JP3966591B2 - 電気化学的バイオセンサに有用である媒介物質 - Google Patents
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Description
本発明は、流体試料中に存在する可能性のあるいくつかの成分の1種の濃度の電気化学的測定及び/又は調査に適した、酵素電極又は電気化学的バイオセンサに関する。酵素系としては一般に、すべてのジヒドロニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)又はジヒドロニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)依存性の系を考慮することができる。これらの系は、酵素の選択性を電流測定的検出の感度と組み合わせるものであり、診断産業にとっては非常に興味深いものである。デヒドロゲナーゼを触媒とする反応でニコチンアミド補酵素(NAD及びNADP)が産生されるため、これらのニコチンアミド補酵素の還元は特に重要である。反応式:
【0002】
【数1】
【0003】
で示されるデヒドロゲナーゼを触媒とする反応は、生物細胞及び分析反応において重要な役割を演じる。種々の基質の産生物への変換に触媒として選択的に作用する数百種の様々なデヒドロゲナーゼが既知である。基質が酸化されると、補酵素NAD+ 及びNADP+ がそれぞれNADH及びNADPHに還元される。これらの補酵素は、酵素と作用してエネルギー転移性酸化還元対を形成する能力のため、反応に必要な要素である。
【0004】
このような酵素の使用により、NAD(P)依存性オキシレダクターゼを使用する生化学分析の分野に該当する多様な反応を、少なくとも原則的には遂行させることができる〔D.W. Moss らのN.W. Tietz(Ed.), Textbook of Clinical Chemistry, Pp. 619-763, W.B. Saunders, Philadelphia, 1986を参照〕。一般に、補酵素NAD(P)H濃度の変化は、有色試料又は濁った試料を処理する場合に問題を招くおそれのある光学的方法によって測定される。代替として、電気化学的方法をバイオセンサの形態で使用することができる。
【0005】
電極面上でのNAD(P)Hの直接酸化は非常に高い過剰電位を要し、その電位が、望ましくない現象、たとえば電極の汚損又は汚染物質による強い干渉につながるということが知られている。近年発表された多数の出版物及び特許が、一部には媒介物質分子を使用することにより、このような問題を解消しようと取り組んでいる。この物質は、まずNAD(P)Hによって還元されたのち、第二段階で陽極で酸化的に再生される。媒介物質の使用が、直接NAD(P)H酸化の場合に比べて低い電気化学電位を使用しやすくする。これは以下の反応式によって示される。
【0006】
【数2】
【0007】
しばしば、このような媒介物質の例は色素、たとえばメチレンブルー、メルドラブルー、ナイルブルー又はトルイジンブルーである〔L. Gorton, J. Chem. Soc. Faraday Trans. 1, 82 (1986), 1245-1258 〕。しばしば、これらの化合物は、すべての関連する干渉が常に抑制されるとは限らないような高い電位で、それら自体が再酸化されるという欠点を抱えている。特に、血液又は尿中の分析対象物の測定の場合、アスコルビン酸(ビタミンC)、アセトアミノフェン、ビリルビン及び尿酸の直接酸化を避けることが必要である。これは、0〜150mVの範囲の酸化電位(銀/塩化銀基準に対し)を望ましくする。さらには、十分に高い電流密度を得るためには、NAD(P)Hと媒介物質との間及び媒介物質と陽極との間の高い化学的代謝回転速度が望ましい。この側面は特に、バイオセンサに望まれる小型化にとって重要であり、前述の媒介物質によっては包含されないか、不十分にしか包含されない。本明細書の表8のデータは、本発明の媒介物質がこの基準を満たすことを実証している。NAD(P)Hと媒介物質との間の代謝回転速度が低い場合、基質の存在において明らかな酸化電位の上昇が見られる。さらには、従来技術の媒介物質の多くは水溶液中で十分に可溶性ではなく、それにより、有機溶剤の使用及びこれらの媒介物質を電極に被着させるための複雑なコーティング技術が必要になる。これが、特にポリマーの分野においてバイオセンサに使用可能な担体物質の数を制限する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、炭素電極上でのNADH又はNADPHの電気触媒酸化のための媒介物質、特に、スクリーン印刷技術によって製造されるものを提供することが望まれ、それが本発明の目的である。