JP3952399B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用表示装置に関するものであり、特に、発光型表示器が発した表示光を反射させて虚像を表示する車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、蛍光表示管等の発光型表示器が発した表示光を反射させて虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置が種々提案されており、例えば特許文献1に開示されている。ヘッドアップディスプレイ装置は、車両のダッシュボード1に配設されており、発光型表示器2が発した表示光Lを反射ミラー3で反射させて虚像Vを表示させるものである(図3参照)。反射ミラー3は保持部材4に貼着されており、この保持部材4は回動可能な状態でハウジング5に支持され、反射ミラー3が開閉できる構成になっている(図4参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭63−9041号公報
【0004】
保持部材4には歯車6が固定されており、この歯車6にはモーター7の回動軸7aに固定された歯車8が噛合されている。反射ミラー3は保持部材4の回動軸4aを中心にして開閉できるようになっており、ヘッドアップディスプレイ装置を使用しない時には反射ミラー3を閉じておき、使用する時にモーター7の駆動力により反射ミラー3を所定の角度位置まで開くことができる。また、運転者の目の高さに応じて反射ミラー3の角度位置を調整するため、図示しない押ボタンスイッチの操作によってモーター7を駆動し、反射ミラー3を回動させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、反射ミラー3の開閉が迅速に行われるように、反射ミラー3の回動動作が速くなっているため、反射ミラー3の角度調整において、反射ミラー3を所望の角度位置に停止させることが難しいという問題を有していた。つまり、所定時間内(例えば2秒以内)で保持部材4を約60°回動させて反射ミラー3を開閉させることができように、反射ミラー3の開閉動作は速くなっており、反射ミラー3の微妙な角度を調整することが困難であった。
【0006】
この問題を解決するために、例えば歯車8と歯車6の間に他の減速歯車を設けることによって、反射ミラー3の回動動作を遅くさせることが考えられるが、反射ミラー3の開閉動作が遅くなって、所定時間内で反射ミラー3の開閉ができなくなるという新たな問題が生じる虞がある。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、反射ミラーの開閉が迅速にでき、且つ、反射ミラーの角度を容易に調整することができる車両用表示装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、請求項1に記載したように、表示器が発した表示光を反射させて虚像を表示する車両用表示装置であって、開閉可能な状態で支持され前記表示光を反射させる反射手段10と、前記反射手段10を角度変位させるための第一のモーター21と、前記第一のモーター21が発した駆動力を前記反射手段10に伝える第一の駆動機構22,23と、を備え、前記反射手段10を開閉させる第一の駆動手段20と、前記反射手段10を角度変位させるための第二のモーター31と、前記第二のモーター31が発した駆動力を前記反射手段10に伝える第二の駆動機構32,33,35と、を備え、前記反射手段10の角度を調整する第二の駆動手段30と、を有するものである。
【0008】
また、本発明は、請求項に記載したように、前記第二の駆動機構は、前記反射手段10が開いた所定の角度位置で前記反射手段10を停止させる位置決め部材35を有するものである。
【0009】
また、本発明は、請求項に記載したように、前記第二の駆動機構は、前記位置決め部材35を支持するフレーム部材33を有し、前記位置決め部材35及び前記フレーム部材33を介して前記第二のモーター31が発した駆動力を前記反射手段10に伝えるものである。
【0010】
また、本発明は、請求項に記載したように、前記第二の駆動機構は、前記第二のモーター31が発した駆動力を前記フレーム部材33に伝えて、前記位置決め部材35及び前記フレーム部材33をスライド移動させるカム32を有するものである。
【0011】
また、本発明は、請求項に記載したように、前記反射手段10を開閉可能な状態で支持し、前記フレーム部材33をスライド移動可能な状態で支持するハウジング40を設けたものである。
【0012】
また、本発明は、請求項に記載したように、前記反射手段10は、前記表示光を反射させる反射ミラー11と、前記ハウジング40に支持される軸部12bを有し前記反射ミラー11を保持する保持部材12と、を有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。なお、本実施形態における「右向き」或いは「左向き」とは、図1及び図2で図示した側面から見た方向である。
ヘッドアップディスプレイ装置は、反射手段10,第一の駆動手段20,第二の駆動手段30及びハウジング40から構成されている。
【0014】
反射手段10は、反射ミラー11及びこの反射ミラー11を保持する保持部材12を有している。反射ミラー11は、ポリカーボネートからなる樹脂基板に反射層を蒸着形成してなるものであり、発光型表示器が発した表示光Lを反射させる。保持部材12は、基部12aと、ハウジング40に軸支される軸部12bと、反射ミラー11を貼着する保持部12cと、摺動部12dと、を有している。摺動部12dには、反射手段10が所定の角度位置まで開いたときに後述するレバーの突出部に対向する凹部12eが形成されている。反射手段10は、軸部12bによって回動可能な状態でハウジング40に支持されている。
【0015】
第一の駆動手段20は、ステッピングモーター21(第一のモーター)と、このステッピングモーター21の回動軸21aに固定された歯車22(第一の駆動機構)と、この歯車22に噛合する歯車23(第一の駆動機構)と、を有している。歯車23は、保持部材12の軸部12bと同軸状に配置され、保持部材12の基部12aに固定されている。
【0016】
第二の駆動手段30は、ステッピングモーター31(第二のモーター)と、このステッピングモーター31の回動軸31aに固定されたカム32(第二の駆動機構)と、横方向にスライド移動可能な状態でハウジング40に支持されたフレーム部材33(第二の駆動機構)と、このフレーム部材33がカム32に当接するようにフレーム部材33を引っ張るバネ34と、フレーム部材33に軸支されたレバー35(位置決め部材;第二の駆動機構)と、レバー35の先端部に設けられたバネ36と、を有している。
