JP3954472B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱炉にシリコンウエハ等の基板を収容し、加熱炉内を所定の温度に加熱しつつ反応ガスを供給して基板上に薄膜を形成する基板処理装置に関するもので、特に、加熱炉の温度制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
基板処理装置として、例えば加熱炉を備えた枚葉装置にあっては、加熱炉にシリコンウエハ等の基板を収容し、加熱炉内を所定の温度に加熱しつつ反応ガスを供給して、基板上に薄膜を形成する。半導体製造において、加熱炉内の温度条件は極めて重要であり、この温度制御の精度が品質に大きく影響する。枚葉装置においては、縦型拡散炉のようなバッチ処理炉に比べ、よりウエハ内の温度均一性が要求される。
【0003】
図6は、従来の基板処理装置を説明するためのもので、加熱炉の反応室内のヒータを真上から見た構成図である。図7は同基板処理装置を側面から見た側断面図である。
従来の基板処理装置は、例えば枚葉装置においては、反応室20内に、基板5を載置する基板保持用サセプタ(以下単にサセプタという)4と、反応室20内を加熱するプレートヒータPHと、基板5上に反応ガス34を供給するシャワーヘッド28と、プレートヒータPHの温度を測定する熱電対6,7,8と、サセプタ4の温度を測定する放射温度計9、10、11とが配設されている。
【0004】
熱電対6は、プレートヒータPHの内、中心ヒータ1の温度を測定するセンター熱電対(以下中心温度センサという)であり、熱電対7は、プレートヒータPHの中間ヒータ2の温度を測定するミドル熱電対(以下中間温度センサという)であり、熱電対8は、プレートヒータPHの外周ヒータ3の温度を測定するアウター熱電対(以下外周温度センサという)である。放射温度計9はサセプタ4の中心部分の温度を測定するセンター放射温度計であり、放射温度計10は、サセプタ4の中間部分の温度を測定するミドル放射温度計であり、放射温度計11は、サセプタ4の外周部分の温度を測定するアウター放射温度計である。また、反応室20には、基板5の搬入出を行うための基板トランスファポート20aと、反応ガス34の排気を行うための排気口20bが設けられている。
【0005】
反応室20での処理は、プレートヒータPHによって反応室20内を所定の温度に加熱しつつシャワーヘッド28によって反応ガス34を供給して基板5上に薄膜を形成することにより行われる。この際、回転機構により基板は回転される。図7においては、プレートヒータPHに対して、基板5が載置されたサセプタ4がサセプタ支持部4Aと共に回転可能とされている。このサセプタ支持部4Aは、その下方に設けられた不図示のモータにより図示矢印方向に回転可能である。
【0006】
図8は、加熱炉の温度制御システムの構成を示すブロック図である。図8に示す加熱炉の温度制御システムにおいて、温度コントローラ12は、反応室(反応炉)20の実質的な温度制御を行うもので、反応炉は、多ゾーン(3ゾーン〜10ゾーン)に分割されており、各ゾーンの温度を制御する。温度コントローラ12は、通常、制御モード、制御パラメータを温度制御項目として上位コントローラ13から受け取り、温度制御項目に従って動作し、各ゾーンの制御偏差が0になるように(目標温度と温度測定値が一致するように)フィードバック制御(PID制御)を実行する。
【0007】
温度コントローラ12は、温度コントローラAD部12aと温度コントローラ制御部12b及びゲートパルス生成部12cとを備えてなり、ヒータまたはサセプタの検出温度に基づいてヒータへの供給電力を制御するサイリスタ14を駆動制御するようになされている。
【0008】
ここで、前記温度コントローラAD部12aは、ヒータ温度を制御する場合は、上述した中心ヒータ1、中間ヒータ2、外周ヒータ3の温度を検出する熱電対を用いた中心温度センサ6、中間温度センサ7、外周温度センサ8からのヒータ温度に応じた起電力を入力しテジタル信号に変換して温度測定値として出力すると共に、サセプタ温度を制御する場合は、基板5を支持するサセプタ4の中心部、中間部、外周部の温度を検出する放射温度計9、10、11からの信号を入力しテジタル信号に変換して温度測定値として出力する。
【0009】
また、温度コントローラ制御部12bとしては、温度コントローラAD部12aからの温度測定値と上位コントローラ13から入力した温度目標値との制御偏差を求める加算器15と、加算器15からの制御偏差に基づいて上位コントローラ13から指定されたPID定数パラメータを使用してPID演算を行い、操作量を求めてゲートパルス生成(回路)12cに出力するPID演算制御(部)16とを備えており、ゲートパルス生成回路12cは、PID演算制御部16からの操作量からパルス幅を算出し出力パルス(ゲートパルス)を生成して、ヒータ13の供給電力を制御するサイリスタ14に出力する。
