JP3957325B2 - 拡散スペクトル通信システムにおいてオーファン条件を軽減する方法および装置 - Google Patents

拡散スペクトル通信システムにおいてオーファン条件を軽減する方法および装置 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、一般にワイヤレス通信システムに関し、特に拡散スペクトル通信システムにおけるオーファン(孤立)条件の軽減に関する。
発明の背景
ワイヤレス通信システムは、(セルラ加入者などの)遠隔ユニットが通信システム内の基地局間でハンドオフされるハンドオフ法を採用することが知られる。特に、遠隔ユニットがサービスを提供する基地局のカバレージ・エリアの周縁部に移動すると、サービス提供基地局と遠隔ユニットとの間の経路損失が増大して、別の基地局のほうが遠隔ユニットに対してより良いサービスを提供することができる状況になることがある。電気工業会/電気通信工業会暫定規準95A(TIA/EIA/IS-95A: Electronic Industry Association/Telecommunications Industry Association Interim Standard 95A)に記述されるように、ハンドオフを採用するこのような通信システムの1つに、符号分割多重接続(CDMA: Code Division Multiple Access)通信システムがある。(TIA/EIAの連絡先は:2001 Pennsylvania Ave. NW Washington DC 20006)。CDMA通信システムにおけるハンドオフは、いくつかの基地局(能動集合と呼ばれる)と同時に通信を行い、能動集合内にない基地局が能動集合内の基地局(能動基地局)よりも強い信号を持つと検出される場合に、能動基地局を置き換えることにより実現される。
特に、TIA/EIA/IS-95Aのセクション6.6.6は、遠隔ユニットが能動集合(すなわち遠隔ユニットに割り当てられる順方向トラフィック・チャネルに関わる基地局)と、候補集合(能動集合内にはないが、遠隔ユニットにより受信される基地局)とを監視することを求め、能動集合内にない基地局のパイロット信号強度が予め設定された閾値(T_ADD)よりも高いことが発見されるといつでも、遠隔ユニットは能動集合内の基地局(群)に対してパイロット強度測定メッセージ(PSMM: Pilot Strength Measurement Message)を送付する。能動集合内の基地局(群)は、候補パイロットに関わる順方向トラフィック・チャネルを遠隔ユニットに割り当て、遠隔ユニットに対して、候補基地局を能動集合内に入れ、候補基地局に対するハンドオフを実行するよう指示する。また、非能動集合候補基地局に関連するパイロット強度が能動集合内の基地局に関連するパイロット強度を、予め設定された閾値分だけ超える(T_COMP*0.5dB)場合は、遠隔ユニットは能動集合内の基地局(群)に対してPSMMを送付する。次に能動集合内の基地局(群)は、候補パイロットに関連する順方向トラフィック・チャネルを遠隔ユニットに割り当て、遠隔ユニットが候補基地局を能動集合に入れて、ハンドオフを実行するよう指示する。
セル負荷の不均衡,非相互伝播,および/または他の環境条件により起こる遠隔ユニット受信機と基地局受信機との間の信号品質の不均衡のために、遠隔ユニットが受認可能な基地局とのハンドオフに入らないことがときどき起こる。これは、基地局からのダウンリンク信号が、充分に強くないので遠隔ユニットが接続を要求する(PSMMを送付する)ことができないためである。それでも、基地局は、逆方向のチャネル・ハンドオフに入るのに充分な強度の信号を遠隔ユニットから受信する。言い換えると、基地局は遠隔ユニットから強力なアップリンク信号を受信するが、同時に遠隔ユニットにより受信される対応するダウンリンク信号が能動基地局被受信信号ほど強くない。この、一般に「オーファン条件(orphan condition)」と呼ばれる状況のために、能動基地局に対する逆方向のチャネル品質があまりに低下すると、遠隔ユニットが一方通行のハンドオフに入り、呼損失を招くことがある。言い換えると、アップリンク通信に関して利用可能な、許容できる基地局(オーファン基地局)があるにも関わらず、遠隔ユニットが欠落する(オーファン遠隔ユニットになる)ことがある。かくして、通信システムにおいてオーファン条件を軽減するハンドオフのための方法および装置が必要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好適な実施例による通信システムを図示する。
第2図は、本発明の好適な実施例による第1図の中央集中基地局コントローラを図示する。
第3図は、本発明の好適な実施例による第2図の中央集中基地局コントローラの動作を示す流れ図である。
