JP3959054B2 - データ処理装置、データ処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表形式の情報をXML文書などのデータ形式で電子データ化するためのデータ処理装置、データ処理方法及びプログラムに関する。
従来、文書・帳票類等のような互いに従属関係等を有する複数の分類項目から成る表情報は、既存の表計算用プログラムやワープロ用プログラム(作表プログラムと総称する。)により、当該表形式がそのまま保持されて電子データ化(以下、単にデータ化という。)されている(非特許文献1参照)。
島添 敏之、"新しい電子連動装置PRIMEにおけるデータ作成の高信頼化"、「京三サーキュラー(ISSN:0289−5676)」、株式会社京三製作所、1995年(平成7年)9月1日、Vol.46、No.5,pp17−23
上記従来の技術においては、以下に示すような問題点がある。
例えば、図8に示す表情報Iをデータ化する場合、まず、操作者は、作表プログラムに基づく入力用画像(セルの2次元行列表示画像)の各セルに対し、当該情報の各々(「a」〜「h」)を入力した後、必要に応じて、煩雑で手間のかかるセルの結合や罫線消去等のセル・罫線処理等により当該表形式に表現しなければならない(図中符号S10を参照。)。
この際、上記セル・罫線処理等によって、情報「a」、「h」の各々が、図中符号X1、X2に示すように、2行分のセル、4行分のセルでグループ化(すなわち、セルの共有。)されるが、このようなグループ化されている旨を示す情報は、セルの2次元行列表示上において、次のように設定(データ化)される。
すなわち、上記入力された情報「a」、「h」は、図中符号X3に示すように、グループ化される全行に同一に設定されたり、また、図中符号X4に示すように、各々一つのセルのみに設定されるとともに、当該各セルに対し、更に、何行分がグループ化されるかを示す情報も併せて設定されたり、また、図中符号X5に示すように、各々一つのセルのみに設定されるとともに、他の当該グループ化の範囲にあるセルには「同上」を示す情報が各々設定される等の概ね3つの手法が用いられている(図中符号S20を参照。)。なお、このような手法は、セルの2次元行列表示によって表される表情報がテキスト形式の情報として表現されるCSV形式に対しても同様に用いられる。
ここで、図中符号X3〜X5の各々に示すデータ化された表情報Iの内容を、図中符号X6〜X8に示す単純な木構造に置き換えることも可能である。
上記何れの手法が用いられるにせよ、上記各情報(「a」、「h」)がグループ化されている旨を示す情報の入力、すなわち、当該入力を行うための上記セル・罫線処理等が必須となり、上記各情報(「a」、「h」)に対する冗長な情報の入力が伴うことから表情報Iの入力処理自体が非効率なものとなる。このため、表情報Iの入力が非効率的であることに起因する入力ミス等の不測の事態が生じる可能性が高くなる。とりわけ、近年の技術動向においては、システム機能のアプリケーションデータ(システム機能を特定の環境に適用するためのデータ。)への依存度は高まりつつあり、アプリケーションデータ自体の完成度をどのように高めるかが、従来にも増して重要な課題として取り上げられるようになっている状況において、上記入力ミスなどの不測の事態が生じる可能性はできるだけ抑えなければならない。
更に、上記の手法によって作成された表形式が保持されているデータは、上記グループ化を示す情報等の冗長なデータがあるため、その分データ量が大きくなるという点でも不利である。
更に、表情報Iの情報は、本来、意味的な従属関係を有しているはずであるから、当該従属関係を木構造で表した場合には当該木構造も一意に表現されるはずであるが、上記の手法では、表情報Iの情報は、図中符号X6〜X8に示す3通りの表現方法を有することとなり、表情報Iの情報が正確に表現されないこととなる。
本発明の課題は、鉄道信号システムの連動表等の表情報を、その情報本来の意味に従って木構造モデルで表現することにより、煩雑で冗長な入力を行うことなく、少ないデータ量でXML文書などのデータ形式で効率的かつ正確に電子データ化することである。
本発明は、このような課題を解決するために、次のような特徴を備えている。なお、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する図面参照符号等である。
また、上記課題を解決するため、請求項に記載の発明は、
互いに従属関係を有する複数の情報が所定の表形式に基づいて配置された鉄道信号システムの連動表情報(例えば、図2(b)に示す連動表2に記載された情報。)を電子データ化するためのデータ処理装置(例えば、データ処理装置100。)であって、
