JP3957114B2 - Minoh-mounted tombstone - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、墓地不足に対処する為に、寺院墓地の塀を利用して墓碑及び納骨庫を設けるようにした塀面設置型墓碑に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の墓碑は、墓の構造上又墓と塀との関係から、塀から墓前方通路までの距離が大きく、その分だけ一定の敷地内に設ける墓の数が少なくするのを、墓並びに塀の構造に改良を加えることで、墓地面積の有効利用を可能とした納骨塀が提案されている(例えば実公平2−9014号公報、実開昭61−115456公報、実開昭61−115457号公報、実開昭61−115457号公報、実開昭62−126462公報、特開平9−125745号公報、実開平4−98967号公報及び実公平2−9014公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来における納骨塀は、単に墓地の面積の有効利用ということのみにとどまっていた。
しかし、墓地周辺の既存の壁面の高さに応じた納骨塀設置の簡便性を考慮しつつ安全性を確保する場合に問題があった。
【0004】
本発明は、墓地面積の有効利用を図るべく納骨塀の安全性を確保することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、塀の一方の面に沿って配設される後板石と、前記後板石の前面下方に、前方に突出して形成される納骨部と、前記納骨部の上部後方に、前記後板石の前面に沿って配設される台座部と、前記台座部の上部に、前記後板石の前面に沿って配設される竿石とからなる塀面設置型墓碑であって、前記後板石の下方は、前記納骨部又は前記納骨部と前記塀によって固定されるとともに、前記後板石の上方は、前記塀の上端部と固定することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の塀面設置型墓碑において、前記後板石の上方での固定は、前記塀の上端面にボルト締めすることによって行うことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1記載の塀面設置型墓碑において、前記後板石と前記塀との間に、ダンパーを配置することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、塀の一方の面に沿って配設される後板石と、前記塀の前面下方に、前方に突出して形成される納骨部と、前記後板石の前面に沿って配設される竿石とからなる塀面設置型墓碑であって、前記納骨部は、上面を覆う蓋体を備え、前記蓋体を前面側が低くなるように傾斜して配設することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4記載の塀面設置型墓碑において、前記蓋体を、葬られている故人の戒名や俗名等を彫刻する墓誌板とすることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、塀の一方の面に沿って配設される後板石と、前記塀の前面下方に、前方に突出して形成される納骨部と、前記後板石の前面に沿って配設される竿石とから一つの塀面設置型墓碑を構成し、前記納骨部は、側面を覆う横腰石を備え、二つの塀面設置型墓碑の隣接する前記横腰石を一体の石材で形成したことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、塀の一方の面に沿って配設される後板石と、前記後板石の前面下方に、前方に突出して形成される納骨部と、前記納骨部の上部後方に、前記後板石の前面に沿って配設される台座部と、前記台座部の上部に、前記後板石の前面に沿って配設される竿石とからなる塀面設置型墓碑であって、前記竿石の前面は、上方よりも下方が前方に突出する傾斜面又は段差面を有していることを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、塀の一方の面に沿って配設される後板石と、前記塀の前面下方に、前方に突出して形成される納骨部と、前記後板石の前面に沿って配設される竿石とからなる塀面設置型墓碑であって、前記竿石の背面上部に、前記塀又は前記後板石の上端部において固定するための凸部を設けることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明における第1の実施の形態は、後板石の下方は、納骨部又は納骨部と塀によって固定されるとともに、後板石の上方は、塀の上端部と固定するものである。