第4図は、第3図に図示される遠隔ユニット環境パラメータを収集するために必要とされる段階を示す流れ図である。
第5図は、遠隔ユニットが、第3図に図示されるようにオーファンになる可能性があるか否かを判断するために必要な段階を示す流れ図である。
第6図は、第3図に示されるT_ADD,T_COMPおよび能動リストを調整するために必要とされる段階を示す流れ図である。
第7図は、本発明の代替の実施例による第2図の中央集中基地局コントローラの動作を示す流れ図である。
第8図は、本発明の代替の実施例により、遠隔ユニットがオーファンになる可能性があるか否かを判断するために必要な段階を示す流れ図である。
第9図は、本発明の代替の実施例により、能動基地局リストを一掃するために必要な段階を示す流れ図である。
図面の詳細な説明
概して、本発明は、遠隔ユニットがオーファンになる可能性のある場合を判断し、遠隔ユニットの動作パラメータを調整して、CBSCが遠隔ユニットの能動集合に追加の基地局を強制的に追加するようにすることにより、オーファン条件を軽減する。詳しくは、遠隔ユニットがオーファンになる可能性があると判断されると、T_ADDとT_COMPとが調整され、それによって遠隔ユニットはその能動集合に追加の基地局を追加することを強いられる。遠隔ユニットが通信する基地局の数が増えることにより、遠隔ユニットがオーファンになる確率が大幅に軽減される。
本発明は、拡散スペクトル通信システムにおいてオーファン条件を軽減する方法を実施する。本方法は、遠隔ユニットにより送信される信号を受信する段階,基地局において被送信信号の信号品質を測定する段階および遠隔ユニットが受認可能な基地局にハンドオフされない場合を判断する段階によって構成される。次に、この判断に応答して、より多くの基地局が能動リストに追加される。
本発明の代替実施例は、セルラ通信システム内でオーファン条件を軽減する方法を実施する。本方法は、遠隔ユニットがオーファンになる確率が高い場合を判断し、その判断に基づいてT_ADDおよびT_COMPを調整する段階によって構成される。T_ADDおよびT_COMPの調整により、遠隔ユニットは他の基地局と強制的に通信し、オーファン条件が軽減される。
本発明の代替実施例は、通信システムにおいてオーファン条件を軽減する装置を企図する。本装置は、遠隔ユニットがかつてオーファンになった場所を出力するオーファン履歴データ格納装置と、遠隔ユニットの位置を出力する位置発見装置と、遠隔ユニットの位置と遠隔ユニットがかつてオーファンになった位置とを入力として有するプロセッサとによって構成される。
本発明の最終実施例は、オーファン条件を軽減する方法を実施する。本方法は、遠隔ユニットがオーファンになる可能性がある場合を判断する段階と、その判断に基づき候補基地局を選択する段階とによって構成される。次に、この候補基地局を検査して、候補基地局との通信によりオーファン条件が緩和されるか否かを判断する。最後に、この検査に基づいて、候補基地局との通信が開設される。
第1図は、本発明の好適な実施例による通信システム100を図示する。本発明の好適な実施例においては、通信システム100は、符号分割多重接続(CDMA: Code Division Multiple Access)システム・プロトコルを利用するが、代替の実施例においては、通信システム100は他のアナログまたはデジタルのセルラ通信システム・プロトコルを利用することもできる。このプロトコルとしては、狭帯域AMPS(NAMPS: Narrowband Advanced Mobile Phone Service)プロトコル,APMS(Advanced Mobile Phone Service)プロトコル,汎ヨーロッパ・デジタル化移動体通信システム(GSM: Global System for Mobile Communications)プロトコル,パーソナル・デジタル・セルラ(PDC: Personal Digital Cellular)プロトコル,または合衆国デジタル・セルラ(USDC: United States Digital Cellular)プロトコルなどがある。通信システム100は、基地局101,基地局102,遠隔ユニット113,中央集中基地局コントローラ(CBSC: Centralized Base Station Controller)103および移動交換センター(MSC: Mobile Switching Center)104を具備する。本発明の好適な実施例においては、基地局101,102は、モトローラ社製SC9600基地局であることが好ましく、MSC104はモトローラ社製EMX2500MSCであることが好ましく、CBSC103はモトローラ社製SG1128BF CBSC部品によって構成されることが好ましい。図示される如く、遠隔ユニット113は、アップリンク通信信号119を介して基地局101,102と通信を行い、基地局101,102は、ダウンリンク通信信号116を介して遠隔ユニット113と通信する。本発明の好適な実施例においては、基地局101,102はCBSC103と適切に結合され、CBSCはMSC104と適切に結合される。
