JP3966599B2 - 形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、H形鋼等の曲がりを除去する形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記した目的に供される形鋼の矯正機として、実開平6−86815号公報に記載されている形鋼の矯正機がある。
この形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置の構成について説明すると、複数の回転軸にそれぞれスリーブが嵌められ、スリーブの外側に、材料の曲がりを矯正するローラとして1つの固定ローラと軸長方向の位置調整が可能な1つのローラが嵌め付けられている。
【0003】
スリーブ上に締まりばめにより緊縮筒を嵌めて、それをローラと一体化すると共に、回転軸及びスリーブを通ってスリーブ・緊縮筒の接触面間に圧力を伝える流体通路を形成している。一方、流体通路は、回転軸の一部に設けた回転継ぎ手を介して回転軸外部の配管に接続されている。
回転軸上にはローラを軸長方向に移動するための駆動手段が設けられており、この駆動手段は、スリーブの先部に油圧モータを取付け、油圧モータの出力軸に固着したギアを内歯ギアと噛合させ、内歯ギアと一体をなす回転筒を緊縮筒に連結された摺動筒に螺合させることによって構成されている。
【0004】
回転軸にスリーブを固定する固定手段を、回転軸の一端にフェイスギアを設けると共にスリーブの対応する一端にフェイスギアを設け、スリーブの他端に、回転軸の端部において軸線よりの位置から皿バネで付勢されたロッドの進出動作によって外周面上に突出するロック部材を係合させることによって構成している。
上記した構成によって、回転中の遠隔操作によって、調整を含めて、ローラ間隔の調整を行うことができる。また、調整されたローラ間隔が運転中も確実に保持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した形鋼の矯正機は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
即ち、上記したように、ローラを軸長方向に移動するための駆動手段や、回転軸にスリーブを固定する固定手段は複雑な構造を有する一方で、共に、全ての構成要素がスリーブ内に配設されているため、これらの手段を外部からメンテナンスすることが困難である。即ち、メンテナンスを行うためには、スリーブを取り外してこれらの手段を全て分解しなければならない。従って、メンテナンスは煩雑かつ多大な時間を要するものとなる。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、ローラ間隔の調整を容易かつ精密に行うことができると共に、メンテナンスも容易かつ確実に行うことができる形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置は、矯正機フレームに上下段に交互に配設された状態で複数の回転軸が取付けられ、該各回転軸に軸線方向に間隔を開けて一対のローラが取付けられ、矯正する形鋼の形状及びサイズによって、該ローラ間の間隔を調整する形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置であって、前記回転軸に一体的に外嵌されるスリーブと、前記スリーブにそれぞれ滑りキーを介して軸線方向に移動自在に外嵌されると共に、その基部外周面にそれぞれ左、右雄ねじ面を有する前記一対のローラと、前記スリーブの両側方に該スリーブとは別体に配設され、内周面に前記ローラの左、右雄ねじ面に螺合する左、右雌ねじ面を有する一対の仮固定リングと、前記仮固定リングを固定・解除するリング固定機構と、前記スリーブを前記ローラに圧着すると共に、前記ローラを前記仮固定リングに圧着する油圧式圧着機構とを具備する。
【0008】
請求項2記載の形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置は、請求項1記載の形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置において、前記上段のローラに対向する前記リング固定機構は、前記上段のローラの上方をなす動作位置と、前記矯正機フレーム上の後退位置との間で移動可能に構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、本実施の形態は、形鋼がH形鋼27、28(図5及び図6参照)の場合である。
【0010】
まず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施の形態に係る形鋼の矯正機Aの全体構成について説明する。
図示するように、床面10上に設置された基台11上には、フレーム昇降シリンダ12を介して矯正機フレーム13が取付けられている。矯正機フレーム13には、上下段に交互に複数の上、下回転軸箱14、15が組み込まれており、上、下回転軸箱14、15には、それぞれ、回転軸の一例である上、下回転軸16、17が軸支されている。
