JP3958076B2 - 携帯電話装置、および、送受信手段切替方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話装置に係り、特に災害などにより、携帯電話装置では通信不可能な域に閉じ込められた場合や、瓦礫などで生き埋めになった場合であっても、外部へ自装置の存在を知らしめるようにした携帯電話装置、および、送受信手段切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の携帯電話装置は、本来の機能である通話機能の他に電子メール機能やインターネットへの接続機能などの多数の機能を備えている。
【0003】
ところで、現状の携帯電話装置は、災害時などで比較的密集した地域で多数の人がほぼ同時に利用しようとする状況下では、中継局とのチャネル数(回線数)の制限などによって、利用が困難であった。
【0004】
そこで、携帯電話装置にAM/FMラジオを受信する機能を備えた提案が特開2001−127849号公報で開示されている。
【0005】
また、特開平10−41875号公報では、緊急時に、無線基地局から緊急を意味する特定の制御信号を受信すると、制御手段が起動し、通常用いていない送信周波数へ切替え、緊急受信を行って使用者へ報知する携帯電話装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した提案によって、携帯電話装置を所有するユーザは、従来では回線が混みあって、知ることすらできなかった緊急情報を知ることができた。特に、後者の提案においては、携帯電話装置の使用者の要求の有無に関わらず、報知され、緊急情報の伝達においては大変有用であった。
【0007】
しかしながら、特に災害が生じたときには、上記したように緊急情報の伝達は重要ではあるが、それと同様に、ユーザ自身の存在を外部に知らしめることも重要である。
【0008】
一般に、長波(〜300kHz)や中波(〜3MHz)のような周波数が低い帯域の電波は、空気中を地表面に沿って届き、超短波、マイクロ波等の30MHz以上の周波数の高い電波は、直進性が強く、障害物があると電波が届きにくい性質がある。携帯電話装置で用いられる電波の周波数帯域は、一般に準マイクロ波と言われ、後者に属する。なお、電波の周波数と呼称の一般例を図5に示す。
【0009】
上記の特開2001−127849号公報の携帯電話装置では、災害などにより、密閉された空間などに閉じ込められ、携帯電話装置で許可される周波数が届かないという場合であっても、AMで許可される周波数は届きやすいので、緊急放送を受信することは可能であった。しかし、このような携帯電話装置では、瓦礫の中で動けないような状況下では操作できないため、有効に利用できないといった問題が残っている。
【0010】
一方、特開平10−41875号公報では、この問題点を解決できる。すなわち、携帯電話装置は、外部からの特定の制御信号を受信すると、緊急受信用の周波数へ切り替えを行って緊急受信を行ってユーザへ報知できる。
【0011】
しかしながら、何れの場合も、緊急情報の取得はできるが自身の存在を知らせることには欠けており、そのような点については何も開示されていなく、そのような課題が残っている。
【0012】
本発明は、このようなことを鑑みてなされたものであり、災害により携帯電話装置の通信周波数が使えないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることが可能な携帯電話装置、および、送受信手段切替方法を提供することを目的とする。
【0013】
また、これより重度な状況下である携帯電話装置を操作することすらできないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることが可能な携帯電話装置、送受信手段切替方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本発明の携帯電話装置は、第1の周波数帯域を用いて情報を送受信する送受信手段と、前記第1の周波数帯域より周波数の小さい第2の周波数帯域を用いて情報を送信する送信手段と、を備えた携帯電話装置であって、緊急時には、前記送信手段を用いて、情報を送信するようにした。
【0015】
これにより、災害により携帯電話装置の通信周波数が使えないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることができるようになった。
【0016】
また、本発明の携帯電話装置は、通常時に他装置との通信に用いられる、第1の周波数帯域を用いて情報を送受信する第1送受信手段と、前記第1の周波数帯域より周波数の小さい第2の周波数帯域を用いて情報を送受信する第2送受信手段と、前記第1送受信手段のみへ電源を供給する第1モードと、前記第2送受信手段へのみへ電源を供給する第2モードと、前記第1送受信手段及び第2送受信手段へ電源を供給する第3モードとの何れかのモードへ切替可能であり、通常は、所定期間ごとに前記第1モードから前記第3モードへの切り替えを行う切替手段と、前記第3モード時に、前記第2送受信手段で受信した情報に緊急用の特定信号が含まれるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって該特定信号が含まれることを判断した際に、その旨を前記切替手段へ通知を行う通知手段と、を備え、前記切替手段は、前記通知手段からの通知を受けると、前記第2モードへ切り替えて、前記第2送受信手段によって情報を送信するようにした。