通信システム100の動作は次のように行われる:遠隔ユニット113が通信システム100にアクセスすると、遠隔ユニット113の環境パラメータがCBSC103により決定される。(環境パラメータ決定の詳細は、第4図に関して後述する。)遠隔ユニット113の環境パラメータが決定されると、CBSC103は、遠隔ユニット113がオーファンになる確率が高いか否かを判断する。(遠隔ユニットがオーファンになる確率が高いか否かを判断する過程の詳細は第5図に関して後述する。)CBSC103が、オーファン条件が起こりやすいと判断すると、遠隔ユニット113の能動リストにより多くの基地局を追加しようとする試みがなされる。本発明の好適な実施例においては、これはT_ADDおよびT_COMPを調整することにより実行される。詳しくは、T_ADDは、−14dBの公称値から−19dBまでの最低値まで一定量ずつ調整され、T_COMPは+3dBから0dBの最低値まで一定量ずつ調整される。(T_ADDおよびT_COMPの調整の詳細は第6図に関して後述する。)
上述の如く、非能動集合基地局パイロットの強度がT_ADDよりも高いことが分かると、あるいは候補集合パイロットの強度がT_COMP*0.5dBだけ能動集合パイロットの強度を超えることが分かると、PSMMが基地局に送付され、基地局はそのパイロットに関連する順方向トラフィック・チャネルを遠隔ユニット113に割り当て、遠隔ユニット113が非能動集合基地局にハンドオフを実行することを指示する。かくして、T_ADDおよびT_COMPを小さくすることにより、遠隔ユニット113は、追加の基地局が遠隔ユニット113の能動集合に追加される可能性のある状況に強制的に置かれる。遠隔ユニット113と通信する基地局の数を増やすと、遠隔ユニット113がオーファンになる確率が大幅に下がる。
第2図は、本発明の好適な実施例による第1図のCBSC103を示す。CBSC103は、プロセッサ213,移動システム呼出コントローラ(MSCC: mobile system call controller)223,比較器および選択器225,位置発見装置211および検知受信機プログラマおよびコントローラ227によって構成される。図示される如く、CBSC103は、呼出リストおよび呼出状態格納装置201,セル負荷およびノイズ・レベル情報格納装置203,地域データ格納装置207,オーファン履歴データ格納装置209,基地局リスト格納装置219,PSMM格納装置217,システム設定格納装置229および基地局検知受信機測定格納装置221も具備する。第2図に示されるように、呼出リストおよび呼出状態格納装置201,セル負荷およびノイズ・レベル情報格納装置203,地域データ格納装置207,オーファン履歴データ格納装置209および位置発見装置211は、プロセッサ213に適切に結合される。呼出リストおよび呼出状態格納装置201,基地局リスト格納装置219およびシステム設定格納装置229は、MSCC223に適切に結合される。基地局リスト格納装置219は、比較器および選択器225にも適切に結合される。基地局検知受信機測定格納装置221とPSMM格納装置217は、比較器および選択器225に適切に結合される。最後に、プロセッサ213,MSCC223,比較器および選択器225および検知受信機プログラムおよびコントローラ227は、互いに適切に結合され、プロセッサ213,MSCC223および検知受信機プログラマおよびコントローラ227は、適切な基地局に結合される。本発明の好適な実施例においては、MSCC223は、モトローラ社製モデル#SG1128BFによって構成され、オーファン履歴データ格納装置209は遠隔ユニットがかつてオーファンになったことのある位置によって構成される。さらにプロセッサ213と比較器および選択器225は、PowerPC604または同等のプロセッサである。
第3図は、本発明の好適な実施例による第2図のCBSC103の動作を示す流れ図である。論理の流れは段階301で始まり、ここで遠隔ユニット113が呼を発する(呼は地上回線発信源から発することもある)。段階305において、MSCC223が遠隔ユニットの識別番号を呼出リストおよび呼出状態格納装置201に格納することにより、遠隔ユニット113を呼出リストに追加する。次に段階310で、遠隔ユニット113の状態に関して環境パラメータが収集される。(環境パラメータ収集の詳細は、第4図に関して後述する。)次に段階315において、プロセッサ213によりオーファン条件が起こる可能性があるか否かが判断され、起こる可能性がない場合は論理の流れは段階320に続く。(オーファン条件が起こる可能性があるか否かを判断する過程の詳細は第5図に関して後述する。)段階315において、プロセッサ213がオーファン条件が起こる可能性があると判断すると、段階325においてMSCCが「オーファン・フラッグ」がセットされたか否かを判断し、セットされた場合は論理の流れは段階360に続く。段階325においてオーファン・フラッグがセットされないと判断されると、段階365においてMSCC223はオーファン・フラッグを肯定状態にセットする。本発明の好適な実施例においては、MSCC223は、呼出リストおよび呼出状態格納装置201内にあるオーファン条件フィールドにバイナリ「1」を格納することにより、これを実行する。
