固着された軸と、前記ボール軸受の外輪に固着されたロータハブと、を備えたスピンドルモータにおいて、
前記軸の外径は前記内輪の内径より小径であり、前記軸と前記内輪とは、
該軸の外径部と該内輪の内径部とのみで接触して電気的導通が確保されると共に、該軸の外径部と該内輪の内径部との隙間に充填された非導電性の接着剤により固着されていることを特徴とするスピンドルモータである
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により(I):構成、(II):組立ての順に図1乃至図4を用いて順次説明する。
(I):構成
図1は本発明のスピンドルモータの断面図である。
本発明のスピンドルモータは、ステータ部1、ロータ部2及び第1,第2のボール軸受8A,8Bで構成される。
【0019】
▲1▼ ステータ部1の詳細
ステータ部1は、モータベース3、ステータコア5、軸4及び駆動コイル6で構成されている。
モータベース3は、アルミニウムのダイキャストで形成され、所定の位置に軸孔3aが設けられている。さらに軸孔3aを略中心としたリング状凸部7が設けられステータコア5の内周部を保持している。
【0020】
ステータコア5は、所定の形状に打ち抜かれた珪素鋼鈑が積層されて形成され、駆動コイル6が巻回されている。
軸4は、ステンレス鋼(SUS)材を切削して形成され、その外周面の所定の位置には接着剤溜まりである環状溝15a,15bが設けられている。
そしてモータベース3に圧入等により立設されている。
【0021】
▲2▼ ロータ部2の詳細
ロータ部2はロータハブ9、ロータヨーク10、磁石11とで構成される。
ロータハブ9は略円筒状であって、アルミニウムを切削して形成されている。
ロータハブ9の外周部分には、記録ディスク12を支持固定するための円筒部9aとフランジ部9bとが設けられている。
2枚の記録ディスク12は、スペーサ13を間に挟みつつ、図示しないクランパによって前記円筒部9a及びフランジ部9bに直接接触して固定されている。
【0022】
一方、ロータハブ9の内周部分には、第1,第2のボール軸受8A,8Bを装着するための、装着壁14a1,14b1及び軸方向の当て面14a2,14b2が設けられている。
装着壁14a1,14b1の内周面には接着剤溜まりである環状溝15c,15dが設けられている。
【0023】
円筒状のロータヨーク10は、その内周面に円筒状の磁石11が固着されており、ロータハブ9の底面の所定位置に固着されている。
また、磁石11の内径は、ステータ部1とロータ部2とを軸4を介して組み合わせた状態で、前記ステータコア5の外周面と所定の間隔となるように設定されている。
【0024】
▲3▼ ボール軸受8A,8Bの詳細
第1,第2のボール軸受8A,8Bは、高炭素クロム軸受鋼(SUJ)等の金属材料からなり、その外輪8A1,8B1と内輪8A2,8B2間の電気的導通が確保されている。
【0025】
(II):組立て
▲1▼ボール軸受のロータハブへの装着について
第1,第2のボール軸受8A,8Bのロータハブ9への装着について図2を用いて説明する。
図2は、第1,第2のボール軸受の外輪8A1,8B1をロータハブ9の内周部に装着した後の軸方向断面図であり、その他の構成部は省略している。
【0026】
まず環状溝15c、15dに非導電性の嫌気性接着剤16を注入する。
次に第1のボール軸受8Aを軸の一方(図の上方)から、第2のボール軸受8Bを軸の他方(図の下方)から所定の予圧Fv1でロータハブ9内面に圧入する。
圧入により外輪8A1,8B1の挿入方向側端面が、それぞれ当て面14a2,14b2に突き当てられる。
【0027】
その後、接着剤16はその嫌気性により硬化して外輪8A1,8B1はロータハブ9に固着される。
従って、ロータハブ9とボール軸受8A,8Bとは、装着壁14a1,14b1及び当て面14a2,14b2を介して電気的導通が確保されている。
【0028】
▲2▼ ロータ部と軸との組立てについて
ロータ部2と軸4との組立てについて図3,図4を用いて説明する。
