JP3963349B2 - 対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラム - Google Patents
対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3963349B2 JP3963349B2 JP2002018242A JP2002018242A JP3963349B2 JP 3963349 B2 JP3963349 B2 JP 3963349B2 JP 2002018242 A JP2002018242 A JP 2002018242A JP 2002018242 A JP2002018242 A JP 2002018242A JP 3963349 B2 JP3963349 B2 JP 3963349B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- program
- script
- program script
- interactive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送型番組方式と、対話型情報提示方式とを統合した対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラムに係り、より詳細には、放送型の番組視聴中に、対話型の情報提示番組に移行し、視聴者が所望する情報を取得することができる対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、番組の形式は、テレビ放送の番組に代表されるような、視聴者が視聴を行うための動作を起こさなくても、放送局から一方的に情報を流してくる形式(以後Push型という)と、インターネットのWebページに代表されるような、視聴者が知りたい情報に対して、マウスクリック等の動作を起こすことで所望の情報を取得することができる形式(以後Pull型という)が存在している。
【0003】
従来、前記Push型の番組提示と、前記Pull型の情報提示とを統合させた番組提示装置では、同一画面内のある領域に前記Push型の番組を提示し、また、別の領域に前記Pull型の情報提示番組を提示して、個々の番組形式を個別の画面領域に配置していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術は、Push型番組とPull型番組とは、同一画面内に存在していても、1つの番組として統合されたものではない。このため、例えば、視聴者がPush型番組を視聴中に、さらに情報が欲しくなったり、疑問が発生したときは、Pull型番組に対して、情報検索の操作を行わなければならない。このため、前記Pull型番組によって所望の情報を取得できたとしても、前記Push型番組はすでに進行しており、前記Push型番組の内容を見落としてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、視聴者がPush型の番組を視聴中に、非同期に視聴者と対話する機能を備え、Push型の番組視聴中であっても、疑問に思ったり、さらに情報を知りたいことをPull型番組で情報検索を行い、Push型番組とPull型番組とをシームレスに移行する対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載の対話型番組提示装置は、以下の構成にかかるものとした。
すなわち、番組のシナリオを記述した番組台本情報に基づいて、その番組の視聴データを生成し、その視聴データを画面上に提示しているときに、視聴者が提示内容に関する問合せ情報を入力することで、問合せ結果である関連情報を画面上に提示する対話型番組提示装置であって、対話番組台本の雛型となる雛型台本を記憶する雛型台本記憶手段と、前記問合せ情報を対話制御信号または検索キーワードに変換するための変換対応表を記憶した変換対応表記憶手段と、前記検索キーワードと、当該検索キーワードに関連した関連情報を予め対応付けて蓄積した関連情報データベースと、前記問合せ情報を認識する認識手段と、前記変換対応表記憶手段に記憶されている変換対応表に基づいて、前記問合せ情報を解析する情報解析手段と、この情報解析手段で解析された問合せ情報が前記検索キーワードである場合に、当該検索キーワードに基づいて、前記関連情報データベースの関連情報を検索する情報検索手段と、前記雛形台本に基づいて、前記情報解析手段で解析された問合せ情報が所定の対話制御信号である場合に、前記視聴者への応答用の対話番組台本情報を生成し、前記問合せ情報が前記検索キーワードである場合に、前記関連情報を提示する対話番組台本情報を生成する対話番組台本生成手段と、前記番組台本情報と前記対話番組台本情報とを切り替えて、前記対話番組台本情報を優先して出力する番組台本切り替え手段と、この番組台本切り替え手段において、前記番組台本情報が出力された際の台本実行位置情報を保持する台本実行位置保持手段と、前記番組台本情報で記述されている少なくとも登場人物情報を含んだ環境情報を保持する番組内容環境保持手段と、前記番組台本切り替え手段で切り替えて出力される前記番組台本情報または前記対話番組台本情報に基づいて、視聴データを生成する視聴データ生成手段と、を備え、前記対話番組台本生成手段が、前記番組内容環境保持手段で保持されている環境情報に基づいて、前記雛型台本のテンプレート部分を置き換えて前記対話番組台本情報を生成し、前記番組台本切り替え手段が、前記対話番組台本情報の出力から、前記番組台本情報の出力に切り替わるときに、前記台本実行位置保持手段に保持されている台本実行位置情報に基づいて、前記番組台本情報の出力を再開する構成とした。
【0007】
かかる構成によれば、対話型番組提示装置は、認識手段によって、入力された問合せ情報を認識し、情報解析手段によって、前記問合せ情報を解析し、情報検索手段によって、前記問合せ情報の解析結果である検索キーワードに基づいて、関連情報データベースを検索し、前記検索キーワードに対応した関連情報を取得し、対話番組台本生成手段によって、前記関連情報を画面上に提示するシナリオを記述した対話番組台本情報を生成することができる。そして、対話型番組提示装置は、番組台本切り替え手段によって、番組台本情報と対話番組台本情報との出力を切り替えて、前記対話番組台本情報を優先して視聴データ生成手段に出力することで、視聴データ生成手段によって、視聴データを生成する。
