JP3965752B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、略水平方向の回転軸を中心に回転自在に配設した回転ドラム内で洗濯物を洗濯、すすぎ、脱水するドラム式洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のドラム式洗濯機は図4に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図4に示すように、回転ドラム1は、外周部に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在に配設している。回転ドラム1の回転中心に回転軸4の一端を略水平方向に固定し、回転軸4の他端にドラムプーリー5を固定している。モータ6は、ベルト7によりドラムプーリー5と連結し、ドラム1を回転駆動する。
【0004】
外槽3は、ボデー8よりばね体9で揺動可能に吊り下げ、防振ダンパー10により脱水起動時の振動が低減され、定常脱水時の振動がボデー8に伝達されないように防振支持するとともに、脱水時の振動を低減するバランサー11を設けている。略筒状のパッキング部材12は、回転ドラム1の前面開口部に対応する外槽3の開口部とボデー8の前面開口部との間を連結するものである。ボデー8の前面開口部に窓13を開閉自在に設けている。
【0005】
洗剤ケース14は、洗剤を投入するもので、水道栓に接続する給水弁15に連通管16を通して接続し、図5に示すように、洗剤ケース14の上部を形成し洗剤を溶かす水を吐出するノズル部17と、洗剤等を収容し着脱自在に設けた洗剤入れ18と、洗剤ケース14の下部を形成し洗剤入れ18を収納する収納ケース19とで構成している。ノズル部17には、シャワー状に水を吐出する多数の吐出口20を設けるとともに、下方に散水板21を有する吐出口22を設けている。
【0006】
収納ケース19の後方底部に筒状の取付部23を延設し、この筒状の取付部23に連通管16を接続し、筒状の取付部23とノズル部17との間を昇水流路部24により連通している。昇水流路部24の底部に収納ケース19外につながる透口25を設けている。収納ケース19の底部には、逆流防止機構を有する管26により外槽3内と連通状態に連結されている。
【0007】
制御装置(図示せず)は、モータ6、給水弁15などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。
【0008】
上記構成において動作を説明すると、窓13を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、洗剤ケース14内に洗剤をいれて運転を開始すると、水は、水道栓と接続する給水弁15から連通する連結管16を経て、昇水流路部24、ノズル部17へと流れ、洗剤を収容する洗剤入れ18にシャワー状に吐出される。この水により洗剤は逆流防止機構を有する管26を経て外槽3内に流入する。
【0009】
洗濯行程では、回転ドラム1はモータ6によって低速(約53rpm)にて回転駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こうして洗濯行程が進行する。すすぎ行程においても洗濯行程と同様の動作を行う。
【0010】
脱水行程では、モータ6により回転ドラム1は高速(約1000rpm)で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1内の洗濯物の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、回転ドラム1、外槽3などの揺動体は振動(揺動)するが、脱水起動時は防振ダンパー10により揺動体の振動を減衰し、定常脱水時は防振ダンパー10の防振機構によりボデー8に伝達されることはない。
【0011】
また、外槽3の開口部とボデー8の前面開口部との間を略筒状のパッキング部材12により連結しているが、揺動体の揺動により略筒状のパッキング部材12がたわむことにより、略筒状のパッキング部材12を通してボデー8に振動が伝達されることはない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、洗剤投入時に、給水弁15を開くことにより連通管16を通して洗剤ケース14内に入った水は、昇水流路部24を通ってノズル部17の吐出口20よりシャワー状に吐出されるが、洗剤投入が終了して給水弁15を閉じると、ノズル部17の吐出口20は、水の表面張力による水膜により閉塞され、ノズル部17内に残水した状態になる。
【0013】
この状態で、脱水行程終了後、窓13を開けて衣類を取り出す際の負圧や振動により、ノズル部17の吐出口20を閉塞している水膜が壊れて滴下し、外槽3内に流入し脱水した衣類を濡らす恐れがあった。また、窓13を開けていた場合には、滴下した水が窓13を伝わり床面に滴下する恐れもあった。この現象は初期状態より水垢の付着した長期使用後のものに多く発生が見られる。
【0014】