本発明のさらなる目的は、本発明の媒介物質と、NAD(P)Hとを有し、銀/塩化銀基準電極に対して測定したとき0〜150mVの範囲にある、電流飽和が起こる酸化電位を有し、5mmol/L NAD(P)Hで100μA/cm2 のオーダの電流密度を得る能力のある電極を提供することである。加えて、本発明の目的は、水性媒体に可溶性であり、酵素活性を阻害しない媒介物質を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、式(I)のジアザシアニンの使用によって満たされる。
【0010】
【化9】
【0011】
式(I)中、Aは、場合によってはベンゼン環に縮合していてもよい、芳香族又は準芳香族の、5員又は6員の複素環の残りの部分を表し、
R1 は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル又はアラルキルであり、
Zは、式(II)、(III)又は(IV)
【0012】
【化10】
【0013】
(式中、R2 、R3 、R5 、R6 及びR8 は、それぞれが独立して、水素、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アラルキル、アリール又は飽和複素環式基であり、
R4 及びR7 は、それぞれが独立して、水素、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アルカノイルアミノ又はアルキルスルホニルアミノであり、
R9 及びR10は、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アルカノイル又はアルキルスルホニルであり、
ここで、NR2 R3 は、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラジノ又はN−アルキルピペラジンもしくはN−アルキルピペラジノであってもよく、
また、R3 とR4 とが一緒になって、場合によってはアルキルで置換されている、−CH2 CH2 −又は−CH2 CH2 CH2 −橋であってもよく、
m、n及びpは、それぞれ独立して、0、1又は2である)
のいずれかの残基であり、
X- はアニオンである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に有用であるジアザシアニンの上記式を参照すると、好適な対イオン(X-)は、電気的バイオセンサの作用電位の範囲ではそれら自体が酸化還元活性ではない、有機アニオン又は無機アニオンである。用いることができるアニオンの例は、塩化物イオン、テトラフルオロホウ酸イオン、硫酸水素イオン、硫酸イオン、リン酸二水素イオン、リン酸水素イオン、メチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン、酢酸イオン、フェニル酢酸イオン、安息香酸イオン、メチルスルホン酸イオン、ベンゼンスルホン酸イオン及びトルエンスルホン酸イオンである。使用するアニオンが多価アニオン、たとえば硫酸イオン又はリン酸水素イオンであるならば、X- は、そのような多価アニオンの1当量である。
【0015】
本発明によると、媒介物質として使用するのに好ましいジアザシアニンは、複素環が式(V):
【0016】
【化11】
【0017】
によって示され、チアゾール、ベンゾチアゾール、チアジアゾール、ピラゾール、インダゾール、イミダゾール、ベンズミダゾール、トリアゾール、ピリジン、キノリン又はピリミジンであるか、次式のいずれかによって示されるジアザシアニンである。
【0018】
【化12】
【0019】
式中、R1 は、非置換であるか、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシ、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 アルコキシ、シアノ又はC1 〜C4 アルコキシカルボニルによって置換されている、C1 〜C8 アルキル、C3 〜C8 アルケニル、C3 〜C8 アルキニル、C4 〜C7 シクロアルキル又はC7 〜C9 アラルキルであり、
