JP3946391B2 - 蓄電装置の残容量検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のセルで構成される蓄電装置の残容量検出装置にかかり、特に、セル間の残容量の均等化を行う蓄電装置の残容量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両走行用の駆動源としてエンジンの他にモータを備えたハイブリッド車両が知られている。
このハイブリッド車両の一種に、モータをエンジンの出力を補助する補助駆動源として使用するパラレルハイブリッド車がある。このパラレルハイブリッド車は、例えば、加速時においてはモータによってエンジンの出力をアシストし、減速時においては、減速回生によってバッテリ等への充電を行うなど、様々な制御を行い、バッテリの残容量を確保しつつ運転者の要求を満足できるようになっている。また、通常このバッテリは、複数のセルを直列に接続して構成される組バッテリである。
【0003】
この組バッテリにおいて、充放電の繰り返しや、放置などが続くと、各セル毎の残容量にバラツキが生じる。特に、運転状態に応じて、モータによる駆動とエンジンによる駆動とを併合して走行を行うハイブリッド車両においては、走行中にモータへ駆動/回生を行うため充放電が繰り返され、また満充電まで充電されることが無く中間的な残容量で使用されることが大きいので、エンジン車両に比べて、更に各セルにおける残容量のバラツキが生じやすい。
【0004】
このような組バッテリの残容量にバラツキが生じると、使用可能容量の低下や、セル間の寿命の低下などの問題が発生する。従って、正確にセルの残容量を検出し、各セルの残容量にバラツキが生じている場合には、均等充電あるいは均等放電を行い、各セルの残容量を均等化する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来においては、正確に各セルごとの残容量のバラツキを検知できず、実際は残容量のバラツキが生じていない場合であっても、誤って均等化を行ってしまう可能性があった。
そして、このような残容量の均等化は均等充電、あるいは均等放電によって行われるため、均等化が行われるたびに、エネルギーが消費されることとなる。したがって、必要以上に均等化が行われたり、また、誤検知によって無駄に均等化が行われたりすると、エネルギーロスが多くなり、効率が悪いという問題が生じる。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、蓄電装置を構成する各セルの残容量を正確に検出し、これらの残容量にバラツキが生じていた場合に行われる残容量の均等化の頻度を必要最小限にすることで、エネルギーロスを抑えることができる蓄電装置の残容量検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、複数のセル(実施形態では、リチウム電池)で構成される蓄電装置(実施形態では、バッテリ1)と、所定のタイミングで、前記蓄電装置の電流(実施形態では、バッテリ電流Ibatt)及び前記蓄電装置を構成する全ての前記セルの電圧(実施形態では、セル電圧V1〜Vn)を検知する検知手段(実施形態では、ステップS4)と、前記検知された前記セルの最大電圧(実施形態では、最大電圧Vmax)と最小電圧(実施形態では、最小電圧Vmin)とを抽出する抽出手段(実施形態では、ステップS6)と、前記最大電圧が、前記蓄電装置の残容量の変化に伴うセル電圧の変化が小さい残容量の中間領域より前記蓄電装置の残容量が大きく残容量の変化に伴うセル電圧の変化も大きい領域に設定された第1の所定値(実施形態では、残容量80%)であるとみなす上限基準値以上(実施形態では、最大電圧Vmax≧上限基準値VHth)であり、且つ、前記最小電圧が前記上限基準値よりも小さく設定された上限均等化基準値以下(実施の形態では、最小電圧Vmin≦上限均等化基準値VHref)であった場合に、前記セルの残容量を均等化する上限残容量均等化手段(実施形態では、ステップS8〜ステップS10、及びステップS14)と、前記最小電圧が、前記中間領域より前記蓄電装置の残容量が小さく残容量の変化に伴うセル電圧の変化が大きい領域に設定された第2の所定値(実施形態では、残容量20%)であるとみなす下限基準値以下(実施形態では、最小電圧Vmin≦下限基準値VLth)であり、且つ、前記最大電圧が前記下限基準値よりも大きく設定された下限均等化基準値以上(実施の形態では、最大電圧Vmax≧下限均等化基準値VLref)であった場合に、前記セルの残容量を均等化する下限残容量均等化手段(実施形態では、ステップS11〜ステップS14)とを具備することを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、各セルの残容量のバラツキを、セル電圧の絶対値から判断する。これにより、セルの残容量のバラツキが正確に検知できる領域(図8のL領域、及び、H領域)でのみ残容量の均等化を行うことができる。また、反対にセルの残容量の検出に誤差が生じる可能性の高い領域(図8のM領域)においては残容量の均等化を行わないため、残容量バラツキの誤検知による均等化を回避することができる。