続いて、段階360において、T_ADDおよびT_COMPがそれぞれ−19dBおよび0dBの最小値まで動的に調整される。本発明の好適な実施例においては、T_ADDは−19dBの最小値になるまで1dBずつ定量的に削減される。同様に、T_COMPは0dBの最小値になるまで1dBずつ定量的に削減される。上記の如く、T_ADDおよびT_COMPを小さくすることにより、遠隔ユニット113は、より多くの基地局が遠隔ユニット113の能動集合に追加される可能性のある状況に強制的に置かれる。さらに、段階360において遠隔ユニット113の能動リストが調整される。本発明の好適な実施例においては、これは、MSCC223が、基地局が能動リストに追加された場合を判定し、基地局リスト格納装置219内の能動リストに基地局を格納することにより実行される。次に段階363において、遠隔ユニット113は充分なフレーム誤差比(FER: Frame Error Rate)(好適な実施例では1%)に電力制御され、論理の流れは段階335に続く。本発明の好適な実施例においては、遠隔ユニット113の電力制御は、TIA/EIA/IS-95Aセクション6.1.2.3に記述される如く実行される。
段階320に戻り、オーファン・フラッグがセットされた場合は、T_ADDおよびT_COMPは標準値にリセットされ、オーファン・フラッグは「0」にリセットされて、オーファン基地局をオーファン状態から削除することにより(段階330)、能動リストが一掃され、論理の流れは段階335に続く。本発明の好適な実施例においては、オーファン基地局信号が遠隔ユニット113が利用できる程の充分な強度を持った場合は、オーファン基地局は能動集合に追加されるか、あるいはその中に留まることになる。オーファン基地局が遠隔ユニット113の受信においてもはや用いられない場合は、オーファン基地局は能動集合から削除される。段階335において、MSCC223は遠隔ユニット113が呼を終了したか否かを判断し、終了していない場合は論理の流れは段階310に戻る。しかし、段階335において、遠隔ユニット113が呼を終了したと判断すると、論理の流れは段階340に進み、ここでMSCC223が呼出状況記録にアクセスし、オーファン・フラッグをクリアし、T_ADDおよびT_COMPをリセットする。次に段階345において、MSCC223は呼出リストおよび呼出状態格納装置201から遠隔ユニット113を削除し、基地局リスト格納装置219からすべての基地局を削除して、論理の流れは段階350で終了する。
第4図は、第3図の段階310において上述された遠隔ユニットの環境パラメータを収集するために必要な段階を示す流れ図である。論理の流れ(第3図の段階305から始まる)は、段階403で開始され、ここでMSCC223により、呼出リストおよび呼出状態格納装置201から能動基地局のリストが獲得される。獲得されると、各能動基地局の識別子が基地局リスト格納装置219に格納され、サービス提供基地局として標識される。次に段階405において、遠隔ユニット113の位置と範囲とが獲得される。本発明の好適な実施例においては、これは位置発見装置211により実行される。詳しくは、位置発見装置211は、Ghosh他による米国特許第5,508,708号「Method and Apparatus for Location Finding in a CDMA System」に記述される技術を利用する。これは本明細書に参考文献として含まれる。次に段階407において、遠隔ユニット113の速度と方向とが判定される。位置発見装置211は、米国特許第(出願番号08/616,797)号に記述される技術を利用して、遠隔ユニット113の速度を決定する。本発明の好適な実施例においては、遠隔ユニット113の方向は、1秒間だけ隔てられた異なる点において得られた2つの異なる位置測定値をとることにより決定される。段階409において、MSCC223は、システム設定格納装置229にアクセスして、システム基地局の地理的座標を求め、その座量が遠隔ユニット113を囲むか、あるいはアップリンク・チャネル通信を改善するために望ましい場所に位置する基地局を選択することにより、近隣基地局を決定する。次にMSCC223は、基地局リスト格納装置219に近隣基地局を格納し、それらを近隣基地局として標識を付ける。