前記従属関係を表す所定の木構造モデル(例えば、連動表木構造モデル3。)に基づいて構築された前記連動表情報を入力するための表情報入力用画像(例えば、連動表情報入力用画像51。)を表示装置(例えば、表示装置50。)に表示させる表示手段(例えば、連動表情報処理プログラム31を実行するCPU20。)と、
前記表情報入力用画像を介して入力される情報を解析して、前記木構造モデルの木構造に対応したタグ構造を有するXMLデータ(例えば、連動表XMLデータ4。)を前記電子データ化した鉄道信号システムの連動表情報として作成するデータ作成手段(例えば、連動表情報処理プログラム31を実行するCPU20。)と、
を備えたことを特徴とする。
更に、請求項に記載の発明のように、請求項に記載の発明において、
前記作成されたXMLデータに基づいて前記鉄道信号システムの連動表を作表する作表手段(例えば、連動表情報処理プログラム31を実行するCPU20。)と、
前記作表された鉄道信号システムの連動表を出力装置(例えば、出力装置60。)にプリントさせるプリント手段(例えば、連動表情報処理プログラム31を実行するCPU20。)と、
を更に備えるのが好ましい。
また、上記課題を解決するため、請求項に記載の発明は、
互いに従属関係を有する複数の情報が所定の表形式に基づいて配置された鉄道信号システムの連動表情報(例えば、図2(b)に示す連動表2に記載された情報。)を電子データ化するデータ処理装置におけるデータ処理方法であって、
前記データ処理装置の制御部が実行する、前記従属関係を表す所定の木構造モデル(例えば、連動表木構造モデル3。)に基づいて構築された前記連動表情報を入力するための表情報入力用画像(例えば、連動表情報入力用画像51。)を表示装置(例えば、表示装置50。)に表示させる表示ステップと、
前記データ処理装置の制御部が実行する、前記表情報入力用画像を介して入力される情報を解析して、前記木構造モデルの木構造に対応したタグ構造を有するXMLデータ(例えば、連動表XMLデータ4。)を前記電子データ化した鉄道信号システムの連動表情報として作成するデータ作成ステップと、
を含むことを特徴とする。
更に、請求項に記載の発明のように、請求項に記載の発明において、
前記データ処理装置の制御部が実行する、前記作成されたXMLデータに基づいて前記鉄道信号システムの連動表を作表する作表ステップと、
前記データ処理装置の制御部が実行する、前記作表された鉄道信号システムの連動表を出力装置(例えば、出力装置60。)にプリントさせる出力ステップと、
を更に含むのが好ましい。
また、上記課題を解決するため、請求項に記載の発明は、
互いに従属関係を有する複数の情報が所定の表形式に基づいて配置された鉄道信号システムの連動表情報(例えば、図2(b)に示す連動表2に記載された情報。)を電子データ化するためのコンピュータ(例えば、CPU20。)に対し、
前記従属関係を表す所定の木構造モデル(例えば、連動表木構造モデル3。)に基づいて構築された前記連動表情報を入力するための表情報入力用画像(例えば、連動表情報入力用画像51。)を表示装置(例えば、表示装置50。)に表示させる機能と、
前記表情報入力用画像を介して入力される情報を解析して、前記木構造モデルの木構造に対応したタグ構造を有するXMLデータ(例えば、連動表XMLデータ4。)を前記電子データ化した鉄道信号システムの連動表情報として作成する機能と、
を実現させる。
更に、請求項に記載の発明のように、請求項に記載の発明において、
前記コンピュータに、
前記作成されたXMLデータに基づいて前記鉄道信号システムの連動表を作表する作表機能と、
前記作表された鉄道信号システムの連動表を出力装置(例えば、出力装置60。)にプリントさせる出力機能と、
を更に実現させるのが好ましい。
したがって、表情報をデータ化する際、従来の作表プログラムを用いて行われる煩雑で手間のかかるセルの結合や罫線消去等のセル・罫線処理等を行わずにすむ。
更に、例えば、表情報のうち、グループ化される(すなわち、セルが共有化される)情報の入力や、セル・罫線処理等により設定されるグループ化されている旨を示す情報が少なくてすみ、入力処理の冗長化が回避できるので、表情報の入力が効率良く行える。このことは、更に、入力ミス等の不測の事態が生じる可能性を低減化させることができるとともに、表情報がデータ化された電子データのデータ量の低減化が図られ、データの実装性と操作性などの点で有利となる。
更に、作成する電子データのデータ形式をXML文書形式などの木構造モデルに適したものとすれば、電子データと木構造モデルとが対応することになるので、表情報を正確かつ容易に理解できるようになる。