図3は、治具台17上で、ボール軸受の内輪8A2に予圧FV2を、そして 軸4に力Fhを印加して行う組立てについて説明する軸方向断面図である。
また図4は、この組立て後の軸4と内輪8A2,8B2との位置関係を示す軸方向断面図である。理解を容易にするために、図3,図4は実際の形状を誇張して示している。
【0029】
まず図3を用いて説明する。
治具台17の中央には軸4が挿入されてこれをガタ無く立てることができる軸挿入穴17aが設けられている。
また、軸挿入穴17aを略中心として、ロータハブ9の径方向の位置決めができるように環状のガイドフランジ17bが設けられている。
【0030】
予圧治具18は一端が開口した略円筒状をしており、開口側端面はロータハブ9の上面側に装着された第1のボール軸受8Aの内輪8A2のみに当接するように形成されている。
この予圧治具18は、軸方向に予圧を印加するのと同時に、軸と直交した方向の力を印加することができる構造になっている。
【0031】
組立ては以下のように行う。
まず治具台17の軸挿入穴17aに軸4を挿入してこれを立てる。
次に軸4の外周面に設けた環状溝15a,15bに非導電性の嫌気性接着剤16を注入する。そして軸4の上方から第1,第2のボール軸受8A,8Bを固着したロータハブ9を挿着する。
装着は、軸4の外径φs1が、第1,第2のボール軸受の内輪8A2,8B2の径φbより小さくなるように寸法とその公差が設定されているので、過大な予圧を与えることなく容易に行える。
【0032】
本実施例においては、
軸4の外径φs1=φ5 (−0.005/−0.008)
従って、4.992 mm≦φs1≦4.995 mm である。
内輪8A2,8B2の内径φb=φ5(0/−0.005)
従って、4.995 mm≦φb≦5.000 mm である。
ただし( )内は寸法公差である。
このように軸4の外形φs1は内輪8A2,8B2の内径φbよりも最大で、0.008 mm 細く形成されている。
【0033】
次に、ロータハブ9を軸4に装着する時には、図3の上方から予圧治具18を用いて内輪8A2に所定の軸方向予圧Fv2を印加しつつ、軸4に所定の軸と直交方向の力Fhを印加する。
これにより、軸4は内輪8A2,8B2にA点(図4)で直接接触する。
【0034】
この状態で接着剤16は隙間Dに浸透充填し、その嫌気性により硬化するので、軸4と内輪8A2,8B2とはA点で接触した状態、即ち電気的に導通が確保された状態で固着される。
前述の寸法設定においては、軸4と内輪8A2,8B2との最大隙間Dmaxはφb−φs1の0.008 mmとなる。
以上により、ロータ部2と軸4との組立ては完了する。
【0035】
▲3▼ ロータ部とステータ部の組立てについて
図1に戻り、ロータ部2に組み付けた軸4をモータベース3の軸孔3aに圧入することでロータ部2とステータ部1とは組立てられる。
最後に防塵用のキャップ20を装着してスピンドルモータの組立てが完了する。
【0036】
▲1▼〜▲3▼のように組立てたモータにおいて、ロータ部2は、第1、第2のボール軸受8A,8Bを介して軸4に対して回転自在となっている。
そして、前記ステータコア5に巻回された駆動コイル6への通電切換えによりロータ部2はその回転が制御される構成となっている。
【0037】
以上の(I),(II)で説明した実施例によれば、記録ディスク12→ロータハブ9→ボール軸受8A,8B→軸4→モータベース3の経路で電気的導通が完全に確保される為、記録ディスクに帯電した静電気を確実にモ−タベースに放電させることができる。
従って、記録ディスク駆動装置において本発明に係るスピンドルモータを駆動源として使用すれば、記録ディスクに帯電した静電気がMRヘッドに放電してMRヘッドを破壊することはなく、長期間高い信頼性が得られる。
【0038】
ここで、本願発明者らが製作した本実施例に係るスピンドルモータにおける、ロータハブと軸間の電気抵抗値分布を図5(b)に示す。
供試個数は50個であり、接着剤は非導電性の嫌気性接着剤である。
