JP3965991B2 - 情報放送受信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル化された情報を放送するディジタル情報放送を受信する情報放送受信端末装置に関し、特に受信した情報を記憶装置に蓄積し、後に再生する機能を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、テレビ放送のディジタル化が実現し、ディジタル放送受信機の普及が進んでいる。アナログ放送に対するディジタル放送の特徴は、ゴーストの無い高解像度の映像と高忠実度の音声による品質の高さ、周波数帯の利用効率の高さ等を有する点にあり、ディジタル放送は今後、情報配信手段として更に普及する可能性を持っている。2000年12月より開始されたBSディジタル放送もその一つであり、従来、地上波アナログ放送を行ってきた放送事業者を含め、多くの放送事業者が参入している。
【0003】
配信された情報を視聴するケースとして、視聴したい番組を番組表の中から探し出し、その時刻に(リアルタイムに)それを視聴する場合がある。またはその時刻に観ることが出来ない場合や保存しておきたい場合にビデオ録画装置に記録し、後からそれを視聴する場合もある。この後者のビデオ録画に関して、受信者側が大容量データ格納装置を保有し、受信したコンテンツをその格納装置に蓄積し、該蓄積したコンテンツを再生することで「いつでも好きなときに」コンテンツを観るといったスタイルの蓄積型放送方式が考案されている。
【0004】
この放送方式と双方向通信サービスとにより多彩なサービスが展開されると予想される。従来、テレビ放送メディアでは商品・サービス提供を活性化させる一つの手段としてコマーシャル・広告を番組と番組との間隔に挿入し、定期的に視聴者に送信していた。この方式では視聴可能なタイミングが限定されており、購買意欲を持つ視聴者が能動的にそれにアクセスするということは出来なかった。
【0005】
新商品・新しいサービスを宣伝するとき、情報提供者は新しい商用コンテンツを用意し、それを配信する。しかし既に視聴者側のデータ格納装置に蓄積されている商用コンテンツは、現在配信されている新規のものよりも以前のものであり、視聴者がそれを再生・視聴した場合、新商品・新しいサービスに興味を持つ視聴者と、新商品または新サービスを宣伝し、視聴者に購買動機を与えようとする情報提供者との両者にメリットが発生しない。
【0006】
また、文字データ等を商用コンテンツの動画ストリームデータに多重化させて配信することにより、宣伝内容の補足をすることが可能であるが、その動画ストリームデータとともに文字データ等を視聴し、興味を持った視聴者に対して、より詳細な内容を放送ネットワークを用いて配信することは行われていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
蓄積型放送方式では、娯楽・報道といった番組コンテンツを含め、コマーシャル・広告といった商用コンテンツもまた視聴者側のデータ格納装置内に蓄積される。番組コンテンツと商用コンテンツとが独立のデータとしてデータ格納装置内に蓄積される場合、商用コンテンツのみを好きなときに再生することが出来る。これにより、商品・サービスに対して購買意欲を持つ視聴者が好きなときに商用コンテンツを視聴し購買の検討を行うことが出来る。しかし、多数の商用コンテンツが、番組コンテンツの間に分散して蓄積されるため、所望のものを探し出しそれを視聴するのは大変手間が掛かる。また宣伝広告にかかる商品またはサービスを購買する際に流行のトレンド・最新の情報を把握したいという要求もある。
【0008】
本発明は、上記のような要求に応えるものであり、受信者側で好きなときに所望の商用コンテンツを容易に視聴することを可能にする情報放送受信端末装置を提供することを第1の目的としている。
さらに本発明は、視聴者の意思により蓄積された商用コンテンツを最新のものに更新することを可能にする情報放送受信端末装置を提供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、受信した情報放送のコンテンツをコンテンツ格納手段に蓄積し、蓄積したコンテンツを視聴者が任意に視聴することを実現する情報放送受信端末装置において、受信した情報放送のコンテンツに含まれる放送番組のコンテンツである番組コンテンツと、受信した情報放送のコンテンツに組み込まれている宣伝用のコンテンツである商用コンテンツとを分離し、該分離した番組コンテンツ及び商用コンテンツを前記コンテンツ格納手段に蓄積する分離処理手段と、前記コンテンツ格納手段に蓄積された番組コンテンツを再生する際に、視聴者が視聴を所望する番組コンテンツに元々組み込まれていた商用コンテンツを再び当該番組コンテンツと結合して再生する結合再生手段と、前記コンテンツ格納手段に格納された商用コンテンツを用いて、前記商用コンテンツのみからなる商用コンテンツストリームを作成し、該作成した商用コンテンツストリームを再生する商用コンテンツ再生手段とを備え、前記分離処理手段は、受信した情報放送のコンテンツに含まれる前記商用コンテンツに添付されている属性情報を分離して、前記コンテンツ格納手段に格納し、前記商用コンテンツ再生手段は、前記属性情報を参照して異なる商用コンテンツを結合することにより、前記商用コンテンツストリームのストリームデータを作成し、保存する再構成手段と、視聴者の要求に基づいて前記再構成手段に保存されているストリームデータを再生する再構成コンテンツ再生手段とを備え、前記再構成手段は、蓄積された商用コンテンツのみの視聴要求が視聴者からなされたときは、蓄積された商用コンテンツに対応する前記属性情報の中の配信時刻情報を参照し、前記商用コンテンツのみの視聴要求がなされた時刻が属する時間帯に含まれる商用コンテンツを選択・結合することにより、前記商用コンテンツストリームの新しいストリームデータを作成して保存し、前記再構成コンテンツ再生手段は、該新たに作成されたストリームデータを再生することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる情報放送受信端末装置のブロック図を示す。この情報放送受信端末装置101は、放送波を受信するアンテナ102から入力される受信信号の復調を行う受信部103と、受信したデータをバッファリングするバッファリング領域122と、バッファリングされているストリームデータの種別を判断する種別判断部123と、受信したデータを番組コンテンツと、商用コンテンツと、商用コンテンツに添付されている属性情報とに分離する分離処理部104と、受信したコンテンツを受信者側で蓄積するコンテンツ格納手段としてのコンテンツ格納装置105と、商用コンテンツの操作を行う商用コンテンツ視聴操作部115と、キーボードやマウスといった入力手段124による視聴者からの入力を受け付ける入出力制御部121と、一連の処理を制御するためのCPU(Central Processing Unit)及びワークメモリ114と、蓄積されたコンテンツを再生する際に番組コンテンツと商用コンテンツとを再結合する再結合部111と、スクランブルの施されたストリームデータをデスクランブルし、デマルチプレクス処理するデスクランブル処理部112と、デマルチプレクスされた映像及び音声をデコードし、表示手段125に表示するためのデコード部113とを具備している。
【0014】
コンテンツ格納装置105内には、商用コンテンツを格納する商用コンテンツ格納領域106と、商用コンテンツの属性情報を管理する属性情報管理領域107と、番組コンテンツを格納する番組コンテンツ格納領域108と、商用コンテンツのストリームデータを結合し、結合後データを蓄積する結合データ格納領域109とがそれぞれ独立に設けられている。
【0015】
商用コンテンツ視聴操作部115には、商用コンテンツの属性情報を一時記憶する属性管理キャッシュ部117と、視聴者が入力した嗜好情報を用いて属性情報の選別を行うフィルタリング処理部118と、フィルタリングされた情報を元に属性情報のインデックステーブルを作成する属性インデックス作成部119と、属性インデックステーブルを参照し、その属性インデックステーブルを視聴者が閲覧し、操作をしやすいインターフェースを作成するヒューマンI/F作成部120とが含まれる。
【0016】
上記の情報放送受信端末装置の動作を説明する。一例として放送局から送信される情報放送の伝送路符号化部分のパケット形式はMPEG(Motion Picture Expert Group)2トランスポートストリームとする。
放送を受信しそれをリアルタイムに視聴する場合は、まず受信部103は受信したトランスポートストリームを復調し、復元する。デスクランブル処理部112は、デスクランブル処理を行い、さらにデマルチプレクス処理を行い、映像・音声のPES(パケッタイズドエレメンタリストリーム)を作成する。デコード部113は、映像・音声のPESを、映像信号及び音声信号に戻して表示手段125に出力する。
【0017】
受信した放送を蓄積しそれを後から視聴する場合は、まず受信部103で受信したトランスポートストリームが分離処理部104に入力される。分離処理部104は、トランスポートストリームパケット中のTSペイロード部分の、セクション情報が含まれている部分に注目し、セクション中のSI(サービスインフォメーション)を元にシーン情報を抽出し、トランスポートストリームを番組コンテンツ部分と商用コンテンツ部分とに分離する。分離処理部104は、さらに商用コンテンツについては、シーン情報、配信時刻情報、有効期限情報、放送事業者名称情報、提供者名称情報、及び種別情報を抽出し、属性情報として商用コンテンツのストリームデータと分離する。そして、分離された番組コンテンツ、商用コンテンツ及び属性情報は、それぞれコンテンツ格納装置105内の番組コンテンツ格納領域108、商用コンテンツ格納領域106、及び属性情報管理領域107に蓄積される。このとき属性情報管理領域107内に蓄積される属性情報の管理テーブルの例を、図2に示す。図2において、配信時刻t0,t1,…(時間帯T1,T2,…)と、視聴チャンネルC1〜C5できまるセル、例えばセル(C5,T1)の内容が、図の右側に示されている。○○放送を視聴するチャンネルは、視聴者の設定により、チャンネルC5に割り当てられている。配信時刻ta,tb,tcは、それぞれ時刻t0とt1との間の時刻である。またシーン情報は、分離処理前に組み込まれていた番組コンテンツ中の何番目のシーンにこの商用コンテンツが挿入されていたかを示している。