次に段階411において、サービスを提供する近隣基地局の各々について負荷レベルとノイズ・レベルとを、セル負荷およびノイズ・レベル情報格納装置203からプロセッサ213により獲得する。本発明の好適な実施例においては、この情報は、呼出リストおよび呼出状態格納装置201からの情報を処理し、適切な基地局から信号強度情報を取り出し、それを格納することにより得られる。段階413において、プロセッサ213が能動基地局から情報を取り出すことにより、逆方向チャネル・フレーム誤差比が決定される。段階415において、プロセッサ213が能動基地局または遠隔装置からの要求電力状況のいずれかから、電力設定命令情報を取り出すことにより、遠隔ユニット113の送信電力が決定され、最後に段階417で、プロセッサ213により、基地局のEb/Noおよび目標のEb/Noが能動基地局から決定される。論理の流れは第3図の段階315に続き、ここで、獲得された環境パラメータが分析され、オーファン条件が起こる可能性があるか否かが判定される。
第5図は、第3図の段階315に上述されたように、遠隔ユニット113がオーファンになる可能性があるか否かを判断するために必要な段階を示す流れ図である。本発明の好適な実施例においては、第3図の段階310から得られた環境パラメータを利用して、遠隔ユニット113がオーファンになる確率を判断する。論理の流れは、段階310(第3図)から始まる。段階501において、移動システム呼出コントローラ223により、(呼出リストおよび呼出状態格納装置201にアクセスすることによって)遠隔ユニット113がオーファン基地局以外の基地局とのソフト・ハンドオフにあるか否かが判定され、論理の流れは段階501に進んで、そこでオーファン・フラッグがセットされたか否かが判定される。段階502において、オーファン・フラッグがセットされたと判断されると、論理の流れは段階503に進み、そうでない場合は論理の流れは段階320に進む。段階501において、遠隔ユニットがソフト・ハンドオフ状態にないと判断されると、論理の流れは段階503に進み、そこでプロセッサ213により(オーファン履歴データ格納装置209にアクセスすることにより)、この位置で以前にいずれかの遠隔ユニットによりオーファン条件が起こったか否かが判断される。詳しくは、プロセッサ213は(第4図の段階405で判断された)遠隔ユニットの位置または範囲を利用して、この位置をオーファン履歴データ格納装置209に格納されるすべての位置と比較する。遠隔ユニットの位置または範囲がオーファン履歴データ格納装置209に格納される領域に近い場合は、オーファン条件は起こる可能性があり、論理の流れは段階325(第3図)に続く。そうでない場合は、論理の流れは段階505に続く。
段階505において、プロセッサ213は、遠隔ユニット113が低ノイズまたは高負荷基地局に近いか否かを判断する。オーファン条件が起こる可能性のある状況においては、遠隔ユニット113の送信は近隣基地局により受信されることに留意されたい。しかし上記の理由から遠隔ユニット113は、能動集合にその基地局を追加することはできない。プロセッサ213は、サービス提供基地局および近隣基地局に関する負荷レベルおよびノイズ・レベルを獲得すること(第4図の段階411)により、この状況がいつ起こるかを判断する(段階505)。段階505において、サービス提供基地局が近隣基地局よりも高い送信負荷を有すること、あるいは近隣基地局のほうが受信ノイズ・レベルが低いと判断すると、オーファン条件が起こる可能性があり、論理の流れは段階325(第3図)に続く。そうでない場合は、論理の流れは段階507に続く。
段階507において、プロセッサ213は(位置発見装置211に格納される情報を取り出すことにより)、遠隔ユニット113が近隣セルに近いか、あるいはセル境界に近いか否かを判断する。たとえば、遠隔ユニット113の範囲がセル境界を超えるか、あるいは高負荷基地局付近に位置することもある。プロセッサ213が、遠隔ユニットがセル境界付近にあると判断すると、オーファン条件が起こる可能性があり、論理の流れは段階325(第3図)に続く。そうでない場合は、論理の流れは段階509に続く。
段階509において、プロセッサ213は(能動基地局から情報を取り出すことにより)、遠隔ユニット113の呼品質が閾値レベルより下がりつつあるか否かを判断する。たとえば、遠隔ユニット113は、呼がサービス提供基地局により失われる危険のあるレベルまで低下する状況にあるかもしれない。通常(非オーファン状況では)、このような呼はすでにソフト・ハンドオフ状態にあり、ハンドオフは他の基地局に対して起こるが、この状況ではソフト・ハンドオフ条件は存在せず、オーファン状況がありうることを示す。本発明の好適な実施例においては、MSCC233は、アップリンク・チャネルが(平均して)目標のEb/Noより低いEb/No値を有するか否かを判断し、そうである場合はオーファン条件が起こる可能性があり、論理の流れは段階325(第3図)に進む。そうでない場合は、論理の流れは段階320(第3図)に進む。本発明の代替の実施例においては、プロセッサ213が能動基地局トラフィック・チャネル送信電力および移動局送信電力を取り出し、それを平衡に関して比較することにより判定がなされる。不均衡の説明がつかない(ある信号が他の信号より極めて強い)場合は、オーファン条件が存在しやすく、論理の流れは段階325(第3図)に進む。そうでない場合は、論理の流れは段階320(第3図)に進む。