【0011】
上、下回転軸16、17には、軸線方向に間隔を開けて一対のローラ18、19及び20、21が取付けられており、後述するサイズの異なるH形鋼27、28をこれらのローラ18、19及び20、21に通すことによって曲がりを矯正することができる。
また、ローラ18、19及び20、21のローラ間隔S1 、S2 (図5、図6参照)は、以下に説明する上、下ローラ間隔調整装置22、23によって調整することができる。
【0012】
まず、上ローラ間隔調整装置22の構成について、図3〜図7を参照して説明する。
図5及び図6に示すように、上回転軸16の外周面には連結キー24によって厚肉円筒からなるスリーブ25が外嵌されている。従って、スリーブ25は上回転軸16と一体的に回転されることになる。また、スリーブ25の両端には、スリーブ25の外径より大きな外径を有する拡径フランジ31、32が取付けられている。
【0013】
スリーブ25の外周面には、一対のローラ18、19が、それぞれ、滑りキー26を介して軸線方向に移動自在に外嵌されている。これらのローラ18、19は左、右対称の形状を有しており、H形鋼27、28と当接する圧着面を有するローラ本体18a、19aと、ローラ18、19の基部を形成すると共にスリーブ25の外周面に沿って相互に反対方向に移動可能な摺動筒18b、19bとから構成されている。そして、摺動筒18b、19bの外周面には、それぞれ、左、右雄ねじ面29、30が形成されている。
【0014】
スリーブ25の両側方において、一対の仮固定リング33、34がスリーブ25と同心円的に配設されている。仮固定リング33、34の内周面には、ローラ18、19の基部外周面に設けた左、右雄ねじ面29、30に螺合する左、右雌ねじ面35、36が形成されており、また、その外周面の上部には、後述する回転規制片37、38を着脱自在に嵌入する一対の回転規制片嵌入溝39、40がそれぞれ形成されている。
【0015】
図3及び図4に示すように、上回転軸16の直上方には、前記した回転規制片嵌入溝39、40と整合する状態で一対の棒状の回転規制片37、38が配置されており、以下に説明するリング固定機構41を駆動することによって、容易かつ確実に回転規制片37、38を回転規制片嵌入溝39、40に嵌入することができ、仮固定リング33、34の固定・解除を行うことができる。
【0016】
即ち、上回転軸箱14の上面であって、上回転軸16の軸線と整合する個所には、進退シリンダ43の駆動によって走行レール42上をこの軸線と同一方向に走行する長尺の台車44が設置されている。台車44の先部45は上回転軸16の上方まで伸延することができ、この先部45には、一対の昇降シリンダ46、47が、軸線方向に間隔をあけて取付けられている。そして、昇降シリンダ46、47の伸縮ロッドの下端には、回転規制片37、38がそれぞれ取付けられている。
【0017】
かかる構成によって、昇降シリンダ46、47を駆動することによって、回転規制片37、38を下降して、回転規制片嵌入溝39、40に嵌入することができる。そして、回転規制片37、38が回転規制片嵌入溝39、40に嵌入されている時には仮固定リング33、34は固定され、回転軸16が回転しても回転されないことになる。一方、回転規制片37、38が回転規制片嵌入溝39、40から離脱されている時には仮固定リング33、34は、回転軸16と一体的に回転されることになる。
そして、後述する油圧式圧着機構48の圧力を解除し、スリーブ25と摺動筒18b、19bとの間に隙間を作った状態にして、回転軸16を回転すると、ローラ18、19の間隔が変わることになる。
【0018】
また、リング固定機構41は、ローラ18、19上の動作位置と、矯正機フレーム13(より正確には、上回転軸箱14)上の後退位置との間で移動することができるので、ローラ18、19を容易に交換することができ、かつ、ローラ18、19が組み合わさった状態でのスリーブ25ごとの全体的な交換も容易に行うことができる。
【0019】
さらに、図5〜図7に示すように、スリーブ25内には油圧式圧着機構48が組み込まれている。
【0020】
即ち、図示するように、スリーブ25内には、その横断面において左右対称に半円弧状の断面を有し、かつ、スリーブ25の軸線方向長さの略2/3〜3/4の長さを有する圧油注入空間49、50が形成されており、この圧油注入空間49、50は、圧油注入流路51を介して、図示しない油圧カップラー等で所望の油圧ユニットに連通連結されている。油圧ユニットを駆動して圧油を圧油注入空間49、50内に供給すると、スリーブ25に発生する内部応力の増大に伴って、スリーブ25とローラ18、19との嵌合状態が締まりばめになり、スリーブ25はローラ18、19に圧着され連結される。なお、スリーブ25を回転軸16に嵌入すると、両者の位置関係で、油圧カップラーが自動的に接続される。同様にして、ローラ18、19と仮固定リング33、34も嵌合状態が締まりばめになり、ローラ18、19は仮固定リング33、34に圧着され一体となる。従って、形鋼の矯正機によるH形鋼27、28の曲げ矯正作業時に、ローラ18、19等にガタが発生するのを確実に防止することができ、曲げ矯正作業を確実に行うことができる。