また、ノズル部17の吐出口20の表面張力による水膜を壊すために、吐出口20の口径を大きくし、空気を取り入れることが考えられるが、水道の水圧が低いところでは、口径の大きい吐出口20からのみ水がでて洗剤を完全に流しきれないことが発生する恐れがあった。
【0015】
これを防止すために、散水板21を有する大きな口径の吐出口22を設けているが、この散水板21と吐出口22との隙間に表面張力による水膜がはると、吐出口22よりノズル部17内への空気の流入がなくなり、ノズル部17内の残水を除去することができず、上記と同様の現象が発生する恐れがあった。
【0016】
また、給水弁15から出た水は、連結管16を経て洗剤ケース14に流入するが、洗剤投入が終了して給水弁が閉じると、連結管16および昇水流路部24内の残水は、初期状態では、昇水流路部24の底部に設けた透口25から洗剤ケース14の下部を形成する収納ケース19の底部を伝い、逆流防止機構を有する管26を経て外槽3内に流入する。しかし、透口25に表面張力による水膜がはると、連結管16および昇水流路部24内の水は流出されることなく残水し、上記と同様の現象が発生する恐れがあった。
【0017】
さらに、周囲温度が氷点下になった場合、ノズル部17や昇水流路部24内に残水した水は凍結し、給水弁15と外槽3の連通状態を阻害して、運転開始時の水注入を阻害する恐れがあった。
【0018】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、表面張力による水膜に起因する残水が洗剤ケース内に残るのを防止し、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、略水平方向に回転軸を有し外槽により外包した回転ドラムをモータにより回転させ、連結管により給水弁と連通する洗剤ケースより洗剤を投入する。洗剤ケースは、洗剤を溶かす水を吐出するノズル部と、洗剤等を収容し着脱自在に設けた洗剤入れと、この洗剤入れをノズル部と共に収納する収納ケースとを有し、前記ノズル部には、シャワー状に水を吐出する多数の吐出口と下方に散水板を有する吐出口兼空気流入口とが設けられ、前記吐出口兼空気流入口の口径を、前記吐出口の口径より大きくすることにより表面張力による水膜で閉塞しない大きさとし、前記吐出口兼空気流入口と前記散水板との距離を表面張力による水膜で閉塞しない距離としたものである。
【0020】
これにより、表面張力による水膜に起因する残水が洗剤ケース内に残るのを防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、この回転ドラムを外包した外槽と、前記回転ドラムを回転させるモータと、洗剤を投入する洗剤ケースと、この洗剤ケースと給水弁とを連通する連結管とを備え、前記洗剤ケースは、洗剤を溶かす水を吐出するノズル部と、洗剤等を収容し着脱自在に設けた洗剤入れと、この洗剤入れを前記ノズル部と共に収納する収納ケースとを有し、前記ノズル部には、シャワー状に水を吐出する多数の吐出口と下方に散水板を有する吐出口兼空気流入口とが設けられ、前記吐出口兼空気流入口の口径を、前記吐出口の口径より大きくすることにより表面張力による水膜で閉塞しない大きさとし、前記吐出口兼空気流入口と前記散水板との距離を表面張力による水膜で閉塞しない距離としたものであり、洗剤投入が終了すると、吐出口兼空気流入口は表面張力による水膜で閉塞していないため、ノズル部内に空気を流入させることができてノズル部内の水を流出することができ、ノズル部内に表面張力による水膜に起因して残水するのを防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる。
【0022】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、収納ケースの底部に延設し連通管に接続する筒状の取付部と、この筒状の取付部とノズル部との間を連通する昇水流路部とを備え、前記昇水流路部の底部に収納ケース外につながる透口を設けたものであり、洗剤投入が終了すると、吐出口兼空気流入口は表面張力による水膜で閉塞していないため、昇水流路部内に空気を流入させることができて昇水流路部と連通管内の水を透口より流出することができ、昇水流路部内に表面張力による水膜に起因して残水するのを防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる
【0023】
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、ノズル部は、円筒部を有する複数の吐出口を有し、この円筒部相互間を接続するリブを設けたものであり、洗剤投入が終了したとき、ノズル部の吐出口より出てきた水は、リブに沿って徐々に広がって滴下することができ、ノズル部内の残水を防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0025】
(実施例1)
図3に示すように、洗剤ケース27は、洗剤を投入するもので、水道栓に接続する給水弁15に連通管16を通して接続し、図1および図2に示すように構成している。ノズル部28は、洗剤ケース27の上部を形成し、洗剤を溶かす水を吐出するもので、ノズル部28の下部に洗剤等を収容した洗剤入れ29を着脱自在に設けている。収納ケース30は洗剤ケース27の下部を形成し、洗剤入れ29を収納する。