【0018】
番組コンテンツを再生し、視聴する場合には、属性情報管理領域107内の配信時刻情報、放送事業者名称情報、及びシーン情報が参照され、再結合部111は、視聴を希望する番組コンテンツと、その番組コンテンツに分離処理前に組み込まれていた商用コンテンツとを結合し、受信時と同一のトランスポートストリームを作成する。そのトランスポートストリームは、デスクランブル処理部112に入力され、デスクランブル及びデマルチプレクス処理が行われ、デコード部113でデコードされ、表示手段125に出力される。
【0019】
受信した放送をリアルタイムに視聴する場合であるか、蓄積した番組を再生して視聴する場合であるかの如何に関わらず、視聴者の命令によってコンテンツ格納装置105内の商用コンテンツ格納領域106に蓄積している商用コンテンツを再生することができる。この場合、占有されていない空きチャンネルが、商用コンテンツの視聴用として確保される(以下、このチャンネルを「CMチャンネル」と呼ぶ)。表示手段125のチャンネルをCMチャンネルに合わせる等の手段により、視聴者から商用コンテンツ視聴要求命令が入力されたとき、まず現在時刻が取得され、属性情報管理領域107内の配信時刻情報が参照され、現在時刻が属する時間帯(図2における配信時刻の行T1、T2、T3、・・・)に含まれる商用コンテンツ群が選択される。各属性情報を元に商用コンテンツ格納領域106の中から該当する商用コンテンツのストリームデータが選択され、ストリーム結合用作業領域116を処理用バッファとして使用して、ストリームデータの結合が行われ、CMストリームが作成される。作成されたCMストリームは、結合データ格納領域109に蓄積され、再生が行われる。このCMストリームを作成する際に商用コンテンツを結合させる順序は、ランダムでも良いし視聴者の設定に従っても良い。CMストリームの再生が終了したときは、結合データ格納領域109内に蓄積したCMストリームは、繰り返し再生される。視聴者がチャンネルを他のチャンネルに切り替えた場合は、CMストリームの再生が終了される。図2の(a)は時間帯T5にCMストリームが作成される際に選択される属性情報群(T5行)を示している。CMチャンネルを視聴する時間帯がT5からT6に渡る場合は、時間帯T6の行を選択し、上記と同様にCMストリームを作成する。
【0020】
深夜に放送が終了した場合または番組と番組との間に放送が発信されないブランク時間がある場合がある。その時間にCMストリームを再生することにより蓄積された商用コンテンツの有効活用を図る。視聴を行っている際に上記のようなブランク時間に達した場合、視聴チャンネルが自動的にCMチャンネルに切り替えられ、CMストリームの作成が行われる。このとき上記と同様に現在時刻が取得され属性情報管理領域107内の配信時刻情報、及び放送事業者名称情報が参照され、現在時刻及び放送事業者名称が属する管理情報部分(図2における放送事業者(視聴チャンネル)列及び配信時刻行から定義されるセル(C,T))に含まれる商用コンテンツ群が選択される。その後、上記と同様の手法でCMストリームが作成され蓄積・再生される。また同様に視聴者がチャンネルを他のチャンネルに切り替えた場合は、CMストリームの再生が終了される。図2の(b)は、時間帯T2において受信者側で視聴チャンネルがC2に割り当てられている放送局のブランク時間がある場合に、CMストリームが作成される際に選択される属性情報群(セル(C2,T2))を示している。CMチャンネルを視聴する時間帯がT2からT3に渡る場合は、セル(C2,T3)がさらに選択され、上記と同様にCMストリームが作成される。
【0021】
蓄積された商用コンテンツ単体を一つずつ再生することも出来るが、その方法では視聴を目的とする商用コンテンツを見つけ出すのが困難である。そこで、蓄積された商用コンテンツの属性情報を用いることにより視聴者に所望の商用コンテンツに対する容易なアクセス手段を与えることが出来る。属性情報の中には上記のように放送事業者名称情報、配信時刻情報、提供者名称情報,種別情報が含まれているので、例えば「○月×日の△時に放送された」商用コンテンツならば配信時刻情報、「商品名・・・についての」商用コンテンツならば種別情報を参照して検索することが出来る。
【0022】
