JP3965018B2 - 情報再生装置 - Google Patents
情報再生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3965018B2 JP3965018B2 JP2000384939A JP2000384939A JP3965018B2 JP 3965018 B2 JP3965018 B2 JP 3965018B2 JP 2000384939 A JP2000384939 A JP 2000384939A JP 2000384939 A JP2000384939 A JP 2000384939A JP 3965018 B2 JP3965018 B2 JP 3965018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reproduction
- error
- recording medium
- data
- address
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ディスク等の記録媒体に記録されたデータを再生する光ディスク再生装置等の情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報再生装置であるCDやDVD等の光ディスクを再生する光ディスク再生装置には、光ディスクに対する再生リトライ時に再生し易いようにディスク回転速度を減速させるようにした装置(例えば、特開平7−98943号公報参照)や、光ディスクに対するトレース時にトラック飛びが生じた場合、リトライでトラッキング方向のオフセットを与えることによってデータ再生の成功率を高めるようにした装置(例えば、特開平10−222850号公報参照)があった。
しかし、上述のような装置では、再生する目的アドレス付近に傷があった場合には、再生リトライしてもシークで傷があるセクタに直撃してしまうため、再度再生エラーになってしまう問題があった。
【0003】
そこで従来、光ディスク上のデータ再生時にエラーになってデータを再生することができなかった場合には、再生するアドレス(「目的再生アドレス」と称する)に対して所定のセクタ数(シークオフセット値)手前から再生用のシーク動作を実施し、光ディスク上のデータを正しく再生できるようにした光ディスク再生装置が提案されている。
このような光ディスク再生装置では、光ディスクの偏心等によって再生信号の同期がとれるまで時間がかかってしまう場合には、再生時にデータエラーになるので上述のような再生方法が有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような光ディスク再生装置では、光ディスク上の傷等によってサーボエラーを発生させ易いセクタが目的再生アドレスの手前にあった場合、そのままのディスク回転速度でシークオフセット値を設けても再生できないことがあり、傷等によってサーボエラーになった場合にもデータエラー時と同様に再生リトライ処理を行うのは時間の無駄になってしまうという問題があった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、記録媒体上のデータの再生リトライ処理を効率よく行えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、回転する記録媒体上のデータを再生する情報再生装置において、上記記録媒体上のデータ再生時にデータエラーを検出した場合、上記記録媒体の回転速度を減速させずに上記記録媒体上の再生するアドレスに対して所定量手前から再生のシーク動作を実施するデータエラー時再生リトライ手段と、上記記録媒体上のデータ再生時にサーボエラーを検出した場合、上記記録媒体の回転速度を減速して上記記録媒体上の再生するアドレスに対して所定量手前から再生のシーク動作を実施するサーボエラー時再生リトライ手段を設けたものである。
【0006】
さらに、上記のような情報再生装置において、上記記録媒体上で過去に再生エラーになって再生リトライ処理が行われたエラーアドレスと上記再生リトライ時の上記記録媒体の回転速度とシークオフセット値とを対応させて記憶して管理する過去情報記憶管理手段と、上記記録媒体上のデータを再生するときに上記過去情報記憶管理手段に管理されているエラーアドレスの領域を再生する場合にはそのエラーアドレスに対応するシークオフセット値に基づいて再生のシーク動作を実施する再生手段を設けるとなおよい。
【0007】
あるいはまた、上記のような情報再生装置において、過去に再生エラーになって再生リトライ処理が行われた上記記録媒体の識別情報とその再生エラーになったエラーアドレスと上記再生リトライ時の上記記録媒体の回転速度とシークオフセット値とを対応させて記憶して管理する過去情報記憶管理手段と、上記過去情報記憶管理手段に管理されている識別情報に該当する記録媒体の上記識別情報に対応するエラーアドレスの領域を再生する場合にはそのエラーアドレスに対応する回転速度とシークオフセット値とに基づいて再生のシーク動作を実施する再生手段を設けるとなおよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明による情報再生装置の一実施形態であるCD−ROMドライブ装置の構成を示すブロック図である。