【0010】
なお、基板及びサセプタの温度測定値に基づいて基板の均一加熱を行うための半導体製造装置が開示されている(例えば特許文献1及び2参照)。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−210596号公報
【特許文献2】
特開2002−175123号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
このような加熱炉の温度制御システムを備える従来の基板処理装置において、実際の製造プロセス時には、反応ガス34を基板5上で均一に反応させる為に、基板5及びサセプタ4を回転機構により回転させる。しかし、温度制御にとって、回転は加熱むらや位置関係の要因で外乱となり、基板面内の温度ばらつきを逆に増幅させてしまい、基板面内の膜厚均一性を出すのが難しかった。
【0013】
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、外乱による影響を最小限に抑え、基板面内の温度ばらつきを逆に増幅させてしまうことなく、基板面内の均一な温度制御を可能にすることができる、回転機構を持つ装置に適した加熱炉の温度制御システムを備える基板処理装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、炉内において基板を回転させつつ、目標温度と温度測定値との偏差に基づいて操作量を演算し、ヒータの加熱制御を行う基板処理装置において、前記目標温度と所定のサンプリングより得られる温度測定値との偏差を一定時間平準化して得られる偏差に基づいて前記ヒータの加熱制御を行う温度制御手段を設けたことを特徴とする。
【0015】
尚、本発明の実施の形態においては、加熱炉の反応室内に収容されヒータによる基板内の加熱温度の均一性を保つべく回転する基板の目標温度と温度測定値との偏差に基づいて前記偏差が0となるようにPID演算して操作量を出力するPID演算制御部を有し、このPID演算制御部からの操作量に基づいて前記ヒータへの駆動電力を制御する温度コントローラを備えた基板処理装置において、前記温度コントローラに、前記基板の回転時間に応じた偏差フィルタ定数が予め設定された制御パラメータテーブルを有し、前記基板の回転時に、回転時間に応じた偏差フィルタ定数を前記制御パラメータテーブルから求めて当該偏差フィルタ定数に基づいて目標温度と所定のサンプリングより得られる温度測定値との偏差を一定時間平準化して得られる最終的な偏差を前記PID演算制御部に出力する回転時制御部を備えたことを特徴とする基板処理装置が開示されている。
【0016】
このような構成によれば、外乱による影響を最小限に抑え、基板面内の温度ばらつきを逆に増幅させてしまうことなく、基板面内の均一な温度制御を可能にすることができる、回転機構を持つ装置に適した加熱炉の温度制御システムを提供できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る基板処理装置の温度制御システムを示す構成図である。図1において、図8に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。また、本発明のシステムが適用される基板処理装置の外観構成は、図7に示したものと同じであり、ここでの説明は省略する。新たな符号として、17と18は温度コントローラ制御部12に備えられた回転時制御(部)とスイッチを示し、この回転時制御部17は、回転制御時にスイッチ18による切換制御により、加算器15とPID演算制御部16との間に設けられて、回転時の温度むらを収束させるべく、平準化偏差を求めてPID演算制御部16に出力する。
【0018】
次に動作について説明する。図1に示す温度コントローラ制御部12bでは、制御演算にPID演算制御を用いているが、目標値と実側値差である加算器15からの温度偏差をPID演算制御部16に直に与えるのではなく、必要時(回転時)には、スイッチ18により、PID演算制御部16の前段に平準化効果のある回転時制御部17による平準化機能を入れるようにスイッチングする仕組みを持つ。
【0019】
図2は、回転時制御部17による平準化機能を説明するもので、温度を読み取ってPID演算して電力調整までの一連の動作を行う温度制御間隔A〜Jを示しており、例えば回転機構による基板5及びサセプタ4の一回転に要する時間が1秒であれば、10回の制御動作を行わせることになる。この回転時制御部17は、表1に示す制御パラメータテーブルを有していて、上位コントローラ13からの回転時間の指定に基づいて予め設定された偏差フィルタ定数を制御パラメータテーブルから検索し、平準化偏差を求めるようになされている。
【0020】
【表1】
