JP3966180B2 - 改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ふっ素樹脂フィルムを電離性放射線の照射により架橋させる改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法、特に薄いふっ素樹脂フィルムを耐熱性基材に積層して架橋させた後に、ふっ素樹脂フィルムと耐熱性基材を容易に剥離または分離することができる改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ふっ素樹脂を、低酸素濃度雰囲気中かつポリテトラフルオロエチレンの結晶融点以上の温度で電離性放射線を照射して架橋することが既に知られている(例えば、特開2000−159914)。ふっ素樹脂は、高い分子量で存在するポリマー故に、その融点以上においても大きい溶融粘度を示すポリマーとして知られている。このことにより、融点以上の温度においても成形体の形状を維持することが可能であり、シートあるいはフィルム状のものに融点以上の温度で電離性放射線を照射することにより架橋させることができる。
【0003】
しかしながら、例えば、厚さが1mm程度の薄いふっ素樹脂フィルムを融点以上の温度で電離性放射線を照射すると、形状を維持することが困難であり、皺が発生したり、波打ち状の外観を呈するという問題がある。
【0004】
薄いふっ素樹脂フィルムを架橋させる方法として、基材となる金属、セラッミクスあるいは高分子からなる板状、箔状または管状などの材料に対し予めふっ素樹脂の粉体を塗布せしめるか、あるいはふっ素樹脂を基材にライニングあるいはコーティングなどして被覆した材料をふっ素樹脂の融点以上の温度に加熱し、実質的に無酸素下で電離性放射線を照射して架橋させた後、改質ふっ素樹脂を該基材から大気中または溶液中で剥離または分離、あるいは該基材を溶解させることにより、平滑な表面かつ均一な膜厚の薄いフィルムを得る方法が提案されている(例えば、特許文献1)。そして、改質ふっ素樹脂を基材から剥離または分離する具体的方法としてpH6〜8の水溶液に浸漬する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−30166号公報(段落「0008」、「0017」)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、単に水溶液中で改質ふっ素樹脂フィルムを基材から剥離または分離しようとしても、容易に剥離または分離できないという問題が新たに指摘されるようになった。
【0007】
本発明の目的は、ふっ素樹脂フィルムに皺が発生したり、波打ち状の外観を呈することなく架橋することができ、しかも、架橋後の改質ふっ素樹脂フィルムを基材から容易に剥離または分離することができる改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、耐熱性基材とふっ素樹脂フィルムの積層体を、低酸素濃度雰囲気かつふっ素樹脂の融点以上の温度で電離性放射線を照射してふっ素樹脂を架橋させ、50℃以上の温水または水蒸気に晒して耐熱性基材からふっ素樹脂フィルムを分離する改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法を提供する。
【0009】
本発明においては、耐熱性基材にふっ素樹脂フィルムが積層された状態でふっ素樹脂の融点以上に加熱して架橋処理が行われるため、ふっ素樹脂フィルムの形状を維持することが可能となり、皺が発生したり、波打ち状の外観となるのが防止される。また、架橋処理後、50℃以上の温水または水蒸気に晒すことにより、耐熱性基材からふっ素樹脂フィルムを容易に剥離したり分離したりすることが可能となる。特に、本発明は、厚さが1mm以下の改質ふっ素樹脂フィルムを得るのに効果的である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明において、耐熱性基材にふっ素樹脂フィルムを積層する方法としては、基材に対してふっ素樹脂の粉体を塗布する方法、ふっ素樹脂をライニングまたはコーティングして被覆する方法、およびふっ素樹脂のフィルムを重ね合わせる方法等をあげることができる。
【0011】
本発明において、ふっ素樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン系共重合体(FEP)およびテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル系共重合体(PFA)等をあげることができる。ふっ素樹脂としてPTFEを使用する場合、PTFE粉末を塊状に圧縮成形し、焼成して得られた成形物を切削法により薄いフィルムとし、このフィルムを耐熱性基材と積層して架橋処理に供することができる。
【0012】
耐熱性基材としては、ふっ素樹脂の結晶融点(327℃)以上の温度に加熱された場合であってもふっ素樹脂フィルムどうしを融着させることがなく、基材自体が熱による著しい変形、溶融、分解などを受けることがなく、架橋の阻害要因となっている酸素やその他架橋時に発生する生成ガスの除去が可能である材料が使用される。例えば、金属の箔またはメッシュがあり、その金属の材質としては、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス、チタンおよびチタン合金等がある。耐熱性樹脂のフィルムとしてもよく、その材質としては、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルケトンおよびポリベンゾイミダゾール等がある。また、耐熱材料の織布または不織布としてもよく、その場合の材質としては、ガラスおよびカーボン等がある。
【0013】
ふっ素樹脂フィルムと耐熱性基材の積層体を架橋処理するに際しては、酸素濃度10torr以下の不活性ガス雰囲気下で、且つふっ素樹脂の融点以上に加熱された状態で電離性放射線を吸収線量が1kGy〜10MGyの範囲となるよう照射することにより行われることが好ましい。酸素濃度が10torrを越える雰囲気下では、十分な架橋効果が達成されない可能性があり、又、電離性放射線の吸収線量が1kGy未満では十分な架橋効果が達成されない可能性があり、10MGyを越えると伸び等の著しい低下を招く可能性がある。より好適には、50kGy〜1MGyである。
