JP3946570B2 - Tig溶接装置及びtig溶接方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、TIGトーチとワークとの間のアーク形成空間に、フィラーワイヤガイドからフィラーワイヤを供給しながら、ワーク表面においてTIG溶接を行い、前記ワーク表面にビードを形成するTIG溶接装置及びTIG溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、TIGトーチとワークとの間のアーク形成空間に、フィラーワイヤを供給して、前記ワーク表面にビードを形成するTIG溶接が知られている。
【0003】
例えば、2輪車のフレームでは、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる薄肉のワークの一部と厚肉のワークの一部とを重ね合わせて溶接部位を構成し、前記溶接部位にTIG溶接を行うことによって、該溶接部位に鱗状のビードが形成され、前記2つのワークが接合される。
【0004】
このとき、前記2つのワークの溶接には、鉄等からなるワークを溶接するのと比較して、前記TIG溶接に多大な熱量を必要とする。
【0005】
また、前記2輪車のフレームは、顧客の目に触れる箇所に配置されるため、前記鱗状のビードの良否によって、該2輪車の顧客吸引力が左右される。
【0006】
従って、前記フレームのTIG溶接は、TIG溶接作業の熟練技術者によって行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記熟練技術者が有するTIG溶接作業の技能を、一般的な溶接技術者に伝承することは容易ではない。また、前記熟練技術者が前記TIG溶接作業を行っても、前記フレームの生産効率を大幅に向上させることは困難である。
【0008】
そこで、従来、前記熟練技術者が行っていたTIG溶接作業を、多関節ロボットに行わせ、前記フレームの生産効率を向上させる試みが行われている。
【0009】
この場合、前記多関節ロボットのアームに、TIGトーチとフィラーワイヤガイドとを保持させ、前記TIGトーチと前記2つのワークの溶接部位との間のアーク形成空間に、前記フィラーワイヤガイドからフィラーワイヤを供給し、前記TIGトーチをウィービング動作させることによって、TIG溶接を行うことが考えられる。
【0010】
しかしながら、前記TIGトーチをウィービング動作させると、前記2つのワーク表面に対する前記TIGトーチの位置と前記フィラーワイヤの位置とが変動するので、前記ビードを形成するために要するフィラーワイヤの量が変動する。そのため、前記ビードの形成中に、前記溶接部位に形成されたフィラーワイヤの溶融池の状態が不安定となり、不良状態のビードが形成され、前記不良状態のビードによって、該2輪車の顧客吸引力が低下するという問題があった。
【0011】
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、多関節ロボットを用いても、ワーク表面に良好な鱗状のビードを形成することができるTIG溶接装置及びTIG溶接方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るTIG溶接装置は、TIGトーチと、該TIGトーチとワークとの間のアーク形成空間にフィラーワイヤを供給するフィラーワイヤガイドと、多関節ロボットとを備えたTIG溶接装置であり、前記多関節ロボットのアームに保持され、且つ、前記TIGトーチを前記アームに対して往復運動させ、ワーク表面に接近する方向と離間する方向とに前記TIGトーチウィービング動作させるTIGトーチ移動手段と、前記フィラーワイヤガイドを前記アームに固定するフィラーワイヤガイド保持手段とを有することを特徴としている。
【0013】
熟練技術者が一方の手に保持したフィラーワイヤガイドと、他方の手に保持したTIGトーチとによって従来行われていたTIG溶接作業を、TIGトーチとフィラーワイヤガイドとを備えた前記多関節ロボットで行うので、前記熟練技術者が有していた技能を自動化することが可能となり、前記ワークに対するTIG溶接によって生産された製品に対する生産効率を向上することができる。
【0014】
また、前記フィラーワイヤガイド保持手段によって前記フィラーワイヤガイドが保持されるので、前記ワーク表面に対する前記フィラーワイヤの位置を一定に保持することができる。そのため、前記フィラーワイヤを前記アーク形成空間に安定した状態で供給することが可能となる。従って、従来、問題とされていた前記ワーク表面における前記フィラーワイヤの溶融池の不安定な状態は発生しない。
【0015】