【0008】
また、対話番組台本生成手段が、番組台本情報で記述されている少なくとも登場人物を特定する情報を含んだ環境情報を用いて、対話番組台本情報を生成するようにすれば、対話型番組提示装置は、対話番組に切り替わるときに、それ以前に登場している登場人物及び環境に基づいて、視聴者と対話を行う対話番組台本情報を生成することができる。さらに、対話番組台本生成手段が、前記問合せ情報が予め定められた対話モード開始情報のときに、対話番組台本情報の生成を開始するようにすれば、対話型番組提示装置は、視聴者が問合せを行う任意のタイミングで対話番組に切り替えることができる。
【0010】
また、対話型番組提示装置は、台本実行位置保持手段によって、番組台本情報の実行された台本実行位置情報を保持し、番組台本切り替え手段が、対話番組台本情報の出力から、前記番組台本情報の出力に切り替わるときに、前記台本実行位置保持手段に保持されている台本実行位置情報に基づいて、前記番組台本情報の出力を再開する。これによって、対話型番組提示装置は、対話番組台本情報の出力から、番組台本情報の出力に切り替わったときに、以前提示していた番組台本情報の続きから、視聴データを生成する。
【0013】
また、請求項2に記載の対話型番組提示装置は、請求項1に記載の対話型番組提示装置において、電気通信回線に接続するための通信制御手段を備え、情報検索手段が、検索キーワードに基づいて、関連情報データベースと電気通信回線を介した遠隔地のデータベースとの少なくとも一方から関連情報を検索する構成とした。
【0014】
かかる構成によれば、対話型番組提示装置は、通信制御手段によって、電気通信回線に接続し、情報検索手段が、検索キーワードに基づいて、関連情報データベースと電気通信回線を介した遠隔地のデータベースとの少なくとも一方から関連情報を検索する。これによって、対話型番組提示装置は、遠隔地のデータベースや、インターネットの検索エンジンによって、関連情報を検索する。
【0017】
また、請求項3に記載の対話型番組提示プログラムは、番組のシナリオを記述した番組台本情報に基づいて、その番組の視聴データを生成し、その視聴データを画面上に提示しているときに、視聴者が提示内容に関する問合せ情報を入力することで、問合せ結果である関連情報を画面上に提示するために、コンピュータを、以下の手段により機能させる構成とした。
【0018】
すなわち、コンピュータを、前記問合せ情報を認識する認識手段、変換対応表記憶手段に記憶されている前記問合せ情報を対話制御信号または検索キーワードに変換するための変換対応表に基づいて、前記問合せ情報を解析する情報解析手段、この情報解析手段で解析された問合せ情報が前記検索キーワードである場合に、当該検索キーワードに基づいて、検索キーワードと、その検索キーワードに関連した関連情報を予め対応付けて蓄積した関連情報データベースから前記関連情報を検索する情報検索手段、対話番組台本の雛型となる雛型台本に基づいて、前記情報解析手段で解析された問合せ情報が所定の対話制御信号である場合に、前記視聴者への応答用の対話番組台本情報を生成し、前記問合せ情報が前記検索キーワードである場合に、前記関連情報を提示する対話番組台本情報を生成する対話番組台本生成手段、前記番組台本情報と前記対話番組台本情報とを切り替えて、前記対話番組台本情報を優先して出力する番組台本切り替え手段、この番組台本切り替え手段において、前記番組台本情報が出力された際の台本実行位置情報を保持する台本実行位置保持手段、前記番組台本情報で記述されている少なくとも登場人物情報を含んだ環境情報を保持する番組内容環境保持手段、前記番組台本切り替え手段で切り替えて出力される前記番組台本情報または前記対話番組台本情報に基づいて、視聴データを生成する視聴データ生成手段、として機能させ、前記対話番組台本生成手段が、前記番組内容環境保持手段で保持されている環境情報に基づいて、前記雛型台本のテンプレート部分を置き換えて前記対話番組台本情報を生成し、前記番組台本切り替え手段が、前記対話番組台本情報の出力から、前記番組台本情報の出力に切り替わるときに、前記台本実行位置保持手段に保持されている台本実行位置情報に基づいて、前記番組台本情報の出力を再開することとした。
【0019】
かかる構成によれば、対話型番組提示プログラムは、認識手段によって、入力された問合せ情報を認識し、情報解析手段によって、前記問合せ情報を解析し、情報検索手段によって、関連情報データベースを検索し、前記問合せ情報の解析結果である検索キーワードに対応した関連情報を取得し、対話番組台本生成手段によって、前記関連情報を画面上に提示するシナリオを記述した対話番組台本情報を生成することができる。そして、対話型番組提示プログラムは、番組台本切り替え手段によって、番組台本情報と対話番組台本情報との出力を切り替えて、前記対話番組台本情報を優先して視聴データ生成手段に出力し、視聴データ生成手段によって、視聴データを生成する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(対話型番組提示装置の構成)
【0021】
図1は、本発明の実施の形態に係る対話型番組提示装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、対話型番組提示装置1は、認識手段2と、情報解析手段3と、変換対応表記憶手段4と、情報検索手段5と、関連情報データベース6と、通信制御手段7と、対話番組台本生成手段8と、雛型台本記憶手段9と、番組台本切り替え手段10と、視聴データ生成手段11とを含む構成とした。
【0022】
この対話型番組提示装置1は、番組のシナリオを記述したPush型の番組台本情報に基づいて、その番組の視聴データを生成する装置である。さらに、対話型番組提示装置1は、視聴者が前記番組を視聴中に番組内容に関する問合せを行い、それに対する回答を対話形式(Push型)で行う装置である。
【0023】
ここで、番組台本情報とは、番組構成順序に従って、登場人物の台詞、番組で使用する映像素材等の視聴者に伝える情報や、番組のセット、及びカメラの画割等の演出に関する情報を記述したものである。