このように所望の商用コンテンツを容易に検索し、閲覧するために表示されるヒューマンインターフェースの一例を図3に示す。まず、視聴者は入力手段124を用いて一覧表示を希望する属性情報を入力する。また、閲覧目的の商用コンテンツが確定している場合はそれを代表する詳細なキーワード群(例えば配信時刻と提供者名称)を入力する。その情報がフィルタリング処理部118内に記憶される。
【0023】
次に属性情報の種類によって整理された商用コンテンツのインデックス(以下、「CMインデックス」という)画面の閲覧要求が入力された場合、フィルタリング処理部118は、属性情報管理領域107内の属性情報を参照し、上記の視聴者の閲覧希望情報を元にフィルタリング処理を行う。フィルタリング処理され、作成された属性情報のインデックステーブルを、ヒューマンI/F作成部120が視聴者が閲覧しやすい形態に処理し、図3に示す属性インデックス画面301、または検索結果インデックス画面302を表示する。このとき閲覧希望情報として属性情報が入力された場合は、属性インデックス画面301が表示され、キーワード群が入力された場合は、検索結果インデックス画面302が表示される。CMインデックス画面の呼び出しは、受信した放送をリアルタイムで視聴している場合、また蓄積したデータを再生している場合に、適宜実行することが可能である。
【0024】
属性インデックス画面301上から更にキーワードを視聴者が選択すると、検索結果インデックス画面302が作成され表示される。この画面上で視聴者の選択したキーワードに対する検索結果を該当データとして表示する。ここで条件を絞り込みたい場合、または検索条件を変更する場合は、視聴者は、条件入力窓303にキーワードを入力し、更なる検索を行うことが出来る。
【0025】
検索結果インデックス画面302中に表示された該当データを選択すると、商用コンテンツ格納領域106内から該当する商用コンテンツが呼び出され商用コンテンツ閲覧専用画面304が作成され表示される。この画面304中では商用コンテンツのストリームデータ、属性情報、文字データ、及びオペレーションスイッチが表示されている。ストリームデータが属性情報とともに表示され、その商用コンテンツについての多次元的な情報を得やすく、更に多重化されている文字データも同時に表示されるため、より詳細な情報を得ることが出来る。また文字データ表示窓に、双方向サービスの内容を表示することも出来る。他の商用コンテンツを閲覧したい場合、画面中のオペレーションスイッチを用いて属性インデックス画面301、検索結果インデックス画面302まで操作を戻すことが出来る。
【0026】
CMインデックスの閲覧・視聴はいつでも中止することができ、その後通常の視聴に戻る。
CMストリームを作成し、再生またはCMインデックス中より所望のコンテンツを選択し、閲覧・試聴する際に、属性情報中の有効期限情報を参照し、有効期限を過ぎた商用コンテンツを選択した場合、受信端末装置内でそのデータを削除するか、もしくはネットワーク経由で最新の情報に更新することができる。データの更新については、後述する。
【0027】
上記のようにCMストリームを作成し、視聴したりCMインデックスを用いて所望の商用コンテンツを検索するには、蓄積されている商用コンテンツの数がある程度多く必要になる。受信した情報を蓄積している場合は、分離処理部104によって商用コンテンツが分別され蓄積されるが、受信した放送を蓄積を行わずにリアルタイムに視聴する場合は当然、商用コンテンツは蓄積されない。そこで、本実施形態では、以下の処理を実行することにより、リアルタイムに視聴している場合でも、視聴者の意思によって商用コンテンツを容易に取得することができるようにしている。
【0028】
リアルタイムに放送を視聴しているとき商用コンテンツが放送された場合に、視聴者により蓄積要求命令が入力されると、まずその時点でバッファリング領域122内に一時蓄積されている商用コンテンツのトランスポートストリームパケット中のセクションが検索され、該セクションの中から種別情報が抽出され、種別判断部123に入力される。このとき種別情報が広告・宣伝に関する場合、同様にバッファリング領域122内のデータの種別情報が参照され、この商用コンテンツデータの先頭部分が見つけ出され、その部分から商用コンテンツ格納領域106への蓄積が行われる。視聴者により蓄積中止命令が入力されたときは、同様にバッファリング領域122内に一時蓄積されているデータ中の種別情報に注目し、バッファリング領域122内の、その商用コンテンツデータの最後の部分を探し、その部分までをコンテンツ格納装置105に転送・蓄積する。このとき種別情報を抽出する際に、その他の属性情報も抽出するため商用コンテンツのストリームデータとその属性情報は自動的に分離され、各々の格納領域に蓄積される。図4に視聴者から入力される命令のタイミングと、蓄積が行われる時間範囲との関係を表すタイムチャートを示す。すなわち、蓄積要求命令入力時点で受信中のCMデータCM1の先頭から蓄積が開始され、蓄積中止命令入力時点で受信中のCMデータの最後まで蓄積が実行される。
【0029】
