JP3961463B2 - リクエスト曲を決めるとリクエストする人の特定を促すとともに個人別予約曲数を表示するカラオケ選曲予約装置 - Google Patents

リクエスト曲を決めるとリクエストする人の特定を促すとともに個人別予約曲数を表示するカラオケ選曲予約装置 Download PDF

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Description

この発明は、多機能カラオケリモコン装置に関し、とくに、グループでカラオケを利用する際に各メンバーの予約状況が簡単にわかるカラオケリモコン装置のユーザインタフェース技術に関する。
パーソナルリモコンと呼ばれる個人専用のカラオケリモコン送信器が知られている。また、近年の携帯電話機の普及と高性能化にともない、各自が所持する携帯電話機をカラオケリモコンとして利用する技術も開発されている。このような個人専用のカラオケリモコンを用いてもらうことによって利用した個人を特定できる(特許第3136272号公報、特許第3429210号公報参照)。
さらに、個人を特定する技術として、カラオケ装置や共用のカラオケリモコン装置にあらかじめ利用者IDを登録しておいて、各コマンドを発信する際に、利用者IDを対応付けする技術も多数開発されている。これらの技術により個人を特定できるので、カラオケ事業者は個人別のカラオケ利用状況を知ることができる。そこで、利用頻度に応じた特典サービスや嗜好分析による情報提供など、利用実績に基づいた個人別のきめ細かいサービスを充実させカラオケの商品性を高めやすい環境になる。
そのような観点から、例えば前記特許第3429210号公報には、演奏履歴を集計しておいて、携帯電話機に個人別の曲目リストを提示する技術について開示されている。また、特許第3400921号公報には、カラオケ利用に応じたポイントサービスについて本出願人によって開示されている。
さらに、特開2002−32089号公報、特開2002−91463号公報、特開2002−156983号公報、特開2003−76382号公報などには、利用者の愛好曲リストをパーソナル曲目帳として個人別に作成して利用する技術について詳しく開示されている。これは、利用者が選定した愛好曲リストを利用者別に記録保存しておき、指定された利用者用の愛好曲リストをパーソナル情報画面に提示するとともに、表示された愛好曲リストの中から指定された楽曲のIDと利用者のIDとを対応付けして演奏予約の待ち行列に登録する技術である。熱心なカラオケ愛好者であっても、よく歌う曲は高々数十曲であるので、このようなパーソナル曲目帳に自分専用の愛好曲リストを作成しておけば、カラオケ演奏予約が簡単にできるので大変に便利である。
また本出願人は、カラオケ楽曲の索引情報を格納した楽曲索引データベースを備え、利用者の希望曲を選曲して演奏予約できる多機能カラオケリモコン装置を実用化している。とくに、特開2003−140666号公報や特開2003−167589号公報などには、利用者が選曲した楽曲や愛好曲を登録しておくパーソナル曲目帳を備えた多機能カラオケリモコン装置について開示されている。
さらに本出願人は、ビデオカメラを備えたカラオケリモコン装置に関する技術について、特許を取得している(特許第3432132号)。この技術は、演奏予約した人を撮影してカラオケ装置に転送しておき、演奏開始時やリクエスト曲の一覧を表示する際に、各曲を予約した人の写真を表示するものである。
特許第3136272号公報 特許第3429210号公報 特許第3400921号公報 特開2002−32089号公報 特開2002−91463号公報 特開2002−156983号公報 特開2003−76382号公報 特開2003−140666号公報 特開2003−167589号公報 特許第3432132号公報