ここで、データ形式をXML文書形式とした場合、XML技術に付随する多彩なテクノロジー(例えば、XMLパーサ、XMLスキーマ、XSLT(eXtensible Stylesheet Language Transformations)、XMLエディタ等。)が利用可能となり、非常に高い汎用性を有する。
更に、XML文書形式のデータ、つまり、XMLデータはテキストデータであるため、テキストデータが有する操作性・実装性に係る優位性も保証でき、データベース設計やシステム設計等の面で非常に有利である。
更に、XMLデータのタグ構造に対応した木構造モデルの木構造は、表情報が本来有する意味的な従属関係を表すものとなっているので、当該XMLデータから、当該表情報を正確かつ容易に理解できる。
すなわち、表情報を、煩雑で冗長な入力を行うことなく、少ないデータ量でXMLデータに効率的かつ正確にデータ化可能となる。
また、本発明者により、鉄道信号システムの連動図表のうち「図」に対応する連動図をXMLデータ化する技術が既に考案されているが(特願2002−169561号明細書)、この発明に従い連動図もXMLデータ化されれば、本発明に係る連動表のXMLデータ化と併せて、連動図表に記載したい情報が、「図」と「表」により、XML記述で多面表現されることとなる。
更に、本発明者により、XSLT技術を用いてXMLデータに対し詳細なデータ検証を行うための技術が既に考案されているが(特願2003−061383号明細書)、上記連動図表の「図」と「表」を表す各XMLデータに対し、このようなデータ検証が実施されれば、非常に高い完成度を有する連動図表のXMLデータ化が実現できる。
図面を参照して本発明を適用したデータ処理装置100について詳細に説明する。
データ処理装置100は、表情報をXML文書としてデータ化し、更に、当該XML文書としてのデータに基づいて、当該表を作成して表示(或いは、プリント)する装置である。本実施の形態においては、このような表情報の一例として、図2(b)に示す鉄道信号システムで用いられる連動表2を用いて説明する。この連動表2は、図2(a)に示す連動図1に直接対応している。
「連動表」とは、一般に、鉄道の停車場構内の列車運転を安全に制御するための連鎖を実行する連動装置の内容について示した「連動図表」と称される図及び表のうちの「表」に該当するものである。この「連動図表」は、信号保安設備の基礎となるものであり、鉄道事業法施行規則に基づいて運輸局への提出が義務付けされている。また、表の書式については既定のもの(「信号設備設置基準規定」等。)が存在し、「連動表」は、このような既定の書式に従って作成される。
ここで、連動表2について補足説明する。
図中符号A1に示す「同上」とは、信号機種別が、上段記載の「場内信号機」と、発点地点(進路てこ「1R」)が共通していることにより同じ「場内信号機」であることを示すとともに、信号機が「1RA」と「1RABC]とに分かれていることをもを示している。
図中符号A2に示す「同上」とは、発点地点が物理的に同一個所(すなわち、「東京方」。)である旨を示す。
図中符号A3に示す「同上」とは、上段記載の「東京方−下り2番線」と同一進路であることを示すとともに、「(警戒信号現示)」の記載により警戒信号現示用の信号制御条件の記載個所が設けられていることを示す。
次に、データ処理装置100の構成について説明する。
図1に示すように、データ処理装置100は、入力装置10、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)30、RAM(Random Access Memory)40、表示装置50、出力装置60等を備え、これら各部はバス70を介して互いに接続されている。
入力装置10は、各種指示信号を入力を行うためのキーボードや、マウス等のポインティングデバイスを備え、入力された各種指示信号はCPU20に送信される。
CPU20は、ROM30に格納された各種プログラムを実行することにより、データ処理装置100を統括的に制御する。特に、CPU20は、ROM30に格納された連動表情報処理プログラム31を実行することにより、図3のフローチャートに示す連動表情報処理を行う。
ROM30は、CPU20によって実行される連動表情報処理プログラム31等の各種プログラムを格納するとともに、当該プログラム実行時に必要な各種データを格納する。
RAM40は、ROM30から読み出された上記各種プログラムを実行可能に展開して格納するとともに、プログラムの実行時に一時的に生成される各種データを一時格納する。