第6図は、第3図の段階360において上述されたT_ADD,T_COMPおよび能動リストを調整するために必要な段階を示す流れ図である。論理の流れは段階601で始まり、ここでT_ADDおよびT_COMPは一定量ずつ低減される。上記のように、T_ADDは−19dBの最小値に達するまで1dBずつ定量的に削減され、T_COMPは0dBの最小値に達するまで1dBずつ定量的に削減される。
T_ADDおよびT_COMPを小さくすることにより、遠隔ユニット113が追加のPSMMをサービス提供基地局に送るという効果が現れる。詳しくは、遠隔ユニット113は、削減されたT_ADDより高いパイロット信号強度を有する能動でない基地局に出会うたびに、能動集合内の基地局にPSMMを送付する。能動集合内の基地局は、候補パイロットに関連するダウンリンク・トラフィック・チャネルを遠隔ユニットに割り当て、遠隔ユニット113に対して、候補基地局に対するハンドオフを実行して、候補基地局を能動集合に入れることを指示する。さらに、非能動集合候補基地局に関連するパイロット強度が能動集合内の基地局に関連するパイロット強度を、予め設定された閾値(T_COMP*0.5dB)だけ超える場合は、遠隔ユニットは能動集合内の基地局にPSMMを送付する。本発明の代替の実施例においては、オーファン基地局は能動集合に入れられないが、それが遠隔ユニット113から受信する信号を用いて遠隔ユニット113の逆方向チャネル受信を改善する。
次に段階603においてタイマがセットされる。詳しくは、タイマは、最大時間量がPSMMを受信せずに経過するようにセットされる。段階605において、新しいPSMMが受信されたか否かが判断され、受信されない場合は、論理の流れは段階607に続く。段階605において、新しいPSMMが受信されたと判断されると、タイマがリセットされ(段階609)、論理の流れは段階613に続き、そこで新しい基地局の識別子がPSMMから判定される。新しい基地局(以降オーファン候補基地局と称する)は、遠隔ユニット113により低エネルギ・レベルで受信されるので、オーファン条件に貢献する可能性がある。次に段階615において、オーファン候補基地局の逆方向チャネルEb/Noが測定され、段階617においてオーファン候補基地局の信号強度が受信のために充分であるか否かが判断される。段階617において、オーファン候補基地局の逆方向チャネルが受認可能であると判断されると、オーファン候補基地局はアップリンク受信に入れられる。オーファン候補基地局が受認可能であるとされると、プロセッサ213は遠隔ユニット113の位置をオーファン履歴データ格納装置209に追加し、オーファン候補基地局を基地局リスト格納装置219に追加する。本発明の好適な実施例においては、オーファン基地局が能動リストに追加され(段階629)、論理の流れは段階621に続く。本発明の代替の実施例においては、オーファン基地局は、段階629において逆方向チャネル受信には入れるが、それを能動集合に昇格させることはせずに逆方向チャネル・ソフト・ハンドオフに置くだけである。オーファン候補基地局と能動基地局との間の信号の不均衡のために、オーファン候補基地局により生成される遠隔ユニット電力制御信号は、能動基地局が、それ自身が生成した電力制御ビット値の代わりに用いることもある。段階617において、オーファン候補基地局の逆方向チャネルが受認可能でないと判断されると、論理の流れは段階621に続き、そこでアップリンク・チャネルの品質が改善したか否かが判断され、改善した場合は段階631において遠隔ユニットが1%FERに電力制御され、論理の流れは段階335(第3図)に続く。段階621において、アップリンク・チャネルの品質が改善しなかったと判断されると、段階623においてT_ADDおよびT_COMPがその最小閾値以下であるか否かが判断され、以下である場合は論理の流れは段階335(第3図)に続く。段階623において、T_ADDおよびT_COMPがその最小閾値より高いと判断されると、論理の流れは段階601に戻り、そこでT_ADDおよびT_COMPは再び低下される。