塀面設置型墓碑は、塀面を利用したスペースを有効利用できるが、省スペース化を図るためには、奥行き寸法を小さくする必要があり、そのためには安定性を確保しなければならない。本実施の形態は、最も安定性を確保する必要のある後板石を、下方においては、納骨部又は納骨部と塀によって固定する。このように、本実施の形態は、後板石の前面下方に、前方に突出して形成される納骨部を利用することによって安定性を確保することができる。また、本実施の形態は、上方においては、塀の上端部と固定することによって確実な固定を行うことができる。すなわち、塀には、塀の強度を確保するために通常梁が埋め込まれており、またブロック塀では、ブロック単位で積み上げているために、場所によって強度が異なったり、貫通孔を空けるに不適切な場所もある。すなわち石材同士を結合するには、一方の石材である後板石にあらかじめ貫通孔を空け、この後板石を設置後にこの貫通孔に対応する位置に孔を設けることによって、ボルト等により固定することが容易であるが、塀に空ける孔が必ずしも固定に適しているとは限らない。従って、本実施の形態のように塀の上端部を利用して固定することにより、強度が十分でなかったり、貫通孔を空けるのに不適切な位置を避けることができるので、確実に強度を確保することができる。このように本実施の形態は、後板石を下方と上方で塀に固定し、この後板石に花立て等の台座部と竿石を沿わせて配設することで、墓碑全体の安定性を確保することができる。
尚、後板石は、第一に塀を隠すものであり、第二に納骨時に塀を見えなくする化粧番としての意義を有する。従って、塀に併設できるものであれば必ずしも一体である必要はない。
【0007】
本発明における第2の実施の形態は、第1の実施の形態において、後板石の上方での固定は、塀の上端面にボルト締めすることによって行うものである。このように塀の上端面を利用することで、例えばブロック塀のように壁面においては強度的に制約の多い塀においても確実に固定を行うことができる。
【0008】
本発明における第3の実施の形態は、第1の実施の形態において、後板石と塀との間に、ダンパーを配置するものである。このように後板石と塀との間にダンパーを配置することで、塀の傾きや曲がりの影響を受けずに後板石を垂直に安定的に配設することができる。特に複数の墓碑を配設する場合に、それぞれの墓碑間のずれや段違い等を防止でき、安定性を高めるとともに、美観を高めることができる。
【0009】
本発明における第4の実施の形態は、納骨部は、上面を覆う蓋体を備え、この蓋体を前面側が低くなるように傾斜して配設するものである。このように納骨部を構成する蓋体を、前面側が低くなるように傾斜して配設することで、後面側となる塀側が高くなる構成となるため、墓碑の安定性を高めることができるとともに、蓋体上面に雨水が溜まることがないため、納骨部に雨水が浸入することを少なくすることができる。
【0010】
本発明における第5の実施の形態は、第4の実施の形態において、蓋体を、葬られている故人の戒名や俗名等を彫刻する墓誌板とするものである。このように蓋体を墓誌板として利用することで、限られたスペースで墓誌板を備えることができる。また、このように蓋体を墓誌板として利用すると、彫刻等によって掘られた窪みに雨水が溜まりやすくなるが、蓋体を傾斜して設けているので、この窪みに雨水が溜まることも防止することができる。
【0011】
本発明における第6の実施の形態は、納骨部は、側面を覆う横腰石を備え、二つの塀面設置型墓碑の隣接するそれぞれの横腰石を一体の石材で形成したものである。このように隣接する横腰石を一体の石材とすることで、幅を2倍とすることができ、一つの墓碑を構成する横腰石の幅を狭くすることができる。従って、墓碑の幅方向の寸法を少なくしても、横腰石の強度を確保することができる。
【0012】
本発明における第7の実施の形態は、竿石の前面は、上方よりも下方が前方に突出する傾斜面又は段差面を有しているものである。これにより、竿石上方の軽量化を図る。
【0013】
本発明における第8の実施の形態は、竿石の背面上部に、塀又は後板石の上端部に固定するための凸部を設けることにより、竿石の重量を、塀又は後板石で支えることとしたものである。このように、竿石を塀又は後板石の上端部との組み合わせで固定できる形状とすることで、固定をより安全なものとすることができる。
【0014】
【実施例】