表示装置50は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等の表示装置(図示せず。)を備え、CPU20から送信される各種表示情報(例えば、図5に示す連動表情報入力用画像51。)を表示する。
ここで、連動表情報入力用画像51は、ALTOVA社のXML編集ツール「xmlspy(登録商標)」の画面表示をイメージしたものである。
出力装置60は、プリンタ等を備え、CPU20から送信される各種画像をプリントする。
なお、データ処理装置100は、記録媒体を着脱自在に備えるようにしてもよく、この場合、CPU20は、セットされた記録媒体に対してデータの書き込みや読み込みが自在に行える。特に、CPU20は、連動表情報処理プログラム31を、セットされた記録媒体から読み込んで実行することが可能である。
次に、図3を参照して、データ処理装置100の動作を説明する。以下に説明する連動表情報処理は、CPU20が、ROM30に予め格納された連動表情報処理プログラム31を実行することにより行われる。
まず、CPU20は、GUI(Graphical User Interface)として、図2(b)に示す連動表2の各情報を入力するための連動表情報入力用画像51を表示装置50の表示装置に表示する(ステップS1)。操作者は、連動表情報入力用画像51に、連動表2の各情報を、入力装置10のマウスやキーボード等を用いて入力する。
連動表情報入力用画像51は、図4に示す連動表木構造モデル3に基づいて構築されたものである。この連動表木構造モデル3は、本発明者が連動表2の各情報の意味(すなわち、意味的な従属関係等。)を解析・再整理することにより見出したものである。
ここで、連動表木構造モデル3の各木構造要素のうち、例えば図中符号Cに示す「0..n」は同一の木構造要素「進路発点」の数がn個であることを示し、また、例えば図中符号B2aに示す形状の「発点地点名」は木構造要素「進路発点」の属性データであることを示している。これらは連動表木構造モデル3の他の木構造要素に対しても同様である。
なお、連動表木構造モデル3では、「鎖錠欄」「信号制御/Y現示・YY現示欄」「進路鎖錠欄」「接近鎖錠欄」の各木構造要素の直下に、n個の「条件」の木構造要素が各々配置されているが、これに限らず、当該木構造要素「条件」の内容を整理して複数の新たな木構造要素を設け、当該新たな木構造要素の各々に対して該当する木構造要素「条件」を配置するようにしてもよい。例えば、「鎖錠欄」の場合、上記細分化した木構造要素として「進路内転てつ条件」「進路外方転てつ条件」「側面防護転てつ条件」「過走防護転てつ条件」「後方定位進路条件」「前方定位進路条件」「純対向競合進路条件」の各木構造要素を設けるようにしてもよい。
このような連動表木構造モデル3を用いることにより、連動表2の各情報に整合した無駄のない自然な表現が可能になるので、煩雑で複雑な連動表2の各情報が表現し易くなるとともに、当該情報が正確かつ容易に理解可能となる。
図3のフローチャートに戻って説明する。ステップS1の後、入力された連動表情報を解析して、連動表木構造モデル3に対応する連動表XMLデータ4を作成する(ステップS2)。
次に、ステップS2の段階で作成された連動表XMLデータ4から、連動表木構造モデル3の各木構造要素の並びに応じた表(図示略。)を作成し、更に、当該作成した表の列の並びを連動表2の表形式に準じて並び替えを行って連動表2を作表し(ステップS3)、更に、当該作成した連動表2を、入力された指示に応じて出力装置60にプリントさせる。
ここで、連動表2の各記載箇所(分類項目)に記載された情報と、連動表木構造モデル3の各木構造要素と、連動表情報入力用画像51の各入力項目に入力される情報と、連動表XMLデータ4の各タグ若しくはタグの属性データとの対応関係を説明する。
連動表2の図中符号B1、B3、B5の各々に示す各記載箇所の情報は、連動表木構造モデル3の図中符号B1a、B3a、B5aの各々に示す各木構造要素に対応し、連動表情報入力用画像51の図中符号B1b、B3b、B5bの各々に示す各入力項目に入力される情報に対応し、連動表XMLデータ4の図中符号B1c、B3c、B5cの各々に示す各タグの属性データに対応する。
また、連動表2の図中符号B2、B4、B6、B7、B8、B9、B10の各々に示す各記載箇所の情報は、連動表木構造モデル3の図中符号B2a、B4a、B6a、B7a、B8a、B9a、B10aの各々に示す各木構造要素に対応し、連動表情報入力用画像51の図中符号B2b、B4b、B6b、B7b、B8b、B9b、B10bの各々に示す各入力項目に入力される情報に対応し、連動表XMLデータ4の図中符号B2c、B4c、B6c、B7c、B8c、B9v、B10cの各々に示す各タグに対応する。