例えば、この番組台本情報は、テレビ番組記述言語であるTVML(TV program Making Language)で記述することができる。また、このTVMLによる番組台本情報の生成に関しては、特願2001−230305号の明細書に記載の「番組制作支援装置及び番組制作支援プログラム」で開示されている技術を用いることができる。
【0024】
認識手段2は、外部の入力装置(図示せず)によって、視聴者が入力する入力信号(問合せ情報)を認識して、対話型番組提示装置1内で処理する入力情報として生成するものである。
この認識手段2は、マイク等の音声入力装置(図示せず)から入力される視聴者が発する入力信号(問合せ情報)を、音声認識によって、テキスト情報に変換する。この音声認識結果であるテキスト情報は、入力情報として情報解析手段3へ出力される。なお、この認識手段2の音声認識は、公知の一般的な音声認識技術を用いて実現することができる。
また、認識手段2は、キーボード等の入力装置(図示せず)から入力される視聴者が指示する入力信号(問合せ情報)を対話型番組提示装置1内で処理する入力情報として生成する。さらに認識手段2は、キーボードの入力コードを日本語文字列に変換するフロントエンドプロセッサ(FEP)の機能を備えている。
【0025】
情報解析手段3は、認識手段2から入力された入力情報を解析して、番組内容に関する問合せ情報から抽出した検索キーワードや、番組中に登場する登場人物に問合せ等の対話を行うための対話制御信号を生成するものである。この入力情報は、後記する変換対応表記憶手段4の変換対応表4aに基づいて、解析され、対話制御信号または検索キーワードとして生成される。
この情報解析手段3で解析され、生成された対話制御信号は、対話番組台本生成手段8へ通知される。また、前記検索キーワードは、情報検索手段5へ通知される。
【0026】
変換対応表記憶手段4は、特定の文字列や、特定のキーボード・マウスの押下された情報に対応する対話制御信号や検索キーワードを表形式で表わした変換対応表4aを記憶しているものである。この変換対応表4aに基づいて、情報解析手段3は、対話制御信号や検索キーワードを生成する。
【0027】
ここで、図1及び図2に基づいて、変換対応表4aについて説明する。図2は、情報解析手段3が前記入力情報を解析して、対話制御信号や検索キーワードに変換するための変換対応表4aの一例を示している。
【0028】
特定文字列情報40aは、情報解析手段3が、対話用の「ことば」として認識し、番組の画面を切り替える契機となる文字列を定義している。また、特定キー・ボタン情報40bは、情報解析手段3が、番組の画面を切り替える契機となるキーボード及びマウスの入力情報を定義している。なお、特定キー・ボタン情報40bとして、文字列(「○○○」や「△△△」)の後にEnterキーが押された状態を定義した項目を含んでいるが、この文字列(「○○○」や「△△△」)は、キーボードから入力されたキーコード信号をフロントエンドプロセッサによって、変換した文字列を表わしており、視聴者の会話やキーボード入力によって変化する可変の情報である。
【0029】
また、対話制御信号40cは、特定文字列情報40aまたは特定キー・ボタン情報40bが入力されたときに、それに対応して出力する信号の内容を表わしている。また、検索キーワード40dは、特定文字列情報40aまたは特定キー・ボタン情報40bが入力されたときに、その入力の中で検索キーワードとなる領域を表わしている。
【0030】
例えば、情報解析手段3は、テキスト情報(入力情報)として「ちょっと待って」という文字列を入力したら、その文字列を「対話モード開始」という対話制御信号40cに変換して、対話番組台本生成手段8に出力する。また、テキスト情報として「もう結構です」という文字列を入力したら、その文字列を「対話モード終了」という対話制御信号40cに変換して、対話番組台本生成手段8に出力する。また、例えば、テキスト情報(入力情報)として「姫路城について教えて」という文字列を入力したら、その文字列は「△△△について教えて」という特定文字列情報40aに合致するため、その「△△△」部分である「姫路城」を検索キーワード40dとし、情報検索手段5に出力する。
図1に戻って説明を続ける。
【0031】
情報検索手段5は、情報解析手段3から通知された検索キーワードに基づいて、関連情報データベース6や、通信制御手段7を経由した遠隔地のデータベースや、インターネットの検索サイトから関連情報を検索するものである。この関連情報は、対話番組台本生成手段8へ通知される。
【0032】
この情報検索手段5は、通常、関連情報データベース6から関連情報を検索し、該当する関連情報が存在しないときだけ、通信制御手段7を経由した遠隔地のデータベースや、インターネットの検索サイトから関連情報を検索する形態としてもよい。また、この形態において、通信制御手段7から入手した関連情報を新規に関連情報データベース6に登録してもよい。
【0033】
関連情報データベース6は、検索キーワードと関連情報とを対応付けて記憶しているデータベースである。この関連情報データベース6は、情報検索手段5から参照される。また、この関連情報データベース6は、外部に接続された入力装置(図示せず)に基づいて検索キーワード及び関連情報を更新する。
【0034】
通信制御手段7は、通信回線を介してデータの送受信を行うものである。この通信制御手段7は、情報検索手段5が、例えばインターネットを介して関連情報を検索するときのデータの送受信を行う。
【0035】
対話番組台本生成手段8は、キャラクタ対話台本生成部8aと、情報提供台本生成部8bとを備えて構成されており、視聴者と対話を行ったり、視聴者からの問合せに対する関連情報を提示するための対話形式の台本となる対話番組台本を生成するものである。また、ここで生成された対話番組台本は、対話番組台本情報として番組台本切り替え手段10へ出力される。
【0036】
キャラクタ対話台本生成部8aは、情報解析手段3から通知される対話制御信号に基づいて、視聴者と対話を行うための登場人物を制御する対話番組台本情報を生成するものである。この対話番組台本情報の生成は、後記する雛型台本記憶手段9に記憶されているキャラクタ対話雛型台本9aに登場人物、会話内容等を登録することで行う。
【0037】
