JP3961417B2 - アンテナ装置及びそれを用いた携帯無線機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は広帯域なインピーダンス整合を可能とするアンテナ装置、及び広帯域なインピーダンス整合を必要とする携帯無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術のアンテナ装置は、インピーダンス整合を行うために、無線回路とアンテナ給電点間の給電線路にマイクロストリップラインや並列にコイルを設けたり(特許文献1)、無線回路とアンテナ給電点間の給電線路に並列にキャパシタを設けたりする(特許文献2)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−286609号公報
【特許文献2】
特開平9−139618号公報
【発明が解決しようとする課題】
携帯電話機等の折畳み筐体構造を備えた携帯無線機や伸縮式アンテナを備えた携帯無線機は、使用時の条件が大きく変化するために広帯域のインピーダンス整合が求められる。例えば、ヒンジによって折り畳み自在にされた折畳み筐体構造を備えた携帯無線機にあっては、折り畳み状態と開いた状態とでアンテナ装置に対し筐体との位置関係が変化し広帯域のインピーダンス整合が望まれる。また、例えば、伸縮式アンテナを備えた携帯無線機においても同様に、筐体にアンテナを収納した状態と、引出した状態での状態変化によって広帯域のインピーダンス整合が望まれる。
【0004】
そのため、従来の携帯無線機においては、アンテナ給電点と無線回路間の伝送線路路に設ける整合回路には、広帯域のインピーダンス整合を可能とするためコイル等の部品を多数使用するなど複雑な構成となっている。給電線路に並列にコイル等を設けてグランドに終端する場合、筐体側に流れる筐体電流が増加してしまう。
【0005】
したがって、構成が簡単で、かつ整合のために給電線路をグランドに終端することなく整合をとり、給電線路を流れる高周波電流をアンテナ素子へ効率よく伝達するアンテナ装置及びそれを用いた携帯無線機が望まれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1に記載する本発明は、アンテナ素子の終端もしくは該アンテナ素子の終端が当接する給電端子と無線回路との間にアンテナ給電点を設け、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する第1の給電線路と、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する該第1の給電線路よりも線路長の長い第2の給電線路と、前記第1の給電線路もしくは第2の給電線路を分岐し、前記アンテナ給電点、または前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子に接続する第3の給電線路と、を設けたことを特徴とするアンテナ装置を提供するものである。
【0007】
この請求項1の発明によれば、前記第1の給電線路及びこれよりも線路長の長い第2の給電線路から少なくとも構成した給電線路を設けることにより、異なる線路長の給電線路に高周波電流が経路を分岐されて伝達するため、この給電線路が広帯域のインピーダンス整合回路として機能し、さらに、前記第3の給電線を設けることにより第2の給電線路の長さを比較的短くしても、広帯域のインピーダンス整合回路として機能するので、コンパクトに構成可能である。
【0011】
さらに、請求項に記載する携帯無線機は、上部筐体と下部筐体とがヒンジ部で連結されて折畳んだ状態と開いた状態とをとり得る折畳み筐体構造を有する携帯無線機において、アンテナ素子の終端もしくは該アンテナ素子の終端が当接する給電端子と無線回路との間にアンテナ給電点を設け、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する第1の給電線路と、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する該第1の給電線路よりも線路長の長い第2の給電線路と、前記第1の給電線路もしくは第2の給電線路を分岐し、前記アンテナ給電点、または前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子に接続する第3の給電線路と、を設けていることを特徴とする携帯無線機を提供するものである。
【0012】
この請求項の発明によれば、筐体の開閉状態の変化に応じて広帯域のインピーダンス整合を必要とするが、前記第1の給電線路及び第2の給電線路から少なくとも構成した給電線路を設けることにより、この給電線路が広帯域のインピーダンス整合回路として機能するので、これとは別に無線回路と給電点間の給電線路に複雑なインピーダンス整合回路を必要とせず、さらに、前記第3の給電線を設けることにより第2の給電線路の長さを比較的短くしても、広帯域のインピーダンス整合回路として機能するので、コンパクトに構成可能である。
【0013】