この結果、残容量の均等化の頻度を必要最小限にすることができ、残容量の均等化によるエネルギーロスを最小限に抑えることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記蓄電装置の残容量を検出する残容量検出手段と、該残容量検出手段の検出値が所定値以上であるか否かを判断する判断手段とを備え、該判断手段の検出値が所定値以上である場合には、上限残容量均等化手段による前記セルの残容量の均等化を行い、前記判断手段の検出値が所定値未満である場合には、下限残容量均等化手段による前記セルの残容量の均等化を行うことを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、先ず蓄電装置の残容量が上限閾値以上であるか、あるいは、下限閾値以下であるかを判断することにより、現在の蓄電装置の残容量の状態が図8のどの領域に対応しているのかを認識することができる。
そして、蓄電装置の残容量が図8のL領域、及び、H領域、即ち、残容量を正確に検出できる領域にある場合において、各セルの電圧値を比較し、このセル間の電圧値が所定の電圧以上であれば、残容量のバラツキが生じていると判断して残容量の均等化を行う。これにより、残容量のバラツキを正確に検出することができる。
【0011】
また、反対にセルの残容量の検出に誤差が生じる可能性の高い領域(図8のM領域)においては残容量の均等化を行わないため、残容量バラツキの誤検知による均等化を回避することができる。
この結果、残容量の均等化の頻度を必要最小限にすることができ、残容量の均等化によるエネルギーロスを最小限に抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。図1はパラレルハイブリッド車両において適応した実施形態を示している。この図において、符号1は高圧系のバッテリであり、複数のセルを直列に接続したモジュールを1単位として、更に複数個のモジュールを直列に接続して構成されている。図にバッテリの内部構成の概略図を示す。図において、10−1〜10−Nはリチウム電池であり、これらが直列に接続されている。また、これらの各セルには、抵抗20−1〜20−Nが並列に接続されている。
【0013】
符号2はパワードライブユニットであり、スイッチング素子が2つ直列接続されたものが3つ並列接続されて構成されている。
符号3は燃料の燃焼エネルギーで作動するエンジンであり、符号4はエンジン3と併用して用いられ、電気エネルギーで作動するモータである。エンジン3及びモータ4の両方の駆動力は、オートマチックトランスミッションあるいはマニュアルトランスミッションよりなるトランスミッション(図示せず)を介して駆動輪(図示せず)に伝達される。また、ハイブリッド車両の減速時には、駆動輪からモータ4に駆動力が伝達され、モータ4は発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、バッテリ1の充電を行う。なお、駆動用のモータ4とは別に、バッテリ1の充電用の発電機を備える構成としてもよい。
【0014】
モータ4の駆動及び回生は、モータ制御装置6からの制御指令を受けてパワードライブユニット2により行われる。具体的には、パワードライブユニット2内部のスイッチング素子がモータ制御装置6によってオン、オフされることにより、バッテリ1からの電力が三相線を介してモータ2に供給されたり、あるいは、モータ2の回生電力がバッテリ1に供給される。
【0015】
符号5はバッテリ制御装置であり、バッテリ1を構成する各セル10−1〜10−N(図2参照)の電圧V1〜Vn、温度T1〜Tn、及び、バッテリ1を流れるバッテリ電流Ibattを所定のタイミングで検知し、これらの出力値から各セル10−1〜10−Nの残容量SOCを算出する。
【0016】
符号7は、エンジン制御装置であり、エンジン回転数NE、車速等を所定期間毎にモニタして、モータ回生や、アシスト、減速などのモードを判断する。また同時に、エンジン制御装置7は、上述のモード判定の結果と、バッテリ制御装置5から送信された残容量SOCからアシスト/回生量の決定を行う。
なお、バッテリ制御装置5、モータ制御装置6、エンジン制御装置7は、CPU(中央演算装置)およびメモリにより構成され、制御装置の機能を実現するためのプログラムを実行することによりその機能を実現させる。
【0017】