情報提供台本生成部8bは、情報検索手段5から通知される関連情報を、テレビ番組の形式で視聴者に視聴させる対話番組台本情報を生成するものである。この対話番組台本情報の生成は、後記する雛型台本記憶手段9に記憶されている情報提供雛型台本9bに関連情報等を登録することで行う。
【0038】
なお、視聴者と対話を行ったり、視聴者からの問合せを行う画面に登場する登場人物(キャラクタ)や、背景等の環境は、番組台本切り替え手段10の番組内容環境保持部10cで保持されている環境情報に基づいて設定される。これによって、番組台本情報と対話番組台本情報との間で画面が切り替わっても、同じ環境を保つことができる。
【0039】
雛型台本記憶手段9は、キャラクタ対話雛型台本9aと、情報提供雛型台本9bとを記憶するものである。このキャラクタ対話雛型台本9aは、画面上の登場人物が、視聴者の問いかけに対して応答を行う一連の動作(シナリオ)を記述した雛型の台本である。また、情報提供雛型台本9bは、視聴者に対して、関連情報を提示する一連の動作(シナリオ)を記述した雛型の台本である。
【0040】
ここで、図1及び図3に基づいて、雛型台本記憶手段9内のキャラクタ対話雛型台本9a、及び情報提供雛型台本9bについて説明する。
図3(1)は、TVMLで記述したキャラクタ対話雛型台本9aの一例を示すテキストファイルの一部、並びにそれを視聴データに変換したときの画面イメージを示している。このキャラクタ対話雛型台本9aは、キャラクタ「A」がカメラの方を向いて、「B」という言葉を話す動作(シナリオ)を記述したものである。ここで、例えば、「A」に「花子」、「B」に「何ですか」を入力すると、「花子」がカメラの方を向いて、「何ですか」という言葉を話す台本が生成される。
【0041】
また、図3(2)は、TVMLで記述した情報提供雛型台本9bの一例を示すテキストファイルの一部、並びにそれを視聴データに変換したときの画面イメージを示している。この情報提供雛型台本9bは、画面上に文字列「C」を表示させ、6秒間待った後に、キャラクタ「D」が「E」という言葉を話す動作(シナリオ)を記述したものである。ここで、例えば、「C」に「姫路城は、別名白鷺城とも言われます」、「D」に「花子」、「E」に「分かりましたか」を入力すると、画面上に「姫路城は、別名白鷺城とも言われます」という文字列が表示され、その6秒後に「花子」が「分かりましたか」という言葉を話す台本が生成される。
図1に戻って説明を続ける。
【0042】
番組台本切り替え手段10は、入出力切り替え部10a、台本実行位置保持部10b及び番組内容環境保持部10cを備えて構成されている。この番組台本切り替え手段10は、外部から入力される番組のシナリオを記述した番組台本情報(TVMLで記述された台本)と、対話番組台本生成手段8から入力される対話番組台本情報とを切り替えて、どちらか一方を番組台本情報として、視聴者データ生成手段11へ出力するものである。
【0043】
入出力切り替え部10aは、通常は、外部から入力される番組台本情報を出力するが、対話番組台本生成手段8から対話番組台本情報が入力されたときは、その対話番組台本情報を優先的に出力するものである。また、入出力切り替え部10aは、現在の出力状態を保持する「対話モード」フラグを有し、対話番組台本情報を出力している状態で「対話モード」フラグを「ON」とし、番組台本情報を出力している状態で「対話モード」フラグを「OFF」とする。
【0044】
台本実行位置保持部10bは、前記番組台本情報を逐次出力する際に、その出力した台本の位置、例えば行番号等を保持するものである。ここで、保持された行番号は、番組台本情報から対話番組台本情報へ出力が切り替わったあとで、再度番組台本情報へ出力が切り替わったときに、以前実行していた行番号に基づいて、前記番組台本情報の実行を再開するために使用される。
【0045】
番組内容環境保持部10cは、前記番組台本情報を逐次出力する際に、その番組に登場する登場人物、カメラアングル、照明等の環境を保持するものである。ここで保持された環境情報は、対話番組台本生成手段8が、対話番組台本情報を生成する際に利用される。
【0046】
視聴データ生成手段11は、番組台本切り替え手段10から入力される番組台本情報に基づいて、視聴者が視聴することができる視聴データを生成するものである。視聴者は、この視聴データを、外部に接続されたCRTや液晶モニタ等の映像出力装置(図示せず)や、スピーカ等の音声出力装置(図示せず)に入力することで視聴することが可能になる。
また、この視聴データ生成手段11は、既存のTVMLプレーヤとして構成することで、TVMLで記述された番組台本情報から、視聴データを生成することができる。
【0047】
以上、一実施形態に基づいて本発明に係る対話型番組提示装置の構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、前記番組台本情報は、TVMLを使用せずに、他の言語(HTML等)で記述することも可能である。
なお、対話型番組提示装置1は、コンピュータにおいて各手段を各機能プログラムとして実現することも可能であり、各機能プログラムを結合して対話型番組提示プログラムとして動作させることも可能である。
(対話型番組提示装置の動作)
【0048】
次に、図1、図4乃至図7に基づいて、対話型番組提示装置1の動作について説明する。図4は、マイク等から入力される音声や、キーボード・マウス等から入力されるキーコード等の入力信号を解析する動作を示すフローチャートである。図5は、検索キーワードに基づいて関連情報を検索する動作を示すフローチャートである。図6は、対話番組台本情報を生成する動作を示すフローチャートである。図7は、番組台本情報と対話番組台本情報とを切り替える動作を示すフローチャートである。そして、この一連の動作によって、対話型番組提示装置1は、Push型の番組と、Pull型の番組を切り替えることを可能にしている。
【0049】
図4は、入力信号を解析する動作を示すフローチャートで、特に、認識手段2及び情報解析手段3の動作について示したものである。
まず、対話型番組提示装置1は、認識手段2によって、入力信号がマイク等から入力される視聴者の音声入力かどうかを判定し(ステップS0)、前記入力信号が音声信号の場合(Yes)は、この音声信号の音声認識を行う(ステップS1)。音声認識の結果であるテキスト情報(入力情報)は、情報解析手段3に入力され、ステップS2へ進む。
【0050】