上記の一連の動作の一例を図5に示す。同図において、SC0,SC1,SC2,…は、シーン番号であり、CM0,CM1,CM2,…は、商用コンテンツの番号である。視聴者は時刻P0よりチャンネルAを視聴し、時刻P1においてCMチャンネルに切り替える(イベントE1)。このとき商用コンテンツの結合処理PR1が行われ、CMストリームの作成・蓄積が行われる。この期間は待機状態となり、その後時刻P1aからCMストリームの再生が開始される。時刻P2において再び視聴チャンネルがチャンネルAに戻され(イベントE2)、時刻P3において視聴チャンネルがチャンネルBに切り替えられる(イベントE3)。
【0030】
時刻P4においてチャンネルBに割り当てられている放送局からの放送が終了し、自動的に視聴チャンネルがCMチャンネルに切り替わる(イベントE4)。このとき蓄積されている商用コンテンツの中から、この放送局が発信した商用コンテンツの内、時刻P4に近い時間帯で配信されたものが選択され結合処理PR2が行われる。時刻P1の場合と同様に待機状態の後、CMストリームが再生される。時刻P5において視聴者が視聴チャンネルをチャンネルAに切り替え(イベントE5)、時刻P6に視聴者からCMインデックスの閲覧要求が入力されると(イベントE6)、視聴チャンネルがCMチャンネルに切り替わり、事前に登録されたフィルタリング情報を用いてフィルタリング処理PR3が行われ、属性インデックステーブル(図2,属性インデックス画面301参照)が作成される。これを元にCMインデックス画面が作成・表示され、視聴者はそのヒューマンインターフェース画面を用いて商用コンテンツの閲覧・視聴を行う。
【0031】
本実施形態によれば、このように蓄積した商用コンテンツの有効活用ができ、視聴者が望むときに柔軟に商用コンテンツを視聴・閲覧することが可能となる。
【0032】
上述した動作をする情報放送受信端末装置を用いたサービスシステムの形態の一例を図6に示す。
放送事業者622は、送信アンテナ623を備え、放送電波を出力することにより、放送ネットワーク624を介した情報放送を行う。
視聴者環境601には放送を受信するための受信アンテナ602と、上述した情報放送受信端末装置603と、受信した内容を表示するための表示手段607とを設置する。情報放送受信端末装置603は、コンテンツ格納装置605を備え、かつ視聴者に関する情報を記録するためのリムーバブル記録媒体606に情報を記録し、記録した情報を再生するための情報記録再生装置を具備している。図6に示す受信アンテナ602、情報放送受信端末装置603、コンテンツ格納装置605、及び表示手段607は、それぞれ図1に示す受信アンテナ102、情報放送受信端末装置101、コンテンツ格納装置105、及び表示手段125と同一のものである。リムーバブル記録媒体606は視聴者によって容易に情報放送受信端末装置603から取り外すことができ、取り外された状態でも記録された情報を保持することができる。
【0033】
情報提供者(商品またはサービスの提供者であって、商品またはサービスに関する商用コンテンツを提供するもの)615側には、商用コンテンツを格納するコンテンツサーバ618と、商用コンテンツを視聴した視聴者が実際に商品・サービスを購入する際に視聴者に対して提供する付加サービス内容を決定するサービス計算部617と、視聴者に商品・サービスに関する最新情報・詳細内容を配信する際の通信経路を選択する経路選択判断部616とが設置されている。
【0034】
情報仲介者としてのサービスプロバイダ610側には、視聴者に関する情報を管理・蓄積するための視聴者情報管理サーバ613と、視聴者からのコンテンツ配信要求の回数を累計する要求頻度計算部612と、全体的な制御を行う処理部611とが設置されている。
【0035】
商品またはサービスを提供する店舗619側には、商品・サービス621が用意され、リムーバブル記録媒体606に書き込まれた内容を読み出す記録媒体読み取り装置620が設置される。
視聴者環境601、サービスプロバイダ610、情報提供者615、放送事業者622、及び店舗619は、それぞれ通信ネットワーク609及び614で接続され、それぞれにネットワーク接続用の送受信手段604が設置されている。通信ネットワーク609及び614は、共通のリンクでも良く、また電話回線網・デジタルデータ交換網・専用線網等のように別々の異なるリンクで構成してもよい。
【0036】
視聴者は、コンテンツ格納装置605内に蓄積した商用コンテンツを前述のCMストリーム及びCMインデックスの形態で視聴・閲覧する。図6に示したような通信ネットワーク及びサービスプロバイダ等を活用することにより、視聴者は、以下に説明するように、CMストリームを視聴する際には常に最新の商用コンテンツを視聴することができ、CMインデックスを用いて商用コンテンツを閲覧することで実際に商品・サービスを購入する際にその提供者側から別途、付加サービスを受けることが出来る。また情報提供者・放送事業者側は視聴者に関する情報を収集しマーケティング、サービス提供に活用することが可能となる。