以下本発明の一実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、同実施例における塀面設置型墓碑の斜視図、図2は同塀面設置型墓碑の後方面からの要部斜視図、図3は同塀面設置型墓碑を設置する際に使用する金具の斜視図、図4は同塀面設置型墓碑の側面図、図5は同塀面設置型墓碑の蓋体の傾斜を示す要部側面図、図6は同塀面設置型墓碑の横板石の斜視図、図7は同横板石の側面図、図8は同横板石の正面図、図9及び図10は他の横腰石の斜視図、図11は同平面型墓碑の蓋体の斜視図、及び図12は同塀面設置型墓碑の角地用横腰石の斜視図である。
【0015】
(実施例1)
図1に示すように、塀面設置型墓碑は、後板石2、納骨部3、台座部4、及び竿石6を有している。台座部4は、両端部に花立て8、中央部に香炉9を有している。納骨部3は、蓋体5、横腰石7及び前腰石10を有している。塀1は、基礎材の上に、例えばプレキャストコンクリート材により形成されている、従ってコンクリートブロックであってもよい。また、墓碑に用いられる材料としては、天然石材、人工石材又は樹脂材からなるものであってもよい。尚、樹脂材を蓋体5に用いるものであってもよい。蓋体5は、納骨時に持ち上げる必要があり、軽量化することにより、納骨時に蓋体5を持ち上げるのが容易になるからである。本実施例において、墓碑は石材から構成されており、一定長を有する塀1に対して複数配設されている。図1に示すように、横腰石7は下部において、基礎材に金具11で固定されている。また、蓋体5は、横腰石7上部において、横腰石7の側面に設けられた蓋体固定部12により固定される。蓋体固定部12は、本実施例では、横腰石7と一体成型されているが、各々を別に成型し、ボルトや接着剤によって固着してもよい。ボルトや接着剤とするのは、成型が容易であること及び成型したものが、積み上げやすい形になるために運搬がしやすい等の利点があるからである。そして、蓋体固定部12の上面に、蓋体5が裁置されている。後板石2及び蓋体5の間に形成された間隙には、入り込む形で、台座部4が設けられている。尚、台座部4は、後板石2、横腰石7又は蓋体5にボルト又は接着剤により固定されていてもよい。このようにすることで、間隙を作るための寸法精度を、あまり高くする必要がなくなり、コストが安くなる。また、本実施例の場合には、台座部4が、両端の花立て8の下方で、横腰石6の上面に固定されている。より安定した固定ができるからである。後板石2と台座部4中央付近の間に形成された間隙により、竿石6が固定される。竿石6は、直方体の形状をしている。そして、竿石の前面は、上方よりも下方が前方に突出する傾斜面又は段差面を有する構成となっている。本実施例の場合には、これに加えて、下方の前面の幅よりも上方の前面の幅が狭くなるような構成になっている。このように、竿石6の上方部を軽量化し、背面を水平面とすることで、前面側への倒れる危険性を少なくし、後板石2に安定して固定させることができる。これ以外に竿石6の上方部を軽量化するには、多角形錘台の形状にすること、上方部周辺の各辺を面取り又は、面の一部を切削した形状としてもよい。これにより、上方部の使用石材を削減するものだからである。尚、台座部4を後板石2の全高の3分の1程度の位置に設け、後板石2及び台座部4の間に設けられた溝の垂直方向の角度を、竿石6全体の重心が台座部4より、前方にならないような角度にすることがより好ましい。竿石6の固定が安定し、ひいては墓碑全体の安定性が向上し、振動により倒れにくくなるからである。尚、竿石6は、後板石2及び台座部4に、ボルト又は接着剤により固定されていてもよい。より一層安定性が増すからである。
【0016】
次に、図2を用いて、塀1と後板石2とを、金具14及びボルト15により、塀1の上端面に固定することについて説明する。本実施例では、上端面で固定することにより、墓碑前面から見た場合に、塀1が見えなくなる。このため、美観を損ねることない。塀1は、コンクリートに打放したもの、コンクリートブロックを用いたもの等ボルトにより上端面に固定できるものであればよい。コンクリートブロックを用いた場合には、ブロック内の穴にコンクリートを詰めることが、好ましい。ボルト15の位置自由度がより高まるとともに、塀1の強度が高まり、安定して後板石2を固定できるからである。また、図3を用いて、本実施例に使用する金具14を説明する。この金具には、金具14外周に沿った又は長円のボルト用貫通孔14aが設けられている。これにより、後石板2を固定する時に、自由度が高まり、例えば塀1の表面に多少の凹凸があったり、塀1の垂直水平方向の建築精度に多少のひずみ等があっても、後板石2の位置調整が容易になる。