一方、入力信号が音声信号でない場合(No)は、キーボード・マウス等から入力信号が入力されたときは、その入力信号を入力情報として、情報解析手段3のステップS2bへ進む。ただし、キーボードによって文字列の入力が行われる場合は、ここで、FEPによって文字列入力を行いステップS2へ進む(図示せず)。
【0051】
次に、情報解析手段3は、入力されたテキスト情報(入力情報)を変換対応表記憶手段4に記憶されている変換対応表4aに基づいて、前記テキスト情報の中に特定文字列が含まれているかどうかを検索(ステップS2)する。
【0052】
そして、その検索結果に基づいて、特定文字列が存在するかどうかを判定し(ステップS3)、特定文字列が存在しない場合(No)は処理を終了する。一方、前記テキスト情報の中に特定文字列が存在する場合(Yes)は、変換対応表4aに基づいて、その特定文字列に対応する生成情報が、検索キーワードか対話制御信号かを判定し(ステップS4)、検索キーワードである場合(Yes)は、当該検索キーワードを情報検索手段5へ送信する(ステップS5)。また、前記特定文字列に対応する生成情報が、対話制御信号の場合(No)は、当該対話制御信号を対話番組台本生成手段8へ送信する(ステップS6)。
【0053】
さらに、キーボード・マウス等から入力信号が入力されたときは、情報解析手段3は、入力された入力信号を変換対応表記憶手段4に記憶されている変換対応表4aに基づいて、前記入力信号の中に特定キー・ボタンが含まれているかどうかを検索(ステップS2b)する。
【0054】
そして、その検索結果に基づいて、特定キー・ボタンが存在するかどうかを判定し(ステップS3b)、特定キー・ボタンが存在しない場合(No)は処理を終了する。一方、前記入力信号の中に特定キー・ボタンが存在する場合(Yes)は、変換対応表4aに基づいて、その特定キー・ボタンに対応する生成情報が、検索キーワードか対話制御信号かを判定し(ステップS4)、検索キーワードである場合(Yes)は、当該検索キーワードを情報検索手段5へ送信する(ステップS5)。また、前記特定文字列に対応する生成情報が、対話制御信号の場合(No)は、当該対話制御信号を対話番組台本生成手段8へ送信する(ステップS6)。
【0055】
図5は、検索キーワードに基づいて関連情報を検索する動作を示すフローチャートで、特に、情報検索手段5の動作について示したものである。
まず、情報検索手段5は、情報解析手段3から入力された検索キーワードを用いて、関連情報データベース6内を検索する(ステップS7)。そして、前記検索キーワードを用いて、通信制御手段7を介してインターネット12上のサイト等を検索する(ステップS8)。
【0056】
このステップS6及びステップS7で検索した結果を合成し、関連情報として生成し(ステップS9)、対話番組台本生成手段8へ送信する(ステップS10)。
なお、ステップS6及びステップS7は、いずれか一方のステップのみを行う動作であっても構わない。
【0057】
図6は、対話番組台本情報を生成する動作を示すフローチャートで、特に、対話番組台本生成手段8の動作について示したものである。
対話番組台本生成手段8は、情報解析手段3から対話制御信号が入力されたときは、その対話制御信号が「対話モード終了」かどうかを判定する(ステップS11)。対話制御信号が「対話モード終了」でない場合(No)は、個々の対話制御信号に対応したキャラクタ対話雛型台本9aのテンプレート部分を、登場人物(キャラクタ)やその他環境情報に基づいて置換し(ステップS12)、その置換されたキャラクタ対話台本を1つ以上連続させた対話番組台本情報を生成する(ステップS13)。また、前記対話制御信号が「対話モード終了」である場合(Yes)は、前記対話制御信号をそのまま対話番組台本情報(実体は対話制御信号)として生成する(ステップS13)。
【0058】
一方、対話番組台本生成手段8は、情報検索手段5から関連情報が入力されたときに、情報提供雛型台本9bのテンプレート部分を登場人物(キャラクタ)やその他環境情報に基づいて置換し(ステップS12b)、その置換された情報提供台本を1つ以上連続させた対話番組台本情報を生成する(ステップS13)。そして、ステップS13で生成された対話番組台本情報は、番組台本切り替え手段10へ送信される(ステップS14)。
【0059】
図7は、番組台本情報と対話番組台本情報とを切り替える動作を示すフローチャートで、特に番組台本切り替え手段10の動作について示したものである。
まず、番組台本切り替え手段10は、初期設定として、「対話モード」フラグを「OFF」に設定し(ステップS15)、番組台本情報をそのまま視聴データ生成手段11へ出力するPush型の番組提示形式として動作するものとする。この状態で、外部から番組台本情報を1行入力する(ステップS16)。そして、ここで対話番組台本生成手段8から対話番組台本情報が入力されたかどうかを判断する(ステップS17)。
【0060】
ステップS17で、対話番組台本情報が入力された場合(Yes)は、その対話番組台本情報が「対話モード終了」であるかどうかを判定し(ステップS18)、前記対話番組台本情報が「対話モード終了」でない場合(No)は、前記対話番組台本情報が、TVMLで記述された対話番組台本であると判断し、「対話モード」フラグを「ON」に設定し(ステップS19)、前記対話番組台本情報を番組台本情報として視聴データ生成手段11へ、全て送信し(ステップS20)、ステップS16へ戻る。一方、ステップS18で、前記対話番組台本情報が「対話モード終了」である場合(Yes)は、前記対話番組台本情報が、対話モードを終了させる情報であると判断し、「対話モード」フラグを「OFF」に設定し(ステップS21)、ステップS16で入力した番組台本情報を視聴データ生成手段11へ、1行送信し(ステップS22)、ステップS16へ戻って、中断した番組台本情報の続きから再生する。
【0061】
また、ステップS17で、対話番組台本情報が入力されなかった場合(No)は、現在の「対話モード」フラグが「ON」かどうかを判定し(ステップS23)、「対話モード」フラグが「ON」である場合(Yes)は、対話型番組提示装置1が視聴者に対して問いかけを行い、その応答を待っている状態であると判断し、何もしないでステップS17へ戻る。一方、ステップS23で「対話モード」フラグが「OFF」である場合(No)は、ステップS16で入力した番組台本情報を視聴データ生成手段11へ、1行送信し(ステップS22)、ステップS16へ戻る。