さらに、請求項に記載する携帯無線機は、アンテナ素子を筐体に収納した状態と、引き出した状態をとり得る伸縮式アンテナを備えた携帯無線機において、アンテナ素子の終端もしくは該アンテナ素子の終端が当接する給電端子と無線回路との間にアンテナ給電点を設け、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する第1の給電線路と、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する該第1の給電線路よりも線路長の長い第2の給電線路と、前記第1の給電線路もしくは第2の給電線路を分岐し、前記アンテナ給電点、または前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子に接続する第3の給電線路と、を設けていることを特徴とする携帯無線機を提供するものである。
【0014】
この請求項の発明によれば、アンテナ素子の伸縮状態の変化に対応して広帯域のインピーダンス整合を必要とするが、前記第1の給電線路及び第2の給電線路から少なくとも構成した給電線路を設けることにより、この給電線路が広帯域のインピーダンス整合回路として機能するので、これとは別に無線回路と給電点間の給電線路に複雑なインピーダンス整合回路を必要とせず、さらに、前記第3の給電線を設けることにより第2の給電線路の長さを比較的短くしても、広帯域のインピーダンス整合回路として機能するので、コンパクトに構成可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
図面を用いて本発明の一実施形態を説明する。
【0019】
図1は本発明の第一実施形態のアンテナ装置の構成図である。アンテナ素子1は、使用周波数に対してλ/4等の所定の電気長を有するものである。このアンテナ素子1の終端2から第1給電線3と第2給電線4の2経路に給電線路を分岐しており、図1においてアンテナ素子1の終端2から上の部分がアンテナ素子部分6であり、終端2から給電点5に至る部分が給電線路部分7である。すなわち、アンテナ装置は、アンテナ素子部分6及び給電線路部分7から構成されている。そして、この給電線路部分7においては、第1給電線3よりも第2給電線4を長くして、両給電線の長さを異ならせている。この長さを異ならせることにより給電線路部分6がインピーダンス整合回路として機能する。これは、異なる線路長の給電線路に高周波電流が経路を分岐されて伝達するため、この経路長の違いによって達成されるものある。
【0020】
次に、給電線路部分7が広帯域のインピーダンス整合回路として機能するには、その長さの調整において行える。アンテナ装置を製造するにあたっては、まず、目的とする使用周波数に合わせてアンテナ素子部分6及び第1給電線3の構成において調整を行い、アンテナ素子部分6の仕様を決定し、次に第2給電線4を付加し第2給電線4の長さを調整して、広帯域のインピーダンス整合を行える長さに第2給電線4を決定する。この調整において、第1給電線3に対し第2給電線4との長さが異なることが重要であり、さらに第2給電線4を第1給電線3に対し比較的長くすることが広帯域化に寄与することが実験により判明している。
【0021】
また、図2及び図3は、本発明の第二実施形態および第三実施形態を示すもので、図1のアンテナ装置の改良したものであり、同様の機能を有するアンテナ装置である。図1と同一部位は同一符号を付し、その説明は省略する。図2及び図3の場合、第1給電線3の途中から分岐し、第2給電線4の途中に結合する第3給電線8を設けている。このように第1給電線3及び第2給電線4に第3給電線8を設けることにより、図1の場合よりもさらに広帯域化に寄与することが実験により判明している。
【0022】
図2及び図3の場合に、アンテナ装置の製造において、前述の調整のうち、第2給電線4の長さ調整ではある程度の広帯域のインピーダンス整合を行える適当な長さに第2給電線4を決定し、続いて第1給電線3の途中から第3給電線8を分岐し広帯域化の所望の作用効果を得られる第2給電線の適当な位置を見つけて第3給電線8の他端を結合することによって行う。
【0023】
また、図4は、本発明の第四実施形態を示すもので、図1のアンテナ装置を改良したものであり、同様の機能を有するアンテナ装置である。図1と同一部位は同一符号を付し、その説明は省略する。図4の場合、アンテナ素子1の終端2から分岐し第2の給電線4の途中に結合する第3給電線8を設けることにより、図1の場合よりもさらに高帯域化に寄与することが実験により判明している。本実施形態の変形例としては、第3給電線8を、終端2から分岐し第1給電線3の途中に結合する構成、あるいは終端2から分岐し給電点5に結合する構成としてもよいことが、実験により判明している。ただし、第3給電線8を終端2から分岐し給電点5に結合する構成の場合、第3給電線路8の線路長は他の給電線路と異なるようにしなければ、第2給電線路4を設けた状態から広帯域化は図れない。さらには、給電点5から分岐し、第1給電線3または第2給電線4の途中に結合する構成でもよい。
【0024】
なお、これら図4及びその他の変形例のアンテナ装置を製造する場合には、上述の図2及び図3のものと同様に各給電線の長さを調整する。調整の結果、第1給電線3に対し第2給電線4が長く、第3給電線8は第1及び第2給電線に対し異なる場合、第2給電線4のみを設けるよりも、さらに広帯域のインピーダンス整合が可能となる。
【0025】