【0017】
次に、図4を用いて、塀1と後板石2の間に設けられた、ダンパー15を説明する。ダンパー15は、後板石2の背面の各角部周辺に設けられている。このようにすることで、塀1と後板石2との間隔を、効率よく調整することができる。結果として塀1の前に平行に並べられた複数の後板石2平面を、面一にする効果がある。このダンパー15は、弾性素材のゴム、バネ等であればよく、好ましくはウレタン性の樹脂性弾性素材がよい。そして、この厚さは2mmから5mm程度がより好ましい。塀1と後板石2の表面に生ずる凸凹を平均化し、隙間を調整できるからである。また、前記金具14及びボルト15の調整も加えて有効に、墓碑列全体の位置調整がより、簡単になる。
【0018】
次に、図5から図10を用いて、蓋体5について説明する。図5は蓋体5の表面を、手前方向に傾斜させた墓碑の要部側面図である。図6は、図5の横腰石7の斜視図、図7は同側面図及び図8は同正面図である。図6は、横腰石7及び蓋体固定部12の上面に傾斜をつけたものである。そして、蓋体5を蓋体固定部12に載置すると、蓋体5の上面は手前方向に傾斜することになる。また、この傾斜角16は、雨水が手前方向に流れうる角度、かつ前面から蓋体5の表面に書かれた文字が見やすい必要がある。このように適度な傾斜をつけることで、刻まれた文字も見やすくなる。尚、傾斜角16を設けることで、納骨時に蓋体5を、蓋体5の手前側を支点として、石用の吸盤付き運搬具で上部を引っ張りやすくし、作業が容易になる。
また、図9及び図10で、横腰石の他の実施例について、共に斜視図を用いて説明する。図9は、横腰石7Bのみを上面を手前方向に、傾斜させたものである。この場合、蓋体固定部12Bの上面は水平面を形成する。このため、蓋体5Bの上表面を手前方向に傾斜させるように削る等の処理をする必要がある。このようにすることで、横腰石7Bと蓋体固定部12Bを一体に成型する場合に、蓋体固定部12の上面を傾斜させて削る作業をなくすことができる。図10は、蓋体固定部12Cの上面のみを手前方向に、傾斜させたものである。この場合、横腰石7Cの表面は、水平面を形成する。このため、蓋体5C表面に、水が流れた場合には、手前方向には水は流れにくく、両側の蓋体5Cに水がこぼれ、左右の蓋体5Cの表面を水が流れるため、蓋体5C表面の洗浄効果がより高くなる。
次に、図9及び図10を用いて、横腰石の表面中心線上に、設けた切り欠き溝について説明する。この切り欠き溝17B及び17Cを設けることにより、狭い設置条件でも、視覚的には2つに見え、土地の有効活用を可能にする。
【0019】
次に、図11を用いて、墓誌板について説明する。蓋体5には、葬られている個人の戒名や俗名等を彫刻してある。従来、墓誌は墓碑に刻まれていたが、このような壁面設置型のものでは、墓碑の裏面に刻むことができず、墓碑の下部に刻んでいた。しかし、蓋体5を墓誌板と兼用することで、墓誌がより見やすくなる。また、蓋体5は手前にあり、且つ取り外せるように設けてある。これにより、墓誌刻印作業がしやすくなる。
【0020】
次に、図12を用いて、角地用の横腰石について説明する。(a)は左の角地用の横腰石7Dの斜視図、(b)は右角地用の横腰石7Eの斜視図を示す。横腰石は、二以上の塀面設置型墓碑の配設させた場合は、墓地列の両端部である角地以外には、蓋体固定部12を横腰石7の両側に設け、1つの横腰石7で2つの蓋体5を支えている。しかし、角地では横腰石7の片側側面のみに蓋体固定部12D及び12Eを有する横腰石7D及び7Eを使用する。これにより、両端部の墓碑において、後板石2と横腰石7D及び7Eの端部がそろい、墓碑列全体が整って見える。
両端の横腰石は、切り欠き溝17B又は17Cの位置で切断することにより作ってもよい。また、外部から見えない位置である底部や側面において、地面に固定する。外部から見えるところに金具を用いて、地面に固定する場合には、金具を隠すように、例えば化粧板となる石材を設けることがよい。
【0021】
(実施例2)
次に、図13及び図14を用いて第2の実施例について説明する。図13は、同実施例における斜視図、図14は同実施例における側面図である。
【0022】
