JP3967944B2 - 光バルブプロジェクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学表示システムの分野に関する。特に、本発明は、光バルブおよびカラーディスプレイを有する液晶プロジェクタ等の光学表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
光バルブ投影システムのコストを低減するために、シーケンシャルカラーモードで動作するある種の色選択手段(たとえば、公知の円盤状のカラーホイール)とともに1個の高速応答の光バルブを備えた光学系を使用することが一般的である。このような光学系において、光バルブは、原色情報のモノクロ(単色)フレームを高速(非連続的なシステムに使用される通常のリフレッシュ速度のほぼ三倍高速)で表示する。
【0003】
たとえば、カラー画像のフレームを表示する際、各サブフレームが単一の原色である3個のサブフレームを順次高速で投影することによってフレームが表示される。すなわち、1フレーム分のカラー画像を投影する際、完全赤色画像のサブフレーム、完全緑色画像のサブフレームおよび完全青色画像のサブフレームが順に、非常に高速で順次投影される。
【0004】
光バルブについてのモノクロのサブフレーム情報の高速表示は、色選択手段を通過する色と同期する。このように原色の画像を高速で連続させることにより、色の残光現象、すなわち人間の目が1/15秒程度の間に受け取った情報をまとめて平均する周知の事実により、観察者に1つのフルカラー画像の印象が作られる。
【0005】
しかしながら、観察者の目が、(たとえば、目の自然な素早い眼球運動(サッカード)により)そのような装置上に表示されている画像に対して静止していない場合、この相対的運動により、連続的な原色の画像は観察者の網膜において完璧に重なることができない。このような状況において、観察者は、明るい物体に対して誤った色のエッジを認識する。この誤った認識は、相対運動が終わると無くなってしまうが、これは、認識ができない状況、すなわち、多くの場合「シーケンシャル・カラー・ビジュアル・アーチファクト(sequential color visual artifact)」と呼ばれる状況において、色を短時間フラッシュさせたような不快な印象をもたらす。この現象は、2つ以上の小さな白い物体を水平方向に離間して配置し、黒色の背景に対して表示する場合に最悪である。観察者の目の自然なサッカード(水平方向で最も高速である)は、このような状況において強力かつほぼ絶え間ないアーチファクトを引き起こすのに十分であることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
連続的なカラーアーチファクトを低減する技術および装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は本発明により達成される。本発明の一態様によれば、光学表示システムは、色光線を、各色の空間合成を形成する面上で結像するレンズアレイと、面の各色の空間合成をシフト(移動)する光トランスレータとを備える。
【0008】
本発明の別の態様によれば、カラー画像のフレームを表示する方法が開示される。原色の空間合成(空間的な原色の配列)を有する第1のサブフレームが投影され、前記原色の空間合成を並べ替えた第2のサブフレームが投影される。
【0009】
本発明の他の態様および利点については、添付図面とともに、例示として本発明の原理を説明する以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
説明の目的で図示するように、本発明は、色光線を、光線の各色の空間合成を形成する一つの平面上で結像するレンズアレイと、この面の各色の空間合成をシフトする光トランスレータとを備える光学表示システムにおいて具現される。
【0011】
本発明において、カラー画像のフレームを投影する第1サブフレームは、赤―緑―青の各線を繰り返し並べた色の線を有して空間的に合成される。そして、第2サブフレームも同様に空間合成されるが、1画素シフトされ、その結果緑―青―赤の順になる。最後に、第3サブフレームも1画素シフトされ、その結果青―赤―緑の順になる。
【0012】
各サブフレームはすでに原色の合成であるため、シーケンシャル・カラー・ビジュアル・アーチファクトが大幅に減少する。
【0013】
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る表示システム10の簡略図を示す。