【0037】
以下サービスシステムの詳細を、図6とともに図7及び8に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず情報提供者615が放送事業者622に商用コンテンツを提供し(S11)、放送事業者622は視聴者環境601に番組コンテンツ及び商用コンテンツを放送する(S12)。視聴者は、コンテンツ格納装置606に番組コンテンツ及び商用コンテンツを蓄積する(S13)。
【0038】
情報放送受信端末装置603では、視聴者よりCMストリームの視聴要求が入力されたときにCMストリームが作成され、再生されるが(S14,S15)、有効期限の過ぎているコンテンツは省かれる(S19,S21,S22))。この場合、表示手段607の画面上に有効期限が過ぎている商用コンテンツが存在することを告知するメッセージが表示される。このとき視聴者の意思によりその商用コンテンツの更新手続きを実行すると、まず通信ネットワーク609を介して、サービスプロバイダ610へのアクセスが行われる(S21,S24)。視聴者の更新要求が初めてなされたときは、サービスプロバイダ610は、視聴者に対し視聴者に関する情報の提供を要求する(S25,S33)。この視聴者に関する情報とは、視聴者の性別、年齢、所在地、趣味、嗜好等であり、これらの情報は視聴者により入力され、その他にどの商用コンテンツに対して更新手続きを行うのかを示すためにその商用コンテンツの情報が自動取得される。
【0039】
視聴者より情報が送信されると、その情報は、視聴者情報管理サーバ613内に蓄積される(S35,S36)。このとき視聴者に対して固有のIDが与えられ、視聴者情報管理サーバ613内でこのIDを用いて視聴者情報が管理される(S37)。このIDは、視聴者側に送信され、情報放送受信端末装置603内でリムーバブル記録媒体606に書き込まれる。手続きの際にこのリムーバブル記録媒体606に書き込まれたIDを用いることにより、二回目以降の手続きは簡便なものとなる(S26,S34)。
【0040】
次にサービスプロバイダ610より情報提供者615に対し、最新コンテンツの送信を要求し、情報提供者615は最新の商用コンテンツをサービスプロバイダ610に送信する(S27)。そしてサービスプロバイダ610は、最新の商用コンテンツを視聴者に対して送信し(S28、S29)、この商用コンテンツは次回のCMストリームの視聴の際のストリーム作成時に用いられる(S15)。このようにして視聴者は最新のCMストリームを視聴することが出来る。
【0041】
情報提供者615が、サービスプロバイダ610より視聴者に対する最新商用コンテンツの送信要求を受けて送信を行う際、サービスプロバイダ610を経由し、通信ネットワーク609上で送信を行うか、あるいは放送事業者622を経由し、放送ネットワーク624上で送信を行うかの通信経路選択を、経路選択判断部616が行う。経路選択判断部616は、例えば送信するコンテンツが動画ストリームデータを含む場合には、放送ネットワーク624経路で送信を行い、文字データのみの場合に通信ネットワーク614及び609を通信経路として選択するというように送信するコンテンツのデータ形式と、それぞれの通信網の通信容量とを指標として送受信に負担の少ない経路を選択してもよい。また情報提供者615が、サービスプロバイダ610より視聴者に対する商用コンテンツの詳細情報の送信要求を受けて送信する場合も、同様に通信経路を選択することができる。
【0042】
また視聴者がCMインデックスを用いて所望の商用コンテンツを選択し、再生・視聴する際に、その商用コンテンツの有効期限が過ぎている場合、上記と同様に視聴者の意思により更新手続きが実行できる(S16,S17,S18,S19,S21)。そして上記と同様の手続きにより視聴者に所望の商用コンテンツの最新のものを視聴させることが出来る(S33〜S37,S27〜S29)。
【0043】
このようにCMインデックスを用いて所望の商用コンテンツを視聴する際に、視聴者がその商品・サービスについてより詳細な情報を要求する場合、視聴者は例えばCMインデックス閲覧用のヒューマンインターフェース上のオペレーションスイッチを用いて詳細情報の要求を行う(S20)。上記と同様にまずサービスプロバイダ610にアクセスを行い、サービスプロバイダ610側から視聴者に対して視聴者に関する情報の提供が要求される(S33)。サービスプロバイダ610は、視聴者から送信された情報を視聴者情報管理サーバ613内に蓄積し管理する(S35,S36)。
【0044】
次にサービスプロバイダ610側から情報提供者615に対して、その商用コンテンツの詳細情報の送信を要求する。この詳細情報は、情報提供者615が視聴者に対してより多くの興味・理解を与えるために作成し、商用コンテンツの種別が電器製品・車等に関するものの場合は、性能・用法等を示すカタログであり、観光・旅行に関するものの場合は観光地周辺のおすすめスポットや史的背景に関する情報であり、映画の場合はキャスティング・製作秘話といった内容となる。詳細情報の形態は、動画のストリームデータ、文字情報のみの文字データ、またはそれらを多重化したものであり、視聴者側のCMインデックス閲覧用ヒューマンインターフェース上で閲覧・視聴が可能な形態となっている。