上記いずれの従来技術においても、各種の個人別サービスは銘々に楽しむものであって、利用するか否かは各利用者の自由である。大勢が同じ場でカラオケを楽しむ場合であっても、便利な個人別サービスを充分に享受する利用者もいれば、せっかく提供されているそのようなサービスに対して全く無知だったり無関心だったりする利用者もいる、という状況が起こり得る。
一方、グループでカラオケを楽しむ場合に、集ったメンバー全員が個人を特定して演奏予約するようにできると、誰が何曲演奏予約したのかが簡単にわかる。そうすれば、グループ内で歌う人が偏ったりすることがないよう円滑なコミュニケーションをはかれるので、公平の観点からも大変に便利である。このように、カラオケの娯楽性をさらに向上させることができるだけでなく、カラオケ事業者にとっても、顧客を取り込む好機となり得る。
また、とくに最近はデジタルカメラつきの携帯電話機が爆発的に普及しており、気軽に所持者自身や身近な風景を撮影できることで絶大な人気を博している。このことからも本発明者は、デジタルカメラで撮影した画像を用いて個人を特定し、その人が何曲予約したのかを表示するようにすれば、手軽なうえに一目で予約状況がわかり大変に便利だと考えた。
この発明に係るカラオケ選曲予約装置は、分説すると、つぎの事項(1)〜(14)により特定されるものである。
(1)利用者インタフェースと、記憶手段と、通信手段と、制御手段を備え、楽曲索引データベースを検索するカラオケ選曲予約装置であること
(2)楽曲索引データベースは、楽曲IDと曲名・アーチスト名を対応付けして集約すること
(3)利用者インタフェースは、制御手段の制御により情報画面を表示するとともに利用者入力を受付可能とすること
(4)記憶手段は、個人識別符号と個人識別標章とを対応付けして複数記述したメンバー表を格納するとともに、各個人識別符号にそれぞれ対応付けしたカウンタを格納すること
(5)通信手段は、カラオケ装置と通信可能とすること
(6)制御手段は、メンバー通知処理と、終了電文受信処理と、予約状態表示処理を行うとともに、利用者入力に従って楽曲索引データベースを検索する選曲処理を経て利用者入力により1つの楽曲が特定された際、第1〜第5処理を行うこと
(7)メンバー通知処理は、メンバー表の内容を通信手段よりカラオケ装置に送信させること
(8)終了電文受信処理は、通信手段がカラオケ装置からの終了電文を受信した際、当該電文に含まれる個人識別符号に対応するカウンタの値から1を減算すること
(9)予約状態表示処理は、メンバー表から抽出した各個人識別標章を一覧表示させるとともに、各カウンタの値を該当の個人識別標章に付記表示させること
(10)第1処理は、特定された1つの楽曲の曲名・アーチスト名を表示させて予約指示の利用者入力を受付可能とすること
(11)第2処理は、第1処理の情報表示中に予約指示の利用者入力があった際、当該表示画面にメンバー表から抽出した各個人識別標章を一覧表示させるとともに新規メンバー標章を表示させ、これら標章の中から1つの標章を特定する利用者入力を受付可能とすること
(12)第3処理は、第2処理の情報表示中に利用者入力により1つの個人識別標章が特定された際は第4処理を行い、第2処理の情報表示中に利用者入力により新規メンバー標章が特定された際は第5処理を行うこと
(13)第4処理は、特定された個人識別標章に対応する個人識別符号をメンバー表から抽出し、当該個人識別符号と、特定された楽曲の楽曲IDを含んだ演奏予約信号を通信手段よりカラオケ装置に送信させるとともに、当該個人識別符号に対応するカウンタの値に1を加算すること
(14)第5処理は、個人識別標章を設定する利用者入力を受け付け、当該個人識別標章に個人識別符号を割り当て、当該個人識別符号と当該個人識別標章の対応付けをメンバー表に登録するとともに、当該個人識別符号と、特定された楽曲の楽曲IDを含んだ演奏予約信号を通信手段よりカラオケ装置に送信させ、当該個人識別符号に対応付けて値を1としたカウンタを割り当てること