【0014】
適切な光源14からの光12は、原色の各色それぞれがシステム10により使用される複数の色光線に、1組のダイクロイック反射鏡16r、16gおよび16b(総称して、16)によって分割される。図示のシステム例において、光12は、3個のダイクロイック反射鏡16r、18gおよび16bをそれぞれ使用することによってそれぞれ赤18r、緑18gおよび青18bの光線(総称して、18)の3つの光線に分割される。ダイクロイック反射鏡16を使用して光を図示のように各種成分に分割することは当業者に周知である。
【0015】
光源14は、アーク灯、発光ダイオードの何らかの組み合わせ、レーザの何らかの組み合わせ、またはこの任意の2種類または3種類すべての組み合わせとすることができる。タイプにかかわらず、光源14は、ロッドまたは積分器(fly's eye type integretor)または散光器20のような、生成された光線18を空間的に均一にする手段20を含むとよい。図中で使用されるような矢印(Directed lines)12、18、38、42は、光の一般的な方向を示すために使用され、光線の軌跡を表すことを意図したものではない。
【0016】
ダイクロイック反射鏡16は、図示のように、間に小さい角をなして広がり多数の光線18を生成し、各原色の光線が僅かな角で互いに伝搬している。ダイクロイック反射鏡16は、そのレンズアレイ24に近い方の端部の方を大きく離間させ、それらとレンズアレイ24の間に集光レンズ22を設けている。広がる方向を逆にした構成(つまり図の上側が広がる構成)、または集光レンズ22を2個以上のレンズ要素と交換するか、または他のところに設けた有効な構成も存在する。一般に、光線18の間の傾斜間隔は同一であり、その値は下流の光学系の受光角度のほぼn分の1にするとよい。ここで、nは原色の数である。下流の光学系として、図1の線P−P以下のすべての要素が挙げられる。受光角度は投影レンズ44のf値(速度)に依存する。リレー光学34は、投影レンズ44のf値に一致するように設計される。
【0017】
受光角度は、投影レンズ44のf値に関連する。受光半角がarcsin(1/(2×f値))と等しい。たとえば、投影レンズが最大口径f2.8を有する場合、受光半角は10.3°であり、レンズがf1.4であると、角度は20.9°である。レンズアレイの動作は、受光角度を決定する方式を含む。
【0018】
そして集光レンズ22は、レンズアレイ24の位置で原色光線18を重ね合わせる。原色光線18がレンズアレイ24を通過すると、空間合成されたカラー面28(簡単に「カラー面」という)がレンズアレイ24から所定の距離に形成される。
【0019】
レンズアレイ24の形状は、カラー面が一次元または二次元の並べ替えアレイであるかに依存する。垂直方向において一次元で色の並べ替えを行う(水平方向の目のサッカードにより生じるアーチファクトに対して最高の抑制効果を実現するために)一実施形態において、レンズアレイ24は、その対称軸が水平方向に向いている一次元配列の小さな円筒形レンズ(「かまぼこ」型レンズ)で構成され、円筒形レンズの幅はそれぞれ光バルブ26における垂直方向の画素間隔のn倍となるように選択される。このアレイにおける円筒レンズの合計枚数は、好ましくは1+(N/n)である。ここで、Nは光バルブ26における垂直方向の画素数であり、nは原色の数である。レンズを1個追加することで、光バルブ26において画素の行ごとに十分なカラーストライプを生成するのに必要な(N/n)個のレンズに比べ、カラーストライプを1組追加したカラー面を生成し、カラー面を(n−1)回、1画素分並行移動した後でもストライプがすべての行の画素をカバーするのに十分である。レンズ一個の追加は、様々なサブフィールド中それぞれ個別の画素を照明する原色の並べ替えに影響を与える。このような余分なカラーストライプを有するような代替例は、(N/n)個以下のレンズアレイを使用し、(n−1)行の画素列分の画像情報を除去することである。こうして、これら(n−1)行の画素列に対応するカラーストライプが、上述した意味で「余分」となる。Nが大きく、nが小さい場合、得られる画像にごく僅かな影響のみ及ぼすと判断される。
【0020】
さらに、レンズアレイ24は、全体寸法が光バルブ26とほぼ同一であるが、垂直方向に僅かに大きくして1個追加のレンズを収容できるようにしている。
【0021】
