JP3952731B2 - 光量調整装置および光量調整装置を有するカメラ - Google Patents

光量調整装置および光量調整装置を有するカメラ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光量調整装置および光量調整装置を有するカメラに関し、特にカメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等に用いるレンズの光量調整装置(絞り・シャッター等)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラ等の動画撮影カメラには、絞りを開放状態から全閉状態まで連続的に変化させる動画用光量調節装置が用いられる。一方、デジタルスチルカメラ等の静止画撮影カメラには、開放状態と小絞り状態(例えば、F8)の2ポジション切り替えを行ったり、開放状態と段階的小絞り状態(例えば、F2、F2.8、F4、F5.6、F8…)の多ポジション切り替えを行ったりするものもあり、さらには、各F値から、シャッター動作も可能な静止画用光量調節装置が用いられることもある。
【0003】
段階的小絞り状態が設定可能で、F2.8からF16までの絞り開口が設定可能な光量調節装置の従来例について、その構成と動作を図4〜図7で説明する。図4は、その第1の従来例におけるメカ的な構成を示す図であり、(A)はその正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。
図4において、1は、アイリスベースで、後述する全ての部品がこのアイリスベース1に組み込まれる。アイリスベース1には、後述の羽根回転中心穴6aと嵌合する羽根回転中心ピンが6個(1a、1b、1c、1d、1e、1f)ある。
【0004】
2は、ステッピングモータ駆動部で、3はステッピングモータの出力軸である。4は出力ギヤで、ステッピングモータ出力軸3に取付けられている。
5は駆動部材で、後述の羽根カムフォロアピンと係合摺動する駆動部材のミゾカムが6個(5a、5b、5c、5d、5e、5f)と、出力ギヤ4と噛み合う駆動部材のギヤ部5gがある。
6は絞り羽根で、羽根回転中心穴6aと、羽根カムフォロアピン6bとがある。羽根6は、全部で6枚ある(図を見やすくするため、絞り羽根は、1枚だけ実線で示し、他の5枚は細線で示す)。
【0005】
絞り羽根6は、アイリスベース1に対し、羽根回転中心穴6aを中心に回転自在に保持されており、また羽根カムフォロアピン6bは、対応する駆動部材のミゾカム(5a、5b、5c、5d、5e、5f)と係合摺動するので、出力ギヤ4の回転角が所定の角度に決まれば、6枚の絞り羽根は、所定の絞り開口を形成する。7は、羽根押え板金である(図を見やすくするため、正面図には、羽根押え板金を示さない)。
【0006】
図5は、図4に示した上記第1の従来例の光量調整装置において、絞り動作状態での出力ギヤ回転角とF値の関係として、ステッピングモータが9°(基本ステップ角)ずつ回転していったときのFナンバーを上から下へ列記したもので、上が『小絞り状態』で、下が『開放状態』となっている。本従来例では、出力ギヤの総回転角は135°が、駆動部材の総振れ角62.07°に対応しており、出力ギヤが9°回転するごとに、絞りが1/3段ずつ変化するようになっている。その結果、『小絞り状態(F16)』から『開放状態(F2.8)』まで16ポジションの絞り値の設定ができる。また、図5には、1段ごとの絞り状態変化を図示してある。
1段の絞り変化で、出力ギヤ4は、27°(3ステップ)(3歯分)回転し、
駆動部材のギヤ5gは、約42.7°(3歯分)回転し、絞り羽根6(6枚)で形成される絞り開口は、1段相当分の面積が変化する。
【0007】
この従来例では、1/3段ごとの絞り値設定ができるようになっているが、最近ではさらに細かいきざみでの絞り値設定を可能にすることが求められてきている(絞り値の高分解能化が求められてきている)。
絞り値の高分解能化を実現する方法として、最も単純な第1の方法は、図4の駆動部材のギヤ部5gのピッチ円直径を大きくし、その分だけ出力ギヤ4のピッチ円直径を小さくして、ギヤの減速比を大きくし、出力ギヤ4の基本ステップ角(9°)に対する駆動部材のギヤの回転角を小さくすることで、絞り値の高分解能化が実現できる。しかしながら、この方法では、径を大きくした駆動部材のギヤ部5gと、アイリスベース1の羽根回転中心ピン1d、1eとメカ的に干渉してしまうため、メカ構造が成り立たない。メカ干渉を回避するため、羽根回転中心ピンの位置を開口中心から離れる方向に移動すると、絞り装置自身の外形が大きくなってしまい、実用上問題となり、この方法は、現実的でないと言える。
【0008】
つぎに、これを現実的なものとした第2の従来例を図6に示す。図6の(A)はその光量調整装置の正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。
