JP3960883B2 - Game machine - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、遊技を制御する制御手段から送信されてきた制御信号に基づいて音声を発生する音声発生手段を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機として図7および図8に示すパチンコ機が知られている。図7は、従来のパチンコ機の主要構成を示す説明図であり、図8は、図7に示すパチンコ機の主な電気的構成を示す説明図である。
パチンコ機500(図8)に設けられた操作ハンドル501を操作して発射された遊技球が、遊技盤509に設けられた第1種始動口502、あるいは、普通電動役物503の開放された両翼に入賞すると、入賞検出スイッチ606(図8)がONする。主制御基板600は、入賞検出スイッチ606のONを判定すると、音声制御基板602へ効果音の発生を指示する信号を送信し、音声制御基板602は、スピーカ511(図7)から効果音を発生させる。
また、主制御基板600は、ランプ制御基板603へLEDの点灯を指示する信号を送信し、ランプ制御基板603は、コーナー飾り514またはサイド飾り515などに設けられたLEDを点灯させる。さらに、主制御基板600は、図柄制御基板601へ変動開始信号を送信する。その変動開始信号を受信した図柄表示器504(図7)は、図柄制御基板601から送信の画面上の横方向3個所において複数の特別図柄(たとえば、0〜9)を上下方向に変動表示(スクロール表示ともいう)する。さらに、主制御基板600は、払出制御基板604へ賞球の払出しを指示する信号を送信し、その信号を受信した払出制御基板604は、賞球払出装置605を駆動し、所定個数(たとえば、5個)の賞球が上受け皿508に払出される。
【0003】
そして、所定時間経過すると、図柄表示器504は、特別図柄の変動表示を停止し、3個所に確定表示された3つの特別図柄が大当り図柄(たとえば、図7に示すような「777」)に揃うと大当りが発生し、扉式の開閉部材505が開作動し、大入賞口506が開口する。また、大当りが発生すると、コーナー飾り514、サイド飾り515および大入賞口飾り516などに設けられたLEDが点滅し、スピーカ511からファンファーレなどの効果音が発生される。
そして、大入賞口506に遊技球が入賞すると、入賞球1個に付き、所定個数(たとえば、15個)の賞球が上受け皿508に払出される。また、大入賞口506に入賞した入賞球の数が所定数(たとえば、10個)に達するか、あるいは、大入賞口506が開口してから所定時間(たとえば、約30秒)経過するか、いずれかの条件が満たされると、開閉部材505が閉作動し、大入賞口506が閉口する。さらに、大入賞口506に入賞した遊技球が大入賞口506の内部に設けられた特定領域507を通過すると、大入賞口506が連続して開口する権利が発生する。このように、大入賞口506が開口してから閉口するまでを1ラウンドとし、遊技球が特定領域507を通過することを条件として、複数のラウンド(たとえば、15ラウンド)の遊技を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のパチンコ機は、遊技球が入賞口に入賞したりしないと効果音を発生しないため、パチンコ店では、開店前に総てのパチンコ機の音声系統を検査することは事実上不可能であった。また、開店すると、多くのパチンコ機が効果音を発生するし、賞球払出時のベル音や店内に流れる音楽などにより、店内は騒然となるため、音声系統が故障しているパチンコ機を発見することは困難となる。
また、遊技者が付いていないパチンコ機は、図柄表示器が客待ち用のデモンストレーション画像を表示するため、遊技者の視覚に訴えることができ、遊技に勧誘することができる。
しかし、遊技者が付いていないパチンコ機は、効果音を発生しないため、遊技者が図柄表示器を見ない限り、遊技者を遊技に勧誘することができない。また、来店客が少ない場合は、効果音を発生していないパチンコ機が増えるため、店内が活気のない状況になってしまう。
【0005】
そこでこの発明は、上記諸問題を解決するためになされたものであり、音声系統に故障のある遊技機を容易に発見することができる遊技機を実現することを目的とする。また、遊技者を遊技に勧誘する働きを増大させることができる遊技機を実現することを目的とする。さらに、来店客が少ない場合に店内の活気を出すことができる遊技機を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用および効果】
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1ないし請求項8に記載の発明では、遊技を制御する制御信号を送信する制御手段と、この制御手段から送信されてきた制御信号を受信するとともに、その受信した制御信号に基づいて遊技状態に対応する効果音を発生する音声発生手段とを備えた遊技機において、前記音声発生手段は、自身の異常を検査するための検査用音声を、この遊技機の電源が立ち上がっている間であって、少なくとも前記効果音を発生していない間に発生し、かつ、遊技状態に対応して前記検査用音声を変化させるという技術的手段を用いる。
【0007】
つまり、音声発生手段は、自身の異常を検査するための検査用音声を、この遊技機の電源が立ち上がっている間に発生することができるため、検査用音声が発生しているか否かのみを検査すれば、音声発生手段が正常か異常かを判断できる。
したがって、検査用音声を聞くという簡単な作業により、音声発生手段の異常を容易に発見することができる。
しかも、音声発生手段は、検査用音声を制御信号とは関係なく独自に発生することができるため、制御手段と音声発生手段とを接続していない場合や、制御手段から制御信号を受信していない場合であっても、音声発生手段は検査用音声を発生することができる。
したがって、遊技機の製造過程や出荷時の検査において、制御手段と音声発生手段とを接続していない状態であっても、遊技機の電源を立ち上げれば音声発生手段が検査用音声を発生するため、その発生の有無により、音声系統が正常か異常かを容易に判断できる。
また、制御手段から制御信号を受信していない場合のような、遊技が行われていないときや遊技状態に変化がないときであっても、音声発生手段が検査用音声を発生しているため、その発生の有無により、音声系統が正常か異常かを容易に判断できる。
さらに、音声発生手段は、遊技状態に対応して検査用音声を変化させることができるため、その検査用音声の変化を聞き分けることにより、遊技状態を知ることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の遊技機において、前記音声発生手段は、前記検査用音声を、この遊技機の電源が立ち上がっている間、絶え間なく発生するという技術的手段を用いる。
【0009】
つまり、音声発生手段は、検査用音声を、この遊技機の電源が立ち上がっている間、絶え間なく発生することができるため、遊技機の電源が立ち上がっている間は、いつでも音声発生手段の異常を容易に検査することができる。
たとえば、遊技が行われていない遊技機の音声発生手段の異常を検査することもできる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の遊技機において、前記音声発生手段は、前記検査用音声を前記効果音の旋律とは異なる旋律で発生するという技術的手段を用いる。
【0013】
つまり、音声発生手段は、制御信号に基づいて発生する効果音の旋律とは異なる旋律で検査用音声を発生することができるため、効果音と検査用音声とを聞き分けることができる。
したがって、検査の対象となっている遊技機以外の遊技機で効果音が発生している場合であっても、検査対象遊技機の音声系統の異常を検査することができる。
また、遊技が行われていない遊技機で検査用音声を所定の旋律で発生させれば、遊技機が視界に入らない遊技者を聴覚を利用して遊技に勧誘することができる。