段階605に戻り、PSMMが受信されなかったと判断されると、論理の流れは段階607に進み、そこでタイマが切れたか否かが判断される。段階607において、タイマが切れなかったと判断されると、論理の流れは段階605に戻り、そうでない場合は論理の流れは段階625に続く。段階625において、T_ADDおよびT_COMPが閾値レベル以下であるか否かが判断される。詳しくは、T_ADDまたはT_COMPがそれぞれ−19dBおよび0dB以下であるか否かが判断される。段階625において、T_ADDまたはT_COMPが閾値レベル以下であると判断されると、
T_ADDおよびT_COMPは、段階627でその元の値にリセットされ、論理の流れは段階335(第3図)に進む。そうでない場合は、論理の流れは段階601に戻る。
第7図は、本発明の代替実施例による第1図のCBSC103の動作を示す流れ図である。この実施例では、T_ADDおよびT_COMPは調整されず、可能性のあるオーファン基地局が決定され、任意のオーファン基地局が遠隔ユニット113の能動リストに追加される。オーファン基地局を遠隔ユニット113の能動リストに追加することにより、オーファン基地局と遠隔ユニット113との間に通信が開設され、オーファン条件を排除する。論理の流れは段階701で開始され、ここで遠隔ユニット113が呼を発する(呼は地上回線発信源から発してもよい)。段階705において、MSCC223は、遠隔ユニット識別番号を呼出リストおよび呼出状態格納装置201に格納することにより、呼出リストに遠隔ユニット113を追加する。次に段階710において、遠隔ユニット113の状態に関する環境パラメータを収集する(第4図に関連して説明されるように)。次に段階715において、プロセッサ213は、オーファン条件が起こる可能性があるか否かを判断し(第5図に関連して説明されるように)、起こる可能性がない場合は、論理の流れは段階720に進む。段階715において、プロセッサ213により、オーファン条件が起こる可能性があると判断されると、段階725においてMSCC223は、オーファン・フラッグがセットされたか否かを判断する。セットされた場合は、論理の流れは段階760に進む。段階725において、オーファン・フラッグがセットされなかったと判断されると、段階765においてMSCC223がオーファン・フラッグを肯定状態にセットし、論理の流れは段階760に進む。段階760において、遠隔ユニット113の能動リストが調整される。本発明の代替実施例においては、これは、MSCC223が段階409(第4図)において得られた近隣基地局のリストにアクセスし、リスト内の各基地局について遠隔ユニット113の逆方向チャネルのその基地局における測定を実行することによりなされる。遠隔ユニット113について受認可能な逆方向チャネル信号を受信する基地局が能動リストに追加され、基地局リスト格納装置219内の能動リストに格納される。
段階720に戻り、オーファン・フラッグがセットされた場合は、フラッグがリセットされ、能動リストは段階730で一掃されて、能動リストから基地局を排除し、論理の流れは段階735に続く。段階735において、MSCC223は、遠隔ユニット113が呼を終了したか否かを判断し、終了しない場合は論理の流れは段階710に戻る。しかし、段階735において、遠隔ユニット113が呼を終了したと判断されると、論理の流れは段階740に進み、ここでMSCC223は呼状況記録にアクセスし、オーファン・フラッグをリセットし、能動集合を一掃する(新規に追加された基地局がある場合)。次に段階745において、MSCC223は呼出リストから遠隔ユニット113を削除し、論理の流れは段階750で終了する。
第8図は、第7図の段階760において上述される能動リストを調整するために必要とされる段階を示す流れ図である。論理の流れは段階815で始まり、ここで近隣候補基地局の逆方向チャネルEb/Noが測定され、段階817において近隣候補基地局の信号強度が受信に充分であるか否かが判断される。段階817において、近隣候補基地局の逆方向チャネルが受認可能であると判断されると、近隣候補基地局がアップリンク受信に含まれる。本発明の代替実施例においては、この逆方向チャネル・ソフト・ハンドオフは自主的なもので、段階829において能動リストに追加される。論理の流れは段階821に続く。段階817において、オーファン候補基地局の逆方向チャネルが受認可能でないと判断されると、論理の流れは段階821に進み、ここでアップリンク・チャネルの品質が改善されたか否かが判断される。改善された場合は、段階831において遠隔ユニットが1%FERに電力制御され、論理の流れは段階735(第7図)に進む。段階821においてアップリンク・チャネルの品質が改善されなかったと判断されると、論理の流れは段階735に進む。