【0062】
以上の動作によって、対話型番組提示装置1は、通常はPush型の番組として番組の提示を行い、視聴者からの要求によってPull型の番組に切り替わる。また、対話型番組提示装置1は、画面の登場人物(キャラクタ)をはじめ環境をそのままにして切り替え動作を行うことができるので、視聴者にPush型とPull型の番組提示を視覚的に違和感なく提供することができる。
(対話型番組提示装置の番組提示例)
【0063】
次に、図8に基づいて、対話型番組提示装置1でPush型とPull型の番組提示が切り替わる番組提示例について説明する。図8は視聴者からの問合せによって、Push型の番組提示中にPull型の番組提示に切り替わり、その後、Push型の番組に戻る画面、及びこれに伴う視聴者の動作を表わした図である。
【0064】
まず、図8(1)は、Push型の番組が提示されている場合に、例えば、登場人物が「城」について解説を行っている画面である。ここで、視聴者が、「ちょっと待って」と発言すると、対話型番組提示装置1は対話モード(Pull型の番組)へ移行する。
【0065】
そして、図8(2)のように登場人物が視聴者に対して、「何ですか」と問いかける。ここで、視聴者が「姫路城について教えて」と発言すると、対話型番組提示装置1は、「姫路城」について検索を行い、図8(3)に示すように画面上にその関連情報を提示する。
【0066】
そして、図8(4)に示すように、画面上の登場人物が「分かりましたか」と問いかける。これに対して、視聴者が「はい」と発言すると対話型番組提示装置1は対話モードを終了し、図8(1)の画面の続きとなる図8(5)から、Push型番組の提示を再開する。
【0067】
ここでは、視聴者の音声によって番組提示を切り替える例を説明したが、視聴者がキーボード等の入力装置を用いて動作させることも可能である。例えば、図8(1)から図8(2)への切り替わりは、キーボードのスペースキーの押下で行い、図8(2)から図8(3)への切り替わりは、キーボードによって文字列入力を行い、図8(4)から図8(5)への切り替わりは、キーボードの「y」キー押下によって実現することができる。
【0068】
また、この対話モードにおいて、マウス等のポインティングデバイスによる指示領域を画面上に設定し、それを視聴者がマウスでクリックすることで、画面の切り替えを行う形態であっても構わない。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明に係る対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラムでは、以下に示す優れた効果を奏する。
【0070】
請求項1に記載の発明によれば、対話型番組提示装置は、視聴する番組内に存在しない情報を知りたいときに、番組内に登場する登場人物(キャラクタ)に問合せを行うことで、最初からその番組内に知りたい情報が存在しているかのように、Push型の番組とPull型の情報提示とを連続性を保ったまま融合し、一般的なテレビ番組として視聴することができる。
【0071】
また、本発明によれば、対話型番組提示装置は、Pull型の情報提示から、Push型の番組に切り替わるとき、以前視聴していたPush型の番組の続きから番組を再開するので、視聴者がPush型番組の内容を見落とすことがないため、視聴者は任意のタイミングで問合せを行うことができる。
【0072】
さらに、本発明によれば、対話型番組提示装置は、音声による問合せを行うことができるので、視聴者は、番組の登場人物(キャラクタ)と、音声により対話を行うことができる。このため、対話型番組提示装置は、幼児等でキーボード等の入力装置を使うことができない視聴者にとって、容易なユーザインタフェースを提供することができる。
また、本発明によれば、対話型番組提示装置は、雛型台本のテンプレート部分を置き換えて対話番組台本情報を生成するため、高速に対話番組台本情報を生成することができる。このため、対話型番組提示装置は、視聴者の問合せに対する応答が早く、視聴者が、違和感なく番組の登場人物(キャラクタ)と対話することができる。
【0073】
請求項2に記載の発明によれば、対話型番組提示装置は、遠隔地のデータベースやインターネットの検索エンジン等を利用することができるので、膨大なデータから関連情報を検索することができる。このため、対話型番組提示装置は、視聴者が知りたい情報に対して十分な回答を提示することが可能になる。
【0075】
請求項3に記載の発明によれば、対話型番組提示プログラムは、視聴する番組内に存在しない情報を知りたいときに、番組内に登場する登場人物(キャラクタ)に問合せを行うことで、最初からその番組内に知りたい情報が存在しているかのように、Push型の番組とPull型の情報提示とを連続性を保ったまま融合し、一般的なテレビ番組として視聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る対話型番組提示装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】入力信号を対話制御信号や検索キーワードに変換するための変換対応表を説明する説明図である。
【図3】TVMLで記述した雛型台本とその画面の一例を説明する説明図である。
【図4】入力信号を解析する動作を示すフローチャートである。
【図5】情報検索動作を示すフローチャートである。
【図6】対話番組台本情報の生成動作を示すフローチャートである。
【図7】番組台本情報の切り替えの動作を示すフローチャートである。
【図8】対話番組提示の画面例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1……対話型番組提示装置
2……認識手段
3……情報解析手段
4……変換対応表記憶手段
4a……変換対応表
5……情報検索手段
6……関連情報データベース
7……通信制御手段
8……対話番組台本生成手段
8a……キャラクタ対話台本生成部
8b……情報提供台本生成部
9……雛型台本記憶手段
9a……キャラクタ対話雛型台本
9b……情報提供雛型台本
10……番組台本切り替え手段
10a……入出力切り替え部
10b……台本実行位置保持部
10c……番組内容環境保持部