【0026】
ノズル部28には、シャワー状に水を吐出する多数の吐出口31を設け、この吐出口31は、円筒部32を有し、この円筒部32と同じ高さで円筒部32を接続するリブ33を設けている。また、ノズル部28には、下方に散水板34を有する吐出口兼空気流入口35を設け、この吐出口兼空気流入口35を表面張力による水膜で閉塞しないように、散水板34と吐出口兼空気流入口35との間隔、および吐出口兼空気流入口35の口径を設定している。本実施例では、吐出口兼空気流入口35の口径は直径6mm、散水板34との隙間は3mmとしている。
【0027】
収納ケース30の底部に連通管16に接続する筒状の取付部36を延設し、この筒状の取付部36とノズル部28との間を昇水流路部37により連通し、昇水流路部37の底部に収納ケース30外につながる透口38を設けている。この透口38の口径は直径3mm以上とし、ノズル部28の各流路の流量分布を調整する。昇水流路部37とノズル部28の接続部39は隆起させている。なお、40はソフナー投入部、41は漂白剤投入部である。他の構成は従来例と同じである。
【0028】
上記構成において動作を説明すると、窓13を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、洗剤ケース27内に洗剤をいれて運転を開始すると、水は、水道栓と接続する給水弁15から連通する連結管16を経て、昇水流路部37、洗剤ケース27の上部を形成するノズル部28へと流れ、洗剤を収容する洗剤入れ29に吐出される。この水により洗剤は逆流防止機構を有する管26を経て外槽3内に流入する。
【0029】
洗濯行程では、回転ドラム1はモータ6によって低速(約53rpm)で回転駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こうして洗濯行程が進行する。すすぎ行程においても洗濯行程と同様の動作を行う。
【0030】
脱水行程では、回転ドラム1はモータ6により高速(約1000rpm)で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1内の洗濯物の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、回転ドラム1、外槽3などの揺動体は振動(揺動)するが、脱水起動時は防振ダンパー10により揺動体の振動を減衰し、定常脱水時は防振ダンパー10の防振機構によりボデー8に伝達されることはない。また、外槽3の開口部とボデー8の前面開口部との間を略筒状のパッキング部材12により連結しているが、揺動体の揺動により略筒状のパッキング部材12がたわむことにより、略筒状のパッキング部材12を通してボデー8に振動が伝達されることはない。
【0031】
また、洗剤投入時に洗剤を流入する水は、洗剤投入が終了すると、洗剤ケース27の上部を形成するノズル部28の各流路内に充満するが、ノズル部28には、下方に散水板34を有する吐出口兼空気流入口35を設け、この吐出口兼空気流入口35を表面張力による水膜で閉塞しないように、散水板34と吐出口兼空気流入口35との間隔、および吐出口兼空気流入口35の口径を設定しているので、長時間使用後においても(例えば、400kl通水後)、水垢付着による流路表面の撥水性低下があっても、吐出口兼空気流入口35からノズル部28内への空気流入の阻害が起こることなく、ノズル部28内の水を流出することができ、ノズル部28内に表面張力による水膜に起因して残水するのを防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる。
【0032】
また、収納ケース30の底部に連通管16に接続する筒状の取付部36を延設し、この筒状の取付部36とノズル部28との間を昇水流路部37により連通し、昇水流路部37の底部に収納ケース30外につながる透口38を設けているので、洗剤投入が終了すると、吐出口兼空気流入口35は表面張力による水膜で閉塞していないため、連通管16および昇水流路部37内に空気を流入させることができて、連通管16および昇水流路部37内の水を透口38より流出することができ、表面張力による水膜に起因して残水するのを防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる。
【0033】
また、ノズル部28の吐出口31は、円筒部32を有し、この円筒部32と同じ高さで円筒部32を接続するリブ33を設けているので、洗剤投入が終了したとき、ノズル部28の吐出口31より出てきた水は、リブ33に沿って徐々に広がって、ノズル部28内の水の引き込みが大きくなり、滴下することができ、ノズル部28内の残水を防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる。
【0034】
さらに、周囲温度が氷点下になった場合でも、ノズル部28や連通管16および昇水流路部37内に残水がないため、凍結が防止でき、給水弁15と外槽3の連通状態を確保することができる。