Figure 0003954472
【0021】
例えば、回転時間指定が1秒の時は、温度制御間隔を回転時間にあわせて1秒とし、これに対応する偏差フィルタ定数を表1に示す制御パラメータテーブルから検索するが、この場合フィルタ定数0なので完全平準化する。なお、温度サンプリングは0.1秒で逐次行うものとし、1秒間に、10回の温度サンプリングを行い、完全平準化を行った後、PID演算制御部16に平準化後の偏差を出力する。
【0022】
ここで、完全平準化する演算は、目標温度を700℃とし、
1回目のサンプリング温度=702℃、
2回目のサンプリング温度=704℃、
3回目のサンプリング温度=706℃、
・・・・・
10回目のサンプリング温度=710℃
とすると、平準化後偏差は次のようにして求められる。
【0023】
Figure 0003954472
【0024】
図3は、上述したようにして求められた回転時制御部17から出力される平準化後偏差の出力変更を示すもので、1秒間に、10回の温度サンプリングを行い、完全平準化を行って求めた最終平準化後偏差が、次に最終平準化後偏差が求まるまでの温度制御間隔(1秒)の間継続してPID演算制御部16に出力されて、温度制御間隔毎に出力変更されることを示している。
【0025】
また、例えば、回転時間指定が3秒の時は、温度制御間隔を回転時間にあわせて3秒とし、これに対応する偏差フィルタ定数:70を表1に示す制御パラメータテーブルから検索し、検索した偏差フィルタ定数を用いて制御する。なお、温度サンプリングは0.1秒で逐次行うものとし、3秒間に、30回の温度サンプリングを行い、偏差フィルタ定数を用いて平準化を行った後、PID演算制御部16に平準化後の偏差を出力する。
【0026】
ここで、偏差フィルタ定数を用いて平準化する演算は、偏差フィルタ=70の時、目標温度を700℃とし、
1回目のサンプリング温度=702℃、
2回目のサンプリング温度=704℃、
3回目のサンプリング温度=706℃、
・・・・・
30回目のサンプリング温度=710℃
とすると、平準化後偏差は次のようにして求められる。
【0027】
Figure 0003954472
【0028】
図4は、上述したようにして求められた回転時制御部17から出力される平準化後偏差の出力変更を示すもので、3秒間に、30回の温度サンプリングを行って求めた平準化後偏差が、次に平準化後偏差が求まる間での温度制御間隔(3秒)の間継続してPID演算制御部16に出力されて、温度制御間隔毎に出力変更されることを示している。
【0029】
PID演算制御部16は、上述したようにして求められた回転時制御部17からの平準化偏差に基づいて各ゾーンの制御偏差が0になるように(目標温度と温度測定値が一致するように)上位コントローラ13から指定されたPID定数パラメータを使用してPID演算を行い、操作量を求めてゲートパルス生成回路12cに出力し、ゲートパルス生成回路12cは、PID演算制御部16からの操作量からパルス幅を算出し出力パルス(ゲートパルス)を生成して、ヒータ1〜3の供給電力を制御するサイリスタ14に出力する。
【0030】
図5は、前記回転時制御部17を備えた本発明の制御結果を従来例と比較して示すグラフである。図5において、(a)は従来例による回転時の温度グラフ、(b)は本発明による回転時の温度グラフを示し、上から順に、基板5及びサセプタ4の中間部、外周部、中心部の温度をそれぞれ示している。図5に示すように、従来例(a)では温度むらが増幅しているのに対し、本発明(b)では温度むらが収束している。
【0031】
すなわち、温度コントローラ12の基本的な仕事は、各ゾーンの制御偏差が0になるように(目標温度と温度測定値が一致するように)フィードバック制御(PID制御)を実行することであるが、基板5及びサセプタ4の回転時には、円周上の温度の多点計測となるため、初期状態において温度むらがあると、PID制御によって、図5(a)に示すように、この温度むらを逆に増幅してしまうという欠点がある。これに対し、本発明では、回転時制御部17により平準化偏差を求めることにより、図5(b)に示すように、温度むらが収束している。
【0032】
通常(未回転時)は、1点計測に対し、1ゾーン制御である為、1点計測地点の温度が安定(定常状態)であっても、円周上の全ての地点が、所望の温度になっているか否か計測できていない。基板5及びサセプタ4を回転させることにより、円周上の全ての地点の温度観測が可能になる反面、1ゾーン制御である為、例えば、目標温度が700℃であるとすると、円周上のA地点695℃であれば、−5℃であるから、ヒータパワーをもう少し上げようと判断することになる。
【0033】