【0017】
これにより、災害により携帯電話装置の通信周波数が使えないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることができるようになり、更に、これより重度な状況下である携帯電話装置を操作することすらできないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることができるようになった。
【0018】
また、本発明の送受信部切替方法は、通常時に、他装置との通信に用いられる、第1の周波数帯域を用いて情報を送受信する第1送受信部と、前記第1の周波数帯域より周波数の小さい第2の周波数帯域を用いて情報を送受信する第2送受信部とを備える携帯電話装置の送受信部切替方法であって、所定期間をカウントし、該所定期間に到達すると、前記第1送受信部のみへの電源供給から、前記第1送受信部及び第2送受信部への電源供給へ、切り替えを行い、前記第1送受信部及び第2送受信部への電源供給時に、前記第2送受信部で受信した情報に緊急用の特定信号が含まれるか否かを判断し、この判断の結果、該特定信号が含まれることを判断した際に、前記第2送受信部のみへの電源供給へ、切り替えを行い、該判断の結果、該特定信号が含まれていないことを判断した際に、前記第1送受信部のみへの電源供給へ、切り替えを行うようにした。
【0019】
これにより、災害により携帯電話装置の通信周波数が使えないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることができるようになり、更に、これより重度な状況下である携帯電話装置を操作することすらできないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることができるようになった。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0021】
図1は、本発明の第1の実施の形態の携帯電話装置1の機能ブロック図である。
【0022】
アンテナ11は、携帯電話装置の周波数帯域(800MHz帯、1.5GHz帯)の電波を送受信するために設計されているものであり、復変調部12と接続されている。復変調部12は、アンテナ11を介して受信された該周波数の電波を復調すると共に、通信先への情報を該周波数へ変調し、アンテナ11から送信出力するものである。なお、通信先への情報とは、マイク15から入力された音声信号を音声入出力部13を介して入力された情報や、キー22を用いて操作部21で生成されたキャラクタコードの群からなる電子メール情報等である。
【0023】
音声入出力部13は、通常の電話機能におけるスピーカ14への音声出力やマイク15からの音声入力をD/AまたはA/D変換処理するものである。
【0024】
着信報知制御部16は、電話がかかってきたときにユーザへ報知するものであり、ここでは、スピーカ17と表示部18を介し表示画面19との2通り報知可能な構成を示している。
【0025】
記憶部20は、例えば、電話番号情報や、電子メールの着信履歴などを記憶しておくものである。
【0026】
操作部21は、ユーザが操作するキー22からの入力を処理し、キャラクタコードに変換し、制御部23へ出力するものである。また、操作部21では、特殊キー操作入力があったときのみ、切替部24へ切替信号を出力するものである。
【0027】
制御部23は、上記で説明してきた携帯電話装置1の基本的な機能ブロックの全体の制御を司るものである。
【0028】
以上説明したの波線で囲まれた各機能を併せて、携帯電話機能2と称し、通常の携帯電話装置のほとんどが備えている。
【0029】
一方、破線3は、本実施の形態で新たに付加した長波出力機能3である。
【0030】
長波用アンテナ33は、長波用の周波数帯域(300kHz帯以下)の電波を送信するために設計されているものであり、変調部32と接続されている。長波を用いる理由は、従来の技術でも示したように地表面を伝わっていく性質を有しており、障害が多い箇所での伝達に有利であるためである。
【0031】
変調部32は、本携帯電話装置に固有の機器番号を格納する登録ID部31と接続されており、この登録ID部から出力される登録IDを長波帯域の所定の波長に変調し、アンテナ33から出力するものである。
【0032】
切替部24は、バッテリ25からの電源供給先の切り替えを行うものであり、操作部21からの切替信号を受けるまでは常時、携帯電話機能2側へ電源供給されており、切替信号を受けると、以後、常時、長波出力機能3へ電源供給されるように切り替えるものである。切替部24は、一旦、長波出力機能3に切り替えられると、特殊な処理を行わない限りそのままの状態になる。
【0033】
なお、携帯電話装置は省電力化のための様々な電源制御を行っているが、この省電力化の電源制御は、本実施の形態と直接関係が無いので説明を省略する。
【0034】
次に、図2に本携帯電話装置1の携帯電話機能2から長波出力機能3への切り替えに関するフローを示したものである。
【0035】
操作部21は、キー22からキーが入力される(S1)と、入力されたキーをデコードする(S2)。なお、入力されたキーは、同時に複数入力されても良いように構成される。