前述した図50(a)に示す従来のスピンドルモータでは、50個中36個の供試体において40MΩ以上の抵抗値を示して電気的導通が確保されていなかったのに対し、図50(b)に示す本発明に係るスピンドルモータでは、50個すべてにおいて252Ω以下の極めて小さい抵抗値で電気的導通を確保しており、またばらつきも大幅に少なくなっている。
【0039】
平均値比較においても、本実施例に係るスピンドルモータでの平均抵抗値は、67.3Ωであり、従来のスピンドルモータの約1/107 という極めて小さい値になっている。
従って、必要とされている電気抵抗値1kΩ以下という条件を十分満足して電気的導通が確保されている。
以上のように、軸とボール軸受の内輪とを接触させて固着させることで、極めて安定して必要な電気的導通が確保できることが確認された。
【0040】
さて、本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において例えば下記のように変更が可能である。
【0041】
接着剤16は嫌気性接着剤に限定されるものではなく、紫外線硬化型や熱硬化型接着剤を使用してもよい。
また、軸とボール軸受の内輪とが接触していれば、前記最大隙間Dmaxは0.008 mm程度でなくてもよいのは言うまでもない。
前記最大隙間Dmaxは、使用する接着剤の種類や粘度、あるいは塗布工法に応じて、充填が容易で接着強度等が最適になる様に適宜設定することできる。
【0042】
また、粘度の比較的高い接着剤が充填可能な程度に最大隙間Dmaxを設定すれば導電性接着剤を使用することも可能で、その場合はコストアップになるものの電気抵抗がさらに低減されることが期待できる。
【0043】
一方、軸とボール軸受との固着は接着剤によらなくてもよい。
例えばスポット溶接で行ってもよく、本発明における固着とは溶着を含むものである。
さらにボール軸受は2ヶに限定されるものではなく、また他の軸受との併用でもよい。
軸4の断面形状は円形に限定されるものではなく、例えば一部をカットした略D形状でもよく、あるいは角部を有していてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、本願発明によれば、軸4をボール軸受8A,8Bの内輪8A2,8B2に圧入することなく電気的導通が確実に確保できるので、NRROが悪化するという問題は発生しない。
また、軸4と前記内輪8A2,8B2とを例えば非導電性接着剤で固着した場合には、生産性を悪化させることはなくコストアップとなることもなく電気的導通が確実に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドルモータの実施例を示す断面図である。
【図2】本発明のスピンドルモータの実施例を説明する断面図である。
【図3】本発明のスピンドルモータの実施例における組立方法を説明する断面図である。
【図4】本発明のスピンドルモータの実施例における要部を示す部分断面図である。
【図5】従来及び本発明のスピンドルモータにおける電気抵抗値分布を示すグラフである。
【図6】従来のスピンドルモータを示す断面図である。
【図7】従来のスピンドルモータにおける組立方法を説明する断面図である。
【図8】従来のスピンドルモータにおける要部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
3 モータベース
4 軸
8A,8B, ボール軸受
8A1,8B1 外輪
8A2,8B2 内輪
9 ロータハブ
16 接着剤
φs1 (軸の)外径
φb (内輪の)内径
D 隙間

Claims (1)

  1. ボール軸受と、
    該ボール軸受の内輪に固着された軸と、
    前記ボール軸受の外輪に固着されたロータハブと、
    を備えたスピンドルモータにおいて、
    前記軸の外径は前記内輪の内径より小径であり、
    前記軸と前記内輪とは、
    該軸の外径部と該内輪の内径部とのみで接触して電気的導通が確保されると共に、該軸の外径部と該内輪の内径部との隙間に充填された非導電性の接着剤により固着されていることを特徴とするスピンドルモータ
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