次に、本発明の第1の実施形態における各セルの残容量検出について図2を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べる各処理は、全てバッテリ制御装置5が行うものとする。
【0018】
先ず、図2のステップS1においてイグニッションがオンされると、次のステップS2でバッテリ制御装置5は、各セルの電圧、温度を検知し各セルにおける残容量SOCを検出する。ところで、ステップS1においては、車両は走行していないため、セルは電流が流れていない状態にある。このように、ある所定の期間以上バッテリ電流Ibattが流れていない状態における各セルの電圧は、開放電圧OCVとすることができる。そして、バッテリ制御装置5はこの検知された電圧から各セルにおける残容量SOCを検出する。
【0019】
また、開放電圧OCVと、残容量SOCは相関性が高く、特にバッテリ1を構成するセルがリチウム系の電池セルの場合は、開放電圧OCVと、残容量SOCとの相関性はより高いため、容易に開放電圧OCVから残容量SOCを検出することができる。
次に、ステップS3において、車両の走行が開始されると、バッテリ電流Ibattの値は0から変化する。
【0020】
次に、車両走行中において、ステップS4では、バッテリ電流Ibatt、及び、バッテリ1を構成する全てのセル10−1〜10−N(図2参照)の電圧V1〜Vn、及び温度T1〜Tnを検知する。
ステップS5では、ステップS4で検知されたバッテリ電流Ibattを積算して残容量SOCを算出する。
【0021】
次に、ステップS6において、バッテリ制御装置5はステップS4で検知された全セルの電圧値V1〜Vnの中から最大電圧Vmax、及び最小電圧Vminを抽出する。
次に、ステップS7において、ステップS5で算出された残容量SOCが、50%以上であるか否かを判断する。この結果、残容量SOCが50%以上であればステップS8へ移行し、50%未満であればステップS11へ移行する。
【0022】
次に、ステップS8では、ステップS6で抽出された最大電圧値Vmaxが、図3に示す上限マップAの上限基準値VHth以上であるか否かを判断する。
ここで図3のマップAは、残容量80%における電圧閾値(上限基準値VHth)を表わしているマップであり、この上限基準値VHthは、電流、温度からなる2つのパラメータにより決定される。そして、セル電圧がこの上限基準値VHth以上であれば、そのセルは残容量80%であると検知される。
【0023】
以下、ステップS8で行う処理について具体的に説明する。
先ず、ステップS4において検知された電流Ibatt、及び最大電圧Vmaxが検知されたセルの温度T、残容量80%における上限マップAとから、上限基準値VHthを求める。即ち、座標(温度T,電流I,電圧VHth)の(温度T,電流I)に、ステップS4でサンプリングされたバッテリ電流Ibatt、及びセルの温度Tを入力し、これに対応する上限基準値VHthの値を上限マップAから検出する。
【0024】
次に、この検出された上限基準値VHthと、ステップS6において抽出された最大電圧Vmaxとを比較する。そして、最大電圧Vmaxが上限基準値VHth以上であれば、最大電圧Vmaxが検知されたセルは、残容量80%以上とみなされる。そして、このように最大電圧Vmaxが上限基準値VHth以上であれば、ステップS9へ移行し、最大電圧値Vmaxが上限基準値VHth未満であれば、ステップS4へと戻り、上述のステップS4以降の処理を繰り返し所定の間隔で行う。
【0025】
次に、ステップS9では、バッテリ1の残容量SOCを上限マップAの残容量である80%に切り替える。即ち、ステップS5においてバッテリ電流Ibattの積算によって算出されたバッテリ1の残容量SOCの値を、上限マップAの残容量の値、即ち80%に切り替える。
次に、ステップS10において、ステップS6で検出した最小電圧Vminが図3に示す上限均等化判断マップBの上限均等化基準値VHref以下であるか否かを判断する。
【0026】
この上限均等化判断マップBは、残容量70%におけるマップである。そして、ステップS8と同様、ステップS4で検知されたバッテリ電流Ibatt、及び最小電圧Vminが検出されたセルの温度Tと、上限均等化判断マップBとから上限均等化基準値VHrefを検出し、この上限均等化基準値VHrefと、ステップS6において抽出された最小電圧Vminとを比較する。そして、最小電圧Vminが上限均等化基準値VHref以下であった場合は、バッテリ1を構成するセルの残容量のバラツキが十分大きいとみなし、ステップS14において、均等化必要と判断する。そして、均等充電、あるいは均等放電等により、セルの残容量の均等化が行われる。
【0027】