たとえば、図2(a)は、図1の線V−Vに沿って見たときの光バルブ26の例を示す。光バルブは、通常、反射型LCD(液晶ディスプレイ)画面である。図示の例において、n=3であり、光バルブ26は640×480画素の矩形グリッドであり、通常の場合約10mm×13.3mmである。本発明は、これらの解像度またはサイズに限定されるものではない。
【0022】
そして、図示のレンズアレイ24は、161個の円筒形状レンズ(三原色としたとき、1+(480)/3)を含むアレイ(配列)であり、図2(b)に示すような光バルブ26と同様のサイズを有する。これらの色を垂直方向ではなく水平方向に合成したければ、レンズは図2(b)に示す方向に対して直交する方向に配列されるが、円筒レンズの数は図示と異なる。
【0023】
レンズアレイ24は、アレイ方向(配列方向)が、原色光線18が広がる面に並行するように配向される。レンズアレイ24の円筒レンズは、空間合成されたカラー面28を形成する照明光線18を結像する。円筒レンズのそれぞれはn画素幅をもつ。本例において、nは3である。カラー面28は赤―緑―青のパターンを有するカラーラインの面である。
【0024】
これを図3に図示する。図3を参照して、原色光線18が円筒レンズ30(レンズアレイ24のうちの1個)を通過すると、色光線は、カラー面28上で結像される。このアレイにおける円筒レンズの焦点距離32は、入射する光線のそれぞれの傾斜幅と円筒レンズの焦点距離との組み合わせによって決定されるような、28r(赤)、28g(緑)および28b(青)の原色光線の有限幅が、ちょうど1画素間隔に埋まるように選択される。
【0025】
したがって、図示の面28において、レンズアレイ24の円筒レンズの焦点距離32では、光バルブ26の各列(または行、レンズアレイとダイクロイック反射鏡のセットをどのように配向するかに応じる)につきストライプが1つになるよう、原色ストライプのパターンが現れる。
【0026】
カラー面28において得られた空間色合成を図4に示す。カラー面28は、合計482本のカラーラインを一方向に設けた赤―緑―青のラインの繰り返しパターンである。ラインの数はn−1カウントだけ多いが、これは、後述するようにトランスレータによってカラーラインを並べ替えたことによる。各ラインは1画素幅である。第1の方向に対する法線である他の方向では、この幅は光バルブ26と同一である。本例において、これは13.3mmである。
【0027】
再び図1を参照すると、1組のリレー光学34により、原色ストライプパターンが現れるカラー面28を液晶の光トランスレータ36aおよび36bに移動する。移動は、カラー面のいずれの歪みも最小限に抑えるように等倍でなされ、このような歪みがあると、カラーストライプは光バルブ26の画素と揃わなくなる。屈折型リレー光学34を図示したが、いずれのタイプのイメージング光学を使用してもよい(反射、回折等、あるいは屈折/回折等の組み合わせ)。
【0028】
光バルブにおいて得られたカラー照明は、カラーフィルタ材料のストライプを光バルブ26の画素列に重ねて配置する従来技術によっても生成することができるだろう。しかし、その場合には、ダイクロイックフィルタ16およびレンズアレイ24のない通常の照明システムが使用されるだろう。さらに、画像トランスレータ36を光バルブ26とビームスプリッタ40の間に設ける必要があり、各サブフィールドの期間に光バルブ26に表示される画像は、搬送された画像を画像トランスレータ36が投影レンズ44に移動するのと同じ量だけ並行移動する必要があるが、それとは逆の方向の移動である。サブフィールドが適切に重なり合って最終画像を形成する。しかしながら、本発明の構成では吸収性フィルタを使用していないため、本システムは、従来のカラーフィルタを使用するものより潜在的により効率的になる。さらに、色フィルタリングと同等の物を導入する際、光バルブ26に対する変更を加える必要がない。
【0029】
引き続き図1を参照して、カラー面28は、光トランスレータ36aおよび36bを通過する。光トランスレータ36aおよび36bを用いて、連続するカラーアーチファクトをなくすことを目的とした空間的な並べ替えを実行する。この光トランスレータ36aおよび36bはそれぞれ、コントローラ39によって独立して起動可能である。起動時、光トランスレータ36aおよび36bはそれぞれ、カラー面のカラーストライプと直交する方向にカラー面28を1画素シフトするため、カラー面28のカラーラインを並べ替えることができる。この種の装置は当業者に周知である。たとえば、1998年2月3日付けでファーガソンに付与された米国特許第5,715,029号を参照されたい。
【0030】