11……視聴データ生成手段
12……インターネット
Claims (3)
- 番組のシナリオを記述した番組台本情報に基づいて、その番組の視聴データを生成し、その視聴データを画面上に提示しているときに、視聴者が提示内容に関する問合せ情報を入力することで、問合せ結果である関連情報を画面上に提示する対話型番組提示装置であって、
対話番組台本の雛型となる雛型台本を記憶する雛型台本記憶手段と、
前記問合せ情報を対話制御信号または検索キーワードに変換するための変換対応表を記憶した変換対応表記憶手段と、
前記検索キーワードと、当該検索キーワードに関連した関連情報を予め対応付けて蓄積した関連情報データベースと、
前記問合せ情報を認識する認識手段と、
前記変換対応表記憶手段に記憶されている変換対応表に基づいて、前記問合せ情報を解析する情報解析手段と、
この情報解析手段で解析された問合せ情報が前記検索キーワードである場合に、当該検索キーワードに基づいて、前記関連情報データベースの関連情報を検索する情報検索手段と、
前記雛形台本に基づいて、前記情報解析手段で解析された問合せ情報が所定の対話制御信号である場合に、前記視聴者への応答用の対話番組台本情報を生成し、前記問合せ情報が前記検索キーワードである場合に、前記関連情報を提示する対話番組台本情報を生成する対話番組台本生成手段と、
前記番組台本情報と前記対話番組台本情報とを切り替えて、前記対話番組台本情報を優先して出力する番組台本切り替え手段と、
この番組台本切り替え手段において、前記番組台本情報が出力された際の台本実行位置情報を保持する台本実行位置保持手段と、
前記番組台本情報で記述されている少なくとも登場人物情報を含んだ環境情報を保持する番組内容環境保持手段と、
前記番組台本切り替え手段で切り替えて出力される前記番組台本情報または前記対話番組台本情報に基づいて、視聴データを生成する視聴データ生成手段と、を備え、
前記対話番組台本生成手段が、前記番組内容環境保持手段で保持されている環境情報に基づいて、前記雛型台本のテンプレート部分を置き換えて前記対話番組台本情報を生成し、
前記番組台本切り替え手段が、前記対話番組台本情報の出力から、前記番組台本情報の出力に切り替わるときに、前記台本実行位置保持手段に保持されている台本実行位置情報に基づいて、前記番組台本情報の出力を再開することを特徴とする対話型番組提示装置。 - 電気通信回線に接続するための通信制御手段を備え、
前記情報検索手段が、前記検索キーワードに基づいて、前記関連情報データベースと電気通信回線を介した遠隔地のデータベースとの少なくとも一方から関連情報を検索することを特徴とする請求項1に記載の対話型番組提示装置。 - 番組のシナリオを記述した番組台本情報に基づいて、その番組の視聴データを生成し、その視聴データを画面上に提示しているときに、視聴者が提示内容に関する問合せ情報を入力することで、問合せ結果である関連情報を画面上に提示するために、コンピュータを、
前記問合せ情報を認識する認識手段、
変換対応表記憶手段に記憶されている前記問合せ情報を対話制御信号または検索キーワードに変換するための変換対応表に基づいて、前記問合せ情報を解析する情報解析手段、
この情報解析手段で解析された問合せ情報が前記検索キーワードである場合に、当該検索キーワードに基づいて、検索キーワードと、その検索キーワードに関連した関連情報を予め対応付けて蓄積した関連情報データベースから前記関連情報を検索する情報検索手段、
対話番組台本の雛型となる雛型台本に基づいて、前記情報解析手段で解析された問合せ 情報が所定の対話制御信号である場合に、前記視聴者への応答用の対話番組台本情報を生成し、前記問合せ情報が前記検索キーワードである場合に、前記関連情報を提示する対話番組台本情報を生成する対話番組台本生成手段、
前記番組台本情報と前記対話番組台本情報とを切り替えて、前記対話番組台本情報を優先して出力する番組台本切り替え手段、
この番組台本切り替え手段において、前記番組台本情報が出力された際の台本実行位置情報を保持する台本実行位置保持手段、
前記番組台本情報で記述されている少なくとも登場人物情報を含んだ環境情報を保持する番組内容環境保持手段、
前記番組台本切り替え手段で切り替えて出力される前記番組台本情報または前記対話番組台本情報に基づいて、視聴データを生成する視聴データ生成手段、として機能させ、
前記対話番組台本生成手段が、前記番組内容環境保持手段で保持されている環境情報に基づいて、前記雛型台本のテンプレート部分を置き換えて前記対話番組台本情報を生成し、
前記番組台本切り替え手段が、前記対話番組台本情報の出力から、前記番組台本情報の出力に切り替わるときに、前記台本実行位置保持手段に保持されている台本実行位置情報に基づいて、前記番組台本情報の出力を再開することを特徴とする対話型番組提示プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002018242A JP3963349B2 (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002018242A JP3963349B2 (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003219391A JP2003219391A (ja) | 2003-07-31 |
JP3963349B2 true JP3963349B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=27653666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002018242A Expired - Lifetime JP3963349B2 (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3963349B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005141328A (ja) | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Toshiba Corp | 予知ロボット装置、予知ロボットの制御方法、及び予知ロボットシステム |