【0035】
(実施例2)
図1におけるノズル部28は、各流路の内面にフッ素コーティング等の撥水処理を施している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0036】
上記構成において作用を説明すると、ノズル部28の各流路の内面に撥水処理を施すことにより、長期使用後においても(例えば、400kl通水後)、水垢の付着による流路表面の水との親和力の増加を防止することができ、洗剤投入が終了したとき、ノズル部28の吐出口31より容易に流れ出ることができ、ノズル部28内の残水を防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる。また、昇水流路部37での水の落下流速の低下が防止され、透口38での水膜発生が防止でき、連通管16および昇水流路部37内の水の残水が防止でき、衣類や床面を濡らすことを防止することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、この回転ドラムを外包した外槽と、前記回転ドラムを回転させるモータと、洗剤を投入する洗剤ケースと、この洗剤ケースと給水弁とを連通する連結管とを備え、前記洗剤ケースは、洗剤を溶かす水を吐出するノズル部と、洗剤等を収容し着脱自在に設けた洗剤入れと、この洗剤入れを前記ノズル部と共に収納する収納ケースとを有し、前記ノズル部には、シャワー状に水を吐出する多数の吐出口と下方に散水板を有する吐出口兼空気流入口とが設けられ、前記吐出口兼空気流入口の口径を、前記吐出口の口径より大きくすることにより表面張力による水膜で閉塞しない大きさとし、前記吐出口兼空気流入口と前記散水板との距離を表面張力による水膜で閉塞しない距離としたから、洗剤投入が終了すると、吐出口兼空気流入口からノズル部内に空気を流入させることができて、ノズル部内の水を流出することができ、ノズル部内に表面張力による水膜に起因して残水するのを防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる。
【0038】
また、請求項2に記載の発明によれば、収納ケースの底部に延設し連通管に接続する筒状の取付部と、この筒状の取付部とノズル部との間を連通する昇水流路部とを備え、前記昇水流路部の底部に収納ケース外につながる透口を設けたから、洗剤投入が終了すると、吐出口兼空気流入口から昇水流路部内に空気を流入させることができて、昇水流路部と連通管内の水を透口より流出することができ、昇水流路部内に表面張力による水膜に起因して残水するのを防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる
【0039】
また、請求項に記載の発明によれば、ノズル部は、円筒部を有する複数の吐出口を有し、この円筒部相互間を接続するリブを設けたから、洗剤投入が終了したとき、ノズル部の吐出口より出てきた水は、リブに沿って徐々に広がって滴下することができ、ノズル部内の残水を防止することができ、脱水後の衣類や床面への水の滴下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のドラム式洗濯機の洗剤ケースの断面図
【図2】 同ドラム式洗濯機の洗剤ケースの上面図
【図3】 同ドラム式洗濯機の断面図
【図4】 従来のドラム式洗濯機の断面図
【図5】 同ドラム式洗濯機の洗剤ケースの断面図
【符号の説明】
1 回転ドラム
3 外槽
4 回転軸
6 モータ
15 給水弁
16 連結管
27 洗剤ケース
28 ノズル部
29 洗剤入れ
30 収納ケース
34 散水板
35 吐出口兼空気流入口

Claims (3)

  1. 略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、この回転ドラムを外包した外槽と、前記回転ドラムを回転させるモータと、洗剤を投入する洗剤ケースと、この洗剤ケースと給水弁とを連通する連結管とを備え、前記洗剤ケースは、洗剤を溶かす水を吐出するノズル部と、洗剤等を収容し着脱自在に設けた洗剤入れと、この洗剤入れを前記ノズル部と共に収納する収納ケースとを有し、前記ノズル部には、シャワー状に水を吐出する多数の吐出口と下方に散水板を有する吐出口兼空気流入口とが設けられ、前記吐出口兼空気流入口の口径を、前記吐出口の口径より大きくすることにより表面張力による水膜で閉塞しない大きさとし、前記吐出口兼空気流入口と前記散水板との距離を表面張力による水膜で閉塞しない距離としたドラム式洗濯機。
  2. 収納ケースの底部に延設し連通管に接続する筒状の取付部と、この筒状の取付部とノズル部との間を連通する昇水流路部とを備え、前記昇水流路部の底部に収納ケース外につながる透口を設けた請求項1記載のドラム式洗濯機
  3. ノズル部は、円筒部を有する複数の吐出口を有し、この円筒部相互間を接続するリブを設けた請求項1または2に記載のドラム式洗濯機。
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