【0017】
フレーム部材33は、バネ34によって右向きに引っ張られており、当接部33aがカム32に接触している。フレーム部材33は、カム32の回動にしたがってスライド移動する。
レバー35は、突出部35aを有しており、後端部に設けられた軸部35bによって回動可能な状態でフレーム部材33に軸支されている。レバー35は、先端部に設けられたバネ36によって上向きに引っ張られており、突出部35aが保持部材12の摺動部12dに接触している。
【0018】
次に、反射手段10の開閉について詳述する。ヘッドアップディスプレイ装置を使用しない時には反射手段10を閉じておき、使用する時に第一の駆動手段20によって反射手段10を所定の角度位置まで開くことができる。反射部材10を開くときには、ステッピングモーター21の回動軸21aが右に回り、ステッピングモーター21の駆動力が歯車22及び歯車23を介して保持部材12に伝達される。保持部材12の摺動部12dは、レバー35の突出部35aに当接しながら左回りに回動し、反射手段10が所定の角度位置まで起き上がったときに、保持部材12の凹部12eがレバー25の突出部35aに対向し、反射手段10が位置決めされる。
【0019】
反射手段10が閉じられるときには、ステッピングモーター21の回動軸21aが右に回り、ステッピングモーター21の駆動力が歯車22及び歯車23を介して保持部材12に伝達される。保持部材12の摺動部12dは、レバー35の突出部35aに当接しながら左回りに回動する。
【0020】
次に、反射手段10の角度調整について詳述する。反射手段10が所定の角度位置まで開いているときは、図示しない押ボタンスイッチを操作することによって、反射手段10の角度Aを調整することができる。反射部材10の角度Aを大きくする場合には、ステッピングモーター31の回動軸31aと共にカム32が左に回り、フレーム部材33及びレバー35が左にスライド移動し、保持部材12が右回りに回動する。
【0021】
また、反射部材10の角度Aを小さくする場合には、ステッピングモーター31の回動軸31aと共にカム32が右に回り、フレーム部材33及びレバー35が右にスライド移動し、保持部材12が左回りに回動する。
【0022】
本実施形態によれば、反射手段10の開閉と角度調整とを、夫々、第一の駆動手段20及び第二の駆動手段30で行うため、反射手段10を迅速に開閉でき、且つ、反射手段10の角度調整が容易である。
なお、本実施形態の反射手段10は反射ミラー11を有するものであったが、コンバイナと称される半透過性の反射部材を用いても良い。また、本実施形態のモーターはステッピングモーター21,31であったが、例えばサーボモーターであっても良い。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、表示器が発した表示光を反射させて虚像を表示する車両用表示装置であって、開閉可能な状態で支持され前記表示光を反射させる反射手段と、前記反射手段を角度変位させるための第一のモーターと、前記第一のモーターが発した駆動力を前記反射手段に伝える第一の駆動機構と、を備え、前記反射手段を開閉させる第一の駆動手段と、前記反射手段を角度変位させるための第二のモーターと、前記第二のモーターが発した駆動力を前記反射手段に伝える第二の駆動機構と、を備え、前記反射手段の角度を調整する第二の駆動手段と、を有するものであり、反射手段の開閉が迅速にでき、且つ、反射手段の角度を容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す側面図。
【図2】 同上実施形態を示す側面図。
【図3】 従来例を示す概略構成図。
【図4】 同上従来例を示す側面図。
【符号の説明】
10 反射手段
11 反射ミラー
12 保持部材
12b 軸部
20 第一の駆動手段
21 ステッピングモーター(第一のモーター)
22 歯車(第一の駆動機構)
23 歯車(第一の駆動機構)
30 第二の駆動手段
31 ステッピングモーター(第二のモーター)
32 カム(第二の駆動機構)
33 フレーム部材(第二の駆動機構)
35 レバー(第二の駆動機構)
35a 突出部(位置決め部)
40 ハウジング

Claims (6)

  1. 表示器が発した表示光を反射させて虚像を表示する車両用表示装置であって、
    開閉可能な状態で支持され前記表示光を反射させる反射手段と、
    前記反射手段を角度変位させるための第一のモーターと、前記第一のモーターが発した駆動力を前記反射手段に伝える第一の駆動機構と、を備え、前記反射手段を開閉させる第一の駆動手段と、
    前記反射手段を角度変位させるための第二のモーターと、前記第二のモーターが発した駆動力を前記反射手段に伝える第二の駆動機構と、を備え、前記反射手段の角度を調整する第二の駆動手段と、
    を有することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記第二の駆動機構は、前記反射手段が開いた所定の角度位置で前記反射手段を停止させる位置決め部材を有することを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  3. 前記第二の駆動機構は、前記位置決め部材を支持するフレーム部材を有し、前記位置決め部材及び前記フレーム部材を介して前記第二のモーターが発した駆動力を前記反射手段に伝えることを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  4. 前記第二の駆動機構は、前記第二のモーターが発した駆動力を前記フレーム部材に伝えて、前記位置決め部材及び前記フレーム部材をスライド移動させるカムを有することを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記反射手段を開閉可能な状態で支持し、前記フレーム部材をスライド移動可能な状態で支持するハウジングを設けたことを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記反射手段は、前記表示光を反射させる反射ミラーと、前記ハウジングに支持される軸部を有し前記反射ミラーを保持する保持部材と、を有することを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
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