【0036】
操作部22は、入力されたキーが、特殊操作を示すものであるか否かを判定する(S3)。特殊操作でないと判断すると、デコードされた結果を制御部23へ供給し、その内容に応じた処理(他処理)が行われる(S4)。
【0037】
一方、ステップS3で、特殊操作であると判断した場合には、操作部22は切替部24へ切替信号を通知する(S5)。切替部24は、この切替信号の通知を受けると、バッテリ25から携帯電話機能2への電源供給をストップするとともに、バッテリ25から長波出力機能3への電源供給を開始するよう切り替える(S6)。
【0038】
次に、電源供給が開始された長波出力機能3は、この携帯電話装置に固有の登録IDを登録ID部31より出力する(S7)。この出力された登録IDは、変調部32で、長波の所定の周波数に変調され、長波用アンテナ33から電波が発信される(S8)。なお、この長波出力機能3のステップS7およびステップS8は、バッテリ25からの電源供給がなくなるまで、動作しつづける。なお、ここでは、動作しつづけるとしたが、これに代え携帯電話機能のonによってスイッチが携帯電話装置側に再び切り替わるようにしても良い。
【0039】
以上説明した第1の実施の形態では、災害により携帯電話装置の通信周波数が使えないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることが可能な携帯電話装置を提供できるようになった。
【0040】
この第1の実施の形態において、携帯電話装置1は、携帯電話機能2から、長波出力機能3へと動作が切り替わり、長波出力機能3によって、携帯電話装置1に固有の登録IDが長波で出力される。そして、この出力されつづける長波信号は、図示しない長波受信装置で受信できるから、例えば捜索者は、受信した登録IDにより、携帯電話装置1を所有するユーザの存在を知ることができ、また、そのIDを調べることなどすれば、誰が存在しているかを知ることができる。更に、この電波を利用し、例えばこの携帯電話装置を有するユーザの存在位置なども確認できるであろう。
【0041】
次に、本発明の第2の実施の形態の携帯電話装置の機能ブロック図を図3で示し説明する。この第2の実施の形態は、第1の実施の形態に比較し、主に電源供給を長波出力機能側に切り替えるための切替部を外部より制御するようにしたものである。なお、図1と重複する機能ブロックについては、同一符号を付し、説明を省略する。
【0042】
携帯電話機能2内の変更点としては、操作部40が、キー入力の特殊操作によって、切替部41へ切替信号を出力する機能が削除されたのみである。
【0043】
一方、長波出力機能3内の変更点としては、第1実施の形態の変調回路32が復変調回路42に置き換えられ、外部からアンテナ33を介し、長波入力を受けることもできるようにした。また、復変調回路42は、入力した長波をデコードし、特定信号で有るか否かを判断し、特定信号である、特定信号でないのいずれかを、切替部41へ通知する機能も有する。
【0044】
切替部41は、上記で説明した、操作部40からの入力が無くなり、代わりに復変調部42からの入力が新たに備わった。また、切替部41は、本図では明示されないが、第1の実施の形態で備わっていた、携帯電話機能2への電源供給と長波出力機能3への電源供給との排他的な切り替え制御機能のほかに、新たに携帯電話機能2と長波出力機能3と同時に電源供給を行う機能を備えた。また、切替部41は、新たに定期的な時間をカウントするタイマカウントを備えている。
【0045】
次に図4を用い、携帯電話機能2から長波送信機能3への切り替えに関するフローを説明する。
【0046】
まず、切替部41にあるタイマカウンタをリセットし(S11)、所定期間カウントする(S12)。なお、このときは携帯電話機能2へのみ電源供給が行われている。前記タイマカウントにより、所定期間経過すると、切替部41は、携帯電話機能2と長波出力機能3との両方へ電源供給を行う(S13)。
【0047】
電源供給された長波出力機能3は、長波アンテナ33から入力される電波を復変調部42にて復調し、デコードする(S14)。このデコードの結果、受信した信号が特定信号じか否かを判断する(S15)。
【0048】
受信した信号が特定信号であると判別され無かった場合には、切替部41へ特定信号でない旨の通知を行う(S16)。これにより、切替部41は、長波出力機能3への電源供給を止め、携帯電話機能2にのみ電源供給を行うよう切り替える(S17)。そして、ステップS11へ戻る。なお、特定信号は、緊急時において、外部より予め決めて、長波に乗せて流される情報である。
【0049】
一方、デコードの結果、受信した信号が特定信号であった場合には、切替部41へその旨通知を行う(S18)。
【0050】
切替部41は、特定信号である旨通知を受けると、長波出力機能3への電源供給のみとし、携帯電話機能2への電源供給を止めるよう切り替える(S19)。
【0051】
復変調部42は、ステップS18で、受信した信号が特定信号であった旨の通知を切替部41へ行った後、登録ID部31から出力される登録IDを入力する(S20)。入力した登録IDは所定の長波帯へ変調し(S21)、長波アンテナ33を介し、送信する(S22)。
【0052】