このCD−ROMドライブ装置は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、記録媒体上のデータを再生する情報再生装置である。
光ディスク20は、各種のデータが記録されており、再生時にスピンドルモータ1によって回転駆動させられるCD,CD−R/RW等の記録媒体である。
スピンドルモータ1は、光ディスク20を回転させるモータであり、モータドライバ2とサーボ処理部3によって線速度又は角速度が一定になるように回転速度が制御される。その線速度又は角速度は段階的に変更が可能である。
【0009】
ピックアップ4は、図1では図示を省略した公知の半導体レーザ光源(LD),光学系,フォーカスアクチュエータ,トラックアクチュエータ,受光素子,ポジションセンサ等の各部を内蔵しており、LDから発光させたレーザ光を光ディスク20に照射し、その反射光に基づいて光ディスク20上のデータを読み取る機能を持つ。また、ピックアップ4は同じく図示を省略した公知のシークモータによってスレッジ方向に移動可能である。上記フォーカスアクチュエータ,トラックアクチュエータ,シークモータは受光素子,ポジションセンサから得られた信号に基づいてモータドライバ2とサーボ処理部3によってレーザ光のレーザスポットが光ディスク20上の目的再生アドレスの場所に位置するように制御される。
【0010】
ピックアップ4で得られた再生信号をリードアンプ5で増幅して2値化した後、CDデコーダ6によってデインタリーブとエラー訂正の処理を施す。また、エラー訂正し切れなかったデータについては補完処理を施す。
光ディスク20上のデータがオーディオデータの場合、CD−ROMデコーダ7をスルーパスし、一旦データをバッファメモリ8に貯めてからD/Aコンバータ9に入力してデジタル/アナログ変換し、アンプ14によって増幅した後にラインアウト15又はスピーカ16へ出力して音楽再生を行う。
また、光ディスク20がコンピュータデータ等を記録したCD−ROMの場合、読み取ったデータをCD−ROMデコーダ7へ入力してデコードし、さらにデータの信頼性を高めるためのエラー訂正処理を施す。
そのデータをそのままバッファメモリ8に蓄えるか、データ伸長処理部10でデータの伸長を行ってからバッファメモリ8に蓄えるかはシステムコントローラ11によって制御する。
【0011】
メモリマネージャ12は、バッファメモリ8へのデータアクセスを制御するものであり、他の各部へのデータ転送を並列に処理することができる。
その機能によって光ディスク20からデータをバッファメモリ8に読み込みながら、バッファメモリ8のデータをD/Aコンバータ9又はホストインタフェース13を通じてホストコンピュータ21へ送ることができる。
ホストインタフェース(I/F)13にはSCSI,ATAPI,USB,IEEE1394等がある。
システムコントローラ11は、このCD−ROMドライブ装置の各部を制御し、この発明に係わる各種の処理を実行する。また、バッファメモリ8を自由にアクセスすることができ、セクタデータの解析やバッファメモリ8内のデータに伸長処理を行ってバッファメモリ8に展開することも可能である。
【0012】
すなわち、上記システムコントローラ11等が、記録媒体上のデータ再生時にデータエラーを検出した場合、上記記録媒体の回転速度を減速させずに記録媒体上の再生するアドレス(目的再生アドレス)に対して所定量(所定のセクタ数:シークオフセット値)手前から再生のシーク動作を実施するデータエラー時再生リトライ手段の機能を果たす。
また、記録媒体上のデータ再生時にサーボエラーを検出した場合、記録媒体の回転速度を減速して記録媒体上の再生するアドレスに対して所定量手前から再生のシーク動作を実施するサーボエラー時再生リトライ手段の機能も果たす。
【0013】
さらに、記録媒体上で過去に再生エラーになって再生リトライ処理が行われたエラーアドレスと再生リトライ時の記録媒体の回転速度とシークオフセット値とを対応させて記憶して管理する過去情報記憶管理手段と、記録媒体上のデータを再生するときに過去情報記憶管理手段に管理されているエラーアドレスの領域を再生する場合にはそのエラーアドレスに対応するシークオフセット値に基づいて再生のシーク動作を実施する再生手段の機能も果たす。
さらにまた、過去に再生エラーになって再生リトライ処理が行われた記録媒体の識別情報とその再生エラーになったエラーアドレスと再生リトライ時の記録媒体の回転速度とシークオフセット値とを対応させて記憶して管理する過去情報記憶管理手段と、過去情報記憶管理手段に管理されている識別情報に該当する記録媒体の識別情報に対応するエラーアドレスの領域を再生する場合にはそのエラーアドレスに対応する回転速度とシークオフセット値とに基づいて再生のシーク動作を実施する再生手段の機能も果たす。