さらに、複数の遊技機が設置されている遊技店において、来店客が少ない場合に、遊技が行われていない各遊技機から検査用音声を所定の旋律で発生させれば、店内の活気を出すことができる。
【0014】
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の遊技機において、前記音声発生手段は、前記効果音および前記検査用音声を共に発生させて所定の曲を演奏するという技術的手段を用いる。
【0015】
つまり、音声発生手段は、前記効果音および検査用音声を共に発生させて所定の曲を演奏することができるため、遊技者が遊技中に検査用音声によって違和感を感じるおそれがない。
【0016】
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の遊技機において、前記音声発生手段は、複数種類の検査用音声を発生するという技術的手段を用いる。
【0017】
つまり、音声発生手段は、複数種類の検査用音声を発生することができるため、検査用音声による曲作りを行い易いし、曲数を増やすことができる。
たとえば、複数種類の検査用音声により複数種類の楽器の音を表現すれば、色々な曲を作ることができる。
【0018】
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の遊技機において、前記音声発生手段は、前記効果音を一のチャンネルから発生し、前記検査用音声を他のチャンネルから発生するという技術的手段を用いる。
【0019】
つまり、制御信号に基づいて発生する効果音と、検査用音声とを別のチャンネルから発生するため、両音を同時に発生した場合であっても、両音を聞き分けることができるので、音声系統を検査することができる。
【0022】
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の遊技機において、前記音声発生手段は、前記検査用音声を発生しているときに前記効果音を発生する場合に前記検査用音声の音量を小さくするという技術的手段を用いる。
【0023】
つまり、音声発生手段は、検査用音声を発生しているときに効果音を発生する場合に検査用音声の音量を小さくすることができるため、効果音が検査用音声に邪魔されて聞こえ難くなるおそれがない。
【0024】
請求項8に記載の発明では、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の遊技機において、前記音声発生手段は、前記検査用音声を発生しているときに前記効果音を発生する場合に前記検査用音声の音程を低くするという技術的手段を用いる。
【0025】
つまり、音声発生手段は、検査用音声を発生しているときに効果音を発生する場合に検査用音声の音量を低くすることができるため、効果音が検査用音声に邪魔されて聞こえ難くなるおそれがない。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る遊技機の実施形態について図を参照して説明する。なお、以下の実施形態では、この発明に係る遊技機として、所定の図柄が揃った場合に大入賞口の開口する大当りが発生する、いわゆる第1種パチンコ機を例に挙げて説明する。
<第1実施形態>
[全体の主要構成]
まず、この実施形態のパチンコ機の主要構成について図1を参照して説明する。図1は、そのパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。
パチンコ機1には、前枠2がヒンジ8を介して開閉可能に備えられており、その前枠2には、ガラス板がはめ込まれたガラス枠4が開閉可能に取付けられている。前枠2の右側には、ガラス枠4の開閉に用いる鍵を差し込む鍵穴3が設けられている。ガラス枠4の内側には、遊技盤5が設けられており、前枠2の右側下方には、遊技球を遊技盤5へ発射する発射装置(図示省略)を操作するための発射ハンドル15が回動可能に取付けられている。
ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が排出される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞球・貸球供給口6aの排出側には、その賞球・貸球供給口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方には、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されている。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設けられている。
【0027】
[遊技盤5の主要構成]
次に、遊技盤5の主要構成について図2を参照して説明する。図2は、遊技盤5の正面説明図である。
遊技盤5の略中央には、立体的な構造物であるセンターケース30が設けられており、センターケース30には、特別図柄の変動表示から確定表示および普通図柄の変動表示から確定表示などを行う図柄表示器32aが設けられている。図柄表示器32aは、複数種類の特別図柄、この実施形態では「0」〜「9」の数字からなる図柄列を画面の横右方の複数の表示領域(この実施形態では、左表示領域、中表示領域および右表示領域の計3つの表示領域)において、それぞれ上から下方向へ変動表示(スクロール表示ともいう)する。
また、図柄表示器32aは、特別図柄の背景に表示する背景画像、リーチになったときの演出画像、大当りが発生したときの演出画像などを表示する。さらに、図柄表示器32aは、画面に普通図柄表示領域を備えており、その普通図柄表示領域において普通図柄の変動表示から確定表示までを行う。この実施形態では、図柄表示器32aは、普通図柄として○および×の記号を示す画像を交互に変動表示し、所定時間経過後に○または×を確定表示する。
【0028】
図柄表示器32aの右上には、特別図柄始動記憶数を4個のLEDにより表示する特別図柄始動記憶数表示LED31が設けられている。そのLED31の点灯数が特別図柄始動記憶数に対応する。また、特別図柄始動記憶数表示LED31の左側には、普通図柄の変動表示から確定表示までを1回とした場合の表示を保留している回数(以下、普通図柄始動記憶数と称する)を4個のLEDにより表示する普通図柄始動記憶数表示LED33が設けられている。そのLED33の点灯数が普通図柄始動記憶数に対応する。
センターケース30の右側には、普通図柄作動右ゲート(単に普通図柄作動ゲートともいう)25が設けられており、センターケース30の左側には、普通図柄作動左ゲート(単に普通図柄作動ゲートともいう)26が設けられている。遊技球が、いずれかの普通図柄作動ゲートを通過すると、図柄表示器32aが普通図柄の変動表示を開始し、その変動表示中に遊技球がいずれかの普通図柄作動ゲートを通過した場合は、普通図柄始動記憶数が1個増加する。
【0029】
センターケース30の下方には、第1種始動口27が設けられており、その第1種始動口27の下部には普通電動役物47が設けられている。普通電動役物47は、図柄表示器32aが当り普通図柄を確定表示した場合に両翼を開放する。特別図柄の変動中に遊技球が第1種始動口27または普通電動役物47の両翼から入賞すると、特別図柄始動記憶数が1個増加する。つまり、両翼を開放した普通電動役物47は、第1種始動口27の入賞口を拡大する機能を備える。
普通電動役物47の下方には、大当りが発生した場合に作動する変動入賞装置40が設けられている。この変動入賞装置40には、各ラウンドの開始時に開放動作して大入賞口を開口する板状の開閉部材43が扉式に開閉可能に取り付けられている。開閉部材43が開放すると、開閉部材43の形状に対応した横長で長方形状の大入賞口41が開口する。変動入賞装置40の右斜め上には、右下入賞口45が設けられており、その右斜め上には右袖入賞口12が設けられている。変動入賞装置40の左斜め上には、左下入賞口44が設けられており、その左斜め上には左袖入賞口13が設けられている。
【0030】