また、前記TIGトーチ移動手段は、前記ワーク表面に接近する方向と離間する方向とに、前記TIGトーチをウィービング動作させる。このようなウィービング動作によって、良好な鱗状のビードを前記ワーク表面に形成することができ、顧客吸引力を向上することができる。
【0016】
また、本発明に係るTIG溶接方法はフィラーワイヤガイドを固定した多関節ロボットのアームに、ワーク表面に沿った倣い動作を行わせながら、TIGトーチを前記アームに対して往復運動させて、前記TIGトーチを前記ワーク表面に接近する方向又は離間する方向にウィービング動作させることを特徴としている。
【0017】
前記TIGトーチがウィービング動作と倣い動作とを同時に行っているので、良好であり且つ顧客吸引力の高いビードを容易に得ることができる。
【0018】
このとき、前記フィラーワイヤガイドは、フィラーワイヤガイド保持手段を介して多関節ロボットのアームに保持され、前記TIGトーチは、TIGトーチ移動手段を介して前記多関節ロボットのアームに保持され、前記TIGトーチ移動手段の任意の方向への移動によって、前記TIGトーチのウィービング動作が行われ、前記多関節ロボットのアームの前記ワーク表面に沿った方向への移動によって、前記TIGトーチの倣い動作が行われる。
【0019】
このように、前記多関節ロボットのアームによって、前記フィラーワイヤガイドが保持され、前記ワーク表面に対する前記TIGトーチのウィービング動作と倣い動作とが行われるので、TIG溶接作業の間、前記アーク形成空間に前記フィラーワイヤが安定した状態で供給される。そのため、従来、問題とされてきた前記ワーク表面における前記フィラーワイヤの溶融池の不安定な状態は発生しない。
【0020】
また、これまで熟練技術者が行ってきたTIG溶接作業が自動化され、前記TIG溶接作業によって生産された製品に対する生産効率を向上することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係るTIG溶接装置及びTIG溶接方法の好適な実施の形態について、図1〜図6を参照しながら、詳細に説明する。
【0022】
本実施の形態に係るTIG溶接装置10は、図1に示すように、第1のアーム12を有し、且つ第1のアーム12を任意の方向に移動させる第1の多関節ロボット14と、第1のアーム12に取り付けられ、TIGトーチ16を保持しながら、前記TIGトーチ16をワークに対して接近する方向又は離間する方向(Z軸方向)に移動させるTIGトーチ移動手段18と、TIGトーチ移動手段18の一部を取り囲むように第1のアーム12に取り付けられ、フィラーワイヤガイド20を所定の位置に保持するフィラーワイヤガイド保持手段22とを有している。
【0023】
第1の多関節ロボット14は、図2に示すように、コントローラ24からの第1の制御信号S1によって、第1のアーム12を任意の方向に移動できるように制御される。
【0024】
TIGトーチ16は、その先端にタングステン電極26を有する。このタングステン電極26には、第1のケーブル28を介してTIG溶接機30から出力された数百Aまでの交流電流が供給される。コントローラ24からTIG溶接機30に第2の制御信号S2が供給されたときに、前記交流電流がタングステン電極26に供給される。次いで、前記交流電流の供給によって、TIGトーチ16によるTIG溶接が開始される。
【0025】
フィラーワイヤガイド保持手段22は、図1に示すように、第1の多関節ロボット14の第1のアーム12に保持された固定枠32と、この固定枠32の内部に固定され、Z軸方向に沿って形成されたガイドレール部材34とを有する。
【0026】
TIGトーチ移動手段18は、ガイドレール部材34に沿って移動するスライドテーブル36と、このスライドテーブル36に固定され、TIGトーチ16を把持する第1のホルダー38と、スライドテーブル36の上部に固定され、サーボモータ40を把持する第2のホルダー42と、サーボモータ40の回転軸44に取り付けられたカム46とを有している。
【0027】
前記カム46は、尖端型の板カムであることが好ましい。また、前記カム46の尖端側には、前記カム46の板平面に対して、突出して設けられたロッド48が固着されている。
【0028】
一方、固定枠32の上部には、横長のスリット50が設けられた拘束部材52が突出して設けられており、前記スリット50には、ロッド48が挿入されている。
【0029】
ここで、図2に示すように、コントローラ24からサーボモータ40に第3の制御信号S3が供給されたとき、TIGトーチ16がどのような運動を行うかについて説明する。
【0030】