一方、最小電圧Vminが上限均等化基準値VHref以上の場合は、各セルの残容量のバラツキは均等化を行うレベルまで達していないと判断し、ステップS15へ移行して、均等化不必要と判断する。
【0028】
次に、ステップS7において、ステップS5で電流積算によって算出された残容量SOCが50%未満であった場合は、ステップS11へ移行する。ステップS11では、ステップS6で抽出された最小電圧Vminが、図4に示す下限マップDの下限基準値VLth以下であるか否かを判断する。この下限マップDは、残容量20%におけるマップである。そして、ステップS8と同様、ステップS4で検知されたバッテリ電流Ibatt、及び最小電圧Vminが検出されたセルの温度Tと、下限マップDとから下限基準値Vthを検出し、この下限基準値Vthと、ステップS6において抽出された最小電圧Vminを比較する。そして、最小電圧Vminが下限基準値VLth以下であれば、このセルの残容量は20%以下とみなされる。
【0029】
このようにして、最小電圧Vminが下限基準値VLth以下であれば、ステップS12へ移行し、最小電圧Vminが下限基準値VLthより大きければ、ステップS4へと戻り、上述のステップS4以降の処理を所定の間隔で繰り返し行う。
【0030】
ステップS12では、バッテリ1の残容量SOCを下限マップDの残容量である20%に切り替える。即ち、ステップS5においてバッテリ電流Ibattの積算によって算出されたバッテリ1の残容量SOCの値を、下限マップDの残容量の値、即ち20%に切り替える。
次に、ステップS13において、ステップS6で検出した最大電圧Vmaxが図4に示す下限均等化判断マップCの下限均等化基準値VLref以上であるか否かを判断する。
【0031】
この下限均等化判断マップCは、残容量30%におけるマップである。そして、ステップS8と同様、ステップS4で検知されたバッテリ電流Ibatt、及び最大電圧Vmaxが検出されたセルの温度Tと、下限均等化判断マップCとから下限均等化基準値VLrefを検出し、この下限均等化基準値VLrefと、ステップS6において抽出された最大電圧Vmaxを比較する。そして、最大電圧Vmaxが下限均等化基準値VLref以上であった場合は、バッテリ1を構成するセルの残容量のバラツキが十分大きいとみなし、ステップS14において、均等化必要と判断する。そして、均等充電、あるいは均等放電等により、セルの残容量の均等化が行われる。
【0032】
一方、最大電圧Vmaxが下限均等化基準値VLref以下であれば、各セルの残容量のバラツキは均等化を行うレベルまで達していないと判断し、ステップS15へ移行して、均等化不必要と判断する。
【0033】
また、図3及び図4に示したそれぞれのマップが示す残容量の値は一例であり、任意に設定することが可能である。また、これらのマップは図1のバッテリ制御装置5内の記憶部(図示略)に格納されている。
さらに、上述のそれぞれのマップは次のように設定されたものである。
【0034】
まず、上限マップAは図8のH領域における残容量SOCのマップが適用される。そして、上限均等化判断マップBは、上述の上限マップの残容量SOCに対して、どの程度の残容量の差が生じた場合に、均等化を行うかを設定するものである。即ち、セルの残容量に10%のバラツキが生じた時に均等化を行うのであれば、上限マップAの残容量よりも、10%小さい残容量のマップを上限均等化判断マップBとして設定すれば良い。
【0035】
具体的には、上限マップAが、残容量80%のマップであり、セルの残容量に10%以上のバラツキが生じた場合に均等化を行うと設定するのであれば、上限均等化判断マップBは残容量70%のマップとなる。そして、このように設定されたマップは、バッテリ制御装置5の記憶部に記憶され、均等化判断即ち図2におけるステップS8〜S10において参照される。
また、図4に示された下限マップDは図8のL領域における残容量SOCのマップが適用される。そして、下限均等化判断マップCは、上述の下限マップDの残容量SOCに対して、どの程度の残容量の差が生じた場合に、均等化を行うかを設定するものである。そして、これらのマップは図2のステップS10〜ステップS13において参照されることとなる。
【0036】
次に、本発明の第2の実施形態における各セルの残容量検出について図5を参照して説明する。
まず、ステップSC1において、バッテリ制御装置5は、バッテリ1を構成する全セルの電圧V1〜Vn、及び温度T1〜Tnを検知し、これらの値から各セルの残容量SOCを検出する。なお、ステップSC1において、車両は走行していないため上述の図2のステップS1と同様にセルの開放電圧OCVから残容量SOCを算出することが可能となる。
次に、ステップSC2において車両が走行を始める。
【0037】