【0014】
電離性放射線としては、γ線、電子線、X線、中性子線、あるいは高エネルギーイオン等が使用される。透過力を有する線質のものが好ましく、本発明の目的達成のためにはγ線、X線または電子線が適している。電子線を用いる場合は、透過力を考慮して5×106電子ボルト以上、好ましくは7×106電子ボルト以上のものが適している。電離性放射線を照射するに際しては、ふっ素樹脂をその結晶融点以上に加熱しておく必要がある。ふっ素樹脂としてPTFEを使用する場合は、この材料の融点である327℃以上にPTFEを加熱した状態で電離性放射線を照射する必要があり、PFAの場合は310℃、FEPの場合は275℃以上に加熱して照射する必要がある。ふっ素樹脂を融点以上に加熱することにより、ふっ素樹脂を構成する主鎖の分子運動を活発化させ、その結果、分子間の架橋反応を効率良く促進させることが可能となる。但し、過度の加熱は、逆に分子主鎖の切断と分解を招くようになるので、このような解重合現象の発生を抑制する意味合いから、加熱温度はふっ素樹脂の融点よりも10〜30℃高い範囲内に抑えることが好ましい。
【0015】
本発明において、ふっ素樹脂フィルムと耐熱性基材との積層体を電離性放射線を照射してふっ素樹脂を架橋させた後は、50℃以上の温水または水蒸気に晒してから耐熱性基材とふっ素樹脂フィルムを剥離または分離すると、ふっ素樹脂フィルムに傷等が付くことなく、また、短時間のうちに剥離または分離することができる。30〜40℃程度の温水であっても剥離または分離が可能であるが、温水中への浸漬時間が1分以上と長時間になり、改質ふっ素樹脂フィルムの大量生産に際して障害となる。すなわち、改質ふっ素樹脂フィルムを効率的に製造するには、ふっ素樹脂フィルムと耐熱性基材との積層体に電離性放射線を照射する工程と、改質ふっ素樹脂フィルムと耐熱性基材を剥離または分離する工程が連続していることが必要であるが、剥離または分離のために温水への浸漬時間が長時間要する場合は、両工程を連続させることは不可能となるからである。
【0016】
【実施例】
[実施例1]
厚さ80μm、幅400mmのアルミニウムシートの表面にPTFEを50μmの厚さでコーティングした積層体(日東電工(株)製UTF複合シート)に対し、酸素濃度1torrの窒素ガス雰囲気下、340°Cの加熱温度のもとで電子線を100kGy照射した。続いて、照射した積層体を70℃の温水中に10秒間浸漬したところ、アルミニウムシートからPTFEフィルムを容易に剥離することができ、厚さ50μmの平坦な改質PTFEフィルムを得ることができた。この改質PTFEフィルムの破断強度は20.7MPa、破断伸びは350%であった。なお、改質前のPTFEフィルムの破断強度は44.0MPa、破断伸びは380%であった。
【0017】
[実施例2]
実施例1と同様の積層体を用い、酸素濃度2torrの窒素ガス雰囲気下、340°Cの加熱温度のもとで電子線を130kGy照射した。続いて、照射した積層体を60℃の温水中に10秒間浸漬したところ、アルミニウムシートからPTFEフィルムを容易に剥離することができ、厚さ50μmの平坦な改質PTFEフィルムを得ることができた。この改質PTFEフィルムの破断強度は20.3MPa、破断伸びは350%であった。
【0018】
[実施例3]
実施例1と同様の積層体を用い、実施例1と同様の条件で電子線を照射した。続いて、照射した積層体を蒸気圧0.5MPaの水蒸気中に10秒間置いたところ、アルミニウムシートからPTFEフィルムを容易に剥離することができ、厚さ50μmの平坦な改質PTFEフィルムを得ることができた。この改質PTFEフィルムの破断強度は24.2MPa、破断伸びは350%であった。
【0019】
[比較例1]
実施例1と同様の積層体を用い、実施例1と同様の条件で電子線を照射した。続いて、照射した積層体を水に浸漬することなくアルミニウムシートからPTFEフィルムを剥離しようとしたが、剥離強度が0.15N/cmあり、剥離することができなかった。
【0020】
[比較例2]
実施例1と同様の積層体を用い、実施例1と同様の条件で電子線を照射した。続いて、照射した積層体を40℃の温水中に10秒間浸漬してからアルミニウムシートからPTFEフィルムから剥離しようとしたが、剥離強度が0.2N/cmあり、剥離することができなかった。
【0021】
【発明の効果】
以上説明してきた通り、本発明は、耐熱性基材とふっ素樹脂フィルムとの積層体を、低酸素濃度雰囲気かつふっ素樹脂の融点以上の温度で電離性放射線を照射してふっ素樹脂を架橋させ、50℃以上の温水または水蒸気に晒して耐熱性基材からふっ素樹脂フィルムを剥離または分離するものであり、ふっ素樹脂フィルムに皺が発生したり、波打ち状の外観を呈することなく架橋することができ、しかも、架橋後の改質ふっ素樹脂フィルムを基材から容易に剥離または分離することができるようになる。

Claims (6)

  1. 耐熱性基材とふっ素樹脂フィルムとの積層体を、低酸素濃度雰囲気かつふっ素樹脂の融点以上の温度で電離性放射線を照射してふっ素樹脂を架橋させ、50℃以上の温水または水蒸気に晒して耐熱性基材からふっ素樹脂フィルムを剥離または分離すること特徴とする改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法。
  2. 酸素濃度が10torr以下の雰囲気かつふっ素樹脂の融点以上の温度で電離性放射線を1kGy〜10MGyの範囲で照射してふっ素樹脂を架橋させる請求項1記載の改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法。
  3. 前記ふっ素樹脂は、ポリテトラフルオロエチレンである請求項1記載の改質ふっ素樹脂の製造方法。
  4. 前記耐熱性基材は、金属の箔またはメッシュである請求項1記載の改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法。
  5. 前記耐熱性基材は、耐熱性樹脂のフィルムである請求項1記載の改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法。
  6. 前記耐熱性基材は、耐熱材料の織布または不織布である請求項1記載の改質ふっ素樹脂フィルムの製造方法。
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