この方法では、出力ギヤ4のピッチ円直径を半分に小さくして、出力ギヤ4と駆動部材のギヤ5gとの間にアイドラギヤ8を新設してある。
アイドラギヤ8には、図のように、アイドラギヤ軸(8a,8b)があり、それぞれの軸をアイリスベース1に設けたアイドラギヤ軸受け1gと、羽根押え板金7に設けたアイドラギヤ軸受け7aとで、受けており、アイドラギヤ8は回転自在に保持されている。
【0009】
図7は、図6に示した上記第2の従来例の絞り設定を高分解能化した光量調整装置の例において、絞り動作状態での出力ギヤ回転角とF値の関係として、ステッピングモータが9°(基本ステップ角)ずつ回転していったときのFナンバーを上から下へ列記したもので、上が『小絞り状態』で、下が『開放状態』となっている。本従来例では、出力ギヤの総回転角は270°が、駆動部材の総振れ角62.07°に対応しており、出力ギヤが9°回転するごとに、絞りが1/6段ずつ変化するようになっている。その結果、『小絞り状態(F16)』から『開放状態(F2.8)』まで32ポジションの絞り値の設定ができる。また、図7には、1段ごとの絞り状態変化を図示してある。
1段の絞り変化で、出力ギヤ4は、54°(6ステップ)(3歯分)回転し、
駆動部材のギヤ5gは、約42.7°(3歯分)回転し、絞り羽根6(6枚)で形成される絞り開口は、1段相当分の面積が変化する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第2の従来例では、絞り値の高分解能化は一応実現できるものの、この構成ではアイドラギヤが新設されることとなるので、その分ギヤの噛み合いが2ヵ所に増え、ギヤの噛み合いによるメカ的なガタ(所謂、バックラッシ)も2倍となり、F値の設定精度も2倍劣化(誤差2倍)することになる。
【0011】
そこで、本発明は、簡単な構成により歯車の噛み合せによるメカ的なガタを無くすことができ、絞り値設定の高分解能化と高精度化を図ることが可能となる光量調整装置および光量調整装置を有するカメラを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成するために、つぎの(1)〜()のように構成した光量調整装置および光量調整装置を有するカメラを提供するものである。
(1)アイリスベースと、
該アイリスベース上に配置され、複数の絞り羽根を移動させるために回転する駆動部材と、
前記駆動部材に形成された歯車部と、
前記アイリスベース上に固定されたステッピングモータの出力軸に設けられた出力歯車と、
前記歯車部と前記出力歯車間に設けられ、アイドラギヤ軸を中心に回転し、前記出力歯車の回転を前記歯車部に伝達するための中間歯車と、
前記中間歯車を、前記歯車部と前記出力歯車に対して付勢するためのバネと、を有し、
前記バネは、前記アイリスベース上に設けられたバネ固定部と前記アイドラギヤ軸間に固定されると共に、前記バネは前記アイリスベースの外形内に配置されることを特徴とする光量調整装置。
(2)前記中間歯車の負勢の方向は、前記出力歯車の中心をP、前記中間歯車の中心をO、前記駆動部材に形成された歯車部の中心をQとするとき、これらの中心によってなす角POQの範囲内であることを特徴とする上記(1)に記載の光量調整装置。
(3)前記バネは、前記出力歯車の周囲に円弧状に配置されていることを特徴とする上記(1)または上記(2)に記載の光量調整装置。
(4)前記バネは、板バネ、線バネ、またはコイルバネのいずれかであることを特徴とする上記(1)または上記(2)に記載の光量調整装置。
上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の光量調整装置を有するカメラ。
【0013】
【発明の実施の形態】
上記構成を適用して、出力ギヤと駆動部材のギヤ間に中間ギヤを設けることで、光量調整装置の出力ギヤを小径化してギヤ比を上げることができ、これにより絞り値の高分解能化を図ることができる一方、この中間ギヤを負勢することで、各歯車間における歯車の噛み合せによるメカ的なガタを無くし、絞り値設定の高精度化を達成することが可能となる。
【0014】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1における光量調整装置のメカ的構成を示す図であり、(A)はその正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。
図1において、1は、アイリスベースで、後述する全ての部品がこのアイリスベース1に組み込まれる。アイリスベース1には、後述の羽根回転中心穴6aと嵌合する羽根回転中心ピンが6個(1a、1b、1c、1d、1e、1f)ある。2は、ステッピングモータ駆動部で、3はステッピングモータの出力軸である。4は出力ギヤで、ステッピングモータ出力軸3に取付けられており、後述のアイドラギヤ8と噛み合っている。5は駆動部材で、後述の羽根カムフォロアピンと係合摺動する駆動部材のミゾカムが6個(5a、5b、5c、5d、5e、5f)と、後述のアイドラギヤ8と噛み合う駆動部材のギヤ部5gとがある。