また、この発明においては、デジタルカメラを備え、制御手段は、個人識別標章を登録する利用者入力を受け付けた際、デジタルカメラによって利用者を撮影する処理を行って撮影した画像データを含む個人識別標章を作成し、当該個人識別標章に個人識別符号を割り当て、当該個人識別符号と当該個人識別標章の対応付けをメンバー表に登録する構成を採用することができる。
本発明の多機能カラオケリモコン装置によれば、誰が何曲予約したかが一目でわかるので、グループ内で円滑なコミュニケーションがはかれ、歌う人が偏ることなく公平感を保ってカラオケを楽しむことができる。カラオケの娯楽性が向上するため、カラオケ利用者やカラオケの利用機会の増大が見込まれる。
===カラオケリモコン装置の構成===
この発明の一実施例に係る多機能カラオケリモコン装置の外観と電子システム構成を図1と図2に図示している。この多機能カラオケリモコン装置は、B5版ほどの寸法で少し厚みのあるパームトップ型でキーボードレスのコンピュータである。
外観的には装置本体の大部分が液晶表示パネル1aに透明タッチセンサ1bを重ねた液晶タッチパネル1で占められ、内部には、CPU・RAM・ROMを含む中央処理装置2と、液晶表示パネル1aの表示ドライバ3と、透明タッチセンサ1bの入力検出回路4と、フラッシュメモリ5と、カラオケ装置と交信するための短距離無線通信手段(IrDAトランシーバ6・赤外線LED7・赤外線受光素子8)と、電源電池と、充電ステーションのデータ通信装置を介してカラオケ装置とデータ通信する通信制御部9と、利用者を撮影して画像データとして取り込むためのデジタルカメラ10などが実装されている。
中央処理装置2は、楽曲索引データベースをフラッシュメモリ5に格納して管理している。楽曲索引データベースは、カラオケ装置で演奏可能な楽曲の曲名・歌手名・歌詞の歌い出し部分などのさまざまな属性情報を記述したデータベースであり、カラオケ装置との適宜なデータ通信の機会にその内容を更新するようにシステム構成されている。
なお、これらの機器間の短距離無線通信手段は、IrDAインタフェースの他、ブルートゥース信号などでもよい。
===メンバー登録===
本実施例に係るカラオケリモコン装置は、カラオケを利用するために集った利用者をメンバー表にして管理することができるように構成されている。そのために、メンバー登録を受け付けてメンバー表を作成するためのユーザインタフェース(利用者インタフェース)を備えている。メンバー表は、このカラオケリモコン装置内で各利用者に一意に割り当てられる2桁の数字からなる個人識別符号と、利用者が選択したフレームに利用者自身の顔写真を合成した標章からなる個人識別標章とを対応付けしたものである。
図3は、カラオケリモコン装置を起動したときに表示されるトップ画面30の概略図を示している。また、図4はメンバー登録する際の画面遷移の概略を示している。図3のトップ画面において、「メンバー追加」ボタンが指示されると、まず、適宜に2桁の個人識別符号が振り出される。また、あらかじめメモリに用意されている数種類のフレームが一覧表示され、利用者が希望のフレームを選択できるようになっている(図4(A))。利用者によってあるフレームが選択指示されると、次にデジタルカメラ10によって利用者の顔を撮影させる。たとえば先に選択されたフレームを撮影のためのガイドフレームとして表示し、適当な大きさに撮影させる。中央処理装置2は、撮影されたJPEG形式の写真データをフラッシュメモリ5に記憶する。
さらに、この利用者の名前を入力させる(図4(B))。名前を入力する画面に遷移すると、ひらがな文字パレットが表示され、これにタッチすると入力できる構成になっている。
中央処理装置2は、入力された氏名と、撮影された写真データの所在情報と選択されたフレームの情報とともに個人識別符号と対応付けしてメンバー表として管理する。図5にメンバー表の論理構成を例示している。
ここで記憶された写真は、選択されたフレームと合成し、このメンバーを特定する標章(個人識別標章)としてトップ画面30などに一覧的に表示出力32する。もちろん、入力された氏名を付加して個人識別標章としてもよい。ここに表示された個人識別標章を利用者が選択指示すると、この標章に対応付けして記憶されている個人識別符号がわかるように構成される。