なお、上記連動表情報処理プログラム31による処理は、連動表2に固有のものでなく、一般の表情報に対しても適用できる。以下、図7を参照して、上記連動表情報処理プログラム31による処理を、一般の表情報Iを用いて説明する。
まず、操作者は、表情報Iの情報の意味に着目し、情報の従属関係等を分析・再整理して、表情報Iに対応する木構造モデルI1(連動表木構造モデル3に相当する。)を作成すると、当該木構造モデルI1に基づく表情報入力用画像(連動表情報入力用画像51に相当する。)に対して表情報Iの各情報を入力する。次に、CPU20は、当該入力された表情報Iの各情報を解析して木構造モデルI1に対応するXMLデータI2(連動表XMLデータ4に相当する。)を作成し、当該XMLデータから木構造モデルI1の各木構造要素の並びに応じた表I3を作成し、更に、当該表I3の列の並びを表情報Iの表形式に準じて並び替えを行って表情報Iに対応する表I4(連動表2に相当する。)を作成する。
以上説明したように、データ処理装置100は、連動表2の各情報の意味(すなわち、意味的な従属関係等。)が解析・再整理されて見出された連動表木構造モデル3に基づいて構築された連動表情報入力用画像51を表示し、この連動表情報入力用画像51に入力された連動表2の各情報を解析して当該各情報を表す連動表XMLデータ4を作成し、更に、この連動表XMLデータ4から連動表2を作表する。
したがって、連動表2をデータ化する際、従来の作表プログラムを用いて行われる煩雑で手間のかかるセルの結合や罫線消去等のセル・罫線処理等を行わずにすむ。
更に、例えば、連動表2の各情報のうち、図2の図中符号A2に示すようなグループ化される(すなわち、セルが共有化される)情報の入力や、セル・罫線処理等により設定されるグループ化されている旨を示す情報(例えば、図8の図中符号X3〜X5に示すようなグループ化のための情報)が少なくてすみ、入力処理の冗長化が回避できるので、連動表2の各情報の入力が効率良く行える。このことは、更に、入力ミス等の不測の事態が生じる可能性を低減化させることができるとともに、連動表2がデータ化された連動表XMLデータ4のデータ量の低減化が図られ、連動表XMLデータ4は実装性と操作性などの点で有利となる。
更に、作成された連動表XMLデータ4は、連動表木構造モデル3に基づいて作成され、連動表XMLデータ4のタグ構造と連動表木構造モデル3の木構造とが対応しているので、連動表2の各情報を正確かつ容易に理解できるものとなっている。
更に、連動表XMLデータ4は、XML文書としてのデータなので、XML技術に付随する多彩なテクノロジー(例えば、XMLパーサ、XMLスキーマ、XSLT、XMLエディタ等。)が利用可能となり、非常に高い汎用性を有する。
更に、連動表XMLデータ4はテキストデータであるため、テキストデータが有する操作性・実装性に係る優位性も保証でき、データベース設計やシステム設計等の面で非常に有利である。
更に、連動表XMLデータ4のタグ構造に対応した連動表木構造モデル3の木構造は、連動表2の各情報が本来有する意味的な従属関係を表しているので、連動表XMLデータ4から連動表2の各情報を正確かつ容易に理解できる。
すなわち、連動表2の各情報を、煩雑で冗長な入力を行うことなく、少ないデータ量で連動表XMLデータ4に効率的かつ正確にデータ化可能となる。
また、本発明者により、鉄道信号システムの連動図表のうち「図」に対応する連動図をXMLデータ化する技術が既に考案されているが、この発明に従い連動図もXMLデータ化されれば、連動表XMLデータ4等と併せて、連動図表に記載したい情報が、「図」と「表」により、XML記述で多面表現されることとなる。
更に、本発明者により、XSLT技術を用いてXMLデータに対し詳細なデータ検証を行うための技術が既に考案されているが、上記連動図表の「図」と「表」を表す各XMLデータに対し、このようなデータ検証が実施されれば、非常に高い完成度を有する連動図表のXMLデータ化が実現できる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るデータ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるデータ処理装置100の細部構成、各種数値及び詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、連動表情報処理プログラム31は、図3のフローチャートに示す連動表情報処理全体を行うためのものとして説明したが、これに限らず、連動表情報処理は、ステップS1〜S3毎に、それぞれに個別のプログラムを実行することによって行われるとしても良い。