R2 、R3 、R5 、R6 、R8 、R14及びR15は、それぞれ独立して、非置換であるか、ハロゲン、ヒドロキシ、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 アルコキシ、シアノ、C1 〜C4 アルコキシカルボニル、C1 〜C4 アルカノイルアミノ、C1 〜C4 アルキルスルホニル又はテトラメチルスルホニルによって置換されている、水素、C1 〜C8 アルキル、C3 〜C8 アルケニル、C4 〜C7 シクロアルキル、C7 〜C9 アラルキル又はC6 〜C10アリールであり、
R4 及びR7 は、それぞれ独立して、C1 〜C8 アルキル、C1 〜C8 アルコキシ、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、ニトロ、シアノ、C1 〜C8 アルカノイルアミノ又はC1 〜C8 アルキルスルホニルアミノであり、
R9 及びR10は、それぞれ独立して、水素、C1 〜C8 アルキル、C1 〜C8 アルコキシ、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、ニトロ、シアノ、C1 〜C8 アルカノイル又はC1 〜C8 アルキルスルホニルであり、
R11及びR12は、それぞれ独立して、水素、C1 〜C8 アルキル、C1 〜C8 アルコキシ、C4 〜C7 シクロアルキル、C7 〜C9 アラルキル、C6 〜C10アリール、フルオロ、クロロ、ブロモ又はシアノであり、
R13は、水素、C1 〜C8 アルキル、C1 〜C8 アルコキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ又はシアノであり、
ここで、NR2 R3 及びNR14R15は、それぞれ独立して、ピロリジノ、ピペリジノ又はモルホリノであってもよく、
R3 とR4 とが一緒になって、非置換であるか、3個までのメチル基で置換されている、−CH2 CH2 −又は−CH2 CH2 CH2 −橋であってもよく、
m、n及びpは、それぞれ独立して、0、1又は2であり、
X- はアニオンであり、
アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基及びアラルキル基すべては直鎖状又は分岐状である。
【0020】
【実施例】
実施例I
媒介物質の合成
NAD(P)H媒介物質としての使用が本発明の最重要点であるジアザシアニンの調製は、すべての開示を本明細書に引用例として含める米国特許第5,208,325号明細書、米国特許第5,436,323号明細書、米国特許第4,268,438号明細書及び米国特許第4,500,715号明細書に開示されている。合成は、米国特許第5,208,325号明細書の第5〜8欄、特に第5欄の65行目から第6欄の28行目に詳細に記載されている。この合成に類似した方法で、式:
【0021】
【化13】
【0022】
のアミノ複素環を使用し、ジアゾ化し、式:
【0023】
【化14】
【0024】
のアニリン類又はインドール類に対し、矢印で印される位置にカップリングしたのち、式:
R1 X
〔式中、Xは、式(I)のR1 及びX- が誘導される脱離基である〕
の化合物によって四級化することができる。このR1 Xは、たとえば、ヨウ化メチル、塩化ヒドロキシエチル又は硫酸ジメチルであることができる。第7及び8欄に記載されているジアゾ化及び四級化の条件を用いてもよい。
【0025】
実施例II
媒介物質の評価
黒鉛の電極棒(直径3mm、Johnson Matthey Electronics, Ward Hill, MA)を、銀ワイヤと接触させ、鈍端を除くすべての端部を熱収縮チューブで絶縁したのち、電極の表面を細グリット紙やすりで研磨し、次いでweigh ペーパで研磨することにより、調製した。電極を、リン酸緩衝液(25mmol/L、pH7.0)50mlに浸漬した試験すべき媒介物質の1mmol/Lメタノール溶液に浸漬した。飽和カロメル基準電極に対して−700mV〜+800mVで、100mV/秒でサイクリックボルタンメトリーを実施した。陽極ピーク(Eox)及び陰極ピーク(Ered)を測定した。本発明の代表的化合物38種を使用して得られた結果を表1〜6に記載する。表1〜6に記載したデータから、試験された媒介物質が、系依存性シフトのための余裕をいくらか維持しながらも、電気化学的干渉を避けるために低い酸化電位を有するという要件を満たすと判断することができる。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】
【表6】
【0032】
【表7】
【0033】
実施例III
媒介物質のサイクリックボルタンメトリー