塀面設置型墓碑は、後板石2F、納骨部3F、台座部4F、及び竿石6Fを有している。台座部4Fは、両端部に花立て8F及び香炉9Fを有している。納骨部3Fは、蓋体5F、横腰石7F、及び支持板石18Fを有している。本実施例において蓋体5Fは、台座部4Fの上方に位置している。このようにすることで、蓋体5Fを上方にスライドさせ、手前方向に倒すことができ、納骨の作業が容易となる。また、本実施例では、後板石2Fが、支持板石18Fの上面部分に対応する部分で、上下に分かれている。また、竿石6F及び後板石2Fは下面において、支持板石18Fの上面によって支持されている。上部の後板石2Fは、塀1Fに固定する役割があり、また塀1Fを正面から見えないようにする効果がある。下部の後板石2Fは、納骨時に蓋石5Fを開いたときに塀1Fを隠す役割がある。また、竿石6Fは、上方に凸部が設けられており、後板石2Fに係合する構造となっているため、手前側への倒れる危険性を少なくし、後板石2Fに安定して固定させることができる。このような竿石の形状とすることで、後板石2Fがなくても塀1Fに塀面設置型墓碑を形成することができ、土地の有効利用が図られる。また、後板石2F及び塀1Fの両方によって、竿石6Fの加重を支えることとすれば、後板石2Fへの加重負荷が軽減され、前後方向に後板石を薄くすることができ、結果として、墓碑設置面積の前後長をより短くすることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明は、寺院墓地の壁や塀等を利用して墓碑及び納骨庫を設ける様にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による塀面設置型墓碑の斜視図
【図2】本発明の一実施例による塀面設置型墓碑の背面からの斜視図
【図3】本発明の一実施例による設置用の金具の斜視図
【図4】本発明の一実施例による塀面設置型墓碑の設置時の側面図
【図5】本発明の一実施例による塀面設置型墓碑の斜視図
【図6】本発明の一実施例による横腰石の斜視図
【図7】本発明の一実施例による横腰石の側面図
【図8】本発明の一実施例による横腰石の正面図
【図9】本発明の一実施例による横腰石の斜視図
【図10】本発明の一実施例による横腰石の斜視図
【図11】本発明の一実施例による蓋体の斜視図
【図12】本発明の一実施例による横腰石の斜視図
【図13】本発明の一実施例による塀面設置型墓碑の斜視図
【図14】本発明の一実施例による塀面設置型墓碑の側面図
【符号の説明】
1 塀
2 後板石
3 納骨部
4 台座部
5 蓋体
6 竿石
7 横腰石
8 花立て
9 香炉
10 前腰石
11 金具
12 蓋体固定部
13 金具
14 ボルト
15 ダンパー
16 傾斜角
17 切り欠き溝
18 支持板石[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a cemetery-type tombstone in which a tombstone and an ossuary are provided by using a temple graveyard in order to cope with a lack of a graveyard.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of tombstone has a large distance from the fence to the front passage of the tomb due to the structure of the tomb and the relation between the tomb and the tomb. An ossuary urn has been proposed that enables effective use of the cemetery area by improving the structure of the grave and the urn (for example, Japanese Utility Model Publication No. 2-9014, Japanese Utility Model Publication No. 61-115456, Japanese Utility Model Publication No. 61). No. -115457, No. 61-115457, No. 62-126462, No. 9-125745, No. 4-98967 and No. 2-9014).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional ossuary as described above has been limited to the effective use of the area of the cemetery.