【0021】
次に、下ローラ間隔調整装置23の構成について、図8及び図9を参照して説明する。
図示するように、下ローラ間隔調整装置23も、以下の構成を除いて、上ローラ間隔調整装置22と同一の構成を有する。従って、同一の個所は同一の符号で示す。
【0022】
即ち、下ローラ間隔調整装置23においては、仮固定リング33、34の外周面に設けられた回転規制片嵌入溝39、40に着脱自在に嵌入される回転規制片37、38は、それぞれ、矯正機フレーム13の周縁部に連設されたブラケット51a上に立設された一対の昇降シリンダ52、53の先部に取付けられている。かかる構成によって、昇降シリンダ52、53を駆動することによって、容易かつ確実に回転規制片37、38を回転規制片嵌入溝39、40に嵌入することができる。
【0023】
また、図示の実施の形態に係るその他の構成について簡単に説明すると、図2において、54は駆動軸となる上回転軸16を回転するためのモータ、55は減速機、56は動力伝達軸である。
【0024】
次に、上記した構成を有する形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整作業について説明する。
【0025】
図2及び図5に示すように、形鋼の矯正機Aを用いて小型のH形鋼27の曲がりを矯正する場合には、ローラ18、19及び20、21は、スリーブ25の略中央に位置しており、それらのローラ間隔S1 はH形鋼27の内面間隔に等しくなっている。
【0026】
一方、スリーブ25の圧油注入空間49、50には圧油が注入されており、スリーブ25はローラ18、19に圧着されると共に、ローラ18、19も仮固定リング33、34に圧着されており、仮固定リング33、34から回転規制片37、38は離脱された状態にある。
【0027】
この状態で、上下段の全ての回転軸16、17を回転すると、スリーブ25を介して上下段の全てのローラ18、19及び20、21が回転し、これらのローラ18、19及び20、21間にH形鋼27を通すことによって、H形鋼27の曲がりを矯正することができる。
【0028】
次に、図6に示すように、形鋼の矯正機Aを用いて大型のH形鋼28の曲がりを矯正する場合には、ローラ18、19及び20、21は、スリーブ25の略中央から両側部まで左右対称に移動し、それらのローラ間隔S2 をH形鋼28の内面間隔に等しくする必要がある。
【0029】
そこで、まず、スリーブ25の圧油注入空間49、50から圧油を取り出し、スリーブ25とローラ18、19及び20、21間の圧着状態を解除すると共に、ローラ18、19及び20、21と仮固定リング33、34間の圧着状態も解除する。
【0030】
昇降シリンダ46、47及び52、53を駆動して、仮固定リング33、34に設けた回転規制片嵌入溝39、40内に回転規制片37、38を嵌入し、仮固定リング33、34を固定する。
【0031】
次に、回転軸16、17を一方向に回転し、スリーブ25も回転軸16、17と一体的に回転する。そして、スリーブ25の回転によってローラ18、19及び20、21が一体的に回転することになるが、ローラ18、19及び20、21に設けた左、右雄ねじ面29、30は、固定状態にある仮固定リング33、34に設けた左、右雌ねじ面35、36と螺合しているので、ローラ18、19及び20、21はスリーブ25の略中央から両側部まで左右対称に移動することになる。
【0032】
そして、ローラ18、19及び20、21のローラ間隔S2 がH形鋼28の内面間隔に等しくなった時点で回転軸16、17の回転を停止する。
仮固定リング33、34から回転規制片37、38を離脱した後、スリーブ25の圧油注入空間49、50に圧油を注入し、スリーブ25をローラ18、19及び20、21に圧着すると共に、ローラ18、19及び20、21も仮固定リング33、34に圧着する。
【0033】
この状態で、上下段の全ての回転軸16、17を回転すると、スリーブ25を介して上下段の全てのローラ18、19及び20、21が回転し、これらのローラ18、19及び20、21間にH形鋼28を通すことによって、H形鋼28の曲がりを矯正することができる。
【0034】
このように、本実施の形態では、回転軸16、17を回転するのみで、ローラ間隔S1 、S2 を容易かつ精密に調整することができる。また、上、下ローラ間隔調整装置22、23の構成要素が回転軸16、17の外部に配設されているので、メンテナンスも容易に行うことができる。
【0035】
さらに、必要な場合には、リング固定機構41を、上段のローラ18、19の上方をなす動作位置から矯正機フレーム13上の後退位置まで移動することによって、ローラ18、19やスリーブ25ごとの交換も容易に行うことができる。
【0036】
以上、本発明を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、上記した実施の形態では、形鋼がH形鋼の場合を参照して説明してきたが、I形鋼等、他の種類の形鋼にも適用できることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】