光トランスレータ36aおよび36bがこれらを通過する光の電圧制御された並行移動をする方法は、まず、光の偏光状態を液晶セルにより制御し、次いで適当な方向にカットされた方解石等の複屈折結晶(double refracting crystal)を通過させることによって光の進む方向と直交する方向に偏光依存の並行移動することである。
【0031】
本例では、三原色の場合に2個のトランスレータ36aおよび36bが必要になる。これは、3回の別々の並べ替えに対する並行移動が必要となるためである。第1は、赤―緑―青(r−g−b)の繰り返しパターンとして図4に示される並べ替えである。第2は、このパターンを1画素シフトして、緑―青―赤(g−b−r)の繰り返しパターンが得られる。最後に、第3の繰り返しパターンは青―赤―緑(b−r−g)パターンである。
【0032】
このように、行で並べ替えを行った合成の場合、両方のトランスレータがオフ状態で1つのサブフレーム(r−g−b)が得られ、一方のトランスレータがオン状態で、ストライプパターン全体を1画素間隔でアレイ方向に並行移動することによって第2のサブフレーム(g−b−r)が得られ、両方のトランスレータがオン状態で、該パターンを同一方向に1個追加の画素間隔で並行移動することによって第3および最後のサブフレーム(b−r−g)が形成される。
【0033】
すなわち、第1サブフレームにおいて、カラー面28における画素の各列に沿って、第1、第4、第7、第10等の各画素は赤色原色画像から、一方、第2、第5、第8、第11等の各画素は緑色から、第3、第6、第9、第12等の各画素は青色から生じる。
【0034】
第2サブフレームにおいて、第1、第4、第7、第10等の各画素は緑色原色画像から、一方、第2、第5、第8、第11等の各画素は青色から、第3、第6、第9、第12等の各画素は赤色から生じる。
【0035】
第3サブフレームにおいて、第1、第4、第7、第10等の各画素は青色原色画像から、一方、第2、第5、第8、第11等の画素は赤色から、第3、第6、第9、第12等の画素は緑色から生じる。
【0036】
これら3つのサブフレームは、表示対象のカラー画像のフレームごとに表示される。このため、連続するサブフレームの表示中、表示された色の順序が入れ替わる。すなわち、第2サブフレームにおいて、第1の画素および任意の垂直方向の列に沿った連続する3つ毎の画素が緑となり、一方、第2および連続する33つ毎の画素が青になり、第3および連続する3つ毎の画素が赤になる。第3サブフレームの表示中、任意の列に沿った順序は、青、赤、緑である。したがって、3つのサブフレームの表示後、すべての三原色カラー画像の全体が表示される。
【0037】
これは、垂直方向においてのみ原色を合成(行で並べ替えを行った合成)した例である。また、いずれの所与のフレームの表示においても、画像の1列から次の列までの色の順序を並べ替える(行および列で並べ替えを行った合成)ことも可能であることは言うまでもない。
【0038】
また、トランスレータを図示以外のシステムの適所に配置することも可能である。どの場所が適切であるかは、使用する光バルブおよび投影光学系の特性そのものに依存する。偏光感知型光バルブまたは偏光感知型投影画面の場合、選択可能なトランスレーションにかかわらず、本システムの残りが必要とする出力偏光状態を提供するために第2のトランスレータの後に追加の液晶偏光回転セルが必要とされる。画像トランスレータを通過した後、並行移動したカラー面38は第1の方向で偏光される。
【0039】
矢印38で表される、並行移動したカラー面からの光は、偏光ビームスプリッタ(PBS)40を通過する。そして光バルブ26で反射し、そこで画像情報を変調し、並行移動したカラー面38を第1の偏光と直交する第2の偏光に変換する。反射されたカラー面は矢印42により表される。反射されたカラー面42は、第2の方向で偏光され、PBS40により反射され、投影レンズ44のような何らかの投影光学44に送られる。
【0040】
光バルブ26上に表示される画像はフルカラー画像情報から適宜組み付けられ、たとえば、特定のサブフレーム中に所与の原色の照明を受ける画素は、常に、光バルブアドレス回路によって正しい対応画像情報で駆動されなければならない。
【0041】
以下、本発明の表示システム10の動作を説明する。再び図1を参照して、光12は光源14により生成され、均一にされる。この均一光は、複数の原色光線18に分割される。光を分割する際、ダイクロイック反射鏡16が使用される。分解された色光線18は、レンズアレイ24に向かって収束し、原色の第1の空間合成を有するサブフレームに結像される。上記の例において、サブフレームは、図4に図示のような、赤―緑―青のパターンを有するカラー面28である。このカラー面28は、次に光トランスレータ36aおよび36bならびにPBSを通過し、光バルブ26で反射して、表示対象のカラー画像を取得し、投影光学44を介して投影される。