また、ここで作成・更新されたメンバー表の内容は、カラオケ装置との適宜なデータ通信の機会にカラオケ装置にも送信される。したがって、カラオケ装置でも個人識別符号をキーにして個人識別標章を特定できるように構成されている。
その際に、カラオケリモコン装置の識別符号(カラオケリモコン装置の機体番号など)を付加して転送するようにしてもよい。複数台のカラオケリモコン装置を利用する場合などにも、メンバーを特定することが可能となる。
なお、カラオケ利用を終了する際などの適宜な機会に、登録されているメンバー全員を一括で、あるいは1人ずつメンバー表から削除することができるようなユーザインタフェースも用意されている。
個人識別標章は上記例に制限されず、他にも個人識別標章として採用可能である。たとえば、写真撮影はせずにメモリ5にあらかじめ用意されている数種類のキャラクタの中から選択して自分用の標章とする方式も採用可能である。また、個人識別標章あるいは個人識別符号として、氏名やニックネームだけを入力させて用いる方式も採用可能である。カラオケリモコン装置を手書き文字や手書きマークを取り込み可能に構成し、それを個人識別標章として用いてもよい。
また、ここで登録したメンバー表に対応付けてして、さらに住所、氏名や電話番号、嗜好などの詳細な個人情報を登録できるようにしておくと、カラオケ事業者がよりきめ細やかな個人別サービスを提供できるようになって便利である。たとえば上記手順によるメンバー登録の後の適宜な機会に、その他の詳細な情報を入力できるユーザインタフェースを用意しておくことで実現可能である。
さらに、そのような詳細な個人情報をカラオケホスト装置などに転送して管理しておき、利用者に対してメンバーIDやメンバーカードを発行し、この利用者が別の機会にカラオケを利用する際には、これらのIDやカードを用いて登録された情報をカラオケリモコン装置にダウンロードして利用する形式も採用可能である。こうすると、たとえば通信カラオケの全国各地の加盟店舗で利用する際に便利である。
===楽曲検索機能===
中央処理装置2は、液晶タッチパネル1を用いたユーザインタフェース(利用者インタフェース)によって、利用者の希望の楽曲を楽曲索引データベースに基づいて検索したり選曲させたりする(楽曲検索機能)。
楽曲検索機能については、例えば特開2003−131672号公報や特開2003−131673号公報にも詳しく開示されているように、新譜・曲名・歌手名・デュエット・あの頃・ジャンルなど楽曲のさまざまな属性情報によって希望の楽曲を検索できるものである。トップ画面30には、各種検索方式(新譜・曲名・歌手名・デュエット・あの頃・ジャンルなど)や機能(履歴・リモコン・ゲーム・カメラなど)を呼び出すための各ボタンが配設されている。この画面30の表示中に各検索方式や機能のボタンが指示されると、各検索方式や機能へ案内するための初期画面が表示され、その初期画面から階層的に画面遷移を行い、最終的にカラオケ装置に演奏予約したい楽曲を利用者が特定できるようなユーザインタフェースになっている。
そして、以下に説明する演奏予約処理にしたがって、その楽曲を演奏予約する旨の操作入力がなされると、該当の楽曲の識別符号を含んだリモコン信号が送出され、カラオケ装置に演奏予約される。
===演奏予約処理===
本発明に特徴的なユーザインタフェースとして、利用者が希望曲を特定して演奏予約する際に、メンバー登録した利用者の個人識別標章を選択する画面が表示され、上記リモコン信号には選択指示された個人識別標章に対応する個人識別符号も含まれて送信される。以下に各検索方式により希望曲を特定した後に演奏予約する場合のユーザインタフェースを説明する。
図6には、利用者が希望曲を特定して演奏予約する際の画面遷移を例示している。利用者が、上記の楽曲索引機能によってリクエストしたい楽曲を特定して選択指示すると、液晶タッチパネル1にはその楽曲の詳細な属性情報が表示される。利用者がこの詳細な属性情報を確認した上でその画面にある「予約」ボタンを指示すると、メンバーの特定を促す画面が表示される(図6(A))。