次に、車両走行中にステップSC3において、バッテリ電流Ibatt、及び及び、バッテリ1を構成する全セル10−1〜10−N(図2参照)の電圧V1〜Vn、及び温度T1〜Tnを検知する。そして、検知されたバッテリ電流Ibattを積算することによりバッテリ1の残容量SOCを算出する。
次に、ステップSC4において、ステップSC3で算出されたバッテリ1の残容量SOCが70%より大きいか否かを判断する。この結果、残容量SOCが70%より大きければステップSC5へ移行し、70%以下であればステップSC7へ移行する。
【0038】
次に、ステップSC5では、ステップSC3で検知された各セルの電圧V1〜Vnのうち、いずれかのセル間の電圧差が所定値より大きいか否かを判断する。これは、例えば、ステップSC3において検知されたセル電圧V1〜Vnのうち、最大電圧Vmaxと最小電圧Vminを抽出し、この電圧差、即ちVmax−Vminの値が所定値よりも大きいか否かを判断する。
この結果、この電圧差が所定値よりも大きければバッテリ1を構成するセルの残容量のバラツキが十分大きいとみなし、ステップSC6において、均等化必要と判断する。そして、均等充電、あるいは均等放電等により、セルの残容量の均等化が行われる。
【0039】
一方、ステップSC5において、セル間の電圧差がいずれも所定値未満であった場合は、各セルの残容量のバラツキは均等化を行うレベルまで達していないと判断し、ステップSC8へ移行して、均等化不必要と判断する。
【0040】
なお、ステップSC4において、バッテリ1の残容量SOCが70%以下であった場合は、ステップSC7へ移行する。ステップSC7では、バッテリ1の残容量SOCが30%未満であるか否かを判断する。そして、バッテリ1の残容量が30%未満であった場合は、ステップSC5へ移行し、残容量SOCが30%以上であった場合は、ステップSC8へ移行して、均等化不必要と判断する。
【0041】
次に、図8にバッテリ1を構成するリチウム系電池セルの残容量−電圧特性を示す。この図からわかるように、残容量が大きいH領域、及び、残容量が小さいL領域においては、残容量と、セル電圧との相関性が高く、残容量の変化に伴いセル電圧も大きく変化する。これに対し、中間領域、即ちM領域においては、残容量に伴う電圧変化が小さい。
【0042】
従って、本発明では、先ずバッテリ1の残容量SOCが図8のどの領域に対応しているのかを認識し、残容量SOCが図8のL領域、及び、H領域、即ち、残容量を正確に検出できる領域にある場合において、各セルの残容量のバラツキを検出し、バラツキが生じていると判断した場合に残容量の均等化を行う。
また反対に、セルの残容量の検出に誤差が生じる可能性の高い領域である、図8のM領域においては残容量の均等化を行わないため、残容量バラツキの誤検知による均等化を回避することができる。
この結果、残容量の均等化の頻度を必要最小限にすることができ、残容量の均等化によるエネルギーロスを最小限に抑えることができる。
【0043】
次に、各セルの残容量を均等化する方法の一つである均等放電について説明する。図6は、バッテリ1の内部構成を示す図である。このように、バッテリ1は、電池セル10−1〜10−Nが直列に接続されて構成されており、各電池セルには、抵抗20−1〜20−Nが並列に接続されている。そして、放電に使用されるこれらの抵抗をブリーダ抵抗と呼ぶ。
次に、このような構成におけるバッテリ1の各セルにおいて、残容量の均等化を行う。
【0044】
図7のステップSB1において、まず、全セルの開放電圧OCVと、バッテリ温度Tbattとから各セルの残容量SOCを算出する。
次に、ステップSB1で求めた各セルの残容量SOCのうち、最小残容量SOCminを検出する。次に、ステップSB3では、ステップSB1で検出された各セルの残容量SOCと、ステップSB2において抽出された最小残容量SOCminとの差ΔSOCを各セルごとに算出する。
【0045】
次に、ステップSB4において各セルにおける放電時間を算出する。各セルにおける放電時間は次の式で与えられる。
放電時間=(基準容量*(ΔSOC−X))/放電電流 (1)
上記式において、Xはバラツキ許容SOC補正値であり、各セルの電圧、温度、電流などを検知するセンサの精度などを考慮したもので、バラツキ許容範囲のSOCを決定するための値である。また、基準容量は予め決められている所定値である。
【0046】
そして、(1)式により、各セルにおける放電時間を算出すると、バッテリ制御装置5は、車両の停車中に、各セルを、ステップSB4において算出された放電時間に基づいて放電させる。具体的には、各セルを算出された放電時間だけ閉回路にし、ブリーダー抵抗によって放電させる。このように、上述の均等放電においては、全てのセルの残容量を、残容量の一番少ないセルと同等となるよう減少させる均等方法である。
【0047】