【0014】
次に、このCD−ROMドライブ装置におけるデータ再生処理について説明する。
図2は、このCD−ROMドライブ装置におけるデータ再生処理を示すフローチャート図である。
システムコントローラ11は、ホストI/F13を介してホストコンピュータ21から光ディスク20のデータ再生要求を受けたら、ステップ(図中「S」で示す)1でサーボ処理部3を制御して再生目的アドレスにシーク動作を行い、ステップ2で光ディスク20上のデータを読み取って再生する。
ステップ3でデータ再生時の再生エラーを検出したか否かを判断し、再生エラーを検出しなかったらそのまま再生処理を行ってこの処理を終了する。
また、ステップ3で再生エラーを検出したら、ステップ4で再生エラーの内容の判別を行い、データエラーか否かを判断する。
【0015】
ステップ4の判断で再生エラーがデータエラーではなく、サーボエラーだった場合は、ステップ5でエラー設定して、この再生処理をエラー終了する。
また、ステップ4の判断で再生エラーがデータエラーだった場合は、ステップ6で再生目的アドレスに対してシークオフセット値として予め設定した所定のセクタ数を設定し、再生目的アドレスからシークオフセット値だけ手前からシークする再生リトライ処理を行い、最初の処理へ戻る。
なお、上記再生リトライ処理を行う回数をCD−ROMドライブ装置で管理し、シークオフセット値をリトライ回数によって変更するようにするとよい。
このようにして、再生リトライ処理時に目的再生アドレスに対して所定のセクタ数(シークオフセット値)手前から再生用のシーク動作を実施するのはデータエラーの時のみに限定するので、効率の良い再生リトライ処理が可能になる。
【0016】
図3は、このCD−ROMドライブ装置におけるデータ再生時の他の処理を示すフローチャート図である。
システムコントローラ11は、ホストI/F13を介してホストコンピュータ21から光ディスク20のデータ再生要求を受けたら、ステップ(図中「S」で示す)11でサーボ処理部3を制御して再生目的アドレスにシーク動作を行い、ステップ12で光ディスク20上のデータを読み取って再生する。
ステップ13でデータ再生時の再生エラーを検出し、その再生エラーの内容がサーボエラーか否かを判断し、サーボエラーの場合は、ステップ14で光ディスク20のディスク回転速度を直ちに予め設定した速度に減速し、ステップ15で再生目的アドレスに対してシークオフセット値として予め設定した所定のセクタ数を設定し、再生目的アドレスからシークオフセット値だけ手前からシークする再生リトライ処理を行い、最初の処理へ戻る。
【0017】
また、ステップ13の判断で再生エラーを検出しなかったらそのまま再生処理を行ってこの処理を終了し、検出した再生エラーの内容がデータエラーの場合は図2で説明した処理を実行する。
このようにして、光ディスク上に傷等によってサーボエラーを発生させ易いセクタが再生目的アドレスの手前にあるような場合には、再生リトライ処理時に直ちにディスク回転速度を減速し、目的再生アドレスに対して所定のセクタ数(シークオフセット値)手前から再生用のシーク動作を実施するので、光ディスク上のデータを正しく再生させることができ、再生リトライ処理の効率を向上させることができる。
【0018】
次に、光ディスクの欠陥等によって過去に再生エラーになったアドレスに対してデータ再生を行うと、再度再生リトライ処理を行うことになり、処理に時間がかかってしまう。
そこで、過去に再生エラーになったアドレスの欠陥情報をデータ再生前に確認しておけば無駄な処理時間がかからなくて済む。
また、過去に再生処理で再生エラーになった光ディスクを再度入れ替えて同じアドレスに対して再生処理を行った場合には、再び再生エラーになってリトライ処理を行ってしまうから、そのような無駄な処理時間をかけずに済むようにするとよい。
【0019】
図4は、このCD−ROMドライブ装置におけるデータ再生時の更に他の処理を示すフローチャート図である。
まず、システムコントローラ11は、ホストI/F13を介してホストコンピュータ21から光ディスク20のデータ再生要求を受けたら、ステップ(図中「S」で示す)21で再生目的アドレスが過去に再生リトライ処理されたか否かを判断する。この判断は、データ再生の度に再生エラーが発生したときの過去情報をCD−ROMドライブ装置内に記憶し、その過去情報に基づいて行う。
例えば、CD−ROMドライブ装置内のバッファメモリ8に、図5に示すように、以前のデータ再生時に再生エラーが発生したアドレスと、そのアドレスに対して再生リトライ処理を行って再生できたときのディスクスピード(ディスク回転速度)とその再生リトライ処理時に設定したシークオフセット値を対応させて格納したテーブル(Table)を予め記憶し、このテーブルを参照して該当するアドレスが格納されていれば過去に再生エラーが発生して再生リトライ処理されたものと判断する。