遊技盤5には、風車24,24が設けられており、遊技盤5の両側には、複数のLEDにより装飾されたサイド飾り20がそれぞれ設けられている。また、遊技盤5には、発射された遊技球を遊技領域へ案内する発射レール16が取付けられており、その発射レール16により、円形の遊技領域が区画されている。さらに、遊技盤5の最下部には、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口14が設けられている。そして、遊技盤5には、多くの釘17が打ち込まれており、遊技盤5に発射された遊技球は、釘17の間を乱舞しながら流下し、普通図柄作動ゲート25,26を通過したり、第1種始動口27または普通電動役物47の開放した両翼から入賞したり、あるいは、アウト口14から回収されたりする。
【0031】
[パチンコ機1の電気的構成]
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図3を参照して説明する。
パチンコ機には、主制御基板100が設けられており、この主制御基板100には、メインCPU112、ROM114およびRAM116を備えたマイクロプロセッサ110が搭載されている。メインCPU112は、大当りかハズレかの決定、大当りの遊技におけるラウンドの制御、大当りの遊技が終了した後の遊技者に有利な遊技条件の決定、入賞の検出、各装置および基板への制御コマンドの送信など、遊技の主な制御を実行する。ROM114には、メインCPU112が各種制御などを実行するためのコンピュータプログラムなどが記録されており、RAM116は、遊技球が第1種始動口27に入賞したこと、普通図柄作動ゲート25,26を通過したこと、大当りが発生したことなどの遊技中に発生する各種データ、ROM114から読出されたコンピュータプログラムなどを一時的に格納する。
主制御基板100には、次に記載するものが電気的に接続されている。遊技球が第1種始動口27または普通電動役物47の開放した両翼から入賞したことを検出する第1種始動口スイッチ27a、図柄表示器32aを制御する図柄制御基板32、電源基板80、賞球の払出しなどを制御する払出制御基板200、RAMクリアスイッチ10、大当りの発生や賞球払出数などに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたホールコンピュータへ送信するための遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中継基板53である。
【0032】
払出制御基板200には、主制御基板100から送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロプロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッサ210には、賞球および貸球の払出しなどを制御するサブCPU212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの制御を実行するための各種制御プログラムが記録されたROM214と、サブCPU212が各種制御プログラムを実行する際にROM214から読出された制御プログラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種データを一時的に格納するRAM216とが搭載されている。
また、払出制御基板200には、RAMクリアスイッチ10、電源基板80、発射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52および払出中継基板55が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15cには、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接続されている。
【0033】
遊技枠中継基板53には、下受け皿7が遊技球で満杯になったことを検出する下皿満杯検出スイッチ72、賞球切れを検出する賞球切れ検出スイッチ73およびセンサ中継基板54が電気的に接続されている。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継基板55と電気的に接続されている。払出中継基板55には、貸球切れを検出する貸球切れ検出スイッチ61、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が電気的に接続されている。
盤面中継基板51には、普通電動役物47の両翼を開閉駆動する普通電動役物ソレノイド47a、普通図柄作動右ゲート25を通過した遊技球を検出する右ゲートスイッチ(単にゲートスイッチともいう)25a、普通図柄作動左ゲート26を通過した遊技球を検出する左ゲートスイッチ(単にゲートスイッチともいう)26a、大入賞口41に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ41a、右袖入賞口12に入賞した遊技球を検出する右袖入賞口スイッチ12a、左袖入賞口13に入賞した遊技球を検出する左袖入賞口スイッチ13a、右下入賞口45に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ45a、左下入賞口44に入賞した遊技球を検出する左下入賞口スイッチ44aおよび大入賞口中継基板50である。
【0034】
大入賞口中継基板50には、大入賞口内部の特定領域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ41bと、開閉部材43を駆動する大入賞口ソレノイド43aと、特定領域を変化させる部材を駆動する特定領域ソレノイド41cとが電気的に接続されている。電源基板80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数を度数表示部に表示する度数表示基板やプリペイドカードユニットなどから構成される遊技機外装置部分71と電気的に接続されている。電源基板80は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源70から電源の供給を受け、各基板および装置へ必要電源を供給する。
なお、このパチンコ機1には、停電が発生した際に、停電直前の遊技中のデータをRAM116およびRAM216にバックアップする機能が備えられており、電源が復帰したときに、バックアップされているデータに基づいて停電直前の遊技を再開することができる機能が備えられている。また、工場出荷時や開店前に試射を行った後に電源を遮断すると、上記バックアップ機能が働き、そのままの状態で開店すると不具合が発生するため、電源基板80に設けられたRAMクリアスイッチ10をONしながら電源スイッチ18をONすることにより、RAM116およびRAM216にバックアップされているデータを消去することができるようになっている。
【0035】
[音声制御基板79の動作]
次に、音声制御基板79の動作について図4および図5を参照して説明する。
図4は、音声制御基板79の電気的構成をブロックで示す説明図である。図5は、音声制御基板79に搭載されたサブCPU79gが実行する音声発生処理の流れを示すフローチャートである。
音源用ROM79fには、複数、たとえば64のADPCM(Aduptive Differential Pulse Code Modulation)音源データと、複数、たとえば64曲の曲データが記録されている。ここで、ADPCM音源データとは、ドラムやキーボードなどの楽器の音、人間の声や擬音などからなる単発音をサンプリングしてデジタル化した音源データである。
音声発生回路79aに備えられたSSGコントロール79uには、2系統のSSG音源(矩形波3音+ノイズ1音)が内蔵されており、SSGコントロール79uは、SSG音源を用いた再生信号を出力する。音声発生回路79aには、2系統のシーケンサ79c,79dが備えられており、音源用ROM79fから2曲の曲データを読出して2曲同時再生が可能であり、音源用ROM79fから8個のADPCM音源データを読出して最大8音の同時再生が可能である。
この実施形態では、検査用の音として用いる検査用音声は、キーボードにより演奏される比較的単純な旋律、つまり遊技中に演奏される曲と混同しないで容易に識別できる旋律で演奏され、その演奏のためのデータは、曲データとして音源用ROM79fに格納されているものとする。タイミング入力部(図中はタイミングと記載)79mには、クロック信号を発生するタイミング発生回路79yが接続されている。
【0036】
(検査時の動作)
パチンコ機1の動作を検査する者が、電源基板80に設けられた電源スイッチ18をONすると、電源基板80から主制御基板100および音声制御基板79などの各基板および装置へ電源が供給される。これにより、サブCPU79gは、電源投入と判定し(ステップ(以下、Sと略す)10:Yes)、自身と、音声発生回路79aとを初期設定し、それが済むと直ちに遊技状態を低確率状態に設定する(S12)。ここで、低確率状態とは、大当りが発生する確率が低確率に設定された遊技状態のことである。つまり、遊技球が第1種始動口27または普通電動役物47の開放された両翼に入賞すると、メインCPU112は、大当りかハズレかを判定するが、その判定結果が大当りとなる確率が低い遊技状態のことである。続いてサブCPU79gは、1ch(チャンネル)のスピーカ79sおよび2ch(チャンネル)のスピーカ79tからそれぞれA検査用音声を発生させる(S14)。ここで、検査用音声は、低確率状態で待機中の場合には、A検査用音声を発生し、高確率状態で待機中の場合には、B検査用音声を発生する。
【0037】
ここで、A検査用音声をスピーカ79s,79tから発生させる際の音声制御基板79の動作について説明する。
サブCPU79gは、音源用ROM79fからA検査用音声を発生させるための曲データを読出すコマンドをCPUインターフェイス79bを介してシーケンサ79c,79dへ出力する。続いてシーケンサ79c,79dは、A検査用音声を指定するためのアドレス信号をメモリインターフェイス79eを介して音源用ROM79fへ出力する。続いて音源用ROM79fは、入力したアドレス信号により指定されたアドレスの記憶領域に格納されている曲データをメモリインターフェイス79eを介してADPCMコントロール79iへ出力する。
続いてADPCMコントロール79iは、入力した曲データを設定された周波数、音量、パンポットに従ってADPCM方式で再生し、再生したデジタル信号を出力する。ADPCMコントロール79iから出力されたデジタル信号は、電子ボリューム79kに入力され、音量設定された後、2チャンネルデジタルミキサー79nを経由してD/Aコンバータ79pに入力される。D/Aコンバータ79pは、入力したデジタル信号をアナログ信号に変換した後、アナログスイッチング方式で左右の端子に振り分けてアンプ(デジタルアンプ)79v,79rへそれぞれ出力する。
【0038】
そして、アンプ79vが1chのスピーカ79sを駆動し、アンプ79rが2chのスピーカ79tを駆動し、スピーカ79s,79tからそれぞれA検査用音声が発生される。
ここで、スピーカ79s,79tからA検査用音声が発生されない場合は、音声制御基板79の故障か、スピーカ79s,79tの故障であると判断できる。つまり、パチンコ機1の電源を投入すれば、音声制御基板79およびスピーカ79s,79tは、独自にA検査用音声を発生することができるため、電源を投入するだけのワンタッチ操作で、音声制御基板79およびスピーカ79s,79tの故障の有無を検査することができる。
【0039】
(遊技中の動作)
サブCPU79gは、遊技球が第1種始動口27または普通電動役物47の開放された両翼に入賞したことを示す信号が主制御基板100から送信されてきているか否かに基づいて、始動口入賞の有無を判定する(S22)。ここで、始動口入賞無しと判定した場合は(S22:No)、大当り遊技の処理を実行中であることを示す信号が主制御基板100から送信されてきているか否かに基づいて、大当り処理中であるか否かを判定する(S24)。ここで、大当り処理中ではないと判定した場合は(S24:No)、遊技状態が低確率状態であるか否かを判定し(S26)、低確率状態であると判定した場合は(S26:Yes)、2chのスピーカ79tからA検査用音声を発生させ(S28)、1chのスピーカ79sの音量を小さくするとともに、音程を低くすることを指示するコマンドをADPCMコントロール79iへ送信する(S30)。続いてサブCPU79gは、2chのスピーカ79tの音量を増大するとともに音程を高くすることを指示するコマンドをADPCMコントロール79iへ送信する(S32)。
【0040】
また、サブCPU79gは、低確率状態ではないと判定した場合は(S26:No)、2chのスピーカ79tからB検査用音声を発生させ(S34)、1chのスピーカ79sの音量を小さくするとともに、音程を低くし(S30)、2chの音量を大きくするとともに、音程を高くする(S32)。
つまり、2chのスピーカ79tからは、低確率状態のときにA検査用音声が発生し、高確率状態のときにB検査用音声が発生するため、遊技者は、2chのスピーカ79tから発生する音の違いにより、低確率状態であるか高確率状態であるかを判断することができる。また、検査を行う者は、2chのスピーカ79tから検査用音声が発生しているか否かにより、音声制御基板79またはスピーカ79s,79tが故障したと判断することができる。
【0041】
また、サブCPU79gは、始動口入賞有りと判定した場合は(S22:Yes)、2chのスピーカ79tから発生している検査用音声の音量を小さくするとともに、検査用音声の音程を低くし(S36)、1chのスピーカ79sから変動音を発生させる(S38)。ここで、変動音とは、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を行っているときに発生させる効果音のことである。
続いてサブCPU79gは、1chのスピーカ79sから発生する変動音の音量を大きくするとともに、音程を高くする(S48)。このように、始動口入賞があった場合は、検査用音声の音量を小さくするとともに音程を低くし、変動音の音量を大きくするとともに音程を高くすることにより、検査用音声に邪魔されて変動音が聞こえ難くなることがないようにすることができる。
【0042】
また、サブCPU79gは、大当り処理中であると判定した場合は(S24:Yes)、2chのスピーカ79tから発生している検査用音声の音量を小さくするとともに音程を低くする(S40)。続いてサブCPU79gは、大当りディレイ中であるか否かを判定する(S42)。ここで、大当りディレイとは、大当りの遊技終了直後に設けられた所定時間(たとえば、10秒)のことであり、大当り遊技が終了したことを示す画像が上記所定時間に図柄表示器32aに表示され、大当りディレイ音という効果音が発生される。
ここで、大当りディレイ中ではない、つまりまだ大当り処理中であると判定した場合は(S42:No)、1chのスピーカ79sから大当り作動音を発生させ(S46)、その大当り作動音の音量を大きくするとともに音程を高くする(S48)。また、サブCPU79gは、大当りディレイ中であると判定した場合は(S42:Yes)、1chのスピーカ79sから大当りディレイ音を発生させ(S44)、その大当りディレイ音の音量を大きくするとともに音程を高くする(S48)。
【0043】
[第1実施形態の効果]
(1)以上のように、第1実施形態のパチンコ機1を使用すれば、スピーカ79s,79tは、電源が投入されることにより、独自に検査用音声を発生することができるため、その検査用音声が発生しない場合は、音声制御基板79またはスピーカ79s,79tが故障であると判断することができる。
つまり、電源を投入するというワンタッチ操作を行うだけで、音声制御基板79およびスピーカ79s,79tの検査を容易かつ手間なく行うことができる。
特に、開店前の点検時に島の電源を立ち上げれば、その島に設置されている総てのパチンコ機から検査用音声が発生するため、検査用音声を発生していない台を聞き分けるだけで、音声系統が故障している台を容易に発見することができる。
しかも、パチンコ機1の電源が立ち上がっている間は、検査用音声が継続して発生しているため、パチンコ機1の電源が立ち上がっている間は、いつでも音声系統の検査をすることができる。
【0044】
(2)また、パチンコ機1の製造過程や出荷時の検査において、主制御基板100と音声制御基板79とを接続していない状態であっても、パチンコ機1の電源を立ち上げれば検査用音声を発生するため、その発生の有無により、音声系統が正常か異常かを容易に判断できる。
(3)さらに、主制御基板100から制御信号を受信していない場合のような、遊技が行われていないときや遊技状態に変化がないときであっても、検査用音声を発生しているため、その発生の有無により、音声系統が正常か異常かを容易に判断できる。
(4)遊技が行われていないパチンコ機1で検査用音声を所定の旋律で発生させることができるため、パチンコ機1が視界に入らない遊技者を聴覚を利用して遊技に勧誘することができる。
【0045】
(5)複数のパチンコ機が設置されているパチンコ店において、来店客が少ない場合に、遊技が行われていない各パチンコ機から検査用音声を所定の旋律で発生させることができるため、店内の活気を出すことができる。
(6)遊技が中断されているときでも検査用音声を所定の旋律で発生させることができるため、遊技が継続しているという感じを遊技者に与えることができる。
(7)検査用音声は、遊技中に発生する変動音や大当りディレイ音などの効果音の旋律とは異なる旋律で発生するため、効果音と検査用音声とを聞き分けることができる。
したがって、効果音が発生している場合であっても、音声系統の異常を検査することができる。
【0046】
(8)変動音や大当りディレイ音などの遊技状態に対応する効果音を1chのスピーカ79sから発生させ、検査用音声を2chのスピーカ79tから発生させることができるため、両音が同時に発生した場合であっても、両音を聞き分けることができるので、音声系統の検査をすることができる。
(9)遊技状態が低確率状態である場合には、A検査用音声を発生し、高確率状態である場合には、B検査用音声を発生することができるため、その検査用音声の変化を聞き分けることにより、遊技状態を知ることができる。
(10)変動音や大当りディレイ音などの遊技状態に対応する効果音を発生する場合には、検査用音声の音量を小さくすることができるため、効果音が検査用音声に邪魔されて聞こえ難くなるおそれがない。
(11)変動音や大当りディレイ音などの遊技状態に対応する効果音を発生する場合には、検査用音声の音程を低くすることができるため、効果音が検査用音声に邪魔されて聞こえ難くなるおそれがない。
【0047】
<第2実施形態>
次に、この発明の第2実施形態について図6を参照して説明する。
図6は、この実施形態のパチンコ機に備えられたサブCPU79gが実行する音声発生処理2の流れを示すフローチャートである。なお、この実施形態のパチンコ機は、サブCPU79gが実行する音声発生処理2の一部以外は、前記第1実施形態と同一の機能および構成であるため、それら同一部分の説明を省略する。また、同一部分については、同一の符号を用いることとする。
サブCPU79gは、S12を実行すると、1chのスピーカ79sおよび2chのスピーカ79tからそれぞれC検査用音声およびD検査用音声を発生させる(S15)。ここで、C検査用音声およびD検査用音声は、それぞれ楽器の音を示しており(たとえば、C検査用音声がキーボードの音でD検査用音声がベースギターの音)、両検査用音声により所定の旋律を演奏する。
【0048】
そして、サブCPU79gは、始動口入賞無しと判定し(S22:No)、大当り処理中ではないと判定し(S24:No)、低確率状態であると判定した場合は(S26:Yes)、2chのスピーカ79tからC検査用音声およびD検査用音声を発生させ(S29)、1chのスピーカ79sの音量を小さくするとともに、音程を低くする(S30)。続いてサブCPU79gは、2chのスピーカ79tの音量を増大するとともに音程を高くする(S32)。
また、サブCPU79gは、低確率状態ではないと判定した場合は(S26:No)、2chのスピーカ79tからE検査用音声およびF検査用音声を発生させ(S35)、1chのスピーカ79sの音量を小さくするとともに、音程を低くし(S30)、2chの音量を大きくするとともに、音程を高くする(S32)。
【0049】
ここで、E検査用音声およびF検査用音声は、それぞれC検査用音声およびD検査用音声との違いを聞き分けることができる異なる検査用音声である。たとえば、E検査用音声およびF検査用音声は、C検査用音声およびD検査用音声とは異なる楽器の音である(たとえば、E検査用音声はリードギターの音でF検査用音声はドラムの音)。また、E検査用音声およびF検査用音声により演奏される旋律は、C検査用音声およびD検査用音声により演奏される旋律とは異なる旋律である。
このように、2chのスピーカ79tからは、低確率状態のときにC検査用音声およびD検査用音声が発生し、高確率状態のときにE検査用音声およびF検査用音声が発生するため、遊技者は、2chのスピーカ79tから発生する音色または旋律の違いにより、低確率状態であるか高確率状態であるかを判断することができる。また、検査を行う者は、2chのスピーカ79tから検査用音声が発生しているか否かにより、音声制御基板79またはスピーカ79s,79tが故障したと判断することができる。
なお、サブCPU79gは、変動音や大当り作動音などの効果音を発生する場合は、検査用音声の音量を小さくするとともに音程を低くし、効果音の音量を大きくするとともに音程を高くする(S36〜S48)。
【0050】
[第2実施形態の効果]
(1)以上のように、第2実施形態のパチンコ機を使用すれば、効果音の旋律とは異なる旋律で検査用音声を発生することができるため、効果音と検査用音声とを聞き分けることができる。
したがって、検査対象のパチンコ機以外のパチンコ機から効果音が発生している場合であっても、検査対象のパチンコ機の音声系統を検査することができる。
(2)しかも、効果音および検査用音声を共に発生させて所定の曲を演奏することができるため、遊技者が遊技中に検査用音声によって違和感を感じるおそれがない。
(3)さらに、2種類の検査用音声により2種類の楽器の音を表現して演奏することができるため、色々な曲を演奏することができる。
【0051】
<他の実施形態>
(1)前記各実施形態では、パチンコ機1の電源が立ち上がっている間は、検査用音声を絶え間なく発生する場合を説明したが、遊技が行われていないとき(効果音が発生していないとき、あるいは、遊技球が発射されていないとき)に検査用音声を発生することもできる。
(2)前記各実施形態では、スピーカを2個使用した構成を説明したが、1個でもよい。この場合は、1個のスピーカから検査用音声や各種の効果音を発生させることになるが、電源投入時には、スピーカから検査用音声を発生させ、遊技中の効果音を発生させるタイミングになったときに、検査用音声の音量を小さくするとともに音程を低くし、効果音の音量を大きくするとともに音程を高くすればよい。
【0052】
(3)前記各実施形態では、遊技中に一方の音の音量を大きくするとともに音程を高くした場合は、他方の音の音量を小さくするとともに音程を低くすることを説明したが、音量のみを調節してもよいし、音程のみを調節してもよい。また、テンポのみを調節してもよい。
(4)前記各実施形態では、検査用音声として楽器の音を用いた場合を説明したが、人工的に作成した音、実音をサンプリングした音などを用いることもできるし、ビープ音などのようにメロディーのない音でもよい。
(5)3種類以上の検査用音声を用いることもできる。
(6)検査用音声の発生および停止を切替えるスイッチなどの切替手段を設けることもできる。また、その切替手段は、音声制御基板79の外部、たとえばパチンコ機の裏面や内部など、検査する者が操作し易い個所に設けてもよい。さらに、その切替手段を1chまたは2ch毎に個別に設けてもよい。
(7)音源としてFM音源、PCM音源、MIDI音源などを使用することもできる。
【0053】
[各請求項と実施形態との対応関係]
主制御基板100が請求項1に記載の制御手段に対応し、音声制御基板79およびスピーカ79s,79tが音声発生手段に対応する。
そして、サブCPU79gが実行する音声発生処理のS10〜S48が、請求項1に記載の音声発生手段として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施形態のパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5の主要構成を示す正面説明図である。
【図3】パチンコ機1の主な電気的構成をブロックで示す説明図である。
【図4】音声制御基板79の電気的構成をブロックで示す説明図である。
【図5】音声制御基板79に搭載されたサブCPU79gが実行する音声発生処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態のパチンコ機に備えられたサブCPU79gが実行する音声発生処理2の流れを示すフローチャートである。
【図7】従来のパチンコ機の主要構成を示す説明図である。
【図8】図7に示すパチンコ機の主な電気的構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機)
79 音声制御基板(音声発生手段)
79g サブCPU
79s,79t スピーカ(音声発生手段)[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a gaming machine provided with sound generation means for generating sound based on a control signal transmitted from a control means for controlling a game.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, pachinko machines shown in FIGS. 7 and 8 are known as this type of gaming machine. FIG. 7 is an explanatory diagram showing a main configuration of a conventional pachinko machine, and FIG. 8 is an explanatory diagram showing a main electrical configuration of the pachinko machine shown in FIG.
A game ball launched by operating the
Further, the
[0003]
When the predetermined time has elapsed, the symbol display unit 504 stops displaying the variation of the special symbol, and the three special symbols that are confirmed and displayed at the three locations become jackpot symbols (for example, “777” as shown in FIG. 7). When they are aligned, a big hit occurs, the door-type opening /
Then, when a game ball wins a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, since the conventional pachinko machine does not produce sound effects unless the game ball wins a prize opening, it is virtually impossible for pachinko stores to inspect the audio system of all pachinko machines before opening. It was possible. Also, when a store is opened, many pachinko machines produce sound effects, and the inside of the store becomes noisy due to the bell sound when paying out a prize ball or the music flowing in the store, so you find a pachinko machine with a broken audio system It becomes difficult.
In addition, a pachinko machine without a player can appeal to the player's vision because the symbol display displays a demonstration image for waiting for the customer, and can be invited to the game.
However, since a pachinko machine without a player does not generate sound effects, the player cannot be invited to play unless the player looks at the symbol display. In addition, when there are few visitors, the number of pachinko machines that do not generate sound effects increases, and the store becomes inactive.
[0005]
Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to realize a gaming machine that can easily find a gaming machine having a fault in a voice system. It is another object of the present invention to realize a gaming machine capable of increasing the work of soliciting players for games. It is another object of the present invention to realize a gaming machine that can bring out the liveliness of the store when there are few visitors.
[0006]
[Means, actions and effects for solving the problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides
[0007]
In other words, since the sound generation means can generate a test sound for checking its own abnormality while the power of the gaming machine is turned on, only whether or not the test sound is generated is determined. By inspecting, it can be determined whether the sound generating means is normal or abnormal.
Therefore, it is possible to easily find the abnormality of the sound generation means by a simple operation of listening to the inspection sound.
Moreover, since the sound generation means can independently generate the inspection sound independently of the control signal, the sound generation means receives the control signal from the control means when the control means and the sound generation means are not connected. Even if not, the sound generation means can generate the inspection sound.
Therefore, even if the control means and the sound generating means are not connected in the manufacturing process of the gaming machine or the inspection at the time of shipment, the sound generating means generates the sound for inspection when the power of the gaming machine is turned on. Therefore, it is possible to easily determine whether the voice system is normal or abnormal depending on the presence or absence of the occurrence.
In addition, since the sound generation means generates the test sound even when the game is not performed or when the game state is not changed, such as when the control signal is not received from the control means. Depending on the presence or absence of the occurrence, it can be easily determined whether the audio system is normal or abnormal.
Furthermore, since the sound generation means can change the inspection sound in accordance with the gaming state, it is possible to know the gaming state by listening to the change in the inspection sound.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the gaming machine according to the first aspect, the sound generating means continuously generates the inspection sound while the power of the gaming machine is turned on. Is used.
[0009]
In other words, since the sound generation means can continuously generate the inspection sound while the power of the gaming machine is turned on, the sound generation means can always be abnormal while the power of the gaming machine is turned on. Can be easily inspected.
For example, it is possible to inspect abnormalities of sound generating means of gaming machines that are not playing games.
[0012]
Claim3In the invention described in
[0013]
That is, the sound generation means is generated based on the control signal.Sound effectBecause the test sound can be generated with a melody different from that ofSound effectCan be distinguished from the test voice.
Therefore, with a gaming machine other than the gaming machine being inspected,Sound effectEven if this occurs, an abnormality in the sound system of the inspection target gaming machine can be inspected.
In addition, if an inspection sound is generated with a predetermined melody in a gaming machine in which no game is played, a player who does not enter the field of view of the gaming machine can be invited to the game using hearing.
Furthermore, in a game store where a plurality of gaming machines are installed, if there are few visitors to the store, if a test sound is generated from each gaming machine that is not playing with a predetermined melody, the inside of the store will become lively. be able to.
[0014]
Claim4In the invention described in
[0015]
That is, the sound generating meansSound effectIn addition, since it is possible to play the predetermined music by generating the test sound together, there is no possibility that the player feels uncomfortable with the test sound during the game.
[0016]
Claim5In the invention described in
[0017]
That is, since the sound generation means can generate a plurality of types of test sounds, it is easy to make a song using the test sounds and the number of songs can be increased.
For example, if a plurality of types of musical instrument sounds are represented by a plurality of types of test sounds, various songs can be created.
[0018]
Claim6In the invention described in
[0019]
That is, it occurs based on the control signalSound effectSince the sound for inspection is generated from different channels, both sounds can be heard even when both sounds are generated at the same time, so that the sound system can be inspected.
[0022]
Claim7In the invention described in
[0023]
In other words, the sound generation meansSound effects when generating test soundSince the volume of the test sound can be reduced whenSound effectIs not disturbed by the test sound, and there is no risk of difficulty in hearing.
[0024]
Claim8In the invention described in
[0025]
In other words, the sound generation meansSound effects when generating test soundBecause the volume of the inspection sound can be lowered whenSound effectIs not disturbed by the test sound, and there is no risk of difficulty in hearing.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a gaming machine according to the present invention will be described with reference to the drawings. In the following embodiments, as a gaming machine according to the present invention, a so-called first-type pachinko machine that generates a big hit with a big winning opening when predetermined symbols are prepared will be described as an example.
<First Embodiment>
[Overall main configuration]
First, the main configuration of the pachinko machine of this embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a perspective explanatory view showing the appearance of the pachinko machine.
The
Below the
[0027]
[Main configuration of game board 5]
Next, the main configuration of the
A
In addition, the symbol display 32a displays a background image displayed on the background of the special symbol, an effect image when reaching reach, an effect image when a big hit occurs, and the like. Further, the symbol display 32a includes a normal symbol display area on the screen, and performs normal symbol change display to fixed display in the normal symbol display region. In this embodiment, the symbol display unit 32a alternately displays an image showing the symbols “O” and “X” as a normal symbol, and displays the symbol “O” or “X” after a predetermined time has elapsed.
[0028]
A special symbol start memory number display LED 31 for displaying the special symbol start memory number by four LEDs is provided at the upper right of the symbol display 32a. The number of lighting of the LED 31 corresponds to the number of special symbol starting memories. Further, on the left side of the special symbol start memory number display LED 31, the number of times the display is suspended when the period from the normal symbol variation display to the final display is set to one time (hereinafter referred to as a normal symbol start memory number) is 4 There is provided a normal symbol start memory
On the right side of the
[0029]
A first
Below the ordinary
[0030]
The
[0031]
[Electric configuration of pachinko machine 1]
Next, the main electrical configuration of the
The pachinko machine is provided with a
The following is electrically connected to the
[0032]
The payout control board 200 is equipped with a microprocessor 210 that operates by inputting a control command sent from the
The payout control board 200 is electrically connected to the RAM
[0033]
The game frame relay board 53 is electrically provided with a lower dish full detection switch 72 for detecting that the
The board relay board 51 includes a normal electric accessory solenoid 47a that opens and closes both wings of the normal
[0034]
The special winning
The
[0035]
[Operation of Voice Control Board 79]
Next, the operation of the
FIG. 4 is an explanatory diagram showing the electrical configuration of the
The
The
In this embodiment, the test voice used as the test sound is played with a relatively simple melody played by the keyboard, that is, a melody that can be easily identified without being confused with a song played during the game. Is stored in the
[0036]
(Operation during inspection)
When a person inspecting the operation of the
[0037]
Here, the operation of the
The
Subsequently, the
[0038]
The
Here, when the A test sound is not generated from the
[0039]
(Operation during game)
The
[0040]
On the other hand, if the
In other words, since the A test sound is generated from the
[0041]
On the other hand, if the
Subsequently, the
[0042]
If the
Here, when it is determined that the big hit delay is not being performed, that is, the big hit processing is still in progress (S42: No), a big hit operation sound is generated from the
[0043]
[Effect of the first embodiment]
(1) As described above, if the
In other words, the
In particular, if the island power supply is turned on at the time of inspection before opening the store, inspection sounds will be generated from all pachinko machines installed on the island, so it is only necessary to identify the table that does not generate inspection sounds. It is possible to easily find a table in which the voice system is broken.
Moreover, since the inspection sound is continuously generated while the power of the
[0044]
(2) Further, in the manufacturing process of the
(3) Further, even when the game is not being played or when the game state is not changed, such as when the control signal is not received from the
(4) Since the
[0045]
(5) In pachinko parlors where a plurality of pachinko machines are installed, if there are few customers visiting the pachinko machine, inspection voices can be generated from each pachinko machine that is not playing at a predetermined melody. Can be lively.
(6) Since the inspection sound can be generated with a predetermined melody even when the game is interrupted, it is possible to give the player that the game is continuing.
(7) Since the test sound is generated with a melody different from the melody of the sound effect such as a fluctuating sound or a big hit delay sound generated during the game, the sound effect and the test sound can be distinguished.
Therefore, even if sound effects are generated, it is possible to inspect an abnormality in the sound system.
[0046]
(8) When sound effects such as fluctuating sound and big hit delay sound can be generated from the
(9) When the gaming state is in the low probability state, the A inspection sound can be generated, and when the gaming state is in the high probability state, the B inspection sound can be generated. The game state can be known by distinguishing the.
(10) When a sound effect corresponding to a gaming state such as a fluctuating sound or a big hit delay sound is generated, the volume of the test sound can be reduced, so that the sound effect is difficult to hear because it is disturbed by the test sound. There is no risk of becoming.
(11) When a sound effect corresponding to a gaming state such as a fluctuating sound or a big hit delay sound is generated, the pitch of the test sound can be lowered, so that the sound effect is disturbed by the test sound and is difficult to hear. There is no risk of becoming.
[0047]
Second Embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
FIG. 6 is a flowchart showing the flow of the
After executing S12, the
[0048]
Then, the
On the other hand, if the
[0049]
Here, the E inspection sound and the F inspection sound are different inspection sounds that can distinguish the difference from the C inspection sound and the D inspection sound, respectively. For example, the E inspection sound and the F inspection sound are different instrument sounds from the C inspection sound and the D inspection sound (for example, the E inspection sound is a lead guitar sound and the F inspection sound is a drum sound). sound). The melody played by the E inspection voice and the F inspection voice is different from the melody played by the C inspection voice and the D inspection voice.
As described above, the
When the
[0050]
[Effects of Second Embodiment]
(1) As described above, if the pachinko machine according to the second embodiment is used, the inspection sound can be generated with a melody different from the melody of the sound effect, so that the sound effect and the inspection sound are distinguished. Can do.
Therefore, even if a sound effect is generated from a pachinko machine other than the pachinko machine to be inspected, the sound system of the pachinko machine to be inspected can be inspected.
(2) Moreover, since it is possible to play the predetermined music by generating both the sound effect and the test sound, there is no possibility that the player will feel uncomfortable with the test sound during the game.
(3) Furthermore, since two types of test sounds can be used to express and play the sounds of two types of musical instruments, various songs can be played.
[0051]
<Other embodiments>
(1) In each of the embodiments described above, the case where the inspection sound is continuously generated while the power of the
(2) In each of the above embodiments, the configuration using two speakers has been described, but one may be used. In this case, the sound for inspection and various sound effects are generated from one speaker, but when the power is turned on, the sound for inspection is generated from the speaker, and it is time to generate sound effects during the game. Sometimes, it is only necessary to reduce the volume of the test sound and lower the pitch, increase the volume of the sound effect and raise the pitch.
[0052]
(3) In each of the above embodiments, it has been described that when the volume of one sound is increased and the pitch is increased during a game, the volume of the other sound is decreased and the pitch is decreased. It may be adjusted, or only the pitch may be adjusted. Alternatively, only the tempo may be adjusted.
(4) In each of the above embodiments, the case where the sound of a musical instrument is used as the inspection sound has been described. However, an artificially created sound, a sound obtained by sampling an actual sound, or the like can be used, or a beep sound or the like can be used. Sound without melody may be used.
(5) Three or more kinds of inspection voices can be used.
(6) It is possible to provide a switching means such as a switch for switching the generation and stop of the inspection sound. Further, the switching means may be provided outside the
(7) An FM sound source, a PCM sound source, a MIDI sound source, or the like can be used as the sound source.
[0053]
[Correspondence between each claim and embodiment]
The
Then, S10 to S48 of the sound generation processing executed by the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory perspective view showing an appearance of a pachinko machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front explanatory view showing a main configuration of a
FIG. 3 is an explanatory diagram showing the main electrical configuration of the
FIG. 4 is an explanatory diagram showing the electrical configuration of the
FIG. 5 is a flowchart showing a flow of sound generation processing executed by a
FIG. 6 is a flowchart showing a flow of a
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a main configuration of a conventional pachinko machine.
8 is an explanatory diagram showing a main electrical configuration of the pachinko machine shown in FIG. 7. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Pachinko machine (game machine)
79 Voice control board (voice generation means)
79g Sub CPU
79s, 79t Speaker (sound generation means)
Claims (8)
この制御手段から送信されてきた制御信号を受信するとともに、その受信した制御信号に基づいて遊技状態に対応する効果音を発生する音声発生手段とを備えた遊技機において、
前記音声発生手段は、
自身の異常を検査するための検査用音声を、この遊技機の電源が立ち上がっている間であって、少なくとも前記効果音を発生していない間に、前記制御信号とは関係なく独自に発生し、かつ、遊技状態に対応して前記検査用音声を変化させることを特徴とする遊技機。Control means for transmitting a control signal instructing the generation of a sound effect ;
In a gaming machine comprising a sound generating means for receiving a control signal transmitted from the control means and generating a sound effect corresponding to the gaming state based on the received control signal,
The sound generating means is
A test sound for inspecting its own abnormality is independently generated regardless of the control signal while the power of the gaming machine is turned on and at least when the sound effect is not generated. And the game machine characterized by changing said inspection sound according to a game state .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002238979A JP3960883B2 (en) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | Game machine |
Applications Claiming Priority (1)
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