【0042】
次に、第2サブフレームが投影される。第2サブフレームを投影する際、カラー面28は光トランスレータ36aおよび36bにより並べ替えられる。本例では、並べ替えを行った空間合成は緑―青―赤のパターンを有することができる。そして、青―赤―緑の空間合成パターンを有する第3サブフレームが投影される。
【0043】
空間的な並べ替えは、水平方向(列で並べ替えを行った合成)、垂直方向(行で並べ替えを行った合成)または水平と垂直の両方向(列および行で並べ替えを行った合成)でなされてもよい。水平と垂直の両方向で空間合成するためには、図5(a)の二次元アレイの小さい円筒レンズ46を使用することができる。図5(a)を参照すると、一方向への空間的並べ替えは、円筒の小型レンズの上述したような作用によって実現され、一方他方向への並べ替えは、円筒の小型レンズを、それらの円筒軸に直交する方向に単一画素幅に分割し、小型レンズの連続する線を1画素分、これらが対応している画像画素の線に対しその長手方向(水平方向)にずらすことによって実現される。図5(a)において、小型レンズの円筒軸は垂直方向に選択され、小型レンズは単一画素幅だけ水平方向にずらされているが、逆の選択をすることも可能であり、同一のカラー面パターンが生成される。アレイ46は、高さ1画素、幅3画素の小型レンズの行を互いにずらして構成されている。小型レンズの幅は、使用する原色光線の数によって決まる。本例では、光バルブ26は480×640画素を有し、レンズアレイ46は480行であり、642画素幅のカラー面を生成するために各行において十分な数の小型レンズを有する。
【0044】
得られた空間合成カラー面48を図5(b)に示し、画素の各行は空間合成された色のシーケンスを有する。図5において、各行はその上下の1行と別途に並べ替えを行った空間合成カラーシーケンスである。カラー面48は、第1サブフレームとして使用される。第2サブフレームでは、各行において1画素の並べ替えを行うことによってカラー面全体の並べ替えを行う。
【0045】
以上から、本発明は新規であって、現行技術を上回る利点を提供することが理解されよう。本発明の結果、アーチファクトが低減されるため投影表示品位がより高くなる。以上、本発明の具体的な実施形態を説明し、図示してきたが、本発明は上記記載および図示の特定の形態または部品の構成に限定されない。たとえば、カラーの空間合成は、2つ以上の画素幅のカラー線を有するカラー面を用いて実施してもよい。これは、いくつかの用途では十分であるが、連続するカラーアーチファクトを抑えた最適なパターンは、最大限可能な空間周波数で原色を合成し合うものである。本例の場合では、これは、1画素幅のカラー線を使用する空間合成である。本発明は、本明細書の冒頭に記載の特許請求の範囲により限定される。
【0046】
本発明は次の実施態様を含んでいる。
【0047】
1.光学表示システム(10)であって、
色光線(18r、18g、18b)を、該光線(18r、18g、18b)の各色の空間合成を形成する面(28)上で結像するレンズアレイ(24)と、
前記面(28)の各色の空間合成をシフトする光トランスレータ(36a)と、
を備えるシステム。
【0048】
2.前記レンズアレイ(24)は円筒レンズ(24)を含む、上記1に記載のシステム。
【0049】
3.前記レンズアレイ(24)は小型レンズ(lenslets)(46)を含む、上記1に記載のシステム。
【0050】
4.前記色光線(18r、18g、18b)は、赤(18r)、緑(18g)および青(18b)の各光線からなる、上記1に記載のシステム。
【0051】
5.前記色光線(18r、18g、18b)は、原色光線からなる、上記1に記載のシステム。
【0052】
6.前記光トランスレータ(36a)は、液晶光トランスレータ(36a)である、上記1に記載のシステム。
【0053】
7.白色光(12)を提供する光源(14)と、
前記白色光(12)を前記色光線に分割する色分割部(16r、16g、16b)と、
をさらに備える、上記1に記載のシステム。
【0054】
8.前記色分割部(16r、16g、16b)は、1組のダイクロイック反射鏡(16r、16g、16b)からなる、上記7に記載のシステム。
【0055】
9.前記白色光(12)を散乱させる散光器(20)をさらに備える、上記7に記載のシステム。
