JP3942616B2 - 動画像復号化装置及び動画像復号化方法 - Google Patents

動画像復号化装置及び動画像復号化方法 Download PDF

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本発明は、動画像復号化装置及び動画像復号化方法に関し、特に、ディジタル化された動画像入力信号が、解像度決定部にて決定された解像度に従って解像度変換され、予測符号化された動画像信号を受信して動画像復元を行う動画像復号化装置及びディジタル化された動画像入力信号に対して、高解像度または低解像度の変換が行われ、予測符号化された動画像信号を受信して動画像復元を行う動画像復号化方法に関する。
動画像符号化技術として、ITU(International Telecommunication Union) −T(Telecommunication Standardization Sector)で標準化されたH.261や、MPEG(Moving Picture Experts Group)−1/2等の動画像ハイブリッド符号化方式がある。これらの符号化方式では、入力画像の1フレームを複数ブロックに分割し、各ブロック単位に動き補償と直交変換とを行い、そしてエントロピ符号化を行っている。
こうした動画像ハイブリッド符号化方式において、シーンチェンジがあった場合や、動画像内に動きの激しい部分があった場合などに、1フレーム分を符号化した結果発生した符号情報量が、1フレームに割り当てられている基準の伝送情報量を越えてしまうことが発生する。こうした場合には、発生した符号情報量を基準伝送情報量まで強制的に減少させることが行われるので、結果的に、伝送先で復元された画像に、画像品質の極度な劣化や、極端な駒落としが発生し、非常に見にくい画像となってしまう。
こうした不具合を回避するために、従来、シーンチェンジがあった場合や、動画像内に動きの激しい部分があった場合などに、入力画像の解像度を低下させて、発生符号情報量を減少させるようにした動画像符号化装置が、例えば特開平7−95566号において提案されている。この装置では、画像を構成するブロック毎に予測パラメータ(動きベクトル)を算出し、それらの大きさから画像全体の動きベクトルの平均の大きさを求める。そして、この平均値に基づいて、符号化すべき解像度を決定し、入力画像と参照画像の双方の解像度を、決定された解像度に変換した上で符号化することが行われている。
また、特開昭63−155896号にも、入力画像と参照画像の双方の解像度を、低解像度に変換した上で符号化する装置が示されている。
しかし、上記の従来装置においては、入力画像と参照画像の双方の解像度を、決定された解像度に変換した上で符号化が行われるので、符号化が、高解像度で行われる状態から低解像度で行われる状態に遷移すると、予測画像を作成する元になる参照画像の全ての部分が低解像度に変換されてしまう。そのため、テレビ会議における背景の画像のような、時間的に全く変化がなく、伝送情報量の増大に関係しない画像部分まで低解像度に変換されてしまい、この結果、これらの背景部分が不必要にぼやけてしまい、視覚的に大きな劣化を来すという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、高解像度から低解像度に切り替わったときに、背景などの静止領域の画像の画質が低下することを防止した動画像復号化装置及び動画像復号化方法を提供することを目的とする。
本発明では上記目的を達成するために、図2に示すような動画像復号化装置が提供される。この動画像復号化装置は、復号化された復号画像を、高解像度で蓄積する高解像度画像蓄積手段22と、復号化された復号画像を蓄積する復号画像蓄積手段23と、再生された予測誤差信号を基に復号画像を得、当該復号画像を復号画像蓄積手段23に蓄積するとともに、復号画像の解像度が高解像度であるときのみ、復号画像を高解像度画像蓄積手段22に蓄積する復号画像生成手段28と、復号画像の解像度が低解像度であるときに、符号化が行われているブロックに対してのみ、復号画像を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段22に記録する高解像度画像更新手段29とから構成される。
また、高解像度画像更新手段29は、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零でない、またはフレーム内符号化が行われているブロックに対してのみ、復号化された復号画像の解像度が低解像度であるときに、復号画像の解像度を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段22に記録し、また、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零であるブロックに対してのみ、復号化された復号画像の解像度が低解像度であるときに、逆量子化・直交逆変換手段27で再生された予測誤差信号の解像度を高解像度に変換し、高解像度画像蓄積手段22に蓄積されている対応位置の画像に加算して高解像度画像蓄積手段22に蓄積されている画像を更新する。
以上のように構成された動画像復号化装置は、従来の動画像復号化装置に僅かの回路を付加するだけで、画質の向上を図ることが可能になる。
すなわち、図中の復元手段21、復号画像蓄積手段23、解像度変換手段24、予測画像生成手段26、逆量子化・直交逆変換手段27、復号画像生成手段28、画像表示手段30は、従来から存在する回路構成部分である。つまり、復号画像蓄積手段23は、復号画像生成手段28から送られた復号画像を、その解像度の高低に拘わらず蓄積する。解像度変換手段24は、復号画像蓄積手段23に蓄積されている参照画像を、復元手段21から送られている解像度に応じて変換して予測画像生成手段26へ送る。解像度変換手段24は、復元手段21から高解像度を示す情報が送られていれば、復号画像蓄積手段23に蓄積されている参照画像を、その解像度が高解像度であればそのまま予測画像生成手段26へ送り、低解像度であれば高解像度に変換して予測画像生成手段26へ送る。一方、解像度変換手段24は、復元手段21から低解像度を示す情報が送られていれば、復号画像蓄積手段23に蓄積されている参照画像を、その解像度が低解像度であればそのまま予測画像生成手段26へ送り、高解像度であれば低解像度に変換して予測画像生成手段26へ送る。予測画像生成手段26は、画像の所定のブロック毎に、復元手段21により復元された符号化方法に基づき、フレーム内符号化であれば、予測画像として画素値ゼロを出力し、フレーム間符号化であれば、参照画像を基に、復元手段21により復元された動きベクトルを用いて予測画像を生成して復号画像生成手段28へ出力する。復号画像生成手段28は、所定のブロック毎に、逆量子化・直交逆変換手段27で再生された予測誤差信号に予測画像を加算して復号画像を得、当該復号画像を復号画像蓄積手段23に蓄積する。なお、ここの再生予測誤差信号及び予測画像の解像度は、復元手段21で復元された解像度となっている。
次に、新たに付加された構成部分に基づく動作を説明する。
先ず、低解像度復号化時でも、背景のような画像に動きのない部分については高解像度の画像を画面表示できるようにしようとしているが、一方で、復号画像蓄積手段23、解像度変換手段24、予測画像生成手段26、及び復号画像生成手段28で構成されるループは従来構成のままのループであり、そのループでの動作は、送信符号化側の同一ループの動作と同一となるようにする必要がある。そのために、復元手段21で復元された解像度が、低解像度から高解像度に遷移した場合、復号画像蓄積手段23に蓄積されている低解像度の画像を、解像度変換手段24が高解像度に変換して予測画像生成手段26へ送るようにする。
そして、予測画像生成手段26が予測画像を生成し、それを基に復号画像生成手段28が復号画像を生成し、復号画像蓄積手段23へ蓄積する。同時に、その復号画像を高解像度画像蓄積手段22にも蓄積する。復号画像蓄積手段23に蓄積された復号画像は高解像度である。この遷移の後、復元手段21から高解像度を示す情報が継続的に送られれば、復号画像蓄積手段23から高解像度の画像が予測画像生成手段26へ継続的に送られる。
次に、復元手段21で復元された解像度が、高解像度から低解像度に遷移した場合、復号画像蓄積手段23からの高解像度の画像を解像度変換手段24が低解像度に変換し、予測画像生成手段26へ送る。この結果、復号画像蓄積手段23には低解像度の復元画像が蓄積される。この遷移の後、復元手段21から低解像度を示す情報が継続的に送られれば、復号画像蓄積手段23から低解像度の画像が予測画像生成手段26へ継続的に送られる。
復元手段21により復元された解像度が低解像度であるときに、高解像度画像更新手段29が、符号化が行われているブロックに対してのみ、復号画像生成手段28から得られた低解像度の復号画像を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段22に蓄積されている対応ブロックの画像を更新する。この更新により、高解像度画像蓄積手段22に蓄積されている画像のうちで、画像に変化がある符号化ブロックの画像だけが更新され、画像に変化がない背景のような画像を構成するブロックはそのまま維持され、高画質が保持される。従って、この高解像度画像蓄積手段22に蓄積された画像を画像表示手段30で表示すると、その画像において、背景画像の画質が優れているとともに、解像度の切り替え時に従来発生していたような背景画像の画質の変化が、発生しない。
本発明では、高解像度画像蓄積手段、低解像度画像蓄積手段、低解像度時高解像度画像更新手段、及び高解像度時低解像度画像更新手段を備えることにより、高解像度から低解像度に切り替わったときに、背景などの静止領域の画像の画質が低下することを防止することができる。
また、これにより、低解像度から高解像度に切り替わったときに、従来技術では、背景などの静止領域の画像に関する詳細情報を新たに伝送する必要があったが、本発明ではそれが不要となる。
また、符号化ブロックを、動領域符号化ブロックと静止領域符号化ブロックとに分けて、静止領域符号化ブロックに対しては、高解像度を維持するようにしている。これにより、輝度が変化することにより符号化されたが、画像に動きのないブロックに対して、適切な対応がとれるようになる。
更に、従来の動画像復号化装置に、高解像度画像蓄積手段及び高解像度画像更新手段を新たに付加するだけで、従来の動画像復号化装置の構成を生かしたまま、高解像度から低解像度に切り替わったときに、背景などの静止領域の画像の画質が低下することを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
まず、第1の実施の形態の原理構成を、図1を参照して説明する。第1の実施の形態は動画像符号化装置に関する。その構成は、局部復号化された復号画像を高解像度で蓄積する高解像度画像蓄積手段3と、局部復号化された復号画像を低解像度で蓄積する低解像度画像蓄積手段4と、解像度決定手段1により決定された解像度に応じて、高解像度が決定されているときには高解像度画像蓄積手段3に蓄積された画像を読み出し、低解像度が決定されているときには低解像度画像蓄積手段4に蓄積された画像を読み出す選択的読出手段5と、低解像度で予測符号化され、低解像度画像蓄積手段4に蓄積された画像を高解像度に変換して高解像度画像蓄積手段3に記録する低解像度時高解像度画像更新手段13と、解像度決定手段1で決定された解像度が高解像度から低解像度に変化したとき、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像を低解像度に変換し、低解像度画像蓄積手段4に記録する高解像度時低解像度画像更新手段14とからなる。
また、低解像度時高解像度画像更新手段13は、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零でない、またはフレーム内符号化が行われているブロックに対してのみ、解像度決定手段1により低解像度が決定されているときに、低解像度画像蓄積手段4に蓄積されている画像の解像度を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段3に記録し、また、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零であるブロックに対してのみ、解像度決定手段1により低解像度が決定されているときに、逆量子化・直交逆変換手段11で再生された予測誤差信号の解像度を高解像度に変換し、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている対応位置の画像に加算して高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像を更新する。
図中の解像度決定手段1、入力画像解像度変換手段2、予測パラメータ算出手段6、予測画像生成手段7、予測誤差信号生成手段8、直交変換・量子化手段9、符号割当手段10、逆量子化・直交逆変換手段11、復号画像生成手段12は、従来から存在する回路構成部分である。
すなわち、解像度決定手段1は、符号化を、高解像度及び低解像度のうちのいずれで行うかを決定する。入力画像解像度変換手段2は、入力画像の解像度を、解像度決定手段1により決定された解像度に変換する。予測パラメータ算出手段6は、入力画像解像度変換手段2から出力された画像を、当該画像を構成する所定のブロック毎に、選択的読出手段5で読み出された画像と比較して、フレーム内符号化及びフレーム間符号化のいずれの符号化を行うかを決定するとともに、動きベクトルを算出する。予測画像生成手段7は、所定のブロック毎に、予測パラメータ算出手段6の算出結果に基づき、フレーム内符号化であれば、予測画像として画素値ゼロを出力し、フレーム間符号化であれば、選択的読出手段5で読み出された画像を基に予測パラメータ算出手段6で算出された動きベクトルを用いて予測画像を生成して出力する。
予測誤差信号生成手段8は、所定のブロック毎に、入力画像解像度変換手段2から出力された画像と上記予測画像との差を算出して予測誤差信号を生成する。直交変換・量子化手段9は、予測誤差信号生成手段8で生成された予測誤差信号に対して、直交変換及び量子化を行う。符号割当手段10は、少なくとも、直交変換・量子化手段9の出力、解像度決定手段1により決定された解像度、並びに予測パラメータ算出手段6で決定された符号化方法及び算出された動きベクトルを基に、それらの複数の組み合わせに予め割り当てられた符号の中から対応の符号を取り出して出力する。逆量子化・直交逆変換手段11は、直交変換・量子化手段9の出力に対して逆量子化及び直交逆変換を行い、予測誤差信号を再生する。復号画像生成手段12は、所定のブロック毎に、逆量子化・直交逆変換手段11で再生された予測誤差信号に予測画像を加算して復号画像を得、当該復号画像を、解像度決定手段1により決定された解像度に応じて、高解像度が決定されているときには高解像度画像蓄積手段3に蓄積し、低解像度が決定されているときには低解像度画像蓄積手段4に蓄積する。
以上のような構成において、解像度決定手段1が、先ず、符号化を高解像度で行うと決定しているとする。この場合、入力画像解像度変換手段2は、入力画像の解像度を高解像度に変換する。また、図1に示す各スイッチは破線で示す側に位置する。
選択的読出手段5は、高解像度が決定されているので、高解像度画像蓄積手段3に蓄積された画像を読み出し、予測パラメータ算出手段6及び予測画像生成手段7へ送る。予測パラメータ算出手段6は、入力画像解像度変換手段2から出力された高解像度の入力画像を、選択的読出手段5によって高解像度画像蓄積手段3から読み出された高解像度の参照画像と比較し、フレーム内符号化及びフレーム間符号化のいずれの符号化を行うかを決定するとともに、動きベクトルを算出する。この処理は、画像を構成する所定のブロック毎に行われる。予測画像生成手段7は、予測パラメータ算出手段6の算出結果に基づき、フレーム内符号化であれば、予測画像として画素値ゼロを出力し、一方、フレーム間符号化であれば、選択的読出手段5によって高解像度画像蓄積手段3から読み出された高解像度の参照画像を基に、予測パラメータ算出手段6で算出された動きベクトルを用いて予測画像を生成して出力する。この処理も、所定のブロック毎に行われる。
予測誤差信号生成手段8は、所定のブロック毎に、入力画像解像度変換手段2から出力された高解像度の入力画像と、予測画像生成手段7で生成された予測画像との差を算出して予測誤差信号を生成し、直交変換・量子化手段9へ送る。直交変換・量子化手段9及びこれに続く符号割当手段10、逆量子化・直交逆変換手段11の動作は、従来技術と同じである。
復号画像生成手段12は、所定のブロック毎に、逆量子化・直交逆変換手段11で再生された予測誤差信号に、予測画像生成手段7で生成された予測画像を加算して復号画像を得、当該復号画像を高解像度画像蓄積手段3に蓄積する。
次に、解像度決定手段1が、符号化を低解像度で行うと決定したとする。この場合、入力画像解像度変換手段2は、入力画像の解像度を低解像度に変換する。また、図1に示す各スイッチは実線で示す側に切り替えられる。
高解像度時低解像度画像更新手段14は、解像度決定手段1により決定された解像度が高解像度から低解像度に変化したときだけ、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている1フレーム分の画像を、その解像度を低解像度に変換した上で、低解像度画像蓄積手段4に蓄積する。選択的読出手段5は、低解像度画像蓄積手段4に蓄積されたその画像を読み出し、予測パラメータ算出手段6及び予測画像生成手段7へ送る。このように低解像度画像蓄積手段4には、高解像度から低解像度に変化したときに最新の画像が蓄積される。これを利用して、予測パラメータ算出手段6は、選択的読出手段5から送られた低解像度の参照画像と、入力画像解像度変換手段2から出力された低解像度の入力画像とを比較し、高解像度の場合と同じ処理を行う。予測画像生成手段7、予測誤差信号生成手段8、直交変換・量子化手段9、符号割当手段10、逆量子化・直交逆変換手段11も、高解像度の場合と同じ処理をそれぞれ行う。
復号画像生成手段12は、所定のブロック毎に、逆量子化・直交逆変換手段11で再生された予測誤差信号に、予測画像生成手段7で生成された予測画像を加算して復号画像を得、当該復号画像を低解像度画像蓄積手段4に蓄積する。この際に、低解像度時高解像度画像更新手段13が、符号化が行われているブロックに対してのみ、低解像度画像蓄積手段4に蓄積されている画像の解像度を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像を更新する。
すなわち、動画像符号化においては、画像を構成するブロック単位に処理が行われるが、処理方法の違いから、結果的に、符号化ブロックと非符号化ブロックとの2種類のブロックに分けられる。符号化ブロックは、前回画像と今回画像とを比べたときに、画像に変化があるブロックであり、当然その差に対して符号化が行われる。そして、符号化ブロックの復号処理時には、前回の参照画像の対応ブロックに対して画像更新が行われる。一方、非符号化ブロックは、前回画像と今回画像との間に変化がないブロックであり、この場合には符号化が行われない。従って、非符号化ブロックの復号処理時には、前回の参照画像の対応ブロックに対して手を加えずに、そのまま、そのブロックを維持する。
そこで、低解像度時高解像度画像更新手段13は、符号化ブロックが処理されている場合には、低解像度画像蓄積手段4に蓄積された対応ブロックの画像の解像度を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている対応ブロックの画像を更新する。非符号化ブロックが処理されている場合には、こうした更新を行わない。これにより、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像のうちで、画像に変化がある符号化ブロックの画像だけが更新され、画像に変化がない背景のような画像を構成するブロックはそのまま維持される。以上の結果、高解像度画像蓄積手段3に、低解像度の符号化処理が行われているにも拘わらず、最新の参照画像が保持されることになる。なお、ここでの符号化は、低解像度によって行われているので、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像のうちで、更新されたブロックの画質は低下してしまう。しかし、背景画像のような、更新されないブロックでは、高画質が維持される。従って、この後、低解像度から高解像度に切り替わって、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像が参照画像として使用されたとき、従来技術に比べ、背景の画質の低下が防止できる。それとともに、切り替わり時に従来であれば必要であった背景に関する詳細情報の伝送が不要となり、伝送情報量の増大を抑えることができる。
なお詳しく説明するならば、低解像度時高解像度画像更新手段13は、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零でない、またはフレーム内符号化が行われているブロックに対してのみ、解像度決定手段1により低解像度が決定されているときに、低解像度画像蓄積手段4に蓄積されている画像の解像度を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像を更新する。また、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零であるブロックに対してのみ、解像度決定手段1により低解像度が決定されているときに、逆量子化・直交逆変換手段11で再生された予測誤差信号の解像度を高解像度に変換し、当該変換後の再生予測誤差信号を、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像に加算して復号画像を得、当該復号画像で高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像を更新する。
すなわち、画像に動きのない背景のような画像を構成するブロックは、非符号化ブロックとして処理されるはずである。しかし、そうした背景画像のブロックにおいて、人物の影の動き、カメラの絞りの変化、室内照明に使用された蛍光灯のちらつき、ノイズ等に起因して輝度が変化し、その結果、予測誤差が生じて符号化が行われることがあり得る。こうしたことを回避するために、符号化ブロックを静止領域符号化ブロックと動領域符号化ブロックとに分ける。静止領域符号化ブロックは上記のような場合のブロックであり、動領域符号化ブロックは本来の符号化ブロックである。
動領域符号化ブロックは、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零でない、またはフレーム内符号化が行われているという条件によって選別する。
静止領域符号化ブロックは、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零であるという条件によって選別する。静止領域符号化ブロックに対してのみ、解像度決定手段1により低解像度が決定されているときに、逆量子化・直交逆変換手段11で再生された予測誤差信号の解像度を高解像度に変換し、当該変換後の再生予測誤差信号を、高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている高画質を保った対応ブロックの画像に加算して復号画像を得、当該復号画像で高解像度画像蓄積手段3に蓄積されている画像を更新する。これにより、背景領域の輝度が変化した場合でも、背景領域の画質が劣化することがなくなる。
次に、第1の実施の形態を具体的に説明する。
図3は、第1の実施の形態の具体的構成を示すブロック図である。ここで、図1に示す解像度決定手段1が図3の解像度決定部31に対応し、同様に、入力画像解像度変換手段2がダウンサンプリング部32a及び切替スイッチ32bに、高解像度画像蓄積手段3がCIF(Common Intermediate Format)画像蓄積部33に、低解像度画像蓄積手段4がQCIF(Quarter Common Intermediate Format) 画像蓄積部34に、選択的読出手段5が切替スイッチ35に、予測パラメータ算出手段6が動き予測部36に、予測画像生成手段7が予測画像生成器37a及び切替スイッチ37bに、予測誤差信号生成手段8が減算器38に、直交変換・量子化手段9がDCT(Discrete Cosine Transform) 39a及び量子化器39bに、符号割当手段10がエントロピ符号化器40に、逆量子化・直交逆変換手段11が逆量子化器41a及びIDCT(Inverse Discrete Cosine Transform) 41bに、復号画像生成手段12が加算器42及び切替スイッチ45に、低解像度時高解像度画像更新手段13が低解像度時高解像度画像更新部43及び切替スイッチ45に、高解像度時低解像度画像更新手段14がダウンサンプリング部44及び切替スイッチ45に対応する。
図3では更に、制御部46及び符号化情報バッファ47が設けられる。
解像度決定部31は、制御部46から量子化ステップ幅を、エントロピ符号化器40から発生符号情報量を、符号化情報バッファ47から占有情報量を送られ、それらに基づいて、過度の駒落としや画質劣化が発生しない状態で動画像を伝送できるように、最適な解像度を決定する。この例では、入力画像が高解像度CIF(1フレーム当たり352×288画素)であり、解像度決定部31は、通常は符号化を高解像度CIFで行うように決定し、伝送符号情報量が所定基準量を越えたときだけ、符号化を低解像度QCIF(1フレーム当たり176×144画素)で行うように決定する。この解像度の決定方法として、例えば特願平8−75605号によって提案された方法が適用可能であり、特願平8−75605号に、その詳しい説明がある。決定された解像度は、切替スイッチ32b,35,45及びエントロピ符号化器40へ送られる。
ダウンサンプリング部32aは、高解像度CIFの画像に対して2対1のダウンサンプリングを行い、低解像度QCIFの画像を作成する。ダウンサンプリング処理の詳細を、図4に示す。
図4は、2対1のダウンサンプリング処理を説明する図である。すなわち、図4において、白丸が高解像度CIFの画像を構成する画素を表し、アルファベットの小文字が、その画素の画素値を表している。また、黒丸が低解像度QCIFの画像を構成する画素を表し、アルファベットの大文字が、その画素の画素値を表している。低解像度QCIFの画像を構成する画素の画素値A,B,C,・・を得るために、低解像度QCIFの各画素をそれぞれ囲む4つの高解像度CIFの画素の画素値を用いて、例えば、A=(a+b+e+f)/4というように、それらの平均値を求めるようにしている。こうして、高解像度CIFから低解像度QCIFへの変換を行っている。
図3に戻って、解像度決定部31が高解像度CIFを決定しているときには、切替スイッチ32bが破線で示す側に位置して、高解像度CIFの入力画像が選択され、一方、解像度決定部31が低解像度QCIFを決定しているときには、切替スイッチ32bが実線で示す側に位置して、ダウンサンプリング部32aから出力される低解像度QCIFの画像が選択される。
切替スイッチ35は、解像度決定部31から送られる解像度に応じて動作する。高解像度CIFが送られているときには、切替スイッチ35が破線で示す側に位置し、一方、低解像度QCIFが送られているときには、切替スイッチ35が実線で示す側に位置する。
動き予測部36は、画像を構成するマクロブロック(本明細書では「ブロック」と呼ぶ)毎に処理を行う。この処理を含めた一連の動画像符号化処理は、ITU−Tで標準化された動画像符号化方式であるH.261をベースにする。
予測画像生成器37aは、切替スイッチ35から送られた参照画像に、動き予測部36から送られた動きベクトルを用いて予測画像を生成する。切替スイッチ37bは、動き予測部36から送られた符号化方法に基づき、ブロック毎に、フレーム内符号化であれば、予測画像として画素値0を選択して出力し、フレーム間符号化であれば、予測画像生成器37aで生成された予測画像を選択して出力する。
DCT39aは予測誤差信号に対して離散コサイン変換を行い、変換係数を生成する。量子化器39bは、制御部46から送られた量子化ステップ幅に従い、変換係数に対して量子化を行い、量子化係数を生成する。
制御部46は、エントロピ符号化器40から、符号化を行なった結果発生した符号情報量が送られ、また、符号化情報バッファ47から占有情報量が送られる。制御部46は、これらを基に量子化ステップ幅を決定し、量子化器39b、逆量子化器41a、解像度決定部31、及びエントロピ符号化器40へ送る。
エントロピ符号化器40は、量子化器39bの出力した量子化係数、解像度決定部31で決定した解像度、制御部46で決定した量子化ステップ幅、並びに動き予測部36で決定した符号化方法及び動きベクトルを基に、それらの複数の組み合わせに予め割り当てられた符号の中から対応の符号を取り出して、符号化情報バッファ47へ出力する。符号化情報バッファ47は、エントロピ符号化器40から出力された符号を一時的に保管する。
ダウンサンプリング部44は、ダウンサンプリング部32aと同一の構成となっている。切替スイッチ45は、解像度決定部31から送られる解像度に応じて動作する。高解像度CIFが送られているときには、切替スイッチ45の各切片が破線で示す側にそれぞれ位置し、一方、低解像度QCIFが送られているときには、切替スイッチ45の各切片が実線で示す側にそれぞれ位置する。ただし、切替スイッチ45は、高解像度CIFから低解像度QCIFに遷移した直後だけ、ダウンサンプリング部44の出力をQCIF画像蓄積部34へ接続するようにする。従って、QCIF画像蓄積部34には、高解像度CIFから低解像度QCIFに遷移した直後に、最新の低解像度QCIFの画像が保持されることになる。
次に、低解像度時高解像度画像更新部43及び切替スイッチ45の動作を、図5〜図8を参照して説明する。
図5は、動領域符号化ブロックが処理対象となっている場合の低解像度時高解像度画像更新部43の動作を示す図である。すなわち、低解像度QCIFで復号処理が行われる場合、図3に示すように、切替スイッチ45の各切片が実線で示す側にそれぞれ位置する。そして、低解像度時高解像度画像更新部43は、動き予測部36から符号化方法及び動きベクトルについての情報を送られ、これらに基づき、処理対象のブロックが、符号化が行われており、かつ、動きベクトルが零でない、またはフレーム内符号化が行われている動領域符号化ブロックであるか否かを判別する。動領域符号化ブロックが処理対象となっている場合、加算器42が、切替スイッチ37bから送られた低解像度の予測画像に、IDCT41bから送られた低解像度の再生予測誤差信号を加算することによって低解像度の復号画像を出力する。この復号画像は切替スイッチ45(図3に実線で示されるスイッチ位置)を介してQCIF画像蓄積部34へ送られる。
図7(A)は、QCIF画像蓄積部34に蓄積されている1フレーム分の画像を例示する図である。図中に斜線を施されたブロックが符号化ブロックであり、画像に動きのある部分である。非符号化ブロックは背景等の動きのない画像に相当する。QCIF画像蓄積部34に蓄積されている画像は、低解像度であるので、どのブロックの画像も画質はよくない。
低解像度時高解像度画像更新部43は、内部にアップサンプリング部43aを備える。アップサンプリング部43aは、低解像度QCIFの画像に対して1対2のアップサンプリングを行い、高解像度CIFの画像を作成する。アップサンプリング処理の詳細を、図8に示す。
図8は、1対2のアップサンプリング処理を説明する図である。すなわち、図8において、黒丸が低解像度QCIFの画像を構成する画素を表し、アルファベットの大文字が、その画素の画素値を表している。また、白丸が高解像度CIFの画像を構成する画素を表し、アルファベットの小文字が、その画素の画素値を表している。破線は、ブロックどうしの境界を示している。ここで、境界線に接していない高解像度CIFの画像を構成する画素の画素値、例えばfは、この高解像度CIFの画素に近い4つの低解像度QCIFの画像を構成する画素の画素値を用いて、f=(9A+3B+3C+D)/16というように、近接度に応じた重み付けを行なって求めるようにしている。しかし、境界線に接している高解像度CIFの画素の画素値、例えばbは、隣接ブロックの画素の画素値を使用せずに、この高解像度CIFの画素に近い自ブロック側の2つの低解像度QCIFの画素の画素値を用いて、b=(3A+B)/4というようにして求めるようにしている。また、例えばiも同様に、隣接ブロックの画素の画素値を使用せずに、この高解像度CIFの画素に近い自ブロック側の2つの低解像度QCIFの画素の画素値を用いて、i=(A+3C)/4というようにして求めるようにしている。なお、境界線の角に位置するaでは、a=Aというようにして求めるようにしている。
図5に戻って、低解像度時高解像度画像更新部43は、動領域符号化ブロックが処理対象となっていることを判別した場合、QCIF画像蓄積部34に蓄積されている画像のうちの処理対象のブロックに対してアップサンプリングを行う。すなわち、図7(A)に示した符号化ブロックが動領域符号化ブロックであれば、このブロックを取り出して高解像度CIFへ変換する。そして、切替スイッチ45(図3に実線で示されるスイッチ位置)を介してCIF画像蓄積部33へ送り、対応ブロックの画像を更新する。
図7(B)は、CIF画像蓄積部33に蓄積されている1フレーム分の画像を例示する図である。図中に斜線を施されたブロックが低解像度時高解像度画像更新部43によって更新が行われたブロックであり、画像に動きのある部分である。非更新ブロックは背景等の動きのない画像に相当する。こうした更新が行われるので、低解像度QCIFの処理が行われているときでも、CIF画像蓄積部33には最新の画像が保持されることとなる。更新が行われたブロックの画像は、低解像度QCIFの画像を使用して更新されているので、その画質は低下するが、非更新ブロックに蓄積されている画像は、高画質を維持できる。
図6は、静止領域符号化ブロックが処理対象となっている場合の低解像度時高解像度画像更新部43の動作を示す図である。すなわち、低解像度QCIFで復号処理が行われる場合、図3に示すように、切替スイッチ45の各切片が実線で示す側にそれぞれ位置する。そして、低解像度時高解像度画像更新部43は、動き予測部36から符号化方法及び動きベクトルについての情報を送られ、これらに基づき、処理対象のブロックが、符号化が行われており(量子化器39bから出力された量子化係数の個数が零でない)、かつ、動きベクトルが零である静止領域符号化ブロックであるか否かを判別する。静止領域符号化ブロックが処理対象となっている場合、加算器42が、切替スイッチ37bから送られた低解像度の予測画像に、IDCT41bから送られた低解像度の再生予測誤差信号を加算することによって低解像度の復号画像を出力する。この復号画像は切替スイッチ45(図3に実線で示されるスイッチ位置)を介してQCIF画像蓄積部34へ送られる。
低解像度時高解像度画像更新部43は、内部に、アップサンプリング部43aの他にアップサンプリング部43b及び加算器43cを備える。アップサンプリング部43bは、低解像度QCIFの再生予測誤差信号に対して1対2のアップサンプリングを行い、高解像度CIFの再生予測誤差信号を作成する。アップサンプリング部43bの構成はアップサンプリング部43aと同じである。
低解像度時高解像度画像更新部43で、静止領域符号化ブロックが処理対象となっていることが判別された場合、アップサンプリング部43bが、IDCT41bから送られた再生予測誤差信号をアップサンプリングする。そして、加算器43cが、CIF画像蓄積部33に蓄積された対応ブロックの高解像度CIFの画像にこのアップサンプリングされた再生予測誤差信号を加算して高解像度CIFの復号画像を得、この復号画像を切替スイッチ45(図3に実線で示されるスイッチ位置)を介してCIF画像蓄積部33へ送り、CIF画像蓄積部33の対応ブロックの画像を更新する。こうした更新が行われるので、低解像度QCIFの処理が行われているときでも、CIF画像蓄積部33には最新の画像が保持される。それとともに、高解像度CIFの画像を使用して復号画像が作成されているので、更新が行われたブロックの画像の画質は低下することなく、更新ブロックに蓄積されている画像は、高画質を維持できる。しかも、輝度の変化が加味された画像となっている。
なお、CIF画像蓄積部33に画像表示装置を接続するならば、解像度の変化があっても、高画質の背景が維持された画像をこの画像表示装置でモニタすることが可能となる。
以上のように、第1の実施の形態では、伝送情報量が所定基準量を越えないように解像度を低下させた場合でも、CIF画像蓄積部33に蓄積された、画像に動きのない背景画像に関しては、高画質を維持できる。従って、CIF画像蓄積部33に蓄積された画像をモニタした場合に、解像度が高解像度から低解像度に変化したときでも、背景画像がぼけることがない。これは、後述の第2の実施の形態に示すように、こうした動画像符号化装置から送られた符号化信号を受信して復号化する動画像復号化装置において効果を発揮する。また、解像度が低解像度から高解像度に変化したとき、従来ならば、低画質になってしまった背景画像を高画質に戻すために伝送情報量が増加するが、CIF画像蓄積部33に高画質の背景画像が蓄積されているのでそうした伝送情報量の増加を未然に防止できる。
次に、第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態は動画像復号化装置に関する。
図9は、第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。第2の実施の形態は、第1の実施の形態の構成を応用している。そのため、図9においては、第1の実施の形態の構成と同じ部分には同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施の形態では、局部復号部50が第1の実施の形態の構成と同じものとなっている。そして、エントロピ復号器51及び画像表示装置52が、新たに設けられる。エントロピ復号器51は、送信側から送られた符号化信号を基にして、量子化係数、解像度、量子化ステップ幅、符号化方法、及び動きベクトルを復元する。そして、量子化係数及び量子化ステップ幅を逆量子化器41aへ、解像度を切替スイッチ35,45へ、符号化方法及び動きベクトルを予測画像生成器37a、切替スイッチ37b、及び低解像度時高解像度画像更新部43へ送る。
第1の実施の形態に示すような動画像符号化装置から送られた符号化信号が、この動画像復号化装置により受信され、局部復号部50が第1の実施の形態における同一構成部と同じ動作を行う。その結果、CIF画像蓄積部33に、解像度の変化があっても高画質の背景が維持された画像が常時保持される。この画像を表示するようにする。従って、伝送情報量が所定基準量を越えないように解像度を低下させた場合でも、画像に動きのない背景画像に関しては高画質を維持でき、それにより、解像度が高解像度から低解像度に変化したときでも、受信側の画像表示装置52において、背景画像がぼけることがない。
次に、第3の実施の形態を説明する。
まず、第3の実施の形態の原理構成を、図2を参照して説明する。第3の実施の形態は動画像復号化装置に関する。その構成は、復号化された復号画像を、高解像度で蓄積する高解像度画像蓄積手段22と、復号化された復号画像を蓄積する復号画像蓄積手段23と、再生された予測誤差信号を基に復号画像を得、当該復号画像を復号画像蓄積手段23に蓄積するとともに、復号画像の解像度が高解像度であるときのみ、復号画像を高解像度画像蓄積手段22に蓄積する復号画像生成手段28と、復号画像の解像度が低解像度であるときに、符号化が行われているブロックに対してのみ、復号画像を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段22に記録する高解像度画像更新手段29とからなる。
また、高解像度画像更新手段29は、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零でない、またはフレーム内符号化が行われているブロックに対してのみ、復号化された復号画像の解像度が低解像度であるときに、復号画像の解像度を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段22に記録し、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零であるブロックに対してのみ、復号化された復号画像の解像度が低解像度であるときに、逆量子化・直交逆変換手段27で再生された予測誤差信号の解像度を高解像度に変換し、高解像度画像蓄積手段22に蓄積されている対応位置の画像に加算して高解像度画像蓄積手段22に蓄積されている画像を更新する。
以上のように構成された動画像復号化装置は、従来の動画像復号化装置に僅かの回路を付加するだけである。
すなわち、復元手段21、復号画像蓄積手段23、解像度変換手段24、予測画像生成手段26、逆量子化・直交逆変換手段27、復号画像生成手段28、画像表示手段30は、従来から存在する回路構成部分である。つまり、復号画像蓄積手段23は、復号画像生成手段28から送られた復号画像を、その解像度の高低に拘わらず蓄積する。解像度変換手段24は、復号画像蓄積手段23に蓄積されている参照画像を、復元手段21から送られている解像度に応じて変換して予測画像生成手段26へ送る。解像度変換手段24は、復元手段21から高解像度を示す情報が送られていれば、復号画像蓄積手段23に蓄積されている参照画像を、その解像度が高解像度であればそのまま予測画像生成手段26へ送り、低解像度であれば高解像度に変換して予測画像生成手段26へ送る。一方、解像度変換手段24は、復元手段21から低解像度を示す情報が送られていれば、復号画像蓄積手段23に蓄積されている参照画像を、その解像度が低解像度であればそのまま予測画像生成手段26へ送り、高解像度であれば低解像度に変換して予測画像生成手段26へ送る。予測画像生成手段26は、画像の所定のブロック毎に、復元手段21により復元された符号化方法に基づき、フレーム内符号化であれば、予測画像として画素値ゼロを出力し、フレーム間符号化であれば、参照画像を基に、復元手段21により復元された動きベクトルを用いて予測画像を生成して復号画像生成手段28へ出力する。復号画像生成手段28は、所定のブロック毎に、逆量子化・直交逆変換手段27で再生された予測誤差信号に予測画像を加算して復号画像を得、当該復号画像を復号画像蓄積手段23に蓄積する。なお、ここの再生予測誤差信号及び予測画像の解像度は、復元手段21で復元された解像度となっている。
次に、新たに付加された構成部分に基づく動作を説明する。
先ず、低解像度復号化時でも、背景のような画像に動きのない部分については高解像度の画像を画面表示できるようにしようとしているが、一方で、復号画像蓄積手段23、解像度変換手段24、予測画像生成手段26、及び復号画像生成手段28で構成されるループは従来構成のままのループであり、そのループでの動作は、送信符号化側の同一ループの動作と同一となるようにする必要がある。そのために、復元手段21で復元された解像度が、低解像度から高解像度に遷移した場合、復号画像蓄積手段23に蓄積されている低解像度の画像を、解像度変換手段24が高解像度に変換して予測画像生成手段26へ送るようにする。
そして、予測画像生成手段26が予測画像を生成し、それを基に復号画像生成手段28が復号画像を生成し、復号画像蓄積手段23へ蓄積する。同時に、その復号画像を高解像度画像蓄積手段22にも蓄積する。復号画像蓄積手段23に蓄積された復号画像は高解像度である。この遷移の後、復元手段21から高解像度を示す情報が継続的に送られれば、復号画像蓄積手段23から高解像度の画像が予測画像生成手段26へ継続的に送られる。
次に、復元手段21で復元された解像度が、高解像度から低解像度に遷移した場合、復号画像蓄積手段23からの高解像度の画像を解像度変換手段24が低解像度に変換し、予測画像生成手段26へ送る。この結果、復号画像蓄積手段23には低解像度の復元画像が蓄積される。この遷移の後、復元手段21から低解像度を示す情報が継続的に送られれば、復号画像蓄積手段23から低解像度の画像が予測画像生成手段26へ継続的に送られる。
復元手段21により復元された解像度が低解像度であるときに、高解像度画像更新手段29が、符号化が行われているブロックに対してのみ、復号画像生成手段28から得られた低解像度の復号画像を高解像度に変換して、高解像度画像蓄積手段22に蓄積されている対応ブロックの画像を更新する。この更新により、高解像度画像蓄積手段22に蓄積されている画像のうちで、画像に変化がある符号化ブロックの画像だけが更新され、画像に変化がない背景のような画像を構成するブロックはそのまま維持され、高画質が保持される。従って、この高解像度画像蓄積手段22に蓄積された画像を画像表示手段30で表示すると、その画像において、背景画像の画質が優れているとともに、解像度の切り替え時に従来発生していたような背景画像の画質の変化が、発生しない。
次に、第3の実施の形態を具体的に説明する。
図10は、第3の実施の形態の具体的構成を示すブロック図である。ここで、図2に示す復元手段21が図10の符号復号器61に対応し、同様に、高解像度画像蓄積手段22が高解像度画像蓄積部62に、復号画像蓄積手段23がフレームメモリ63に、解像度変換手段24がCIF/QCIF変換部64に、予測画像生成手段26が予測画像生成部66に、逆量子化・直交逆変換手段27が逆量子化器67a及びIDCT67bに、復号画像生成手段28が加算器68a及びスイッチ68bに、高解像度画像更新手段29が高解像度画像更新部69及びスイッチ71に、画像表示手段30が画像表示装置70に対応する。
符号復号器61は、送信側から送られた符号化信号を基にして、量子化係数、解像度、量子化ステップ幅、符号化方法、及び動きベクトルを復元する。そして、量子化係数及び量子化ステップ幅を逆量子化器67aへ、解像度をスイッチ68b、71及びCIF/QCIF変換部64へ、符号化方法及び動きベクトルを、予測画像生成部66及び高解像度画像更新部69へ送る。
CIF/QCIF変換部64は、フレームメモリ63から読み出した画像の解像度を、その解像度に関わりなく、符号復号器61から送られている解像度に変換して出力する。高解像度CIFが送られていれば、フレームメモリ63から読み出した画像の解像度を、高解像度CIFに変換し、低解像度QCIFが送られていれば、低解像度QCIFに変換して出力する。
スイッチ68bは、符号復号器61から送られている解像度が高解像度CIFであるときのみ、加算器68aから送られるブロック毎の高解像度CIFの復号画像を高解像度画像蓄積部62の対応ブロックに蓄積する。従って、高解像度画像蓄積部62には、高解像度CIFで復号処理が行われている間は高解像度CIFの復号画像が保持されている。以下に、低解像度QCIFで復号処理が行われている期間における高解像度画像蓄積部62の蓄積画像について説明する。
図11は、高解像度画像更新部69の内部構成を示す図である。すなわち、高解像度画像更新部69は、アップサンプリング部69a,69b、加算器69c、切替スイッチ69dから構成される。アップサンプリング部69a,69bは各々、図8に示す第1の実施の形態のアップサンプリング部と同じ構成である。切替スイッチ69dは、符号復号器61から送られた符号化方法及び動きベクトルを基に、処理対象ブロックが動領域符号化ブロックであるか、静止領域符号化ブロックであるかを判別し、動領域符号化ブロックであれば図11に破線で示す側に位置し、静止領域符号化ブロックであれば図11に実線で示す側に位置する。なお、動領域符号化ブロック及び静止領域符号化ブロックの定義は、第1の実施の形態で示したものと同じである。
なお図10において、スイッチ71は、符号復号器61から送られている解像度に応じて動作し、低解像度QCIFが送られているときだけ、高解像度画像更新部69の出力を高解像度画像蓄積部62へ送る。
図11に戻って、低解像度QCIFが送られているときの復号処理を説明する。先ず、切替スイッチ69dによって、動領域符号化ブロックが処理対象となっていることが判別された場合、切替スイッチ69dの切片が、図11に破線で示す側に位置することになる。高解像度画像更新部69では、加算器68aから送られた低解像度QCIFの復号画像に対して、アップサンプリング部69aがアップサンプリングを行い、高解像度CIFの画像を作成し、切替スイッチ69dを介して高解像度画像蓄積部62へ送る。そして、対応ブロックの画像を更新する。
こうした更新が行われるので、低解像度QCIFでの復号処理が行われているときでも、高解像度画像蓄積部62には最新の画像が保持されることとなる。更新が行われたブロックの画像は、低解像度QCIFの画像を使用して更新されているので、その画質が低下するが、非更新ブロックに蓄積されている画像は、高画質を維持できる。
次に、切替スイッチ69dによって、静止領域符号化ブロックが処理対象となっていることが判別された場合、切替スイッチ69dの切片が、図11に実線で示す側に位置することになる。高解像度画像更新部69では、アップサンプリング部69bが、IDCT67bから送られた低解像度QCIFの再生予測誤差信号に対してアップサンプリングを行い、高解像度CIFの再生予測誤差信号を作成する。そして、加算器69cが、高解像度画像蓄積部62に蓄積された対応ブロックの高解像度CIFの画像にこのアップサンプリングされた再生予測誤差信号を加算して高解像度CIFの復号画像を得、この復号画像を切替スイッチ69d及びスイッチ71を介して高解像度画像蓄積部62へ送り、高解像度画像蓄積部62の対応ブロックの画像を更新する。こうした更新が行われることによって、低解像度QCIFでの復号処理が行われているときでも、高解像度画像蓄積部62には最新の画像が保持される。それとともに、更新が行われたブロックの画像の画質は、高解像度CIFの画像を使用して復号画像が作成されているので低下することがなく、更新ブロックに蓄積されている画像は、高画質を維持できる。しかも、輝度の変化が加味された画像となっている。
このようにして、解像度の変化があっても背景が高画質に維持された画像が、高解像度画像蓄積部62に常時保持される。そこで、図10に示すように、画像表示装置70が、高解像度画像蓄積部62に蓄積された画像を表示するようにする。従って、伝送情報量が所定基準量を越えないように解像度を低下させた場合でも、画像に動きのない背景画像に関しては高画質を維持でき、それにより、解像度が高解像度から低解像度に変化したときでも、画像表示装置70において、背景画像がぼけることがない。
また、第3の実施の形態における動画像復号化装置は、従来の動画像復号化装置の構成を生かし、それに、高解像度画像蓄積部62、高解像度画像更新部69、スイッチ71、及び切替スイッチ68bの僅かの回路を付加するだけで画質低下の防止を図ることができる。
第1の原理説明図である。 第2の原理説明図である。 第1の実施の形態の具体的構成を示すブロック図である。 2対1のダウンサンプリング処理を説明する図である。 動領域符号化ブロックが処理対象となっている場合の低解像度時高解像度画像更新部の動作を示す図である。 静止領域符号化ブロックが処理対象となっている場合の低解像度時高解像度画像更新部の動作を示す図である。 (A)は、QCIF画像蓄積部に蓄積されている1フレーム分の画像を例示する図であり、(B)は、CIF画像蓄積部に蓄積されている1フレーム分の画像を例示する図である。 1対2のアップサンプリング処理を説明する図である。 第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態の具体的構成を示すブロック図である。 高解像度画像更新部の内部構成を示す図である。
符号の説明
1 解像度決定手段
2 入力画像解像度変換手段
3 高解像度画像蓄積手段
4 低解像度画像蓄積手段
5 選択的読出手段
6 予測パラメータ算出手段
7 予測画像生成手段
8 予測誤差信号生成手段
9 直交変換・量子化手段
10 符号割当手段
11 逆量子化・直交逆変換手段
12 復号画像生成手段
13 低解像度時高解像度画像更新手段
14 高解像度時低解像度画像更新手段
21 復元手段
22 高解像度画像蓄積手段
23 復号画像蓄積手段
24 解像度変換手段
26 予測画像生成手段
27 逆量子化・直交逆変換手段
28 復号画像生成手段
29 高解像度画像更新手段
30 画像表示手段

Claims (4)

  1. 動画像の復号化処理を行う動画像復号化装置において、
    受信した画像情報が低解像度か高解像度かを示す情報を取得する復元手段と、
    復号化された復号画像を高解像度で蓄積する高解像度画像蓄積手段と、
    復号化された復号画像を低解像度で蓄積する低解像度画像蓄積手段と、
    前記復元手段で取得された解像度が高解像度から低解像度に変化したときのみ、前記高解像度画像蓄積手段に蓄積されている復号画像を取得し、低解像度に変換して、前記低解像度画像蓄積手段に蓄えて更新する高解像度時低解像度画像更新手段と、
    前記復元手段で取得された解像度が低解像度の場合に、非符号化ブロックの復号化処理時には、復号化ブロックに対応する領域の、前記高解像度画像蓄積手段に蓄積されている高解像度画像のブロックの画像は維持したままとし、符号化ブロックの復号化処理時には、前記低解像度画像蓄積手段に蓄積された低解像度のブロック画像を高解像度に変換して、前記高解像度画像を構成している対応するブロックを、低解像度から高解像度に変換された前記ブロック画像で置き換えて更新する低解像度時高解像度画像更新手段と、
    を有し、前記復元手段により取得された解像度が低解像度の場合には、前記低解像度画像蓄積手段に蓄積された画像を用いて予測復号化を行い、前記復元手段により取得された解像度が高解像度の場合には、前記高解像度画像蓄積手段に蓄積された画像を用いて予測復号化を行って、復号画像として常に前記高解像度画像蓄積手段の画像を出力することを特徴とする動画像復号化装置。
  2. 前記低解像度時高解像度画像更新手段は、符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零である静止領域符号化ブロックに対しては、前記復元手段にて取得した解像度が低解像度のときに、逆量子化/逆直交変換の機能により再生された予測誤差信号の解像度を高解像度に変換し、変換後の再生予測誤差信号を、前記高解像度画像蓄積手段に蓄積されている対応ブロックの画像に加算することを特徴とする請求項1記載の動画像復号化装置。
  3. 動画像の復号化処理を行う動画像復号化方法において、
    受信した画像情報が低解像度か高解像度かを示す情報を取得し、
    復号化された復号画像を高解像度画像蓄積手段に高解像度で蓄積し、
    復号化された復号画像を低解像度画像蓄積手段に低解像度で蓄積し、
    取得された解像度が高解像度から低解像度に変化したときのみ、前記高解像度画像蓄積手段に蓄積されている復号画像を取得し、低解像度に変換して、前記低解像度画像蓄積手段に蓄え、
    取得された解像度が低解像度の場合に、非符号化ブロックの復号化処理時には、復号化ブロックに対応する領域の、前記高解像度画像蓄積手段に蓄積されている高解像度画像のブロックの画像は維持したままとし、符号化ブロックの復号化処理時には、前記低解像度画像蓄積手段に蓄積された低解像度のブロック画像を高解像度に変換して、前記高解像度画像を構成している対応するブロックを、低解像度から高解像度に変換された前記ブロック画像で置き換え、
    取得された解像度が低解像度の場合には、前記低解像度画像蓄積手段に蓄積された画像を用いて予測復号化を行い、取得された解像度が高解像度の場合には、前記高解像度画像蓄積手段に蓄積された画像を用いて予測復号化を行って、復号画像として常に前記高解像度画像蓄積手段の画像を出力する、
    ことを特徴とする動画像復号化方法。
  4. 符号化が行われ、かつ、動きベクトルが零である静止領域符号化ブロックに対しては、解像度が低解像度ときに、逆量子化/逆直交変換の機能により再生された予測誤差信号の解像度を高解像度に変換し、変換後の再生予測誤差信号を、蓄積されている高解像度画像の対応ブロックの画像に加算することを特徴とする請求項3記載の動画像復号化方法。
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