また、図5及び図6は、本発明の第五実施形態及び第6実施形態を示すもので、図1のアンテナ装置の組み立てを容易にするよう考慮したものである。図1と同一部位は同一符号を付し、その説明は省略する。図5及び図6の場合、回路基板上に給電端子となる金属パッド9と給電線路部7と予め設けておく、図5は金属パッド9の同じ一点に第1給電線3及び第2給電線4の一端を接続させたもの、図6は金属パッド9の異なる二点に第1給電線3及び第2給電線4の一端をそれぞれ接続させたものであるが、この構成上の相違により作用効果上に特段の相違はない。図5及び図6のアンテナ装置は、前述のように構成した回路基板を組み込んだ無線機の筐体分割部分(例えば、フロントケース)と、残りのアンテナ素子1を取り付けた他方の筐体分割部分(例えば、リヤケース)とを接合すると、アンテナ素子1の終端2が金属パッド9の略中央に当接しアンテナ装置が完成する。
【0026】
図5及び図6の場合においても、給電線路部分7が広帯域のインピーダンス整合回路として機能するには、その長さの調整によって行え、その調整のし方は図1の場合とほぼ同様である。すなわち、アンテナ装置を製造するにあたっては、まず、目的とする使用周波数に合わせて金属パッド9の所定位置にアンテナ素子1の終端2を当接した状態にて、アンテナ素子部分6及び第1給電線3の長さ等の調整を行い、次に、アンテナ素子部分6及び給電パッド9の仕様を決定し、続いて第1給電線3の長さを決定し、最後に第2給電線4を付加し調整しその線路長を決定してアンテナ装置の仕様が決定する。図5及び図6の場合においても、第1給電線3に対し第2給電線4を比較的長くすることが広帯域化に寄与することが実験により判明している。また、図5及び図6の例においても、給電線路部分7の構成は、前述の図2乃至図4の説明欄に示したものと同様に構成及び製造することで、広帯域のインピーダンス整合回路として同様に機能する。
【0027】
次に図7は、図6に示すアンテナ装置を組み込んだ携帯無線機の斜視図である。
図6と同一部位には同一符号を付し、その説明は省略する。本例の携帯無線機は、折畳み筐体構造を備える携帯電話機である。上部筐体10は図示せぬ受話部と表示部を備え、下部筐体11は図示せぬ送話部と操作部を備えて、両筐体はヒンジ12によって連結され、図示の如く折り畳んだ状態と、さらに図示せぬ所定角度だけ開いた状態とをとり得るようになっている。さらに本例では下部筐体11のヒンジ12近傍(筐体同士の連結側近傍)にアンテナ装置を設けており、筐体を折畳んだ状態から上部筐体10を所定角度だけ開いた場合、下部筐体11側のヒンジ近傍から上方に突出するアンテナ素子1は上部筐体10によって大きく影響を受けることになるが、本例の場合には第1給電線3と第2給電線4の構成により広帯域化が図られており、筐体の折畳み状態及び開放状態のどちらの状態においても良好な通信状態を確保する。なお、無線部13と給電点5の間の給電線路はグランド上に給電線を設けたマイクロストリップライン15で接続している。そして、本例の場合には本発明を用いているためこのマイクロストリップライン15においてインピーダンス整合を行う必要性は特段ない。なお、マイクロストリップライン15上に設けているのは最終段フィルタ16で、無線部13の一部である。
【0028】
また、図8(a)(b)は図5に示すアンテナ装置を伸縮アンテナ式にして、図7のものと同様の携帯無線機に組み込んだものの斜視図である。図5及び図7と同一部位には同一符号を付し、その説明は省略する。本例の場合、アンテナ素子1は筐体から引出した伸長時と筐体内に収納した収納時とで、給電がされる終端部分が異なっている。すなわち、図8(a)はアンテナ素子1の収納時、図8(b)はアンテナ素子1の伸長時の図面で、収納時に給電されるアンテナ素子1の終端は2b、伸長時に給電されるアンテナ素子1の終端は2aである。また、本例では、図5の金属パッド9に代えて金属バネ17を給電端子として用いており、アンテナ素子1の収納時には終端2bに付勢接触し、引出し時には終端2aに付勢接触する。
【0029】
図8の場合、折畳み筐体構造を有するのに加え、アンテナ素子1が伸縮するためにより広帯域化が必要となる。第1給電線3と第2給電線4の調整においては、図7のものよりも第2給電線4を長くすることでより広帯域化が達成された。
【0030】
なお、上述する給電線部分7の具体的構成としては、第1給電線3、第2給電線4、第3給電線8は、基板上に各線幅が0.4mmのマイクロストリップ線を成形して成り、それを形成する基板の厚さは0.7mm、基板の材質はガラエポ、基板の比誘電率は約4.8、波長短縮率は約0.56で、第1の給電線の長さは1.4mmは自由空間では約2.5mm、第2の給電線の長さは4.0mmは自由空間で約7.1mmに相当する。また、給電線の基板への形成は、基板片面パターンのみだけでなく、基板にスルーホールを設けたものや、基板から突出した3次元的な給電線であっても差し支えない。
【0031】
以上の具体的構成によって、例えば、1.9GHz〜2GHz帯では1mmで約50MHz周波数が変わるため、各給電線の長さを選択することにより、複数の共振周波数が得られ、帯域を広げることができる。本発明によればアンテナ素子の終端から分岐し給電点に結合する各々の給電線の線路長を異ならせることにより広帯域な整合回路として動作する。本発明のアンテナ装置は、各種アンテナ方式、各種携帯無線機の筐体形状並びに構造、各種周波数帯域に適用可能である。また、各給電線にはマイクロストリップ線に限定されるものでなく導線を用いてもよい。