これらステップS20〜S22は、特別な処理が行われない限り、バッテリ25の電力がなくなるまで、半永久的に実行しつづける。これによって、外部からの長波による特定信号によって携帯電話装置1が長波出力機能のみ動作するモードに変更されたままの状態になり、外部ではこの携帯電話装置からの長波を受信することにより誰かがいることがわかり、登録IDを確認することにより、誰が居るかということがわかるようになる。なお、ここでは、半永久的としたが、これに代え携帯電話機能のonによってスイッチが携帯電話装置側に再び切り替わるようにしても良い。
【0053】
以上説明した第2の実施の形態によれば、災害により携帯電話装置の通信周波数が使えないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることが可能な携帯電話装置を提供できるようになるのみならず、これより重度な状況下である携帯電話装置を操作することすらできないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることが可能な携帯電話装置を提供できるようになった。
【0054】
つまり、第2の実施の形態によれば、瓦礫などで、携帯電話装置の操作を行うことが出来ない、且つ、周期の大きい電波が届かないような場合においても、外部より、長波を用いて携帯電話装置の長波出力機能3をオンするように制御できるから、外部からの人の捜索を行う場合などにおいても、有効に利用できる。
【0055】
以上説明してきた第1の実施の形態および第2の実施の形態においては、長波に限って説明してきたが、必ずしも長波に限ることなく、携帯電話の周波数帯域より1桁以下の周波数の小さい中波も長波と良く似た性質を持っており、中波を用いることも可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、災害により携帯電話装置の通信周波数が使えないような状況下であっても、自身の存在を外部に知らしめることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の携帯電話装置1の機能ブロック図。
【図2】 該第1の実施の形態に係る、携帯電話機能2から長波送信機能3への切り替えに関するフローチャート。
【図3】 第2の実施の形態の携帯電話装置1の機能ブロック図。
【図4】 該第2の実施の形態に係る、携帯電話機能2から長波送信機能3への切り替えに関するフローチャート。
【図5】 電波の周波数と呼称との一般例。
【符号の説明】
1・・・携帯電話装置 2・・・携帯電話機能 3・・・長波送信機能
11・・・アンテナ 12・・・復変調部 13・・・音声入出力部
14・・・スピーカ 15・・・マイク 16・・・着信報知制御部
17・・・スピーカ 18・・・表示部 19・・・表示画面
20・・・記憶部 21、40・・・操作部 22・・・キー
23・・・制御部 24、41・・・切替部 25・・・バッテリ
31・・・登録ID部 32・・・変調部 33・・・アンテナ
42・・・復変調部
Claims (4)
- 通常時に他装置との通信に用いられる、第1の周波数帯域を用いて情報を送受信する第1送受信手段と、
前記第1の周波数帯域より周波数の小さい第2の周波数帯域を用いて情報を送受信する第2送受信手段と、
前記第1送受信手段のみへ電源を供給する第1モードと、前記第2送受信手段へのみへ電源を供給する第2モードと、前記第1送受信手段及び第2送受信手段へ電源を供給する第3モードとの何れかのモードへ切替可能であり、通常は、所定期間ごとに前記第1モードから前記第3モードへの切り替えを行う切替手段と、
前記第3モード時に、前記第2送受信手段で受信した情報に緊急用の特定信号が含まれるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって該特定信号が含まれることを判断した際に、その旨を
前記切替手段へ通知を行う通知手段と、を備え、
前記切替手段は、前記通知手段からの通知を受けると、前記第2モードへ切り替えて、前記第2送受信手段によって情報を送信するようにしたことを特徴とする携帯電話装置。 - 前記第2送受信手段で送信する情報は、この携帯電話装置のユニークなIDであることを特徴とする請求項1記載の携帯電話装置。
- 前記第2の周波数帯域は、長波または中波に該当する周波数帯域であることを特徴とする請求項1ないし請求項2の何れかの携帯電話装置。
- 通常時に、他装置との通信に用いられる、第1の周波数帯域を用いて情報を送受信する第1送受信部と、前記第1の周波数帯域より周波数の小さい第2の周波数帯域を用いて情報を送受信する第2送受信部とを備える携帯電話装置の送受信部切替方法であって、
所定期間をカウントし、
該所定期間に到達すると、前記第1送受信部のみへの電源供給から、前記第1送受信部及び第2送受信部への電源供給へ、切り替えを行い、
前記第1送受信部及び第2送受信部への電源供給時に、前記第2送受信部で受信した情報に緊急用の特定信号が含まれるか否かを判断し、
この判断の結果、該特定信号が含まれることを判断した際に、前記第2送受信部のみへの電源供給へ、切り替えを行い、
該判断の結果、該特定信号が含まれていないことを判断した際に、前記第1送受信部のみへの電源供給へ、切り替えを行うようにしたことを特徴とする送受信手段切替方法。
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