本発明を適用したデータ処理装置の内部構成を示す図である。 (a)は鉄道信号システムの連動図の一例を示す図であり、(b)は、(a)に示す連動図に対応した連動表を示す図である。 本発明を適用したデータ処理装置により行われる連動表情報処理を説明するフローチャートである。 図2(b)に示す連動表の木構造モデルを表す図である。 図3のフローチャートに示す連動表情報処理を行う際に用いる連動表情報入力用画像の一例を示す図である。 図3のフローチャートに示す連動表情報処理によって作成される連動表XMLデータの一例を示す図である。 本発明を適用した情報処理の内容を一般的に示す図である。 表情報をデータ化する際に用いられる従来の手法を説明するための図である。
符号の説明
1 連動図
2 連動表
3 連動表木構造モデル
4 連動表XMLデータ
10 入力装置
20 CPU
30 ROM
31 連動表情報処理プログラム
40 RAM
50 表示装置
51 連動表情報入力用画像
60 出力装置
70 バス
100 データ処理装置

Claims (6)

  1. 互いに従属関係を有する複数の情報が所定の表形式に基づいて配置された鉄道信号システムの連動表情報を電子データ化するためのデータ処理装置であって、
    前記従属関係を表す所定の木構造モデルに基づいて構築された前記連動表情報を入力するための表情報入力用画像を表示装置に表示させる表示手段と、
    前記表情報入力用画像を介して入力される情報を解析して、前記木構造モデルの木構造に対応したタグ構造を有するXMLデータを前記電子データ化した鉄道信号システムの連動表情報として作成するデータ作成手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記作成されたXMLデータに基づいて前記鉄道信号システムの連動表を作表する作表手段と、
    前記作表された鉄道信号システムの連動表を出力装置にプリントさせるプリント手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  3. 互いに従属関係を有する複数の情報が所定の表形式に基づいて配置された鉄道信号システムの連動表情報を電子データ化するデータ処理装置におけるデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置の制御部が実行する、前記従属関係を表す所定の木構造モデルに基づいて構築された前記連動表情報を入力するための表情報入力用画像を表示装置に表示させる表示ステップと、
    前記データ処理装置の制御部が実行する、前記表情報入力用画像を介して入力される情報を解析して、前記木構造モデルの木構造に対応したタグ構造を有するXMLデータを前記電子データ化した鉄道信号システムの連動表情報として作成するデータ作成ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ処理方法。
  4. 前記データ処理装置の制御部が実行する、前記作成されたXMLデータに基づいて前記鉄道信号システムの連動表を作表する作表ステップと、
    前記データ処理装置の制御部が実行する、前記作表された鉄道信号システムの連動表を出力装置にプリントさせる出力ステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項に記載のデータ処理方法。
  5. 互いに従属関係を有する複数の情報が所定の表形式に基づいて配置された鉄道信号システムの連動表情報を電子データ化するためのコンピュータに対し、
    前記従属関係を表す所定の木構造モデルに基づいて構築された前記連動表情報を入力するための表情報入力用画像を表示装置に表示させる機能と、
    前記表情報入力用画像を介して入力される情報を解析して、前記木構造モデルの木構造に対応したタグ構造を有するXMLデータを前記電子データ化した鉄道信号システムの連動表情報として作成する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記作成されたXMLデータに基づいて前記鉄道信号システムの連動表を作表する作表機能と、
    前記作表された鉄道信号システムの連動表を出力装置にプリントさせる出力機能と、
    を更に実現させるための請求項に記載のプログラム。
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