【0020】
ステップ21の判断で過去に再生エラーが発生せずに再生リトライ処理をしていなかったら、ステップ22で再生目的アドレスにシーク動作を行い、ステップ23で光ディスク20上のデータを読み取って再生する。
また、ステップ21で再生目的アドレスが過去に再生エラーしていた場合には、ステップ26でバッファメモリ8に用意されている図5のテーブルを参照し、該当するアドレスに対応するディスクスピード(ディスク回転速度)とシークオフセット値とを設定して、ステップ22で再生目的アドレスにシーク動作を行い、ステップ23で光ディスク20上のデータを読み取って再生する。
ステップ24でデータ再生時の再生エラーを検出したか否かを判断し、データ再生が正常に行われて再生エラーを検出しなかったら、ステップ25で再生リトライ処理がされたか否かを判断し、再生リトライ処理もされていない場合はそのまま再生処理を終了する。
ステップ25で再生リトライ処理されていた場合は、ステップ29でバッファメモリ8に用意されている図5のテーブルを再生できたときのディスク回転速度及びシークオフセット値に更新し、再生処理を終了する。
【0021】
一方、ステップ24で再生エラーを検出したら、ステップ27で再生エラーの内容の判別を行ってサーボエラーか否かを判断し、サーボエラーであった場合はステップ30で直ちにディスク回転速度を減速し、ステップ28でシークオフセット値を設定してステップ22へ戻り、再度再生目的アドレスにシークする再生リトライ処理を行う。
また、ステップ27の判断で再生エラーがサーボエラーでなく、データエラーであった場合は、ステップ28でシークオフセット値を設定し、ステップ22へ戻って再度再生目的アドレスにシークする再生リトライ処理を行う。
このようにして、再生リトライ時のシークオフセット値をバッファメモリにテーブルで管理しておけば、光ディスクに依存したディスク回転速度及びシークオフセット値を与えることができるので、余計な再生リトライ処理を行うことを防ぐことができる。
【0022】
次に、システムコントローラ11は、ホストI/F13を介してホストコンピュータ21から光ディスク20のデータ再生要求を受けたら、ステップ(図中「S」で示す)21で光ディスク20の再生目的アドレスが過去に再生リトライ処理されたか否かを判断する。この判断は、データ再生の度にその光ディスクの識別情報を含む再生エラーが発生したときの過去情報をCD−ROMドライブ装置内に記憶し、その過去情報に基づいて行う。
例えば、CD−ROMドライブ装置内のバッファメモリ8に、図6に示すように、以前のデータ再生時に再生エラーが発生した光ディスクのディスクID(識別情報)と再生エラーが発生したアドレスと、そのアドレスに対して再生リトライ処理を行って再生できたときのディスクスピード(ディスク回転速度)とその再生リトライ処理時に設定したシークオフセット値を対応させて格納したテーブル(Table)を予め記憶し、このテーブルを参照して該当する光ディスクのディスクIDとそれに対応するアドレスが格納されていれば過去に再生エラーが発生して再生リトライ処理されたものと判断する。
【0023】
ステップ21の判断で過去に再生エラーが発生せずに再生リトライ処理をしていなかったら、ステップ22で再生目的アドレスにシーク動作を行い、ステップ23で光ディスク20上のデータを読み取って再生する。
また、ステップ21で光ディスクの再生目的アドレスが過去に再生エラーしていた場合には、ステップ26でバッファメモリ8に用意されている図6のテーブルを参照し、該当するディスクIDとアドレスとに対応するディスクスピード(ディスク回転速度)とシークオフセット値とを設定して、ステップ22で再生目的アドレスにシーク動作を行い、ステップ23で光ディスク20上のデータを読み取って再生する。
ステップ24でデータ再生時の再生エラーを検出したか否かを判断し、データ再生が正常に行われて再生エラーを検出しなかったら、ステップ25で再生リトライ処理がされたか否かを判断し、再生リトライ処理もされていない場合はそのまま再生処理を終了する。
ステップ25で再生リトライ処理されていた場合は、ステップ29でバッファメモリ8に用意されている図6のテーブルを再生対象の光ディスクのディスクIDとアドレスに対応する再生できたときのディスク回転速度及びシークオフセット値に更新し、再生処理を終了する。
【0024】
一方、ステップ24で再生エラーを検出したら、ステップ27で再生エラーの内容の判別を行ってサーボエラーか否かを判断し、サーボエラーであった場合はステップ30で直ちにディスク回転速度を減速し、ステップ28でシークオフセット値を設定してステップ22へ戻り、再度再生目的アドレスにシークする再生リトライ処理を行う。
また、ステップ27の判断で再生エラーがサーボエラーでなく、データエラーであった場合は、ステップ28でシークオフセット値を設定し、ステップ22へ戻って再度再生目的アドレスにシークする再生リトライ処理を行う。