【0045】
情報提供者615は、サービスプロバイダ610へ詳細情報を送信し(S38)、サービスプロバイダ610は、情報提供者615から商用コンテンツの詳細情報を受け取り視聴者に対して送信する(S39)。それは視聴者側のコンテンツ格納装置605内の商用コンテンツ格納領域内に蓄積され、視聴者はそれを再生し視聴・閲覧することが出来る(S40)。
【0046】
サービスプロバイダ610は、情報提供者615より受信した詳細情報を視聴者に送信する際に、その商用コンテンツやその情報提供者615側に対してその視聴者が何回、詳細情報を要求したのかを視聴者情報管理サーバ613内の情報を元に要求頻度計算部612で算出し、その視聴者に関する情報として視聴者情報管理サーバ613内に記録する(S41)。
【0047】
予め、情報提供者615により設定された所定の要求頻度(回数)が、情報提供者615からサービスプロバイダ610に与えられており、視聴者に詳細情報を送信する際にその回数と、今回その視聴者に対して送信する累計回数とを比較し、後者が前者に達したときにサービスプロバイダ610は、情報提供者615に、その視聴者のその商用コンテンツ・情報提供者615に対する要求頻度(回数)が所定回数に達したことを伝えると(S42,S43)、情報提供者615は、サービス計算部617でサービスの算出を行い、サービスプロバイダ610を介して視聴者にサービス内容を送信する(S44,S45)。サービス内容は情報放送受信端末装置603内のリムーバブル記録媒体606内に書き込まれる(S46)。
【0048】
その後、視聴者は実際に商品・サービスを購入するときに、それを扱う店舗619に行き購入をする。店舗619にはリムーバブル記録媒体606の読取装置620が設置してあり、商品購入の際にリムーバブル記録媒体606を提示する(S47)。記録媒体内より固有IDとサービス内容が読み出され、その内容がサービスプロバイダ610に送信される(S48)。その段階でサービスプロバイダ610は、その視聴者がサービスを受けようとしていると判断し、店舗619側にサービス施行の許可を与える(S49)。これにより視聴は所定のサービスを受けることができる(S50)。このときサービスの施行回数の上限は、情報提供者615によって予め設定されている。
【0049】
このサービスの内容は、商用コンテンツ上で宣伝される商品・サービスの種別によって様々な形態が考えられ、例えば電器製品・車などの商品に関しては情報提供者615であるメーカによって設定される値引きサービス、スペックアップサービス、関連商品の無料添付サービスなどが挙げられ、また旅行・観光などの商品に関しては、値引きサービスの他に観光地周辺の店舗で使用可能な割引券の発行等が挙げられる。
【0050】
図6に示すサービスシステムを運用することで商用コンテンツの視聴者側には上記のようなメリットが発生する。一方、情報提供者・放送事業者側にも同様にメリットが発生する。すなわち、サービスプロバイダ610によって収集された視聴者に関する情報を、プライバシ侵害・漏洩に抵触しない範囲でサービスプロバイダ610から情報提供者615、及び放送事業者622に譲渡する。元々、商用コンテンツは番組コンテンツ中に定期的に組み込まれているので、視聴者が視聴・閲覧した商用コンテンツを知ることで、どの番組コンテンツが視聴されたのかを判断できる。これによって放送事業者622は、番組コンテンツの視聴者層の把握等を行うことができ番組コンテンツ製作に活用することが出来る。また情報提供者615は、視聴者に関する情報はどのような性別・年齢の視聴者がその商品・サービスに対して興味を持つのかを知る判断材料となるため、積極的にマーケティングに活用することが出来る。
【0051】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1に記載の発明によれば、受信した情報放送のコンテンツに含まれる放送番組のコンテンツである番組コンテンツと、受信した情報放送のコンテンツに組み込まれている宣伝用のコンテンツである商用コンテンツとが分離され、該分離された番組コンテンツ及び商用コンテンツがそれぞれコンテンツ格納手段に蓄積される。蓄積された番組コンテンツを再生する際に、視聴者が視聴を所望する番組コンテンツに元々組み込まれていた商用コンテンツが再び当該番組コンテンツと結合して再生され、さらに視聴者が商用コンテンツのみの再生を所望すれば、商用コンテンツのみからなる商用コンテンツストリームが作成され再生される。したがって、分離して蓄積したコンテンツを放送時と同様の形態で再生すること、及び商用コンテンツのみ再生することを容易に行うことができる。