第3の制御信号S3がサーボモータ40に供給されると、図1に示すように、サーボモータ40の回転軸44は、角度θの範囲内で振動性の運動を行う。この運動に基づき、カム46の尖端側は、角度θの範囲内でZ軸方向に往復運動を行う。
【0031】
カム46のZ軸方向への往復運動は、スライドテーブル36のZ軸方向への往復運動となる。そのため、スライドテーブル36は、ガイドレール部材34に沿って移動することが可能となる。従って、TIGトーチ16は、第3の制御信号S3によって、Z軸方向に移動可能である。
【0032】
一方、フィラーワイヤガイド20は、図2に示すように、フィラーワイヤガイドチューブ54を介してフィラーワイヤ供給装置56に接続されている。コントローラ24からフィラーワイヤ供給装置56に第4の制御信号S4が供給されたとき、フィラーワイヤ供給装置56は、フィラーワイヤリール58に巻かれたフィラーワイヤ60を、フィラーワイヤガイドチューブ54を介してフィラーワイヤガイド20に供給する。また、フィラーワイヤガイド20は、図1に示すように、固定枠32の下部において固定された連結部材62によって把持されている。
【0033】
以上のようにして構成された本実施の形態に係るTIG溶接装置10のTIGトーチ16に対向して、図2に示すように、ワーク64を接近、位置決めすることによって、ワーク64にTIG溶接作業を行うことが可能となる。
【0034】
このとき、ワーク64は、第2の多関節ロボット66の第2のアーム68に取り付けられたフレームホルダー70によって把持される。また、コントローラ24から、第5の制御信号S5が第2の多関節ロボット66に供給されることにより、第2のアーム68が動作して、ワーク64をTIGトーチ16に相対的に接近、位置決めすることができる。更に、アース線である第2のケーブル72を介して、TIG溶接機30とフレームホルダー70とが接続されている。
【0035】
本実施の形態では、TIG溶接装置10を用いることによって、例えば、図3に示すようなワーク64から、2輪車の車体を構成するアルミフレームをTIG溶接で生産することができる。上記したことについて、以下に説明する。
【0036】
ワーク64は、図3に示すように、第1及び第2の鋳造成形品74及び76とメインパイプ78とから構成される。
【0037】
まず、第1の鋳造成形品74の一部とメインパイプ78の一部とを重ね合わせて、図4に示すような溶接部位80を形成する。一方、第2の鋳造成形品76の一部とメインパイプ78の一部とを重ね合わせて、溶接部位80とは別の溶接部位を形成する。
【0038】
次いで、ワーク64をフレームホルダー70で把持し、図5に示すように、溶接部位80を任意の方向、例えば、X軸方向(図1参照)に沿うように配置し、TIGトーチ16のタングステン電極26に接近させる。
【0039】
次いで、タングステン電極26に交流電流を供給して、溶接部位80とタングステン電極26との間にアーク放電が発生しているアーク形成空間82を形成する。そして、アーク形成空間82に、フィラーワイヤガイド20からフィラーワイヤ60を供給する。
【0040】
このとき、図1に示したように、回転軸44の振動性の運動に基づき、カム46がZ軸方向に対して往復運動を行うので、TIGトーチ移動手段18は、TIGトーチ16をZ軸方向に移動可能である。TIGトーチ16は、ワーク64の溶接部位80に対して接近する方向と離間する方向とに振動するウィービング動作を行う。
【0041】
一方、フィラーワイヤガイド20は、連結部材62によって把持されているので、TIGトーチ16のウィービング動作に関係なく、ワーク64の溶接部位80に対して、常に、所定の位置に保持されている。そのため、フィラーワイヤ60をアーク形成空間82に安定した状態で供給することができる。
【0042】
従って、TIGトーチ16のウィービング動作と、フィラーワイヤガイド20からアーク形成空間82へのフィラーワイヤ60を安定した状態で供給することによって、良好な鱗状のビード84を溶接部位80に形成することができる。
【0043】
また、第1の多関節ロボット14の第1のアーム12をX軸方向に移動させながら、TIGトーチ16にウィービング動作を行わせると、複数の鱗状のビード84が一部重なりながら、直線状に沿って形成される。
【0044】
このようにして形成された鱗状のビード84を有する2輪車のアルミフレームは、前記2輪車の乗車席の脇部に配置されるので、人目につきやすい。そのため、本実施の形態に係るTIG溶接装置10によって形成された鱗状のビード84を有するアルミフレームを、2輪車のアルミフレームとして使用すれば、前記2輪車の顧客吸引力をより一層向上することができる。
【0045】