このようにして、CD−ROMドライブ装置内のバッファメモリに図6に示すようなテーブルを用意し、過去に再生エラーしているか否かのチェックを行う時にはテーブルを参照し、当該光ディスクの再生するアドレスが過去に再生エラーしているかをチェックしているので、光ディスクに依存したディスク回転速度及びシークオフセット値を設定することができ、余計な再生リトライ処理を行うことを防ぐことができ、再生効率を向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の情報再生装置によれば、記録媒体上のデータの再生リトライ処理を効率よく行えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による情報再生装置の一実施形態であるCD−ROMドライブ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したCD−ROMドライブ装置におけるデータ再生処理を示すフローチャート図である。
【図3】 図1に示したCD−ROMドライブ装置におけるデータ再生時の他の処理を示すフローチャート図である。
【図4】 図1に示したCD−ROMドライブ装置におけるデータ再生時の更に他の処理を示すフローチャート図である。
【図5】 図1に示したCD−ROMドライブ装置がデータ再生処理を行うときに利用するテーブルのデータフォーマットの一例を示す図である。
【図6】 図1に示したCD−ROMドライブ装置がデータ再生処理を行うときに利用する他のテーブルのデータフォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
1:スピンドルモータ 2:モータドライバ
3:サーボ処理部 4:ピックアップ
5:リードアンプ 6:CDデコーダ
7:CD−ROMデコーダ 8:バッファメモリ
9:D/Aコンバータ 10:データ伸長処理部
11:システムコントローラ 12:メモリマネージャ
13:ホストI/F 14:アンプ
15:ラインアウト 16:スピーカ
20:光ディスク 21:ホストコンピュータ
Claims (3)
- 回転する記録媒体上のデータを再生する情報再生装置において、
前記記録媒体上のデータ再生時にデータエラーを検出した場合、前記記録媒体の回転速度を減速させずに前記記録媒体上の再生するアドレスに対して所定量手前から再生のシーク動作を実施するデータエラー時再生リトライ手段と、
前記記録媒体上のデータ再生時にサーボエラーを検出した場合、前記記録媒体の回転速度を減速して前記記録媒体上の再生するアドレスに対して所定量手前から再生のシーク動作を実施するサーボエラー時再生リトライ手段とを設けたことを特徴とする情報再生装置。 - 請求項1記載の情報再生装置において、
前記記録媒体上で過去に再生エラーになって再生リトライ処理が行われたエラーアドレスと前記再生リトライ時の前記記録媒体の回転速度とシークオフセット値とを対応させて記憶して管理する過去情報記憶管理手段と、前記記録媒体上のデータを再生するときに前記過去情報記憶管理手段に管理されているエラーアドレスの領域を再生する場合には該エラーアドレスに対応するシークオフセット値に基づいて再生のシーク動作を実施する再生手段とを設けたことを特徴とする情報再生装置。 - 請求項1記載の情報再生装置において、
過去に再生エラーになって再生リトライ処理が行われた前記記録媒体の識別情報とその再生エラーになったエラーアドレスと前記再生リトライ時の前記記録媒体の回転速度とシークオフセット値とを対応させて記憶して管理する過去情報記憶管理手段と、前記過去情報記憶管理手段に管理されている識別情報に該当する記録媒体の前記識別情報に対応するエラーアドレスの領域を再生する場合には該エラーアドレスに対応する回転速度とシークオフセット値とに基づいて再生のシーク動作を実施する再生手段とを設けたことを特徴とする情報再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384939A JP3965018B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384939A JP3965018B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 情報再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002183972A JP2002183972A (ja) | 2002-06-28 |