JP4791906B2 (ja) * | 2006-08-07 | 2011-10-12 | 日本放送協会 | コンテンツ管理サーバ、コンテンツ提示装置、コンテンツ管理プログラム、及びコンテンツ提示プログラム |
JP2008287310A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | コンテンツ生成装置及びコンテンツ生成プログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3693085B2 (ja) * | 1997-08-11 | 2005-09-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報再生装置および放送番組関連情報再生方法 |
JP3524742B2 (ja) * | 1997-12-10 | 2004-05-10 | 日本電信電話株式会社 | 映像関係情報の検索装置 |
JP4017290B2 (ja) * | 1999-07-07 | 2007-12-05 | 日本放送協会 | 自動番組制作装置および自動番組制作プログラムを記録した記録媒体 |
JP2001325052A (ja) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Sharp Corp | エージェント表示装置、エージェント表示方法およびエージェント表示プログラムを記録した記録媒体 |
JP2002041276A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-08 | Sony Corp | 対話型操作支援システム及び対話型操作支援方法、並びに記憶媒体 |
JP4276393B2 (ja) * | 2001-07-30 | 2009-06-10 | 日本放送協会 | 番組制作支援装置及び番組制作支援プログラム |
CN1248193C (zh) * | 2001-09-27 | 2006-03-29 | 松下电器产业株式会社 | 会话装置、会话主机装置、会话子机装置、会话控制方法及会话控制程序 |
-
2002
- 2002-01-28 JP JP2002018242A patent/JP3963349B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003219391A (ja) | 2003-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6440513B2 (ja) | 音声認識機能を用いた情報提供方法および機器の制御方法 | |
JP4090040B2 (ja) | 双方主導マルチモーダル対話及び関連ブラウジング機構を作成するための方法及びシステム | |
KR102667413B1 (ko) | 음성 명령에 기초하여 애플리케이션을 실행하는 방법 및 장치 | |
KR102115926B1 (ko) | 애플리케이션의 음성 제어 시스템 및 애플리케이션의 음성 제어 방법 | |
US20040024582A1 (en) | Systems and methods for aiding human translation | |
US20010043233A1 (en) | Agent display apparatus displaying personified agent for selectively executing process | |
JPH11161661A (ja) | 情報検索装置 | |
JP2004212895A (ja) | 教育支援システム及び方法並びに教育支援用プログラム | |
JP2008145769A (ja) | 対話シナリオ生成システム,その方法およびプログラム | |
JP4157418B2 (ja) | データ閲覧支援装置、データ閲覧方法及びデータ閲覧プログラム | |
JP2018180519A (ja) | 音声認識誤り修正支援装置およびそのプログラム | |
JP3963349B2 (ja) | 対話型番組提示装置及び対話型番組提示プログラム | |
JP2013137584A (ja) | 電子機器、表示方法、およびプログラム | |
KR20200008341A (ko) | 화면을 제어하는 미디어 재생 장치, 방법 및 화면을 분석하는 서버 | |
CN114627864A (zh) | 显示设备与语音交互方法 | |
JP5041853B2 (ja) | コンテンツ生成装置及びコンテンツ生成プログラム | |
JP2020101822A (ja) | 音声認識機能を用いた情報提供方法および機器の制御方法 | |
WO2003079188A1 (fr) | Procede de fonctionnement d'un objet logiciel au moyen d'une langue naturelle et programme correspondant | |
JP2008078864A (ja) | コンテンツ制作サーバ、コンテンツ提示装置、コンテンツ制作プログラム、及びコンテンツ提示プログラム | |
JPWO2015037098A1 (ja) | 電子機器、方法及びプログラム | |
JPH10301944A (ja) | Wwwブラウザ装置 | |
JP2002073662A (ja) | 情報提示装置及び情報提示プログラムを記録した記録媒体 | |
JP3139972B2 (ja) | スクリプト解釈実行機能を有するファクシミリ端末利用型www検索装置、および、画像データベース装置 | |
JP7186036B2 (ja) | ロボット操作装置及びロボット操作プログラム | |
JP2654543B2 (ja) | 音響ディスプレイ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070518 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3963349 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140601 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |