JP3960142B2 - 画像表示装置、プロジェクタ、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示装置、プロジェクタ、プログラム及び記憶媒体に関し、詳細には表示される画像のコントラストを向上させるための階調補正、いわゆる白黒伸長処理の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶プロジェクタをはじめとする画像表示装置において、高コントラストな画像を得る方法が従来知られている。例えば、特許公報第2936791号公報等に、画像の平均輝度を中心にして、輝度分布に応じてコントラスト特性曲線の傾きを変えること、即ち適応的に階調補正すること(適応型階調補正)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、基本的には画像ごとに階調補正特性が異なる。従って、上記適応型階調補正を行う場合、画像ごとに明るさが変化してしまう。特に、画像が連続的に変化する動画の場合、不自然な輝度変動が発生するおそれがある。このため、一般的に動画では顕著な階調補正は行いにくい。一方、静止画の場合、表示されている画像が一定であるか、又は画像の切り替わりがあっても数秒〜数十秒以上の時間間隔がある。このことから、静止画では、コントラストをより高める階調補正を行っても、上述のような不自然な輝度変動は生じにくい。
【0004】
また、近年のプロジェクタに代表される大型ディスプレイは、インフォメーション表示やプレゼンテーション用途に使用される場合も多い。この場合、動画像のみならず、静止画像の自然画等を表示することが多い。そして、静止画像は、観察者にじっくりと観察されるため高コントラストであることが望ましい。
【0005】
このように、動画ではコントラストを高める階調補正を行いにくいのに対し、静止画では容易にコントラストを高める階調補正を行うことができる。従って、静止画に好適な階調補正特性と、動画に好適な階調補正特性とが異なる。このため、静止画と動画とにそれぞれ好適な階調補正を行うことは困難であり問題である。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、表示されている画像が動画又は静止画であるかを判定し、動画又は静止画に最適な画像処理、特に静止画のコントラストを向上させて高画質な静止画像を得る画像処理を行う画像表示装置、プロジェクタ、プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、その目的を達成するために、本発明は、比較するフレーム間における画像の輝度分布の変化量を算出する輝度分布変化量算出部と、前記変化量に基づいて所定の階調補正処理を行う階調補正処理部と、前記階調補正処理された画像を表示する表示部とを有することを特徴とする画像表示装置を提供する。これにより、動画又は静止画に最適な画像処理を行い、特に静止画のコントラストを向上させて高画質な静止画像を得ることができる。
【0008】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記輝度分布変化量算出部は、一定のシーンの表示時間を複数のシーンについて総和する総和算出部と、前記複数のシーンの数を前記総和した値で除した値を算出する頻度算出部とからなることが望ましい。これにより、輝度分布変化の頻度に基づいて動画、静止画の判定を正確に行うことができる。
【0009】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記輝度分布変化量算出部は、1フレーム時間あたりの輝度分布の変化量を算出することが望ましい。これにより、輝度分布変化量に基づいて動画、静止画の判定を正確に行うことができる。
【0010】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記階調補正処理部は、シーンの変化に同期して、前記所定の階調補正処理を行うことが望ましい。これにより、階調補正の特性を切り換えた際の、輝度変化を低減できる。
【0011】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記階調補正処理部は、前記輝度分布の変化量に基づいて段階的に前記所定の階調補正処理を行うことが望ましい。これにより、さらに自然な階調補正処理を行うことができる。
【0012】
また、本発明によれば、光源光を供給する光源部と、画像信号に応じて前記光源部からの光を変調する空間変調素子と、前記空間変調素子からの画像を表示する上記の画像表示装置と、前記画像処理された画像を投写する投写レンズとを有することを特徴とするプロジェクタを提供できる。これにより、スクリーンに投写された動画又は静止画に最適な画像処理、特に静止画のコントラストを向上させて高画質な静止画像を得ることができる。
【0013】
また、本発明によれば、階調補正された画像を表示する画像表示装置用のプログラムであり、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、比較するフレーム間における画像の輝度分布の変化量を算出する輝度分布変化量算出手段と、前記輝度分布の変化量に基づいて所定の階調補正処理を行う階調補正処理手段と、前記画像処理された画像を表示する表示手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムを提供する。これにより、動画又は静止画に最適な画像処理を行い、特に静止画のコントラストを向上させて高画質な静止画像を得ることができる。
【0014】
また、本発明によれば、コンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記のプログラムを記憶したことを特徴とする情報記憶媒体を提供する。これにより、コンピュータに上述のプログラムを簡便に実行させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像表示装置100の概略構成を示す図である。不図示の画像信号入力部からは、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分解された画像の信号が入力される。輝度分布変化量算出部101は、比較するフレーム間における画像の輝度分布の変化量を算出する。動画静止画判定部102は、前記輝度分布の変化量に基づいて前記画像が動画及び静止画の何れかの画像であるかを判定する。階調補正処理部103は、動画静止画判定部102の判定結果に基づいて所定の階調補正処理を行う。表示部104は、階調補正処理された画像を表示する。
【0016】
図2(a)は、階調補正特性の例を示す図である。横軸は入力輝度信号値を示し、本実施形態では、0から255までの値を取る。また縦軸は出力輝度信号値を示し、同様に0から255までの値を取る。また、1つのフレームの全ての画素の輝度信号値を平均した値を画像平均輝度(Average PictureLevel)とし、それをLmidで表す。画像表示装置100は、この画像平均輝度Lmidを中心として階調補正を行う。図2(a)では、破線で示す補正前の特性曲線Aが、実線で示す補正後の特性曲線Bに変換される。出力輝度信号値をLout、入力輝度信号値をLinとすると、特性曲線Aは、Lout=Linで表され、特性曲線Bは、Lout=K・(Lin−Lmid)+Lmidで表される。この式からわかるように特性曲線Bは、係数Kを傾きとする直線である。この係数Kは、後述するように、シーンチェンジの頻度または輝度分布の変化量に応じて求まる。特性曲線Bで表される階調補正処理を画像に施すと、特性曲線Aと比べて、画像の黒い表示の部分がさらに黒く(黒伸長)なり、白い表示の部分はさらに白く(白伸長)なる。このため、画像のダイナミックレンジが広がり、高コントラストな画像を得ることができる。ところで、図2(a)では、階調補正後の特性曲線Bの傾きK(係数K)は、画像平均輝度の黒側と白側で同一である。しかしながらこれに限られず、係数Kがシーンチェンジの頻度または輝度分布の変化量に応じて求まるのであれば、黒側と白側の傾きK(係数K)を異ならせても良い。
【0017】
図2(b)は、階調補正処理部103の構成を説明する図である。階調補正処理部103は、例えばRGB信号のうちのRに対応するR画像信号Rinに対して、入力輝度信号値毎に定められる値である伸長倍率αをかけて階調補正を行う。そして、階調補正されたR画像信号はRoutとして出力される。つまり、階調補正処理部は、Rout=α・Rinの演算を行う。階調補正処理部103は、G画像信号GinおよびB画像信号Binも同様に処理する。ここで、αと入力・出力輝度信号値との関係は以下の通りである。
α={K・(Lin−Lmid)+Lmid}/Lin=Lout/Lin
ここで、Linは、入力されたR、G、B信号値によって決まる輝度値であり、例えば、Lin=(Rin+Gin+Bin)/3で求まる。
【0018】
本実施形態では、動画、静止画の判定の基準となる値として、画像の輝度分布の変化量を用いる。この変化量として、輝度分布変化の頻度freqと、1フレームあたりの輝度分布の変化量Sとのいずれかのパラメータを用いることができる。まず、画像の輝度分布変化の頻度freqを用いて動画、静止画の判定をする手順について説明する。
【0019】
輝度分布変化の頻度freqを算出するためには、輝度分布変化(以下、「シーンチェンジ」という)を予め判定する必要がある。図3(a)、(b)、(c)に基づいてシーンチェンジの判定について説明する。図3(a)、(b)、(c)は、横軸には輝度レベルkを、縦軸には画素数をとって、輝度分布の形状を示す図(以下、「輝度分布ヒストグラム」という。)である。図3(a)は、比較する2つのフレームのうち、1つ前のフレームa−1の輝度分布ヒストグラムHa−1(k)である。図3(b)は、フレームa−1に続くフレームaの輝度分布ヒストグラムHa(k)である。図3(c)は、フレームa−1とフレームaとの差分の絶対値の輝度分布ヒストグラムである。そして、次式(1)に基づいて、シーンチェンジ検出基準値βを算出する。
【0020】
【数1】
【0021】
ここで、
Ha-1:1つ前のフレームa−1の輝度分布ヒストグラム;
Ha:フレームaの輝度分布ヒストグラム;
β:シーンチェンジ検出基準値.
【0022】
次に、輝度分布変化量検出部101は、シーンチェンジ検出基準値βと、所定の閾値thとを比較する。そして、β>thの場合に、シーンチェンジが有ると判定する。次に、輝度分布算出部101は、次式(2)に基づいて過去m回分の輝度分布変化の頻度freqを算出する。頻度freqの単位は、1/sec又は1/frameである。
【0023】
【数2】
【0024】
図4は、輝度分布変化の頻度freqの概念を説明する図である。横軸は時間又はフレーム数を示す。後述する手順により、所定の時間Tallの範囲において、時刻TTi-m+1、TTi-2、TTi-1、TTiの時にシーンチェンジしたと判定される場合を考える。そして、シーンチェンジの時間間隔がそれぞれ間隔ti-m+1、ti-2、ti-1、tiである。頻度freqの値が小さくなればなるほど、シーンチェンジの時間間隔が長くなる。この場合は、画像の動きの少ない静止画の状態が継続している状態である。
【0025】
図5は、上記式(2)で算出された輝度分布変化の頻度freqに基づいて、階調補正する手順を示すフローチャートである。ステップS501において、タイマー値がゼロにリセットされる。ステップS502において、輝度分布変化量算出部101は、上記式(1)に従ってシーンチェンジ検出基準値βを算出する。ステップS503において、動画静止画判定部102により、シーンチェンジ検出基準値βが所定の閾値thよりも大きいか否かが判断される。判断結果が偽の場合、ステップS502へ戻り、さらに次のフレームに対するシーンチェンジ検出基準値βが算出される。判断結果が真の場合、ステップS504へ進む。ステップS504において、パラメータtにタイマー値を代入する。ステップS505において、m個の配列メモリ{T(m−1)、T(m−2)、・・・T(0)}に対して、最新のm回分のタイマー値を代入する。次に、ステップS506において、上式(2)に基づいて輝度分布変化の頻度freqが算出される。本実施の形態では、シーンチェンジとシーンチェンジとの間の期間を一定のシーン期間と呼ぶ。1つのシーン期間には、少なくとも1つのフレーム期間が含まれる。本実施の形態によれば、所定回数のシーンチェンジが生じるのに必要な時間間隔を求めることで、頻度freqが算出される。
【0026】
ステップS507において、階調補正値である伸長倍率αを算出する。図7(a)は、頻度freqと伸長倍率αとの関係を示す階調補正特性図である。上述のように、頻度freqの値が小さくなればなるほど、シーンチェンジの時間間隔が長くなる。この場合は、画像の動きの少ない静止画が継続している状態である。このため、図7(a)に示すように、頻度freqの値が小さくなればなるほど係数Kを大きくする。逆に、頻度freqの値が大きくなればなるほど係数Kを小さくする。頻度freqの値の増大にあわせて、係数Kを1に近づけてもよい。この階調補正特性図に従って、頻度freqに最適な伸長倍率αを求める。そして、階調補正処理部103は、伸長倍率αに基づいて階調補正を行う。
【0027】
ステップS508において、階調補正が終了したか否かが判断される。判断結果が真の場合、一連の処理は終了する。例えば、ユーザが階調補正のOFFを設定した場合、画像表示装置1へ入力される信号が切り換わる場合、画像表示装置1の電源がOFFされる場合などである。これに対して、ステップS508の判断結果が偽の場合、ステップS501へ戻り、上述の手順を繰り返す。
【0028】
また、好ましくは、階調補正処理部103は、前記シーンチェンジが生じた時TTi-m+1、TTi-2、TTi-1、TTiに同期して、階調補正処理を行うことが望ましい。これにより、階調補正の特性(係数K)を切り換える際の輝度変化を低減できる。
【0029】
また、好ましくは、階調補正処理部103は、輝度分布変化の頻度freqに基づいて段階的に階調補正処理を行うことが望ましい。例えば、伸長倍率αを切り換えるときに、段階的に、30〜60段階くらいに伸長倍率αを分けて徐々に切り換えることが望ましい。1フレーム期間が1/60秒とした場合、30〜60段階に分けると、0.5〜1.0秒程度の伸長倍率αの変化となる。これにより、より自然な階調補正処理を行うことができる。
【0030】
また、本実施形態では、所定の時間Tall(図4)を、例えば30秒から数分の間で選択することが望ましい。この時間Tallを長くすることで、より正確なシーンチェンジ判定を行うことができる。
【0031】
次に、画像の輝度分布変化量Sを用いて動画、静止画の判定をする手順について説明する。画像の輝度分布変化量Sは、上述したシーンチェンジ検出基準値βに基づいて次式(3)により算出する。
【0032】
【数3】
【0033】
ここで、Lは、比較しているフレームの数を示している。輝度分布変化量Sは、1フレーム時間あたりの輝度分布変化量に対応している。次に、図6は、上記式(3)で算出された輝度分布変化量Sに基づいて、階調補正する手順を示すフローチャートである。ステップS601において、輝度分布変化量算出部101は、上記式(1)に基づいてシーンチェンジ検出基準値βを算出する。ステップS602において、配列BにL個の最新の輝度分布変化量βを代入する。次に、ステップS603において、上記式(3)に基づいて輝度分布変化量Sが算出される。そして、ステップS604において、階調補正値である係数Kを算出する。図7(b)は、変化量Sと係数Kとの関係を示す階調補正特性図である。輝度分布変化量Sの値が小さくなればなるほど、シーンチェンジの時間間隔が長くなる。この場合は、画像の動きの少ない静止画が継続している状態である。このため、図7(b)に示すように、輝度分布変化量Sの値が小さくなればなるほど係数Kを大きくする。逆に、輝度分布変化量Sの値が大きくなればなるほど係数Kを小さくする。輝度分布変化量Sの値の増大にあわせて、係数Kを1に近づけてもよい。この階調補正特性図に従って、変化量Sに最適な伸長倍率αを求める。そして、階調補正処理部103は、伸長倍率αに基づいて階調補正を行う。
【0034】
ステップS605において、階調補正が終了したか否かが判断される。判断結果が真の場合、一連の処理は終了する。例えば、ユーザが階調補正のOFFを設定した場合、画像表示装置1へ入力される信号が切り換わる場合、画像表示装置1の電源がOFFされる場合などである。これに対して、ステップS605の判断結果が偽の場合、ステップS601へ戻り、上述の手順を繰り返す。
【0035】
上述の手順においては、輝度分布ヒストグラムはバッファに保持しておけば良い。また、輝度分布ヒストグラムは、画像の位置情報を含んでいないためデータ容量が小さいという利点を有する。従来、画像の動きを検出するためには、例えば公知のブロックパターンマッチング法等を使用する。ブロックパターンマッチング法では、画像情報を記憶しておくためにフレームメモリを要する。このため、非常に大きい記憶容量が必要となってしまう。これに対して、本実施形態では、動き検出ではなく、輝度分布変化量の頻度freqや輝度分布変化量Sにより動画、静止画の判定を行っている。このため、少ないデータ容量で迅速、確実に上記判定を行うことができる。
【0036】
図8は、画像表示装置100内の階調補正処理を行うハードウエアのブロック図である。図8に示すハードウエアでは、CPU800、ROM802、RAM804、情報記憶媒体806、画像生成IC810、I/O(入出力ポート)820がシステムバス816により相互にデータ送受信可能に接続されている。そして、I/O820を介してコンピュータ等の機器に接続されている。
【0037】
そして、上記ハードウエアのためのプログラムとして、階調補正された画像を表示する画像表示装置用のプログラムであり、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、比較するフレーム間における画像の輝度分布の変化量を算出する輝度分布変化量算出手段と、前記輝度分布の変化量に基づいて所定の階調補正処理を行う階調補正処理手段と、前記画像処理された画像を表示する表示手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムを用いることが望ましい。
【0038】
図1に示した画像信号入力部の機能は、例えばRAM804を用いて実現できる。輝度分布変化量検出部101、動画静止画判定部102、階調補正処理部103の機能は、例えば、CPU800と画像生成IC810とRAM804とを用いて実現できる。
【0039】
なお、輝度分布変化量検出部101、動画静止画判定部102、階調補正処理部103の機能を情報記憶媒体806からコンピュータにプログラムを読み取らせて実現することも可能である。また、情報記憶媒体806としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカードやバーコード等の符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)及び外部記憶装置等、コンピュータによって読み取ることができる種々の媒体を用いることができる。そのプログラムの読み取り方式は接触方式であっても、非接触方式であっても良い。
【0040】
また、情報記憶媒体806に代えて、上述した各機能を実現するためにプログラムを、伝送路を介してホスト装置等からダウンロードすることによって上述した各機能を実現することも可能である。
【0041】
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ900の概略構成を示す図である。本体部910は、照明光を供給する光源部901と、画像信号に応じて前記光源部からの光を変調する空間変調素子902と、空間変調素子からの画像を表示する上記第1実施形態に記載の画像表示装置100とを備えている。そして、投写レンズ系920は、変調された映像をスクリーン930上に拡大して投写する。
【0042】
また、本発明は、液晶プロジェクタ、ティルト・ミラー・デバイスを用いる画像表示装置、CRT、LCD、有機EL、プラズマディスプレイ、LEDディスプレイ等をはじめあらゆる方式の画像表示装置にも適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、表示されている画像が動画又は静止画であるかを判定し、動画又は静止画に最適な画像処理、特に静止画のコントラストを向上させて高画質な静止画像を得る画像処理を行う画像表示装置、プロジェクタ、プログラム及び記憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の概略構成を示す図である。
【図2】(a)は階調補正特性を示す図、(b)は上記第1実施形態における階調補正処理部の構成示す図である。
【図3】(a)〜(c)は輝度分布ヒストグラムである。
【図4】輝度分布変化の頻度の概念を説明する図である。
【図5】輝度分布変化の頻度に基づいて階調補正処理を行う手順を示すフローチャートである。
【図6】輝度分布変化量に基づいて階調補正処理を行う手順を示すフローチャートである。
【図7】(a)、(b)はそれぞれ階調補正特性を示す図である。
【図8】上記第1実施形態に係る画像表示装置のブロック図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
100 画像表示装置
101 輝度分布変化量算出部
102 動画静止画判定部
103 階調補正処理部
104 表示部
800 CPU
802 ROM
804 RAM
806 情報記憶媒体
810 画像生成IC
816 システムバス
820 I/O
900 プロジェクタ
910 本体部
920 投写レンズ系
930 スクリーン
Claims (5)
- 比較するフレーム間における画像の輝度分布の変化量を算出する輝度分布変化量算出部と、
前記変化量に基づいて所定の階調補正処理を行う階調補正処理部と、
前記階調補正処理された画像を表示する表示部とを有し、
前記輝度分布変化量算出部は、一定のシーンの表示時間を複数のシーンについて総和する総和算出部と、前記複数のシーンの数を前記総和した値で除した値を算出する頻度算出部とを有することを特徴とすることを特徴とする画像表示装置。 - 前記階調補正処理部は、入力輝度信号に伸張倍率をかけて出力輝度信号を出力することにより階調補正処理を行い、前記輝度分布の変化量に基づいて前記伸張倍率を切り換え、
さらに、前記階調補正処理部は、前記伸張倍率を切り換えるときに、前記伸張倍率を複数の段階にわけて、複数のフレーム期間にかけて切り換えることにより、前記階調補正処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 光源光を供給する光源部と、
画像信号に応じて前記光源部からの光を変調する空間変調素子と、
前記空間変調素子からの画像を表示する請求項1または2に記載の画像表示装置と、
前記表示された画像を投写する投写レンズとを有することを特徴とするプロジェクタ。 - 階調補正された画像を表示する画像表示装置用のプログラムであり、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
比較するフレーム間における画像の輝度分布の変化量を算出する輝度分布変化量算出手段と、
前記輝度分布の変化量に基づいて所定の階調補正処理を行う階調補正処理手段と、
前記画像処理された画像を表示する表示手段としてコンピュータを機能させ、
前記輝度分布変化量算出手段は、一定のシーンの表示時間を複数のシーンについて総和する総和算出手段と、前記複数のシーンの数を前記総和した値で除した値を算出する頻度算出手段とを有することを特徴とするプログラム。 - コンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、請求項4に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報記憶媒体。
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