【0015】
6は絞り羽根で、羽根回転中心穴6aと、羽根カムフォロアピン6bとがある。羽根6は、全部で6枚ある(図を見やすくするため、絞り羽根は、1枚だけ実線で示し、他の5枚は細線で示す)。
絞り羽根6は、アイリスベース1に対し、羽根回転中心穴6aを中心に回転自在に保持されており、また羽根カムフォロアピン6bは、対応する駆動部材のミゾカム(5a、5b、5c、5d、5e、5f)と係合摺動するので、出力ギヤ4の回転角が所定の角度に決まれば、6枚の絞り羽根は、所定の絞り開口を形成する。
【0016】
7は、羽根押え板金である(図を見やすくするため、正面図には、羽根押え板金を示さない)。
8は、出力ギヤ4と駆動部材のギヤ5gとの間に設けたアイドラギヤで、出力ギヤ4の回転を駆動部材のギヤ5gに伝達する。アイドラギヤ8には、図のように、アイドラギヤ軸(8a,8b)がある。
9はアイリスベース1に設けたバネ固定部で、後述の板バネ10の一端を固定する。
10は板バネで、アイドラギヤ軸8aを受ける軸受部10aと,アイドラギヤ軸8bを受ける軸受部10bとがあり、アイドラギヤ8は、この軸受部で回転自在に保持されている。
【0017】
10cは、円弧状の板バネ部で、アイドラギヤ8を矢印Fの方向に負勢している。
矢印Fの方向は、アイドラギヤ中心Oと、出力ギヤ中心Pと、駆動部材のギヤ部中心Qとのなす鋭角POQの範囲の方向としてあるので、アイドラギヤ8の歯面は、出力ギヤ4の歯面と駆動部材のギヤ5gの歯面とに、常に、押し付けられることになる。したがって、アイドラギヤ8と出力ギヤ4間のガタ及び、アイドラギヤ8と駆動部材のギヤ部5g間のガタを除去することができる。
板バネ10は、小径化した出力ギヤ4の周辺に設けられているので、装置全体として、コンパクトになる。
【0018】
[実施例2]
図2は、本発明の実施例2における光量調整装置のメカ的構成を示す図であり、(A)はその正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。1から8までは、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
9はアイリスベース1に設けたバネ固定部で、後述の線バネ11の一端を固定する。
11は線バネで、アイドラギヤ軸8aを受ける軸受部11aと,アイドラギヤ軸8bを受ける軸受部11bとがあり、アイドラギヤ8は、この軸受部で回転自在に保持されている。
【0019】
11cは、円弧状の板バネ部で、アイドラギヤ8を矢印Fの方向に負勢している。
矢印Fの方向は、アイドラギヤ中心Oと、出力ギヤ中心Pと、駆動部材のギヤ部中心Qとのなす鋭角POQの範囲の方向としてあるので、アイドラギヤ8の歯面は、出力ギヤ4の歯面と駆動部材のギヤ5gの歯面とに、常に、押し付けられることになる。したがって、アイドラギヤ8と出力ギヤ4間のガタ及び、アイドラギヤ8と駆動部材のギヤ部5g間のガタを除去することができる。
線バネ11は、小径化した出力ギヤ4の周辺に設けられているので、装置全体として、コンパクトになる。
【0020】
[実施例3]
図3は、本発明の実施例3における光量調整装置のメカ的構成を示す図であり、(A)はその正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。1から8までは、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
12はコイルバネで、その一端がアイドラギヤ軸8cに掛けられている。
13はアイリスベース1に設けたバネ掛け部で、コイルバネ12の一端を固定する。
【0021】
コイルバネ12は、アイドラギヤ8を矢印Fの方向に負勢している。
矢印Fの方向は、アイドラギヤ中心Oと、出力ギヤ中心Pと、駆動部材のギヤ部中心Qとのなす鋭角POQの範囲の方向としてあるので、アイドラギヤ8の歯面は、出力ギヤ4の歯面と駆動部材のギヤ5gの歯面とに、常に、押し付けられることになる。したがって、アイドラギヤ8と出力ギヤ4間のガタ及び、アイドラギヤ8と駆動部材のギヤ部5g間のガタを除去することができる。
コイルバネ12は、小径化した出力ギヤ4の周辺に設けられているので、装置全体として、コンパクトになる。
【0022】
[実施例4]
図示していないが、本発明の実施例4における光量調整装置は、出力ギヤと駆動部材のギヤとを磁性体材料で形成し、これらを磁力で引きつけるように構成した。
アイドラギヤ8を負勢する方法としては、アイドラギヤ8を磁性材で作り磁化しておき、出力ギヤ4と駆動部材のギヤ部5gとを磁力に引き付けられる磁性体材料で製作することで、生じる吸引力によって、アイドラギヤ8と出力ギヤ4間のガタ及び、アイドラギヤ8と駆動部材のギヤ部5g間のガタを除去することもできる。