また、このような均等放電による残容量の均等化に対し、バイパス回路による均等充電による残容量の均等化方法がある。このバイパス回路による残容量の均等化は、残容量が最大であるセルにあわせて、他のセルを充電させる。即ち、最大値を示したセルにおいては充電を停止し、他のセルにおいては、残容量が最大値を示したセルと同じになるまで充電が行われる。
【0048】
また、他の均等化の方法として、全セルを満充電させる方法がある。この場合、ハイブリッド車両においては、エンジンをオン状態にすれば、モータ4の回生により発電することができるので、この発電電力でバッテリ1を100%まで満充電すればよい。
なお、ハイブリッド車両のバッテリではない蓄電装置においても、外部に商用電源を設け、これによりバッテリを満充電することで均等化を行うことができる。
【0049】
尚、上述したように均等化を行うタイミングとしては、車両の停車中に行い、走行中には行わない。これは、モータ4のアシスト中に均等充電を行うと回生ができなくなってしまうからである。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、蓄電装置を構成する各セルの残容量のバラツキを、セル電圧の絶対値により判断するので、正確にセル間の残容量のバラツキを検出することができる。
加えて、セルの残容量を均等化の直接の判断基準として用いていないため、残容量検出誤差による均等化のおそれがなくなり、これによって、均等化によるエネルギーのロスを防ぐことができる。
この結果、残容量の均等化の頻度を必要最小限にすることができ、残容量の均等化によるエネルギーロスを抑えることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハイブリッド車両の一種であるパラレルハイブリッド車両の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態におけるバッテリ制御装置5が行う残容量の均等化判断を説明するためのフローチャートである。
【図3】 同実施形態における上限マップ及び上限均等化判断マップを示す図である。
【図4】 同実施形態における下限マップ及び下限均等化判断マップを示す図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態におけるバッテリ制御装置5が行う残容量の均等化判断を説明するためのフローチャートである。
【図6】 図1におけるバッテリ1の内部構成を示す概略図である。
【図7】 均等放電による残容量均等化方法を説明するためのフローチャートである。
【図8】 セルの残容量―電圧特性を示す図である。
【符号の説明】
1 バッテリ(蓄電装置)
5 バッテリ制御装置(残容量検出装置)
ステップS4 検知手段
ステップS6 抽出手段
ステップS5 残容量検出手段
ステップS8〜ステップS10及び、ステップS14 上限残容量均等化手段
ステップS10〜ステップS14 下限残容量均等化手段

Claims (2)

  1. 複数のセルで構成される蓄電装置と、
    所定のタイミングで、前記蓄電装置の電流及び前記蓄電装置を構成する全ての前記セルの電圧を検知する検知手段と、
    前記検知された前記セルの最大電圧と最小電圧とを抽出する抽出手段と、
    前記最大電圧が、前記蓄電装置の残容量の変化に伴うセル電圧の変化が小さい残容量の中間領域より前記蓄電装置の残容量が大きく残容量の変化に伴うセル電圧の変化も大きい領域に設定された第1の所定値であるとみなす上限基準値以上であり、且つ、前記最小電圧が前記上限基準値よりも小さく設定された上限均等化基準値以下であった場合に、前記セルの残容量を均等化する上限残容量均等化手段と、
    前記最小電圧が、前記中間領域より前記蓄電装置の残容量が小さく残容量の変化に伴うセル電圧の変化が大きい領域に設定された第2の所定値であるとみなす下限基準値以下であり、且つ、前記最大電圧が前記下限基準値よりも大きく設定された下限均等化基準値以上であった場合に、前記セルの残容量を均等化する下限残容量均等化手段と、
    を具備することを特徴とする蓄電装置の残容量検出装置。
  2. 前記蓄電装置の残容量を検出する残容量検出手段と、
    該残容量検出手段の検出値が所定値以上であるか否かを判断する判断手段とを備え、
    該判断手段の検出値が所定値以上である場合には、上限残容量均等化手段による前記セルの残容量の均等化を行い、
    前記判断手段の検出値が所定値未満である場合には、下限残容量均等化手段による前記セルの残容量の均等化を行うことを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置の残容量検出装置。
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