【0056】
10.前記色光線の前記面(28)を透過させて光バルブ(26)に向けるためにリレー光学(34)をさらに備える、上記1に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る装置の簡略図である。
【図2】(a)は、例として使用される光バルブ例の正面図である。
(b)は、本発明の一実施形態に係るレンズアレイの正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るレンズアレイを通過する際の光線の挙動を示す。
【図4】本発明の一実施形態における空間合成されたカラー面を示す。
【図5】(a)は、本発明の別の実施形態に係るレンズアレイの正面図である。
(b)は、本発明の別の実施形態における空間合成されたカラー面を示す。
【符号の説明】
10 光学表示システム
12 白色光
14 光源
16r、16g、16b ダイクロイック反射鏡(色分割部)
18r、18g、18b 色光線
20 散光器
24 レンズアレイ
28 空間合成された色の面
34 リレー光学
36a 光トランスレータ
46 小型レンズ
Claims (12)
- 光学表示システムであって、
各色の空間的な合成を有する第1のカラー面を、画像フレームの一つのサブフレーム用に形成するよう、複数の色光線を結像するレンズアレイと、
並べ替えられた各色の空間的な合成を有する第2のカラー面を、画像フレームの次のサブフレーム用に設定するよう機能する光トランスレータと、を備え、
前記レンズアレイは、高さ1画素、幅3画素の小型レンズからなる複数の行を含み、前記複数の行がそれらの長手方向に1画素分だけ互いにずらされていることを特徴とするシステム。 - 光学表示システムであって、
各色の空間的な合成を有する第1のカラー面を、画像フレームの一つのサブフレーム用に形成するよう、複数の色光線を結像するレンズアレイと、
並べ替えられた各色の空間的な合成を有する第2のカラー面を、画像フレームの次のサブフレーム用に設定するよう機能する光トランスレータと、を備え、
前記レンズアレイは、その対称軸が水平方向に向いている一次元配列の円筒形レンズを備え、
前記円筒形レンズの幅は、光バルブにおける垂直方向の画素数をN、原色の数をnとして、光バルブにおける垂直方向の画素間隔のn倍であり、前記レンズアレイにおける円筒形レンズの合計枚数は1+(N/n)であることを特徴とするシステム。 - 前記レンズアレイは円筒レンズを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
- 前記レンズアレイは小型レンズを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
- 各色光線は、赤の光線、緑の光線および青の光線の内の一つから選択される光線であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
- 各色光線は、原色光線であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
- 前記光トランスレータは、液晶光トランスレータであることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
- 白色光を提供する光源と、
前記白色光を前記複数の色光線に分割する色分割部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。 - 前記色分割部は、1組のダイクロイック反射鏡からなることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
- 前記白色光を散乱させる散光器をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
- カラー面の色の線を光バルブに送るためのリレー光学部品をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
- 偏光ビームスプリッタ(PBS)と、投影レンズと、光バルブとをさらに備え、
PBSは、該PBSを通過した後に前記光バルブから反射されたどんな色の線も、投影レンズへ向きを変えて転送することを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
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