その結果、視聴者は、好きなときに所望の商用コンテンツのみを容易に視聴することが可能となる。また、受信した情報放送のコンテンツに含まれる前記商用コンテンツに添付されている属性情報が分離され、コンテンツ格納手段に蓄積されるとともに、属性情報を参照して異なる商用コンテンツが結合され、新しい商用コンテンツストリームデータが作成・保存され、視聴者の要求に基づいて再生される。したがって、視聴者が商用コンテンツのみ再生する場合に、複数の異なる商用コンテンツを1つの番組のようにして視聴することが可能となる。さらに、蓄積された商用コンテンツのみの視聴要求が視聴者からなされたときは、蓄積された商用コンテンツに対応する属性情報の中の配信時刻情報が参照され、商用コンテンツのみの視聴要求がなされた時刻が属する時間帯に含まれる商用コンテンツが選択・結合されて新しい商用コンテンツストリームデータが作成・保存される。商用コンテンツは、時間帯によって内容が大きく変化するので、視聴者の視聴要求がなされた時刻が属する時間帯に配信された商用コンテンツを優先的に再生できるようにすることにより、その視聴者に適した商用コンテンツを提供できる可能性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる情報放送受信端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の属性情報管理領域に格納される商用コンテンツ属性情報の管理テーブルを説明するための図である。
【図3】蓄積した商用コンテンツの中から所望のコンテンツを検索、閲覧する際に用いられるヒューマンインターフェースの一例を説明するための図である。
【図4】リアルタイムで視聴する際に商用コンテンツの蓄積を行う場合の命令入力タイミングと、蓄積される時間範囲との関係を示すタイムチャートである。
【図5】図1に示す情報放送受信端末装置を用いて視聴する場合における、一連の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図6】図1に示す情報放送受信端末装置を用いて構成されるサービスシステムの一例を示すブロック図である。
【図7】図6に示すシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図6に示すシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
101 情報放送受信端末装置
103 受信部
104 分離処理部(分離処理手段)
105 コンテンツ格納装置(コンテンツ格納手段)
109 結合データ格納領域(再構成手段)
111 再結合部(結合再生手段)
114 CPU及びワークメモ
115 商用コンテンツ視聴操作部(商用コンテンツ再生手段、再構成手段、再構成コンテンツ再生手段

Claims (1)

  1. 受信した情報放送のコンテンツをコンテンツ格納手段に蓄積し、蓄積したコンテンツを視聴者が任意に視聴することを実現する情報放送受信端末装置において、
    受信した情報放送のコンテンツに含まれる放送番組のコンテンツである番組コンテンツと、受信した情報放送のコンテンツに組み込まれている宣伝用のコンテンツである商用コンテンツとを分離し、該分離した番組コンテンツ及び商用コンテンツを前記コンテンツ格納手段に蓄積する分離処理手段と、
    前記コンテンツ格納手段に蓄積された番組コンテンツを再生する際に、視聴者が視聴を所望する番組コンテンツに元々組み込まれていた商用コンテンツを再び当該番組コンテンツと結合して再生する結合再生手段と、
    前記コンテンツ格納手段に格納された商用コンテンツを用いて、前記商用コンテンツのみからなる商用コンテンツストリームを作成し、該作成した商用コンテンツストリームを再生する商用コンテンツ再生手段とを備え
    前記分離処理手段は、受信した情報放送のコンテンツに含まれる前記商用コンテンツに添付されている属性情報を分離して、前記コンテンツ格納手段に格納し、前記商用コンテンツ再生手段は、前記属性情報を参照して異なる商用コンテンツを結合することにより、前記商用コンテンツストリームのストリームデータを作成し、保存する再構成手段と、視聴者の要求に基づいて前記再構成手段に保存されているストリームデータを再生する再構成コンテンツ再生手段とを備え、
    前記再構成手段は、蓄積された商用コンテンツのみの視聴要求が視聴者からなされたときは、蓄積された商用コンテンツに対応する前記属性情報の中の配信時刻情報を参照し、前記商用コンテンツのみの視聴要求がなされた時刻が属する時間帯に含まれる商用コンテンツを選択・結合することにより、前記商用コンテンツストリームの新しいストリームデータを作成して保存し、前記再構成コンテンツ再生手段は、該新たに作成されたストリームデータを再生することを特徴とする情報放送受信端末装置。
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