しかし、その時、円周上のB地点705℃であるなら、ヒータパワーの与えすぎの結果となり、例えば、710℃と温度上昇させてしまう結果となる。従来例では、この悪循環が始まると、増幅へと繋がっていた。これに対し、本発明では、回転時制御部17により平準化偏差を求め、その平準化偏差に基づいてPID制御を行うことにより、温度むらを収束させることができ、基板面内の温度ばらつきを逆に増幅させてしまうことなく、基板面内の均一な温度制御が可能になり、ひいては、膜厚均一性を確保し、品質向上に役立つ。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、目標温度と所定のサンプリングより得られる温度測定値との偏差を一定時間平準化して得られる最終的な偏差をPID演算制御部に出力する回転時制御部を備えたので、外乱による影響を最小限に抑え、基板面内の温度ばらつきを逆に増幅させてしまうことなく、基板面内の均一な温度制御を可能にすることができる、回転機構を持つ装置に適した加熱炉の温度制御システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る基板処理装置の温度制御システムを示す構成図である。
【図2】 図1の回転時制御部17による平準化機能を説明する図である。
【図3】 図1の回転時制御部17から出力される平準化後偏差の出力変更を説明する図である。
【図4】 図1の回転時制御部17から出力される平準化後偏差の出力変更を説明する図である。
【図5】 図1の回転時制御部17を備えた本発明の制御結果を従来例と比較して示すグラフである。
【図6】 従来の基板処理装置を説明するためのもので、加熱炉の反応室内のヒータを真上から見た構成図である。
【図7】 従来の基板処理装置の側断面図である。
【図8】 従来例に係る基板処理装置の温度制御システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 中心ヒータ、2 中間ヒータ、3 外周ヒータ、4 サセプタ、5 基板、6 中心温度センサ、7 中間温度センサ、8 外周温度センサ、9 センター放射温度計、10 ミドル放射温度計、11 アウター放射温度計、12 温度コントローラ、12a 温度コントローラAD部、12b 温度コントローラ制御部、12c ゲートパルス生成部、13 上位コントローラ、14 サイリスタ、15 加算器、16 PID演算制御部、17 回転時制御部。

Claims (6)

  1. 炉内において基板を回転させつつ、目標温度と温度測定値との偏差に基づいて操作量を演算し、ヒータの加熱制御を行う基板処理装置において、
    前記目標温度と所定のサンプリングより得られる温度測定値との偏差を予め設定されている偏差フィルタ定数を用いて一定時間平準化して得られる平準化後偏差に基づいて前記目標温度と前記温度測定値が一致するように前記ヒータの加熱制御を行う温度制御手段を設けたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記温度制御手段は、回転時間に応じて偏差フィルタ定数が設定されている制御パラメータテーブルを有することを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 炉内において基板を回転させつつ、目標温度と温度測定値との偏差に基づいて操作量を出力するPID演算制御部を有し、このPID演算制御部からの操作量に基づいてヒータへの駆動電力を制御する温度コントローラを備えた基板処理装置において、前記コントローラに、前記基板の回転時間に応じた偏差フィルタ定数が予め設定された制御パラメータテーブルを有し、前記基板の回転時に、回転時間に応じた偏差フィルタ定数を前記制御パラメータテーブルから求めて、当該偏差フィルタ定数に基づいて目標温度と所定のサンプリングにより得られる温度測定値との偏差を一定時間平準化して得られる平準化後偏差を前記PID演算制御部に出力する回転時制御部を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  4. 前記平準化後偏差は、
    第n回平準化後偏差=第n−1回平準化後偏差×(100−偏差フィルタ定数)/100+(n回目のサンプリング温度−目標温度)×偏差フィルタ定数/100
    で与えられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記制御パラメータテーブルには、前記一定時間が回転時間に応じて制御間隔として設定されていることを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
  6. 前記回転時制御部は、スイッチにより切換えられることを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
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