本実施例では、予約ボタンの上にポップアップメニュー62として、トップ画面30に表示されている個人識別標章と同様の標章が一覧表示される。その中から、利用者が自分を示す標章を選択すると、中央処理装置2はメンバー表を参照してこの標章に対応する個人識別符号を取り出す。そして、短距離無線通信手段(無線送信器)が近辺に存在するカラオケ装置と交信し、その楽曲を演奏予約するためのリモコン信号にその個人識別符号を含めてカラオケ装置に向けて送信する。
ここで、まだメンバー登録をしていない利用者については、メンバー一覧表示中に列挙されている「新規メンバー」を表すアイコン63を指示すると、前述したトップ画面における「メンバー追加」31と同様のユーザインタフェースにより、新たにメンバーとして登録できる構成になっている。すなわち、この画面の指示に従ってデジタルカメラ10で利用者の顔などを撮影して写真を登録し、氏名を入力すると、氏名、写真データの所在情報と個人識別符号とが対応付けられてメンバー表に記入される。さらに、この個人識別符号とともに、楽曲を演奏予約するリモコン信号がカラオケ装置に向けて送信される。これにより、演奏予約をする際には、必ず個人識別符号が付されることとなる。
いずれの場合においても、その後、演奏予約した旨の確認画面(B)を表示した後に、トップ画面30に戻る。
なお、この多機能カラオケリモコン装置のメモリ内には、登録された各メンバー(個人識別標章)別の曲数カウンタを備えている。このカウンタは各メンバーが予約した曲数を計数するためのものであって、新たにメンバーが登録された際に、このメンバーに対応付けしたカウンタに初期値0が設定される。メンバーがメンバー表から削除された場合には、対応するカウンタが開放されることはいうまでもないことである。
中央処理装置2は、演奏予約のリモコン信号を送信する際には、各個人識別標章に対応するカウンタをカウントアップ(歩進)する。そして、トップ画面30などに一覧的に表示32されている登録済みの各メンバーのそれぞれの標章のすぐ脇に、各メンバー用のカウンタから読み出した計数値を表示する。これにより、各標章に対応する利用者が演奏予約した楽曲の数が表示される。
なお、カラオケ装置との適宜な通信により、演奏予約された曲の演奏が終わると、その曲を予約したメンバー用のカウンタの計数値から演奏済みの曲数をひくように構成することも可能である。そうすると現に演奏予約されている曲数がわかるので、利便性がさらに向上する。
また、予約ボタン指示の際に表示されるメンバー一覧表示62は、本実施例においては予約ボタンのポップアップメニューとして楽曲の詳細な属性情報の画面上に重ねて表示する形式としたが、表示方式はこれに制限されない。たとえば、楽曲の詳細な属性情報の画面から切り替わって次に表示される画面としてもよい。
以上に説明した実施例によれば、頻繁にカラオケを利用しているカラオケ愛好者に限らず、はじめて利用した人や利用頻度の低い人も含めて、全ての利用者に気軽に個人を識別する情報を登録してもらえる。そのため、とくにグループでカラオケを楽しむ場合に、誰がどの楽曲を演奏予約したかが簡単にわかるので、別の人が重複して同じ楽曲を予約することを避けたり、逆に歌唱の巧拙を競うために同じ曲を予約する、といった多様なカラオケの楽しみ方が可能となる。グループのメンバーを識別できるので、提供できるサービスの幅が広がる。また、より多くの人に個人別に利用実績に応じたポイントサービスや嗜好に適したサービスを提供可能となる。
とくに、誰が何曲予約したかが一目でわかるので、グループ内で円滑なコミュニケーションがはかれ、歌う人が偏ることなく公平感を保ってカラオケを楽しむことができる。このように、カラオケの娯楽性が向上するので、カラオケ利用者やカラオケ利用の機会の増大を見込める。