JP3965018B2 true JP3965018B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=18852297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000384939A Expired - Fee Related JP3965018B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 情報再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3965018B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100532457B1 (ko) * | 2003-08-06 | 2005-11-30 | 삼성전자주식회사 | 저장 매체의 읽기 오류를 처리하는 재생 장치 및 방법과그에 따른 동영상 재생 장치 및 방법 |
JPWO2014016874A1 (ja) * | 2012-07-27 | 2016-07-07 | 株式会社データサルベージコーポレーション | ストレージ装置、ストレージ装置の制御装置、ストレージ装置の制御方法及びプログラム |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000384939A patent/JP3965018B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002183972A (ja) | 2002-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3698371B2 (ja) | Cd―rom記録方法 | |
EP0326437B1 (en) | Optical disk recording and reproducing device | |
JP2003249014A (ja) | データ管理情報取得方法、情報再生装置、並びにデータ管理情報取得プログラム及び記録媒体 | |
JP4082670B2 (ja) | 記録方法及び情報記録装置 | |
JP3778806B2 (ja) | 光ディスク記録再生装置の記録制御方法 | |
US7062686B2 (en) | Data copy protection using reproduction error determination and predetermined pattern recognition | |
JPH09102173A (ja) | Cdーrドライブ装置 | |
JP3965018B2 (ja) | 情報再生装置 | |
JPH08273162A (ja) | 光ディスク装置 | |
US20050254380A1 (en) | Information recording method and apparatus | |
JP3527572B2 (ja) | Cd−e書き込みシステム装置 | |
US20030123356A1 (en) | Apparatus and method of reproducing a recording medium, and program for reproducing a recording medium | |
JP2002163869A (ja) | 情報再生装置 | |
JP4002773B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3384732B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP3930072B2 (ja) | データリードライト処理システム | |
JP2001351311A (ja) | 光ディスクのシーク方法および光ディスク駆動装置 | |
JP3481102B2 (ja) | 光ディスク用記録装置 | |
KR100241746B1 (ko) | 기록재생이 가능한 디지털 비디오 디스크 시스템에서픽업의 트랙이탈시 에러처리방법 | |
US20060109762A1 (en) | Method and apparatus for recording and/or reproducing information | |
JP3856432B2 (ja) | 情報再生装置の高速再生処理方法及び情報再生装置 | |
JP3016265B2 (ja) | 光ディスクの記録方法 | |
JP2002042345A (ja) | 光ディスク再生装置と光ディスク再生方法 | |
JPH11143644A (ja) | 再生装置、及びキャッシュ処理方法 | |
JPH07334934A (ja) | 光ディスク書き込み装置及び光ディスク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070306 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070522 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070525 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |