JP3944588B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は弾球遊技機に係わり、詳しくは、遊技盤面上に螺旋形状の役物を設置した弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
弾球遊技機の中には、球が特別図柄作動口に入賞したタイミングに起因して選択される当否判定乱数の値により、遊技内容を遊技者に有利な状態、所謂「大当たり」と称して大入賞口等を所定時間開放して遊技者に大量の球を賞球として払い出している弾球遊技機の他にも、遊技盤内に埋設された円盤形状の回転体役物を遊技者から見て水平又は水平に近い状態で配置し、球の役物内への進入のタイミングと回転体の持つVゾーンと称される大当たり発生範囲の巡ってくるタイミングで大当たりが発生するか否かの振り分けを行う機種もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような機種においても、役物内に進入した球の挙動には特徴はなく、遊技者を視覚的に充分満足させるものではなかった。また、大当たりを発生させるか否かも役物内へ球が進入するタイミングのみに左右され、球の勢いの強弱や方向性はあまり重要ではなく、遊技が単調になりがちだった。
【0004】
【課題を解決するための手段及び効果】
そこで、上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、遊技盤面上に発射された遊技球により遊技を行う弾球遊技機において、
遊技盤面上に、進入口(34)を有する螺旋形状の役物(32)を配置し、
通常は螺旋状役物(32)の進入口(34)の扉(34a)は閉鎖されており、入球口(38及び39)のいずれかで入球が検出されるか、あるいは、通過口(36)の通過に起因して、検出信号が主制御装置(30)に入力され、主制御装置(30)の出力側に接続された螺旋状役物ソレノイドにより扉(34a)が所定方向に開くことにより進入口(34)を開放させるか、または、遊技盤(22)に液晶画面又はデジタル表示装置等の画像表示装置を別途設置して、通過口(36)等を通過することにより液晶画面又はデジタル表示装置等の画像表示装置の画像が変動表示し、その画像が所定の表示を行うことに起因して進入口(34)の扉(34a)を開放させ、
該役物内では発射された球の勢いの強弱によって球の到達部が変わるようになっており、該到達部には、遊技者に与える付加価値の内容が異なる複数の入賞口(51,52,53)を設け、
前記進入口(34)から役物内に進入した球は螺旋形状の中心部に向かって螺旋状の軌跡を描き、前記入賞口のいずれかに入賞し、該入賞口のうち、大当たり入賞口(51)に入賞すると大当りとし、
前記螺旋状役物(32)を遊技盤面の中央に配置し、前記扉(34a)を備える前記進入口(34)を前記役物(32)の最上部とする、ことを特徴とする弾球遊技機である。ここでいう入賞口には、例えば、大当たり、中当たり又は権利発生等、遊技者への付加価値が発生する要因となる入賞口や権利発生口の他にも、大当たり等の遊技者への付加価値が発生しないことが確定する役物内からの球排出口又は外れ口等を全て含み、役物内に進入した球が、大当たりとなる入賞口へ入賞する確率は1/3以下とすることが好ましい。また、このような遊技者に与える付加価値の異なる入賞口を遊技盤面上又は役物内において、縦にほぼ一直線上に並ぶように配置することが好ましい。また、役物内への進入口の入賞ルートを複数設け、該入賞ルートの違いで大当たり、中当たり等の到達率に変化を与える構成としても良い。また、前記役物の螺旋形状は平面的構成、三次元的構成いずれでも良い。これにより、遊技者の視覚線上から見て球が渦を巻くように軌道する様は、弾球遊技機本来の球の動きを楽しむというコンセプトを充分に満たし、娯楽性を高めることができる。また、役物の動きとタイミング、遊技者の球打ちの強弱、球が役物内に入るタイミング等それぞれの条件の違いで球の役物内での到達部が変わり、到達部の入賞口により付加価値が違うので、バリエーション豊かな興趣溢れる弾球遊技機を提供することができる。
【0005】
請求項1記載の発明は、前記役物内への球の進入個所に開閉式の駆動制御手段を備えた進入口(34)を設け、遊技盤面上の入球口(38,39)に遊技球が入球又は通過口(36)を通過することにより前記進入口(34)を閉状態から開状態とすることを特徴とする弾球遊技機が好ましい。
ここでいう開閉式の駆動制御手段を備えた進入口とは、従来の大入賞口における開閉式の駆動制御手段を利用する形態であるが、進入口の形状を遊技盤に対して水平でない状態に配置させ、開き扉を受口としない構造とすることが好ましい。つまり、従来の大入賞口は水平に配置され、開き扉部分が球を入賞に導く受口の役割をしていたが、ここでの開閉式の駆動制御手段は、水平に配置されないことを特徴としているため、開き扉部分が球の受口の役割を果たさず、従来の大入賞口とは用途が異なる。なお、形態は観音開式扉でも構わない。
これにより、前記課題が好適に解決できる他、狙う的が変化することにより遊技者の射幸心を高めることができ、さらに興趣溢れる弾球遊技機を提供することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
【0007】
図1及び図2に示すように、パチンコ機10は、大きくは長方形の外枠11と前面枠12とからなり、外枠11の左隣に公知のプリペイドカードユニット13が設けられている。前面枠12は、ヒンジ14により外枠11に対し回動可能に取り付けられている。前面枠12の下方には上皿15が設けられ、この上皿15の前面に貸出釦16、精算釦17及び残高表示部18が設けられている。プリペイドカードユニット13のカード口19にプリペイドカードを挿入すると、記憶された残高が残高表示部18に表示され、貸出釦16を押下すると球の貸出しが実行され上皿15の払い出し口より球が排出される。前面枠12には、窓状の金枠20が前面枠12に対して解放可能に取り付けられている。この金枠20には板ガラス21が二重に嵌め込まれている。板ガラス21の奥には中央に螺旋状役物32を備えた遊技盤22が収納されている。上皿15の前面枠12下部には、下皿23が設けられ、下皿23の右側には発射ハンドル24が取付けられている。この発射ハンドル24の外周には、回動リング24aが擁され、これを時計方向に回動すれば球を遊技盤22上に発射することができる。上皿15と下皿23とは連結されていて、上皿15が球で満杯状態になれば下皿23に球を誘導するよう構成されている。
【0008】
図3はパチンコ機10の裏面図であり、前述した遊技盤22を脱着可能に取り付ける機構盤26が前述した外枠11に収納されている。この機構盤26には、上方から、球タンク27、誘導樋28及び払出し装置29が設けられている。この構成により、遊技盤22上の入賞口に球の入賞があれば球タンク27から誘導樋28を介して所定個数の球を払出し装置29により前述した上皿15に排出することができる。機構盤26には主制御装置30及び賞球制御装置31が脱着可能に、また、発射制御装置25及び外部接続端子装置50等が、各々取り付けられている。尚、機構盤26を中心とした球の払い出し等に関する構造は従来の構成と同様なのでその詳細な説明は割愛する。
【0009】
次に、図4を用いて遊技盤22について説明する。
第1具体例として、図4に示すように、遊技盤22には、中央に前述した螺旋状役物32、螺旋状役物32の左側には通過口36、右側には回転体37、通過口36及び回転体37の下方には左右一対の入球口38及び39、螺旋状役物32下部の大入賞口40、盤面最下部のアウト口41、その他の各種入賞口、風車及び図示しない遊技釘等が備えられている。螺旋状役物32は、遊技盤22の盤面に対して螺旋状に形成されたレール33、球の進入口34及び球が通過可能な通過領域35とを備えている。進入口34付近の遊技盤22の裏側には開閉式の駆動制御手段(図示略)が設けられ、所定条件を満たすことにより扉34aを開閉させる。螺旋状役物32内部の通過領域35には、大当たり入賞口51、中当たり入賞口52及び外れ口53が縦にほぼ一直線上に並ぶように配置されており、螺旋状役物32内に進入した球は上記いずれかの入賞口又は外れ口に取り込まれる。なお、本実施例での大当たり入賞口51は、権利発生口としての特定入賞口である。
この構成により、前述した発射ハンドル24の回転リング24aを回動すれば発射制御装置25により駆動される発射モータが駆動されて上皿15上の球がガイドレールを介して遊技盤22上に発射される。発射された球が各入賞口に入賞すれば球は盤面裏面にセーフ球として取り込まれ、入賞しなければアウト口41を介してアウト球として同様に盤面裏面に取り込まれる。
【0010】
本実施形態では、通常は螺旋状役物32の進入口34の扉34aは閉鎖されており、入球口38及び39のいずれかで入球が検出されることにより検出信号が主制御装置30に入力され、主制御装置30の出力側に接続された螺旋状役物ソレノイド(図示略)により扉34aが所定方向(ここでは左)に開くことにより進入口34が開放される。なお、螺旋状役物ソレノイド(図示略)は、遊技盤22の裏面に設置されている。勿論、開閉条件は上記に限らず、例えば、通過口36の通過に起因しても良いし、遊技盤22に液晶画面又はデジタル表示装置等の画像表示装置を別途設置して、通過口36等を通過することにより液晶画面又はデジタル表示装置等の画像が変動表示し、その画像が所定の表示を行うことに起因して開放させる構成としても良い。
【0011】
なお、ここでは、螺旋状役物32の進入口34に開閉式の駆動制御手段を備えた扉34aを設置したが、第2具体例として、図5に示すように、螺旋状役物132の進入口134には駆動、稼動物は設けず、螺旋状役物132内へは常に一定の確率で球が進入できる構成としてもよい。この構成であれば、螺旋状役物132内への球の進入確率が著しく上昇する。他は図4に示す第1具体例の遊技盤と同様の構成なので、それぞれ100番台として説明を緩用する。
【0012】
また、第3具体例として、図6に示すように、螺旋状役物232内の進入口234付近の遊技盤222の盤面上に分離レール233aを設置し、通過領域235を第1進入ルート235aと第2進入ルート235bとに分割し、進入ルート235a,235bの違いにより大当たり入賞口251又は中当たり入賞口252等への到達率に変化を与える構成としても良い。例えば、螺旋状役物232内は螺旋構造により遠心力が働くため、第1進入ルート235aから螺旋状役物232内に球が進入したときには、第2進入ルート235bに比して球に勢いが付き易く大当たり入賞口251まで到達する可能性が高い。また、分離レール233aは一本に限らず複数立設しても構わず、さらに、それぞれの分離レール233aの長さを異なるものとすれば、通過領域235を多様に分割することも可能である。なお、進入口234には開閉式の駆動制御手段(図示略)を備えた扉234aを設置しても良いし、設置しなくても構わない。他は図4に示す第1具体例の遊技盤22と同様の構成なので、それぞれ200番台として説明を緩用する。
【0013】
また、第4具体例として、図7に示すように、螺旋状役物332の進入口334を発射される球の軌道に合わせて球が最も進入しやすい形状及び角度に配置しても良い。ここでは約45度で進入口334を設置しているが適宜設定可能である。このとき、進入口334は開閉式の駆動制御手段を備えた扉334aを設置することが好ましいが、駆動、稼動物等は設けず、螺旋状役物332内には常に一定の確率で球が進入できる構成としても構わない。他は図4に示す第1具体例の遊技盤22と同様の構成なので、それぞれ300番台として説明を緩用する。
【0014】
また、第5具体例として、図8に示すように、螺旋状役物432を立体的(三次元的)に構成しても良い。奥行を必須条件とする螺旋状役物432は螺旋形状に構成された樋433、遊技盤422の表面側へ突出した球の進入口434及び球が通過可能な通過領域435とを備えており、遊技盤422に設けられた貫通孔443を通して遊技盤422の裏面側の空間に配置される。進入口434には、上述したような開閉式の駆動制御手段(図示略)を備えた開閉口(図示略)を設けることも可能であるし、形状及び角度等も球の軌道に合わせて適宜変更可能である。
ここでは、進入口434から螺旋状役物432内に進入した球は、遊技盤422の裏面側の空間に配置された螺旋状役物432内の樋433により構成された通過領域435を螺旋軌道を描きながら球の勢い及び重力により下方へ向かい、途中の分岐点435aで分岐して第1出口432aから遊技盤422上に放出されるか又は最終出口432bから遊技盤422上に放出される。要するに、いずれかの出口から再び遊技盤422に戻り、各入賞口へそれぞれ入賞するかアウト口441からアウト球として取り込まれる構成となる。大当たり入賞口451等は、螺旋状役物432の中で最も到達する可能性の低い最終出口432b付近若しくは最終出口432b直下の遊技盤422上に設置されることが好ましい。ここでは、螺旋状役物432からの出口は第1出口432a及び最終出口432bの2ヶ所となっているが、適宜増減させることが可能である。また、大当たり入賞口451は図8に示すように開閉式の駆動制御手段を備える電動役物の形態でも良いし、開閉式の駆動制御手段を備えない入賞口であっても良い。他には、螺旋状役物432の上部に天入球口442が設けられている以外は、図4に示す第1具体例の遊技盤22と同様の構成なので、それぞれ400番台として説明を緩用する。
【0015】
なお、前述したパチンコ機10の電気的構成及び主制御装置30内の8ビットワンチップマイコンが実行する処理は、従来の構成と概ね同様なのでその詳細な説明は割愛する。
【0016】
以下、本実施形態のパチンコ機10の遊技方法(大当たりの発生システム)の一例を紹介する。
第1具体例では、図4に示す通り、まず、遊技者は通過口36を狙って球を発射する。通過口36を球が通過することに起因して入球口38及び39が所定期間又は所定回数開放され、その間に入球口38又は39に入球することにより扉34aが所定期間又は所定回数開き、螺旋状役物32の進入口34が開放される。螺旋状役物32内に球が進入すると、球は螺旋状の軌跡を描き、球の勢いや螺旋状役物32に球が進入するタイミングによって、大当たり入賞口51、中当たり入賞口52又は外れ口53のいずれかに取り込まれる。大当たり入賞口51に入賞したときにはじめて大当たりとなり、この大当たり時に発射ハンドル24を思い切り回して所謂右打ちをし、遊技盤22の右側にある回転体37に向けて球を発射する。球が回転体37の中に吸い込まれると、遊技盤22の下側にある大入賞口40が所定期間及び所定回数開放されるので、遊技者はその間に大入賞口40に球を打込み、大入賞口40に入賞した球の数に対応して賞球が払い出される。
なお、上述したように、螺旋状役物32の進入口34の開放条件は上記に限らず、例えば、通過口36を通過することにより開放させても良いし、遊技盤22に液晶画面又はデジタル表示装置等の画像表示装置を別途設置して、通過口36を通過することにより液晶画面又はデジタル表示装置等の画像が変動表示し、その画像が所定の表示を行うことに起因して開放させても良いし、その他にも種々の条件を設定することができる。勿論、遊技方法も上記に限定されることもなく、制御を若干変更することにより、螺旋状役物32を有効に利用可能な他の形態の遊技システムを提供することができる。
【0017】
第2具体例では、図5に示すように、螺旋状役物132の進入口134は常に開放されているので、通過口136及び入球口138,139に球を通過又は入球させる必要がなく、最初から螺旋状役物132に向けて球を発射すれば良い。あとは第1具体例と概ね同様である。
第3具体例及び第4具体例においても、図6又は図7に示すように、進入口234又は334に開閉式の扉234a又は334aを設置した場合は第1具体例と同様の展開となり、進入口234又は334を常に開放している場合は第2具体例と同様の展開となる。なお、第3具体例においては進入ルート235a,235bによって大当たり入賞口251等に到達する確率が変化する。また、第4具体例においては、螺旋状役物332へ球が進入する確率が向上し、遊技者に有利である。
第5具体例においても、上記具体例と概ね同様の展開となるが、螺旋状役物432内に一旦進入した球は第1出口432a又は最終出口432bから再び遊技盤422上に放出されることにより、大当たり入賞口451等に入賞するか若しくはアウト口441に取り込まれる。
【0018】
このように、螺旋状役物32を遊技盤22上に設置したことにより、螺旋状役物32内部で球が渦を巻くように軌道するため、遊技者は球の挙動を楽しむことができ、娯楽性が向上する。また、発射された球の勢いの強弱、球が螺旋状役物32内に入るタイミング等それぞれの条件の違いにより、螺旋状役物32内での球の到達部が変わり、到達した各入賞口により遊技者に与える付加価値が違うので、バリエーション豊かな興趣溢れる弾球遊技機を提供することができる。また、各種開閉条件を設定して螺旋状役物32への球の進入率を変更させることも可能である。例えば、通過口36又は入賞口38,39のいずれかを球が通過又は入賞すること、液晶又はデジタル等の画像(図示略)を変動表示させて所定の表示を行うこと等に起因して進入口を開放させることにより、狙う的が変化するため遊技者の射幸心を高めることができ、遊技がさらに興趣溢れるものとなる。さらに、螺旋状役物32を立体的に構成すれば、迫力ある演出が可能となり、娯楽性が著しく向上する。
【0019】
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることができるものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。
例えば、本実施形態のような所謂第3種パチンコ遊技機に限定されず、第1種パチンコ遊技機、第2種パチンコ遊技機の何れの形態にも螺旋状役物32は適応可能である。具体的には、球が図柄作動口に入球又は図柄作動通過領域を通過することに起因して画面上で図柄を所定時間変動表示した後に確定表示し、この確定表示した図柄が特定の図柄で揃い確定すると「大当たり」とする第1種、球が特定の作動口に入球することに起因して羽根部材を備えた電動役物が羽根部分を開き遊技者に有利な遊技状態とし且つ球が電動役物内に設けた特定領域を通過すると「大当たり」とする俗称「ヒコーキ」と呼ばれる第2種、球が図柄作動口に入球又は図柄作動通過領域を通過することに起因して画面上で図柄を所定時間変動表示した後に確定表示し、この確定表示した図柄が特定の図柄で揃い確定し、権利発生口としての特定入賞口内に設けた特定領域に球を入れると「大当たり」とする俗称「権利物」と呼ばれる第3種の何れでも良いし、また、それらを組み合わせたものでも構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したパチンコ機10を示す外観斜視図である。
【図2】パチンコ機10の外観正面図である。
【図3】パチンコ機10を裏面から見た裏面図である。
【図4】第1具体例のパチンコ機10の遊技盤22の構成を示す斜視図である。
【図5】第2具体例のパチンコ機110の遊技盤122の構成を示す斜視図である。
【図6】第3具体例のパチンコ機210の遊技盤222の構成を示す斜視図である。
【図7】第4具体例のパチンコ機310の遊技盤322の構成を示す斜視図である。
【図8】第5具体例のパチンコ機410の遊技盤422の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機、 13 プリペイドカードユニット、
15 上皿、 18 残高表示部、
22 遊技盤、 23 下皿、
24 発射ハンドル、 25 発射制御装置、
30 主制御装置、 31 賞球制御装置、
32 螺旋状役物、 33 レール、
34 進入口、 35 通過領域、
36 通過口、 37 回転体、
38,39 入球口、 40 大入賞口、
41 アウト口、 51 大当たり入賞口、
52 中当たり入賞口、 53 外れ口、
Claims (1)
- 遊技盤面上に発射された遊技球により遊技を行う弾球遊技機において、
遊技盤面上に、進入口(34)を有する螺旋形状の役物(32)を配置し、
通常は螺旋状役物(32)の進入口(34)の扉(34a)は閉鎖されており、入球口(38及び39)のいずれかで入球が検出されるか、あるいは、通過口(36)の通過に起因して、検出信号が主制御装置(30)に入力され、主制御装置(30)の出力側に接続された螺旋状役物ソレノイドにより扉(34a)が所定方向に開くことにより進入口(34)を開放させるか、または、遊技盤(22)に液晶画面又はデジタル表示装置等の画像表示装置を別途設置して、通過口(36)等を通過することにより液晶画面又はデジタル表示装置等の画像表示装置の画像が変動表示し、その画像が所定の表示を行うことに起因して進入口(34)の扉(34a)を開放させ、
該役物内では発射された球の勢いの強弱によって球の到達部が変わるようになっており、該到達部には、遊技者に与える付加価値の内容が異なる複数の入賞口(51,52,53)を設け、
前記進入口(34)から役物内に進入した球は螺旋形状の中心部に向かって螺旋状の軌跡を描き、前記入賞口のいずれかに入賞し、該入賞口のうち、大当たり入賞口(51)に入賞すると大当りとし、
前記螺旋状役物(32)を遊技盤面の中央に配置し、前記扉(34a)を備える前記進入口(34)を前記役物(32)の最上部とする、ことを特徴とする弾球遊技機。
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