ここで、本実施の形態に係るTIG溶接装置10によってTIG溶接作業を行ったときのTIGトーチ16のウィービング動作と、タングステン電極26に供給される交流電流と、フィラーワイヤ60の供給量との関係について、時間経過の観点から説明する。
【0046】
TIGトーチ16は、図6に示すように、Nsの周期でウィービング動作を行う。具体的には、当初、H1mmであったTIGトーチ16の高さは、0.9Ns後には、H2mmにまで変化する。即ち、タングステン電極26の先端は、溶接部位80からH2mmの位置にまで接近する。その後、TIGトーチ16の高さは、0.1Nsの間にH2mmからH1mmに変化する。
【0047】
一方、アーク形成空間82の温度は、TIG溶接の時間tの経過に伴い上昇するので、一定の交流電流をタングステン電極26に流し続けると、ワーク64が高温となり、溶接部位80の溶け込み量が増加してしまう。
【0048】
そこで、タングステン電極26に供給する交流電流を、段階的に減少させることによって入熱量を変え、ビード84を安定させることができる。
【0049】
このように、本実施の形態に係るTIG溶接装置10は、これまで熟練作業者が行っていたTIG溶接作業を自動化させたので、TIG溶接作業によって生産された製品の生産効率を著しく向上させることができる。
【0050】
なお、本発明に係るTIG溶接装置及びTIG溶接方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係るTIG溶接装置及びTIG溶接方法によれば、TIGトーチにウィービング動作させ、且つ前記フィラーワイヤガイドをワーク表面に対して一定位置に保持しているので、前記TIGトーチと前記ワーク表面との間のアーク形成空間にフィラーワイヤを安定した状態で供給でき、良好且つ顧客吸引力の高い鱗状のビードが、前記ワーク表面において容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るTIG溶接装置を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態に係るTIG溶接装置を示す平面図である。
【図3】TIG溶接が行われるワークを示す斜視図である。
【図4】図3のワークのIV−IV方向における断面図である
【図5】図3のワーク表面におけるTIG溶接作業を示す図である
【図6】TIGトーチのウィービング動作の時間経過を示す図である。
【符号の説明】
10…TIG溶接装置 12…第1のアーム
14…第1の多関節ロボット 16…TIGトーチ
18…TIGトーチ移動手段 20…フィラーワイヤガイド
22…フィラーワイヤガイド保持手段
24…コントローラ 26…タングステン電極
28…第1のケーブル 30…TIG溶接機
32…固定枠 34…ガイドレール部材
36…スライドテーブル 38…第1のホルダー
40…サーボモータ 42…第2のホルダー
44…回転軸 46…カム
48…ロッド 50…スリット
52…拘束部材 54…フィラーワイヤガイドチューブ
56…フィラーワイヤ供給装置 58…フィラーワイヤリール
60…フィラーワイヤ 62…連結部材
64…ワーク 66…第2の多関節ロボット
68…第2のアーム 70…フレームホルダー
72…第2のケーブル 74…第1の鋳造成形品
76…第2の鋳造成形品 78…メインパイプ
80…溶接部位 82…アーク形成空間
84…ビード H1、H2…高さ
N…周期 S1〜S5…第1〜第5の制御信号
t…時間 θ…角度

Claims (3)

  1. TIGトーチと、該TIGトーチとワークとの間のアーク形成空間にフィラーワイヤを供給するフィラーワイヤガイドと、多関節ロボットとを備えたTIG溶接装置において、
    前記多関節ロボットのアームに保持され、且つ、前記TIGトーチを前記アームに対して往復運動させ、ワーク表面に接近する方向と離間する方向とに前記TIGトーチウィービング動作させるTIGトーチ移動手段と、
    前記フィラーワイヤガイドを前記アームに固定するフィラーワイヤガイド保持手段とを有する
    ことを特徴とするTIG溶接装置。
  2. 請求項1記載のTIG溶接装置において、
    前記TIGトーチ移動手段は、回転直動機構を有している
    ことを特徴とするTIG溶接装置。
  3. ィラーワイヤガイドを固定した多関節ロボットのアームに、ワーク表面に沿った倣い動作を行わせながら、TIGトーチを前記アームに対して往復運動させて、前記TIGトーチを前記ワーク表面に接近する方向又は離間する方向にウィービング動作させる
    ことを特徴とするTIG溶接方法。
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