【0023】
上記実施例1〜実施例4において、アイドラギヤ8を負勢する力は、絞り羽根6枚、駆動部材、アイドラギヤの8部品の自重の合計重量(W)より大きな力であればよい。
また、あまり大きな力でアイドラギヤ8を負勢すると、メカ抵抗がステップモータの自起動トルク超え、回転できなくなることも考えられることから、
1.2×W<アイドラギヤを負勢する力の駆動部材のギヤ方向の分力(F)<2.0×W
の範囲で、負勢力を決めればよい。
また、上記実施例1〜実施例4では、それぞれ『板バネ』、『線バネ』、『コイルバネ』、『磁力』による力で、アイドラギヤ8を負勢したが、アイドラギヤ8を矢印Fの方向に負勢できれば、これら以外の他の方法でもかまわない。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構成により歯車の噛み合せによるメカ的なガタを無くすことができ、絞り値設定の高分解能化と高精度化とが可能となる光量調整装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における光量調整装置のメカ的構成を示す図であり、(A)はその正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。
【図2】 本発明の実施例2における光量調整装置のメカ的構成を示す図であり、(A)はその正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。
【図3】 本発明の実施例3における光量調整装置のメカ的構成を示す図であり、(A)はその正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。
【図4】 第1の従来例における光量調整装置のメカ的構成を示す図であり、(A)はその正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。
【図5】 図4に示す第1の従来例における絞り動作状態での出力ギヤ回転角とF値の関係を示す図である。
【図6】 第2の従来例における光量調整装置のメカ的構成を示す図であり、(A)はその正面図、(B)は図(A)のS−S断面図である。
【図7】 図6に示す絞り設定を高分解能化した例である第2の従来例における絞り動作状態での出力ギヤ回転角とF値の関係を示す図である。
【符号の説明】
1:アイリスベース
1a、1b、1c、1d、1e、1f:羽根回転中心ピン
2:ステッピングモータ駆動部
3:ステッピングモータの出力軸
4:出力ギヤ
5:駆動部材
5a、5b、5c、5d、5e、5f:駆動部材のミゾカム
5g:駆動部材のギヤ部
6:絞り羽根
6a:羽根回転中心穴
6b:羽根カムフォロアピン
7:羽根押え板金
8:アイドラギヤ
8a,8b:アイドラギヤ軸
9:バネ固定部
10:板バネ
10a:軸受部
10b:軸受部
10c:円弧状の板バネ部
11:線バネ
11a:軸受部
11b:軸受部
11c:円弧状の板バネ部
12:コイルバネ
13:バネ掛け部

Claims (5)

  1. アイリスベースと、
    該アイリスベース上に配置され、複数の絞り羽根を移動させるために回転する駆動部材と、
    前記駆動部材に形成された歯車部と、
    前記アイリスベース上に固定されたステッピングモータの出力軸に設けられた出力歯車と、
    前記歯車部と前記出力歯車間に設けられ、アイドラギヤ軸を中心に回転し、前記出力歯車の回転を前記歯車部に伝達するための中間歯車と、
    前記中間歯車を、前記歯車部と前記出力歯車に対して付勢するためのバネと、を有し、
    前記バネは、前記アイリスベース上に設けられたバネ固定部と前記アイドラギヤ軸間に固定されると共に、前記バネは前記アイリスベースの外形内に配置されることを特徴とする光量調整装置。
  2. 前記中間歯車の負勢の方向は、前記出力歯車の中心をP、前記中間歯車の中心をO、前記駆動部材に形成された歯車部の中心をQとするとき、これらの中心によってなす角POQの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の光量調整装置。
  3. 前記バネは、前記出力歯車の周囲に円弧状に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光量調整装置。
  4. 前記バネは、板バネ、線バネ、またはコイルバネのいずれかであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光量調整装置。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光量調整装置を有するカメラ。
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