However, there was a problem in securing safety while taking into account the ease of installing an ossuary urn according to the height of the existing wall around the graveyard.
[0004]
An object of this invention is to ensure the safety of an urn for effective use of a graveyard area.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention according to
The present invention according to
According to a third aspect of the present invention, there is provided a tombstone of the first aspect according to the first aspect, wherein a damper is disposed between the back plate stone and the ridge.
The present invention according to
The present invention according to
The present invention according to
The present invention according to
The present invention according to
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the first embodiment of the present invention, the lower portion of the rear plate stone is fixed by the ossicle portion or the ossicle portion and the heel, and the upper portion of the rear plate stone is fixed to the upper end portion of the ridge. The surface-mounted tombstone can make effective use of the space using the surface, but in order to save space, it is necessary to reduce the depth dimension, and to that end, stability must be ensured. In the present embodiment, the rear plate stone that needs to secure the most stability is fixed by the ossicle portion or the ossicle portion and the heel in the lower part. Thus, this Embodiment can ensure stability by using the ossuary part which protrudes ahead and is formed in the front lower part of a back plate stone. Further, in the present embodiment, the upper part can be securely fixed to the upper end part of the bag in the upper part. In other words, the beam is normally embedded with beams to ensure the strength of the rod, and the block rod is piled up in units of blocks, so the strength differs depending on the location and it is inappropriate to open through holes. There are also places. That is, in order to join stone materials, a through hole is made in advance in a rear stone which is one stone material, and after this stone plate is installed, a hole is provided at a position corresponding to this through hole, and then fixed with bolts or the like. Although it is easy to do, the hole opened in the ridge is not always suitable for fixing. Therefore, by fixing using the upper end of the ridge as in this embodiment, the strength is not sufficient, or an inappropriate position for opening the through hole can be avoided, so the strength can be ensured. Can be secured. As described above, in the present embodiment, the rear stone is fixed to the fence at the lower and upper sides, and the rear stone is arranged along the pedestal portion such as a flower stand and the meteorite, thereby stabilizing the entire tombstone. Sex can be secured.
In addition, a back plate stone conceals a wrinkle first, and has the significance as a cosmetic number which makes a wrinkle invisible at the time of second bone. Therefore, it does not necessarily have to be integrated as long as it can be attached to the bag.
[0007]
According to the second embodiment of the present invention, in the first embodiment, the fixing of the rear plate stone is performed by bolting the upper end surface of the ridge. By using the upper end surface of the ridge in this way, for example, a wall such as a block ridge can be securely fixed even on a ridge having many restrictions on strength.
[0008]
In the third embodiment of the present invention, in the first embodiment, a damper is arranged between the back stone and the ridge. By arranging the damper between the back plate stone and the ridge in this way, the back plate stone can be stably disposed vertically without being affected by the inclination or bending of the ridge. In particular, when a plurality of gravestones are arranged, it is possible to prevent deviations or steps between the gravestones, and to improve stability and aesthetics.
[0009]
In the fourth embodiment of the present invention, the ossuary portion includes a lid body that covers the upper surface, and the lid body is disposed so as to be inclined so that the front surface side is lowered. In this way, the lid body constituting the ossuary part is arranged so as to be inclined so that the front side is lowered, so that the rear side becomes a higher side, so that the stability of the tombstone can be improved. Since rainwater does not collect on the upper surface of the lid, it is possible to reduce rainwater from entering the ossuary portion.