請求項1記載の形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置においては、回転軸を回転するのみで、ローラ間隔を容易かつ精密に調整することができると共に、上、下ローラ間隔調整装置の構成要素が回転軸の外部に配設されているので、メンテナンスも容易に行うことができる。
【0038】
請求項2記載の形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置においては、リング固定機構を、上段のローラ上の動作位置から矯正機フレーム上の後退位置まで移動することによって、上ローラの交換も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置を具備する形鋼の矯正機の正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】本発明に係る形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置のうち、上ローラ間隔調整装置を示す一部側断面図である。
【図4】本発明に係る形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置のうち、上ローラ間隔調整装置を示す一部正断面図である。
【図5】本発明に係る形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置のうち、上ローラ間隔調整装置の要部を示す側断面図である。
【図6】本発明に係る形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置のうち、上ローラ間隔調整装置の要部を示す側断面図である。
【図7】図5のI−I線による矢視断面図である。
【図8】本発明に係る形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置のうち、下ローラ間隔調整装置を示す一部側断面図である。
【図9】本発明に係る形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置のうち、上ローラ間隔調整装置を示す一部正断面図である。
【符号の説明】
A 形鋼の矯正機 S1 ローラ間隔
S2 ローラ間隔 10 床面
11 基台 12 フレーム昇降シリンダ
13 矯正機フレーム 14 上回転軸箱
15 下回転軸箱 16 上回転軸
17 下回転軸 18 ローラ
18a ローラ本体 18b 摺動筒
19 ローラ 19a ローラ本体
19b 摺動筒 20 ローラ
21 ローラ 22 上ローラ間隔調整装置
23 下ローラ間隔調整装置 24 連結キー
25 スリーブ 26 滑りキー
27 H形鋼 28 H形鋼
29 左雄ねじ面 30 右雄ねじ面
31 拡径フランジ 32 拡径フランジ
33 仮固定リング 34 仮固定リング
35 左雌ねじ面 36 右雌ねじ面
37 回転規制片 38 回転規制片
39 回転規制片嵌入溝 40 回転規制片嵌入溝
41 リング固定機構 42 走行レール
43 進退シリンダ 44 台車
45 先部 46 昇降シリンダ
47 昇降シリンダ 48 油圧式圧着機構
49 圧油注入空間 50 圧油注入空間
51 圧油注入流路 51a ブラケット
52 昇降シリンダ 53 昇降シリンダ
54 モータ 55 減速機
56 動力伝達軸
Claims (2)
- 矯正機フレームに上下段に交互に配設された状態で複数の回転軸が取付けられ、該各回転軸に軸線方向に間隔を開けて一対のローラが取付けられ、矯正する形鋼の形状及びサイズによって、該ローラ間の間隔を調整する形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置であって、
前記回転軸に一体的に外嵌されるスリーブと、
前記スリーブにそれぞれ滑りキーを介して軸線方向に移動自在に外嵌されると共に、その基部外周面にそれぞれ左、右雄ねじ面を有する前記一対のローラと、
前記スリーブの両側方に該スリーブとは別体に配設され、内周面に前記ローラの左、右雄ねじ面に螺合する左、右雌ねじ面を有する一対の仮固定リングと、
前記仮固定リングを固定・解除するリング固定機構と、
前記スリーブを前記ローラに圧着すると共に、前記ローラを前記仮固定リングに圧着する油圧式圧着機構とを具備する形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置。 - 前記上段のローラに対向する前記リング固定機構は、前記上段のローラの上方をなす動作位置と、前記矯正機フレーム上の後退位置との間で移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の形鋼の矯正機におけるローラ間隔調整装置。
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