酸化還元電位を測定するため、試験すべき物質を2mmol/Lの濃度で水に溶解した。スクリーン印刷した一連の炭素(黒鉛/カーボンブラック混合物)電極(Acheson 黒鉛インク、酸素プラズマ中での処理によって電極面3mm2 を活性化)それぞれに、この溶液3μL を塗布し、室温で乾燥させた。リン酸緩衝液(25mmol/L、pH7.0)10μL を生理緩衝液として加えたのち、飽和Ag/AgCl基準電極に対して100mV/秒でサイクリックボルタンメトリーを実施した。表7は、得られた酸化電位及び還元電位を示す。
【0034】
【表8】
【0035】
表7から、印刷した電極における電位が黒鉛電極棒における電位よりも高いと判断することができる。
【0036】
実施例IV
NADH酸化/滴定
サイクリックボルタンメトリー実験に関して記載したものと同様な方法で、印刷した黒鉛電極を、試験すべき特定の媒介物質化合物でコーティングした。処理した電極をポテンシオスタットに接続したのち、リン酸緩衝液(25mmol/L、pH7.0)中で異なる濃度(0、2、5及び10mmol/L)のNADH10μL を加えた。そして、作用電位を飽和Ag/AgCl電極に印加し、5秒後に電流を計測した。電流をNADH濃度に対してプロットした。表8は、種々の媒介物質について種々の作用電位で測定したスロープを示す。
【0037】
【表9】
【0038】
表8から、試験された媒介物質が高い電流密度を実証すると判断することができる(0.2μA/mMは、電極面3mm2 で100μA/cm2 に相当する)。
【0039】
実施例V
グルコース応答曲線(水溶液及び全血溶液)
実施例III で使用した印刷した黒鉛電極を、以下の試薬溶液3μL でコーティングした。%値はすべて重量/容量に基づく。
【0040】
0.7%γ−グロブリン
1.0%ポリビニルピロリドン
0.1%Cremophor EL(界面活性剤)
0.85%NaCl
15mmol/l NAD+
12mM媒介物質(17)
50mM PIPES緩衝液、pH7.0に溶解した3.3単位/μL グルコースデヒドロゲナーゼ
【0041】
溶液が電極で乾燥したのち、電極をポテンシオスタットに接続して、異なる量のグルコース(0〜400mg/dL)をリン酸緩衝液(25mmol/L、pH7.0)又はヒト血液(45%ヘマトクリット)に加えた溶液10μL を加えた。25%水溶液でそれをスパイクし、YSI STAT分析装置で実際の濃度を測定することにより、グルコース濃度を調節した。試料をセンサに適用した15秒後に作用電位を印加し、5秒後に電流の読みを実施した。得られた電流をグルコース濃度に対してプロットした。図1は、緩衝液及び血液について計測された応答曲線を示す。これらの応答曲線から、本媒介物質を用いて製造された酵素電極を使用して、酵素活性を無傷のまま残しながらも、水溶液及び血液溶液中のグルコースを測定することができると判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】緩衝液及び血液について得られた電流をグルコース濃度に対してプロットした応答曲線を示すグラフである。
Claims (10)
- 補酵素である、ジヒドロニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)、ジヒドロニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADPH)又はそれらの類似体の電気化学的再生に適した電極において、
その表面に、式(I)
R1 は、アルキルであり、
Zは、式(II)又は(IV)
R 3 は、アルキル、シクロアルキル又はアラルキルであり、
R4は、水素、アルキル、アルコキシ、アルカノイルアミノ又はアルキルスルホニルアミノであり、
R 8 は、アルキルであり、
R9 は、アルキル、ニトロ又はシアノであり、
R 10 は、水素又はシアノであり、
ここで、NR2 R3 は、モルホリノであってもよく、
また、R3 とR4 とが一緒になって、場合によってはアルキルで置換されている、−CH2 CH2 −又は−CH2 CH2 CH2 −橋であってもよく、
mは、2であり、
pは、1である)
のいずれかの残基であり、
X- はアニオンである〕
の媒介物として機能する物質を有することを特徴とする電極。 - 式(I)の媒介物質において、
式中、
R 1 は、非置換であるか、ヒドロキシ、C 1 〜C 4 アルコキシ又はシアノによって置換されている、C 1 〜C 8 アルキルであり、
R 2 は、非置換であるか、C 1 〜C 4 アルキル、シアノ又はC 1 〜C 4 アルコキシカルボニルによって置換されている、C 1 〜C 8 アルキルであり、