[0010]
In the fifth embodiment of the present invention, in the fourth embodiment, the lid body is a tombstone board that engraves the name of the deceased and the common name of the deceased. Thus, by using the lid as a grave magazine board, the grave magazine board can be provided in a limited space. In addition, when the lid is used as a tombstone board in this way, rainwater tends to collect in a pit sculpted by sculpture or the like, but since the lid is provided at an angle, it is also prevented from collecting rainwater in this dent. be able to.
[0011]
In the sixth embodiment of the present invention, the ossuary part is provided with a lateral stone that covers the side surface, and the lateral stones that are adjacent to each other on the two side-mounted tombstones are formed of a single stone. In this way, by using the adjacent lateral stones as an integral stone, the width can be doubled, and the width of the lateral waist stones constituting one tombstone can be narrowed. Therefore, even if the dimension of the tombstone in the width direction is reduced, the strength of the lateral waist stone can be secured.
[0012]
In the seventh embodiment of the present invention, the front surface of the meteorite has an inclined surface or a step surface that protrudes forward from the lower side rather than from the upper side. As a result, the weight above the meteorite is reduced.
[0013]
In the eighth embodiment of the present invention, the weight of the meteorite is made up of the meteorite or the back plate stone by providing a convex portion for fixing to the upper end of the goat or the back plate stone at the upper part of the back surface of the meteorite. It is meant to be supported. Thus, fixation can be made safer by setting it as the shape which can fix a meteorite with the combination with the upper end part of an agate or a back plate stone.
[0014]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view of a cedar-side tombstone in the same embodiment, FIG. 2 is a perspective view of a main part from the rear side of the cedar-side tombstone, and FIG. FIG. 4 is a side view of the same-surface-installed tombstone, FIG. 5 is a side view of the main part showing the inclination of the lid of the same-surface-installed tombstone, and FIG. 6 is a same-surface-installed tombstone. 7 is a side view of the horizontal plate stone, FIG. 8 is a front view of the horizontal plate stone, FIGS. 9 and 10 are perspective views of other horizontal rock stones, and FIG. 11 is the same plane. The perspective view of the lid of a type tombstone, and FIG. 12 are the perspective views of the horizontal lumbar stone for a corner of the same tombstone type tombstone.
[0015]
Example 1
As shown in FIG. 1, the surface-mounted tombstone includes a
[0016]
Next, with reference to FIG. 2, fixing the
[0017]
Next, the
[0018]
Next, the
9 and 10, another embodiment of the lateral lap stone will be described with reference to perspective views. FIG. 9 shows only the
Next, the notch groove provided on the surface center line of the lateral lumbar stone will be described with reference to FIGS. 9 and 10. By providing the
[0019]
Next, the grave magazine board will be described with reference to FIG. The
[0020]
Next, with reference to FIG. 12, a side lobe stone for corners will be described. (A) is a perspective view of the lateral pelvic stone 7D for the left corner, and (b) is a perspective view of the
The lateral lap stones at both ends may be formed by cutting at the positions of the
[0021]
(Example 2)
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 13 is a perspective view of the embodiment, and FIG. 14 is a side view of the embodiment.
[0022]
The wall-mounted tombstone has a
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a tombstone and an ossuary can be provided by using a wall or a wall of a temple cemetery.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a wall-mounted tombstone according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a perspective view from the back of a wall-mounted tombstone according to an embodiment of the present invention. FIG. 4 is a perspective view of a mounting surface tombstone according to an embodiment of the present invention. FIG. 5 is a perspective view of a mounting surface tombstone according to an embodiment of the present invention. FIG. 6 is a perspective view of a lateral lumbar stone according to an embodiment of the present invention. FIG. 7 is a side view of a lateral lumbar stone according to an embodiment of the present invention. FIG. 9 is a perspective view of a lateral lumbar stone according to an embodiment of the present invention. FIG. 10 is a perspective view of a lateral lumbar stone according to an embodiment of the present invention. FIG. 12 is a perspective view of a lateral stone according to an embodiment of the present invention. FIG. 13 is a perspective view of a cemetery tombstone according to an embodiment of the present invention. Side view of the fence surface-mounted tombstone according EXPLANATION OF REFERENCE NUMERALS
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