【0032】
以上説明した本発明にアンテナ装置及び携帯無線機によれば、整合のため給電線を基板のグランドに終端することなくインピーダンス整合が可能となるため、給電線路からの高周波電流をアンテナ素子へ効率よく伝達することが可能となる。
【0033】
さらに、コイル等の集中定数を用いないため、素子による整合損失を免れることができる。インピーダンス整合のためにコイル等の多数の部品を用いる必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。更に、筐体電流を人体の手や頬等に吸収される割合が減り、効率良く電波を空間に送信・受信することが容易になる。
【0034】
【発明の効果】
本発明のアンテナ装置及び携帯無線機によれば、アンテナ給電点と、アンテナ素子の終端もしくは該アンテナ素子の終端が当接する給電端子とを接続する給電線路を、第1の給電線路と該第1の給電線路より線路長が長い第2の給電線路とから少なくとも構成したことにより、従来のようにコイル等を用いてグランドに終端する整合回路が不要となり、整合のために給電線路をグランドに終端することなく広帯域のインピーダンス整合が可能となり、給電線路を流れる高周波電流をアンテナ素子へ効率よく伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示すアンテナ装置の構成図。
【図2】図1を改良した第二実施形態のアンテナ装置の構成図。
【図3】図1を改良した第三実施形態のアンテナ装置の構成図。
【図4】図1を改良した第四実施形態のアンテナ装置の構成図。
【図5】図1を改良した第五実施形態のアンテナ装置の構成図。
【図6】図1を改良した第六実施形態のアンテナ装置の構成図。
【図7】本発明の実施形態である携帯無線機を示す図。
【図8】本発明の他の実施形態である携帯無線機を示す図で、(a)はアンテナ素子収納時の図、(b)はアンテナ素子伸長時の図。
【符号の説明】
1 アンテナ素子
2 アンテナ素子の終端
2a アンテナ素子の収納時の終端(給電部)
2b アンテナ素子の伸長時の終端(給電部)
3 第1給電線
4 第2給電線
5 給電点
6 アンテナ素子部分
7 給電線路部分
8 第3給電線
9 金属パッド(給電端子)
10 上部筐体
11 下部筐体
12 ヒンジ
13 無線部(無線回路)
14 回路基板
15 マイクロストリップライン
16 最終段フィルタ
17 金属バネ(給電端子)

Claims (3)

  1. アンテナ素子の終端もしくは該アンテナ素子の終端が当接する給電端子と無線回路との間にアンテナ給電点を設け、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する第1の給電線路と、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する該第1の給電線路よりも線路長の長い第2の給電線路と、前記第1の給電線路もしくは第2の給電線路を分岐し、前記アンテナ給電点、または前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子に接続する第3の給電線路と、を設けたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 上部筐体と下部筐体とがヒンジ部で連結されて折畳んだ状態と開いた状態とをとり得る折畳み筐体構造を有する携帯無線機において、アンテナ素子の終端もしくは該アンテナ素子の終端が当接する給電端子と無線回路との間にアンテナ給電点を設け、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する第1の給電線路と、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する該第1の給電線路よりも線路長の長い第2の給電線路と、前記第1の給電線路もしくは第2の給電線路を分岐し、前記アンテナ給電点、または前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子に接続する第3の給電線路と、を設けていることを特徴とする携帯無線機。
  3. アンテナ素子を筐体に収納した状態と、引き出した状態をとり得る伸縮式アンテナを備えた携帯無線機において、アンテナ素子の終端もしくは該アンテナ素子の終端が当接する給電端子と無線回路との間にアンテナ給電点を設け、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する第1の給電線路と、前記アンテナ給電点と前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子とを接続する該第1の給電線路よりも線路長の長い第2の給電線路と、前記第1の給電線路もしくは第2の給電線路を分岐し、前記アンテナ給電点、または前記アンテナ素子の終端もしくは前記給電端子に接続する第3の給電線路と、を設けていることを特徴とする携帯無線機。
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