R 3 は、非置換であるか、C 1 〜C 4 アルキル、シアノ又はC 1 〜C 4 アルコキシカルボニルによって置換されている、C 1 〜C 8 アルキル、C 4 〜C 7 シクロアルキル又はC 7 〜C 9 アラルキルであり、
R 4 は、水素、C 1 〜C 8 アルキル、C 1 〜C 8 アルコキシ、C 1 〜C 8 アルカノイルアミノ又はC 1 〜C 8 アルキルスルホニルアミノであり、
R 8 は、非置換であるか、C 1 〜C 4 アルキル又はシアノによって置換されている、C 1 〜C 8 アルキルであり、
R 9 は、C 1 〜C 8 アルキル、ニトロ又はシアノであり、
R 10 は、水素又はシアノであり、
ここで、NR 2 R 3 は、モルホリノであってもよく、
また、R 3 とR 4 とは一緒になって、非置換であるか、3個までのメチル基で置換されている、−CH 2 CH 2 −又は−CH 2 CH 2 CH 2 −橋であってもよい、請求項1記載の電極。 - 媒介物質が、複素環
R11は、水素であり、
R 12 は、水素又はC 4 〜C 7 シクロアルキルであり、
R13は、水素又はC1 〜C8 アルコキシであり、
R 14 は、水素、又は非置換であるか、ヒドロキシ若しくはシアノによって置換されている、C 1 〜C 8 アルキルであり、
R 15 は、非置換であるか、ヒドロキシ、シアノ又はアセチルアミノによって置換されている、C 1 〜C 4 アルキル、シクロヘキシル又はフェニルであり、
ここで、NR14R15は、ピロリジノであってもよく、
X- はアニオンであり、
ここで、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基及びアラルキル基のすべては直鎖状又は分岐状である)
である式(I)のカチオン色素である、請求項1又は2記載の電極。 - 媒介物質が、式
R 2 は、C 1 〜C 4 アルキルであり、
R 3 は、非置換であるか、シアノによって置換されている、C 1 〜C 4 アルキルであるか、非置換であるか、エチルによって置換されている、フェニルであり、
R 14 は、水素、又は非置換であるか、ヒドロキシ若しくはシアノによって置換されている、C 1 〜C 4 アルキルであり、
R 15 は、非置換であるか、ヒドロキシ又はシアノによって置換されている、C 1 〜C 4 アルキル、非置換であるか、フッ素、シアノ又はアセチルアミノによって置換されている、シクロヘキシル又はフェニルであり、
R4aは、水素又はメトキシであり、
R4bは、水素又はアセチルアミノであり、
X- はアニオンである)
で示される、請求項1記載の電極。 - 媒介物質が、式
R2 及びR3 は、互いに独立して、非置換であるか、シアノ又はメトキシカルボニルによって置換されている、C1 〜C4 アルキルであるか、非置換であるか、エトキシによって置換されている、フェニルであり、
ここで、NR2 R3 は、モルホリノであってもよく、
R4aは、水素であり、
R4bは、水素又はメチルスルホニルアミノであり、
R13は、水素又はメトキシであり、
また、R 3 とR 4a とは一緒になって、非置換であるか、3個までのメチル基で置換されている、−CH 2 CH 2 −又は−CH 2 CH 2 CH 2 −橋であってもよい、
X- はアニオンである)
で示される、請求項1記載の電極。 - R1 が、メチル又はアセチルアミノであり、
R2 及びR3 が、互いに独立して、メチル、エチル、シアノエチル、エトキシフェニル又はエトキシカルボニルであり、
ここで、NR2 R3 は、モルホリノであってもよく、
R4aが、水素であり、
R4bが、水素又はメチルスルホニルアミノであり、
R13が、水素又はメトキシであり、
また、R 3 とR 4a とは一緒になって、非置換であるか、3個までのメチル基で置換されている、−CH 2 CH 2 −又は−CH 2 CH 2 CH 2 −橋であってもよい、
X- がアニオンである、請求項6記載の電極。 - X - が、Cl − 、CH 3 OSO 3 − 、又はZnCl 3 − である、請求項1〜8のいずれか1項記載の電極。
- エネルギー転移性酸化還元対としてのデヒドロゲナーゼ触媒及び補酵素とともに動作する電気化学的センサの性能を改善する方法において、請求項1〜9のいずれか記載の電極をバイオセンサの作用電極として使用する方法。
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