本発明に係る多機能カラオケリモコン装置の概略外観図である。 上記多機能カラオケリモコン装置の機能ブロック図である。 上記多機能カラオケリモコン装置にて表示されるトップ画面を例示した図である。 上記多機能カラオケリモコン装置におけるメンバー登録時の画面遷移を例示した図である。 上記多機能カラオケリモコン装置にて採用されるメンバー表の論理構成を例示した図である。 上記多機能カラオケリモコン装置における演奏予約時の画面遷移を例示した図である。
符号の説明
1 液晶タッチパネル
2 中央処理装置
10 デジタルカメラ
30 トップ画面
31 メンバー追加を指示するボタン
32 登録済みのメンバーの一覧表示
61 演奏予約を指示するボタン
62 演奏予約を指示したメンバーの特定を促すためのポップアップメニュー

Claims (2)

  1. 利用者インタフェースと、記憶手段と、通信手段と、制御手段を備え、楽曲索引データベースを検索するカラオケ選曲予約装置であって、
    楽曲索引データベースは、楽曲IDと曲名・アーチスト名を対応付けして集約し、
    利用者インタフェースは、制御手段の制御により情報画面を表示するとともに利用者入力を受付可能とし、
    記憶手段は、個人識別符号と個人識別標章とを対応付けして複数記述したメンバー表を格納するとともに、各個人識別符号にそれぞれ対応付けしたカウンタを格納し、
    通信手段は、カラオケ装置と通信可能とし、
    制御手段は、メンバー通知処理と、終了電文受信処理と、予約状態表示処理を行うとともに、利用者入力に従って楽曲索引データベースを検索する選曲処理を経て利用者入力により1つの楽曲が特定された際、第1〜第5処理を行い、
    メンバー通知処理は、メンバー表の内容を通信手段よりカラオケ装置に送信させ、
    終了電文受信処理は、通信手段がカラオケ装置からの終了電文を受信した際、当該電文に含まれる個人識別符号に対応するカウンタの値から1を減算し、
    予約状態表示処理は、メンバー表から抽出した各個人識別標章を一覧表示させるとともに、各カウンタの値を該当の個人識別標章に付記表示させ、
    第1処理は、特定された1つの楽曲の曲名・アーチスト名を表示させて予約指示の利用者入力を受付可能とし、
    第2処理は、第1処理の情報表示中に予約指示の利用者入力があった際、当該表示画面にメンバー表から抽出した各個人識別標章を一覧表示させるとともに新規メンバー標章を表示させ、これら標章の中から1つの標章を特定する利用者入力を受付可能とし、
    第3処理は、第2処理の情報表示中に利用者入力により1つの個人識別標章が特定された際は第4処理を行い、第2処理の情報表示中に利用者入力により新規メンバー標章が特定された際は第5処理を行い、
    第4処理は、特定された個人識別標章に対応する個人識別符号をメンバー表から抽出し、当該個人識別符号と、特定された楽曲の楽曲IDを含んだ演奏予約信号を通信手段よりカラオケ装置に送信させるとともに、当該個人識別符号に対応するカウンタの値に1を加算し、
    第5処理は、個人識別標章を設定する利用者入力を受け付け、当該個人識別標章に個人識別符号を割り当て、当該個人識別符号と当該個人識別標章の対応付けをメンバー表に登録するとともに、当該個人識別符号と、特定された楽曲の楽曲IDを含んだ演奏予約信号を通信手段よりカラオケ装置に送信させ、当該個人識別符号に対応付けて値を1としたカウンタを割り当てる
    カラオケ選曲予約装置。
  2. デジタルカメラを備え、
    制御手段は、個人識別標章を登録する利用者入力を受け付けた際、デジタルカメラによって利用者を撮影する処理を行って撮影した画像データを含む個人識別標章を作成し、当該個人識別標章に個人識別符号を割り当て、当該個人識別符号と当該個人識別標章の対応付けをメンバー表に登録する
    請求項1に記載のカラオケ選曲予約装置。
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