第9図は、第7図の段階730,740に上述されたリスト一掃(能動基地局リストの削減)に必要な段階を示す流れ図である。段階905において、呼が終了して資源が解放されつつあるか否かの判断がなされる。呼が終了した場合は、その遠隔ユニットの能動集合が段階915でリセットされる。呼がまだ進行中の場合は、論理の流れは段階910に進み、そこでオーファン可能条件が依然として存在するか否かの判断がなされる(能動集合に追加された基地局がその呼を改善しつつある場合)。段階910において、オーファン条件が起こる可能性がないと判断されると、基地局は能動集合に残され、そうでない場合は、基地局が能動集合から削除され(段階920)、論理の流れは段階735に続く。
本発明は特定の実施例に関して特定的に図示および説明されたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細において種々の変更を加えることができることは当業者には理解頂けよう。従って、これらすべての修正は、以下の請求項の範囲に入るものとする。

Claims (9)

  1. 拡散スペクトル通信システムにおいてオーファン条件を軽減する方法であって、前記オーファン条件は、基地局から遠隔ユニットへのダウンリンク信号が、該遠隔ユニットが接続を要求するのに十分な信号品質の信号ではないが、前記基地局が前記遠隔ユニットから受信する対応するアップリンク信号は、逆方向チャネル・ハンドオフにとって十分な信号品質の信号である場合に存在し、前記方法は:
    前記オーファン条件が起こる可能性があるか否かを判定する段階;
    前記判定に応答して能動リストより多くの基地局を追加することにより、オーファン条件を軽減する段階
    よって構成されることを特徴とする方法。
  2. 前記判定段階が:
    前記遠隔ユニットの位置を判定する段階
    前記位置において別の遠隔ユニットにより以前にオーファン条件が起こったか否かを判定する段階;
    によって構成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記判定段階が:
    サービス提供基地局および近隣基地局に関して負荷レベルおよびノイズ・レベルを獲得する段階
    前記近隣基地局が前記サービス提供基地局よりも低い受信ノイズ・レベルを有すると判定する段階;
    によって構成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記判定段階が、前記遠隔ユニットが近隣セル付近にあるか否かを判定する段階によって構成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記判定段階が、前記遠隔ユニットの呼品質が閾値レベルより低下しつつあるか否かを判定する段階によって構成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記能動リストにより多くの基地局を追加する前記段階が:
    T_ADDを調整する段階
    前記調整段階に応答して、前記能動リストにより多くの基地局を追加する段階;
    によって構成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記能動リストにより多くの基地局を追加する前記段階が:
    T_COMPを調整する段階
    前記調整段階に応答して、前記能動リストにより多くの基地局を追加する段階;
    によって構成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 前記能動リストにより多くの基地局を追加する前記段階が:
    基地局が近隣基地局であるか否かを判定する段階;
    前記近隣基地局において、前記遠隔ユニットの逆方向チャネルを測定する段階
    前記測定段階に基づき、前記能動リストに前記近隣基地局を追加する段階;
    によって構成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 通信システムにおいてオーファン条件を軽減する装置であって、前記オーファン条件は、基地局から遠隔ユニットへのダウンリンク信号が、該遠隔ユニットが接続を要求するのに十分な信号品質の信号ではないが、前記基地局が前記遠隔ユニットから受信する対応するアップリンク信号は、逆方向チャネル・ハンドオフにとって十分な信号品質の信号である場合に存在し、前記装置は
    遠隔ユニットが過去にオーファンになったことがある位置を出力するオーファン履歴データ格納装置;
    遠隔ユニットの位置を出力する位置発見装置
    オーファン条件を軽減するために、入力として、前記遠隔ユニットの位置と前記遠隔ユニットが過去にオーファンになったことのある位置とを受け取り、該入力に基づいて、前記遠隔ユニットにオーファン条件が起こる可能性があるか否かを判定し、該判定に応答して、能動リストにより多くの基地局を追加するための指標を出力するプロセッサ;
    によって構成されることを特徴とする装置。
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